JP6110824B2 - 医療資源紹介装置、システム、プログラム及び医療資源紹介装置の作動方法 - Google Patents

医療資源紹介装置、システム、プログラム及び医療資源紹介装置の作動方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6110824B2
JP6110824B2 JP2014191737A JP2014191737A JP6110824B2 JP 6110824 B2 JP6110824 B2 JP 6110824B2 JP 2014191737 A JP2014191737 A JP 2014191737A JP 2014191737 A JP2014191737 A JP 2014191737A JP 6110824 B2 JP6110824 B2 JP 6110824B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medical
resource
resources
inoperable
surplus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014191737A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016062478A (ja
Inventor
宏典 松政
宏典 松政
上田 智
智 上田
勇哉 久藤
勇哉 久藤
大田 恭義
恭義 大田
亮介 宇佐美
亮介 宇佐美
敬正 矢口
敬正 矢口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2014191737A priority Critical patent/JP6110824B2/ja
Priority to US14/835,613 priority patent/US20160085924A1/en
Publication of JP2016062478A publication Critical patent/JP2016062478A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6110824B2 publication Critical patent/JP6110824B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H40/00ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices
    • G16H40/20ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the management or administration of healthcare resources or facilities, e.g. managing hospital staff or surgery rooms

Description

本発明は、医療機器と医療スタッフとを含む医療資源を、複数の医療施設に紹介する医療資源紹介装置、システム、プログラム及び医療資源紹介装置の作動方法に関する。
医療分野において、各種の医療用コンピュータシステムが提案されている。医療用コンピュータシステムの1つとして、特許文献1には、予め登録された医師を医療施設に紹介する医師紹介システムが提案されている。
特許文献1の医師紹介システムは、派遣可能な医師の情報が登録された医師紹介用データベースを有しており、医師の派遣を要望する派遣先の医療施設からの紹介要求に基づいて、医師紹介用データベースから条件に合致する医師を検索して、検索した医師の紹介を行う。医師紹介用データベースには、労働力を供給する供給側のユーザーとなる医師の希望条件が登録され、医師紹介システムは、医師を要望する需要側のユーザーとなる医療施設からの紹介要求をトリガーとして、紹介サービスの提供を開始する。
特許文献1のような医師紹介システムは、供給主体や需要主体となるユーザーの要望に基づいて紹介サービスが開始される、紹介システムとしては一般的な構成をもっている。こうした医師紹介システムによれば、医療施設にとっては不足する医師を補充することができる一方、医師にとっても希望にかなった職場を探すことができる。
特表2008−509500号公報
特許文献1の医師紹介システムが前提としているように、医師不足に悩む医療施設がある一方、働ける医療施設を探す医師が存在しており、社会全体として見れば、医師の需要と供給に不均衡が存在するのが現実である。こうした状況は、医師だけでなく、看護師や診療放射線技師などを含めた医療スタッフ全体にも当てはまる。さらに言えば、医療スタッフに限った話ではなく、例えば、ある医療施設では医療機器に余剰が発生している一方、別の医療施設では同種の医療機器に不足が生じているということも考え合わせれば、医療機器も含めた医療資源全体にも当てはまる状況である。
特許文献1の医師紹介システムは、こうした医療資源の需要と供給の不均衡を是正する1つの方策である。しかしながら、特許文献1の医師紹介システムのような従来の紹介システムでは、例えば、ある地域全体に広く影響を及ぼす大規模災害などが発生した場合には、有効に機能しにくいという問題があった。
つまり、被災地域においては、被災地域外からの医療資源の供給などの支援が必要なのはもちろんであるが、被災地域内においても、医療施設によって被害状況が異なるため、被災地域内の複数の医療施設間で医療資源を融通できる可能性がある。
例えば、ある医療施設では、医療スタッフが被害を受けて稼働不能になったが、この医療スタッフが使用する医療機器は稼働可能である状態、すなわち、医療スタッフ(例えば、診療放射線技師)が稼働不能なために、医療機器(例えば、X線撮影装置)の余剰が発生した状態となる場合がある。また、別の医療施設では、反対に、医療機器が稼働不能なために、医療スタッフの余剰が発生した状態となる場合がある。このように、医療スタッフと医療機器の両方があってはじめて稼働が可能となる医療資源の組合せがある場合には、一方が稼働不能に陥ると他方は待機状態になり、余剰資源となる。
平時であれば、医療資源に余剰や不足が発生した医療施設は、特許文献1の医師紹介システムに条件を含む要望を上げて、紹介を待つという対応も考えられる。しかし、被災地域においては、被災した医療施設が、余剰資源を抱えたまま運営を休止してしまう場合も多く、その場合には、医療資源の供給や需要に関する医療施設からの要望が上がらない状態になる。そのため、結果として、要望によって顕在化することの無い潜在的な余剰資源が発生し、活用されないまま埋もれてしまう状況になる。
このような被災地域において、潜在的な余剰資源を保有する複数の医療施設間で医療資源を融通しあうことができれば、余剰資源の有効活用が可能になり、被災地域における医療活動の復旧を加速することができる。
しかしながら、上述のとおり、特許文献1の医師紹介システムは、供給側や需要側のユーザーの要望に基づいてサービスが開始される一般的な構成をもつ従来型の紹介システムであるため、被災地域のように、供給側及び需要側のどちらのユーザーからも要望が上がってこない、あるいは上がりにくい状況では、有効に機能せず、潜在的な余剰資源を活用しにくいという問題があった。
