JP2885657B2 - 選挙端末装置及び複数同日選挙方法 - Google Patents
選挙端末装置及び複数同日選挙方法Info
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Description
選挙等、大有権者数を対象とした規模の大きな複数同日
選挙に適用して好適な選挙端末装置に係るもので、特
に、投票者及び管理者の作業負担を軽減して投票操作及
び投票管理作業の容易化並びに円滑化を図るとともに、
過誤を排除しかつ選挙活動を均等抑制して信頼性の高い
公正な選挙を遂行できる電子化された選挙端末装置及び
複数同日選挙方法に関する。
員、市長村長、及び同議員等の選挙では、公職選挙法に
基づき、地方自治体から有権者に投票所入場券となる葉
書が郵送され、有権者が投票所にその葉書を持参し、選
挙人名簿との照合により有権者本人であることの確認を
受ける。そして、投票用紙が渡されるとその投票用紙に
立候補者の氏名を記入して、投票箱に投函して投票が行
なわれる。その後、投票箱を体育館等の施設に集め、係
員が開票作業を行ない、投票結果を集計するという経緯
をとっていた。更に、投票時の投票用紙への記入説明に
ついては、投票用紙を渡す際の投票所の係員の口頭説
明、及び投票用紙への記入場所に於いての用紙掲示によ
るものであった。
係る操作負担及び作業負担が大きく、かつ投票に多くの
時間と労力を要するという問題があり、これが投票率の
向上を妨げる一要因となっていた。特に、複数同日選挙
に於いては、この問題が顕著であった。
得については、選挙活動中に於ける講演、ポスター掲示
等により取得し、更に、テレビ、新聞等のマスメディア
を通して取得する形態であった。従って従来では、選挙
活動の均等化が困難であり、多くの選挙費用が必要とな
るという問題を残していた。
選挙投票では、投票者及び選挙管理者に係る操作負担及
び作業負担が大きく、かつ投票に多くの時間と労力を要
するという問題があり、これが投票率の向上を妨げる一
要因となっていた。更に、選挙活動の均等化が困難であ
り、多くの選挙費用が必要となる問題を残していた。
選挙の投票行為や集計作業等において電子化を促進し、
かつその際、複数同日選挙に於いて、1つの端末で容易
に複数の選挙を同時に過誤なく実行できるようにした、
操作性及び信頼性に優れた選挙端末装置及び複数同日選
挙方法を提供することを目的とする。
装置と座標入力装置とが一体形成された選挙端末装置に
於いて、複数の選挙を同日に行なう場合に、表示装置に
表示された投票メニューから投票する選挙の選択を行な
って投票を行なうようにするとともに、投票を行なった
か否かを各選挙についてチェックすることで、確実に複
数同日選挙に対応可能としたことを特徴とする。
する。図1は、本発明の実地例による選挙端末装置の構
成を機能構成要素別に示すシステムブロック図であり、
図2は本発明の実地例による選挙端末装置のハードウェ
ア構成を示すシステムブロック図である。
候補者表示制御部6、文字認識部8、確定部9、登録部
10等は、図2に示す、CPU112、及びRAM11
3内の各種プログラム(処理制御部、入力制御部、適性
(適格性)チェック部、認識処理部、領域判別処理部、
立候補者検索処理部、画面ページ出力制御部、通信制御
部等)、及び、RAM113内に設けた各種のバッファ
・データベース・テーブル類(位置データバッファ、辞
書データバッファ、領域データバッファ、認識結果バッ
ファ、立候補者登録バッファ、立候補者バッファ、画面
ページ出力バッファ、政党名登録バッファ等)等によっ
て実現される。又、表示部2は図2に示す一体型表示入
力装置32の液晶ディスプレイ(LCD)36、及びL
CDコントローラ111等によって実現される。又、入
力部3は図2に示す一体型表示入力装置32の透明タブ
レット35、スタイラスペン33、及びタブレットコン
トローラ110等によって実現される。候補者データベ
ース7は図2に示す選挙情報ファイル117、及びRA
M113内の立候補者登録バッファ、立候補者バッファ
等によって実現される。
制御を行なう。表示部2は投票操作のための各種の表示
を行なう。入力部3は座標入力装置を介してスタイラス
ペン33等の入力を受付ける。座標判断部4は、一体型
表示入力装置32の透明タブレット5による座標入力部
を介して入力されたデータの種別、内容等を判断する。
立候補者表示制御部6は候補者の氏名及び属性などを一
覧表示する制御を行なう。立候補者データベース7は立
候補者の氏名及び属性などのデータを格納する。文字認
