JPH0970027A - Isdb用送信装置およびその受信装置 - Google Patents

Isdb用送信装置およびその受信装置

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JPH0970027A
JPH0970027A JP7223697A JP22369795A JPH0970027A JP H0970027 A JPH0970027 A JP H0970027A JP 7223697 A JP7223697 A JP 7223697A JP 22369795 A JP22369795 A JP 22369795A JP H0970027 A JPH0970027 A JP H0970027A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子番組情報を受信・表示して選局できるよう
にする。 【解決手段】 映像、音声、データなどの各種メイン情
報を、制御情報などの付加情報と共にディジタル化した
のちパケット化および多重化したISDB用放送信号を
受信するISDB用受信装置40において、この受信装
置にはISDB用チューナ46と、メイン情報およびデ
ータを復号化する復号部52,66,68と、復号部6
8で復号された放送番組内容を表す諸情報からなる電子
番組情報をメモリするメモリ手段70と、制御部58と
を有する。電子番組情報を受信し、これを蓄積して必要
なとき画面に表示して選局することによって新聞・雑誌
のテレビ欄を見ることなく画面上で番組の確認ができ、
画面上で簡単に選局できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ISDB放送シ
ステムなどに適用して好適な送信装置およびその受信装
置に関する。詳しくは、非放送時間帯を利用して放送番
組内容を表す電子番組情報を送信し、受信側ではこれを
保存し、必要なときこの電子番組情報をモニタすること
によって放送番組を確認できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル技術の発展に伴い、放送界で
も放送信号を含めた各種情報をディジタル化したインタ
ラクティブ形式の統合ディジタル放送システム(ISD
B(Integrated Services Digital Broadcasting)シス
テムという)が研究・開発されている。
【0003】具体的には、このISDBシステムとは現
行の放送信号(標準テレビジョン信号、ハイビジョン信
号)を始めとして、ソフトウエアやファクシミリなどの
データ、さらには音声、文字、図形、画像などのマルチ
メディア情報をそれぞれディジタル化(符号化)し、そ
れらを統合多重化した上で、伝送形態に合致した変調処
理を施して送信するようにした放送システムのことであ
る。
【0004】放送信号を含めた各種情報を統合多重化す
る場合、これらの情報の他に受信側での制御情報として
使用する付加情報も同時に統合多重化されて送信するこ
とができる。統合化されたISDB用放送信号(ディジ
タル信号)は地上波、衛星波、光ケーブルなどを利用し
て送信される。
【0005】受信端末側では、統合化されたISDB用
放送信号を受信して目的の信号を弁別することによって
それをモニタに表示させて通常のテレビ放送として楽し
むことができることは勿論、記録手段を用いて記録(保
存)したり、他の端末に転送したりすることができる。
さらに受信した付加情報を利用すれば、モニタ制御、記
録制御さらにはモニタされた画像に対する加工制御な
ど、ユーザの好みに応じて受信情報を利用できることに
なる。つまり、対話形式(インタラクティブ)の放送シ
ステムを構築できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがってこのISD
Bシステムを利用すれば、送信される付加情報が多種、
多様になる程、ユーザに対するサービス内容が向上し、
より双方向的な放送システムを構築できる。
【0007】ところで現行テレビ放送の利用形態は、受
信信号を復調しTVセットなどで視聴することが一般的
である。そしてその番組選択の方法は、新聞・雑誌など
