JP5300380B2 - 検診支援装置およびその制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、検診支援装置およびその制御プログラムに関し、特に、健康診断を受ける受診者に関する申し送り事項を、検診場所に応じて表示することができる検診支援装置およびその制御プログラムに関する。
従来、健康診断において、病院の受付などで申し送られる受診者に関する申し送り事項は、健康診断を受ける受診者から聞いた情報に基づいて、受診者に代わって受付者が所定の紙に必要事項を記入するか、あるいは、受診者が記入した問診票に基づいて、受付者がシステム上に必要事項を入力することにより行われている。
申し送りとは、例えば、受診者の身体の状態や最近の受診履歴、および注意事項(例えば車椅子が必要)などを次の検診を行う医師や技師などに伝達するための情報である。この申し送りにより、受診者が健康診断を受診するに当たっての極めて重要な情報を引き継ぐことができる。
申し送り事項に関する技術は様々提案されており、例えば、特許文献1には、システム上の画面で申し送り事項を工夫して表示する技術が提案されている。
また例えば、特許文献2には、紹介元の医療機関が患者に他の医療機関紹介する場合において、紹介元から紹介先への好適な申し送り情報を自動生成する技術が提案されている。
特開2002−358372号公報 特開2007−241559号公報
ところで、申し送り事項を伝達する場合、聞き逃し、聞き間違い、転記ミス、および入力ミスが起こる恐れがある。また、受診者は健康診断を行う際、1日に多くの受診科を回るため、画面に表示させる検診項目などの情報が多くなる。さらに、申し送り事項も多いと一覧性が悪くなる課題があった。
一般に、健康診断を受ける受診者は、検診内容に応じて検診場所を移動していく。看護師や医師は、申し送り事項を基に必要なものを準備するが、申し送り事項の重要度は検診場所によって異なるため、複数の申し送り事項があるような場合、その検診場所で最も重要な申し送り事項を見落としてしまう恐れがある。
そこで、看護師や医師は、検診を行う際、その検診場所で最も重要な申し送り事項を見落とさずに対処できることが期待される。
しかしながら、上述した特許文献1や特許文献2で提案されている発明では、受診者の申し送り事項を、検診場所に応じて表示させることができない課題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、健康診断を受ける受診者の申し送り事項を、検診場所に応じて表示することができる検診支援装置およびその制御プログラムを提供することである。
請求項1記載の本発明に係る第1の特徴は、健康診断を受ける受診者毎に申し送り事項に関するデータを記憶する申し送り事項記憶手段と、検診場所に対応して付加される、申し送り事項の優先度に関するデータを記憶する優先度記憶手段と、検診対象者の位置情報を取得する受診者位置取得手段と、受診者位置取得手段により取得された検診対象者の位置情報、申し送り事項記憶手段に記憶されている申し送り事項に関するデータ、および優先度記憶手段に記憶されている申し送り事項の優先度に関するデータに基づいて、申し送り事項の優先度を判定する優先度判定手段と、優先度判定手段による判定結果に基づいて、申し送り事項を表示する申し送り表示手段とを備える。
請求項5記載の本発明に係る第2の特徴は、健康診断を受ける受診者毎に申し送り事項に関するデータを記憶する申し送り事項記憶ステップと、検診場所に対応して付加される、申し送り事項の優先度に関するデータを記憶する優先度記憶ステップと、検診対象者の位置情報を取得する受診者位置取得ステップと、受診者位置取得ステップにより取得された検診対象者の位置情報、申し送り事項記憶ステップで記憶された申し送り事項に関するデータ、および優先度記憶ステップで記憶された申し送り事項の優先度に関するデータに基づいて、申し送り事項の優先度を判定する優先度判定ステップと、優先度判定ステップによる判定結果に基づいて、申し送り事項を表示する申し送り表示ステップとを検診支援装置が備えるコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、健康診断を受ける受診者の申し送り事項を、検診場所に応じて表示することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る検診支援装置1の構成例を示す図である。この検診支援装置1は、CPU(Central Processing Unit)2、ROM(Read Only Memory)3、RAM(Random Access Memory)4、および入出力インターフェイス5が、バス6を介して接続されている。入出力インターフェイス5には、記憶部7、通信部8、表示部9、入力部10、およびリムーバブルディスク11が接続されている。
