JPH0970982A

JPH0970982A - インクカートリッジ

Info

Publication number: JPH0970982A
Application number: JP23008695A
Authority: JP
Inventors: Hideaki Haigo; 英明拜郷
Original assignee: Brother Industries Ltd
Current assignee: Brother Industries Ltd
Priority date: 1995-09-07
Filing date: 1995-09-07
Publication date: 1997-03-18
Anticipated expiration: 2015-09-07
Also published as: JP3224971B2

Abstract

(57)【要約】【課題】インクカートリッジにおいて、大気連通口、
インク供給口の順でシール材による封止が解かれるよう
にして、インク供給口からインクカートリッジ内に空気
が侵入するのを防止し、印字不良を少なくする。【解決手段】インクカートリッジの筐体５１に、シー
ルテープ６１を、インク供給口５３、大気連通口５５の
順に封止するように巻き付け、筐体５１を一周したとこ
ろで、シールテープ６１の終端を始端に積層しておく。
その結果、シールテープ６１を剥すときには、大気連通
口５５、インク供給口５３の順に封止が解かれることに
なる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えばインクジェ
ットプリンタなどの印刷装置に接続されてインクを供給
するインクカートリッジに関し、詳しくは、使用開始前
にはそのインク供給口および大気連通口が封止されてい
るインクカートリッジに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種のインクカートリッジとし
て、インクを吸収保持する保持部材と、該保持部材を収
容する筐体と、該筐体に形成され、上記保持部材に吸収
保持されたインクを印刷装置に供給するためのインク供
給口と、上記筐体に形成され、上記保持部材に空気を供
給するための大気連通口と、上記インク供給口および上
記大気連通口を封止するシール材と、を備えたものが知
られている。この種のインクカートリッジでは、インク
供給口および大気連通口を個々のシール材で封止してい
る。

【０００３】また、この種のインクカートリッジでは、
真空包装が行われており、開封時にインク供給口側から
ウレタンフォームなどの保持部材に空気が侵入すると、
その空気が印刷装置の記録ヘッドのインク噴射ノズルに
入り、印字不良を起こす。先に大気連通口を開放してイ
ンクカートリッジ内を大気圧に戻せば、その後インク供
給口を開放してもそのインク供給口から空気が侵入する
ことが少ない。そこで、その使用説明書などに、大気連
通口側のシール材から取り外すよう注意書きを行ってい
る。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところが、使用説明書
などが充分に読まれないと、インク供給口側からシール
材が取り外される場合がある。すると、前述のように保
持部材にインク供給口側から空気が侵入し、印刷装置へ
のインクの供給効率が低下してしまう。

【０００５】そこで、本発明は、大気連通口とインク供
給口とを備えたインクカートリッジにおいて、インク供
給口側からシール材による封止が解かれるのを防止する
ことを目的としてなされた。

【０００６】

【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目
的を達するためになされた請求項１記載の発明は、イン
クを吸収保持する保持部材と、該保持部材を収容する筐
体と、該筐体に形成され、上記保持部材に吸収保持され
たインクを印刷装置に供給するためのインク供給口と、
上記筐体に形成され、上記保持部材に空気を供給するた
めの大気連通口と、上記インク供給口および上記大気連
通口を封止するシール材と、を備えたインクカートリッ
ジにおいて、上記筐体外周を少なくとも一周し、かつ、
一方の端部近傍が他方の端部表面に積層される一連の帯
状部材に、上記各シール材が設けられ、上記帯状部材の
上記他方の端部から上記一方の端部に向かう方向が上記
インク供給口から上記大気連通口に向かう方向に一致し
て配設されると共に、上記他方の端部の表面に上記一方
の端部近傍が剥離可能に積層されたことを特徴としてい
る。

【０００７】請求項２記載の発明は、上記各シール材
が、上記帯状部材の一部により構成されたことを特徴と
する請求項１記載のインクカートリッジを要旨としてい
る。請求項３記載の発明は、上記帯状部材が、上記他方
の端部、上記インク供給口の封止部分、および、上記大
気連通口の封止部分で、上記筐体に溶着されたことを特
徴とする請求項２記載のインクカートリッジを要旨とし
ている。