本発明は、医療資源の供給主体や需要主体となるユーザーからの要望が上がらない状況においても有効に機能して、潜在的な余剰資源となっている医療資源の活用を可能にする医療資源紹介装置、システム、プログラム及び方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の医療資源紹介装置は、複数の医療施設がそれぞれ保有する医療機器及び医療スタッフの少なくとも1つを含む医療資源を、複数の医療施設間で相互に融通するために、複数の医療施設に対して医療資源の紹介を行う医療資源紹介装置において、各医療施設において協働して稼働する少なくとも1組の前記医療資源の組合せを記録した医療資源組合せ情報と、各医療施設が保有する医療資源のそれぞれが稼働可能か稼働不能かを表す稼働可否情報とが格納された医療資源データベースにアクセスするデータベースアクセス部と、稼働可否情報に基づいて、組合せに含まれる医療資源のうち、稼働不能な医療資源を検出する稼働不能医療資源検出部と、稼働不能医療資源検出部によって稼働不能な医療資源が検出された場合に、医療資源組合せ情報に基づいて、稼働不能な医療資源の発生により、稼働を待機する稼働待機状態となる医療資源の有無を調べて、稼働待機状態となる医療資源が有る場合に当該医療資源を余剰資源と判定する余剰資源判定部と、余剰資源を複数の医療施設のいずれかに紹介する紹介部と、を備えていることを特徴としている。
医療資源組合せ情報は、2つ1組の医療資源の組合せである第1の組合せを含み、余剰資源判定部は、第1の組合せを構成する医療資源の一方が稼働不能な医療資源と検出された場合に、第1の組合せにおいて稼働不能な医療資源の相手方となる他方の医療資源を、余剰資源と判定するものでもよい。
医療資源組合せ情報は、医療資源のうち、少なくとも1つの第1医療資源と、第1医療資源と協働して稼働する第2医療資源が複数有る第2の組合せを含み、余剰資源判定部は、第2の組合せにおいて、第2医療資源が稼働不能な医療資源として検出された場合に、稼働可能な第2医療資源が1つも存在しない場合に、第1医療資源を余剰資源と判定するものでもよい。
医療資源の組合せには、医療資源の1つが医療スタッフであり、医療スタッフの相手方が医療機器となる組合せを含むものでもよい。
紹介部は、1つの医療施設に余剰資源が発生した場合に、医療資源データベースから、余剰資源と協働して稼働可能な医療資源が存在する医療施設を検索し、検索した医療施設に余剰資源を紹介するものでもよい。
紹介部による余剰資源の紹介を実行する前に、余剰資源が所属する、紹介元の医療施設へ問い合わせを行って、紹介元の医療施設から紹介の承認を得る承認部を設けてもよい。
医療資源から定期的に送信される情報に基づいて、稼働可否情報を更新する稼働可否情報更新部を設けてもよい。
また、上記目的を達成するために、本発明の医療資源紹介システムは、複数の医療施設がそれぞれ保有する医療機器及び医療スタッフの少なくとも1つを含む医療資源を、複数の医療施設間で相互に融通するために、複数の医療施設に対して医療資源の紹介を行う医療資源紹介システムにおいて、複数の医療施設のそれぞれに設置されるクライアント端末と、クライアント端末に対して医療資源の紹介を行う医療資源紹介装置と、から構成され、医療資源紹介装置は、協働して稼働する少なくとも1組の医療資源の組合せを記録した医療資源組合せ情報と、医療資源のそれぞれが稼働可能か稼働不能かを表す稼働可否情報とが各医療資源を保有する医療施設を識別可能に格納された医療資源データベースにアクセスするデータベースアクセス部と、稼働可否情報に基づいて、組合せに含まれる医療資源のうち、稼働不能な医療資源を検出する稼働不能医療資源検出部と、稼働不能医療資源検出部によって稼働不能な医療資源が検出された場合に、医療資源組合せ情報に基づいて、稼働不能な医療資源の発生により、稼働を待機する稼働待機状態となる医療資源の有無を調べて、稼働待機状態となる医療資源が有る場合に当該医療資源を余剰資源と判定する余剰資源判定部と、余剰資源をクライアント端末のいずれかに紹介する紹介部と、を備えていることを特徴としている。
また、上記目的を達成するために、本発明の医療資源紹介プログラムは、複数の医療施設がそれぞれ保有する医療機器及び医療スタッフの少なくとも1つを含む医療資源を、複数の医療施設間で相互に融通するために、複数の医療施設に対して医療資源の紹介を行う医療資源紹介装置としてコンピュータを機能させるための医療資源紹介プログラムにおいて、協働して稼働する少なくとも1組の医療資源の組合せを記録した医療資源組合せ情報と、医療資源のそれぞれが稼働可能か稼働不能かを表す稼働可否情報とが各医療資源を保有する医療施設を識別可能に格納された医療資源データベースにアクセスするデータベースアクセスステップと、稼働可否情報に基づいて、組合せに含まれる医療資源のうち、稼働不能な医療資源を検出する稼働不能医療資源検出ステップと、稼働不能医療資源検出部によって稼働不能な医療資源が検出された場合に、医療資源組合せ情報に基づいて、稼働不能な医療資源の発生により、稼働を待機する稼働待機状態となる医療資源の有無を調べて、稼働待機状態となる医療資源が有る場合に当該医療資源を余剰資源と判定する余剰資源判定ステップと、余剰資源を複数の医療施設のいずれかに紹介する紹介ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴としている。
また、上記目的を達成するために、本発明の医療資源照会装置の作動方法は、複数の医療施設がそれぞれ保有する医療機器及び医療スタッフの少なくとも1つを含む医療資源を、複数の医療施設間で相互に融通するために、複数の医療施設に対して医療資源の紹介を行う医療資源紹介装置の作動方法において、協働して稼働する少なくとも1組の医療資源の組合せを記録した医療資源組合せ情報と、医療資源のそれぞれが稼働可能か稼働不能かを表す稼働可否情報とが各医療資源を保有する医療施設を識別可能に格納された医療資源データベースにアクセスするデータベースアクセスステップと、稼働可否情報に基づいて、組合せに含まれる医療資源のうち、稼働不能な医療資源を検出する稼働不能医療資源検出ステップと、稼働不能医療資源検出部によって稼働不能な医療資源が検出された場合に、医療資源組合せ情報に基づいて、稼働不能な医療資源の発生により、稼働を待機する稼働待機状態となる医療資源の有無を調べて、稼働待機状態となる医療資源が有る場合に当該医療資源を余剰資源と判定する余剰資源判定ステップと、余剰資源を複数の医療施設のいずれかに紹介する紹介ステップと、医療資源照会装置に実行させることを特徴としている。
本発明は、医療資源が稼働不能となると、この医療資源と協働して稼働する相手方の医療資源が稼働を待機する待機状態となるかを調べ、待機状態となる場合は、この相手方の医療資源を余剰資源と判定して紹介するので、医療資源の供給主体や需要主体となるユーザーからの要望が上がらない状況においても有効に機能して、潜在的な余剰資源となっている医療資源の活用が可能となる。
医療資源紹介システムの構成を示す説明図である。 医療資源組合せ情報の例を示す説明図である。 稼働可否情報の例を示す説明図である。 医療資源紹介サーバ等に用いられるコンピュータの電気的な構成を示すブロック図である。 医療資源紹介サーバの機能概略を示す説明図である。 医療資源組合せ情報を入力するための入力画面の例を示す説明図である。 稼働可否情報を入力するための入力画面の例を示す説明図である。 余剰資源の判定手順を示すフローチャートである。 余剰資源を紹介する紹介画面の例を示す説明図である。 医療資源組合せ情報の例を示す説明図である。 余剰資源の判定手順を示すフローチャートである。 医療資源組合せ情報の例を示す説明図である。 医療資源紹介サーバの機能概略を示す説明図である。 医療資源紹介サーバの機能概略を示す説明図である。 稼働可否情報を自動的に更新する構成の例を示す説明図である。