CPU2は、入力部10からの入力信号に基づいて検診支援装置1を起動するためのブートプログラムをROM3から読み出して実行し、記憶部7に格納されている各種オペレーティングシステムを読み出す。
またCPU2は、入力部10からの入力信号に基づいて各種の制御を行ったり、ROM3や記憶部7に記憶されたプログラムおよびデータを読み出してRAM4にロードしたり、あるいはRAM4から読み出されたプログラムのコマンドに基づいて、データ演算または加工などの一連の処理を実行する。
記憶部7は、半導体メモリや磁気ディスクなどで構成されており、CPU2で実行されるプログラムやデータを記憶する。記憶部7には、CPU2が実行するプログラムとして、例えば、検診で用いられる申し送り事項の確認などを行うためのGUI(Graphical User Interface)を表示部9に表示させるためのアプリケーションが用意される。以下、検診で用いられる申し送り事項の確認などを行うためのGUIを表示させるこのアプリケーションを申し送り事項表示アプリケーションという。
また記憶部7には、予め入力された受診者の申し送り事項、検診場所に応じて予め設定された申し送り事項に付加する優先度、申し送り事項にステータス機能を付加するか否かを判定するためのステータス判定値などを記憶するデータベースが用意される。
通信部8は、LAN(Local Area Network)カードやモデムなどで構成されており、検診支援装置1をローカルエリアネットワークやインターネットといった通信媒体に接続することを可能にする。すなわち通信部8は、通信媒体から受信したデータを、入出力インターフェイス5およびバス6を介してCPU2に送信し、CPU2からバス6および入出力インターフェイス5を介して受信したデータを、通信媒体に送信する。
表示部9は、例えば液晶ディスプレイであり、CPU2からバス6および入出力インターフェイス5を介して受信した信号に基づいて、CPU2の処理結果などを表示する。
入力部10は、検診支援装置1の操作者が各種の操作を入力するキーボードやマウスなどの入力デバイスにより構成されており、操作者の操作に基づいて入力信号を生成し、入出力インターフェイス5およびバス6を介してCPU2に送信する。
リムーバブルディスク11は、例えば光ディスクやフレキシブルディスクなどであり、図示せぬディスクドライブによって読み出されたデータが、入出力インターフェイス5およびバス6を介してCPU2に送信され、CPU2からバス6および入出力インターフェイス5を介して受信したデータが、ディスクドライブによって書き込まれる。
図1に示すような構成を有する検診支援装置1のCPU2は、受診者の位置情報を取得するとともに、記憶部7から、申し送り事項および検診場所に応じた申し送り事項に付加する優先度を取得し、申し送り事項の優先度を判定する。ここで、受診者の位置情報とは、受診者が受診している検診場所を表し、例えば、システム上で入力される検診場所を特定するための情報、または、検診が行われている場所に設置されている端末の設置位置情報(IPアドレスなど)から決定される。CPU2は、申し送り事項が重要であると判定した場合、検診画面の操作の続行を制御する。
例えば、体の不自由な受診者が採血室で血液検査を行うときに使用する車椅子を申し送りしたとする。検診支援装置1のCPU2は、この受診者が採血室にいた場合に、車椅子が最も重要な申し送り事項と判定する。そして、画面上に、車椅子が最も重要な申し送り事項であることを表すアイコンを表示させるとともに、このアイコンにステータス機能を付加する。医師や看護師が、画面上に表示されている申し送り事項を確認し、ステータスにチェックを入れた場合、CPU2は、次の検診画面に表示を切り替えることができるように制御する。一方、ステータスにチェックが入れられていない場合、CPU2は、次の検診画面に表示を切り替えることができないように制御する。
