JP2005050178A - 人間ドックシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 受診者カードを持ち回らずに受診が可能であり、かつ、各受診窓口にて他の受診窓口の待ち時間が分かるようにする。
【解決手段】 該当予約日の受診者を受診項目とともに記憶する人間ドックマスタ6と、人間ドックマスタ6より受診者番号ごとに受診者情報をリストバンド5に出力・発行する出力手段と、リストバンド5を受付窓口1で受診者に装着させる指示手段と、受診項目A、B、C、…Zの各窓口11、21、31、…Z1に設けられ、リストバンド5の受診者番号を読取る読取り手段と14、読取り手段14により読取られた受診者番号に基づき受診項目を表示するとともに、各受診窓口11、21、31、…Z1の待ち時間を表示し、かつ、待ち時間に対応し受診の順番を表示する表示装置13と、を備える。

【選択図】 図1

Description

本発明は、人間ドックシステムに係るもので、特に、受診者にリストバンドを装着するとともに、待ち時間を表示することにより効率の良い受診を目指した人間ドックシステムに関する。
従来、施設内に複数の窓口が設けられた病院や役所等において、利用者が複数の窓口で手続きを行う必要がある場合、状況(混み具合)に即した柔軟な窓口案内情報を伝達するため、ディジタルコードレス電話子機を利用者に持たせ、各窓口に利用者を誘導するための情報(窓口案内情報)をディジタルコードレス電話親機より前記ディジタルコードレス電話子機を携帯する利用者に知らせるようなことが行われている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記の方法であると、ディジタルコードレス電話子機を利用者に持たせる必要があるため、導入に費用が掛かり、かつ、ディジタルコードレス電話子機の置き忘れなども発生し易く、貸出や回収といった管理が面倒であるという問題がある。
しかも、病院に導入する場合、ディジタルコードレス電話子機の医療機器への影響が懸念されるため、適さない場合がある。
上述したように、ディジタルコードレス電話子機などを常時携帯する煩わしさを避け、かつ、置き忘れの可能性や医療機器への影響を最小限に止めた上で利用者(患者)を管理するために、近年リストバンドが用いられるようになってきた。病院などでは、入院患者の名前や血液型、患者番号を示すバーコードなどの入院患者識別データをリストバンドに表示し、これを入院患者の手首または足首などに取付けることにより、患者を管理、識別することが行われている。すなわち、投薬時や注射時において、前記リストバンドの患者番号と投薬や注射との照合を行い、照合が一致した場合には投薬が可能であることを識別する(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記のリストバンドは、受診カードなどの携帯では紛失の恐れがある長期入院の患者には適するものの、通院患者には不向きであった。すなわち、通院患者に受診カードの代わりにリストバンドを発行した場合、受診カードのように定期入れや財布などに入れて保管するには形状が長いため折り曲げて保管することが考えられ、患者番号が印字・表示されたバーコード部が折れ曲がって読取り不良が発生する可能性があり、受付が集中する再来窓口で前記読取り不良の発生の可能性が高いリストバンドを読取り、読取り不良の場合にはリストバンドを新たに発行する必要があるなど、窓口における作業負担が重たくなるという問題がある。
特開平10−276281号公報 特開2002−24391号公報
解決しようとする問題点は、ポケットなどの収納場所の少ない白衣を着用して複数の受診窓口を回る人間ドックの受診時に、受診者カードを持ち回る煩わしさがある点である。
また、各受診窓口にて他の受診窓口の待ち時間が分からない点である。
請求項1に記載の人間ドックシステムは、該当予約日の受診者を受診項目とともに記憶する人間ドックマスタと、人間ドックマスタより受診者番号ごとに受診者情報をリストバンドに出力・発行する出力手段と、リストバンドを受付窓口で受診者に装着させる指示手段と、受診項目の各窓口に設けられ、リストバンドの受診者番号を読取る読取り手段と、読取り手段により読取られた受診者番号に基づき受診項目を表示するとともに、各受診窓口の待ち時間を表示し、かつ、待ち時間に対応し受診の順番を表示する表示装置と、を備えることを特徴とする。
