JPH0971283A - フロントフォークの衝撃減衰調整機構 - Google Patents
フロントフォークの衝撃減衰調整機構Info
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- JPH0971283A JPH0971283A JP25547995A JP25547995A JPH0971283A JP H0971283 A JPH0971283 A JP H0971283A JP 25547995 A JP25547995 A JP 25547995A JP 25547995 A JP25547995 A JP 25547995A JP H0971283 A JPH0971283 A JP H0971283A
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- throttle valve
- operating rod
- axial direction
- piston
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Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 title claims description 8
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 37
- 238000005538 encapsulation Methods 0.000 claims description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 7
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 組み立て作業が容易にできるフロントフォー
クの衝撃減衰調整機構を提供する。 【解決手段】 ピストン26により両チューブ21,2
2内の密閉空間24を第1室34と第2室35とに区画
し、同上ピストン26に絞り孔42を形成する。上記ピ
ストン26に支承されて上記絞り孔42の開度を可変と
する絞り弁43を設ける。この絞り弁43に流体通路4
5を形成する。同上絞り弁43に係合孔47を形成す
る。一端側が上記係合孔47に軸方向で嵌脱自在に嵌入
し、他端側がインナチューブ21に着脱自在に固着され
る操作ロッド48を設ける。上記操作ロッド48の回動
に伴って上記絞り弁43が回動するようにする。上記操
作ロッド48の一端側の先端56を、上記流体通路45
に嵌入不能とする。
クの衝撃減衰調整機構を提供する。 【解決手段】 ピストン26により両チューブ21,2
2内の密閉空間24を第1室34と第2室35とに区画
し、同上ピストン26に絞り孔42を形成する。上記ピ
ストン26に支承されて上記絞り孔42の開度を可変と
する絞り弁43を設ける。この絞り弁43に流体通路4
5を形成する。同上絞り弁43に係合孔47を形成す
る。一端側が上記係合孔47に軸方向で嵌脱自在に嵌入
し、他端側がインナチューブ21に着脱自在に固着され
る操作ロッド48を設ける。上記操作ロッド48の回動
に伴って上記絞り弁43が回動するようにする。上記操
作ロッド48の一端側の先端56を、上記流体通路45
に嵌入不能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車等にお
ける前輪を車体フレーム側に支承させるフロントフォー
クに関し、より詳しくは、このフロントフォークが走行
路面から受ける衝撃を減衰させる際に、その減衰特性を
任意に調整可能とさせる衝撃減衰調整機構に関するもの
である。
ける前輪を車体フレーム側に支承させるフロントフォー
クに関し、より詳しくは、このフロントフォークが走行
路面から受ける衝撃を減衰させる際に、その減衰特性を
任意に調整可能とさせる衝撃減衰調整機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】上記フロントフォークの衝撃減衰調整機
構には、従来、実公昭63‐7589号公報で示される
ものがある。
構には、従来、実公昭63‐7589号公報で示される
ものがある。
【0003】これによれば、フロントフォークが同一の
軸心上に設けられるインナチューブとアウタチューブと
を備えている。これら両チューブの各一端部側は軸方向
で互いに摺動自在に嵌合し、この嵌合状態の両チューブ
内が油と空気とで構成される流体封入用の密閉空間とさ
れ、この密閉空間にピストンが嵌入されている。上記ピ
ストンは上記両チューブのうちいずれか一方のチューブ
の他端部に固定され、同上ピストンにより上記密閉空間
が第1室と第2室とに区画されている。同上ピストンに
は上記第1、第2室を互いに連通させる絞り孔が形成さ
れている。
軸心上に設けられるインナチューブとアウタチューブと
を備えている。これら両チューブの各一端部側は軸方向
で互いに摺動自在に嵌合し、この嵌合状態の両チューブ
内が油と空気とで構成される流体封入用の密閉空間とさ
れ、この密閉空間にピストンが嵌入されている。上記ピ
ストンは上記両チューブのうちいずれか一方のチューブ
の他端部に固定され、同上ピストンにより上記密閉空間
が第1室と第2室とに区画されている。同上ピストンに
は上記第1、第2室を互いに連通させる絞り孔が形成さ
れている。
【0004】上記軸心回りに回動自在となるよう上記ピ
ストンに支承されてその回動で上記絞り孔の開度を可変
とする絞り弁が設けられている。また、この絞り弁には
その軸方向に貫通する流体通路が形成されている。
ストンに支承されてその回動で上記絞り孔の開度を可変
とする絞り弁が設けられている。また、この絞り弁には
その軸方向に貫通する流体通路が形成されている。
【0005】同上絞り弁には軸方向に貫通する係合孔が
形成され、上記軸方向に延びてその一端側が上記係合孔
に軸方向で嵌脱自在に嵌入し、他端側が上記両チューブ
のうち他方のチューブの他端部に着脱自在に固着される
操作ロッドが設けられ、上記軸心回りでの上記操作ロッ
ドの回動に伴って上記絞り弁が同上軸心回りで回動する
こととされている。
形成され、上記軸方向に延びてその一端側が上記係合孔
に軸方向で嵌脱自在に嵌入し、他端側が上記両チューブ
のうち他方のチューブの他端部に着脱自在に固着される
