JPH0969126A - 医療情報システムにおける検査結果通知方法及び医療情報システム - Google Patents

医療情報システムにおける検査結果通知方法及び医療情報システム

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JPH0969126A
JPH0969126A JP22505395A JP22505395A JPH0969126A JP H0969126 A JPH0969126 A JP H0969126A JP 22505395 A JP22505395 A JP 22505395A JP 22505395 A JP22505395 A JP 22505395A JP H0969126 A JPH0969126 A JP H0969126A
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稔 斉藤
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昌彦 中川
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充生 兼平
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Abstract

(57)【要約】 【課題】検査結果のでたこと及び検査結果の内容を医師
が直接に且つ早期に知ることを可能とし、患者が不必要
に待つことを解消することを目的とする。 【解決手段】診療情報を格納したデータベースを有する
ホストコンピュータ11、医師用端末装置12、及び検
査用端末装置13を有してなる医療情報システム1にお
ける検査結果通知方法であって、検査用端末装置13か
ら検査の結果である検査結果データを入力することによ
って、当該検査を指示した利用者の使用する医師用端末
装置12の表示画面に検査結果データが入力されたこと
を通知するための通知表示を行い、医師用端末装置12
の表示画面に通知表示があったときに、通知表示の内容
を表示するための操作を行うことによって、検査結果デ
ータを当該医師用端末装置12の表示画面に表示する方
法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院などの医療機
関において、患者への処方の指示、検査の指示、診察デ
ータや検査結果データの表示などを行うための、医療情
報システムにおける検査結果通知方法、及び医療情報シ
ステムに関する。
【0002】病院における患者の診察や検査に係わる情
報はカルテに書き込まれるが、近年においてはコンピュ
ータによる医療情報システムがしばしば利用されてお
り、それらの情報もデータベースとして蓄えられてい
る。医療情報システムの利用が進むにつれて、医療機関
における患者、職員、情報、書類などの実際の流れにき
め細かく対応した使い易さが一層求められている。
【0003】
【従来の技術】通常、医師の診察において、患者に対し
何らかの検査が必要であると考えたときには、検査の指
示を行い、検査の結果がでるまでその患者についての診
察を一時中断する。患者は、指示に従って検査室へ行
き、そこで検査を受ける。検査結果がでた後で、患者は
医師によって再度の診察を受ける。
【0004】このように医師が患者の検査を指示した場
合に、検査後の再診察を受けるタイミングは、従来は次
のようにして決定している。 再診察を別の日に行う。 検査に必要な時間を充分に見込んだ後、例えば2時
間後に、再診察を行う。 検査結果がでるまで患者が検査室の前で待機し、検
査結果を貰った後で、元の診察室の受付に持参する。 検査結果がでると、検査室から診察室の受付に電話
し、検査結果を電話で伝える。 検査結果がでると、検査室から診察室の受付に検査
結果をファクシミリで通知する。 検査結果がでると、検査室において検査結果を端末
装置から入力し、それを診察室の受付に設置した端末装
置に送信し、診察室の端末装置で検査結果を用紙に印刷
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の場合には再診
察のタイミングが極めて遅くなる。上述の場合には、
患者は再診察まで不必要な時間を待たなければならな
い。また、緊急を要する場合には不適当である。
【0006】上述のの場合には、患者が検査室の前で
長時間待つこととなる。上述の場合には、患者は
検査室の前で待つ必要はないが、診察室において受け付
けられた検査結果を医師が知るまでに時間がかかるの
で、患者は不必要な時間を待つこととなる。いずれの場
合においても多くの人手を要する。また、緊急を要する
場合には、関係者が書類に常に気を付けておかなくては
ならず、特別な注意が必要である。
【0007】このように、従来においては、検査結果が
でたこと及び検査結果の内容が、医師に直接に伝わらな
いため、それらを医師が知るまでに時間を要し、しかも
