JPH0969864A - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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JPH0969864A
JPH0969864A JP7223011A JP22301195A JPH0969864A JP H0969864 A JPH0969864 A JP H0969864A JP 7223011 A JP7223011 A JP 7223011A JP 22301195 A JP22301195 A JP 22301195A JP H0969864 A JPH0969864 A JP H0969864A
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cordless telephone
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telephone
digital
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JP7223011A
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English (en)
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Katsuhiko Otsuji
克彦 尾辻
Hiroyuki Ishida
博之 石田
Hideo Hikima
英雄 引馬
Kunimune Takahashi
邦宗 高橋
Yuzo Ishida
雄三 石田
Takahiro Kudo
隆裕 工藤
Masayasu Fujino
正保 藤野
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Uniden Corp
Original Assignee
Uniden Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/725Cordless telephones
    • H04M1/72502Cordless telephones with one base station connected to a single line
    • H04M1/72505Radio link set-up procedures

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 移植機能、秘話機能、再表示機能及び圧縮表
示機能を有するコードレス電話機を提供すること。 【構成】 コードレス電話機CTの親機Xの制御回路8
及び子機Yの制御回路32は、ディジタル電話機TLの
持つ機能の移植を受ける移植機能、コードレス電話機C
Tでの通話がディジタル電話機TLで聴取できなくする
秘話機能、ディジタル交換機から送られた表示メッセー
ジを子機Yの応答時に再表示する再表示機能、及び、デ
ィジタル交換機から送られたメッセージを圧縮して表示
する圧縮表示機能を実現するよう予めプログラムされて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、種々の機能を持
ち、ユーザーの使い勝手を向上させたコードレス電話機
に関する。
【0002】
【従来の技術】出願人は、特願平6−214612号の
特許出願において、異なるプロトコルの種々のディジタ
ル交換機に対しても接続が可能なコードレス電話機を提
案した。これは、広く使用されているディジタルPBX
のプロトコルはメーカー毎に異なっているためにオフィ
ス内でのコードレス電話機の使用、普及が妨げられてい
るという現状を改善するために成されたものである。
【0003】図6は、上記の特許出願において提案され
たコードレス電話機CTの親機X及び該親機と無線で結
合された子機Yの構成を示すブロック図で、コードレス
電話機CTの親機XはPBX回線を介してディジタルP
BXとの間で制御データと音声データを時分割方式で又
は同時双方向伝送方式で伝送する。以下、図6により親
機Xの構成と動作をこれらの伝送方向毎に説明する。
【0004】ディジタルPBXからコードレス電話機C
Tへデータが伝送されるとき、親機Xのデータ送受信回
路2はディジタルPBXからPBX回線を介して送られ
て来る音声データや該ディジタルPBXのプロトコルに
よって規定された制御データを受け取ってタイミング信
号の制御の元で音声データと制御データとを別々に取り
出し、制御データをプロトコル変換回路4へ、音声デー
タを送信機10へそれぞれ送る。勿論、PBX回線はデ
ィジタルPBXのプロトコルに応じて、例えば2本の線
を送受で兼用する方式だったり、送受それぞれ2本ずつ
設けられていたりするので、データ送受信回路2はPB
X回線のインタフェース線数に対応した構成のものを使
用する必要がある。プロトコル変換回路4は、現在接続
されているディジタルPBXのプロトコルによって規定
された制御データと該コードレス電話機CTに固有の制
御データ(以下、「固有制御データ」という)との間の
変換を行う回路で、この変換を実行するために、ディジ
タルPBXのプロトコルによって規定された制御データ
と固有制御データとの対応を示す対照表を記憶したRO
M6を内蔵している。したがって、プロトコル変換回路
4及びROM6は、コードレス電話機CTが接続される
べきディジタルPBXのプロトコルが異なる毎に、その
プロトコルに対応したものを使用しなければならない。
制御回路8は通常のコードレス電話機に要求される制御
機能を備えており、プロトコル変換回路4から固有制御