【０００８】請求項４記載の発明は、上記帯状部材の上
記他方の端部が、上記インク供給口の表面に配設された
ことを特徴とする請求項３記載のインクカートリッジを
要旨としている。請求項５記載の発明は、上記帯状部材
が上記一方の端部近傍の先端に、上記他方の端部に積層
されない部分を備えたことを特徴とする請求項１〜４の
いずれかに記載のインクカートリッジを要旨としてい
る。

【０００９】このように構成された請求項１記載の発明
では、帯状部材は、筐体外周を少なくとも一周し、一方
の端部近傍が他方の端部表面に積層され、更に、上記他
方の端部の表面に上記一方の端部近傍が剥離可能に積層
されている。このため、帯状部材を取り外す際は、上記
一方の端部から上記他方の端部に向かう方向に徐々にそ
の帯状部材が剥される。ここで、シール材は帯状部材に
設けられ、かつ帯状部材の上記他方の端部から上記一方
の端部に向かう方向は上記インク供給口から上記大気連
通口に向かう方向に一致して配設されている。従って、
帯状部材を剥す際、大気連通口，インク供給口の順でシ
ール材による封止が解かれる。また、帯状部材の両端近
傍が互いに積層されているので、帯状部材が逆方向に剥
されることは殆どない。

【００１０】このため本発明では、インク供給口側から
シール材による封止が解かれるのを防止することができ
る。従って、保持部材にインク供給口側から空気が侵入
して、印字不良を起こすことを良好に防止することがで
きる。請求項２記載の発明は、請求項１記載の構成に加
え、上記各シール材が、上記帯状部材の一部により構成
されたことを特徴としている。このため、シール材を帯
状部材とは別体に新たに設ける必要がない。従って、請
求項１記載の発明の効果に加えて、構成を一層簡略化し
て、延いては、製造コストを一層低下させることができ
るといった効果が生じる。

【００１１】請求項３記載の発明は、請求項２記載の構
成に加え、上記帯状部材が、上記他方の端部、上記イン
ク供給口の封止部分、および、上記大気連通口の封止部
分で、上記筐体に溶着されたことを特徴としている。す
なわち、本発明では、帯状部材を筐体に溶着するといっ
た簡単な作業により上記シール材を構成することができ
る。従って、請求項２記載の発明の効果に加えて、構成
を一層簡略化して、延いては、製造コストを一層低下さ
せることができるといった効果が生じる。

【００１２】請求項４記載の発明は、請求項３記載の構
成に加え、上記帯状部材の上記他方の端部が、上記イン
ク供給口の表面に配設されたことを特徴としている。こ
のため、上記他方の端部とインク供給口の封止部とがほ
ぼ同じ位置に配設されるので、両者が離れている場合に
比べて溶着作業を施す位置の数を少なくすることができ
る。従って、請求項３記載の発明の効果に加えて、構成
を一層簡略化して、延いては、製造コストを一層低下さ
せることができるといった効果が生じる。

【００１３】請求項５記載の発明は、請求項１〜４のい
ずれかに記載の構成に加え、上記帯状部材が上記一方の
端部近傍の先端に、上記他方の端部に積層されない部分
を備えたことを特徴としている。このため、帯状部材を
取り外す作業は、上記積層されない部分を持って帯状部
材を剥すことにより容易に行うことができる。従って、
本発明では、請求項１〜４のいずれかに記載の発明の効
果に加えて、帯状部材およびシール材の取り外し作業一
層容易にすることができるといった効果が生じる。

【００１４】

【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図２は本発明が適用されたインクカー
トリッジ５０，６０，７０，８０が装着されるインクジ
ェットプリンタ１の構成を概略的に表す斜視図である。
図２に示すように、インクジェットプリンタ１は、本体
ケース２内に、４色のインクを噴射可能な記録機構３０
と、その記録機構３０を往復移動するキャリッジ機構２
０と、記録紙Ｐ等の記録媒体を搬送する搬送機構１０と
を備えている。