このようにして、健康診断を受ける受診者の申し送り事項を、検診場所に応じて表示することができるとともに、申し送り事項の確認が行われているか否かによって、次の検診画面の操作の続行を制御することができる。
図2は、検診支援装置1の機能構成例を示すブロック図である。図2に示す機能部のうちの少なくとも一部は、図1のCPU2により申し送り事項表示アプリケーションが実行されることによって実現される。
申し送り事項記憶手段21には、受診者により予め入力された、申し送り事項に関するデータが記憶されている。すなわち、受診者は、健康診断を受ける際に、受診者に関する情報、検診項目、および申し送り事項などの情報を、入力部10を用いて事前に登録しており、この事前に登録された各種情報が、検診対象者毎に記憶される。
図3は、申し送り事項記憶手段21に記憶されるデータのデータ構造例を示している。図3の例の場合、申し送り事項記憶手段21には、受診者データ21a、検診データ21b、および申し送り事項データ21cが記憶されている。
受診者データ21aのテーブルには、受診者に関する項目である、性別、年齢、名前、および受診者のIDの値を格納する領域が設けられている。検診データ21bのテーブルには、検診項目が示す検診が行われる検診場所の内容を表すデータを格納する領域が設けられている。申し送り事項データ21cのテーブルには、受診者のIDに対応する申し送り事項の内容を表すデータを格納する領域が設けられている。
受診者データ21aと申し送り事項データ21cのIDの格納領域には、受診者の属性情報(例えば、検診の受付が行われたときの登録番号)が登録される。申し送り事項データ21cの申し送り事項の格納領域には、「車椅子」、「寝台」、「ステント」といった文字列が登録されるか、あるいは、申し送り事項識別記号が登録される。申し送り事項識別記号とは、例えば、1(車椅子)、2(寝台)、3(ステント)などである。
なお、申し送り事項記憶手段21に記憶されるデータは、受診者データ21a、検診データ21b、および申し送り事項データ21cに限られるものではなく、申し送り事項に関連するさまざまなデータが全て記憶される。
申し送り事項記憶手段21の記憶媒体としては、ファイル、あるいは、データベース管理システムなどのテーブルとして実現される。
申し送り取得手段22は、申し送り事項記憶手段21から、受診者毎の申し送り事項に関するデータである、受診者データ21a、検診データ21b、および申し送り事項データ21cを取得する。取得した申し送り事項に関するデータは、優先度判定手段25に供給される。
受診者位置取得手段23は、受診者がいる検診場所を決定し、決定した検診場所を受診者の位置情報として取得する。受診者の位置情報は、上述したように、システム上で入力される検診場所を特定するための情報、または、端末の設置位置情報などから決定される。取得した受診者の位置情報は、優先度判定手段25に供給される。
優先度記憶手段24には、管理者により予め設定入力された、検診場所に応じた申し送り事項の優先度の内容を表すデータが記憶されている。
図4は、優先度記憶手段24に記憶されるデータのデータ構造例を示している。図4の例の場合、優先度記憶手段24には、優先度データ24aが記憶されており、この優先度データ24aのテーブルには、申し送り事項、検診場所、および検診場所に応じて付加する優先度の値を格納する領域が設けられている。
申し送り事項の格納領域には、申請できる申し送り事項の情報として、「車椅子」、「寝台」、および「ステント」といった文字列が登録されるか、あるいは、申し送り事項識別記号が登録される。
検診場所の格納領域には、優先度を判定するための情報として、「採血室」、「X線室」、「検査室A」、および「MR検査室」といった文字列が登録されるか、あるいは、検査位置識別記号が登録される。検査位置識別記号とは、例えば、1(検査室)、2(X線室)、3(検査室A)、4(MR検査室)などである。
優先度は、その検診位置での申し送り事項の重要度を示す値であり、図4に示すように数字で登録されるか、あるいは文字列のまま登録される。文字列の場合、「高い」(優先度1)、「やや高い」(優先度2)、「低い」(優先度3)などである。
優先度記憶手段24の記憶媒体としては、ファイル、あるいは、データベース管理システムなどのテーブルとして実現される。