データを受け取ってその制御内容を判別し、受け取った
固有制御データに応じて送信機10を起動して送信機1
0から固有制御データに対応した制御データや音声デー
タを送受共用回路及びアンテナ12を介してコードレス
電話機CTの子機Yへ送出する。したがって、制御回路
8、送信機10、アンテナ12、送受共用回路及び受信
機14は従来のコードレス電話機に共通の回路部分であ
る。
【0005】PBX回線をディジタル電話機TLと接続
するために、データ送受信回路2のPBX回線側に、P
BX回線からのディジタルPBXのプロトコルによって
規定された制御データや音声データを親機Xとディジタ
ル電話機TLとに分配すると共に、親機X又はディジタ
ル電話機TLから送られて来た制御データや音声データ
をPBX回線へ送出するデータ分配合成回路40が置か
れる。PBX回線とデータ分配合成回路40との間に、
PBX回線を親機X又はディジタル電話機TLと切り替
え接続する第一のリレー42が設けられる。PBX回線
は2本の線を送受で兼用する方式であるとすると、第一
のリレー42の1組の移動接点42−1はPBX回線と
接続され、リレー42の第一の組の静止接点42−21
はデータ分配合成回路40と接続される。
【0006】一方、リレー42の第二の組の静止接点4
2−22及びデータ分配合成回路40は第二のリレー4
4を介してディジタル電話機TLと接続される。即ち、
第二のリレー44の1組の移動接点44−1はディジタ
ル電話機TLと接続され、リレー44の第一の組みの静
止接点44−21はデータ分配合成回路40と接続さ
れ、リレー44の第二の組の静止接点44−22はリレ
ー42の第二の組の静止接点42−22とそれぞれ接続
される。
【0007】更に、親機Xには、正規の電源電圧が供給
されているかどうかを監視するために電圧監視回路46
が設けられており、正規の電圧が供給されている場合、
電圧監視回路46は論理「1」の信号をAND回路48
の一方の入力に与える。また、プロトコル変換回路4は
通常は論理「1」の信号をAND回路48の他方の入力
に与える。これによって、図に示すとおり、通常はAN
D回路24は論理「1」の信号を第一のリレー42及び
第二のリレー44に印加し、第一のリレー42において
は移動接点42−1と第一の組の静止接点42ー21と
の間を接続し、第二のリレー44においては移動接点4
4−1と第一の組の静止接点44−21との間を接続す
る。しかし、親機Xに供給されている電源電圧が正規の
電圧よりも低くなると、電圧監視回路46は論理「0」
の信号をAND回路48に与え、AND回路48の出力
を論理「0」の状態にするので、第一のリレー42と第
二のリレー44の移動接点42−1、44−1は第二の
組の静止接点42−22、44−22とそれぞれ接続さ
れ、PBX回線は強制的にディジタル電話機TLと接続
される。
【0008】制御回路8には2個のスイッチSW−1、
SW−2が付設され、スイッチSW−1は、コードレス
電話機CTで通話をしているときにディジタル電話機T
Lへ通話を転送するために作動される。スイッチSW−
1を閉じると、制御回路8は通話をコードレス電話機C
Tからディジタル電話機TLへ転送すべしとの指令が発
せられたと判断して制御データを変換回路4に対して送
る。この制御データを受け取ると、変換回路4はAND
回路48に論理「0」の信号を送り、AND回路48の
出力を論理「0」にする。これによって第一のリレー4
2と第二のリレー44の移動接点42−1、44−1は
それぞれ第二の組の静止接点42−22、44−22と
接続され、これまでコードレス電話機CTで行われてい
た通話はディジタル電話機TLへ転送される。一方、ス
イッチSW−2はディジタル電話機TLでの通話をコー
ドレス電話機CTへ転送するときに作動される。スイッ
チSW−2を閉じると、制御回路8は通話をディジタル
電話機TLからコードレス電話機CTへ転送すべしとの
指令が発せられたと判断し、子機Yで通話ができるよう
にする。この場合には、変換回路4からAND回路48
へ送られる信号は論理「1」のままであり、第一及び第
二のリレー42,44での接点の切り替えは行われな
い。
【0009】コードレス電話機CTからディジタル電話
機TLへの転送及びディジタル電話機TLからコードレ
ス電話機CTへの転送のためにスイッチSW−1、SW
−2を作動させたとき、親機X、ディジタル電話機TL
及び子機Yとの間で、転送に必要な動作を行わせるため
の制御データが伝送される。例えば、スイッチSW−1
が作動されてコードレス電話機CTからディジタル電話
機TLへの通話の転送が指令された場合には、親機Xか
らディジタル電話機TLに対して、ディジタル電話機T
Lに着信があったかのようにディジタル電話機TLを動
作させる制御データが送出され、また、スイッチSW−
2が作動されたときには、制御回路8はディジタル電話
機TLを保留状態にする制御データを送出する。
【0010】なお、通常は第一及び第二のリレー42、
44の移動接点と第一の組の静止接点とが接続されるよ
うにし、呼び出しがあったときにディジタル電話機TL
で応答した場合には、それを変換回路4で検出し、AN
D回路48への出力を論理「0」にしてAND回路48
の出力を論理「0」にし、リレー42、44の移動接点
を第二の組の静止接点と接続するように切り替えさせて
もよい。この場合にディジタル電話機TLからコードレ
ス電話機へ通話を転送するためにスイッチSW−2を閉
じると、制御回路8はそのための制御データを変換回路
4へ送り、変換回路4からAND回路48へ論理「1」
の信号を出力させ、これによってAND回路48の出力
を論理「1」にしてリレー42、44の移動接点を第一
の組の静止接点へ切り替えさせる。
【0011】次に、図6に示す子機Yの構成は公知であ