【００１５】搬送機構１０は、記録機構３０の往復移動
方向と平行に延びるローラ１１を備え、そのローラ１１
に連結したギヤ１２に噛合する駆動源（図示せず）によ
り、ローラ１１を回転して記録紙Ｐを記録機構３０の往
復移動方向と直角方向に搬送する。キャリッジ機構２０
は、記録機構３０を搭載したキャリッジ２１を、ローラ
１１と平行に延びるガイドロッド２２，２３でスライド
可能に支持し、モータ２６によって駆動されるプーリ２
５および従動プーリ２４間に掛け渡したベルト２７によ
り、キャリッジ２１を記録機構３０と共に記録紙Ｐと平
行に往復移動する構成を有している。

【００１６】記録機構３０は、図３に示すように、４色
のインク噴射機構３３，３４，３５，３６と、そのイン
ク噴射機構３３〜３６に供給するインクを収容する４色
のインクカートリッジ５０，６０，７０，８０と、各イ
ンク噴射機構３３〜３６および各インクカートリッジ５
０〜８０を支持するヘッドホルダ３１とを備えている。
ヘッドホルダ３１はキャリッジ２１（図２）上に装着さ
れ、記録紙Ｐと反対側の面を開放した箱形に形成されて
いる。また、ヘッドホルダ３１は、内部を４つに仕切る
仕切り壁３２を有し、この仕切り壁３２は、ブラックの
インクカートリッジ５０が装着されるカートリッジ収容
部３１ａ，シアンのインクカートリッジ６０が装着され
るカートリッジ収容部３１ｂ，マゼンタのインクカート
リッジ７０が装着されるカートリッジ収容部３１ｃ，お
よびイエローのインクカートリッジ８０が装着されるカ
ートリッジ収容部３１ｄを形成している。

【００１７】続いて、４色のインクカートリッジ５０〜
８０およびインク噴射機構３３〜３６の構成および動作
について、図４，図５を用いて説明する。なお、以下の
説明では、ブラックのインクカートリッジ５０およびブ
ラックのインク噴射機構３３を例にとって説明するが、
他の色のインクカートリッジ６０〜８０およびインク噴
射機構３４〜３６も同様である。

【００１８】図４，図５示すように、インクカートリッ
ジ５０は、中空の筐体５１内に、各色のインクを吸収保
持したウレタンフォームなどの多孔質材料からなるイン
ク収容体５２を備え、筐体５１の一側壁にインク供給口
５３が貫通形成されている。また、インク噴射機構３３
は、多数のインク噴射ノズルを有する記録ヘッド３７、
その記録ヘッド３７にインクを供給する通路３８ａを有
する連結筒部３８、および、その連結筒部３８周囲とイ
ンクカートリッジ５０との間をシールするシール部材３
９を備えている。連結筒部３８はヘッドホルダ３１のカ
ートリッジ収容部３１ａにおける記録紙Ｐ側の壁３１ｆ
を貫通して延び、記録ヘッド３７は記録紙Ｐと対向配置
される。連結筒部３８の記録ヘッド３７と反対側の端部
は、カートリッジ収容部３１ａ内へ突出し、その突出部
分の外周に、前述のシール部材３９が嵌合している。連
結筒部３８内に形成された通路３８ａの、カートリッジ
収容部３１ａ側の開口部は、フィルタ４０によって覆わ
れている。

【００１９】インクカートリッジ５０をカートリッジ収
容部３１ａに装着すると、図５に示すように、連結筒部
３８がインクカートリッジ５０のインク供給口５３に嵌
合してインクカートリッジ５０内に侵入し、通路３８ａ
の開口部をインク収容体５２に圧接する。また、インク
カートリッジ５０のインク供給口５３がシール部材３９
と接触し、インクを外に漏らさないようにしている。こ
の状態で、インク収容体５２内のインクは、フィルタ４
０を通して連結筒部３８の通路３８ａから記録ヘッド３
７の各インク噴射ノズルに流入し、制御信号に応じた所
定のインク噴射ノズルから記録紙Ｐに噴射される。な
お、筐体５１のインク供給口５３とは反対側側面には、
小径の大気連通口５５が貫通形成されており、ここから
筐体５１内に空気が供給される。このため、記録ヘッド
３７へインクが円滑に供給される。

