JP2001154837A - オブジェクト指向開発支援装置 - Google Patents

オブジェクト指向開発支援装置

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JP2001154837A JP33847799A JP33847799A JP2001154837A JP 2001154837 A JP2001154837 A JP 2001154837A JP 33847799 A JP33847799 A JP 33847799A JP 33847799 A JP33847799 A JP 33847799A JP 2001154837 A JP2001154837 A JP 2001154837A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体クラス図の中で共通するクラスの配置位
置や配置構造に一貫性を持たせ、図形表現によるクラス
図の識別機能が向上するように表示し、オブジェクト指
向技術を用いたソフトウェア開発作業を効率良く支援す
ること。 【解決手段】 各ユースケース毎に作成したクラス図を
格納した記憶手段を備えたオブジェクト指向開発支援装
置において、前記各ユースケース毎に作成したクラス図
を前記記憶手段から読み出し、システム全体のクラス図
を作成する全体クラス図作成手段と、作成された全体ク
ラス図を基に各ユースケースにおけるクラス図のクラス
やクラス間の関係の表示位置を変更するクラス図整形手
段と、整形後のクラス図を表示する表示手段とを具備し
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オブジェクト指向
によるソフトウェアの開発を支援するオブジェクト指向
開発支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ソフトウェア分析/設計手法の1
つとしてオブジェクト指向分析/設計が普及している。
ここで、オブジェクト指向とは、現実世界の実態をオブ
ジェクトとして抽出し、このオブジェクトを単位として
ソフトウェアを構成していく開発手法である。オブジェ
クト指向開発では、オブジェクトを抽出し、抽出したオ
ブジェクトのクラス化及びクラス間の静的な関係を洗い
出すことは重要である。このオブジェクトのクラス化及
びクラス間の関係整理に、国際標準化されているUML
(Unified Modeling Language)では、クラス図が用いら
れる。
【0003】クラス図は、システム全体やユースケース
の単位で作成される。ユースケースとは、そのソフトウ
ェアの持つ機能である。クラス図とは、クラスの持つ属
性とメソッドを明記し、クラス間の静的な関係を表記し
た図である。図13及び図14に分析段階での2つのユ
ースケースに対するクラス図の例を示す。なお、図1
3、図14及び以降に示すクラス図は、UMLの表記法
に基づいている。図13におけるクラス図は、クラス名
が「人間」、「顧客」、「本人」、「配偶者」、「子
供」、「その他」、「保険会社」、「保険会社一覧」、
「既加入情報」、「保険商品」、「保険商品一覧」とい
うクラス1301〜1311から構成されている。これ
らの各クラス1301〜1311はクラス名称131
2、クラス属性1313、クラスメソッド1314から
構成されている。例えば、「顧客」クラス1302は、
「顧客」というクラス名称1312、「血液型、自由設
定区分、年収、趣味、…」などのクラス属性1313、
「ツールの取得、指定の年収を得ているか?、…」など
のクラスメソッド1314から構成されている。そし
て、各クラス1301〜1311は実線で示すような静
的な関係で関係付けられており、その関係が関係名称で
示されている。例えば、「顧客」クラス1302と「既
加入情報」クラス1309とは、「保険契約者である」
という関係名称1315が付された関連1316と、
「被保険者である」という関係名称1317が付された
関連1318によって関係付けられている。
【0004】図14におけるクラス図は、クラス名が
「人間」、「営業職員管理情報」、「本人」、「配偶
者」、「子供」、「その他」、「保険設計書」、「顧
客」、「ツール」、「既加入情報」というクラス140
1〜1410から構成されている。これらの各クラス1
401〜1410のうち、例えば「営業職員管理情報」
クラス1402は、「営業職員管理情報」というクラス
名称1411、「営業職員ID、パスワード」などのク
ラス属性1412、「新規の顧客を調べる、本人の登
録、配偶者の登録、…」などのクラスメソッド1413
から構成されている。そして、各クラス1401〜14
10は図13の場合と同様に、実線で示すような静的な
関係で関係付けられており、その関係が関係名称で示さ
れている。例えば、「営業職員管理情報」クラス140
2と「顧客」クラス1408とは、「担当している」と
いう関係名称1414が付された関連1415によって
関係付けられている。ここで、図13のクラス図と図1
4のクラス図とは、異なるユースケースのものである
が、クラス1301と1401、1302と1408、
1303と1403、1304と1404、1305と
1405、1306と1406、1309と1410と