り、親機Xと制御データや音声データを送受信するため
のアンテナ20と、アンテナ20から電波を受けて復調
を行い、符号化された制御データと音声データとを別々
に取り出す受信機22と、受信機22からの音声データ
を復号して受話音をスピーカ26から再生させると共
に、マイク28に加えられた送話音を符号化して送信機
10に与えるコーデック24と、符号化された送話信号
を変調してアンテナ20から送信する送信機30と、受
信機22や送信機30の動作を制御すると共に、受信機
22から制御データを受け取って発信又は着信の制御を
行うと共に表示装置34に受信した表示データを表示さ
せ、また、キーパッド36から入力された制御データを
送信機30に供給し且つ表示装置34に表示させる制御
回路32とを備えている。
【0012】コードレス電話機CTからディジタルPB
Xへデータが送られるとき、子機Yから送出されるべき
制御データや音声データ(これらのデータはコーデック
24によって符号化されている)は、送信機30により
変調されてアンテナ20から電波として送信され、親機
Xのアンテナ12で受信されて受信機14へ供給され
る。受信機14では、受信された制御データや音声デー
タを復号し、制御データと音声データとを別々に取り出
す。取り出された制御データは制御回路8を介して固有
制御データとしてプロトコル変換回路4に与えられ、一
方、受信機14からの音声データはデータ送受信回路2
に送られる。プロトコル変換回路4はROM6に記憶さ
れた前記の対照表を使用して、制御回路8から与えられ
た固有制御データをディジタルPBXのプロトコルによ
って規定された制御データへ変換する。次いで、データ
送受信回路2はプロトコル変換回路4からの制御データ
及び受信機14からの音声データをPBX回線に送り出
す。
【0013】したがって、コードレス電話機CTが接続
されるべきディジタルPBXのプロトコルによって規定
された制御データとコードレス電話機CTの固有制御デ
ータとの間の対照表を記憶したROM6を内蔵したプロ
トコル変換回路4と、該ディジタルPBXの回線数に対
応した構成を有し且つ制御データと音声データとを送受
信するデータ送受信回路2とを、プロトコルの異なるデ
ィジタルPBX毎に設けておき、接続されるべきディジ
タルPBXに応じたプロトコル変換回路4とデータ送受
信回路2とを親機Xに設置することにより、コードレス
電話機CTをプロトコルの異なる種々のディジタルPB
Xに接続することが可能になる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図6により説明したコ
ードレス電話機においては、親機Xの制御回路8と子機
Yの制御回路32との両方又はいずれか一方をマイクロ
コンピュータによって実現し、これらのマイクロコンピ
ュータを適宜にプログラムすることによって、コードレ
ス電話機に種々の機能を付加し、即ち多機能化して使い
勝手の良いものにすることが可能である。
【0015】そこで、この発明の第1の目的は、ディジ
タル電話機の持つ機能を移植することができるコードレ
ス電話機を提供することである。
【0016】この発明の第2の目的は、子機での通話を
ディジタル電話機で聴取することを防止した秘話機能を
有するコードレス電話機を提供することである。
【0017】この発明の第3の目的は、子機が応答しな
かった場合でも、子機に表示データを反復表示すること
ができるコードレス電話機を提供することである。
【0018】この発明の第4の目的は、ディジタル交換
機から送られた表示データを圧縮して表示することがで
きるコードレス電話機を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の第1〜第4の目的
は特許請求の範囲の請求項1〜8に記載された発明によ
って達成される。
【0020】この発明の一実施形態においては、電話回
線を介してディジタル交換機に接続されたコードレス電
話機であって、ディジタル電話機の持つ機能のコードレ
ス電話機への移植の開始を指示する移植オン・コマンド
と、該移植の終了を指示する移植オフ・コマンドとを生
成する移植コマンド生成手段60と、移植オン・コマン
ドに応答して、コードレス電話機を移植モードに設定
し、移植オフ・コマンドに応答して該移植モードを解除
する移植モード設定解除手段62と、コードレス電話機
が移植モードに設定されている期間にキー・コードを生
成するキー・コード生成手段であって、このキー・コー
ドは、ディジタル電話機からコードレス電話機へ移植さ
れる機能に対応するコードレス電話機のファンクション
・キーを表すキー・コード生成手段64と、ディジタル
電話機からコードレス電話機へ移植される機能を表す機
能コードと、該機能に対応するものとしてキー・コード
生成手段64によって生成されたキー・コードとを受け
取って、機能コードとキー・コードとの間の対応表を作
成し記憶する対応表記憶手段66と、コードレス電話機
が移植モードにないときにキー・コード生成手段64か
ら生成されたキー・コードに応答して、この生成された
キー・コードに対応する機能コードを前記対応表に基づ
いて作成し、電話回線へ送出する機能コード送出手段6
8と、を具備するコードレス電話機が提供される。
【0021】キー・コード生成手段64は、移植オン・
コマンドに応答して、ディジタル電話機から移植される
機能に対応するファンクション・キーはどれであるかを
順次表示手段70に表示させると共に、この表示された
ファンクション・キーのキー・コードを生成するための
アップ/ダウン・キー72を備えている。
【0022】この発明の他の実施形態においては、コー
ドレス電話機CTがディジタル交換機から呼び出された
ときに着信表示を行う着信表示手段80と、呼び出しに