操作ロッドが設けられ、上記軸心回りでの上記操作ロッ
ドの回動に伴って上記絞り弁が同上軸心回りで回動する
こととされている。
【0006】また、上記両チューブを互いに引き離して
両チューブの全長を伸長させるよう付勢するばねが設け
られている。
両チューブの全長を伸長させるよう付勢するばねが設け
られている。
【0007】自動二輪車におけるフロントフォークに
は、インナチューブを上側に、アウタチューブを下側に
配置し、上記インナチューブの上端部側をステアリング
シャフト等を介して車体フレームの前端部に支承させ、
一方、上記アウタチューブの下端部に前車輪を支承させ
たものがある。
は、インナチューブを上側に、アウタチューブを下側に
配置し、上記インナチューブの上端部側をステアリング
シャフト等を介して車体フレームの前端部に支承させ、
一方、上記アウタチューブの下端部に前車輪を支承させ
たものがある。
【0008】上記の場合、自動二輪車が路面上を走行し
て、この路面から衝撃を受けるとき、この衝撃により、
上記両チューブはばねに抗して互いに摺動してこの両チ
ューブの全長が収縮しようとする。この際、第1室と第
2室のうちいずれか一方の室の容積が収縮し、他方の室
の容積が拡大し、これにより、流体がピストンの絞り孔
を通過させられる。そして、このときの流体の流動抵抗
により、上記衝撃が減衰させられるようになっている。
て、この路面から衝撃を受けるとき、この衝撃により、
上記両チューブはばねに抗して互いに摺動してこの両チ
ューブの全長が収縮しようとする。この際、第1室と第
2室のうちいずれか一方の室の容積が収縮し、他方の室
の容積が拡大し、これにより、流体がピストンの絞り孔
を通過させられる。そして、このときの流体の流動抵抗
により、上記衝撃が減衰させられるようになっている。
【0009】また、上記操作ロッドを操作して絞り弁を
回動させ、これにより、上記絞り孔の開度を変えれば、
上記流動抵抗が変化する。これにより、上記衝撃の減衰
特性が任意に調整されるようになっている。
回動させ、これにより、上記絞り孔の開度を変えれば、
上記流動抵抗が変化する。これにより、上記衝撃の減衰
特性が任意に調整されるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記フロン
トフォークの組み立て作業において、上記操作ロッドの
一端側の先端を絞り弁の係合孔に嵌入させようとする際
には、まず、操作ロッドの先端を他方のチューブの他端
部側からその内部に差し込み、次に、上記操作ロッドの
他端側を作業者が把持して、同上操作ロッドの上記先端
を上記係合孔に嵌入させる。
トフォークの組み立て作業において、上記操作ロッドの
一端側の先端を絞り弁の係合孔に嵌入させようとする際
には、まず、操作ロッドの先端を他方のチューブの他端
部側からその内部に差し込み、次に、上記操作ロッドの
他端側を作業者が把持して、同上操作ロッドの上記先端
を上記係合孔に嵌入させる。
【0011】しかし、上記係合孔に操作ロッドの先端を
嵌入させる場合において、上記両チューブは長細いもの
であり、上記係合孔に対する操作ロッドの先端の嵌合時
の状態を上記他方のチューブの他端部側から視認するこ
とは困難である。しかも、上記操作ロッドの先端は先細
となっており、このため、上記操作ロッドの先端が前記
流体通路に誤って嵌入してしまうおそれがある。
嵌入させる場合において、上記両チューブは長細いもの
であり、上記係合孔に対する操作ロッドの先端の嵌合時
の状態を上記他方のチューブの他端部側から視認するこ
とは困難である。しかも、上記操作ロッドの先端は先細
となっており、このため、上記操作ロッドの先端が前記
流体通路に誤って嵌入してしまうおそれがある。
【0012】よって、上記係合孔に操作ロッドの先端を
円滑に嵌入させることは容易でなく、つまり、上記フロ
ントフォークの衝撃減衰調整機構の組み立て作業が煩雑
となっている。
円滑に嵌入させることは容易でなく、つまり、上記フロ
ントフォークの衝撃減衰調整機構の組み立て作業が煩雑
となっている。
【0013】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、組み立て作業が容易にできるフロントフ
ォークの衝撃減衰調整機構の提供を課題とする。
されたもので、組み立て作業が容易にできるフロントフ
ォークの衝撃減衰調整機構の提供を課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明のフロントフォークの衝撃減衰調整機構は、次
の如くである。
の本発明のフロントフォークの衝撃減衰調整機構は、次
の如くである。
【0015】なお、この「課題を解決するための手段」
の項において、下記した( )内の用語は、特許請求の
範囲の用語に対応するものである。
の項において、下記した( )内の用語は、特許請求の
範囲の用語に対応するものである。
【0016】請求項1の発明は、同一の軸心18上にイ
ンナチューブ21とアウタチューブ22とを設け、これ
ら両チューブ21,22の各一端部側を軸方向で互いに
摺動自在に嵌合させ、この嵌合状態の両チューブ21,
22内を流体23封入用の密閉空間24とし、この密閉
空間24にピストン26を嵌入し、このピストン26を
上記両チューブ21,22のうちアウタチューブ(一方
のチューブ)22の他端部に固定し、同上ピストン26
により上記密閉空間24を第1室34と第2室35とに
区画し、同上ピストン26に上記第1、第2室34,3
5を互いに連通させる絞り孔42を形成し、上記軸心1
8回りに回動自在となるよう上記ピストン26に支承さ
れてその回動で上記絞り孔42の開度を可変とする絞り
弁43を設け、この絞り弁43にその軸方向に貫通する
流体通路45を形成し、同上絞り弁43に係合孔47を
形成し、上記軸方向に延びてその一端側が上記係合孔4
7に軸方向で嵌脱自在に嵌入し、他端側が上記両チュー
ブ21,22のいずれかのチューブの他端部に着脱自在
に固着される操作ロッド48を設け、上記軸心18回り
での上記操作ロッド48の回動に伴って上記絞り弁43
が同上軸心18回りで回動するようにした場合におい
て、上記軸方向で、上記操作ロッド48の一端側の先端
56を、上記流体通路45に嵌入不能としたものであ
る。
ンナチューブ21とアウタチューブ22とを設け、これ
ら両チューブ21,22の各一端部側を軸方向で互いに