多くの人手を要することとなっていた。
【0008】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、検査結果のでたこと及び検査結果の内容を医師が
直接に且つ早期に知ることを可能とし、患者が不必要に
待つことを解消することのできる医療情報システムにお
ける検査結果通知方法及び医療情報システムを提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る方
法は、多数の患者についての診療情報を格納したデータ
ベースを有するホストコンピュータと、前記ホストコン
ピュータに接続された診察用の処理装置と、前記ホスト
コンピュータに接続された検査用の処理装置とを有して
なる医療情報システムにおける検査結果通知方法であっ
て、前記検査用の処理装置から検査の結果である検査結
果データを入力することによって、当該検査を指示した
利用者の使用する前記診察用の処理装置の表示画面に前
記検査結果データが入力されたことを通知するための通
知表示を行い、前記診察用の処理装置の表示画面に前記
通知表示があったときに、前記通知表示の内容を表示す
るための操作を行うことによって、前記検査結果データ
を当該診察用の処理装置の表示画面に表示する方法であ
る。
【0010】請求項2の発明に係る方法は、前記検査用
の処理装置から検査の結果である検査結果データを入力
することによって、入力された検査結果データを前記デ
ータベースに転送して格納するとともに、当該検査を指
示した利用者の使用する前記診察用の処理装置の表示画
面に前記検査結果データが入力されたことを通知するた
めの通知表示を行い、前記診察用の処理装置の表示画面
に前記通知表示があったときに、前記通知表示の内容を
表示するための操作を行うことによって、前記データベ
ースから当該診察用の処理装置へ前記検査結果データを
転送し、当該検査結果データを当該診察用の処理装置の
表示画面に表示する方法である。
【0011】請求項3の発明に係るシステムは、多数の
患者についての診療情報を格納したデータベースを有す
るホストコンピュータと、前記ホストコンピュータに接
続された診察用の処理装置と、前記ホストコンピュータ
に接続された検査用の処理装置とを有してなる医療情報
システムであって、前記診察用の処理装置には、患者に
ついての検査指示データを入力するための検査指示デー
タ入力手段、入力された前記検査指示データを前記ホス
トコンピュータに送信する検査指示データ送信手段、及
び、前記ホストコンピュータから送信される通知表示デ
ータに基づいて当該診察用の処理装置の画面に通知表示
を行う通知表示手段、が設けられ、前記検査用の処理装
置には、前記ホストコンピュータから送信される前記検
査指示データに基づいて検査指示を表示する検査指示表
示手段、検査結果に基づく検査結果データを入力するた
めの検査結果データ入力手段、及び、入力された前記検
査結果データを前記ホストコンピュータに送信する検査
結果データ送信手段、が設けられ、前記ホストコンピュ
ータには、前記診察用の処理装置から送信される検査指
示データを前記データベースに格納するとともに前記検
査用の処理装置に送信する検査指示データ処理手段、前
記検査用の処理装置から送信される検査結果データを前
記データベースに格納する検査結果データ処理手段、前
記検査用の処理装置から前記検査結果データが送信され
ることによって、当該検査結果データに係る検査を指示
した利用者に対する通知表示データを作成する通知表示
データ作成手段、及び、前記通知表示データを前記診察
用の処理装置に送信する通知表示データ送信手段、が設
けられて構成される。
【0012】請求項4の発明に係るシステムにおいて、
前記通知表示データには、緊急度を示す緊急フラグが付
属しており、前記通知表示手段は、前記緊急フラグの内
容を識別可能なように前記通知表示を行う。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る医療情報シス
テム1のブロック図、図2は検査データベース41の構
成を示す図、図3は検査歴データベース42の構成を示
す図、図4は利用者データベース43の構成を示す図、
図5はメーリングデータベース44の構成を示す図であ
る。
【0014】図1において、医療情報システム1は、ホ
ストコンピュータ11、医師用端末装置12(医師用端
末装置12a,12b,12c…)、及び検査用端末装
置13から構成されている。これらには、例えばパーソ
ナルコンピュータやワークステーションなどを用いるこ
とができる。また、これらは互いにLAN(Local
Area Network)などによって接続されて
いる。
【0015】医師用端末装置12は本発明における診察
用の処理装置であり、主として個々の医師が利用する。
医師はいずれの医師用端末装置12をも使用することは
可能であるが、その利用に際しての初期画面HG1にお
いて自身の利用者ID及びパスワードを入力することに