が共通している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来において、図13
及び図14に示したように、共通する多くのクラスを持
つクラス図を作成する場合であっても、ユースケースが
異なる場合、各ユースケース単位毎に作成者自身が独自
にクラスを配置し、ユースケース毎のクラス図を作成す
るようにしていた。このため、共通する多くのクラスを
持つ類似のユースケースであっても、同じクラス名のク
ラスの配置位置や全体の配置構造が異なったものとな
り、それぞれのクラス図がいずれのユースケースに該当
するのか、或いはいずれのユースケースに類似するもの
なのか、あるいは類似のユースケースとどの部分が異な
るのかを容易に見分けることができず、図形表現による
識別機能が劣るという問題があった。
【0006】また、複数のユースケースのクラス図を結
合してシステム全体のクラス図を作成する場合、その全
体クラス図の作成画面上で、各ユースケースのクラス図
の各クラスを貼り付ける形式の操作を行なうことによっ
て作成していた。このため、クラスの数が多い場合、あ
るいはクラス図が複雑である場合には貼り付け漏れが発
生し、その検証作業に手間がかかるという問題があっ
た。
【0007】また、全体クラス図の中においてどの部分
がどのユースケースに相当するものかは、ユースケース
単位に作成したクラス図とを見比べることによって認識
或いは識別するようにしていたため、全体クラス図の中
におけるユースケースの識別作業が面倒であるという問
題があった。
【0008】本発明の目的は、全体クラス図の中で共通
するクラスの配置位置や配置構造に一貫性を持たせ、図
形表現によるクラス図の識別機能が向上するように表示
し、オブジェクト指向技術を用いたソフトウェア開発作
業を効率良く支援することができるオブジェクト指向開
発支援装置を提供することにある。また、複数のユース
ケースのクラス図からシステム全体の全体クラス図を容
易に作成し、検証作業を不要にすることができるオブジ
ェクト指向開発支援装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、各ユースケース毎に作成したクラス図を
記憶手段から読み出し、システム全体のクラス図を作成
する全体クラス図作成手段と、作成された全体クラス図
を基に各ユースケースにおけるクラス図のクラスやクラ
ス間の関係の表示位置を変更するクラス図整形手段と、
整形後のクラス図を表示する表示手段とを具備したこと
を特徴とする。また、前記クラス図整形手段は、複数の
ユースケースにおけるクラス図において同一のクラスが
同じ位置関係に表示されるように表示位置の情報を変更
することを特徴とする。また、全体クラス図中に表示さ
れた複数のクラスをユースケース別に識別可能な形式で
表示させる手段をさらに備えることを特徴とする。
【0010】なお、同一のクラスが同じ位置関係とは、
表示座標が完全に同一であることに限定されるものでは
なく、見た目でほぼ同じ位置であるような関係を含むも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の一
形態を図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発
明によるオブジェクト指向開発支援装置の一実施の形態
を示すブロック図であり、コマンドを入力したり、結果
を出力する端末101と、クラス図の作成・管理等の処
理を行う処理装置102と、クラス図などの情報を格納
する外部記憶装置103とで構成されている。処理装置
102は、具体的にはコンピュータで構成されるもので
あり、クラス図作成手段104、クラス管理手段10
5、クラス図整形手段106、全体クラス図作成手段1
07、全体クラス図整形手段108、クラス図表示手段
109、ユースケース識別手段110を具備している。
これらの各手段は、具体的にはプログラムによって構成
されるものである。外部記憶装置103には、クラス図
情報111、クラス情報112、全体クラス図情報11
3の格納領域を備えている。
【0012】クラス図作成手段104は、クラス図を作
成し、クラス図情報111として外部記憶装置103に
格納するものである。クラス管理手段105は、クラス
図の作成時に新規に加えたクラスが重複していないかを
監視し、重複していないクラスをクラス情報112に登
録するものである。クラス図整形手段106は、全体ク
ラス図情報113を作成し、その時に整形した図の配置
を各ユースケース毎のクラス図情報111に反映させる
ものである。全体クラス図作成手段107は、ユースケ
ース毎のクラス図情報111からシステム全体のクラス
図情報113を作成するものである。全体クラス図整形
手段108は、全体クラス図情報113の作成の際に、
クラス図内の図形の配置を整形するものである。クラス
図表示手段109は、クラス図情報111または全体ク
ラス図情報113を端末101に表示させるものであ
る。ユースケース識別手段110は、特に全体クラス図
情報113の表示の際に、特定のユースケースを識別す
るものである。
【0013】図2は、ユースケース単位のクラス図情報
111を作成してから全体クラス図情報113を表示す