のテレビ欄に印刷された番組情報を調べ、希望するチャ
ネルを選局して所望の番組を視聴するようにしている。
【0008】そのため、番組を指定するには常に新聞・
雑誌などの別メディアを利用する必要があり、該当メデ
ィアの補助なしには所望の番組を直ちに選択できないと
言った煩わしさ、不便さを伴う。
【0009】そこで、この発明はこのような課題を解決
したものであって、非放送時間帯を利用して電子番組情
報を送信し、受信側ではこれを蓄積しておくことによっ
て、別のメディアを利用することなく任意のタイミング
にこの電子番組情報を利用して希望チャネルを選局でき
るようにしたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載したこの発明に係るISDB用送信
装置では、映像、音声、データなどの各種メイン情報
を、制御情報などの付加情報と共にディジタル化したの
ちパケット化および多重化したISDB用放送信号を送
信するようにしたISDB用送信装置において、上記付
加情報若しくはデータとして放送番組内容を表す諸情報
からなる電子番組情報として非放送時間帯を利用して送
信されるようにしたことを特徴とする。
【0011】請求項2に記載したこの発明に係るISD
B用送信装置において、電子番組情報の中には、少なく
とも放送番組を識別できる番組コード、放送日時、タイ
トルおよびジャンルが含まれることを特徴とする。
【0012】請求項3に記載したこの発明に係るISD
B用受信装置では、映像、音声、データなどの各種メイ
ン情報を、制御情報などの付加情報と共にディジタル化
したのちパケット化および多重化したISDB用放送信
号を受信するISDB用受信装置において、この受信装
置にはISDB用チューナと、上記メイン情報およびデ
ータを復号化する復号化手段と、上記付加情報の復号化
手段と、上記復号化手段で復号された放送番組内容を表
す諸情報からなる電子番組情報をメモリするメモリ手段
と、制御部とを有し、上記電子番組情報を送信映像に代
えてモニタできるようにしたことを特徴とする。
【0013】請求項4に記載したこの発明に係るISD
B用受信装置において、上記電子番組情報は強制的に上
記メモリ手段に蓄積されるようになされたことを特徴と
する。
【0014】請求項5に記載したこの発明に係るISD
B用受信装置において、上記電子番組情報のうちユーザ
が定めた必要事項のみが選択表示されるようになされた
ことを特徴とする。
【0015】請求項6に記載したこの発明に係るISD
B用受信装置において、個別コードが指定されたとき上
記必要事項が選択表示されるようになされたことを特徴
とする。
【0016】請求項7に記載したこの発明に係るISD
B用受信装置において、上記個別コードとしては固有の
識別コードが使用されたことを特徴とする。
【0017】請求項8に記載したこの発明に係るISD
B用受信装置において、上記個別コードとしては個人の
肉声が使用されたことを特徴とする。
【0018】請求項9に記載したこの発明に係るISD
B用受信装置において、上記個別コードとしては個人の
指紋が使用されたことを特徴とする上記メイン情報が連
続番組放送であるときは、上記付加情報として連続タイ
ムコードが使用され、この連続タイムコードが上記メイ
ン情報と同時に送信されるようにしたことを特徴とす
る。
【0019】電子番組情報は非放送時間帯を利用して送
信され、これが強制的にメモリ手段に蓄積される。電子
番組情報は日単位や週単位で更新される。ユーザ(視聴
者)の指示で蓄積された電子番組情報がモニタ画面上に
表示されるから、この表示内容によって放送番組の内容
を確認できる。場合によってはこの表示画面上で放送番
組を選局することもできる。
【0020】個別コードをあてがうことによって個人別
の電子番組情報を蓄積でき、その場合には個人コードを
入力することでその個人の好みに応じた専用の電子番組
情報を画面上に表示できる。
【0021】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係るISDB
用送信装置およびその受信装置の実施の一形態を、図面
を参照して詳細に説明する。
【0022】図1はこの発明に係るISDB用送信装置
10の一形態を示す要部の系統図であって、本例では説
明の便宜上統合されて送信されるメイン情報としては、
標準テレビジョン信号、ハイビジョン信号そして各種デ
ータ情報であるものとする。そして、そのそれぞれには
制御情報などの付加情報を付加して多重化することがで
きる。付加情報は多種多様な情報が考えられる。標準テ
レビジョン信号やハイビジョン信号に関してはタイムコ
ードなどが考えられる。
【0023】図1を参照すると、端子12aには標準テ
レビジョン信号のうち映像信号SVNが、端子12bに
はそれに付随した音声信号SANが供給され、符号化部
14で圧縮などを含めた適切な符号化処理が施される。
この符号化処理に同期して付加情報発生手段16が動作
して、制御情報などの付加情報が生成される。本例では
付加情報としてはタイムコードやその他の映像制御情報
などが考えられる。符号化された標準テレビジョン信号
および付加情報は多重化部20に供給されて他の情報と
共に多重化処理がなされる。
【0024】端子22aにはハイビジョン信号のうち映
像信号SVHが、端子22bにはそれに付随した音声信
号SAHが供給され、符号化部24で上述したと同様な
符号化処理が施される。この符号化処理に同期して付加
情報発生手段26が起動されて所定の付加情報が符号化
処理に同期して生成される。
【0025】端子28aにはコンピュータデータや、フ
ァクシミリデータなどの各種データが供給され、これが
符号化部30で符号化される。同時に付加情報発生手段
32が起動されて対応する付加情報が生成される。付加
情報としては、拡大縮小するためのエリア指定や問い合
わせ先電話番号、ファクス番号などの情報が考えられ
る。
【0026】それぞれから得られた符号化情報や付加情
報はそれぞれ多重化部20において多重される。多重化
部20では、例えば符号化情報のそれぞれに対してパケ
ット化し、それに誤り訂正のための符号化を施したもの
同士を伝送フレーム単位で多重してビットストリーム化
するような処理が行なわれる。図2はデータをパケット
化する例で、画像情報、音声情報およびデータ情報をそ
れぞれパケットヘッダを用いてパケット化したときの信
号形態を示す。
【0027】多重化したデータは送信部34で送信手段
(例えば放送衛星)に適した送信形態となされたISD
B用放送信号に変調されたのち、この例ではアップコン
バータ36を経て送信アンテナ(パラボラアンテナ)3
8で放送衛星に向けて送信される。
【0028】上述した付加情報若しくはデータとしてこ
の発明では電子番組情報が利用される。電子番組情報と
は放送番組内容を表す諸情報のことであり、例えば図3
のように構成することができる。
【0029】同図に示す項目「番組コード」は、現行テ
レビ放送におけるGコード的な番組特定のための識別コ
ードである。項目「ジャンル」は番組の分類を表す情報
である。例えば、政治、経済、社会、国際、スポーツ、
文化、科学・・・などである。これらを大分類項目とす
ると、中分類、小分類というようなジャンルに関する階
層構造とすることもできる。同じ政治であっても、国際
政治、国内政治、地方自治体の市政などのように階層化
する。階層構造とすることによってユーザに適した番組
情報を選択できる。
【0030】項目「放送日時」は、その番組の放送予定
日と放送の開始および終了時刻を定義するものであり、
電子番組情報にとっては必須の項目である。番組の「タ
イトル」も番組認識のためには必須の項目である。「出
演者」は番組選択を行なう視聴者にとっては便利な情報
となる。予備として「キーワード」という項目を挙げて
いるが、各視聴者の好みの番組を探索するのに重要な情
報として利用できる。例えば映画であれば製作年度や監
督名などが挙げられるが、基本的には一般視聴者の要求
に対応する必要があるので、視聴者調査などの結果をも
とに決定した方が好ましい。キーワードの全部若しくは
一部が一致したとき、対応する全ての電子番組情報をモ
ニタ画面上に表示することになる。
【0031】「番組内容紹介」の項目は、各番組に関す
る粗筋などであり、視聴者の選択の一助となる。新聞・
雑誌などのメディアによる番組案内は文字の他に写真な
どを利用して構成されている場合が多い。上述したパケ
ット構造を活用すると、データのみならず関連する画像
(静止画像/動画像)も伝送できるから、画像データを
含ませることによって予め番組内容を視聴覚情報として
得ることもできる。
【0032】以上のように番組を選択するための助けと
なる諸情報によって構成された電子番組情報が、パケッ
ト化されて非放送時間帯(放送が終了した深夜あるいは
早朝の時間帯)を利用して送信される。
【0033】図4はそのようなISDB用放送信号を受
信するこの発明に係る受信装置40の一例を示す。受信
アンテナ(パラボラアンテナ)42で受信した衛星波は
ダウンコンバータ44によって1GHz帯にダウンコン
バートされ、その後ISDB用チューナ46に供給され
て選局処理が行なわれる。そのため端子48よりの選局
信号SCによって特定チャネルのISDB用放送信号が
選局される。
【0034】選局されたISDB用放送信号は信号分離
部50に供給されて、本来のメイン情報と付加情報に分
離される。例えば標準テレビジョン信号のうち特定のチ
ャネルが選局されたときには、標準テレビジョン信号と
この特定チャネルに付随する付加情報(タイムコードな
ど)とに分離される。分離された標準テレビジョン信号
は復号部52において復号され、映像信号SV(SV
N)と音声信号SA(SAN)とがそれぞれ復号され、
これらは必要に応じて映像信号と音声信号に対するメモ
リ手段(DRAMなど)54に供給され、制御部58か
らの指令に基づいて映像処理などが行われる。メモリ手
段54より読み出された放送信号は後述するスイッチャ
ー60を経てモニタ(CRTなど)62に供給されるこ
とによって映像が映し出され、またスピーカ64より音
声信号が再生(放音)される。
【0035】復号された映像信号などはさらに記録再生
部56にも供給され、必要に応じて放送信号が記録・保
存される。どの放送信号を記録するか、記録された放送
信号のうちどれを再生するかは制御部58からの制御信
号に基づいて制御される。
【0036】信号分離部50で分離された付加情報はそ
の復号部66において復号され、復号された付加情報は
スイッチャー60と制御部58にそれぞれ供給される。
制御部58では入力した付加情報を解析してその解析内
容に応じた制御信号が生成される。その制御とは、メモ
リ手段54に対する画像処理方法や、その読み出しタイ
ミング、さらには記録再生部56に対する記録再生モー
ド制御などである。スイッチャー60を制御することで
メインの画像に対し付加情報をはめ込んだりする画像処
理がなされる。
【0037】信号分離部50で分離された情報のうちこ
の例ではデータに関する情報が専用の復号部68に供給
されてデータ情報の復号処理が行われる。この発明では
上述した電子番組情報がデータ情報として送信される放
送形態を例示したので、復号部68で電子番組情報が復
号される。復号部68は復号部52と兼用構成でも可能
である。復号された電子番組情報は番組専用のメモリ手
段(RAMなど)70に蓄積される。
【0038】蓄積処理は強制でも任意でもどちらでも採
用できるが、この例では強制蓄積の場合を示す。電子番
組情報を確実に蓄積できるようにするためである。した
がって、受信したパケットヘッダ情報で電子番組情報が
確認されたときは全ての電子番組情報がこのメモリ手段
70に蓄積される。電子番組情報が1日単位で毎日送信
されるときは毎日その内容が更新され、週単位で特定の
曜日に送信されるときは毎週1度更新される。隔月単位
でも可能であるが、その場合にはデータ量も増えるので
メモリ手段70の容量の問題が発生する。
【0039】蓄積された電子番組情報は必要に応じてス
イッチャー60を経てモニタ62などに供給される。こ
の電子番組情報の一部は必要に応じて個人専用の電子番
組情報用のメモリ手段(RAMなど)72に蓄積され
る。視聴者の好みに関わる情報は個人に依存し、同じ家
庭においても家族構成員の年齢、性別、嗜好などにより
放送番組に対する好みが異なることが多い。必要のない
電子番組情報が表示されるのは無駄であり、番組選択ス
ピードを妨げる結果となることが多いため、個人専用の
電子番組情報が必要になってくる。
【0040】メモリ手段72から読み出された電子番組
情報もスイッチャー60を介してモニタ62で表示され
る。メモリ手段72に蓄積された個人ごとの電子番組情
報も上述したメモリ手段70と同様にその更新処理に同
期して日単位、週単位若しくは月単位で更新される。
【0041】このように電子番組情報をさらに加工して
個人専用の電子番組情報に作り変えるには、個人を識別
するための識別コードと、その個人が必要とする電子番
組情報の選択子をそれぞれ制御部58に与える必要があ
る。制御部58はコマンダ80によってリモコン制御さ
れる。そのため、制御部58にはリモコン信号の受光部
59が設けられている。
【0042】識別コードとしては取り決められた個人専
用のコード(個人コード)IDを始めとして、音声(肉
声)や指紋などが考えられる。個人コードIDと、この
個人コードIDによって指定された電子番組情報の選択
子は上述した個人番組用のメモリ手段72に格納され
る。個人専用の番組を読み出すときには個人コードID
のみを入力すれば、指定された選択子だけの電子番組情
報のみが選択的に読み出されてモニタ画面上に表示され
る。
【0043】例えば個人番組情報の選択子として「タイ
トル」が指定されているときは、図3に示す情報のうち
「タイトル」に関連した情報が選択されて読み出され
る。この他に必須の情報(この例では番組コードと放送
日時)が同時に読み出される。それ以外の情報は読み出
されないから、個人の希望する電子番組情報のみを確認
することができる。表示された電子番組情報から特定の
番組を指定する最も簡単な方法は番組コードを指定する
ことである。
【0044】個人情報を入力するには条件登録モードで
行われる。入力手段としては、コマンダ80からの入
力、フルキーボード(図示はしない)からの入力、画面
上に表示される文字表からのコマンダ80を使用した文
字選択など、様々な手法が考えられる。
【0045】識別コードは個人コードIDの他に、音声
(肉声)が考えられる。肉声を登録するには、図示はし
ないが音声分析器を使用して音声データを得、これを例
えばメモリ手段72に登録する。同時に電子番組情報の
選択子も登録する。
【0046】そのためコマンダ80にはマイク81が設
けられ、マイク81を通じて音声を入力する。制御部5
8では入力した音声と、登録されている音声データとを
比較し、一致したとき予め指定されている個人の電子番
組情報が読み出される。音声識別の場合には個人コード
IDを忘れても個人の電子番組情報を読み出せるので便
利である。
【0047】音声に代えて個人の指紋情報を識別コード
として利用することもできる。この場合には指紋データ
専用のメモリ手段74が設けられ、ここに個人の指紋情
報が格納される。同時に電子番組情報の選択子もメモリ
手段72に格納される。一方、指紋入力部(イメージス
キャナー)76で個人の指紋が検出され、この指紋入力
データが登録されている指紋データと制御部58で照合
される。照合結果が一致すると上述したと同様にメモリ
手段72からその指紋を持つ個人の電子番組情報が選択
的に読み出される。指紋入力部76はコマンダ80側に
設けてもよい。
【0048】画面上に電子番組情報を表示した状態で、
コマンダ80から選局設定コマンドを送ることによって
そのチャネルを直ちに選局ができるように構成すること
もできる。この場合には番組予約の場合も考えられるの
で、その場合には番組予約情報としてメモリに格納され
る。そのためのメモリとしては上述したものの何れかを
利用することができる。
【0049】上述した例では電子番組情報をデータの一
部としてディジタル化して送信するようにした例を述べ
たが、この電子番組情報は標準テレビジョン信号などの
メイン情報の非放送時間帯を利用して伝送するものであ
るから、標準テレビジョン信号の放送終了後、これと同
一チャネルで電子番組情報を伝送するようにしてもよ
い。その場合には図4に示す復号部68は特に設ける必
要はない。記録再生部56やメモリ手段54,70,7
2としては半導体メモリの他に、VTR,データレコー
ダ、光磁気ディスク記録再生装置などを利用できる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るISDB
用送信装置および受信装置では、ISDB用放送信号の
他に電子番組情報を非放送時間帯に送信し、受信側では