【００２０】次に、図１は使用開始前におけるインクカ
ートリッジ５０の構成を表す縦断面図である。図１に示
すように、インクカートリッジ５０の使用開始前には、
筐体５１の周囲には、シールテープ６１がその筐体５１
を略一周して装着され、シールテープ６１の一端６１ｂ
が他端６１ａの表面に積層されている。その際において
シールテープ６１の他端６１ａから一端６１ｂに向かう
方向が、インク供給口５３から大気連通口５５に向かう
方向に一致して配置される。すなわち、シールテープ６
１の他端６１ａは、大気連通口５５を設けた側の筐体５
１側面において、その大気連通口５５を覆わない位置に
配置され、更に、そのシールテープ６１は、大気連通口
５５を覆わない方向に延びて、筐体５１下面→インク供
給口５３表面→インク供給口５３を設けた側の筐体５１
側面→筐体５１上面→大気連通口５５表面と、筐体５１
を略一周し、シールテープ６１の一端６１ｂが他端６１
ａ表面に積層されている。なお、この積層に当たって
は、筐体５１側のシールテープ６１裏面に必要に応じて
粘着材が塗布される。

【００２１】また、シールテープ６１の一端６１ｂは、
更にその先に、筐体５１にもシールテープ６１表面にも
積層されない自由端６１ｃを有している。更に、シール
テープ６１は、他端６１ａ近傍、インク供給口５３周
囲、および大気連通口５５周囲の３箇所で筐体５１に熱
溶着されている（この部分を溶着部６３という）。

【００２２】このように構成されたインクカートリッジ
５０では、インク供給口５３周囲の溶着部６３および大
気連通口５５周囲の溶着部６３でシールテープ６１が筐
体５１に溶着されているので、その部分のシールテープ
６１がシール材としてインク供給口５３および大気連通
口５５を封止する。なお、インクカートリッジ５０で
は、インク供給口５３および大気連通口５５の封止時に
筐体５１内が真空になるようにされる。

【００２３】また、シールテープ６１の他端６１ａが溶
着部６３で筐体５１に溶着され、一端６１ｂがその表面
に積層されている。一端６１ｂは他端６１ａ上に粘着剤
で固定されてもよいが、熱溶着されていてもよい。イン
クカートリッジ５０の使用時には、自由端６１ｃを引い
てシールテープ６１を剥すことが行われるが、上記構成
により、シールテープ６１は、大気連通口５５表面→筐
体５１上面→インク供給口５３を設けた側の筐体５１側
面→インク供給口５３表面→筐体５１下面→大気連通口
５５を設けた側の筐体５１側面の順で剥される。このた
め、大気連通口５５、インク供給口５３の順で封止が解
かれ、筐体５１内が大気連通口５５側から大気圧に戻さ
れる。従って、インク供給口５３が開放されてもそこか
らインク収容体５２に空気が流入することが少なく、そ
の結果、記録ヘッド３７にその空気が入ることも少なく
なり、印字不良が少なくなる。

【００２４】大気連通口５５からシールテープ６１の他
端６１ａは、一端６１ｂの下にあるため、その他端６１
ａから剥されることはなく、つまり、インク供給口５
３、大気連通口５５の順で封止が解かれるのを防止する
ことができる。また、上記インクカートリッジ５０で
は、シールテープ６１をインク供給口５３および大気連
通口５５の周囲で溶着することにより両者を封止してい
るので、きわめて簡単な作業により、上記封止を行うこ
とができる。従って、構成を簡略化して、製造コストを
低下させることができる。更に、シールテープ６１の一
端６１ｂの先は自由端６１ｃとなっているので、この部
分を持ってシールテープ６１を容易に剥すことができ
る。