るまでの処理の概要を示すフローチャートである。ま
ず、クラス図作成手段104を用いてユースケース毎に
クラス図を作成し、クラス情報112とクラス図情報1
11の形式で外部記憶装置103に格納する(ステップ
201)。クラス図の作成方法は従来と同様であり、端
末101を用いてクラスを示す図形を画面上で貼り付
け、その図形の中にクラス名称やクラス属性、クラスメ
ソッドを入力し、さらにクラス間の関係を結ぶ実線を引
き、関係を示す名称を入力する。さらに必要であれば操
作の情報を入力する。図13に示したクラス図における
クラス名称=人間のクラス1301対するクラス情報1
12の例を図3に、クラス図情報111の例を図4に示
す。
【0014】クラス情報112は、システム全体で使用
されているクラスの情報で、クラス管理手段105によ
って、システム全体で一元管理し、同一のクラスの重複
登録を防止している。あるユースケース内で新規に作成
されたクラスは、クラス情報112に登録され、他のユ
ースケースに対するクラス図を作成するときに利用する
ことができる。1つのクラスのクラス情報112は、図
3に示すように、クラス名称301、クラス属性30
2、クラスメソッド303、利用先304の情報から構
成されている。なお、利用先304には、あるクラスが
どのユースケースのクラス図の作成に用いられたかの情
報として、U3、U5のようなユースケース識別子が格
納されるようになっている。
【0015】クラス図情報111は、図4に示すよう
に、クラス図内に記述したクラス401及びクラス間の
関係402とそれらの位置関係を示す物理情報403か
ら構成されている。クラス401は、クラス情報112
と連動して必要に応じてクラス情報の持つクラス属性3
02や、クラスメソッド303等を取得することができ
る。また、クラス間の関係402には、以下の2つの形
式がある。 type A クラス1,クラス2:関係種類:ユースケース識別子 type B クラス1,クラス2:関係種類:多重度1,多重度2,関
係名:ユースケース識別子 type Aは、継承関係を表す際の表記である。これ
に対してtype Bは、「通常の関係」及び「集約関
係」を表す際に用いる。図13示したクラス図との関係
は、クラス1とクラス2との間に関係種類で示した関係
がある。そして、関係の種類が「通常の関係」または
「集約関係」の場合は、関係を表す矢印に関係名と多重
度1と多重度2が付けられる。
【0016】例えば、図13のクラス図において、「保
険会社」のクラス1307と「保険会社一覧」のクラス
1308、「既加入情報」のクラス1309について注
目した場合、図5に拡大して示しているように、「集約
関係」の関係があるクラス1307と1308のクラス
1308には「◇」記号501が付けられ、さらにこれ
らを結ぶ実線の両端には多重度を示す「0...1」と
「1」が付けられる。「0...1」が多重度1を表
し、「1」が多重度2を表す。また、クラス1307と
1309については、「通常の関係」であり、これらを
結ぶ実線の両端には多重度を示す「1」と「0...
*」が付けられる。なお、クラス1307と1309の
関係は、保険会社と契約している既加入情報は無いか、
複数ある、または既加入情報に対応する保険会社が1つ
あるということを意味している。また、図13及び図1
4においては、図面が複雑になるため、「0...*」
などの多重度の文字は省略している。なお、U3等で示
すユースケース識別子は、関係情報がどのユースケース
のクラス図の作成で使用したかを表す。
【0017】次に、クラス図の作成が終了したならば、
クラス図の整形を行なう必要があるかを調べる(ステッ
プ202)。作成者自身がクラス図の整形を行なう必要
があると判断した場合は、クラス図整形手段106を起
動する。このクラス図整形手段106では、まず、クラ
ス情報112とクラス図情報111から全体クラス図作
成手段107を用いて全体クラス図情報113を作成す
る(ステップ203)。このシステム全体のクラス図の
作成過程を図6にフローチャートで示す。
【0018】システム全体のクラス図の作成処理では、
まず、各ユースケース毎のクラス図の参照をしたかを調
べる(ステップ601)。全てのユースケースのクラス
図を参照し終えたならば、システム全体のクラス図につ
いて整形を行なう(ステップ611)。しかし、まだ全
てのクラス図を参照していなかった場合は、各ユースケ
ース毎のクラス図情報111において、全てのクラスを
参照したかを調べる(ステップ602)。まだ全てのクラ
スを参照していないならば、クラスを取得して(ステッ
プ603)、そのクラスがシステム全体のクラス図に登
録されていなければ(ステップ604)、システム全体
のクラス情報に対し、取得したクラスを登録する(ステ
ップ605)。全てのクラスを参照し終えたならば、次
に、全ての関係を参照したかを調べる(ステップ60
6)。まだ全ての関係の情報を参照していない場合は、
関係の情報を取得し(ステップ607)、その関係がシ
ステム全体のクラス図情報に登録されていなければ(ス
テップ608)、システム全体のクラス情報に取得した
関係の情報を登録し(ステップ609)、登録した関係
の情報に当該ユースケースを識別するためのユースケー
ス識別子を付加する(ステップ610)。既に関係の情