識部8は上記座標入力部を介して入力されたデータを文
字(立候補者氏名)として認識する。確定部9は選択さ
れた立候補者を確定する。登録部80は確定された立候
補者を登録する。
のハードウェア構成を示すシステムブロック図であり、
ここでは、投票者により投票操作の際に操作されるマン
マシンインターフェイス機構を、静電型の透明タブレッ
トと液晶ディスプレイ(LCD)でなる一体型表示入力
装置とスタイラスペンとにより実現し、投票者に各種の
情報を提供するファイルを端末装置が個々に内蔵するシ
ステム構成を例示している。
に示すように箱形筐体31の上面部に設けられた一体型
表示入力装置32、及びスタイラスペン33と、上記筐
体31の内部に設けられた、タブレットコントローラ1
10、LCDコントローラ111、CPU112、RA
M113、ROM114、ビデオRAM(VRAM)1
15、通信インターフェイス(通信IF)116、選挙
情報ファイル117、メモリカードインターフェイス1
18、音声出力装置119、入出力インターフェイス
( I/O−I/F )120等の各構成要素により実現され
る。
レイ(LCD)36と座標入力用の静電型透明タブレッ
ト35とを積層して一体形成されたもので、同一座標面
で表示、及びデータ入力を行なうことができる。
5の座標位置を指示するもので、タブレット面との接触
を検知するスイッチを内蔵し、スイッチの検知結果はコ
ード34を介して内部処理回路に通知される。即ち、ス
タイラスペン33のスイッチ信号は、コード34を介し
更に本体内部のタブレットコントローラ110を介して
CPU112に受け付けられ入力処理される。
各種の投票処理手段を説明するためのもので、図4は第
1の投票処理方式による処理フローを示すフローチャー
ト、図5乃至図7はそれぞれ上記第1の投票処理方式に
於ける表示画面の状態遷移を説明するための画面表示例
を示す図、図8は第2の投票処理方式による処理フロー
を示すフローチャート、図9は上記図6及び図7ととも
に上記第2の投票処理方式に於ける表示画面の状態遷移
を説明するための画面表示例を示す図、図10は上記各
投票処理方式に於ける第1の拡張例を説明するための処
理フローを示すフローチャート、図11乃至図14はそ
れぞれ上記第1の拡張例の画面表示例を示す図、図15
は上記各投票処理方式に於ける第2の拡張例を説明する
ための処理フローを示すフローチャート、図16乃至図
21はそれぞれ上記第2の拡張例の画面表示例を示す図
である。
施例に於ける処理フローを示すフローチャートであり、
図24乃至図29はそれぞれ同実施例に於ける画面表示
状態を示す図である。
明する。まず、図1、図2、及び、図22乃至図29を
参照して本発明の一実施例に於ける全体の動作を説明す
る。
介し、図24(a)に示すような選挙選択画面を表示し
て、これから投票したい選挙の種別を選択可能にする。
この選挙選択画面上で投票者がスタイラスペン33を使
用して、これから投票したい選挙の種別を指示すること
により、指定された選挙の投票が可能となる。以後は画
面表示制御部5の画面切り替え制御と、投票者によるス
タイラスペン33の操作に従い、所定のシーケンスで投
票操作が実行され、確定部9に於いて候補者を確定した
後、その確定結果の投票情報が登録部10に登録され
る。
して説明する。図22及び図23はそれぞれ本発明の一
実施例に於ける処理フローを示し、図24乃至図29は
それぞれ同実施例に於ける画面表示状態を示す。
挙時に於ける選挙選択処理手順を示すフローチャートで
ある。図22に於いて、符号S61は複数同日選挙の種
類を表示するステップであり、選挙の種類を表示し、ど
の選挙を行なうかの選択を促す。
を判断するステップであり、図24(a)に示す選挙選
択画面上でいずれの操作が行なわれたかを判断する。符
号S63(S67)は候補者一覧表示するステップであ
り、候補者データベースから、選ばれた選挙の候補者の
一覧などを表示する。
ステップであり、一覧表示された候補者の中から、1人
を選び、その候補者に確定するか否かを促す。符号S6
5(S69)は確定してもよいか否かを判断するステッ
プであり、選択あるいは認識された立候補者で確定して
よいか否かを確認させる。
であり、詳細を後述する投票処理方式に於ける投票方式
で、選択あるいは認識された立候補者に投票されたこと
を確定し、記憶装置に登録する。
断するステップであり、他の選挙を次に行なうか否かを
判断させる。図23は本発明の一実施例に於ける、複数
同日選挙時の確定された(予め定められた)順位の選挙
処理手順を示すフローチャートである。
挙の種類を設定するステップであり、予め設定された順
位でこれから行なう選挙の情報やデータセットなどを行
なう。
であり、候補者データベースから、現在行なわれている
選挙の候補者の一覧などを表示する。符号S83は候補
者を選択するステップであり、一覧表示された候補者の
中から1人を選ぶ。
り、選ばれた候補者の属性を表示し、この候補者で確定
するか否かを促す。符号S85は確定してもよいか判断
するステップであり、選択あるいは認識された立候補者
で確定して良いか否かを判断する。
択あるいは認識された立候補者に投票されたことを確定
し、記憶装置に登録する。符号S87は他の選挙がまだ
残っているか判断するステップであり、次に行なうべき
選挙がまだあるか否かを判断する。
あり、1つの選挙を投票し終わったことを図2に示すR
AM13内の投票管理カウンタにセットする。上記図2
2,及び図23の処理フローを参照して本発明の一実施
例に於ける動作を説明する。
画面を表示し、有権者がどの選挙を行うかを選択するよ
うに促す(図22ステップS61)。投票者が選んだ項
目により、どの選挙を行なうか選択されると、図25に
示すような選択された選挙の候補者一覧が表示され(図
22ステップS62,S63)、ここで候補者選択が行
われると図17に示すような属性(詳細情報)が表示さ
れ(図22ステップS64)、その候補者で投票してよ
いか、確定を促す。この属性(詳細情報)表示に於いて
選択された候補者で確定してよいかの判断を行ない(図
22ステップS65)、よければ確定することにより、
上記実施例と同様に、選択された候補者のデータが登録
される(図22ステップS66)。
表示して、次の投票を行なうか否かを判断し(図22ス
テップS71)、行なうのであれば、先に行なった選挙
の選択はできないようにして、図27に示す最初の処理
に戻る。
了を実行すると、処理は終了する。次に図23を参照し
て本発明の他の実施例に於ける、複数同日選挙時の確定
された(予め定められた)順位の選挙処理動作を説明す
る。
な初期画面を表示し、どの選挙を行なうかを確認させる
(図23ステップS81)。この確認操作の後、図25
に示すような、その選挙の候補者を表示して、どの候補
者に投票するかを選択させる(図23ステップS8
2)。
性(詳細情報)を表示して、この候補者で確定してよい
かを促す(図23ステップS83,S84)。この画面
上で、選択された候補者で確定してよいかの判断を行な
い、確定してよければ確定操作により、上記した実施例
と同様に、選択された候補者のデータが登録される(図
23ステップS85,S86)。
あれば、今、行なった選挙が終了したことを上記カウン
タにセットして、図28に示すような画面を表示し、次
の選挙投票操作の処理に入る(図23ステップS87,
S88)。
ような画面を表示して、処理が終了する。次に上記各選
挙に於ける投票処理について以下に具体例を挙げる。
7を参照して、上記各選挙に於ける投票処理動作を説明
する。ここでは手書き入力による記名投票方式と選択入
力画面を使う指定投票方式との2通りの投票方式からい
ずれか一つの投票方式を選挙端末装置できる構成を例に
とって説明する。
部2を介して図5に示すような、手書き入力画面を使う
記名投票方式と、選択入力画面を使う指定投票方式とを
任意に使用して候補者を選べる初期画面を表示する。
尚、図5に於いて、41は選択方式のコーナー、42は
文字認識のコーナー、42aはスクロール釦付きの文字
入力コーナー、42bは取消釦、42cは終了釦であ
る。
3を使用して、選択方式のコーナー41にて候補者一覧
の中からどれかを選択させるか、又は文字認識コーナー
42の文字入力コーナー42aにて候補者の氏名などを
手書き入力させる。
ら、座標(位置)判断部4がどの方式の入力コーナー
(選択方式コーナー41/文字認識コーナー42)で操
作したかを判断し、それによって、画面表示制御部5に
於いて立候補者一覧、選択された立候補者の詳細画面等
を表示したり、文字認識部8に於いて文字認識をさせた
り、確定部9に於いて候補者の確定を促したりする。
した(文字認識した)立候補者を登録し、制御部1を介
して表示部2に選択確定した旨のメッセージを表示す
る。次に、図4、及び、図5乃至図7を参照して第1の
投票処理方式による投票処理動作を説明する。
フローを示すフローチャートであり、図5乃至図7はそ
れぞれ上記投票方式の画面表示状態を示す図である。図
4に於いて、符号S1は初期画面を表示するステップで
あり、図5に示すような、手書き入力画面を使う記名投
票方式と選択入力画面を使う指定投票方式との2通りの
投票方式で投票操作が行なえる初期画面を表示する。符
号S2は有権者が操作する操作ステップであり、指定投
票方式の選択入力画面により候補者一覧の中から1人を
選択するか、あるいは記名投票方式の手書き入力画面に
より手書きで候補者の氏名などを入力させる。符号S3
はどの投票画面で最初に操作したかを判断するステップ
であり、記名投票方式による手書き入力画面と、指定投
票方式による入力画面のうち、いずれの投票画面を使っ
て最初に操作したかを判断する。符号S4,S8は上記
入力画面で選択した候補者を確定してもよいか否かを判
断するステップであり、上記入力画面上で選択あるいは
認識された立候補者で良いか否かを図17に示すような
詳細画面上で確認させる。符号S5は立候補者一覧を表
示するステップであり、指定投票方式の選択入力画面に
設けられた次画面釦が選択された際に図6に示すような
立候補者一覧を表示する。符号S6は立候補者一覧から
立候補者を選択する操作ステップであり、立候補者一覧
の中から1人を選ばせる。符号S7は文字認識をするス
テップであり、記名投票方式の手書き入力画面で手書き
入力されたデータを文字として認識する。符号S9は文
字入力画面を表示するステップであり、詳細画面(図1
7参照)上で確定が成されなかった際に図7に示すよう
な立候補者を手書き記入するための画面を表示する。符
号S10は文字を入力する操作ステップであり、立候補
者の中から1人の氏名、もしくは属性を手書きで入力さ
せる。符号11は確定するステップであり、詳細画面
(図17参照)上で確定操作(肯定釦操作)が行なわれ
た際に選択あるいは認識された立候補者に投票されたこ
とを確定し内部の記憶装置に登録するとともに、その投
票結果の情報を外部に送信する。
記第1の投票処理方式による投票処理動作を説明する。
先ず、図5に示すような、手書き入力画面を使う記名投
票方式と、選択入力画面を使う指定投票方式とを任意に
使用して候補者を選べる初期画面を表示し、2種の入力
コーナー(選択方式のコーナー41、又は文字認識コー
ナー42)のうち、いずれかの入力コーナーを使用し
て、立候補者を選択するよう促す(図4ステップS
1)。
択を行なったならば(図4ステップS2)、選択方式の
コーナー41、文字認識コーナー42のうち、どのコー
ナーで最初の操作が行なわれたかを判断する(図4ステ
ップS3)。
われた場合は、まず、選択された候補者の詳細画面(図
17参照)を表示して、選択された候補者で確定してよ
いか否かの判断を投票者に促し(図4ステップS4)、
選択された候補者でよければスタイラスペン33で確定
操作釦(図17では「はい」の肯定釦)を選択して確定
操作(又は再度同位置を指定する等の確定操作)を行な
うことにより、投票が確定する(図4ステップS1
1)。又、確定に至らないとき(図17では「いいえ」
の否定釦を選択したとき)は、図6に示すような立候補
者の一覧が表示される。その立候補者一覧の中から、上
記同様の確定操作で1人の立候補者を選択させる(図4
ステップS6)。
識のコーナー42で最初に操作したときは、投票者によ
って入力された文字を認識し(図4ステップS7)、手
書き入力により指定された候補者の詳細画面(図17参
照)を表示して、指定した候補者で確定してよいか否か
の判断を投票者に促し(図4ステップS8)、確定して
よければ上記同様の操作で確定が行なわれる(図4ステ
ップS11)。又、確定に至らないときは、図7に示す
ような文字入力画面を表示して文字入力を促す(図4ス
テップS9)。
ると、選択された候補者のデータを内部の記憶装置に登
録するとともに外部に送出して画面を初期状態に戻し投
票処理を終了する。
力画面を使う記名投票方式と、選択入力画面を使う指定
投票方式とのいずれかを任意に使用して候補者を選ぶこ
とができる。
式の場合は、立候補者の氏名記入にあたって、指定投票
方式の選択入力画面に表示される立候補者名(立候補者
一覧を含む)を参照して文字入力できる。
補者の一覧に「次画面」の選択釦を設けなかったが、立
候補者名が1画面分の立候補者一覧に納まらないとき
(複数頁にまたがる際)は立候補者一覧に「次画面」の
選択釦を設ければよい。又は後述するスクロール機能を
設けることも可能である。
照して、上述した第1の投票処理方式とは異なる第2の
投票処理方式について説明する。図8は上記第2の投票
処理方式に於ける処理動作を説明するための処理フロー
を示すフローチャートであり、図9は上記図6、図7と
ともに上記第2の投票処理方式に於ける画面表示状態例
を示す図である。
示するステップであり、図9に示すような、投票方式
(手書き入力画面を使う記名投票方式/選択入力画面を
使う指定投票方式)を選択的に使用して入力できる初期
画面を表示する。
いずれの投票方式を選んだかを判断するステップであ
り、手書き入力画面を使う記名投票方式、及び選択入力
画面を使う指定投票方式のうち、いずれの投票方式を選
んだかを判断する。
方式が選択された際に、立候補者一覧表示するステップ
であり、候補者選択方式を選んだ際に、図6に示すよう
な立候補者一覧を表示する。
ップであり、立候補者一覧の中から1人を選ばせる。符
号S25は手書き入力画面を使う記名投票方式が選択さ
れた際に、文字入力画面を表示するステップであり、文
字認識方式を選んだ際に、図7に示すような、立候補者
を手書き記入するための画面を表示する。
であり、立候補者の中から1人の氏名、もしくは属性を
手書きで書かせる入力させる。符号S27は文字認識を
するステップであり、手書きで入力されたデータを文字
(指定立候補者名)として認識する。
た候補者の確定を判断するステップであり、選択された
又は文字認識された候補者の詳細画面(図17参照)上
で選択あるいは認識された立候補者で良いか否かを確認
させる。
細画面(図17参照)上で確定操作(肯定釦操作)が行
なわれた際に選択あるいは認識された立候補者に投票さ
れたことを確定し内部の記憶装置に登録するとともに、
その投票結果の情報を外部に送信する。
の投票処理方式に於ける処理動作を説明する。まず、図
9に示すような選択画面を表示し、手書き入力画面を使
う記名投票方式、選択入力画面を使う指定投票方式のう
ち、いずれの投票方式で立候補者を確定するのかを促す
(図8ステップS21)。
票方式を選んだ場合は、図6に示すような立候補者一覧
を表示する(図8ステップS22,S23)。その立候
補者一覧の中から、投票者が1人の立候補者を選択する
と(図8ステップS24)、詳細画面(図17参照)を
表示して、選択した立候補者に確定してよいか否かを投
票者に促し、確定操作がなされたならば、確定処理を実
行して、その確定した立候補者を内部の記憶装置、及び
外部の記憶装置に登録する(図8ステップS28,S2
9)。
入力画面を使う記名投票方式を選んだ際は、図7に示す
ような文字入力画面を表示して指定立候補者の文字入力
を促し(図8ステップS25)、投票者によって入力さ
れた文字を認識し(図8ステップS26,S27)、確
定してよいかを確認した後、登録することにより、処理
が終了する(図8ステップS28,S29)。
(図9参照)に戻って、上記した投票処理をやり直す。
このように、投票方式を手書き入力による記名投票方式
か、選択入力による選択投票方式かを初期画面上で選択
することにより、以後、その選択した方式で自動的に投
票操作が進行する。
投票処理方式に於ける第1の機能拡張例について説明す
る。図10は上記第1の機能拡張例の処理フローを示
し、図11乃至図14は当該機能拡張例に於ける画面表
示状態を示す。
名を一覧表示するステップであり、候補者データベース
から候補者の一覧を画面に表示する。符号S32,S3
5は操作内容を判断するステップであり、一覧表示画面
上で、スクロール、拡大・縮小/選択のいずれの操作が
行なわれたかを判断する。符号S33,S36は表示位
置や大きさを補正するステップであり、スクロールが行
なわれた場合、その位置に従って表示位置を補正し、拡
大・縮小が行なわれた場合、その大きさに従って情報の
大きさを補正する。符号S34は属性を表示するステッ
プであり、候補者の属性(詳細情報)を表示する。符号
S37は確定してもよいか否かを判断するステップであ
り、上記した第2実施例と同様に選択あるいは認識され
た立候補者で良いか否かを確認させる。符号S38は立
候補者への投票を確定するステップであり、上記した第
2の投票方法と同様に、選択あるいは認識された立候補
者に投票されたことを確定し、上記した第2の投票方法
と同様に記憶装置に登録する。
1の機能拡張例の動作を説明する。まず、図11に示す
ような候補者一覧を表示し、立候補者の選択操作を促す
(図10ステップS31)。
れ、スクロール操作子SRにより、スクロール操作が実
行されると、そのスクロール操作に従い、表示位置補正
による移動処理(図1の制御部1によるスクロール処
理)を行ない(図10ステップS33)、図5に示すよ
うな位置補正(スクロール)された候補者一覧を表示す
る(図10ステップS31)。
が選択されると、その指示に従う大きさの補正(拡大/
縮小)を行ない(図10ステップS33)、情報が拡大
/縮小された候補者一覧を表示する(図10ステップS
31)。その拡大例を図13に示す。
されると、図14に示すような属性(詳細情報)を表示
し(図10ステップS34)、同様に、スクロール、拡
大、縮小の実行された項目によって、処理を行ない、上
記した第2,第3の投票方法と同様に、最終的に選択さ
れた候補者で確定してよいかの判断を有権者に促し、確
定してよければ確定することにより、選択された候補者
のデータを登録して処理が終了する。
属性表示時に於いて、1画面上に収まりきれない、例え
ば立候補者一覧、詳細等の各種情報を任意に画面スクロ
ールでき、更に必要により、表示情報を自由に拡大表
示、縮小表示できるため、投票操作が円滑に行なえる。
の実施例に於ける第2の機能拡張例を説明する。図15
は本発明の実施例に於ける第2の機能拡張例の処理フロ
ーを示し、図16乃至図21は同機能拡張例に於ける画
面表示状態を示す。
名、及び白票項目、該当者なし等を意味する項目、フリ
ーフォーマット入力項目を一覧表示するステップであ
り、候補者データベースから候補者の一覧などを画面に
表示する。符号S42はいずれの操作が行なわれたかを
判断するステップであり、一覧表示画面上で、候補者選
択、白票選択、該当者無選択、フリーフォーマット選択
等のいずれの操作が行なわれたかを判断する。符号S4
3は属性を表示するステップであり、図17に示すよう
な候補者の属性(詳細情報)を表示し確定するか否かを
促す。符号S44は白票選択画面を表示するステップで
あり、図16に示す画面上で白票用の項目を選んだ場
合、図18に示すような画面を表示して、白票の投票を
確定するか否かを促す。符号S45は「該当者なし」の
選択画面を表示するステップであり、図16に示す画面
上で「該当者なし」の項目を選んだ場合、図19に示す
ような画面を表示して、「該当者なし」の投票を確定す
るか否かを促す。符号S46は文字入力画面を表示する
ステップであり、図16に示す画面上でフリーフォーマ
ット入力(手書き入力)を選んだ場合、図20に示すよ
うな手書き入力のための画面を表示する。符号S47は
文字を入力するステップであり、手書きで入力させる。
符号S48は文字認識の処理ステップであり、手書きで
入力されたデータを文字として認識する。符号S49は
文字認識された情報を表示するステップであり、手書き
で入力され、認識された情報で投票を確定するか否か促
す。
するステップであり、選択あるいは認識された、立候補
者、又は、白票、”該当者なし”等で確定して良いか否
かを確認させる。符号S51は確定するステップであ
り、選択あるいは認識された立候補者、又は、白票、”
該当者なし”に投票されたことを確定し、上記各実施例
と同様に記憶装置に登録する。
2の機能拡張例の動作を説明する。まず、図16に示す
ような候補者一覧を表示し、候補者選択、白票項目、該
当者なしの項目、フリーフォーマット入力項目の一覧の
中からどれかを選択するように操作を促す(図15ステ
ップS41)。
1人が選択されると、図17に示すような属性(詳細情
報)が表示され、確定を促す(図15ステップS4
3)。また白票の項目が選択された際は、図18に示す
ような画面が表示され、確定を促す(図15ステップS
44)。
は、図19に示すような画面が表示され、確定を促す
(図15ステップS45)。また、フリ−フォ−マット
入力が選択された際は、図20に示すような画面が表示
され、文字の入力を促し(図15ステップS46)、入
力された手書き文字を文字認識し(図15ステップS4
7,S48)、図21に示すような文字認識された結果
で確定するかを促す(図15ステップS49)。
確定されると、上記した各実施例と同様に選択された候
補者のデータを登録して処理が終了する(図15ステッ
プS50,S51)。
票行為や集計作業等において電子化を促進する際、投票
の自由を尊重し、かつ操作性に優れた選挙端末装置を提
供できる。
投票行為や集計作業等において電子化を促進する際、複
数同日選挙に於いて、1つの端末で容易に複数の選挙を
同時に実行でき、操作性に優れた省スペース化された選
挙端末装置を提供することができる。
示装置と座標入力装置とが一体形成された選挙端末装置
に於いて、複数の選挙を同日に行なう場合に、表示装置
に表示された投票メニューから投票する選挙の選択を行
なって投票を行なうようにするとともに、投票を行なっ
たか否かを各選挙についてチェックすることで、確実に
複数同日選挙に対応可能になるとともに、一つの端末で
容易に複数の選挙を同時に実行できることから、操作性