[第1実施形態]
図1に示す医療資源紹介システム10は、医療機器と医療スタッフとを含む医療資源を、複数の医療施設間で相互に融通するために用いられるコンピュータシステムである。この医療資源紹介システム10は、医療資源紹介サーバ11と、クライアント端末12と、これらを相互に通信可能に接続するネットワーク14とで構成されている。ネットワーク14は、例えば、インターネットである。
クライアント端末12は、各医療施設(図1の例では、第1病院、第2病院、第3病院)に設置され、例えば、各医療施設の医療資源を管理する管理者によって操作される。クライアント端末12は、医療資源紹介サーバ11にアクセスして各種要求を送信する機能、医療資源紹介サーバ11から送られる医療資源の紹介通知などの各種情報を受信する機能、受信した紹介通知や要求を送信する際に用いられる操作画面などを表示する機能を有している。
医療資源紹介サーバ11は、医療資源組合せ情報、及び、稼働可否情報が格納された医療資源データベース(以下、医療資源DB)15を備えている。医療資源紹介サーバ11は、医療資源DB15に格納された、医療資源組合せ情報、及び、稼働可否情報に基づいて、各医療施設の余剰した医療資源(余剰資源)を判定し、判定された余剰資源を別の医療施設へ紹介する、本発明の医療資源紹介装置である。
図2に示すように、医療資源組合せ情報は、協働して稼働する医療資源の組合せ(対応関係)を示すデータであり、図2の例では、協働して稼働する医療資源の組合せを医療施設毎に区別して登録することにより、各医療施設が保有する医療資源が識別可能とされている。また、図2の例では、医療機器と、各医療機器を使用可能または実際に使用している医療スタッフとの組合せが医療資源組合せ情報として登録された例を示している。さらに、図2の例では、1つの医療機器に対して1人医療スタッフが対応付けされた第1の組合せ(2つ1組の医療資源の組合せ)が医療資源組合せ情報として登録された例を示している。
図2において、各医療機器(横軸)と各医療スタッフ(横軸)との交点に付された指標が「OK」である場合は、医療スタッフが医療機器を使用可能または実際に使用していることを示しており、「NG」である場合は、医療スタッフが医療機器を使用不能であることを示している。
具体的には、第1病院には、医療機器A1、B1、C1の3つの医療機器が存在し、医療機器A1は医療スタッフNO1により使用され、医療機器B1は医療スタッフNO2によって使用され、医療機器C1は医療スタッフNO3によって使用されることを示している。また、第2病院には、医療機器A2、B2の2つの医療機器が存在し、医療機器A2は医療スタッフNO4によって使用され、医療機器B2は医療スタッフNO5によって使用されることを示している。さらに、第3病院には、医療機器B3、C2の2つの医療機器が存在し、医療機器B3は医療スタッフNO6によって使用され、医療機器C2は医療スタッフNO7によって使用されることを示している。
なお、医療機器A1、A2は、同種の医療機器Aであるが、各医療機器を保有する医療施設などを識別するために、異なる符号を付している。同様に、医療機器B1〜B3も同種の医療機器Bであり、医療機器C1、C2も同種の医療機器Cである。
図3に示すように、稼働可否情報は、各医療資源が稼働可能であるか否かを示すものである。前述のように、第1実施形態では、医療資源として、医療機器AがA1、A2の2つ、医療機器BがB1〜B3の3つ、医療機器CがC1、C2の2つ、医療スタッフがNO1〜NO7の7人、の合計14の医療資源が存在する。よって、第1実施形態では、これら14の医療資源のそれぞれが稼働可能か稼働不能かを示すデータが稼働可否情報として医療資源DB15に格納されている。図3において、指標「可」は、医療資源が稼働可能であることを示し、「不可」は、対応する医療資源が稼働不能であることを示している。なお、図3では、稼働可否情報が全ての医療資源の一覧となっている形式で登録されているが、医療資源組合せ情報と同様に、医療施設毎に区別して登録する形式としてもよい。
医療資源紹介サーバ11、及びクライアント端末12は、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ワークステーションといったコンピュータをベースに、オペレーティングシステム等の制御プログラムや、クライアントプログラム又はサーバプログラム等のアプリケーションプログラムをインストールして構成される。
図4に示すように、医療資源紹介サーバ11やクライアント端末12を構成するコンピュータは、基本的な構成は同じであり、それぞれ、CPU(Central Processing Unit)21、メモリ22、ストレージデバイス23、通信I/F(InterFace)24、及び入出力部26を備えている。これらはデータバス27を介して接続されている。入出力部26は、ディスプレイ28と、キーボードやマウスなどの入力デバイス29とからなる。
ストレージデバイス23は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)であり、制御プログラムやアプリケーションプログラム(以下、APという)30が格納される。また、ストレージデバイス23には、各クライアント端末12の設置先の医療施設を示す設置先一覧データ(図示せず)が格納されており、この端末設置先一覧データに基づいて、各クライアント端末12の設置先の医療施設が識別可能となっている。
さらに、DBが構築される医療資源紹介サーバ11には、プログラムを格納するHDDとは別に、DB用のストレージデバイス23として、例えば、HDDを複数台連装したディスクアレイが設けられる。なお、ディスクアレイは、サーバ本体に内蔵されるものでもよいし、サーバ本体とは別に設けられ、サーバ本体にLAN(Local Area Network)などのネットワークを通じて接続されるものでもよい。
メモリ22は、CPU21が処理を実行するためのワークメモリであり、RAM(Random Access Memory)で構成される。CPU21は、ストレージデバイス23に格納された制御プログラムをメモリ22へロードして、プログラムに従った処理を実行することにより、コンピュータの各部を統括的に制御する。通信I/F24は、ネットワーク14との間の伝送制御を行うネットワークインタフェースである。
クライアント端末12には、AP30として、クライアントプログラムがインストールされている。クライアントプログラムは、医療資源紹介サーバ11にアクセスして医療資源DB15に格納された情報の更新要求などの各種要求を送信する機能、医療資源紹介サーバ11からクライアント端末12に送られる医療資源の紹介通知などの各種情報を受信する機能、受信した紹介通知や更新要求を送信する際に用いられる操作画面などを表示する機能をクライアント端末12に実行させるためのプログラムである。
なお、クライアントプログラムは、医療資源紹介システム10専用にプログラミングされたものであってもよいし、周知のウェブブラウザであってもよい。クライアントプログラムがウェブブラウザである場合、例えば、医療資源紹介システム10の運営者がインターネット上に公開しているウェブサイトへ、クライアント端末12からアクセスし、アクセスしたウェブサイトを通じて更新要求の送信などの機能が実行される。