応答したとき秘話コマンドを生成し送出する秘話コマン
ド生成手段82と、呼び出しに対し秘話コマンドとディ
ジタル電話機TLからのフック・オフ信号とのいずれが
早く生成されたかを検出する先取り検出手段84と、先
取り検出手段84が秘話コマンドの方が早く生成された
ことを検出したときに、ディジタル電話機TLをコード
レス電話機CTから切り離す切り離し手段86と、を具
備するコードレス電話機が提供される。
【0023】この発明の別の実施形態においては、ディ
ジタル交換機から表示データを受け取って記憶する記憶
手段90と、記憶手段90の記憶内容を表示する表示手
段92と、親機Xと子機Yとの間が接続されたか否かを
監視する接続監視手段94と、特定動作が行われたか否
かを監視する特定動作監視手段96と、接続監視手段9
4が親機Xと子機Yとの間が接続されたと決定したと
き、記憶手段90の記憶内容を表示手段92へ転送させ
て該記憶内容を所定期間にわたり表示手段92に表示さ
せ、前記所定期間が経過したとき及び特定動作監視手段
96が前記特定動作が前記所定期間内に行われたと決定
したことに応じて表示手段92をクリアする第1の表示
制御手段98と、特定動作監視手段96が前記所定期間
の経過後に前記特定動作が行われたと決定したとき、記
憶手段90の記憶内容を表示手段92へ転送させて表示
手段92に表示させる第2の表示制御手段100と、を
具備するコードレス電話機が提供される。
【0024】このコードレス電話機は、接続監視手段9
4が親機Xと子機Yとの間が接続されないと決定したと
き、断続的に所定の回数だけ親機Xと子機Yとの間の接
続を試みる接続再試行手段102を更に備えることがで
きる。
【0025】この発明の更に別の実施形態においては、
ディジタル交換機から送られて来た表示データを一時記
憶する一時記憶手段110と、一時記憶手段110に記
憶された表示データを圧縮処理して、圧縮された表示デ
ータを作成送出する処理手段112と処理手段112か
らの圧縮された表示データを受け取って表示するデータ
表示手段114と、を具備するコードレス電話機が提供
される。
【0026】処理手段112は、一時記憶手段110に
記憶された表示データに含まれる連続するスペースを検
出する連続スペース検出手段116と、連続スペース検
出手段116によって2個以上連続するスペースが検出
されたときに、該2個以上の連続するスペースを1個の
スペースに置換して表示データを圧縮し、圧縮された表
示データを一時記憶手段に記憶させる圧縮手段118
と、圧縮された表示データをデータ表示手段114へ送
出する送出手段120と、を備える。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図によって、この発明に係
るコードレス電話機の若干の実施形態を説明する。図1
は、この発明に係るコードレス電話機の基本的構成を示
している。親機Xの制御回路8及び子機Yの制御回路3
2は、(1)ディジタル電話機TLの持つ機能をコード
レス電話機へ移植する移植機能、(2)コードレスでの
CTでの通話をディジタル電話機TLで聴取できなくす
る秘話機能、(3)PBX回線から送られた表示データ
を指示に応じて子機Yに再表示する再表示機能、及び
(4)PBX回線から送られた表示データを子機Yに効
率良く表示する圧縮表示機能を実現するように予めプロ
グラムされている。同時に、制御回路8はデータを一時
記憶するためのRAM50やEEROM52を備え、制
御回路32はデータを一時記憶するためのRAM54を
備えている。その他の図9と同じ参照数字で指示された
構成要素は図9におけるものと同一又は同様の構成要素
であるので、それらについての重ねての説明は省略す
る。以下、(1)〜(4)の機能を実現するための構成
と動作について詳述する。
【0028】移植機能 コードレス電話機CTに、ディジタル電話機TLからそ
の特別の機能、例えば、保留、三者通話、転送、リダイ
ヤル、回線選択等を移植することができるようにするた
め、親機Xの制御回路8及び子機Yの制御回路32は以
下のステップを可能にするよう予めプログラムされてい
る。
【0029】(1)ユーザーが子機Yのキーパッド36
の中の特定の1つのファンクション・キーを押し、又は
複数のファンクション・キーを同時又は順に押すと、子
機Yの制御回路32はディジタル電話機TLからの機能
移植が要求されたと判断して移植オン・コマンドを作成
し、送信機30、アンテナ20を介して親機Xへ送出す
る。
【0030】(2)親機Xは上記移植オン・コマンドを
アンテナ12、受信機14を介して受信し、受信した移
植オン・コマンドを制御回路8に送る。
【0031】(3)制御回路8は移植オン・コマンドが
入力されたことを判断し、プロトコル変換回路4、デー
タ送受信回路2、データ分配合成回路40を介して第一
のリレー42及び第二のリレー44を作動させ、第一の
リレー42の移動接点42−1を中立位置に置くと共に
移動接点44−1と第一の組の静止接点44−21とを
接続させる。
【0032】(4)こうしてディジタル電話機TLが親
機Xと接続されると、制御回路8は機能移植の準備が完
了したことを知らせるコマンドを子機Yに送る。
【0033】(5)このコマンドを受け取って、子機Y
は、ディジタル電話機TLの1つの機能が選択されたと
き該機能は子機Yの第1のファンクション・キーA1に
登録されることの表示「ファンクション・キーA1に登
録」を表示装置34に表示させると共に、ファンクショ
ン・キーA1を表すキー・コードα1を親機Xの制御回
路8へ送る。
【0034】(6)ユーザーは子機Yの表示装置34に
上記の表示がなされたのを確認してから、ディジタル電
話機TLからコードレス電話機CTへ移植したい第1の