摺動自在に嵌合させ、この嵌合状態の両チューブ21,
22内を流体23封入用の密閉空間24とし、この密閉
空間24にピストン26を嵌入し、このピストン26を
上記両チューブ21,22のうちアウタチューブ(一方
のチューブ)22の他端部に固定し、同上ピストン26
により上記密閉空間24を第1室34と第2室35とに
区画し、同上ピストン26に上記第1、第2室34,3
5を互いに連通させる絞り孔42を形成し、上記軸心1
8回りに回動自在となるよう上記ピストン26に支承さ
れてその回動で上記絞り孔42の開度を可変とする絞り
弁43を設け、この絞り弁43にその軸方向に貫通する
流体通路45を形成し、同上絞り弁43に係合孔47を
形成し、上記軸方向に延びてその一端側が上記係合孔4
7に軸方向で嵌脱自在に嵌入し、他端側が上記両チュー
ブ21,22のいずれかのチューブの他端部に着脱自在
に固着される操作ロッド48を設け、上記軸心18回り
での上記操作ロッド48の回動に伴って上記絞り弁43
が同上軸心18回りで回動するようにした場合におい
て、上記軸方向で、上記操作ロッド48の一端側の先端
56を、上記流体通路45に嵌入不能としたものであ
る。
【0017】請求項2の発明は、上記請求項1の発明に
加えて、絞り弁43における操作ロッド48の他端側の
端面57を、その径方向で係合孔47に向うに従い同上
操作ロッド48の他端側から離れるよう傾斜する傾斜面
としたものである。
加えて、絞り弁43における操作ロッド48の他端側の
端面57を、その径方向で係合孔47に向うに従い同上
操作ロッド48の他端側から離れるよう傾斜する傾斜面
としたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
により説明する。
【0019】(第1の実施の形態)
【0020】図1から図6は、第1の実施の形態を示し
ている。
ている。
【0021】図2において、符号1は、鞍乗型車両であ
る自動二輪車で、矢印Frはその前方を示し、下記する
左右とは上記前方に向っての車幅方向をいうものとす
る。
る自動二輪車で、矢印Frはその前方を示し、下記する
左右とは上記前方に向っての車幅方向をいうものとす
る。
【0022】上記自動二輪車1の車体フレーム2は、そ
の前端部にヘッドパイプ3を有し、このヘッドパイプ3
から後下方に向って主フレーム4が延びている。上記ヘ
ッドパイプ3の軸心6は前下方に向って延び、この軸心
6回りに回動自在(操向自在)となるよう上記ヘッドパ
イプ3にフロントフォーク7が支承されている。このフ
ロントフォーク7の下端部には車軸8を介して前車輪9
が支承され、上記フロントフォーク7の上端部には、バ
ー式のハンドル10が取り付けられている。
の前端部にヘッドパイプ3を有し、このヘッドパイプ3
から後下方に向って主フレーム4が延びている。上記ヘ
ッドパイプ3の軸心6は前下方に向って延び、この軸心
6回りに回動自在(操向自在)となるよう上記ヘッドパ
イプ3にフロントフォーク7が支承されている。このフ
ロントフォーク7の下端部には車軸8を介して前車輪9
が支承され、上記フロントフォーク7の上端部には、バ
ー式のハンドル10が取り付けられている。
【0023】なお、図示しないが、上記車体フレーム2
の後端部には後車輪が支承され、この後車輪は、同上車
体フレーム2に支持されたエンジンで駆動可能とされ、
この駆動で、上記自動二輪車1は路面12上を走行可能
とされている。
の後端部には後車輪が支承され、この後車輪は、同上車
体フレーム2に支持されたエンジンで駆動可能とされ、
この駆動で、上記自動二輪車1は路面12上を走行可能
とされている。
【0024】上記フロントフォーク7は、ヘッドパイプ
3と同じ軸心6上でこのヘッドパイプ3に嵌入されるス
テアリングシャフト14を有し、このステアリングシャ
フト14は上記軸心6回りに回動自在となるよう上記ヘ
ッドパイプ3に支承されている。上記ステアリングシャ
フト14の上、下端部からそれぞれ左右にアッパブラケ
ット15とロアブラケット16とが突設され、これらア
ッパブラケット15とロアブラケット16の左右各突出
端にそれぞれフォークチューブ17が支持されている。
これら各フォークチューブ17の軸心18,18は上記
ヘッドパイプ3の軸心6と互いに平行とされている。上
記左右の各軸心18,18の各下端部に前記車軸8が架
設され、この車軸8に前記前車輪9が支承されている。
3と同じ軸心6上でこのヘッドパイプ3に嵌入されるス
テアリングシャフト14を有し、このステアリングシャ
フト14は上記軸心6回りに回動自在となるよう上記ヘ
ッドパイプ3に支承されている。上記ステアリングシャ
フト14の上、下端部からそれぞれ左右にアッパブラケ
ット15とロアブラケット16とが突設され、これらア
ッパブラケット15とロアブラケット16の左右各突出
端にそれぞれフォークチューブ17が支持されている。
これら各フォークチューブ17の軸心18,18は上記
ヘッドパイプ3の軸心6と互いに平行とされている。上
記左右の各軸心18,18の各下端部に前記車軸8が架
設され、この車軸8に前記前車輪9が支承されている。
【0025】図1〜6において、上記左右フォークチュ
ーブ17,17は互いに同形同大である。そこで、左側
のフォークチューブ17について主に説明する。
ーブ17,17は互いに同形同大である。そこで、左側
のフォークチューブ17について主に説明する。
【0026】上記フォークチューブ17は、上記軸心1
8上に位置する断面円形のインナチューブ21とアウタ
チューブ22とを備え、上記インナチューブ21はアウ
タチューブ22よりも上側に位置している。上記インナ
チューブ21の一端部(下端部)側と、上記アウタチュ
ーブ22の一端部(上端部)側とがその軸方向で互いに
摺動自在に嵌合させられている。この嵌合状態のインナ
チューブ21とアウタチューブ22の内部は油と空気と
による流体23封入用の密閉空間24とされ、この密閉
空間24は上記軸心18と同じ軸心を有するほぼ円柱状
の空間となっている。
8上に位置する断面円形のインナチューブ21とアウタ
チューブ22とを備え、上記インナチューブ21はアウ
タチューブ22よりも上側に位置している。上記インナ
チューブ21の一端部(下端部)側と、上記アウタチュ
ーブ22の一端部(上端部)側とがその軸方向で互いに
摺動自在に嵌合させられている。この嵌合状態のインナ