優先度判定手段25は、受診者位置取得手段23から供給された受診者の位置情報に基づいて、優先度記憶手段24に記憶されている優先度データ24aを取得する。優先度判定手段25は、申し送り取得手段22から供給された受診者データ21a、検診データ21b、申し送り事項データ21c、および優先度記憶手段24から取得した優先度データ24aに基づいて、優先度の高い順に並べ替えた申し送り事項を作成する。作成した申し送り事項のデータは、申し送り表示手段30に供給される。
操作者資格記憶手段26には、管理者により予め設定入力された、申し送り事項画面を操作する操作者の資格(立場)の内容を表すデータが記憶されている。すなわち、操作者の資格によって閲覧することのできる情報の範囲(申し送り情報の表示される範囲)が定められる。
図5は、操作者資格記憶手段26に記憶されるデータのデータ構造例を示している。図5の例の場合、操作者資格記憶手段26には、操作者資格データ26aが記憶されており、この操作者資格データ26aのテーブルには、操作者の資格の内容を表すデータを格納する領域が設けられている。
操作者の格納領域には、申し送り事項画面の操作者の情報として、「医師」、「看護師」、および「受診者」といった文字列が登録されるか、あるいは、操作者識別記号が登録される。操作者識別記号とは、例えば、1(医師)、2(看護師)、3(受診者)などである。
資格の格納領域には、申し送り情報が表示される範囲を定める情報として、図5に示すように数字で登録されるか、あるいは文字列のまま登録される。文字列の場合、「範囲A」(資格1)、「範囲B」(資格2)、「範囲C」(資格3)などである。
操作者資格記憶手段26の記憶媒体としては、ファイル、あるいは、データベース管理システムなどのテーブルとして実現される。
操作者資格判定手段27は、操作者資格記憶手段26に記憶されている操作者資格データ26aを取得する。取得した操作者資格データ26aは、申し送り表示手段30に供給される。
ステータス記憶手段28には、管理者により予め設定入力された、申し送り事項の優先度に応じてステータス機能を付加するか否かの内容を表すデータが記憶されている。
図6は、ステータス記憶手段28に記憶されるデータのデータ構造例を示している。図6の例の場合、ステータス記憶手段28には、ステータス判定値データ28aが記憶されており、このステータス判定値データ28aのテーブルには、優先度に付加するステータス判定値を格納する領域が設けられている。
優先度の格納領域には、優先度記憶手段24で記憶された情報として、図6に示すように数字で登録されるか、あるいは文字列のまま登録される。ステータス判定値の格納領域には、ステータス機能を付加するか否かを定める情報として、図6に示すように数字で登録されるか、あるいは文字列のまま登録される。文字列の場合、「必要」(ステータス判定値1)、「不要」(ステータス判定値0)などである。
ステータス記憶手段28の記憶媒体としては、ファイル、あるいは、データベース管理システムなどのテーブルとして実現される。
ステータス取得更新手段29は、ステータス記憶手段28に記憶されているステータス判定値データ28aを取得する。取得したステータス判定値データ28aは、申し送り表示手段30に供給される。
申し送り表示手段30は、優先度判定手段25から供給された、優先度の高い順に並べ替えられた申し送り事項のデータ、操作者資格判定手段27から供給された操作者資格データ26a、および、ステータス取得更新手段29から供給されたステータス判定値データ28aに基づいて、申し送り事項の確認を行うための画面を表示部9に表示させる。
図7は、申し送り表示手段30により表示部9に表示される申し送り事項画面の表示例を示している。図7の例においては、画面40に、患者ID、氏名、性別、生年月日、年齢、および入外区分の情報が表示されている。また画面40の右方には、例えば、「採血室」における申し送り事項として、「車椅子」を表すアイコン41a、「寝台」を表すアイコン41bの順で表示されており、各アイコンの左側には、ステータス機能にチェックを入れることができるチェックボックス42a,42bが設けられている。画面40の下方には、患者状態に関する情報を表示させる場合に選択されるボタン43、次の検診を行う医師や看護師に申し送りをする場合に選択されるボタン44が設けられている。