また、待ち時間は、受診項目の各窓口で受診者を受付けたときに加算される受付受診者数と、各受診項目に設定された受診基本時間との乗算にて算出されるようにできる。
さらに、待ち時間は、最小待ち時間と、最大待ち時間とから成り、最小待ち時間は、受診項目の各窓口で受診者を受付けたときに加算される受付受診者数と、各受診項目に設定された受診基本時間との乗算にて算出され、かつ、最大待ち時間は、受診項目の各窓口で受診者が受診終了し、次の受診窓口を指示されたときに加算される指示先受診受付中の人数、および指示先の受付受診者数の和と、各受診項目に設定された指示先受診基本時間との乗算にて算出されるようにできる。
また、リストバンドには、一次元バーコードまたは2次元コードにより受診者番号をはじめとした受診者情報が記憶されるようにできる。
人間ドックマスタより受診者番号ごとに受診者情報を出力・発行したリストバンドを受診者に装着させ、受診項目の各窓口にてリストバンドの受診者番号を読取り受診者番号に基づき受診項目を表示するとともに、各受診窓口の待ち時間を表示し、かつ、待ち時間に対応し受診の順番を表示するようにしたので、白衣を着ての受診時に受診カードを持ち回る煩わしさから解放され、さらに、次の空いている窓口を適格に指示できるため、効率の良い受診が可能となる。
また、待ち時間を、受診項目の各窓口で受診者を受付けたときに加算される受付受診者数と、各受診項目に設定された受診基本時間との乗算にて算出する最小待ち時間と、受診項目の各窓口で受診者が受診終了し、次の受診窓口を指示されたときに加算される指示先受診受付中の人数、および指示先の受付受診者数の和と、各受診項目に設定された指示先受診基本時間との乗算にて算出して最大待ち時間とに分ければ、より効率の良い受診が可能となる。
以下、本発明の実施の形態による人間ドックシステムを図1ないし図10に基づき説明する。
図1は、人間ドックシステムの概略を示す機器構成図であり、受付窓口1と、受診項目Aの窓口11、受診項目Bの窓口21、受診項目Cの窓口31、…受診項目Zの窓口Z1とに分かれ、各窓口1、11、21、31、…Z1の間は、既知のLANなどにより接続されている。なお、最終の受診項目をZとしたが、オプションの受診項目も含めた窓口数が存在することを示す。
受付窓口1には、パソコン2と、表示手段としての表示装置3と、読み取り手段としての読取り装置(スキャナ)4と、リストバンド5の出力用プリンタ(図示省略)と、記憶装置6と、が備えられる。
パソコン(以下、適宜単にPCと称す)2には、後述する該当日付(予約日)の受診者の基本データ(受診者番号や氏名、生年月日など)や受診項目などが記憶されている。
表示装置3は、窓口状況、受診済みあるいは未受診などの受診者情報、さらに、各窓口11、21、31、…Z1の待ち時間などを表示するための「受診順指示用表示器」としての役目を果たす。
読取り装置4は、リストバンド5の受診者番号を読取るためのスキャナである。
記憶装置6は、該当日付(予約日)の受診者情報を記憶するための「人間ドックマスタ」であって、前記PC2と共に「人間ドック用サーバー」を構成するものである。
なお、10は、病院全体のシステム運営用のホストコンピュータ、30は、このホストコンピュータ10に接続される病院全体の患者情報が記憶される患者マスタを各々示し、このホストコンピュータ10と前記「人間ドック用サーバー」としてのPC2とは接続されており、該当日付(予約日)の受診者情報をホストコンピュータ10の患者マスタ30よりPC2の記憶装置6としての「人間ドックマスタ」へ取り込めるようになっている。
次に、リストバンド5の一例を、図2に示す。同図に示すように、リストバンド5には、名前41(図示の例では、「佐藤太郎」)、生年月日42(図示の例では、「S29.8.23」)、受診者番号43(図示の例では「123」)、および前記受診者番号43などを表示したバーコード部44が備えられており、図示省略のプリンタにより受付窓口1にて前記リストバンド5を印字するとともに、印字したリストバンド5を読取り装置4にて読取ると、記憶装置6から表示装置3に該当受診者の受診者情報が読出され受診項目が表示されるようになっている。表示装置3の詳細は、後述する。
なお、バーコード部44には、一次元バーコードに限らず、二次元コードの印字が可能とされている。