よって、その医師用端末装置12を専用の端末装置とし
て利用することができる。なお、医師用端末装置12
b,c…は医師用端末装置12aと同様の構成である
が、図1においては医師用端末装置12aのみを詳細に
示し、医師用端末装置12b,c…においてはその内部
の構成の図示が省略されている。
【0016】医師用端末装置12には、本発明における
検査指示データ入力手段としての検査指示データ入力部
121、検査指示データ送信手段としての検査指示デー
タ送信部122、通知表示手段としての通知表示部12
3、及びメッセージ表示手段としてのメッセージ表示部
124が設けられている。また、図示は省略したが、マ
ウスやキーボードなどが設けられている。
【0017】検査指示データ入力部121は、患者につ
いての検査指示データを入力するための処理を行う。検
査指示データ送信部122は、入力された検査指示デー
タをホストコンピュータ11に送信するための処理を行
う。通知表示部123は、ホストコンピュータ11から
送信される通知表示データに基づいて当該医師用端末装
置12の画面HGにメール表示NDを行うための処理を
行う。メッセージ表示部124は、ホストコンピュータ
11から送信されるメッセージMSに基づいて当該医師
用端末装置12に検査結果表示画面HG6を表示するた
めの処理を行う。
【0018】検査用端末装置13は本発明における検査
用の処理装置であり、主として検査技師が利用する。検
査用端末装置13は、検査室において、検査用端末装置
13と接続された多くの検査機器とともに1つの検査シ
ステムを構成しており、検査条件の設定、検査の実行の
指令、検査結果である検査結果データの収集、分析、送
信、それらのデータの画面HGへの表示など、検査に関
連する種々のデータ処理が可能である。また、検査結果
データを用紙に印刷することも可能である。
【0019】検査用端末装置13には、本発明における
検査指示表示手段としての検査指示表示部131、検査
結果データ入力手段としての検査結果データ入力部13
2、及び検査結果データ送信手段としての検査結果デー
タ送信部133が設けられている。また、図示は省略し
たが、マウスやキーボードなどが設けられている。
【0020】検査指示表示部131は、ホストコンピュ
ータ11から送信される検査指示データに基づいて、検
査用端末装置13の画面HGに検査指示を表示するため
の処理を行う。検査結果データ入力部132は、検査結
果に基づく検査結果データを入力するための処理を行
う。検査結果データ送信部133は、入力された検査結
果データをホストコンピュータ11に送信するための処
理を行う。
【0021】ホストコンピュータ11は、処理装置21
及び記憶装置22を備えている。処理装置21には、本
発明における検査指示データ処理手段としての検査指示
データ処理部211、検査結果データ処理手段としての
検査結果データ処理部212、通知表示データ作成手段
としての通知表示データ作成部213、通知表示データ
送信手段としての通知表示データ送信部214、及びメ
ッセージ作成部215が設けられている。
【0022】記憶装置22には、検査データベース4
1、検査歴データベース42、利用者データベース4
3、メーリングデータベース44、及び予約データベー
ス45など、多数の患者についての診療情報及びその他
の情報を格納した多くのデータベースが構築されてい
る。
【0023】検査指示データ処理部211は、医師用端
末装置12から送信される検査指示データを、検査デー
タベース41に格納するとともに検査用端末装置13に
送信するための処理を行う。検査データ処理部212
は、検査用端末装置13から送信される検査結果データ
を検査歴データベース42に格納するための処理を行
う。通知表示データ作成部213は、検査用端末装置1
3から検査結果データが送信されることによって、当該
検査結果データに係る検査を指示した利用者に対する通
知表示データを作成するための処理を行う。この通知表
示データは、利用者データベース43に通知フラグCF
としてして格納される。通知表示データ送信部214
は、通知表示データを医師用端末装置12に送信するた
めの処理を行う。メッセージ作成部215は、検査用端
末装置13から送信されてきた検査結果データに基づい
て、メッセージMSを作成してメーリングデータベース
44に格納する。
【0024】図2において、検査データベース41に
は、患者ID、検査項目TI、依頼元RR、緊急フラグ
EF、実施日DSなどが記録されている。これらのデー
タは、医師が検査室に患者の検査を指示する際に、医師
用端末装置12の検査指示データ入力部121によって
表示された検査指示画面HG3から検査指示データとし
て入力され、検査指示データ送信部122によって送信
されてきたものである。依頼元RRとは、その検査を指
示した医師のIDなどである。緊急フラグEFとは、そ
の検査の緊急度合いを示すフラグである。例えば緊急フ