チューブ21とアウタチューブ22の内部は油と空気と
による流体23封入用の密閉空間24とされ、この密閉
空間24は上記軸心18と同じ軸心を有するほぼ円柱状
の空間となっている。
【0027】上記密閉空間24にピストン26が嵌入さ
れている。このピストン26はインナチューブ21の軸
方向の中途部に嵌入される円筒状のピストン本体27
と、このピストン本体27から上記インナチューブ21
とアウタチューブ22のうち一方のチューブであるアウ
タチューブ22の他端部(下端部)に向って一体的に延
びる断面円形の支持パイプ28と、この支持パイプ28
を上記アウタチューブ22の他端部(下端部)にボルト
である締結具29によって着脱自在に固定させる締結具
29とで構成されている。上記ピストン本体27、支持
パイプ28、および締結具29は上記軸心18上に位置
している。
れている。このピストン26はインナチューブ21の軸
方向の中途部に嵌入される円筒状のピストン本体27
と、このピストン本体27から上記インナチューブ21
とアウタチューブ22のうち一方のチューブであるアウ
タチューブ22の他端部(下端部)に向って一体的に延
びる断面円形の支持パイプ28と、この支持パイプ28
を上記アウタチューブ22の他端部(下端部)にボルト
である締結具29によって着脱自在に固定させる締結具
29とで構成されている。上記ピストン本体27、支持
パイプ28、および締結具29は上記軸心18上に位置
している。
【0028】上記支持パイプ28はピストン本体27よ
りも径寸法が小さくされ、上記インナチューブ21の下
端部側の内周面と、上記支持パイプ28の軸方向の中途
部の外周面との間には環状のチェック弁30が介設さ
れ、このチェック弁30を上記インナチューブ21と共
にその軸方向に移動させるよう、このインナチューブ2
1に支持させるばね31が設けられている。
りも径寸法が小さくされ、上記インナチューブ21の下
端部側の内周面と、上記支持パイプ28の軸方向の中途
部の外周面との間には環状のチェック弁30が介設さ
れ、このチェック弁30を上記インナチューブ21と共
にその軸方向に移動させるよう、このインナチューブ2
1に支持させるばね31が設けられている。
【0029】上記ピストン26により、上記密閉空間2
4が第1室34と第2室35とに区画されている。上記
第1室34は上記ピストン本体27よりも上方のインナ
チューブ21内の第1内部空間36、ピストン本体27
内の第2内部空間37、支持パイプ28内の第3内部空
間38、およびチェック弁30よりも下方のアウタチュ
ーブ22内の第4内部空間39とで構成されている。上
記第1内部空間36、第2内部空間37、および第3内
部空間38は互いに連通し、上記第3内部空間38と第
4内部空間39は上記支持パイプ28に形成された連通
孔40を通して互いに連通している。
4が第1室34と第2室35とに区画されている。上記
第1室34は上記ピストン本体27よりも上方のインナ
チューブ21内の第1内部空間36、ピストン本体27
内の第2内部空間37、支持パイプ28内の第3内部空
間38、およびチェック弁30よりも下方のアウタチュ
ーブ22内の第4内部空間39とで構成されている。上
記第1内部空間36、第2内部空間37、および第3内
部空間38は互いに連通し、上記第3内部空間38と第
4内部空間39は上記支持パイプ28に形成された連通
孔40を通して互いに連通している。
【0030】上記第2室35は、インナチューブ21、
ピストン本体27、支持パイプ28、およびチェック弁
30で囲まれた平面視で円環状の空間で形成され、この
チェック弁30は上記第4内部空間39から上記第2室
35への流体の流動のみを許容する。
ピストン本体27、支持パイプ28、およびチェック弁
30で囲まれた平面視で円環状の空間で形成され、この
チェック弁30は上記第4内部空間39から上記第2室
35への流体の流動のみを許容する。
【0031】上記第1室34と第2室35とを互いに連
通させる絞り孔42が上記ピストン26の支持パイプ2
8の一部に形成されている。また、上記ピストン本体2
7内の第2内部空間37に嵌入されて、上記軸心18回
りに回動自在とされる絞り弁43が設けられている。こ
の絞り弁43の外周面には切り欠き44が形成されてお
り、この切り欠き44は絞り弁43の周方向の各部で形
状が互いに異なっている。そして、上記絞り弁43を上
記軸心18回りに回動させれば、上記切り欠き44の一
部が上記絞り孔42に対応し、この絞り孔42の開度が
調整可能とされている。
通させる絞り孔42が上記ピストン26の支持パイプ2
8の一部に形成されている。また、上記ピストン本体2
7内の第2内部空間37に嵌入されて、上記軸心18回
りに回動自在とされる絞り弁43が設けられている。こ
の絞り弁43の外周面には切り欠き44が形成されてお
り、この切り欠き44は絞り弁43の周方向の各部で形
状が互いに異なっている。そして、上記絞り弁43を上
記軸心18回りに回動させれば、上記切り欠き44の一
部が上記絞り孔42に対応し、この絞り孔42の開度が
調整可能とされている。
【0032】また、上記絞り弁43には、その軸方向に
貫通する流体通路45が形成されている。この流体通路
45は上記第1内部空間36と支持パイプ28の第3内
部空間38とを互いに連通させ、つまり、第1室34が
上記絞り弁43によって区画されないこととされてい
る。
貫通する流体通路45が形成されている。この流体通路
45は上記第1内部空間36と支持パイプ28の第3内
部空間38とを互いに連通させ、つまり、第1室34が
上記絞り弁43によって区画されないこととされてい
る。
【0033】上記軸心18上で、絞り弁43にはその軸
方向に貫通する断面形状が矩形の係合孔47が形成され
ている。上記第1内部空間36には操作ロッド48が収
容されている。この操作ロッド48は、フォークチュー
ブ17の軸方向に延びてその一端側(下端側)が上記係
合孔47に軸方向で嵌脱自在に嵌入され、他端側が上記
インナチューブ21とアウタチューブ22のうち他方の
チューブであるインナチューブ21の他端部(上端部)
に着脱自在に固着されている。
方向に貫通する断面形状が矩形の係合孔47が形成され
ている。上記第1内部空間36には操作ロッド48が収
容されている。この操作ロッド48は、フォークチュー
ブ17の軸方向に延びてその一端側(下端側)が上記係