機能を選択し、その選択された機能に対応するディジタ
ル電話機TLのファンクション・キーB1を押し、この
ファンクション・キーB1に固有の機能コードβ1をデ
ィジタル電話機TLから制御回路8へ伝える。
【0035】(7)そこで制御回路8はキー・コードα
1に次いで機能コードβ1を受け取ったことに基づい
て、キー・コードα1と機能コードβ1とが対応するこ
とをRAM50に記憶させる。
【0036】(8)1つの機能の移植が完了すると、親
機Xの制御回路8は子機Yの制御回路32に対して機能
移植の完了を知らせる。
【0037】(9)これに応答して、制御回路32は表
示装置34に「ファンクション・キーA2に登録」を表
示させ、ファンクション・キーA2を表すキー・コード
α2を親機Xへ送る。
【0038】(10)そこでユーザーはディジタル電話
機TLからコードレス電話機CTへ移植したい第2の機
能を選択し、その機能に対応するファンクション・キー
B2を押し、ファンクション・キーB2に固有の機能コ
ードβ2をディジタル電話機TLから制御回路8へ伝え
るので、制御回路8はRAM50にキー・コードα2と
機能コードβ2とが対応することを記憶させる。
【0039】(11)以下、ディジタル電話機TLから
コードレス電話機CTへ移植したい機能の数又はコード
レス電話機CTのファンクション・キーの数に応じて、
同様のステップを反復し、子機Yのファンクション・キ
ーに固有のキー・コードとディジタル電話機TLのファ
ンクション・キーに固有の機能コードとが対応すること
を表す対応表を完成し、RAM50に記憶させる。
【0040】(12)このようにしてキー・コード対応
表が完成した時点で、子機Yの特定のキー、例えばトー
ク・キーを押すと、制御回路32は機能移植モードの終
了を表す移植オフ・コマンドを作り、親機Xへ送る。移
植オフ・コマンドに応答して、制御回路8は第二のリレ
ー44の移動接点44−1を中立位置に戻すと共に、R
AM50に記憶されたキー・コード対応表をEEROM
52へ送り、そこに記憶させる。こうして、ディジタル
電話機TLの機能のコードレス電話機CTへの移植が完
了する。
【0041】(13)上記のステップ(1)〜(12)
によってキー・コード対応表がEEROM52に記憶さ
れた後、ユーザーがディジタル電話機TLから移植され
た機能を使うために子機Yの例えばファンクション・キ
ーA1を押すと、ファンクション・キーA1に固有のキ
ー・コードα1が子機Yから親機Xへ送出される。そこ
で、親機Xの制御回路8はこのキー・コードα1を解読
して第一のリレー42の移動接点32−1と第一の組の
静止接点42−21とを接続させ、同時に、EEROM
52に記憶されたキー・コード対応表からキー・コード
α1に対応したキー・コードβ1を読み出してプロトコ
ル変換回路4に送る。プロトコル変換回路4はキー・コ
ードβ1をディジタル交換機のプロトコルに合致した信
号へ変換し、データ送受信回路2、データ分配合成回路
40、第一のリレー42を介してデータ交換機へ送出さ
れる。
【0042】こうして、機能移植完了後は、ディジタル
電話機TLのファンクション・キーを押したと同等の動
作を、子機Yのファンクション・キーを押すことにより
実現することが可能となる。
【0043】以上の説明から、図1に示すコードレス電
話機CTは、図2に示すとおり、ディジタル電話機の持
つ機能のコードレス電話機への移植の開始を指示する移
植オン・コマンドと、該移植の終了を指示する移植オフ
・コマンドとを生成する移植コマンド生成手段60、移
植オン・コマンドに応答して、コードレス電話機を移植
モードに設定し、移植オフ・コマンドに応答して該移植
モードを解除する移植モード設定解除手段62、コード
レス電話機が移植モードに設定されている期間にキー・
コードを生成するキー・コード生成手段であって、この
キー・コードは、ディジタル電話機からコードレス電話
機へ移植される機能に対応するコードレス電話機のファ
ンクション・キーを表すキー・コード生成手段64、デ
ィジタル電話機からコードレス電話機へ移植される機能
を表す機能コードと、該機能に対応するものとしてキー
・コード生成手段64によって生成されたキー・コード
とを受け取って、機能コードとキー・コードとの間の対
応表を作成し記憶する対応表記憶手段66、及びコード
レス電話機が移植モードにないときにキー・コード生成
手段64から生成されたキー・コードに応答して、対応
表に基づいて該キー・コードに対応する機能コードを作
成し、電話回線へ送出する機能コード送出手段68、と
いう機能実現手段の組み合わせによって構成される。
【0044】キー・コード生成手段64は、移植オン・
コマンドに応答して、ディジタル電話機から移植される
機能に対応するファンクション・キーはどれであるかを
順次表示手段70に表示させると共に、この表示された
ファンクション・キーのキー・コードを生成するための
アップ/ダウン・キー72を備えている。
【0045】秘話機能 図1に示すコードレス電話機CTにおいては、コードレ
ス電話機CTでの通話がディジタル電話機TLによって
聴取されるのを防止することができる。これは、制御回
路8及び制御回路32を以下のステップを可能にするよ
う予めプログラムすることによって実現される。なお、
図1のコードレス電話機CT及びディジタル電話機TL
は共に正常の着信待ち状態にあり、第一のリレー42の
移動接点42−1は第一の組の静止接点42021に接
続され、第二のリレー44の移動接点44−1は第一の
組の静止接点44−21に接続されているものとする。
【0046】(1)この状態でコードレス電話機CTが
ディジタル交換機から呼び出し信号を受け取ると、コー
ドレス電話機CTの親機Xの制御回路8は呼び出し信号
の到来を表す呼び出しコマンドを生成し、送信機10、
アンテナ112を介して子機Yへ送る。このとき、ディ
ジタル電話機TLは呼び出し信号の到来を検知して呼び
出し音を発する。
【0047】(2)ディジタル交換機からの呼び出し信
号の到来に応答して、制御回路8は子機Yとディジタル
電話機TLとのどちらが先に応答するかを監視し始め
る。
【0048】(3)親機Xから呼び出しコマンドを受け
取って、子機Yは呼び出し音を発生する等の着信表示を
行う。
【0049】(4)呼び出し音に応答して子機Yの方が
ディジタル電話機TLよりも早く応答し、そのトーク・
ボタンが押されると、制御回路32はトーク・ボタン・
プレス・コマンドを作り、送信機30、アンテナ20を
介して親機Xへ送出する。
【0050】(5)ディジタル電話機TLが応答したこ
とを表すオフ・フック・コマンドではなく、子機Yから
トーク・ボタン・プレス・コマンドを受け取ったことに
よって、制御回路8は、ディジタル交換機からの呼び出
し信号に対して子機Yの方がディジタル電話機TLより
も早く応答したものと判断する。
【0051】(6)そこで、制御回路8は第二のリレー
44に制御コマンドを送り、移動接点44−1を中立位
置に置く。これにより、コードレス電話機CTによる通
話をディジタル電話機TLによって聴取することが防止
される。
【0052】換言すれば、図1に示すコードレス電話機
は、図3に示すとおり、コードレス電話機CTがディジ
タル交換機から呼び出されたときに着信表示を行う着信
表示手段80、呼び出しに応答したとき秘話コマンドを
生成し送出する秘話コマンド生成手段82、呼び出しに
対し秘話コマンドとディジタル電話機TLからのフック
・オフ信号とのいずれが早く生成されたかを検出する先
取り検出手段84、及び先取り検出手段84が秘話コマ
ンドの方が早く生成されたことを検出したときに、ディ
ジタル電話機TLをコードレス電話機CTから切り離す
切り離し手段86、という機能実現手段の組み合わせに
よって構成される。
【0053】再表示機能 図1のコードレス電話機CTは、ディジタル交換機から
送られた表示データ(例えば、発呼者の電話番号やボイ
スメールありのメッセージ等)を子機Yに再表示する機
能を備えることができる。これを実現するために、制御
回路8及び制御回路32は、以下のステップを可能にす
るよう予めプログラムされている。
【0054】(1)ディジタル交換機からコードレス電
話機CTに表示データが到来すると、親機Xの制御回路
8は到来した表示データをRAM50の所定の記憶領域
に一時記憶させると共に、子機Yとの接続が行われたか
どうかを監視する。
【0055】(2)親機Xと子機Yとが接続されると、
親機Xの制御回路8はRAM50に記憶された表示デー
タを子機Yへ転送する。
【0056】(3)子機Yが親機Xから転送された表示
データを受け取ると、制御回路32は、該表示データを
RAM54の所定の記憶領域に記憶させると共に、その
内容を表示装置34に所定期間にわたって表示させ、更
に、該所定期間内に子機Yによって特定の動作(例え
ば、呼び出しに対して応答する動作、子機Yをコードレ
ス電話機CTの充電用載置台から取り外す動作、所定の
キーを押す動作等)がなされたかどうかを監視する。
【0057】(4)上記所定期間内に子機Yによって上
記の特定の動作がなされると、これが子機Yから親機X
の制御回路8へ伝えられ、制御回路8はディジタル交換
機に対して子機Yで特定動作が行われたことを通知す
る。そこで、ディジタル交換機は適宜の時点に(例え
ば、表示データが発呼者の電話番号である場合には、通
話の開始時又は終了時に)、表示データを消去させる表
示クリア・コマンドを親機Xへ、また親機Xを介して子
機Yへ送るので、親機X及び子機Yの制御回路8、32
は表示クリア・コマンドでそれぞれRAM50及びRA
M54を上書きして表示データを消去させ、表示装置3
4での表示を消す。
【0058】(5)一方、表示データの送出から上記所
定期間が経過しても子機Yで上記の特定定の動作が行わ
れないときは、上記(4)と同様の手順で表示装置34
での表示を消す。その後、上記の特定の動作が子機Yで
行われると、この旨が子機Yから親機Xを介してディジ
タル交換機に通知され、ディジタル交換機は表示データ
をコードレス電話機CTへ送るので、該表示データは親
機Xを介して子機Yに送られ、表示装置34に再表示さ
れる。
【0059】(6)上記(1)においてディジタル交換
機からコードレス電話機CTへ表示データが到来して
も、子機Yから電池が抜かれているときや子機Yが親機
Xからの電波の到達範囲外にあるとき等、親機Xと子機
Yとの接続が行われない場合には、その旨を親機Xの制
御回路8は記憶し、一定の時間間隔で所定の回数だけ子
機Yとの接続を試みる。これによって親機Xと子機Yと
の接続がなされると、上記(2)〜(5)の動作が行わ
れる。
【0060】換言すれば、図1に示すコードレス電話機
は、図4に示すとおり、ディジタル交換機から表示デー
タを受け取って記憶する記憶手段90、記憶手段90の
記憶内容を表示する表示手段92、親機Xと子機Yとの
間が接続されたか否かを監視する接続監視手段94、特
定動作が行われたか否かを監視する特定動作監視手段9
6、接続監視手段94が親機Xと子機Yとの間が接続さ
れたと決定したとき、記憶手段90の記憶内容を表示手
段92へ転送させて該記憶内容を所定期間にわたり表示
手段92に表示させ、前記所定期間が経過したとき及び
特定動作監視手段96が前記特定動作が前記所定期間内
に行われたと決定したことに応じて表示手段92をクリ
アする第1の表示制御手段98、及び、特定動作監視手
段96が前記所定期間の経過後に前記特定動作が行われ
たと決定したとき、記憶手段90の記憶内容を表示手段
92へ転送させて表示手段92に表示させる第2の表示
制御手段100、という機能実現手段の組み合わせによ
って構成される。
【0061】このコードレス電話機は、接続監視手段9
4が親機Xと子機Yとの間が接続されないと決定したと
き、断続的に所定の回数だけ親機Xと子機Yとの間の接
続を試みる接続再試行手段102を更に備えることがで
きる。
【0062】圧縮表示機能 ディジタル交換機からコードレス電話機CTへ送られて
来る表示データ(例えば発呼者の氏名、電話番号等)は
例えば40文字に相当する長さである。一方、子機Yは
小型であるため、40文字も表示できるような表示装置
を子機Yに設けることはできず、現実には、子機Yの表
示装置34は24文字(1行当たり12文字が2行並置
される)が表示できる表示装置でしかない。しかし、デ
ィジタル交換機から送られて来る表示データは、スペー
ス領域(即ち文字を含まない領域)を連続的に含むこと
が多く、ユーザーに伝達すべき情報は40文字の表示デ
ータのうちの半分程度の長さしかないこともある。そこ
で、ディジタル交換機からコードレス電話機CTへ送ら
れた表示データに含まれる情報を可能な限り多く表示装
置34に表示させるために、制御回路8と制御回路32
とは以下のステップを可能にするように予めプログラム
されている。
【0063】(1)ディジタル交換機からの表示データ
を親機Xで受信すると、制御回路8は該表示データをR
AM50の固有表示データ記憶領域に一時記憶させる。
【0064】(2)次いで、制御回路8は、上記表示デ
ータ記憶領域に記憶された表示データを1文字分ずつ順
に読み出して、連続するスペースの数を計数し、スペー
スが2個以上連続するときには、2個以上の連続するス
ペースを1個のスペースへ圧縮する処理を行い、こうし
て圧縮された表示データをRAM50の所定の記憶領域
に記憶すると共に、この圧縮された表示データを子機Y
へ送出する。
【0065】(3)子機Yの制御回路32は、親機Xか
ら圧縮された表示データが送られて来たことを検出し、
この圧縮された表示データを表示装置34に表示する。
【0066】換言すれば、図1に示すコードレス電話機
は、図5に示すとおり、ディジタル交換機から送られて
来た表示データを一時記憶する一時記憶手段110、一
時記憶手段110に記憶された表示データを圧縮処理し
て、圧縮された表示データを作成送出する処理手段11
2、及び処理手段112からの圧縮された表示データを
受け取って表示するデータ表示手段114、という機能
実現手段によって構成されていると考えることができ
る。
【0067】処理手段112は、一時記憶手段110に
記憶された表示データに含まれる連続するスペースを検
出する連続スペース検出手段116と、連続スペース検
出手段116によって2個以上連続するスペースが検出
されたときに、該2個以上の連続するスペースを1個の
スペースに置換して表示データを圧縮し、圧縮された表
示データを一時記憶手段に記憶させる圧縮手段118
と、 圧縮された表示データをデータ表示手段114へ
送出する送出手段120と、を備える。
【0068】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、この
発明においては、親機及び子機の制御回路を適切にプロ
グラムすることにより、ディジタル電話機の機能を移植
する機能、ディジタル電話機に対する秘話機能、表示デ
ータの再表示機能、表示データの圧縮表示機能等の機能
をコードレス電話機に持たせることができるので、使い
勝手のよいコードレス電話機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るコードレス電話機の親機及び子
機の基本的構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態を、図1のコードレス電
話機に移植機能を持たせるための機能実現手段の組み合
わせとして表す図である。
【図3】この発明の他の実施形態を、図1のコードレス
電話機に秘話機能を持たせるための機能実現手段の組み
合わせとして表す図である。
【図4】この発明の別の実施形態を、図1のコードレス
電話機に再表示機能を持たせるための機能実現手段の組
み合わせとして表す図である。
【図5】この発明の更に別の実施形態を、図1のコード
レス電話機に圧縮表示機能を持たせるための機能実現手
段の組み合わせとして表す図である。
【図6】先の出願に係るコードレス電話機の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
4:プロトコル変換回路、 6:ROM、 8、32:
制御回路、10、30;送信機、 12、20:アンテ
ナ、14、22;受信機、34:表示装置、 36:キ
ー・パッド、 42、44:リレー、50、54:RA
M、 52:EEROM
フロントページの続き (72)発明者 高橋 邦宗 千葉県市川市鬼高4丁目7番4号 ユニデ ン株式会社内 (72)発明者 石田 雄三 千葉県市川市鬼高4丁目7番4号 ユニデ ン株式会社内 (72)発明者 工藤 隆裕 千葉県市川市鬼高4丁目7番4号 ユニデ ン株式会社内 (72)発明者 藤野 正保 千葉県市川市鬼高4丁目7番4号 ユニデ ン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線を介してディジタル交換機に接
    続されたコードレス電話機であって、 ディジタル電話機の持つ機能の前記コードレス電話機へ
    の移植の開始を指示する移植オン・コマンドと、該移植
    の終了を指示する移植オフ・コマンドとを生成する移植
    コマンド生成手段と、 前記移植オン・コマンドに応答して、前記コードレス電