ラグEFが「9」の場合に緊急の検査であることを示
す。したがって、その検査が急を要するものである場合
には、検査指示データの入力に当たって、緊急フラグE
Fを「9」に設定する。検査データベース41に新しく
書き込まれたデータは、検査指示データ処理部211に
よって検査用端末装置13に送信される。検査室におい
て、送信されてきた検査指示データが検査指示表示部1
31によって画面HGに表示され、その内容に基づいて
検査が実施される。
【0025】図3において、検査歴データベース42に
は、検査を実施した患者毎に、その患者ID、日付D
E、検査結果TR、緊急フラグEF、依頼元RRなどが
記録されている。これらのデータは、検査が終了した後
に検査用端末装置13の検査結果データ入力部132に
よって表示された検査結果入力画面から入力されたもの
である。但し、検査結果TRにおける検査項目、緊急フ
ラグEF、依頼元RRなどは、検査データベース41か
ら検査用端末装置13に送信されてきたデータが流用さ
れる。検査用端末装置13から検査結果のデータが入力
されると、検査結果データ送信部133によってホスト
コンピュータ11に送信され、検査結果データ処理部2
12によって検査歴データベース42に格納される。
【0026】図4において、利用者データベース43
は、医師用端末装置12を利用する可能性のある者につ
いてのデータを記録したものであり、利用者ID、氏名
NM、性別MF、資格QU、通知フラグCFなどが記録
される。通知フラグCFとは、当該利用者に対するメー
リングの状態を示すフラグであり、例えば通知フラグC
Fが「9」の場合には緊急の通知であり、「1」の場合
には当該利用者によって未だ読み出されていないことを
示す。また、メーリングの内容に応じて通知フラグCF
を設定することができる。例えば、検査結果であること
を示すために、通知フラグCFを「8」又は「9」とし
てもよい。
【0027】図5において、メーリングデータベース4
4は、各利用者に宛てられたメッセージを格納するもの
であり、利用者ID、日付DM、発信元SR、メッセー
ジMSなどが記録される。メーリングデータベース44
は、医療情報システム1の外部から又は内部である医師
用端末装置12などからメーリングとして送信されてき
たもの、及び検査用端末装置13から送信された検査結
果データに基づいてメッセージ作成部215によって自
動的に作成されたものなどがある。図5に示す例は図3
に示す検査歴データベース42に新しく格納された検査
結果データに基づいて作成されたものである。
【0028】次に、医療情報システム1における検査結
果通知方法について、図6及び図7に示す画面HG1〜
8、図8及び図9に示すフローチャートを参照して説明
する。
【0029】図6は医師用端末装置12の表示画面に表
示される種々の画面HG1〜6を示す図、図7は検査用
端末装置13の表示画面に表示される種々の画面HG
7,8を示す図、図8は医療情報システム1を利用した
診察の手順を示すフローチャート、図9は検査室におけ
る検査の手順を示すフローチャートである。
【0030】医師が診察室に設置された医師用端末装置
12を利用するに際し、まず、図6(A)に示す初期画
面HG1で、利用者ID及びパスワードを入力する(#
11)。次に、図6(B)に示す患者一覧画面HG2を
表示し、その中から診察を実施する患者を選択する(#
12)。そして、実際にその患者を診察室に入れて診察
を行う(#13)。検査が必要であるときに、図6
(C)に示す検査指示画面HG3を表示させ、必要な事
項を入力することによって検査を指示する(#14)。
その際に、検査が急を要するものであれば、緊急フラグ
EFを「9」に設定する。
【0031】検査を指示すると、入力されたデータ(検
査指示データ)がホストコンピュータ11に送信され、
そこで検査データベース41に格納されるとともに、そ
のデータが検査用端末装置13に送信される。これによ
って、検査室への依頼が有りとなる(#31でイエ
ス)。患者は診察室を出て検査室に行き、そこで順番が
くると検査室に入る。検査室では、図7(A)に示す検
査用端末装置13の検査指示画面HG7に表示された検
査指示表示の内容を見て検査を実施し(#32)、検査
結果を図7(B)に示す検査結果画面HG8で入力す
る。なお、検査結果は検査機器から直接に入力してもよ
い。入力された検査結果データは、ホストコンピュータ
11に送信され、検査歴データベース42に格納され
る。検査結果データに基づいて、メッセージMSが作成
され、それがメーリングデータベース44に格納され
る。また、利用者データベース43の当該医師のレコー
ドに対して、通知フラグCFが書き込まれる。検査指示
時に緊急フラグEFを「9」とした場合には、通知フラ
グCFが「9」となる。
【0032】その間において、医師は他の患者を次々と
診察するが、医師宛てのメッセージMS(メール)が作
成されると、図6(D)に示すように診察中に表示され
