JPH0969128A - 名刺による顧客管理システム - Google Patents

名刺による顧客管理システム

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JPH0969128A
JPH0969128A JP24856895A JP24856895A JPH0969128A JP H0969128 A JPH0969128 A JP H0969128A JP 24856895 A JP24856895 A JP 24856895A JP 24856895 A JP24856895 A JP 24856895A JP H0969128 A JPH0969128 A JP H0969128A
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JP
Japan
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name
business card
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visitor
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JP24856895A
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Inventor
Yasushi Nishiyama
泰 西山
Kenichi Matsumoto
謙一 松本
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Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客に関する基礎情報を容易に入力でき、自
社の誰が、いつ面会しかを簡単に管理でき、さらに名刺
画像をも管理して検索表示できるようにする。 【解決手段】 名刺読み取り装置4により名刺の画像信
号が得られ、名刺認識手段16および画像データ生成手
段18はその画像信号より、顧客の氏名、組織名、住
所、ならびに電話番号などの基礎情報および名刺の画像
データを取得する。これらの情報およびデータは、面会
者入力手段20により入力された、上記名刺の人物の面
会者の識別番号および面会日と共に、情報格納手段22
を通じて第1の記憶手段24に格納される。顧客の氏名
を氏名入力手段28により入力すると、情報読み出し手
段30は関連する情報を第1の記憶手段24から読み出
し、第1〜第3の情報表示手段32、34、36は、上
記基礎情報、面会者、面会日、名刺の画像をモニタ10
に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、名刺を用いた顧客
管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータによる顧客管理は一
般にカード型データベースを用いて行われていた。すな
わち、顧客ごとに顧客の趣味や嗜好、あるいは経歴とい
った個人情報を、例えばパーソナルコンピュータ(以
下、単にパソコンともいう)にカード型データベースの
形で格納しておき、必要なときにキーボードを操作して
顧客の氏名を入力し、その顧客の個人情報をデータベー
スから検索して、パソコンのCRTモニタなどの画面に
表示させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
データベースを用いる場合、顧客に関する情報は予めキ
ーボードを操作して入力しておく必要がある。そして従
来は、上述のような個人情報だけでなく、顧客の氏名、
住所、所属組織名、電話番号などの基礎情報をもいちい
ちキーボードを操作して入力しなければならなかった。
【0004】また、従来のデータベースを用いた顧客管
理では、文字情報のみが管理されており、顧客に係わる
何らかの画像をも管理し、必要に応じて検索表示できる
といったシステムはなかった。
【0005】さらに、顧客管理においては、顧客に対し
て、例えば自社の誰が、いつ面会したかを管理すること
も重要であるが、上述したようなデータベースを用いた
顧客管理では、このような管理を簡単に行えるようには
なっていない。そこで本発明の目的は、顧客に関する基