に優れた省スペース化された選挙端末装置を提供するこ
とができる。
能構成要素別に示すシステムブロック図。
ェア構成を示すシステムブロック図。
視図。
フローを示すフローチャート。
表示状態を示す図。
表示状態を示す図。
表示状態を示す図。
フローを示すフローチャート。
表示状態を示す図。
機能拡張例を示すフローチャート。
機能拡張例の画面表示状態を示す図。
機能拡張例の画面表示状態を示す図。
機能拡張例の画面表示状態を示す図。
機能拡張例の画面表示状態を示す図。
機能拡張例を示すフローチャート。
機能拡張例の画面表示状態を示す図。
機能拡張例の画面表示状態を示す図。
機能拡張例の画面表示状態を示す図。
機能拡張例の画面表示状態を示す図。
機能拡張例の画面表示状態を示す図。
機能拡張例の画面表示状態を示す図。
フローチャート。
すフローチャート。
す図。
す図。
す図。
す図。
す図。
す図。
部、5…画面表示制御部、6…立候補者表示制御部、7
…立候補者データベース、8…文字認識部、9…確定
部、10…登録部、31…筐体、32…一体型表示入力
装置、33…スタイラスペン、34…コード、35…透
明タブレット、36…液晶ディスプレイ(LCD)、1
10…タブレットコントローラ、111…LCDコント
ローラ、112…CPU、113…RAM、114…R
OM、115…VRAM、116…通信インターフェイ
ス(通信IF)、117…選挙情報ファイル、118…
メモリカードインターフェイス(メモリカードIF)、
119…音声出力装置、120…入出力インターフェイ
ス(I/O −I/F )。
Claims (2)
- 【請求項1】 表示装置と座標入力装置とが一体に形成
された表示入力装置を用いて、複数同日選挙に於ける各
選挙毎の投票を可能にした選挙端末装置であって、 複数同日選挙に於ける各選挙毎の投票操作に従う投票情
報を記憶する記憶手段と、 複数同日選挙に於ける各選挙毎の候補者情報及び候補者
の詳細情報を記憶する候補データベースと、 複数同日選挙に於ける各選挙の中から投票を行なう選挙
を選択するための各選挙に対応する複数の選挙種指定釦
をもつ投票メニューを上記表示装置に表示する第1画面
表示制御手段と、 上記第1画面表示制御手段により表示された投票メニュ
ーからいずれか一つの選挙が選択されたことを上記座標
入力装置の座標指定位置情報により認識する選挙種認識
手段と、 上記認識された選挙種情報に従い上記候補データベース
より該当する選挙種の候補情報を取得し、当該候補情報
を上記表示装置に表示する第2画面表示制御手段と、 上記第2画面表示制御手段により表示された候補情報か
ら候補の選択指定がなされたことを上記座標入力装置の
座標指定位置情報により認識する候補認識手段と、 上記認識された候補情報に従い上記表示装置に上記候補
データベースから読出した選択指定候補の詳細情報を投
票確定釦及び取消釦とともに表示する第3画面表示制御
手段と、 上記第3画面表示制御手段により表示された画面上で投
票確定釦が操作されたとき上記記憶手段に記憶された当
該投票確定候補者の得票情報を更新制御する手段と、 上記第3の画面表示手段により表示された画面上で取消
釦が操作されたとき上記第2画面表示制御手段による操
作画面に戻す手段と、 上記投票の確定後、複数の選挙投票を示す投票メニュー
から上記投票入力が完了していない選挙投票の有無をチ
ェックするチェック手段と、 上記チェック手段のチェック結果を上記第1画面表示制
御手段によって表示される上記複数の選挙種を示す投票
メニュー上に反映させ、投票入力が完了した選挙種の選
挙種情報を投票入力が完了していない他の選挙種の選挙
種情報とは異なる表示形態で表示する第4画面表示制御
手段と、 上記第4画面表示制御手段によって表示される上記複数
の選挙種を示す投票メニュー上の既に投票入力が完了し
た選挙種の選挙種情報を選択不可にする制御手段とを具
備してなることを特徴とする選挙端末装置。 - 【請求項2】 複数同日選挙に於ける各選挙毎の投票操
作に従う投票情報を記憶する記憶手段と、複数同日選挙
に於ける各選挙毎の候補者情報及び候補者の詳細情報を
記憶する候補データベースとを備え、表示装置と座標入
力装置とが一体に形成された表示入力装置を用いて複数
同日選挙に於ける各選挙毎の投票が行なえる選挙端末装
置の複数同日選挙方法であって、 複数同日選挙に於ける各選挙の中から投票を行なう選挙
を選択するための各選挙に対応する複数の選挙種指定釦
をもつ投票メニューをもつ第1画面を上記表示装置に表
示し、 当該第1画面上に表示された投票メニューからいずれか