各受診項目A、B、C、…Zの窓口11,21,31、…Z1には、各々PC12と、表示装置13と、リストバンド5を読取るための読取り装置14が備えられており、リストバンド5のバーコード部44を読取り装置14にて読取ると、PC12を介して「人間ドック用サーバー」としてのPC2の記憶装置6より表示装置13に受診者情報、その他の情報が表示されるようになっている。
なお、図示しないが、読取り装置14は、受診受付処理用および受診終了処理用の2つ設けられている。
ここで、図10を参照して、表示装置13の詳細を説明する。なお、この各窓口11、21、31、…Z1の表示装置13と前記受付窓口1の表示装置3とは同様につき、表示装置3の説明は省略する。
同図に示すように、表示装置13は、受診窓口欄22と、受診項目名欄23と、受診基本時間欄24と、受付受診者数欄25と、現在の待ち時間欄26と、順番欄27と、受診終了フラグ欄28とを備える。
受診窓口欄22は、受診項目A、B、C、…Zの窓口11、21、31、…Z1に対応した窓口番号を表示する欄であり、オプション受診項目を含んだ全ての窓口が表示されており、原則的には、受診項目AからB、C、…Zの順に受診するよう「優勢順位」が決められている。さらに、受診項目L(図示の例では、「胃部X線」)より前には受診項目K(図示の例では、「胃部X線用注射」)が済んでいる必要があり、また、視野が狭くなる可能性が高い「眼圧測定」より前に受診項目Eの「視力」を済ます必要があるなどが決められており、これらの「優先順位」は、「人間ドック用サーバー」としてのPC2で処理されるようになっている。
受診項目名欄23には、「問診」、「検尿」といった基本受診項目(受診窓口A〜M)名と、「子宮細胞診検査」や「アレルギー検査」などのオプション受診項目(受診窓口N〜Z)名が表示される。
受診基本時間欄24は、各受診項目A〜Zの受診に費やされる予想時間を表示する欄であり、対応医師によって該当受診日の受診基本時間tを都度変更することも可能なようになっている。また、分母は対応施設数を示している。すなわち、受診項目Fの「採血」および受診項目Lの「胃部X線」は2人が同時に受診可能であり、また、受診項目Hの「腹部超音波」は3人が同時に受診できることを意味しており、「採血」を例に取った「4分/2人」の場合、1人に掛かる受診基本時間tは、2分であることを意味する。
受付受診者数欄25には、各窓口11、21、31、…Z1の読取り装置14により「受診時」に受診者のリストバンド5のバーコード部44を読取ると、受診受付されるとともに表示装置13の該当窓口の受付受診者数nが加算されて表示され、また、「受診終了時」にリストバンド5のバーコード部9を読取とったときに、受診終了処理されるとともに表示装置13の該当窓口の受付受診者数nが減算されて表示されるようになっている。
現在の待ち時間欄26は、受診基本時間tと受付受診者数nの乗算で表される待ち時間Tを表す欄である。
順番欄27は、後述する未受診項目に対し、前記待ち時間Tの少ない順に1からの順序を表示するための欄である。但し、待ち時間tが同一の場合は、前述「優先順位」の原則に従い処理される。図示の例では、受診項目C「身長・体重・血圧」と受診項目K「胃部X線用注射」の待ち時間tが、同じ「4分」であるが、「優先順位」の高い受診項目Cが2番となっており、これらの順番付け処理は「人間ドック用サーバー」としてのPC2で処理されるようになっている。
受診終了フラグ欄28には、該当受診項目の欄に初期値として「0」が表示されており、「受診終了時」に受診者のリストバンド5のバーコード部44を読み取ったときに、受診終了フラグとして「1」が表示されるようになっている。したがって、初期値「0(ゼロ)」の入っている受診項目が受診項目であり、また、そのうち「1」が表示されているものが終了した受診項目であることが一目で分かるようになっている。
次に、主に、図3〜図9のフローチャートを参照して本発明の概要を説明する。
先ず、受診者の人間ドック予約から終了までの全体のフローを図3により説明すると、予約受付処理(ステップS11)、前準備処理(ステップS12)を行い、当日受付処理(ステップS13)を行った後、受診処理(ステップS14)を行い、終了処理(ステップS15)を行って終了する。
図3のステップS11における予約受付処理の詳細を図4に示す。
電話または来院などにより人間ドックの予約を受け付ける(ステップS21)。受付の際、受診希望日(予約日)を確認し(ステップS22)、ステップS23にて希望日の空きがあると判定された場合は、次ステップ(ステップS24)に行き、ない場合は再度ステップS22に戻って受診希望日を確認する。これらの確認は、ホストコンピュータ10に接続される図示省略の予約受付端末により行われ、患者マスタ30に記憶される。
受診希望日(予約日)が空いていたらステップS24にて過去の来院の有無を確認し、来院の実績がない場合はステップS25にて必要事項、すなわち、住所、氏名、生年月日、健康保険組合名などを聞きながら前記予約受付端末(図示省略)より入力する。
一方、前記ステップS24にて、過去に来院したことがあると判定された場合は、ステップS26に行き、生年月日と氏名から受診者の来院情報を表示し、ステップS27にて住所、健康保険組合名などに変更がないか確認する。
前記ステップS25またはステップS27にて住所などの必要項目を確認後は、ステップS28にてオプション受診項目の有無を確認して処理を終了する。
次に、図3のステップS12における前準備処理の詳細を図5に示す。
ステップS31にて予約日により受診者の自動抽出を行い、ステップS32にて必要書類(例えば,問診票)や事前検査用品(例えば、検便容器)の送付を行う。これらの処理は、予約日の3週間くらい前にホストコンピュータ10より送付リストなどを出力して実施する。
予約日の前日にホストコンピュータ10より翌日の受診者を自動抽出し(ステップS33)、ステップS34にて受付窓口のPC2を介して記憶装置6に該当予約日の「人間ドックマスタ」を作成(記憶)し、ステップS35にて前記記憶装置6よりリストバンド5を発行して翌日の準備を行い、処理を終了する。
次に、図3のステップS13における当日受付処理の詳細を図6に示す。
ステップS41にて受付窓口1で受診者を確認し、ステップS42にて事前検査物の回収を行う。次いで、ステップS43にて該当受診者のリストバンド5のバーコード部44を読取り、受診者の手に装着する。さらに、リストバンド5が読取れた場合は、ステップS44にてオプション項目を含む受診項目が表示装置3に表示されるようになっており、基本項目のみ、あるいは、オプションの受診項目がある旨を受診者に告げて終了する。
次に、図3のステップS14における受診処理の詳細を図7に示す。
ステップS51において、各受診項目A、B、C、…Zの窓口11,21,31、…Z1にて読取り装置14を使ってリストバンド5を読取ると、図10に示されるような情報が表示装置13に表示されるとともに、ステップS52にて受診項目の順番の妥当性がチェックされる。すなわち、前述「優先順位」、および「胃部X線」より前の「胃部X線用注射」が済んでいるか、あるいは、「眼圧測定」より前に「視力」が済んでいるかなどの妥当性がチェックされ、妥当でないと判定された場合は、ステップS60にて該当受診項目の窓口を指示しステップS51に戻る。
一方、妥当性チェックの結果、妥当とされた場合は、ステップS54にて後述の待ち時間算出・表示処理を行い、ステップS55にて受診を行い、ステップS56にて受診が終了したか判定し、受診が終了していない場合は、ステップS55に戻って受診を繰り返す。
一方、ステップS56にて受診が済んだと判定された場合は、ステップS57にて受診終了用の読取り装置14を用いリストバンド5を読取り、ステップS58で待ち時間算出・表示処理を行って、ステップS59にて次の受診項目を指示して終了する。
次に、図9にて、前記待ち時間算出・表示処理(図7のステップS54、S58)の詳細を説明する。
ステップS71にて受診受付か、受診終了かを判定する。すなわち、受診受付用の読取り装置14から読取られたのか、受診終了用の読取り装置14から読み取られたのかを判定し、受診受付の場合は、ステップS72へ行き、受付受診者数nに1加算し、さらに、ステップS73にて受診基本時間tと受付受診者数nとを乗算して待ち時間Tを算出する。
一方、ステップS71にて受診終了と判定された場合は、ステップS74にて受付受診者数nより1減算し、さらに、ステップS75にて受診基本時間tと受付受診者数nとを乗算して待ち時間Tを算出し、ステップS76にて受診終了フラグに1をセットする。
そして、受診受付および受診終了とも、ステップS77にて表示装置13に、前記算出された待ち時間Tおよび順番を表示する。これらの待ち時間Tや順番の算出は、受付窓口1の「サーバー」としてのPC2にて行われる。
次に、図3のステップS15における終了処理の詳細を図8に示す。
受付窓口1にてリストバンド5を読取る(ステップS61)と、ステップS62にて受診終了フラグ28がチェックされ、全受診項目が終了したかどうか判定される。判定の結果、未受診の項目があった場合は、ステップS63にて未受診窓口を指示する。
一方、ステップS62にて、受診が全項目終了したと判断された場合は、リストバンド5を患者の手から取り外して回収する。
上述したように、病院全体の患者情報を記憶するホストコンピュータ10の患者マスタ30より「人間ドック用サーバー」としてのPC2の記憶装置(人間ドックマスタ)6に該当予約日の受診者情報のみ取り込むことにより、PC2側で人間ドックシステムを構成することができるため、ホストコンピュータ10に負担をかけないものである。
また、ポケットなどの収納場所の少ない白衣を着ての受診に、受診者番号44が表示されたリストバンド5を受診者に装着し、リストバンド5を読取り装置14にて読み込ませることにより、受診・未受診の受診項目、および各受診項目の待ち時間T、並びに次の受診項目の順番が表示されるため、受診者カードなどを持ち歩くことによる煩わしさから解放され、かつ、効率の良い受診が可能となるものである。
なお、「人間ドックマスタ」としての記憶装置6に記憶された受診情報は、窓口の終了後、PC2を介してホストコンピュータ10に送信し、患者マスタ30にて保管することが可能である。
次に、主に図11および図12を用いて、他の実施の形態につき説明する。
なお、以下において、先の実施の形態と同様の部分は同一符号を付すに止め、詳説を省略する。
図11は、図7における待ち時間算出・表示処理(S54、S58)の他の実施の形態の詳細を示すフローチャートであり、図12は、表示装置33の説明図である。
先ず、図12を用いて表示装置33を説明する。先の表示装置13との違いは、受診受付中の人数mの欄29を設けた点と、待ち時間Tを最小待ち時間T1と最大待ち時間T2とに分けた点にある。
大病院などにおいては、受診項目により、窓口が病棟の異なる遠く離れた場所に存在する場合があり、実際に受診の窓口にて受付けた受付受診者数nのみでは、待ち時間Tに差異が生ずることがあった。すなわち、次の指示された窓口に移動中の人が実際に受診窓口に到着して受診受付されるまで待ち時間Tが変わらないため、待ち時間Tの少ない窓口を多数が指示すると、指示された窓口に移動中の受診者が殺到して初めて、急に待ち時間Tが長くなるという事態が起こりえたため、移動中の受診者を受診受付中の人数mとして把握するようにしたものである。
以下、主に、図11のフローチャートを用いて詳細を説明する。
ステップS81にて受診受付か、受診終了かを判定する。すなわち、受診受付用の読取り装置14から読取られたのか、受診終了用の読取り装置14から読み取られたのかを判定し、受診受付の場合は、ステップS82へ行き、受付受診者数nに1加算し、ステップS83にて受診基本時間tと受付受診者数nとを乗算して最小待ち時間T1を算出する。さらに、ステップS84にて受診受付中の人数mより1減算し、ステップS85にて受診基本時間tと、受付受診者数nおよび受診受付中の人数mの和とを乗算して最大待ち時間T2を算出する。
一方、ステップS81にて受診終了と判定された場合は、ステップS86にて受付受診者数nより1減算し、ステップS87にて受診基本時間tと受付受診者数nとを乗算して最小待ち時間T1を算出し、さらに、ステップS88にて次の受診窓口を指示する。この指示入力により、ステップS89にて指示先(移動先)の受診受付中の人数mに1加算し、ステップS90にて受診基本時間tと、指定先の受診受付者数nおよび受診受付中の人数mとの和を乗算して指定先(移動先)の最大待ち時間T2を算出し、ステップS91にて受診終了フラグに1をセットする。
そして、受診受付および受診終了とも、ステップS92にて表示装置13に、前記算出された最小待ち時間T1および最大待ち時間T2、並びに最大待ち時間T2を対象として算出された順番などを表示する。これらの待ち時間T(最小待ち時間T1および最大待ち時間T2)や順番の算出は、受付窓口1の「サーバー」としてのPC2にて行われる。
上述したように、指示された次の窓口に移動中の人を指定先の受診受付中の人数mとして把握し、かつ、待ち時間Tを、受診基本時間t、および実際に窓口にて受診受付した受付受診者数nとから算出される最小待ち時間T1と、受診基本時間t、並びに指定先の受付受診者数nおよび指定先の受診受付中の人数mとを加算した人数とから算出される最大待ち時間T2とに分けたことにより、移動中の、いわば次の受診項目の予約人数を示す受診受付中の人数mを加味した最大待ち時間T2が表示されるため、次の受診窓口の指示が的確に行われ、もって効率的な受診窓口の指示が可能となるものである。
なお、上記嫉視の形態の構成および動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更することができることは言うまでもない。
例えば、読取り装置14は、受診受付け用と受診終了用の2つ設けた例で説明したがこれに限定されないことは勿論であり、表示装置13、33の図示せぬスイッチなどの切り換えにより切り替えるようにしてもよい。
本発明の一実施の形態による人間ドックシステムの概略機器構成図である。 同、人間ドックシステムで受診者に装着するリストバンドの一例を示す平面図である。 同、人間ドックシステムの全体の流れを示すフローチャートである。 同、予約受付処理のフローチャートである。 同、前準備処理のフローチャートである。 同、当日受付処理のフローチャートである。 同、受診処理のフローチャートである。 同、終了処理のフローチャートである。 同、待ち時間算出・表示処理のフローチャートである。 同、表示装置の説明図である。 本発明の人間ドックシステムの他の実施の形態に係る図9相当の待ち時間算出・表示処理のフローチャートである。 同、表示装置の説明図である。
符号の説明
A、B、C、…Z 受診項目
n 受付受診者数
m 受診受付中の人数
t 受診基本時間
T 待ち時間
T1 最小待ち時間
T2 最大待ち時間
1 受付窓口
11、21、31、Z1 窓口
2、12 パソコン
3、13、33 表示装置(受診順指示用表示器)
4、14 読取り手段(読取り装置、スキャナ)
5 リストバンド
6 記憶装置(人間ドックマスタ)
10 ホストコンピュータ
22 受診窓口欄
23 受診項目名欄
24 受診基本時間欄
25 受付受診者数欄
26 待ち時間欄
27 順番欄
28 受診修了フラグ欄
29 受診受付中の人数欄
30 患者マスタ
41 氏名
42 生年月日
43 受診社番号
44 バーコード部

Claims (4)

  1. 該当予約日の受診者を受診項目とともに記憶する人間ドックマスタと、
    この人間ドックマスタより受診者番号ごとに受診者情報をリストバンドに出力・発行する出力手段と、
    前記リストバンドを受付窓口で受診者に装着させる指示手段と、
    前記受診項目の各窓口に設けられ、前記リストバンドの受診者番号を読取る読取り手段と、
    前記読取り手段により読取られた受診者番号に基づき受診項目を表示するとともに、各受診窓口の待ち時間を表示し、かつ、前記待ち時間に対応し受診の順番を表示する表示装置と、を備えることを特徴とする人間ドックシステム。
  2. 前記待ち時間は、上記受診項目の各窓口で受診者を受付けたときに加算される受付受診者数と、
    各受診項目に設定された受診基本時間との乗算にて算出されることを特徴とする請求項1に記載の人間ドックシステム。
  3. 前記待ち時間は、最小待ち時間と、最大待ち時間とから成り、
    前記最小待ち時間は、
    上記受診項目の各窓口で受診者を受付けたときに加算される受付受診者数と、各受診項目に設定された受診基本時間との乗算にて算出され、かつ、
    前記最大待ち時間は、
    受診項目の各窓口で受診者が受診終了し、次の受診窓口を指示されたときに加算される指示先受診受付中の人数、および指示先の受付受診者数の和と、各受診項目に設定された指示先受診基本時間との乗算にて算出されることを特徴とする請求項1に記載の人間ドックシステム。
  4. 前記リストバンドには、一次元バーコードまたは2次元コードにより前記受診者番号をはじめとした受診者情報が記憶されることを特徴とする請求項1に記載の人間ドックシステム。
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