礎情報を容易に入力でき、自社の誰が、いつ面会しかを
簡単に管理でき、さらに名刺画像をも管理して検索表示
できるようにした名刺による顧客管理システムを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、名刺を用いて顧客を管理するシステムであっ
て、名刺に光を照射し、前記名刺からの反射光を電気信
号に変換して、前記名刺の画像信号を生成する名刺読み
取り装置と、前記名刺読み取り装置が生成した前記画像
信号にもとづいて、前記名刺に記載されている氏名、組
織名、住所、ならびに電話番号を表す文字を認識し、前
記氏名、前記組織名、前記住所、ならびに前記電話番号
をそれぞれ表す文字コードを出力する名刺認識手段と、
前記名刺読み取り装置が生成した前記画像信号にもとづ
いて、前記名刺の画像データを生成する画像データ生成
手段と、前記氏名の人物との面会者の識別情報、および
前記氏名の人物との面会日を入力するための面会者入力
手段と、第1の記憶手段と、前記名刺認識手段が出力し
た前記氏名、前記組織名、前記住所、ならびに前記電話
番号をそれぞれ表す前記文字コードと、前記画像データ
生成手段が生成した前記名刺の前記画像データと、前記
面会者入力手段により入力された前記面会者の識別情報
および前記面会日の各データとを対応づけて前記第1の
記憶手段に格納する情報格納手段と、前記面会者の氏名
の文字コードと前記面会者の前記識別情報のデータとを
対応づけて記憶している第2の記憶手段と、所定の操作
により前記氏名が指定されたとき、その文字コードを出
力する氏名入力手段と、前記氏名入力手段が出力した前
記氏名の前記文字コードに対応して前記第1の記憶手段
に格納されている前記組織名、前記住所、ならびに前記
電話番号の文字コードと、前記画像データと、前記面会
者の前記識別情報および前記面会日の各データとを前記
第1の記憶手段から読み出す情報読み出し手段と、表示
装置と、前記情報読み出し手段が前記第1の記憶手段か
ら読み出した前記組織名、前記住所、ならびに前記電話
番号の文字コードにより前記組織名、前記住所、ならび
に前記電話番号を前記氏名と共に前記表示装置に表示す
る第1の情報表示手段と、前記情報読み出し手段が前記
第1の記憶手段から読み出した前記面会者の前記識別情
報のデータにもとづき、前記第2の記憶手段に前記識別
情報のデータと対応づけて記憶されている前記面会者の
氏名の文字コードを前記第2の記憶手段から読み出し、
その文字コードと、前記情報読み出し手段が前記第1の
記憶手段から読み出した前記面会日のデータとにより、
前記面会者の氏名と、前記面会日とを前記表示装置に表
示する第2の情報表示手段と、前記情報読み出し手段が
前記第1の記憶手段から読み出した前記画像データにも
とづいて、前記名刺の画像を前記表示装置に表示する第
3の情報表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】本発明はまた、前記面会者の識別情報が前
記面会者の識別番号であることを特徴とする。本発明は
また、前記名刺認識手段、前記画像データ生成手段、前
記面会者入力手段、前記第1の記憶手段、前記情報格納
手段、前記第2の記憶手段、前記氏名入力手段、前記情
報読み出し手段、前記第1、第2、第3の情報表示手段
は、コンピュータにより構成されていることを特徴とす
る。本発明はまた、前記面会者入力手段および前記氏名
入力手段がキーボードを含んで構成されていることを特
徴とする。本発明はまた、前記組織名が、会社名、団体
名、企業名、官公庁名、地方自治体名を含むことを特徴
とする。
【0008】顧客に関する情報を登録する場合には、名
刺読み取り装置は、名刺に光を照射し、名刺からの反射
光を電気信号に変換して、名刺の画像信号を生成する。
名刺認識手段は、名刺読み取り装置が生成した画像信号
にもとづいて、名刺に記載されている氏名、組織名、住
所、ならびに電話番号を表す文字を認識し、氏名、組織
名、住所、ならびに電話番号をそれぞれ表す文字コード
を出力する。一方、画像データ生成手段は、名刺読み取
り装置が生成した画像信号にもとづいて、名刺の画像デ
ータを生成する。そして、情報格納手段は、面会者入力
手段により入力された氏名の人物との面会者の識別情
報、および氏名の人物との面会日の各データと共に、名
刺認識手段が出力した氏名、組織名、住所、ならびに電
話番号をそれぞれ表す文字コードと、画像データ生成手