一つの選挙が選択されたことを上記座標入力装置の座標
指定位置情報により認識し、当該認識した選挙種情報に
従い上記候補データベースより該当する選挙種の候補情
報を取得して、当該候補情報をもつ第2画面を上記表示
装置に表示し、 当該第2画面上に表示された候補情報から候補の選択指
定がなされたことを上記座標入力装置の座標指定位置情
報により認識し、当該認識した候補情報に従い上記表示
装置に上記候補データベースから読出した選択指定候補
の詳細情報及び投票確定釦と取消釦とをもつ第3画面を
上記表示装置に表示し、 当該第3画面上で投票確定釦が操作されたとき、上記記
憶手段に記憶された当該投票確定候補者の得票情報を更
新制御するとともに、複数の選挙投票を示す投票メニュ
ーから上記投票入力が完了していない選挙投票の有無を
チェックして、当該チェック結果を上記第1画面の投票
メニュー上に反映させ、投票入力が完了した選挙種の選
挙種情報を投票入力が完了していない他の選挙種の選挙
種情報とは異なる表示形態として既に投票入力が完了し
た選挙種の選挙種情報を選択不可にした第4画面を上記
表示装置に表示し、上記第3の画面上で取消釦が操作さ
れたときは上記第2画面に戻すことを特徴とする複数同
日選挙方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32250894A JP2885657B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 選挙端末装置及び複数同日選挙方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32250894A JP2885657B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 選挙端末装置及び複数同日選挙方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19230392A Division JPH0635935A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 選挙端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07302289A JPH07302289A (ja) | 1995-11-14 |
JP2885657B2 true JP2885657B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=18144444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32250894A Expired - Lifetime JP2885657B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 選挙端末装置及び複数同日選挙方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2885657B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57199083A (en) * | 1981-06-02 | 1982-12-06 | Nihon Senkiyo Center Kk | Balloting apparatus |
JPH0273483A (ja) * | 1988-09-09 | 1990-03-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | オンライン手書き文字入力装置 |
JPH0275088A (ja) * | 1988-09-12 | 1990-03-14 | Hitachi Ltd | オンライン手書き文字入力制御方式 |
JPH02254518A (ja) * | 1989-03-29 | 1990-10-15 | Hitachi Ltd | 多項目入力装置 |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP32250894A patent/JP2885657B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07302289A (ja) | 1995-11-14 |
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