他方、医療資源紹介サーバ11には、AP30として、サーバプログラムがインストールされている。サーバプログラムは、医療資源DB15へアクセスする機能、クライアント端末12から送られた更新要求に基づいて医療資源DB15に格納された情報を更新する機能、各医療施設の稼働不能な医療資源を検出する機能、検出した稼働不能な医療資源に基づいて各医療施設の余剰資源を判定する機能、判定された余剰資源を紹介する紹介通知をクライアント端末12に送信する機能を医療資源紹介サーバ11に実行させるためのプログラムである。サーバプログラムは、例えば、医療資源紹介サーバ11のスタートアップメニューに登録され、医療資源紹介サーバ11の起動に伴って起動される。
図5に示すように、サーバプログラムが起動されると、医療資源紹介サーバ11のCPU21は、メモリ22などと協働して、データベースアクセス部31、GUI(Graphical User Interface)制御部32、データベース更新部33、稼働不能医療資源検出部34、余剰資源判定部35、紹介部36として機能する。データベースアクセス部31は、医療資源紹介サーバ11の各部と、医療資源DB15との間で行われる各種情報の送受信を中継する。
GUI制御部32は、クライアント端末12や医療資源紹介サーバ11自身、及び、ネットワーク14を介して医療資源紹介サーバに対してアクセスした各種の端末に対して、GUIによる操作機能を提供するために設けられている。GUI制御部32は、各種操作を行うための操作画面を、操作機能の提供先の端末のディスプレイに表示させる。操作画面には、利用する機能を選択するためのメニュー画面や、医療資源組合せ情報や稼働可否情報を入力するための入力画面が含まれる。
図6に示すように、医療資源組合せ情報を入力するための入力顔面37では、入力デバイス29を操作して、入力欄37aに医療施設を直接入力したりドロップダウンボタン37bをクリック操作することによって表示されるドロップダウンリストの中から医療施設を選択できる。医療施設を選択すると、既に医療資源組合せ情報が登録されている医療施設については、既存の医療資源組合せ情報が表示され、表示された医療資源組合せ情報に従って変更する情報を入力できる。また、医療資源組合せ情報が登録されていない医療施設については、新規に医療資源組合せ情報を入力するためのテンプレートが表示され、表示されたテンプレートに従って新たな医療資源組合せ情報を入力できる。
また、図7に示すように、稼働可否情報を入力するための入力画面38では、入力デバイス29を操作して、稼働不動となった医療資源を入力欄38aに直接入力したり、ドロップダウンボタン38bをクリックすることによって表示されるドロップダウンリストの中から稼働不能となった医療資源を選択する。医療資源を選択すると、選択された医療資源の稼働状況と「可(稼働可能)」とするか、「不可(稼働不可能)」とするかの選択欄(図示せず)が表示され、いずれかをクリックすることにより、稼働可否情報を入力できる。
上述のように、入力画面に従って入力操作が行われて、医療資源組合せ情報や稼働可否情報の新規入力や変更に関する情報が入力されると、入力された情報が更新要求としてデータベース更新部33に入力される。データベース更新部33は、更新要求を受け付け、更新要求に従って、医療資源組合せ情報や稼働可否情報を更新、すなわち、医療資源DB15を更新する。なお、医療資源DB15が改竄されるなどの問題を防止するために、医療資源DB15を更新可能なユーザー(端末)は、周知のセキュリティシステムなどにより予め制限されている。
図5に戻り、稼働不能医療資源検出部34は、医療資源DB15に格納された稼働可否情報を参照して稼働不能な医療資源を検出し、余剰資源判定部35へ通知する。例えば、図3の例では、医療機器A1が稼働不能な医療資源として検出され、余剰資源判定部35へ通知される。なお、稼働不能な医療資源の検出は、常時行うものでもよいし、定期的に行うものでもよい。また、医療資源紹介サーバ11やクライアント端末12のユーザーからの要求に基づき、任意のタイミングで検出を行ってもよいし、稼働可否情報が更新されたか否かを監視し、稼働可否情報が更新された場合に検出を行ってもよい。さらに、余剰資源判定部35への通知は、新たな稼働不能資源が検出された場合にのみ行うものでもよい。
図8に示すように、余剰資源判定部35は、稼働不能医療資源検出部34から稼働不能な医療資源が通知されると作動され、作動に伴って、医療資源組合せ情報を参照し、稼働不能な医療資源に対応付けされた相手方の医療資源を抽出する。稼働不能な医療資源に対応付けされた相手方の医療資源とは、第1実施形態では、稼働不能な医療資源が医療機器である場合は、この医療機器を使用する医療スタッフであり、稼働可能な医療資源が医療スタッフである場合は、この医療スタッフが使用する医療機器である。例えば、医療機器A1が稼働不能な医療資源として検出された場合(図3参照)、この医療機器の相手方の医療資源として、医療スタッフNO1が抽出される(図2参照)。
余剰検出判定部35は、上述のように抽出した相手方の医療資源が、稼働不能な医療資源の発生により、稼働を待機する稼働待機状態となる医療資源、すなわち余剰資源であるか否かを判定する。なお、第1実施形態では、医療資源が2つ1組に組合せられており(図2参照)、一方が稼働不能となると、他方が稼働待機状態、すなわち、余剰資源となる。よって、第1実施形態では、余剰資源判定部35は、上述のように抽出した相手方の医療資源を、そのまま余剰資源と判定する。
再び、図5に戻り、余剰資源判定部35により余剰資源と判定された医療資源は紹介部36へ通知される。紹介部36は、余剰資源判定部35から余剰資源と判定された医療資源が通知されると、通知された医療資源の種類や有効活用できる受け入れ先を募集中であるなどの旨を示す紹介通知を生成し、クライアント端末12に配信する。紹介通知としては、例えば、図9に示す紹介画面39をクライアント端末12のディスプレイ28に表示させるための表示データが配信される。なお、余剰資源の発生元の医療施設に設置されたクライアント端末12については、前述した紹介通知の通知先からは除外される。
以下、第1実施形態による本発明の作用について説明を行う。医療資源紹介システム10では、いずれかの医療施設において稼働不能な医療資源が検知されると、この稼働不能な医療資源に対応付けされた相手方の医療資源について、この医療資源が余剰資源か否かが判定され、余剰資源と判定されると別の医療施設に紹介される。具体的には、医療機器が稼働不能となると、この医療機器を使用する医療スタッフが余剰資源か否かが判定されて余剰資源と判定されると、この医療スタッフの紹介が行われる。また、医療スタッフが稼働不能となると、この医療スタッフにより使用されている医療機器が余剰資源か否かが判定されて余剰資源と判定されるとこの医療機器の紹介が行われる。
以上のように、本発明によれば、医療機器が稼働不能となると医療スタッフの紹介が行われ、医療スタッフが稼働不能となると医療機器の紹介が行われるようにした。このため、医療資源が稼働不能か否かが判明すれば、すなわち、稼働可否情報が得られれば、余剰資源を有効活用できる。さらに、稼働可否情報は、稼働不能となった医療施設(クライアント端末)において入力可能(医療資源DBを更新可能)なだけでなく、クライアント端末以外の端末からも入力可能、すなわち、第三者が調査するなどして入力することも可能である。このため、医療資源の供給主体や需要主体となるユーザーからの要望が上がらない状況においても有効に機能して、潜在的な余剰資源となっている医療資源の活用が可能である。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について説明を行う。なお、以降の説明では、上述した第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付して説明を省略している。