ている画面HG4の右上に、メッセージMSがあること
を示すメール表示NDが表示される。メール表示NDの
方法として、「メール」「メール有り」「メッセージ有
り」などの文字を表示し又はそれらをイラストで表示
し、又は表示した部分を点滅させ、輝度を高くし、又は
色を変えるなどの方法が用いられる。通知フラグCFが
「9」の場合には、例えば赤色で表示したり又は「緊
急」などの文字を表示し、通知フラグCFが「1」の場
合には例えば緑色で表示したり「未読」などの文字を表
示する。メッセージMSの中に検査結果が含まれている
場合に、そのことが識別可能なように表示する。メール
表示NDが行われることによって、医師は診察中であっ
ても、以前に指示した検査結果のでたことを知ることが
できる。
【0033】メール表示NDがあった場合に(#15で
イエス)、画面上でそのメール表示NDを指定して入力
すると(#16でイエス)、図6(E)に示すメール一
覧画面HG5が表示されるので、そこで検査結果の報告
を選択すると(#18)、その内容がメーリングデータ
ベース44から読み出され、検査結果の内容であるメッ
セージMSが図6(F)に示す検査結果表示画面HG6
に表示される(#19)。したがって、検査を行った患
者を次に診察室に入れ、検査結果表示画面HG6を見な
がら再診察を行う(#20)。
【0034】このように、検査用端末装置13において
検査結果の入力が行われると、その後直ぐに、検査を指
示した医師の医師用端末装置12にメール表示NDが行
われるので、医師は検査の結果がでたことを容易に且つ
早期に知ることができる。しかも、メール表示NDを指
定して入力することによって、検査結果の内容を容易に
いつでも知ることができるので、患者の再診察中におい
て、又は再診察の前において、その検査結果を充分に検
討することができる。
【0035】上述の医療情報システム1において、検査
を指示した患者にポケットベルを持たせておき、例えば
検査結果データが検査歴データベース42に格納された
タイミングで、当該患者のポケットベルを鳴らし、患者
に検査結果がでたことを知らせるようにしてもよい。そ
の他、医療情報システム1、ホストコンピュータ11、
医師用端末装置12、検査用端末装置13の各部又は全
体の構成、処理内容、処理順序などは、本発明の主旨に
沿って適宜変更することができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1乃至請求項4の発明によると、
検査結果のでたこと及び検査結果の内容を医師が直接に
且つ早期に知ることが可能となり、患者が不必要に待つ
ことを解消することができる。
【0037】請求項4の発明によると、検査が急を要す
るものである場合に、その旨を画面に表示して医師に知
らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る医療情報システムのブロック図で
ある。
【図2】検査データベースの構成を示す図である。
【図3】検査歴データベースの構成を示す図である。
【図4】利用者データベースの構成を示す図である。
【図5】メーリングデータベースの構成を示す図であ
る。
【図6】医師用端末装置に表示される種々の画面を示す
図である。
【図7】検査用端末装置に表示される種々の画面を示す
図である。
【図8】医療情報システムを利用した診察の手順を示す
フローチャートである。
【図9】検査室における検査の手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 医療情報システム 11 ホストコンピュータ 12 医師用端末装置(診察用の処理装置) 13 検査用端末装置(検査用の処理装置) 41 検査データベース(データベース) 42 検査歴データベース(データベース) 43 利用者データベース(データベース) 44 メーリングデータベース(データベース) 121 検査指示データ入力部(検査指示データ入力手
段) 122 検査指示データ送信部(検査指示データ送信手
段) 123 通知表示部(通知表示手段) 131 検査指示表示部(検査指示表示手段) 132 検査結果データ入力部(検査結果データ入力手
段) 133 検査結果データ送信部(検査結果データ送信手
段) 211 検査指示データ処理部(検査指示データ処理手
段) 212 検査結果データ処理部(検査結果データ処理手
段) 213 通知表示データ作成部(通知表示データ作成手
段) 214 通知表示データ送信部(通知表示データ送信手
段) ND メール表示(通知表示) EF 緊急フラグ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の患者についての診療情報を格納した
    データベースを有するホストコンピュータと、前記ホス
    トコンピュータに接続された診察用の処理装置と、前記
    ホストコンピュータに接続された検査用の処理装置とを
    有してなる医療情報システムにおける検査結果通知方法