報が登録されていた場合は、ユースケース識別子のみ付
加する(ステップ610)。
【0019】図13に示したクラス図と、図13とは異
なるユースケースにおける図14に示したクラス図とか
ら作成したシステム全体のクラス図の例を図7に、また
その全体クラス図情報113の例を図8に示す。図7に
示すように、図13のクラス図に対し、図14における
クラス1402,1407,1409が新たに付加され
ることによって全体のクラス図が完成している。
【0020】図2に戻り、全体クラス図の作成が終了し
たならば、その全体クラス図情報113を基に、クラス
図整形手段106を用いてユースケース毎のクラス図の
整形を行い、整形結果をクラス図情報111に出力する
(ステップ204)。
【0021】クラス図の整形処理では、図9に詳細なフ
ローチャートを示すように、まず、全体クラス情報11
3の持つ物理情報を全て参照したかどうかを調べ、全て
を参照していない場合(ステップ901)、物理情報を
1つ取得する(ステップ902)。そして、その取得し
た物理情報から該当するクラス情報112またはクラス
図情報111から利用先のユースケースを取得する(ス
テップ903)。次に、全ての利用先を見たかどうかを
判定し、見ていない場合(ステップ904)、利用先の
ユースケースに対するクラス図情報111より、該当す
る物理情報を探す(ステップ905)。探した結果、取
得した物理情報の持つ位置が全体クラス図内の物理情報
と同一でない場合(ステップ906)、ユースケース単
位に作成したクラス図情報内の該当する物理情報を書き
換える(ステップ907)。この繰り返しにより、全体
クラス図情報113の持つ物理情報を全て参照したなら
ば、クラス図の整形を終了する。
【0022】図10に、図13のクラス図を図7に示し
たシステム全体のクラス図を使って整形した結果を示
す。図13との違いは、「保険会社」クラス1307と
「保険会社一覧」クラス1308とが図7での配置に従
って、「既加入情報」クラス1309の上から下に配置
されたことと、「顧客」クラス1302が図の右側に移
動したことである。
【0023】図2に戻り、クラス図の整形後、整形結果
のクラス図を作成者自身が参照するかどうかを問い合わ
せ、参照希望の操作がなされた場合には(ステップ20
5)、クラス図表示手段109を用いて、整形後のクラ
ス図情報111を読み出し、図9のようなクラス図を端
末101上に表示する(ステップ206)。また、シス
テム全体のクラス図を参照する旨の操作が行われた場合
(ステップ207)、クラス図表示手段109を用い
て、クラス図の整形の際に作成した全体クラス図情報1
13を読み出し、図7のような全体クラス図を表示する
(ステップ208)。
【0024】次に、ユースケース識別のための機能につ
いて説明する。これは、システム全体のクラス図の表示
の際に、指定のユースケースと関係のあるクラスや、ク
ラス間の関係を把握するのを支援する機能であり、クラ
ス情報112のクラス及びクラス図情報111における
クラス間の関係に付けられた利用先を表すユースケース
識別子を利用し、各表記法を特化させて表示を行う。特
化の仕方としては、色の利用等が考えられる。例えば、
選択したユースケース以外のユースケースとのみ関係の
あるクラスまたはオブジェクトと関係の表記を点線で表
示する。または、関係のないクラスやクラス間の関係の
色を薄くする。または各ユースケース毎に特定の色を割
り当てるなどの方法がある。
【0025】図11にユースケース識別の過程をフロー
チャートで示す。まず、ユースケースの識別を行なうか
否かをユーザに問い合わせ(ステップ1101)、行な
わない旨の応答操作があった場合には、全体クラス図情
報113を読み出し、図7のような全体クラス図を端末
101上に表示する(ステップ1109)。しかし、ユ
ースケースの識別を行なう旨の応答操作があった場合に
は、クラス情報112の持つクラスを全て参照したどう
かを調べ(ステップ1102)、参照していなければ、
全体クラス図情報113中から未参照のクラスを取得す
る(ステップ1103)。そして、その取得したクラス
に対する物理情報を取得し(ステップ1104)、取得
した物理情報を書き換える(ステップ1105)。全て
のクラスを参照した場合(ステップ1102)、クラス
情報112の持つクラス間の関係を全て参照したかどう
かを調べ(ステップ1106)、参照していなければ、
全体クラス図情報113から未参照のクラス間の関係の
情報を取得する(ステップ1107)。そして、取得し
たクラス間の関係に対する物理情報を取得し(ステップ
1108)、取得した物理情報を書き換える(ステップ
1105)。クラス間の関係の情報を全て参照し終えた
ならば(ステップ1106)、書き換えた物理情報を基
に、全体クラス図を表示する(ステップ1109)。
【0026】図12にユースケースの識別を行った例を
示す。図12では、図14のユースケースにしかないク
ラス「営業職員管理情報」、「保険設計書」、「ツー
ル」の各クラス1402、1407、1409は、2重
枠線で表示している。また、他のユースケースと共通に
使用しているクラス「人間」、「顧客」、「本人」、
「既加入情報」、「配偶者」、「子供」、「その他」の