図10に示すように、第2実施形態では、医療資源組合せ情報として登録された情報の内容が上述した第1実施形態とは異なっている。
具体的には、第2実施形態では、医療資源組合せ情報として、第4病院に1つの医療機器A3が存在し、この医療機器A3を、2人の医療スタッフNO8、NO9が共用することを示す情報が登録されている。また、第2実施形態では、医療資源組合せ情報として、第5病院に医療機器A4、B4の2つの医療機器が存在し、これらの医療機器A4、B4を、1人の医療スタッフNO10が使用していることを示す情報が登録されている。なお、医療機器A3、A4は、前述した医療機器A1、A2と同種の医療機器Aであり、医療機器B4は、前述した医療機器B1〜B3と同種の医療機器Bである。
このように、第2実施形態では、1つの医療資源(第1の医療資源であり、第4病院の場合は医療機器A3、第5病院の場合は医療スタッフNO10)に対して、この医療資源と協働して稼働する複数の医療資源(第2の医療資源であり、第4病院の場合は医療スタッフNO8、NO9であり、第5病院の場合は医療機器A4、A5)の組合せ(第2の組合せ)が医療資源組合せ情報として登録されている。
このため、第2実施形態では、前述した第1実施形態とは異なり、稼働不能な医療資源に対応付けされた(組合せられた)相手方の医療資源を単純に余剰資源とみなすことはできない。つまり、医療スタッフNO8、NO9に対応付けされた相手方の医療資源は、医療機器A3であるが、医療スタッフNO8、NO9の片方が稼働不能となっても、医療機器A3は、残りの医療スタッフにより使用されるため、稼働待機状態とはならない(余剰資源とはみなせない)。同様に、医療機器A4、B4に対応付けされた相手方の医療資源は、医療スタッフNO10であるが、医療機器A4、B4の片方が稼働不能となっても、医療スタッフNO10は、残りの医療機器を使用可能なため、余剰資源とはみなせない。
よって、第2実施形態のでは、図11に示すように、余剰資源判定部35が、第2の組合せにおいて、第2医療資源のいずれかが稼働不能な医療資源として検出された場合、稼働可能な第2医療資源が他に存在するか否かを調べ、存在しない場合に、第2医療資源に対応付けされた第1医療資源を余剰資源と判定する。
具体的には、医療スタッフNO8、NO9(第2医療資源)の片方が稼働不能となっただけでは、医療機器A3(第1医療資源)を余剰資源とは判定せず、医療スタッフNO8、NO9の両方が稼働不能な場合に、医療機器A3を余剰資源と判定する。なお、医療機器A3が稼働不能な場合には、医療スタッフNO8、NO9の両方を余剰資源と判定する。
同様に、医療機器A4、B4(第2医療資源)の片方が稼働不能となっただけでは、医療スタッフNO10を余剰資源とは判定せず、医療機器A4、B4の両方が稼働不能な場合に、医療スタッフNO10を余剰資源と判定する。なお、医療スタッフNO10が稼働不能な場合は、医療機器A4、B4の両方を余剰資源と判定する。
このように、第2実施形態によれば、医療スタッフNO8、NO9や、医療機器A4、B4の片方が稼働不能となっただけでは、医療機器A3や医療スタッフNO10を余剰資源と判定しない。このため、例えば、医療スタッフNO8が稼働不能となったが、医療機器A4は医療スタッフNO9が使用しているといった状況であるにも関わらず、医療機器A4が余剰資源判定されてしまうといった問題、すなわち、稼働待機状態ではない医療資源を余剰資源とみなしてしまうといった問題を防止できる。
なお、第2実施形態では、図10の第4病院の例のように、医療スタッフNO8、NO9のうち、片方が稼働不能となっても、残りの医療スタッフが医療機器A3を使用(稼働)できるといった前提に基づいて余剰資源を判定している。しかし、例えば、医療機器A3が、2名の医療スタッフが揃わないと稼働できないといった性質の医療機器である場合も考えられる。このような場合、医療スタッフNO8、NO9の片方が稼働不能となると、医療機器A3だけでなく、残りの医療スタッフも稼働待機状態となってしまう。このように、複数の医療スタッフからなる医療チームとして1つの医療機器を稼働させる状況においては、医療チームの一部が稼働不能となり、相手方の医療機器を稼働させることができない状態となった場合に、医療チームの残りのメンバー及び相手方の医療機器の両方を余剰資源と判定してもよい。
同様に、第2実施形態では、図10の第5病院の例のように、医療機器A4、B4のうち、片方が稼働不能となっても、医療スタッフNO10が残りの医療機器を用いて稼働できる(医療行為を行える)といった前提に基づいて余剰資源を判定している。しかし、例えば、医療機器A4、B4が、セットでないと医療機器として稼働できないといった性質の医療機器である場合も考えられ、このような場合、医療機器A4、B4の片方が稼働不能となると、医療スタッフNO10だけでなく、残りの医療機器についても稼働待機状態となってしまう。このように、複数の医療機器からなる医療機器セットとして稼働可能な医療機器の一部が稼働不能となった状況においては、残りの医療機器及び相手方の医療スタッフの両方を余剰資源と判定してもよい。
なお、第2実施形態では、例えば、図12に示す第6病院のような場合、医療スタッフNO11、12の片方が稼働不能となっても、残りの医療スタッフが医療機器A5、A6の両方を使用できるといった前提に基づいて、医療機器A5、A6を余剰資源とは判定しない。なお、医療機器A5、A6は、前述した医療機器A1〜A4と同種の医療機器Aである。
ここで、医療機器の中には、1人の医療スタッフが2つを有効に稼働可能なもの(例えば、CT(Computed Tomography)やMRI(Magnetic Resonance Imaging)などの検査装置のように、検査時間が比較的長く、かつ、検査中は医療スタッフが待機しているだけとなるため、1つの検査装置で1人目の患者の検査中に2つ目の検査装置で2人目の患者の検査を行うことができるものや、内視鏡検査装置などのように、一回使用すると洗浄や消毒などのメンテナンスを行う必要があり、この間に2つ目の装置で2人目の患者の検査をおこなうことができるもの)もあり、このような医療機器については、1人の医療スタッフが使用する医療機器が複数存在する状態であっても、このような医療機器を余剰資源と判定しない、第2実施形態の手法が有効である。
一方で、医療機器の中には、1人の医療スタッフでは1つしか稼働させることができない、または、稼働させることはできるが非効率的なものもある。このような医療機器については、1人の医療スタッフについて複数の医療機器が対応付けされている状態であっても余剰資源と判定しない、第2実施形態の手法では、医療資源を有効活用できない恐れがある。このため、前述のような医療機器の特性を考慮し、1人の医療スタッフにつき1つしか稼働できない(または、稼働できるが非効率的な)医療機器については、1人の医療スタッフに複数の医療機器が対応付けされている状態となった場合に、2つ目以降の医療機器を余剰資源と判定してもよい。
同様に、第2実施形態では、例えば、図12に示す第6病院のような場合、医療機器A5、A6の片方が稼働不能となっても、残りの医療機器を医療スタッフNO10、NO11で共用できるといった前提に基づいて、医療スタッフNO10、NO11を余剰資源とは判定しない。しかし、医療機器の中には、1つあれば複数の医療スタッフが稼働可能なもの(例えば、超音波検査装置のように、全ての患者に毎回使用されるわけではなく(使用頻度が低く)、複数の医師(医療スタッフ)で共用できるもの)があり、このような医療機器については、1つの医療機器を複数の医療スタッフが使用する状態であっても医療スタッフを余剰資源と判定しない、第2実施形態の手法が有効である。