段が生成した名刺の画像データとを対応づけて第1の記
憶手段に格納する。
【0009】顧客に関する情報を読み出す場合には、ま
ず、氏名入力手段において所定の操作により顧客の氏名
が指定されると、氏名入力手段は、その文字コードを出
力する。情報読み出し手段は、この氏名入力手段が出力
した氏名の文字コードに対応して第1の記憶手段に格納
されている組織名、住所、ならびに電話番号の文字コー
ドと、画像データと、面会者の識別情報および面会日の
各データとを第1の記憶手段から読み出す。そして、第
1の情報表示手段は、情報読み出し手段が第1の記憶手
段から読み出した組織名、住所、ならびに電話番号の文
字コードにより組織名、住所、ならびに電話番号を氏名
と共に表示装置に表示し、第2の情報表示手段は、情報
読み出し手段が第1の記憶手段から読み出した面会者の
識別情報のデータにもとづき、第2の記憶手段に識別情
報と対応づけて記憶されている面会者の氏名の文字コー
ドを第2の記憶手段から読み出し、その文字コードと、
情報読み出し手段が第1の記憶手段から読み出した面会
日のデータとにより、面会者の氏名と、面会日とを表示
装置に表示し、そして、第3の情報表示手段は、情報読
み出し手段が第1の記憶手段から読み出した画像データ
にもとづいて、名刺の画像を表示装置に表示する。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について説明
する。図1は本発明による名刺による顧客管理システム
の一例を示すブロック図、図2は同構成図である。この
名刺による顧客管理システム2は、図2に示すように、
名刺読み取り装置4とパソコン6とにより構成されてい
る。名刺読み取り装置4は、その上部所定位置に配置さ
れた名刺に光を照射し、名刺からの反射光を電気信号に
変換して、名刺の画像信号を生成する。パソコン6は、
本体8と、本体に接続された表示装置としてのモニタ1
0と、キーボード12とにより構成されている。パソコ
ン6は名刺読み取り装置4のインターフェース回路を内
蔵しており、名刺読み取り装置4はそのインターフェー
ス回路にケーブル14により接続されている。名刺読み
取り装置4は、ケーブル14を通じて送られてくるパソ
コン6からの信号によって制御され、また生成した画像
信号をケーブル14を通じてパソコン6に送出する。
【0011】次に、この名刺による顧客管理システム2
の機能的な構成について、図1のブロック図を参照して
説明する。パソコン6は所定のプログラムにもとづいて
動作し、以下に詳しく説明する名刺認識手段16、画像
データ生成手段18、面会者入力手段20、情報格納手
段22、氏名入力手段28、情報読み出し手段30、第
1〜第3の情報表示手段32、34、36の各機能を実
現している。また、面会者入力手段20および氏名入力
手段28はキーボード12を含んで実現され、一方、第
1および第2の記憶手段24、26はパソコン6の本体
8に内蔵されたハードディスクにより実現されている。
【0012】名刺による顧客管理システム2は、名刺読
み取り装置4から送られてくる画像信号にもとづいて名
刺を認識し、また画像データを生成する手段として、名
刺認識手段16および画像データ生成手段18を備えて
いる。名刺認識手段16は、名刺読み取り装置4からの
画像信号にもとづいて、名刺に記載されている顧客の氏
名、組織名、住所、ならびに電話番号を表す文字を認識
し、氏名、組織名、住所、ならびに電話番号をそれぞれ
表す文字コードを出力する。なお、組織名とは、具体的
には、会社名、団体名、企業名、官公庁名、地方自治体
名などのことである。一方、画像データ生成手段18
は、名刺読み取り装置4からの画像信号にもとづいて、
名刺の画像データを生成する。面会者入力手段20は、
上記名刺に記載されている氏名の人物との面会者の識別
番号、および上記人物との面会日を入力するためのもの
である。
【0013】そして、情報格納手段22は、名刺認識手
段16が出力した氏名、組織名、住所、ならびに電話番
号をそれぞれ表す文字コードと、画像データ生成手段1
8が生成した名刺の画像データと、面会者入力手段20
により入力された面会者の識別番号および面会日の各デ
ータとを対応づけて第1の記憶手段24に格納する。
【0014】第2の記憶手段26には、予め、上記面会
者の氏名の文字コードと面会者の識別番号のデータとが