合孔47に軸方向で嵌脱自在に嵌入され、他端側が上記
インナチューブ21とアウタチューブ22のうち他方の
チューブであるインナチューブ21の他端部(上端部)
に着脱自在に固着されている。
【0034】上記操作ロッド48は、断面矩形で上記係
合孔47に軸方向に摺動自在に嵌入するロッド本体49
と、このロッド本体49を軸心18回りで回動自在に支
承すると共に上記インナチューブ21の上端部に着脱自
在に締結させる締結部50とで構成されている。上記ロ
ッド本体49の回動は六角スパナである手動工具52に
より、軸心18回りに任意に可能とされている。そし
て、上記手動工具52により軸心18回りに操作ロッド
48を回動させれば、これに伴って上記絞り弁43が同
上軸心18回りに回動し、前記したように絞り孔42の
開度が調整される。
合孔47に軸方向に摺動自在に嵌入するロッド本体49
と、このロッド本体49を軸心18回りで回動自在に支
承すると共に上記インナチューブ21の上端部に着脱自
在に締結させる締結部50とで構成されている。上記ロ
ッド本体49の回動は六角スパナである手動工具52に
より、軸心18回りに任意に可能とされている。そし
て、上記手動工具52により軸心18回りに操作ロッド
48を回動させれば、これに伴って上記絞り弁43が同
上軸心18回りに回動し、前記したように絞り孔42の
開度が調整される。
【0035】上記絞り弁43の各回動位置を節度的に定
める位置決め手段53が設けられている。
める位置決め手段53が設けられている。
【0036】上記インナチューブ21とアウタチューブ
22とを互いに引き離してフォークチューブ17を伸長
させるよう弾性的に付勢するコイルスプリング状のばね
55が設けられている。
22とを互いに引き離してフォークチューブ17を伸長
させるよう弾性的に付勢するコイルスプリング状のばね
55が設けられている。
【0037】図1〜3は、上記フォークチューブ17が
最大に伸長した状態を示し、このとき、上記第1室34
の容積は最大に拡大し、これとは逆に、第2室35の容
積は最小に収縮する。
最大に伸長した状態を示し、このとき、上記第1室34
の容積は最大に拡大し、これとは逆に、第2室35の容
積は最小に収縮する。
【0038】上記インナチューブ21の他端部(上端
部)は、前記ステアリングシャフト14にアッパブラケ
ット15、およびロアブラケット16を介して支持さ
れ、アウタチューブ22の他端部(下端部)には前記し
たように車軸8を介して前車輪9が支承されている。
部)は、前記ステアリングシャフト14にアッパブラケ
ット15、およびロアブラケット16を介して支持さ
れ、アウタチューブ22の他端部(下端部)には前記し
たように車軸8を介して前車輪9が支承されている。
【0039】そして、自動二輪車1が路面12上を走行
して、この路面12から衝撃を受けるとき、この衝撃に
より、上記インナチューブ21とアウタチューブ22と
は上記ばね55に抗して互いに摺動して、両フォークチ
ューブ17,17の全長が収縮しようとする。この際、
第1室34と第2室35のうちいずれか一方の室である
第1室34の容積が収縮し、他方の室である第2室35
の容積が拡大し、これにより、流体23である油は、図
1中矢印で示すようにチェック弁30と、ピストン26
の絞り孔42を通過させられる。そして、これらチェッ
ク弁30と絞り孔42を通過するときの流体23の流動
抵抗により、上記衝撃が減衰させられる。
して、この路面12から衝撃を受けるとき、この衝撃に
より、上記インナチューブ21とアウタチューブ22と
は上記ばね55に抗して互いに摺動して、両フォークチ
ューブ17,17の全長が収縮しようとする。この際、
第1室34と第2室35のうちいずれか一方の室である
第1室34の容積が収縮し、他方の室である第2室35
の容積が拡大し、これにより、流体23である油は、図
1中矢印で示すようにチェック弁30と、ピストン26
の絞り孔42を通過させられる。そして、これらチェッ
ク弁30と絞り孔42を通過するときの流体23の流動
抵抗により、上記衝撃が減衰させられる。
【0040】また、上記操作ロッド48を操作して絞り
弁43を回動させ、これにより、上記絞り孔42の開度
を変えれば、上記流動抵抗が変化する。これにより、上
記衝撃の減衰特性が任意に調整される。
弁43を回動させ、これにより、上記絞り孔42の開度
を変えれば、上記流動抵抗が変化する。これにより、上
記衝撃の減衰特性が任意に調整される。
【0041】次に、上記衝撃が去った後には、上記各フ
ォークチューブ17は各ばね55の付勢力により、再び
伸長しようとして、上記第1室34の容積が拡大する一
方、第2室35の容積が収縮しようとし、この際、チェ
ック弁30は流体23を流動させないが、絞り孔42で
は図1の矢印とは逆に流体23を流動させ、元の状態に
戻る。
ォークチューブ17は各ばね55の付勢力により、再び
伸長しようとして、上記第1室34の容積が拡大する一
方、第2室35の容積が収縮しようとし、この際、チェ
ック弁30は流体23を流動させないが、絞り孔42で
は図1の矢印とは逆に流体23を流動させ、元の状態に
戻る。
【0042】図1、4、5において、上記フォークチュ
ーブ17の軸方向で、上記操作ロッド48の一端側(下
端側)の先端56は、上記流体通路45に嵌入不能とさ
れている。より具体的には、平面視で、上記流体通路4
5の幅寸法よりも上記先端56の一辺の寸法がより大き
く形成されている。
ーブ17の軸方向で、上記操作ロッド48の一端側(下
端側)の先端56は、上記流体通路45に嵌入不能とさ
れている。より具体的には、平面視で、上記流体通路4
5の幅寸法よりも上記先端56の一辺の寸法がより大き
く形成されている。
【0043】また、上記絞り弁43における操作ロッド
48の他端(上端)側の端面57は、その径方向で、上
記係合孔47に向うに従い同上操作ロッド48の他端側
から離れるよう傾斜する傾斜面とされている。即ち、上
記インナチューブ21の上面はすり鉢形状とされて、そ
の底部に上記係合孔47が位置している。
48の他端(上端)側の端面57は、その径方向で、上
記係合孔47に向うに従い同上操作ロッド48の他端側
から離れるよう傾斜する傾斜面とされている。即ち、上
記インナチューブ21の上面はすり鉢形状とされて、そ
の底部に上記係合孔47が位置している。