クラス1301,1302,1303,1304,13
05,1306,1309は点線で表示している。
【0027】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、実施に際しては一部を適宜に変更して
実施することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
システム全体のクラス図内の図形の配置を活かして、各
ユースケース単位のクラス図内の図形の配置を決めるた
め、システム全体及び各ユースケース単位のクラス図に
おいて、同じクラス及びクラス間の関係が等しい位置関
係となるため、同一のクラス及びクラス間の関係を図の
形で認識することができ、認識率を向上させることがで
きる。
【0029】また、ユースケース単位に作成したクラス
図を正確に結合し、システム全体のクラス図を自動的に
作成するため、作成検証の手間を省くことができる。
【0030】さらに、システム全体のクラス図内で各ユ
ースケースの識別が可能になるため、全体と部分の関係
及び部分と部分の関係を容易に把握することができるな
ど、全体クラス図の中で共通するクラスの配置位置や配
置構造に一貫性を持たせ、図形表現によるクラス図の識
別機能が向上するように表示し、オブジェクト指向技術
を用いたソフトウェア開発作業を効率良く支援すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオブジェクト指向開発支援装置の一実
施の形態を示すブロック構成図である。
【図2】全体の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図3】クラス情報の一例を示す図である。
【図4】クラス図情報の一例を示す図である。
【図5】クラス間の関係を示す説明図である。
【図6】全体クラス図の作成過程を示すフローチャート
である。
【図7】全体クラス図の例を示す図である。
【図8】全体クラス図情報の例を示す図である。
【図9】クラス図整形過程を示すフローチャートであ
る。
【図10】整形されたクラス図の例を示す図である。
【図11】ユースケース識別過程を示すフローチャート
である。
【図12】ユースケース識別表示例を示す図である。
【図13】あるユースケースのクラス図の例を示す図で
ある。
【図14】他のユースケースのクラス図の例を示す図で
ある。
【符号の説明】
101…端末、102…処理装置、103…外部記憶装
置、104…クラス図作成手段、105…クラス管理手
段、106…クラス図整形手段、107…全体クラス図
作成手段、108…全体クラス図整形手段、109…ク
ラス図表示手段、110…ユースケース識別手段、11
1…クラス図情報、112…クラス情報、113…全体
クラス図情報、1301〜1311…クラス、1312
…クラス名称、1313…クラス属性、1314…クラ
スメソッド、1401〜1410…クラス。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各ユースケース毎に作成したクラス図を
    格納した記憶手段を備えたオブジェクト指向開発支援装
    置において、 前記各ユースケース毎に作成したクラス図を前記記憶手
    段から読み出し、システム全体のクラス図を作成する全
    体クラス図作成手段と、 作成された全体クラス図を基に各ユースケースにおける
    クラス図のクラスやクラス間の関係の表示位置を変更す
    るクラス図整形手段と、 整形後のクラス図を表示する表示手段とを具備したこと
    を特徴とするオブジェクト指向開発支援装置。
  2. 【請求項2】 前記クラス図整形手段は、複数のユース
    ケースにおけるクラス図において同一のクラスが同じ位
    置関係に表示されるように表示位置の情報を変更するこ
    とを特徴とする請求項1記載のオブジェクト指向開発支
    援装置。
  3. 【請求項3】 全体クラス図中に表示された複数のクラ
    スをユースケース別に識別可能な形式で表示させる手段
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2記載
    のオブジェクト指向開発支援装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100426312B1 (ko) * 2001-12-28 2004-04-08 한국전자통신연구원 컴포넌트 기반 소프트웨어 개발 시스템의 컴포넌트식별장치 및 그 방법과 이에 관련된 프로그램의 기록매체
JP2008140264A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Mitsubishi Electric Corp モデル自動生成装置及びプログラム
JP2008287305A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> クラス図作成支援装置、そのプログラム及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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