対応づけて記憶されている。この識別番号としては、具
体的には社員番号や従業員番号を用いることができる。
【0015】氏名入力手段28は、特定の顧客に関して
情報を検索する場合、顧客の氏名を入力するためのもの
で、キーボード12における所定の操作により氏名が入
力されたとき、その文字コードを出力する。
【0016】情報読み出し手段30は、氏名入力手段2
8が出力した氏名の文字コードに対応して第1の記憶手
段24に格納されている組織名、住所、ならびに電話番
号の文字コードと、名刺の画像データと、面会者の識別
番号および面会日の各データとを第1の記憶手段24か
ら読み出す。
【0017】そして、第1の情報表示手段32は、情報
読み出し手段30が第1の記憶手段24から読み出した
組織名、住所、ならびに電話番号の文字コードにより組
織名、住所、ならびに電話番号を、また、氏名入力手段
28が出力した文字コードにより氏名をモニタ10に表
示する。一方、第2の情報表示手段34は、情報読み出
し手段30が第1の記憶手段24から読み出した面会者
の識別番号のデータにもとづき、第2の記憶手段26に
識別番号のデータと対応づけて記憶されている面会者の
氏名の文字コードを第2の記憶手段26から読み出し、
その文字コードと、情報読み出し手段30が第1の記憶
手段24から読み出した面会日のデータとにより、面会
者の氏名と面会日とをモニタ10に表示する。さらに、
第3の情報表示手段36は、情報読み出し手段30が第
1の記憶手段24から読み出した名刺の画像データにも
とづいて、名刺の画像をモニタ10に表示する。
【0018】次に、このように構成された名刺による顧
客管理システム2の動作について説明する。まず、顧客
情報を登録するときは、操作者はまず、顧客の名刺を名
刺読み取り装置4にセットし、キーボード12を操作し
て名刺の読み取りを指示する。これにより名刺読み取り
装置4が起動され、名刺読み取り装置4は、セットされ
た名刺に光を照射し、名刺からの反射光を電気信号に変
換して、名刺の画像信号を生成する。名刺読み取り装置
4が生成した画像信号はケーブル14を通じてパソコン
6の本体8に送られる。
【0019】そして、名刺認識手段16は、名刺読み取
り装置4からの画像信号にもとづいて、名刺に記載され
ている顧客の氏名、組織名、住所、ならびに電話番号を
表す文字を認識し、氏名、組織名、住所、ならびに電話
番号をそれぞれ表す文字コードを出力する。一方、画像
データ生成手段18は、名刺読み取り装置4からの画像
信号にもとづいて、名刺の画像データを生成する。
【0020】名刺の読み取りが終了すると、操作者は次
に、面会者入力手段20により、従ってキーボード12
を操作して、上記名刺を顧客から受け取った人物、すな
わち面会者の識別番号(例えば、社員番号)、および面
会日を入力する。名刺認識手段16による氏名や組織名
の認識、画像データ生成手段18による名刺の画像デー
タの生成、ならびに面会者入力手段20による面会者お
よび面会日の入力が終了すると、情報格納手段22は、
名刺認識手段16が出力した氏名、組織名、住所、なら
びに電話番号をそれぞれ表す文字コードと、画像データ
生成手段18が生成した名刺の画像データと、面会者入
力手段20により入力された面会者の識別番号および面
会日の各データとを対応づけて第1の記憶手段24に格
納する。以上により、顧客情報の登録が終了する。
【0021】操作者はこのような顧客情報の登録を、多
数の顧客に関して行い、その結果、第1の記憶手段24
には、顧客ごとに氏名、組織名、住所、ならびに電話番
号の基礎情報と、名刺の画像データと、面会者の識別番
号および面会日の各データとが格納される。なお、同一
の顧客に対して顧客情報の登録を再度行った場合には、
情報格納手段22は、その顧客の上記基礎情報および名
刺の画像データは同一であるため、それらの第1の記憶
手段24への格納は行わず、面会者の識別番号および面
会日の各データのみを、同顧客の他の情報と対応づけて
追加格納する。
【0022】上述のように、本実施例の名刺による顧客
管理システムでは、顧客に関する情報は、キーボード1
2を操作することなく、すべて名刺を名刺読み取り装置
4により読み取って入力するので、入力は極めて容易で
あり、かつ短時間で終了できる。
【0023】逆に、顧客情報を検索して取り出す場合に
は、操作者はキーボード12で所定の操作を行って顧客
情報の読み出しを情報読み出し手段30に指示し、さら
に、氏名入力手段28により、従ってキーボード12を
操作して、情報を読み出すべき顧客の名称を入力し、指
定する。
【0024】情報読み出し手段30は、氏名入力手段2
8から上記顧客の氏名を表す文字コードを受け取り、そ
の文字コードに対応して第1の記憶手段24に格納され
ている組織名、住所、ならびに電話番号の文字コード
と、名刺の画像データと、面会者の識別番号および面会
日の各データとを読み出す。
【0025】そして、第1の情報表示手段32は、情報
読み出し手段30が第1の記憶手段24から読み出した
組織名、住所、ならびに電話番号の文字コードにより組
織名、住所、ならびに電話番号を、また氏名入力手段2
8が出力した氏名の文字コードにより氏名を、図3に示
すように、モニタ10の画面の左上の領域Aに、図のよ
うな形式で表示する。
【0026】また、第2の情報表示手段34は、情報読
み出し手段30が第1の記憶手段24から読み出した面
会者の識別番号のデータにもとづき、第2の記憶手段2
6に識別番号のデータと対応づけて記憶されている面会
者の氏名の文字コードを第2の記憶手段26から読み出
し、その文字コードと、情報読み出し手段30が第1の
記憶手段24から読み出した面会日のデータとにより、
面会者の氏名と、面会日とを、図3に示すように、モニ
タ10の画面の左下の領域Bに、図のような形式で表示
する。
【0027】さらに、第3の情報表示手段36は、情報
読み出し手段30が第1の記憶手段24から読み出した
名刺の画像データにもとづいて、名刺の画像を、図3に
示すように、モニタ10の画面の右側の領域Cに表示す
る。従って、営業マンなどは、図3に示したような表示
を見ることによって、特定の顧客の所属組織名、住所、
ならびに電話番号といった基礎情報を知ることができる
だけでなく、自社の誰が、いつ上記顧客に面会している
かという、営業活動を行う上で極めて重要な情報を得る
ことができる。さらに、本実施例の名刺による顧客管理
システムでは、上記顧客の名刺の画像そのものも表示さ
れるので、種々にデザインされ、それぞれ個性の違う名
刺を見ることで、上記顧客がどのような人物であったか
をより具体的に思い出すことができる。また、上記顧客
との面会時に名刺に書き込みを行っていたような場合に
は、表示画像からその書き込みを読み取り、営業活動に
とって重要な情報として利用することができる。
【0028】なお、本実施例では面会者を識別するため
に、面会者の識別番号を用いたが、識別番号に限らず、
例えば、面会者ごとに割り当てられた異なる記号やコー
ドといった識別情報を識別番号の代りに用いることもも
ちろん可能である。また、名刺読み取り装置4、名刺認
識手段16、画像データ生成手段18の機能を果たすも
のとして、例えばセイコーエプソン株式会社等により市
販されている名刺読み取りシステムなどを利用し、本実
施例の名刺による顧客管理システム2を構成することも
可能である。本実施例では、顧客情報を読み出すとき、
キーボード12を操作して顧客の氏名を入力するとした
が、顧客の氏名自体を直接入力する代りに、例えば顧客
氏名の一覧表をモニタ10に表示し、例えば各氏名に付
された番号を指定することで、氏名入力手段28が顧客
の氏名の文字コードを出力する構成とすることも可能で
ある。また、本実施例では、第1の情報表示手段32は
氏名の文字コードを氏名入力手段28から受け取って顧
客氏名を表示する構成としたが、情報読み出し手段30
が第1の記憶手段24より、他の基礎情報と共に氏名の
文字コードも一括して読み出し、第1の情報表示手段3
2は情報読み出し手段30が読み出した氏名の文字コー
ドにより顧客氏名を表示するようにしていもよい。さら
に、第1の記憶手段24および第2の記憶手段26は機
能的には独立しているが、実際の装置では例えば1台の
ハードディスクの異なる記録領域により構成することが
できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の名刺による
顧客管理システムでは、顧客に関する情報を登録する場
合には、名刺読み取り装置は、名刺に光を照射し、名刺
からの反射光を電気信号に変換して、名刺の画像信号を
生成する。名刺認識手段は、名刺読み取り装置が生成し
た画像信号にもとづいて、名刺に記載されている氏名、