図8は、申し送り表示手段30により表示部9に表示される他の申し送り事項画面の表示例を示している。なお、図7に示した表示例と基本的には同じであるが、図8の例においては、画面40の右方に、例えば、「X線室」における申し送り事項として「寝台」を表すアイコン41b、「車椅子」を表すアイコン41aの順で表示されている。
すなわち、図7に示すように、「採血室」では「車椅子」が最も重要な申し送り事項とされ、図8に示すように、「X線室」では「寝台」が最も重要な申し送り事項とされ、検診場所に応じて申し送り事項の表示を変化させることができる。
申し送り表示手段30は、操作者により画面に表示されている申し送り事項が確認され、チェックボックス42a,42bにチェックが入れられ、申し送りするためのボタン44が選択されると、その操作に対する入力信号を、申し送り確認受付手段31に供給する。
申し送り確認受付手段31は、申し送り表示手段30から供給された入力信号から、申し送り事項の確認が行われたこと(チェックボックス42a,42bにチェックが入れられたか否か)を受け付け、受付結果を画面操作制御手段32に供給する。
画面操作制御手段32は、申し送り確認受付手段31から供給された受付結果に基づいて、検診支援装置1の画面操作を制御する。
例えば、図7に示した画面40では、チェックボックス42a,42bにチェックが入れられており、「採血室」での申し送り事項が受け入れられたため、画面操作制御手段32は、画面の操作が続行できるように制御する。
一方、図8に示した画面40では、チェックボックス42bにチェックが入れられておらず、「X線室」での申し送り事項である「車椅子」がまだ受け入れられていないため、画面操作制御手段32は、画面の操作が続行できないように制御する。
次に、図9のフローチャートを参照して、受診者毎の申し送り事項の優先度を判定する処理について説明する。この処理を説明するにあたり、適宜、図10の優先度判定までの流れの概念図を用いることにする。
ステップS1において、申し送り取得手段22は、申し送り事項記憶手段21に記憶されている検診データ21bから受診者位置を取得する。図10の例では、例えば、「採血室」が取得される。
ステップS2において、申し送り取得手段22は、申し送り事項記憶手段21に記憶されている申し送り事項データ21cから申し送り事項を取得する。図10の例では、例えば、「車椅子」が取得される。
ステップS3において、優先度判定手段25は、優先度記憶手段24に記憶されている優先度データ24aを取得する。図10の例では、「採血室」における申し送り事項が「車椅子」の場合の優先度として「1」が取得される。
ステップS4において、優先度判定手段25は、すべての申し送り事項の優先度を判定したか否かを判断し、まだ優先度を判定していない申し送り事項があると判断した場合、ステップS1に戻り上述した処理を繰り返す。
図10の例の場合、続いて、「寝台」の申し送り事項が取得され(ステップS2)、「採血室」における申し送り事項が「寝台」の場合の優先度として「2」が取得される(ステップS3)。このような処理がすべての申し送り事項に対して行われることにより、引き続き、「X線室」における申し送り事項が「車椅子」の場合の優先度として「2」が取得され、「X線室」における申し送り事項が「寝台」の場合の優先度として「1」が取得される。
そして優先度判定手段25は、ステップS4において、すべての申し送り事項の優先度を判定したと判断すると、ステップS5に進み、優先度を判定した申し送り事項を、優先度が高い順に並べ替える。
これにより、図10に示すように、検診場所が「X線室」の場合、「寝台」、「車椅子」の順に並べ替えられた申し送り事項50aが作成され、検診場所が「採血室」の場合、「車椅子」、「寝台」の順に並べ替えられた申し送り事項50bが作成される。
以上の処理により、受診者毎に、すべての申し送り事項に対して優先度を判定することができ、次に説明する申し事項を表示する処理によって、受診者がいる検診場所に応じた申し送り事項を表示させることができる。
次に、図11のフローチャートを参照して、申し送り事項を表示する処理について説明する。この処理を説明するにあたり、適宜、図12の優先度判定から申し送り表示までの流れの概念図を用いることにする。
ステップS11において、申し送り表示手段30は、操作者資格判定手段27から操作者資格データ26aを取得する。図12の例では、操作者資格データ26aから、操作者が医師である場合、「1」が取得され、操作者が看護師である場合、「2」が取得され、操作者が受診者である場合、「3」が取得される。
ステップS12において、申し送り表示手段30は、上述した図9の処理で優先度判定した申し送り事項を、優先度判定手段25から取得する。図12の例では、受診者の位置(検診場所)が「X線室」の場合、「寝台」と「車椅子」を含む申し送り事項50aが取得され、受診者の位置が「採血室」の場合、「車椅子」と「寝台」を含む申し送り事項50bが取得される。
ステップS13において、申し送り表示手段30は、ステップS12の処理で取得した申し送り事項を優先度の高い順に表示部9に表示させる。これにより、例えば、受診者が「採血室」にいる場合、図7に示す画面40が表示され、画面40の右方には、「採血室」における申し送り事項として、画面上から「車椅子」を表すアイコン41a、「寝台」を表すアイコン41bの順で表示される。
ステップS14にデータおいて、申し送り表示手段30は、ステータス取得更新手段29からステータス判定値データ28aを取得する。図12の例では、ステータス判定値データ28aに含まれる「寝台」の申し送り事項のステータス判定値として「1」が取得され、「車椅子」の申し送り事項のステータス判定値として「1」が取得され、「ステント」の申し送り事項のステータス判定値として「0」が取得される。
ステップS15において、申し送り表示手段30は、ステップS14の処理で取得したステータス判定値から、申し送り事項にステータス機能を付加するか否かを判定し、ステータス機能を付加すると判定した場合ステップS16に進む。図12の例では、ステータス判定値が「1」である「車椅子」と「寝台」の申し送り事項がステータス機能の付加が必要であると判定される。
ステップS16において、申し送り表示手段30は、ステップS15の処理でステータス機能の付加が必要であると判定した申し送り事項にステータス機能を付加して表示させる。これにより、例えば、図7に示す画面40において、アイコン41a,41bの左側に、ステータス機能にチェックを入れることができるチェックボックス42a,42bが追加表示される。
これにより、操作者は、申し送り事項を確認したときにステータスにチェックを入れることができ、申し送り事項の見落としを防止することができる。また画面操作制御手段32は、ステータスにチェックが入れられていないときには、次の操作を行うことができないように画面を制御する。
ステップS15において、申し送り事項にステータス機能を付加する必要がないと判定された場合には、処理は終了される。
以上の処理により、受診者位置に応じてステータス判定値を考慮した申し送り事項を表示することができる。
以上のように、予め設定された優先度に従って、受診者がいる検診場所に応じた申し送り事項を確実に表示することができる。また、申し送り事項にステータス機能を付加し、ステータスにチェックが入れられていないときには、次の操作を行うことができないように制御することによって、申し送り事項の見落としを防止することができる。
以上において、申し送り表示手段30は、図7および図8に示すような画面40を表示させるものとして説明したが、これに限らず、例えば、図13に示すように、操作者によりチェックボックス42bにチェックが入れられたとき、申し送り事項を表すアイコン41bが大きくなるようにしてもよい。これにより、操作者は、ステータスにチェックを入れたことを容易に確認することができる。なお、この表示方法は、アイコンの大きさを変えるだけでなく、例えば、背景色を変えるようにしたり、あるいは、アイコンを点滅させたりするようにしてもよい。また、図3ないし図6に示したデータ構造は、あくまでも例示に過ぎず、項目の取捨選択は自由に行うことができる。
以上のようにして、その検診場所で最も重要な申し送り事項を見落としてしまうことを防止することができる。
なおこの発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化したり、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせたりすることにより種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。