【0044】上記フロントフォーク7のフォークチュー
ブ17の組み立て作業において、上記操作ロッド48の
一端側(下端側)の先端56を上記係合孔47に嵌入さ
せようとする際には、まず、上記操作ロッド48を図3
中二点鎖線で示すようにインナチューブ21の上方に位
置させ、ここから、図3中二点鎖線矢印のように上記操
作ロッド48の先端56を上記インナチューブ21の第
1内部空間36に差し込む。
ブ17の組み立て作業において、上記操作ロッド48の
一端側(下端側)の先端56を上記係合孔47に嵌入さ
せようとする際には、まず、上記操作ロッド48を図3
中二点鎖線で示すようにインナチューブ21の上方に位
置させ、ここから、図3中二点鎖線矢印のように上記操
作ロッド48の先端56を上記インナチューブ21の第
1内部空間36に差し込む。
【0045】図1、4中一点鎖線で示すように、上記操
作ロッド48の先端56を、上記絞り弁43の端面57
に当接させる。この際、上記操作ロッド48の先端56
は上記絞り弁43の流体通路45には嵌入不能とされて
いるため、上記操作ロッド48の先端56が上記流体通
路45に誤って嵌入させられることは防止される。
作ロッド48の先端56を、上記絞り弁43の端面57
に当接させる。この際、上記操作ロッド48の先端56
は上記絞り弁43の流体通路45には嵌入不能とされて
いるため、上記操作ロッド48の先端56が上記流体通
路45に誤って嵌入させられることは防止される。
【0046】よって、上記係合孔47に操作ロッド48
の先端56を嵌入させようとするときの状態を、上記イ
ンナチューブ21の他端部(上端部)側から視認するこ
とが困難であるとしても、この作業において、上記操作
ロッド48の先端56がともかく何らかに嵌合すれば、
これは、上記操作ロッド48の先端56が係合孔47に
嵌入したことを意味するのであり、このため、上記係合
孔47への操作ロッド48の先端56の嵌入作業は円滑
にできる。
の先端56を嵌入させようとするときの状態を、上記イ
ンナチューブ21の他端部(上端部)側から視認するこ
とが困難であるとしても、この作業において、上記操作
ロッド48の先端56がともかく何らかに嵌合すれば、
これは、上記操作ロッド48の先端56が係合孔47に
嵌入したことを意味するのであり、このため、上記係合
孔47への操作ロッド48の先端56の嵌入作業は円滑
にできる。
【0047】また、前記したように、絞り弁43におけ
るインナチューブ21の他端部(上端部)側の端面57
は、その径方向で係合孔47に向うに従い上記インナチ
ューブ21の他端部(上端部)から離れるよう傾斜する
傾斜面とされている。
るインナチューブ21の他端部(上端部)側の端面57
は、その径方向で係合孔47に向うに従い上記インナチ
ューブ21の他端部(上端部)から離れるよう傾斜する
傾斜面とされている。
【0048】このため、インナチューブ21の他端部
(上端部)側からみて、上記絞り弁43の端面57は、
係合孔47に向って傾斜することとなる。
(上端部)側からみて、上記絞り弁43の端面57は、
係合孔47に向って傾斜することとなる。
【0049】よって、フロントフォーク7の組み立て作
業において、操作ロッド48の先端56をインナチュー
ブ21の他端部(上端部)側に嵌入させ、上記操作ロッ
ド48の先端56を上記絞り弁43の端面57に当接さ
せたとき、上記操作ロッド48の先端56は上記絞り弁
43の端面57に案内されて上記係合孔47に向わされ
ることとなり、この係合孔47に対する上記操作ロッド
48の先端56の嵌入はより円滑になされる。
業において、操作ロッド48の先端56をインナチュー
ブ21の他端部(上端部)側に嵌入させ、上記操作ロッ
ド48の先端56を上記絞り弁43の端面57に当接さ
せたとき、上記操作ロッド48の先端56は上記絞り弁
43の端面57に案内されて上記係合孔47に向わされ
ることとなり、この係合孔47に対する上記操作ロッド
48の先端56の嵌入はより円滑になされる。
【0050】なお、以上は図示の例によるが、アウタチ
ューブ22の下端側から操作ロッド48の一端側の先端
56を挿入させて係合孔47に嵌入させ、同上操作ロッ
ド48の他端側を同上アウタチューブ22の下端部に固
着させるようにしてもよく、この場合には、絞り弁43
と操作ロッド48はその軸方向で相対的に移動しないた
め、上記係合孔47は貫通孔でなく、下方に向って開口
する有底の孔であってもよい。
ューブ22の下端側から操作ロッド48の一端側の先端
56を挿入させて係合孔47に嵌入させ、同上操作ロッ
ド48の他端側を同上アウタチューブ22の下端部に固
着させるようにしてもよく、この場合には、絞り弁43
と操作ロッド48はその軸方向で相対的に移動しないた
め、上記係合孔47は貫通孔でなく、下方に向って開口
する有底の孔であってもよい。
【0051】また、上記操作ロッド48のロッド本体4
9の断面形状は三角形や半円形であってもよい。
9の断面形状は三角形や半円形であってもよい。
【0052】また、インナチューブ21とアウタチュー
ブ22はその上下を逆にして、インナチューブ21の他
端部(下端部)に前車輪9を支承させ、アウタチューブ
22の他端部(上端部)を車体フレーム2に支持させる
ようにしてもよい。また、上記ピストン26をインナチ
ューブ21に固定し、操作ロッド48をアウタチューブ
22に固着させてもよい。
ブ22はその上下を逆にして、インナチューブ21の他
端部(下端部)に前車輪9を支承させ、アウタチューブ
22の他端部(上端部)を車体フレーム2に支持させる
ようにしてもよい。また、上記ピストン26をインナチ
ューブ21に固定し、操作ロッド48をアウタチューブ
22に固着させてもよい。
【0053】(第2の実施の形態)
【0054】図7〜10は、第2の実施の形態を示して
いる。
いる。
【0055】これによれば、絞り弁43の端面57に突
起60が形成され、一方、ピストン本体27の上縁の一
部にストッパ61が形成されている。
起60が形成され、一方、ピストン本体27の上縁の一
部にストッパ61が形成されている。
【0056】操作ロッド48の操作により、絞り弁43
を軸心18回りの一方向に回動させて、上記突起60を
ストッパ61に当接させれば、絞り孔42の開度が最大
となり、一方、同上操作ロッド48の操作により、上記
絞り弁43を軸心18回りの逆方向に回動させれば、上