一方、医療機器の中には、1つで1人の医療スタッフのみ稼働可能となるもの(例えば、電子カルテ入力端末のように、複数の医師で共用することが不可能(または非効率的)なもの)もある。このような医療機器については、1つの医療機器について複数人の医療スタッフが対応付けされている状態であっても余剰資源と判定しない、第2実施形態の手法では、医療資源を有効活用できない恐れがある。このため、前述のような医療機器の特性を考慮し、1つにつき1人の医療スタッフのみ稼働可能となる医療機器については、1つに複数人の医療スタッフが対応付けされている状態となった場合に、2人目以降の医療スタッフを余剰資源と判定してもよい。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、細部の構成については適宜変更できる。例えば、上記実施形態で説明した医療資源組合せ情報は、医療資源の組合せの一例であり、医療資源の組合せはこれに限定されず、適宜変更できる。前述のように、複数の医療機器からなる医療機器セットを1人の医療スタッフと組合せたり、複数の医療スタッフからなる医療チームを1つの医療機器と組合せてもよいし、医療機器セットと医療チームとを組合せてもよい。
さらに、前述のように、医療機器セットの中には、医療機器セットを構成する医療機器の一部が稼働不能となってしまうと、医療機器セットとして機能しなくなってしまうものもある。このような医療機器セットでは、一部の医療機器が稼働不能となることで残りの医療機器が稼働待機状態、すなわち、余剰資源となる。このため、このような医療機器同士の組合せを記憶し、一部の医療機器が稼働不能となった場合に残りの医療機器を余剰資源と判定し、紹介する構成としてもよい。
同様に、医療チームの中には、医療チームのメンバーの一部が稼働不能となってしまうと、医療チームとして機能しなくなってしまうものもある。このため、このような医療スタッフ同士の組合せを記憶し、一部のメンバーが稼働不能となった場合に残りのメンバーを余剰資源と判定し、紹介する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、余剰資源と判定された医療資源を、この医療資源を保有している保有元(紹介元)医療施設の意志に関わらず、他の医療施設へ紹介する例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。紹介を行ってもよいかを、保有元の医療施設へ確認し、承諾を得てから紹介通知を送信するように構成してもよい。
この場合、図13に示すように、上記実施形態で説明をした各部に加えて紹介承認部40として医療資源紹介サーバ11のCPU21を機能させるサーバソフトウェアを、AP30としてインストールする。紹介承認部40は、余剰資源判定部35により、医療資源のいずれかが余剰資源と判定されると、この医療資源を保有している保有元の医療施設に設置されたクライアント端末12に対して、余剰資源と判定された医療資源を他の医療施設に対して紹介することへの承諾を求める承認要求を送信し、承認が得られた場合に、紹介指示を紹介部36に入力する。そして、紹介部36は、紹介指示を受けた場合に余剰資源の保有元の医療施設以外の医療施設に設置されたクライアント端末12に対して、紹介通知を送信する。
また、上記実施形態では、紹介部36が、余剰資源の保有元の医療施設以外の医療施設に設置されたクライアント端末12に対して余剰資源を紹介する例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。余剰資源を有効活用可能な紹介先を検索し、検索された紹介先に対して余剰資源を紹介するように構成してもよい。
この場合、図14に示すように、上記実施形態で説明をした各部に加えて紹介先検索部50として医療資源紹介サーバ11のCPU21を機能させるサーバソフトウェアを、AP30としてインストールする。紹介先検索部50は、余剰資源判定部35により、医療資源のいずれかが余剰資源と判定されると、医療資源DB15に格納された情報に基づいて、この医療資源が追加されても余剰資源とはならない医療施設、すなわち、余剰資源と協働して稼働可能な医療資源が存在する医療施設を検索する。
具体的には、図3に示すように医療機器A1が稼働不能となり、図2に示すように第1病院において医療スタッフNO1が余剰資源と判定された場合、医療スタッフNO1と協働して稼働可能な医療機器Aが存在する医療施設は、図2においては第2病院である。よって、この場合、医療スタッフNO1の紹介先として第2病院が検索される。
紹介先検索部50は、上述のように検索された紹介先の医療施設へ余剰資源を紹介する旨の紹介指示を紹介部36に入力する。そして、紹介部36は、紹介指示に従って、紹介先の医療施設に設置されたクライアント端末12に対して、紹介通知を送信する。こうすることで、余剰資源をより確実に有効活用できる。
また、上記実施形態では、医療機器が稼働不能となった場合、ユーザーがクライアント端末などを操作することによって、稼働可否情報を更新する例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。医療資源から定期的に送信される情報に基づいて、稼働可否情報が自動的に更新される構成としてもよい。
この場合、図15に示すように、稼働状況収集部60、稼働可否判定部70として医療資源紹介サーバ11のCPU21を機能させるサーバソフトウェアを、AP30としてインストールする。稼働状況収集部60は、医療資源から定期的に送信される情報を受信するために設けられ、図15の例では、医療スタッフ80の出勤状況を示す出勤情報、及び、医療機器81の電源が投入されたことを示す電源投入情報を受信する。
出勤情報は、医療スタッフ80が医療施設へ出勤した際にタイムレコーダ82にIC(Integrated Circuit)カード83を通すと、タイムレコーダ82からアクセスポイント84及びネットワーク14を経由して稼働状況収集部60へ送信される。また、電源投入情報は、医療機器81の電源が投入された際に、医療機器81からアクセスポイント84及びネットワーク14を経由して稼働状況収集部60へ送信される。
稼働可否判定部70は、前述のように稼働状況収集部60により収集された情報に基づいて、稼働不能な医療資源を判定する。具体的には、出勤情報に基づいて、医療スタッフ80が所定期間以上出勤していないことが検知された場合に、医療スタッフ80を稼働不能と判定する。また、電源投入情報に基づき、医療機器81の電源が所定期間以上投入されていないことが検知された場合に、医療機器81を稼働不能と判定する。そして、稼働可否判定部70は、稼働不能な医療資源が判定されると、データベース更新部33に対してこの医療資源の稼働可否情報を変更する旨の更新要求を送信する。データベース更新部33は、送信された更新要求に基づいて医療資源DB15に格納された稼働可否情報を更新する。本例のように稼働可否情報が自動的に更新されるようにすれば、余剰資源が紹介されるまでの間にユーザーの操作が一切必要無くなる。このため、本例によれば、潜在的な余剰資源をより確実に有効活用できる。