本発明に係る検診支援装置の構成例を示す図である。 検診支援装置の機能構成例を示すブロック図である。 申し送り事項記憶手段に記憶されるデータのデータ構造例を示す図である。 優先度記憶手段に記憶されるデータのデータ構造例を示している。 操作者資格記憶手段に記憶されるデータのデータ構造例を示している。 ステータス記憶手段に記憶されるデータのデータ構造例を示している 申し送り事項画面の表示例を示す図である。 申し送り事項画面の他の表示例を示す図である。 申し送り事項の優先度を判定する処理を説明するフローチャートである。 優先度判定までの流れの概念図である。 申し送り事項を表示する処理を説明するフローチャートである。 優先度判定から申し送り表示までの流れの概念図である。 申し送り事項の表示例を示す図である。
符号の説明
1 検診支援装置
2 CPU
9 表示部
21 申し送り事項記憶手段
22 申し送り取得手段
23 受診者位置取得手段
24 優先度記憶手段
25 優先度判定手段
26 操作者資格記憶手段
27 操作者資格判定手段
28 ステータス記憶手段
29 ステータス取得更新手段
30 申し送り表示手段
31 申し送り確認受付手段
32 画面操作制御手段

Claims (5)

  1. 健康診断を受ける受診者毎に申し送り事項に関するデータを記憶する申し送り事項記憶手段と、
    検診場所に対応して付加される、申し送り事項の優先度に関するデータを記憶する優先度記憶手段と、
    検診対象者の位置情報を取得する受診者位置取得手段と、
    前記受診者位置取得手段により取得された前記検診対象者の位置情報、前記申し送り事項記憶手段に記憶されている前記申し送り事項に関するデータ、および前記優先度記憶手段に記憶されている前記申し送り事項の優先度に関するデータに基づいて、前記申し送り事項の優先度を判定する優先度判定手段と、
    前記優先度判定手段による判定結果に基づいて、前記申し送り事項を表示する申し送り表示手段と
    を備えることを特徴とする検診支援装置。
  2. 前記申し送り表示手段による表示から、前記申し送り事項が確認されたことを示す内容の入力を受け付ける申し送り確認受付手段と、
    前記申し送り確認受付手段による受付結果に基づいて、画面操作を制御する画面操作制御手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の検診支援装置。
  3. 操作者の資格に関するデータを記憶する操作者資格記憶手段をさらに備え、
    前記申し送り表示手段は、前記操作者資格記憶手段に記憶されている前記操作者の資格に関するデータに基づいて、前記申し送り事項を表示する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の検診支援装置。
  4. 前記申し送り事項に付加するステータス機能に関するデータを記憶するステータス記憶手段をさらに備え、
    前記申し送り表示手段は、前記ステータス記憶手段に記憶されている前記ステータス機能に関するデータに基づいて、ステータス機能を付加した前記申し送り事項を表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の検診支援装置。
  5. 健康診断を受ける受診者毎に申し送り事項に関するデータを記憶する申し送り事項記憶ステップと、
    検診場所に対応して付加される、申し送り事項の優先度に関するデータを記憶する優先度記憶ステップと、
    検診対象者の位置情報を取得する受診者位置取得ステップと、
    前記受診者位置取得ステップにより取得された前記検診対象者の位置情報、前記申し送り事項記憶ステップで記憶された前記申し送り事項に関するデータ、および前記優先度記憶ステップで記憶された前記申し送り事項の優先度に関するデータに基づいて、前記申し送り事項の優先度を判定する優先度判定ステップと、
    前記優先度判定ステップによる判定結果に基づいて、前記申し送り事項を表示する申し送り表示ステップと
    を検診支援装置が備えるコンピュータに実行させることを特徴とする制御プログラム。
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