記突起60がストッパ61に再び当接するまでの間、上
記絞り孔42の開度が漸減するようになっている。
を軸心18回りの一方向に回動させて、上記突起60を
ストッパ61に当接させれば、絞り孔42の開度が最大
となり、一方、同上操作ロッド48の操作により、上記
絞り弁43を軸心18回りの逆方向に回動させれば、上
記突起60がストッパ61に再び当接するまでの間、上
記絞り孔42の開度が漸減するようになっている。
【0057】この実施の形態によれば、絞り弁43が見
えなくても、絞り孔42の開度の調整が操作ロッド48
の操作によって適確にできる。
えなくても、絞り孔42の開度の調整が操作ロッド48
の操作によって適確にできる。
【0058】他の構成や作用は前記した第1の実施の形
態と同様であるため、図面に共通の符号を付してその説
明を省略する。
態と同様であるため、図面に共通の符号を付してその説
明を省略する。
【0059】(第3の実施の形態)
【0060】図11は、第3の実施の形態を示してい
る。
る。
【0061】これによれば、流体通路45は断面が円形
とされており、これら流体通路45は単純な形状のた
め、その分、絞り弁43の成形が容易にできることとな
っている。
とされており、これら流体通路45は単純な形状のた
め、その分、絞り弁43の成形が容易にできることとな
っている。
【0062】他の構成や作用は前記した第1の実施の形
態と同様であるため、図面に共通の符号を付してその説
明を省略する。
態と同様であるため、図面に共通の符号を付してその説
明を省略する。
【0063】
【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。
【0064】請求項1の発明によれば、同一の軸心上に
インナチューブとアウタチューブとを設け、これら両チ
ューブの各一端部側を軸方向で互いに摺動自在に嵌合さ
せ、この嵌合状態の両チューブ内を流体封入用の密閉空
間とし、この密閉空間にピストンを嵌入し、このピスト
ンを上記両チューブのうちいずれか一方のチューブの他
端部に固定し、同上ピストンにより上記密閉空間を第1
室と第2室とに区画し、同上ピストンに上記第1、第2
室を互いに連通させる絞り孔を形成し、上記軸心回りに
回動自在となるよう上記ピストンに支承されてその回動
で上記絞り孔の開度を可変とする絞り弁を設け、この絞
り弁にその軸方向に貫通する流体通路を形成し、同上絞
り弁に係合孔を形成し、上記軸方向に延びてその一端側
が上記係合孔に軸方向で嵌脱自在に嵌入し、他端側が上
記両チューブのいずれかのチューブの他端部に着脱自在
に固着される操作ロッドを設け、上記軸心回りでの上記
操作ロッドの回動に伴って上記絞り弁が同上軸心回りで
回動するようにしたフロントフォークの衝撃減衰調整機
構において、上記軸方向で、上記操作ロッドの一端側の
先端を、上記流体通路に嵌入不能としてある。
インナチューブとアウタチューブとを設け、これら両チ
ューブの各一端部側を軸方向で互いに摺動自在に嵌合さ
せ、この嵌合状態の両チューブ内を流体封入用の密閉空
間とし、この密閉空間にピストンを嵌入し、このピスト
ンを上記両チューブのうちいずれか一方のチューブの他
端部に固定し、同上ピストンにより上記密閉空間を第1
室と第2室とに区画し、同上ピストンに上記第1、第2
室を互いに連通させる絞り孔を形成し、上記軸心回りに
回動自在となるよう上記ピストンに支承されてその回動
で上記絞り孔の開度を可変とする絞り弁を設け、この絞
り弁にその軸方向に貫通する流体通路を形成し、同上絞
り弁に係合孔を形成し、上記軸方向に延びてその一端側
が上記係合孔に軸方向で嵌脱自在に嵌入し、他端側が上
記両チューブのいずれかのチューブの他端部に着脱自在
に固着される操作ロッドを設け、上記軸心回りでの上記
操作ロッドの回動に伴って上記絞り弁が同上軸心回りで
回動するようにしたフロントフォークの衝撃減衰調整機
構において、上記軸方向で、上記操作ロッドの一端側の
先端を、上記流体通路に嵌入不能としてある。
【0065】このため、フロントフォークの組み立て作
業において、操作ロッドの一端側の先端を絞り弁の係合
孔に嵌入させようとする際には、上記操作ロッドの先端
が上記流体通路に誤って嵌入するということは防止され
る。
業において、操作ロッドの一端側の先端を絞り弁の係合
孔に嵌入させようとする際には、上記操作ロッドの先端
が上記流体通路に誤って嵌入するということは防止され
る。
【0066】よって、上記係合孔に操作ロッドの先端を
嵌入させようとするときの状態を、操作ロッドを固着可
能とさせるチューブの他端部側から視認することが困難
であるとしても、この作業において、上記操作ロッドの
先端がともかく何らかに嵌合すれば、これは、上記操作
ロッドの先端が係合孔に嵌入したことを意味するのであ
り、このため、上記係合孔への操作ロッドの先端の嵌入
作業は円滑にでき、つまり、フロントフォークの衝撃減
衰調整機構の組み立て作業は容易にできることとなる。
嵌入させようとするときの状態を、操作ロッドを固着可
能とさせるチューブの他端部側から視認することが困難
であるとしても、この作業において、上記操作ロッドの
先端がともかく何らかに嵌合すれば、これは、上記操作
ロッドの先端が係合孔に嵌入したことを意味するのであ
り、このため、上記係合孔への操作ロッドの先端の嵌入
作業は円滑にでき、つまり、フロントフォークの衝撃減
衰調整機構の組み立て作業は容易にできることとなる。
【0067】請求項2の発明によれば、絞り弁における
操作ロッドの他端側の端面を、その径方向で係合孔に向
うに従い同上操作ロッドの他端側から離れるよう傾斜す
る傾斜面としてある。
操作ロッドの他端側の端面を、その径方向で係合孔に向
うに従い同上操作ロッドの他端側から離れるよう傾斜す
る傾斜面としてある。
【0068】このため、操作ロッドを固着可能とさせる
チューブの他端部側からみて、上記絞り弁の端面は、係
合孔に向って傾斜することとなる。
チューブの他端部側からみて、上記絞り弁の端面は、係
合孔に向って傾斜することとなる。
【0069】よって、フロントフォークの組み立て作業
において、操作ロッドの先端を上記チューブの他端部側
に嵌入させ、上記操作ロッドの先端を上記絞り弁の端面
に当接させたとき、上記操作ロッドの先端は上記絞り弁
の端面に案内されて上記係合孔に向わされることとな
り、この係合孔に対する上記操作ロッドの先端の嵌入は