組織名、住所、ならびに電話番号を表す文字を認識し、
氏名、組織名、住所、ならびに電話番号をそれぞれ表す
文字コードを出力する。一方、画像データ生成手段は、
名刺読み取り装置が生成した画像信号にもとづいて、名
刺の画像データを生成する。そして、情報格納手段は、
面会者入力手段により入力された氏名の人物との面会者
の識別情報、および氏名の人物との面会日の各データと
共に、名刺認識手段が出力した氏名、組織名、住所、な
らびに電話番号をそれぞれ表す文字コードと、画像デー
タ生成手段が生成した名刺の画像データとを対応づけて
第1の記憶手段に格納する。従って、本発明の名刺によ
る顧客管理システムでは、顧客に関する情報は、すべて
名刺を名刺読み取り装置により読み取って入力するの
で、入力は極めて容易であり、かつ短時間で終了でき
る。
【0030】一方、顧客に関する情報を読み出す場合に
は、まず、氏名入力手段において所定の操作により顧客
の氏名が指定されると、氏名入力手段は、その文字コー
ドを出力する。情報読み出し手段は、この氏名入力手段
が出力した氏名の文字コードに対応して第1の記憶手段
に格納されている組織名、住所、ならびに電話番号の文
字コードと、画像データと、面会者の識別情報および面
会日の各データとを第1の記憶手段から読み出す。そし
て、第1の情報表示手段は、情報読み出し手段が第1の
記憶手段から読み出した組織名、住所、ならびに電話番
号の文字コードにより組織名、住所、ならびに電話番号
を氏名と共に表示装置に表示し、第2の情報表示手段
は、情報読み出し手段が第1の記憶手段から読み出した
面会者の識別情報のデータにもとづき、第2の記憶手段
に識別情報と対応づけて記憶されている面会者の氏名の
文字コードを第2の記憶手段から読み出し、その文字コ
ードと、情報読み出し手段が第1の記憶手段から読み出
した面会日のデータとにより、面会者の氏名と、面会日
とを表示装置に表示し、そして、第3の情報表示手段
は、情報読み出し手段が第1の記憶手段から読み出した
画像データにもとづいて、名刺の画像を表示装置に表示
する。
【0031】従って、本発明の名刺による顧客管理シス
テムでは、利用者は、表示装置の表示を見ることによっ
て、特定の顧客の所属組織名、住所、ならびに電話番号
といった基礎情報を知ることができるだけでなく、例え
ば自社の誰が、いつ上記顧客に面会しているかという、
営業活動を行う上で極めて重要な情報を得ることができ
る。さらに、上記顧客の名刺の画像そのものも表示され
るので、種々にデザインされ、それぞれ個性の違う名刺
を見ることで、上記顧客がどのような人物であったかを
より具体的に思い出すことができる。また、上記顧客と
の面会時に名刺に書き込みを行っていたような場合に
は、表示画像からその書き込みを読み取り、営業活動に
とって重要な情報として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による名刺による顧客管理システムの一
例を示すブロック図である。
【図2】図1の名刺による顧客管理システムを示す構成
図である。
【図3】図1の名刺による顧客管理システムにおける検
索結果の表示を示す説明図である。
【符号の説明】
2 名刺による顧客管理システム 4 名刺読み取り装置 6 パーソナルコンピュータ(パソコン) 8 本体 10 モニタ 16 名刺認識手段 18 画像データ生成手段 20 面会者入力手段 22 情報格納手段 24 第1の記憶手段 26 第2の記憶手段 28 氏名入力手段 30 情報読み出し手段 32 第1の情報表示手段 34 第2の情報表示手段 36 第3の情報表示手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 名刺を用いて顧客を管理するシステムで
    あって、 名刺に光を照射し、前記名刺からの反射光を電気信号に
    変換して、前記名刺の画像信号を生成する名刺読み取り
    装置と、 前記名刺読み取り装置が生成した前記画像信号にもとづ
    いて、前記名刺に記載されている氏名、組織名、住所、
    ならびに電話番号を表す文字を認識し、前記氏名、前記
    組織名、前記住所、ならびに前記電話番号をそれぞれ表
    す文字コードを出力する名刺認識手段と、 前記名刺読み取り装置が生成した前記画像信号にもとづ
    いて、前記名刺の画像データを生成する画像データ生成