【００２５】なお、上記実施の形態において、インク収
容体５２が保持部材に、シールテープ６１が帯状部材
に、シールテープ６１のインク供給口５３および大気連
通口５５を封止する部分がシール材に、それぞれ相当す
る。また、本発明は、上記実施の形態になんら限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の態様で実施することができる。例えば、上記実施の形
態では、シールテープ６１をインク供給口５３および大
気連通口５５の周囲で溶着することによりそれらを封止
しているが、シールテープ６１を接着剤で接着すること
により封止を行ってもよい。

【００２６】また、インク供給口５３などに気密に嵌合
する栓材（シール材）によってそれらを封止してもよ
く、この場合も、その栓材をシールテープ６１に固定し
ておけば、大気連通口５５，インク供給口５３の順で封
止を解くことができる。なお、この場合、封止性能を向
上させたり、シールテープ６１を細幅にしたりすること
ができるが、上記実施の形態に比べて構成が複雑化す
る。

【００２７】更に、図６に示す本発明の第２の実施の形
態のように、筐体５１の周囲にシールテープ７１を次の
ように積層してもよい。すなわち、本実施の形態では、
シールテープ７１の一端７１ａが、インク供給口５３表
面に積層され、更に、筐体５１下面→大気連通口５５を
設けた側の筐体５１側面→大気連通口５５表面→筐体５
１上面→インク供給口５３を設けた側の筐体５１側面→
シールテープ７１の一端７１ａ表面に順次積層され、他
端７１ｂの更に先は自由端７１ｃとなっている。また、
シールテープ７１は、インク供給口５３周囲および大気
連通口５５周囲の溶着部７３で筐体５１に熱溶着されて
いる。本実施の形態では、溶着部７３を２箇所に減らす
ことができる。このため、構成を一層簡略化して製造コ
ストを一層低下させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明が適用されたインクカートリッジの使用
開始前における構成を表す縦断面図である。

【図２】そのインクカートリッジが装着されるインクジ
ェットプリンタの構成を概略的に表す斜視図である。

【図３】そのインクジェットプリンタの記録機構の構成
を表す拡大斜視図である。

【図４】その記録機構のインクカートリッジを装着する
状態を表す縦断面図である。

【図５】その記録機構のインクカートリッジを装着した
状態を表す縦断面図である。

【図６】第２実施の形態のインクカートリッジの使用開
始前における構成を表す縦断面図である。

【符号の説明】

５０，６０，７０，８０…インクカートリッジ
５１…筐体５２…インク収容体５３…インク供給口
５５…大気連通口６１，７１…シールテープ６３，７３…溶着部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】インクを吸収保持する保持部材と、該保持部材を収容する筐体と、該筐体に形成され、上記保持部材に吸収保持されたイン
クを印刷装置に供給するためのインク供給口と、上記筐体に形成され、上記保持部材に空気を供給するた
めの大気連通口と、上記インク供給口および上記大気連通口を封止するシー
ル材と、を備えたインクカートリッジにおいて、上記筐体外周を少なくとも一周し、かつ、一方の端部近
傍が他方の端部表面に積層される一連の帯状部材に、上
記各シール材が設けられ、上記帯状部材の上記他方の端
部から上記一方の端部に向かう方向が上記インク供給口
から上記大気連通口に向かう方向に一致して配設される
と共に、上記他方の端部の表面に上記一方の端部近傍が
剥離可能に積層されたことを特徴とするインクカートリ
ッジ。
【請求項２】上記各シール材が、上記帯状部材の一部
により構成されたことを特徴とする請求項１記載のイン
クカートリッジ。
【請求項３】上記帯状部材が、上記他方の端部、上記
インク供給口の封止部分、および、上記大気連通口の封
止部分で、上記筐体に溶着されたことを特徴とする請求
項２記載のインクカートリッジ。
【請求項４】上記帯状部材の上記他方の端部が、上記
インク供給口の表面に配設されたことを特徴とする請求
項３記載のインクカートリッジ。
【請求項５】上記帯状部材が上記一方の端部近傍の先
端に、上記他方の端部に積層されない部分を備えたこと
を特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載のインクカ
ートリッジ。