より円滑になされ、この結果、フロントフォークの衝撃
減衰調整機構の組み立て作業が、更に容易にできること
となる。
において、操作ロッドの先端を上記チューブの他端部側
に嵌入させ、上記操作ロッドの先端を上記絞り弁の端面
に当接させたとき、上記操作ロッドの先端は上記絞り弁
の端面に案内されて上記係合孔に向わされることとな
り、この係合孔に対する上記操作ロッドの先端の嵌入は
より円滑になされ、この結果、フロントフォークの衝撃
減衰調整機構の組み立て作業が、更に容易にできること
となる。
【図1】第1の実施の形態で、図2中A部の断面図であ
る。
る。
【図2】第1の実施の形態で、自動二輪車の前部側面図
である。
である。
【図3】第1の実施の形態で、図2中B部の断面図であ
る。
る。
【図4】第1の実施の形態で、絞り弁の平面図である。
【図5】第1の実施の形態で、絞り弁と操作ロッドの展
開斜視図である。
開斜視図である。
【図6】第1の実施の形態で、絞り弁の斜視図である。
【図7】第2の実施の形態で、図1の一部に相当する図
である。
である。
【図8】第2の実施の形態で、図7の平面断面図であ
る。
る。
【図9】第2の実施の形態で、絞り弁の平面図である。
【図10】第2の実施の形態で、絞り弁の斜視図であ
る。
る。
【図11】第3の実施の形態で、絞り弁の平面図であ
る。
る。
1 自動二輪車 2 車体フレーム 7 フロントフォーク 9 前車輪 17 フォークチューブ 18 軸心 21 インナチューブ(他方のチューブ) 22 アウタチューブ(一方のチューブ) 23 流体 24 密閉空間 26 ピストン 34 第1室 35 第2室 42 絞り孔 43 絞り弁 45 流体通路 47 係合孔 48 操作ロッド 55 ばね 56 先端 57 端面
Claims (2)
- 【請求項1】 同一の軸心上にインナチューブとアウタ
チューブとを設け、これら両チューブの各一端部側を軸
方向で互いに摺動自在に嵌合させ、この嵌合状態の両チ
ューブ内を流体封入用の密閉空間とし、この密閉空間に
ピストンを嵌入し、このピストンを上記両チューブのう
ちいずれか一方のチューブの他端部に固定し、同上ピス
トンにより上記密閉空間を第1室と第2室とに区画し、
同上ピストンに上記第1、第2室を互いに連通させる絞
り孔を形成し、上記軸心回りに回動自在となるよう上記
ピストンに支承されてその回動で上記絞り孔の開度を可
変とする絞り弁を設け、この絞り弁にその軸方向に貫通
する流体通路を形成し、同上絞り弁に係合孔を形成し、
上記軸方向に延びてその一端側が上記係合孔に軸方向で
嵌脱自在に嵌入し、他端側が上記両チューブのいずれか
のチューブの他端部に着脱自在に固着される操作ロッド
を設け、上記軸心回りでの上記操作ロッドの回動に伴っ
て上記絞り弁が同上軸心回りで回動するようにしたフロ
ントフォークの衝撃減衰調整機構において、 上記軸方向で、上記操作ロッドの一端側の先端を、上記
流体通路に嵌入不能としたフロントフォークの衝撃減衰
調整機構。 - 【請求項2】 絞り弁における操作ロッドの他端側の端
面を、その径方向で係合孔に向うに従い同上操作ロッド
の他端側から離れるよう傾斜する傾斜面とした請求項1
に記載のフロントフォークの衝撃減衰調整機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25547995A JPH0971283A (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | フロントフォークの衝撃減衰調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25547995A JPH0971283A (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | フロントフォークの衝撃減衰調整機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0971283A true JPH0971283A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=17279340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25547995A Pending JPH0971283A (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | フロントフォークの衝撃減衰調整機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0971283A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107416105A (zh) * | 2016-03-31 | 2017-12-01 | 株式会社昭和 | 流动路径控制装置及车辆高度调整设备 |
| CN120394770A (zh) * | 2025-07-01 | 2025-08-01 | 江苏金牛铸钢件有限公司 | 一种耐热耐磨钢材加工用设备 |
-
1995
- 1995-09-06 JP JP25547995A patent/JPH0971283A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107416105A (zh) * | 2016-03-31 | 2017-12-01 | 株式会社昭和 | 流动路径控制装置及车辆高度调整设备 |
| US10315722B2 (en) | 2016-03-31 | 2019-06-11 | Showa Corporation | Flow path control device and vehicle height adjustment apparatus |
| CN107416105B (zh) * | 2016-03-31 | 2020-01-17 | 株式会社昭和 | 流动路径控制装置及车辆高度调整设备 |
| CN120394770A (zh) * | 2025-07-01 | 2025-08-01 | 江苏金牛铸钢件有限公司 | 一种耐热耐磨钢材加工用设备 |
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