これを蓄積・加工しながら画面上に表示できるようにし
たものである。
【0051】これによれば、新聞・雑誌のテレビ欄を見
ながら希望するチャネルを選局するのではなく、画面を
見ながら日単位、週単位の番組を確認できることに加
え、場合によっては直接希望する番組を選局できるの
で、新聞・雑誌などのメディアが不要になる。
【0052】さらに個人別の電子番組情報に加工して保
存できるから、見たい番組を即座に検索できるようにな
るので非常に便利であるなどの特徴を有する。したがっ
てこの発明はディジタル放送用のISDBシステムに適
用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るISDB用送信装置の実施の一
形態を示す要部の系統図である。
【図2】ISDB用放送信号の信号形態例を示す図であ
る。
【図3】電子番組情報の構成例を示す図である。
【図4】この発明に係るISDB用受信装置の実施の一
形態を示す要部の系統図である。
【符号の説明】
10 ISDB用送信装置 14,24,30 符号化部 16,26,32 付加情報発生手段 20 多重化部 46 ISDB用チューナ 52,66,68 復号部 54 AV用メモリ手段 56 記録再生部 62 モニタ 70 電子番組情報専用のメモリ手段 72 個人専用の番組メモリ手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/18 9466−5K H04L 11/18 H04N 5/445

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像、音声、データなどの各種メイン情
    報を、制御情報などの付加情報と共にディジタル化した
    のちパケット化および多重化したISDB用放送信号を
    送信するようにしたISDB用送信装置において、 上記付加情報若しくはデータとして放送番組内容を表す
    諸情報からなる電子番組情報として非放送時間帯を利用
    して送信されるようにしたことを特徴とするISDB用
    送信装置。
  2. 【請求項2】 上記電子番組情報の中には、少なくとも
    放送番組を識別できる番組コード、放送日時、タイトル
    およびジャンルが含まれることを特徴とする請求項1記
    載のISDB用送信装置。
  3. 【請求項3】 映像、音声、データなどの各種メイン情
    報を、制御情報などの付加情報と共にディジタル化した
    のちパケット化および多重化したISDB用放送信号を
    受信するISDB用受信装置において、 この受信装置にはISDB用チューナと、上記メイン情
    報およびデータを復号化する復号化手段と、上記付加情
    報の復号化手段と、 上記復号化手段で復号された放送番組内容を表す諸情報
    からなる電子番組情報をメモリするメモリ手段と、制御
    部とを有し、 上記メモリ手段に蓄積された電子番組情報を送信映像に
    代えてモニタできるようにしたことを特徴とするISD
    B用受信装置。
  4. 【請求項4】 上記電子番組情報は強制的に上記メモリ
    手段に蓄積されるようになされたことを特徴とする請求
    項3記載のISDB用受信装置。
  5. 【請求項5】 上記電子番組情報のうちユーザが定めた
    必要事項のみが選択表示されるようになされたことを特
    徴とする請求項3記載のISDB用受信装置。
  6. 【請求項6】 個別コードが指定されたとき上記必要事
    項が選択表示されるようになされたことを特徴とする請
    求項5記載のISDB用受信装置。
  7. 【請求項7】 上記個別コードとしては固有の識別コー
    ドが使用されたことを特徴とする請求項6記載のISD
    B用受信装置。
  8. 【請求項8】 上記個別コードとしては個人の肉声が使
    用されたことを特徴とする請求項6記載のISDB用受
    信装置。
  9. 【請求項9】 上記個別コードとしては個人の指紋が使
    用されたことを特徴とする請求項6記載のISDB用受
    信装置。
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