    手段と、 前記氏名の人物との面会者の識別情報、および前記氏名
    の人物との面会日を入力するための面会者入力手段と、 第1の記憶手段と、 前記名刺認識手段が出力した前記氏名、前記組織名、前
    記住所、ならびに前記電話番号をそれぞれ表す前記文字
    コードと、前記画像データ生成手段が生成した前記名刺
    の前記画像データと、前記面会者入力手段により入力さ
    れた前記面会者の識別情報および前記面会日の各データ
    とを対応づけて前記第1の記憶手段に格納する情報格納
    手段と、 前記面会者の氏名の文字コードと前記面会者の前記識別
    情報のデータとを対応づけて記憶している第2の記憶手
    段と、 所定の操作により前記氏名が指定されたとき、その文字
    コードを出力する氏名入力手段と、 前記氏名入力手段が出力した前記氏名の前記文字コード
    に対応して前記第1の記憶手段に格納されている前記組
    織名、前記住所、ならびに前記電話番号の文字コード
    と、前記画像データと、前記面会者の前記識別情報およ
    び前記面会日の各データとを前記第1の記憶手段から読
    み出す情報読み出し手段と、 表示装置と、 前記情報読み出し手段が前記第1の記憶手段から読み出
    した前記組織名、前記住所、ならびに前記電話番号の文
    字コードにより前記組織名、前記住所、ならびに前記電
    話番号を前記氏名と共に前記表示装置に表示する第1の
    情報表示手段と、 前記情報読み出し手段が前記第1の記憶手段から読み出
    した前記面会者の前記識別情報のデータにもとづき、前
    記第2の記憶手段に前記識別情報のデータと対応づけて
    記憶されている前記面会者の氏名の文字コードを前記第
    2の記憶手段から読み出し、その文字コードと、前記情
    報読み出し手段が前記第1の記憶手段から読み出した前
    記面会日のデータとにより、前記面会者の氏名と、前記
    面会日とを前記表示装置に表示する第2の情報表示手段
    と、 前記情報読み出し手段が前記第1の記憶手段から読み出
    した前記画像データにもとづいて、前記名刺の画像を前
    記表示装置に表示する第3の情報表示手段と、 を備えたことを特徴とする名刺による顧客管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記面会者の識別情報は前記面会者の識
    別番号である請求項1記載の名刺による顧客管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記名刺認識手段、前記画像データ生成
    手段、前記面会者入力手段、前記第1の記憶手段、前記
    情報格納手段、前記第2の記憶手段、前記氏名入力手
    段、前記情報読み出し手段、前記第1、第2、第3の情
    報表示手段は、コンピュータにより構成されている請求
    項1記載の名刺による顧客管理システム。
  4. 【請求項4】 前記面会者入力手段および前記氏名入力
    手段はキーボードを含んで構成されている請求項3記載
    の名刺による顧客管理システム。
  5. 【請求項5】 前記組織名は、会社名、団体名、企業
    名、官公庁名、地方自治体名を含む請求項1記載の名刺
    による顧客管理システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001229190A (ja) * 2000-02-15 2001-08-24 Canon Inc 取引先カード情報提供システム、取引先カード情報提供方法及び記録媒体
JP2003067557A (ja) * 2001-08-22 2003-03-07 Yuichi Watanabe 個人情報管理システム
JP2012008733A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 King Jim Co Ltd カード情報管理装置
JP2020198022A (ja) * 2019-06-05 2020-12-10 株式会社サテライトオフィス 名刺管理システム、名刺管理システムのプログラム

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