なお、本発明は、上記実施形態や上述した変形例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない限り種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、上記実施形態や上述した変形例を適宜組合せることも可能である。また、本発明は、プログラムに加えて、プログラムを記憶する記憶媒体にも及ぶ。
10 医療資源紹介システム
11 医療資源紹介サーバ
12 クライアント端末
14 ネットワーク
15 医療資源DB
31 データベースアクセス部
32 GUI制御部
33 データベース更新部
34 稼働不能医療資源検出部
35 余剰資源判定部
36 紹介部
40 紹介承認部
50 紹介先検索部
60 稼働状況収集部
70 稼働可否判定部

Claims (10)

  1. 複数の医療施設がそれぞれ保有する医療機器及び医療スタッフの少なくとも1つを含む医療資源を、前記複数の医療施設間で相互に融通するために、前記複数の医療施設に対して前記医療資源の紹介を行う医療資源紹介装置において、
    各医療施設において協働して稼働する少なくとも1組の前記医療資源の組合せを記録した医療資源組合せ情報と、各医療施設が保有する医療資源のそれぞれが稼働可能か稼働不能かを表す稼働可否情報とが格納された医療資源データベースにアクセスするデータベースアクセス部と、
    前記稼働可否情報に基づいて、前記組合せに含まれる前記医療資源のうち、稼働不能な医療資源を検出する稼働不能医療資源検出部と、
    前記稼働不能医療資源検出部によって稼働不能な医療資源が検出された場合に、前記医療資源組合せ情報に基づいて、前記稼働不能な医療資源の発生により、稼働を待機する稼働待機状態となる前記医療資源の有無を調べて、前記稼働待機状態となる前記医療資源が有る場合に当該医療資源を余剰資源と判定する余剰資源判定部と、
    前記余剰資源を前記複数の医療施設のいずれかに紹介する紹介部と、を備えていることを特徴とする医療資源紹介装置。
  2. 前記医療資源組合せ情報は、2つ1組の前記医療資源の組合せである第1の組合せを含み、
    前記余剰資源判定部は、前記第1の組合せを構成する医療資源の一方が前記稼働不能な医療資源と検出された場合に、前記第1の組合せにおいて前記稼働不能な医療資源の相手方となる他方の医療資源を、前記余剰資源と判定することを特徴とする請求項1記載の医療資源紹介装置。
  3. 前記医療資源組合せ情報は、前記医療資源のうち、少なくとも1つの第1医療資源と、前記第1医療資源と協働して稼働する第2医療資源が複数有る第2の組合せを含み、
    前記余剰資源判定部は、前記第2の組合せにおいて、前記第2医療資源が前記稼働不能な医療資源として検出された場合に、稼働可能な前記第2医療資源が1つも存在しない場合に、前記第1医療資源を前記余剰資源と判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の医療資源紹介装置。
  4. 前記医療資源の組合せには、前記医療資源の1つが前記医療スタッフであり、前記医療スタッフの相手方が前記医療機器となる組合せを含むことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の医療資源紹介装置。
  5. 前記紹介部は、1つの医療施設に前記余剰資源が発生した場合に、前記医療資源データベースから、前記余剰資源と協働して稼働可能な医療資源が存在する医療施設を検索し、検索した医療施設に前記余剰資源を紹介することを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の医療資源紹介装置。
  6. 前記紹介部による前記余剰資源の紹介を実行する前に、前記余剰資源が所属する、紹介元の医療施設へ問い合わせを行って、前記紹介元の医療施設から紹介の承認を得る承認部を備えていることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の医療資源紹介装置。
  7. 前記医療資源から定期的に送信される情報に基づいて、前記稼働可否情報を更新する稼働可否情報更新部を備えていることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載の医療資源紹介装置。
  8. 複数の医療施設がそれぞれ保有する医療機器及び医療スタッフの少なくとも1つを含む医療資源を、前記複数の医療施設間で相互に融通するために、前記複数の医療施設に対して前記医療資源の紹介を行う医療資源紹介システムにおいて、
    前記複数の医療施設のそれぞれに設置されるクライアント端末と、
    前記クライアント端末に対して前記医療資源の紹介を行う医療資源紹介装置と、から構成され、
    前記医療資源紹介装置は、
    協働して稼働する少なくとも1組の前記医療資源の組合せを記録した医療資源組合せ情報と、前記医療資源のそれぞれが稼働可能か稼働不能かを表す稼働可否情報とが各医療資源を保有する医療施設を識別可能に格納された医療資源データベースにアクセスするデータベースアクセス部と、
    前記稼働可否情報に基づいて、前記組合せに含まれる前記医療資源のうち、稼働不能な医療資源を検出する稼働不能医療資源検出部と、
    前記稼働不能医療資源検出部によって稼働不能な医療資源が検出された場合に、前記医療資源組合せ情報に基づいて、前記稼働不能な医療資源の発生により、稼働を待機する稼働待機状態となる前記医療資源の有無を調べて、前記稼働待機状態となる前記医療資源が有る場合に当該医療資源を余剰資源と判定する余剰資源判定部と、
    前記余剰資源を前記クライアント端末のいずれかに紹介する紹介部と、を備えていることを特徴とする医療資源紹介システム。
  9. 複数の医療施設がそれぞれ保有する医療機器及び医療スタッフの少なくとも1つを含む医療資源を、前記複数の医療施設間で相互に融通するために、前記複数の医療施設に対して前記医療資源の紹介を行う医療資源紹介装置としてコンピュータを機能させるための医療資源紹介プログラムにおいて、
    協働して稼働する少なくとも1組の前記医療資源の組合せを記録した医療資源組合せ情報と、前記医療資源のそれぞれが稼働可能か稼働不能かを表す稼働可否情報とが各医療資源を保有する医療施設を識別可能に格納された医療資源データベースにアクセスするデータベースアクセスステップと、
    前記稼働可否情報に基づいて、前記組合せに含まれる前記医療資源のうち、稼働不能な医療資源を検出する稼働不能医療資源検出ステップと、
    前記稼働不能医療資源検出ステップによって稼働不能な医療資源が検出された場合に、前記医療資源組合せ情報に基づいて、前記稼働不能な医療資源の発生により、稼働を待機する稼働待機状態となる前記医療資源の有無を調べて、前記稼働待機状態となる前記医療資源が有る場合に当該医療資源を余剰資源と判定する余剰資源判定ステップと、
    前記余剰資源を前記複数の医療施設のいずれかに紹介する紹介ステップと、を前記コンピュータに実行させることを特徴とする医療資源紹介プログラム。
  10. 複数の医療施設がそれぞれ保有する医療機器及び医療スタッフの少なくとも1つを含む医療資源を、前記複数の医療施設間で相互に融通するために、前記複数の医療施設に対して前記医療資源の紹介を行う医療資源紹介装置の作動方法において、
    協働して稼働する少なくとも1組の前記医療資源の組合せを記録した医療資源組合せ情報と、前記医療資源のそれぞれが稼働可能か稼働不能かを表す稼働可否情報とが各医療資源を保有する医療施設を識別可能に格納された医療資源データベースにアクセスするデータベースアクセスステップと、