    であって、 前記検査用の処理装置から検査の結果である検査結果デ
    ータを入力することによって、当該検査を指示した利用
    者の使用する前記診察用の処理装置の表示画面に前記検
    査結果データが入力されたことを通知するための通知表
    示を行い、 前記診察用の処理装置の表示画面に前記通知表示があっ
    たときに、前記通知表示の内容を表示するための操作を
    行うことによって、前記検査結果データを当該診察用の
    処理装置の表示画面に表示する、 ことを特徴とする医療情報システムにおける検査結果通
    知方法。
  2. 【請求項2】多数の患者についての診療情報を格納した
    データベースを有するホストコンピュータと、前記ホス
    トコンピュータに接続された診察用の処理装置と、前記
    ホストコンピュータに接続された検査用の処理装置とを
    有してなる医療情報システムにおける検査結果通知方法
    であって、 前記検査用の処理装置から検査の結果である検査結果デ
    ータを入力することによって、入力された検査結果デー
    タを前記データベースに転送して格納するとともに、当
    該検査を指示した利用者の使用する前記診察用の処理装
    置の表示画面に前記検査結果データが入力されたことを
    通知するための通知表示を行い、 前記診察用の処理装置の表示画面に前記通知表示があっ
    たときに、前記通知表示の内容を表示するための操作を
    行うことによって、前記データベースから当該診察用の
    処理装置へ前記検査結果データを転送し、当該検査結果
    データを当該診察用の処理装置の表示画面に表示する、 ことを特徴とする医療情報システムにおける検査結果通
    知方法。
  3. 【請求項3】多数の患者についての診療情報を格納した
    データベースを有するホストコンピュータと、前記ホス
    トコンピュータに接続された診察用の処理装置と、前記
    ホストコンピュータに接続された検査用の処理装置とを
    有してなる医療情報システムであって、 前記診察用の処理装置には、 患者についての検査指示データを入力するための検査指
    示データ入力手段、 入力された前記検査指示データを前記ホストコンピュー
    タに送信する検査指示データ送信手段、及び、 前記ホストコンピュータから送信される通知表示データ
    に基づいて当該診察用の処理装置の画面に通知表示を行
    う通知表示手段、 が設けられ、 前記検査用の処理装置には、 前記ホストコンピュータから送信される前記検査指示デ
    ータに基づいて検査指示を表示する検査指示表示手段、 検査結果に基づく検査結果データを入力するための検査
    結果データ入力手段、及び、 入力された前記検査結果データを前記ホストコンピュー
    タに送信する検査結果データ送信手段、 が設けられ、 前記ホストコンピュータには、 前記診察用の処理装置から送信される検査指示データを
    前記データベースに格納するとともに前記検査用の処理
    装置に送信する検査指示データ処理手段、 前記検査用の処理装置から送信される検査結果データを
    前記データベースに格納する検査結果データ処理手段、 前記検査用の処理装置から前記検査結果データが送信さ
    れることによって、当該検査結果データに係る検査を指
    示した利用者に対する通知表示データを作成する通知表
    示データ作成手段、及び、 前記通知表示データを前記診察用の処理装置に送信する
    通知表示データ送信手段、 が設けられてなることを特徴とする医療情報システム。
  4. 【請求項4】前記通知表示データには、緊急度を示す緊
    急フラグが付属しており、 前記通知表示手段は、前記緊急フラグの内容を識別可能
    なように前記通知表示を行う請求項3記載の医療情報シ
    ステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001109829A (ja) * 1999-10-07 2001-04-20 Toshiba Corp 検査結果確認システム、検査結果確認方法および記憶媒体
JP2005165513A (ja) * 2003-12-01 2005-06-23 Olympus Corp 病院情報システム
JP2009075927A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Fujifilm Corp 医用レポート作成システム及び医用レポート作成装置並びに医用レポート作成方法
JP2013041381A (ja) * 2011-08-12 2013-02-28 Fujitsu Ltd 診療情報入力装置、診療情報入力プログラム及び診療情報入力方法

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