    話機を移植モードに設定し、前記移植オフ・コマンドに
    応答して該移植モードを解除する移植モード設定解除手
    段と、 前記コードレス電話機が移植モードに設定されている期
    間にキー・コードを生成するキー・コード生成手段であ
    って、前記キー・コードは、前記ディジタル電話機から
    前記コードレス電話機へ移植される機能に対応する前記
    コードレス電話機のファンクション・キーを表すキー・
    コード生成手段と、 前記ディジタル電話機から前記コードレス電話機へ移植
    される機能を表す機能コードと、該機能に対応するもの
    として前記キー・コード生成手段によって生成されたキ
    ー・コードとを受け取って、前記機能コードと前記キー
    ・コードとの間の対応表を作成し記憶する対応表記憶手
    段と、 前記コードレス電話機が移植モードにないときに前記キ
    ー・コード生成手段から生成されたキー・コードに応答
    して、この生成されたキー・コードに対応する前記機能
    コードを前記対応表に基づいて作成し、電話回線へ送出
    する機能コード送出手段と、を具備することを特徴とす
    るコードレス電話機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコードレス電話機であっ
    て、前記キー・コード生成手段は、前記移植オン・コマ
    ンドに応答して、前記ディジタル電話機から移植される
    機能に対応する前記ファンクション・キーはどれである
    かを表示手段に順次表示させると共に、この表示された
    ファンクション・キーのキー・コードを生成するための
    アップ/ダウン・キーを備えることを特徴とするコード
    レス電話機。
  3. 【請求項3】 電話回線を介してディジタル交換機に接
    続されたコードレス電話機であって、 前記コードレス電話機が前記ディジタル交換機から呼び
    出されたときに着信表示を行う着信表示手段と、 前記ディジタル交換機からの呼び出しに応答したとき秘
    話コマンドを生成し送出する秘話コマンド生成手段と、 前記呼び出しに対し前記秘話コマンドと前記ディジタル
    電話機からのオフ・フック信号とのいずれが早く生成さ
    れたかを検出する先取り検出手段と、 前記先取り検出手段が前記秘話コマンドの方が早く生成
    されたことを検出したときに、前記ディジタル電話機を
    前記コードレス電話機から切り離す切り離し手段と、を
    具備することを特徴とするコードレス電話機。
  4. 【請求項4】 電話回線を介してディジタル交換機に接
    続され且つ親機と子機とを有するコードレス電話機であ
    って、 前記ディジタル交換機から表示データを受け取って記憶
    する記憶手段と、 前記記憶手段の記憶内容を表示する表示手段と、 前記親機と前記子機との間が接続されたか否かを監視す
    る接続監視手段と、 特定動作が行われたか否かを監視する特定動作監視手段
    と、 前記接続監視手段が前記親機と前記子機との間が接続さ
    れたと決定したとき、前記記憶手段の記憶内容を前記表
    示手段へ転送させて該記憶内容を所定期間にわたり前記
    表示手段に表示させ、前記所定期間が経過したとき及び
    前記特定動作監視手段が前記特定動作が前記所定期間内
    に行われたと決定したことに応じて前記表示手段をクリ
    アする第1の表示制御手段と、 前記特定動作監視手段が前記所定期間の経過後に前記特
    定動作が行われたと決定したとき、前記記憶手段の記憶
    内容を前記表示手段へ転送させて該表示手段に表示させ
    る第2の表示制御手段と、を具備することを特徴とする
    コードレス電話機。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のコードレス電話機であっ
    て、前記接続監視手段が前記親機と前記子機との間が接
    続されないと決定したとき、断続的に所定の回数だけ前
    記親機と前記子機との間の接続を試みる接続再試行手段
    を更に備えることを特徴とするコードレス電話機。
  6. 【請求項6】 電話回線を介してディジタル交換機に接
    続されたコードレス電話機であって、 前記ディジタル交換機から送られて来た表示データを一
    時記憶する一時記憶手段と、 前記一時記憶手段に記憶された表示データを圧縮処理し
    て、圧縮された表示データを作成送出する処理手段と前
    記処理手段からの圧縮された表示データを受け取って表
    示するデータ表示手段と、を具備することを特徴とする
    コードレス電話機。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のコードレス電話機であっ
    て、前記処理手段は、 前記一時記憶手段に記憶された表示データに含まれる連
    続するスペースを検出する連続スペース検出手段と、 前記連続スペース検出手段によって2個以上連続するス
    ペースが検出されたときに、該2個以上の連続するスペ
    ースを1個のスペースに置換して表示データを圧縮し、
    圧縮された表示データを一時記憶手段に記憶させる圧縮
    手段と、 前記の圧縮された表示データを前記データ表示手段へ送
    出する送出手段と、を備えることを特徴とするコードレ
    ス電話機。
JP7223011A 1995-08-31 1995-08-31 コードレス電話機 Withdrawn JPH0969864A (ja)

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