    前記稼働可否情報に基づいて、前記組合せに含まれる前記医療資源のうち、稼働不能な医療資源を検出する稼働不能医療資源検出ステップと、
    前記稼働不能医療資源検出ステップによって稼働不能な医療資源が検出された場合に、前記医療資源組合せ情報に基づいて、前記稼働不能な医療資源の発生により、稼働を待機する稼働待機状態となる前記医療資源の有無を調べて、前記稼働待機状態となる前記医療資源が有る場合に当該医療資源を余剰資源と判定する余剰資源判定ステップと、
    前記余剰資源を前記複数の医療施設のいずれかに紹介する紹介ステップと、前記医療資源紹介装置に実行させることを特徴とする医療資源紹介装置の作動方法。
JP2014191737A 2014-09-19 2014-09-19 医療資源紹介装置、システム、プログラム及び医療資源紹介装置の作動方法 Expired - Fee Related JP6110824B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014191737A JP6110824B2 (ja) 2014-09-19 2014-09-19 医療資源紹介装置、システム、プログラム及び医療資源紹介装置の作動方法
US14/835,613 US20160085924A1 (en) 2014-09-19 2015-08-25 Medical resource introduction device, system, recording medium, and method for operating medical resource introduction device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014191737A JP6110824B2 (ja) 2014-09-19 2014-09-19 医療資源紹介装置、システム、プログラム及び医療資源紹介装置の作動方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016062478A JP2016062478A (ja) 2016-04-25
JP6110824B2 true JP6110824B2 (ja) 2017-04-05

Family

ID=55525993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014191737A Expired - Fee Related JP6110824B2 (ja) 2014-09-19 2014-09-19 医療資源紹介装置、システム、プログラム及び医療資源紹介装置の作動方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20160085924A1 (ja)
JP (1) JP6110824B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111724889B (zh) * 2020-07-01 2021-03-30 朗森特医疗科技(上海)有限公司 目标医疗点数据处理方法、装置及可读存储介质

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006338567A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Hitachi Medical Corp 検査管理システム
JP2009086731A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Fujifilm Corp 医用ネットワークシステム並びに検査依頼管理装置及びその管理方法
JP5518956B2 (ja) * 2012-07-31 2014-06-11 沖電気工業株式会社 作業管理装置、作業管理方法およびプログラム
GB2523689A (en) * 2012-12-21 2015-09-02 Hitachi Ltd Regional medical collaboration system

Also Published As

Publication number Publication date
US20160085924A1 (en) 2016-03-24
JP2016062478A (ja) 2016-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101270514B1 (ko) 의료정보 교류 시스템
JP2009075927A (ja) 医用レポート作成システム及び医用レポート作成装置並びに医用レポート作成方法
Tan et al. RSNA international trends: a global perspective on the COVID-19 pandemic and radiology in late 2020
JP2006338567A (ja) 検査管理システム
JP6018446B2 (ja) 電子カルテシステム、サーバ、及び電子カルテ表示方法
JP2016148999A (ja) 医療支援システム、その作動方法及び医療支援プログラム並びに医療支援装置
JP5296527B2 (ja) 医用画像管理システム
JP5874524B2 (ja) 医療連携システム
JP2009217464A (ja) 業務連携支援装置及び方法、部門システム、並びに医用ネットワークシステム
US20190095583A1 (en) Method and system for electronic medical record processing in presence of conflicts
WO2009128296A1 (ja) 地域医療連携システム、登録端末及びプログラム
JP6110824B2 (ja) 医療資源紹介装置、システム、プログラム及び医療資源紹介装置の作動方法
JP2010267042A (ja) 医療データ管理システム
JP6895722B2 (ja) 病院情報システム
JP2009289133A (ja) 医用機器情報システム及びエラー原因の発生箇所特定方法
JP2013250904A (ja) 医療連携システム
JP2010152624A (ja) 医用画像管理システム
JP2010267041A (ja) 医療データ管理システム
JP2015159894A (ja) 医用画像管理装置、医用画像管理プログラム及び医用情報システム
JP5332119B2 (ja) 診療過程データ処理プログラム、方法及び装置
US20220130521A1 (en) System and methods for communicating and tracking identification scrubbed, mobile viewable messages containing images
JP7181313B2 (ja) 診療支援装置
US20170116382A1 (en) Patient care reconnaissance system
JP2011198310A (ja) 医療連携システム
JP2018120271A (ja) 医療連携システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170310

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6110824

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees