JPH0969023A - 画像表示方法及びその装置 - Google Patents

画像表示方法及びその装置

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JPH0969023A
JPH0969023A JP22558895A JP22558895A JPH0969023A JP H0969023 A JPH0969023 A JP H0969023A JP 22558895 A JP22558895 A JP 22558895A JP 22558895 A JP22558895 A JP 22558895A JP H0969023 A JPH0969023 A JP H0969023A
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JP22558895A
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English (en)
Inventor
Atsushi Tanaka
淳志 田中
Takeshi Imanaka
今中  武
Satoshi Matsuura
聰 松浦
Jun Ozawa
順 小澤
Atsushi Imura
敦 井村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の画像表示装置では、その表示を移動又
は変化させるための命令を入力するという間接的な操作
を必要とし、それは、ユーザにとって直接的及び直感的
でないという問題点を有していた。 【解決手段】 画像情報の表示は表示手段である表示装
置101によって行われ、その表示装置101の傾きの
変化の検出は傾き検出手段102によって行われる。表
示装置101に表示する画像情報は画像データ情報10
4として記憶装置103に格納され、ユーザからの入力
は入力装置107を介して行われる。これらの装置及び
手段は中央処理装置(CPU)105とシステムバス1
08によって接続され、CPU105は表示変更手段1
06の実行と各装置及び手段の制御を行う。このように
して、ユーザに対して自然な操作感があり、かつ携帯し
ながらでも容易に操作可能な画像表示装置を実現でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、小型のデ
ィスプレイを有する表示装置を空間的に動かすことによ
り、その画面上の映像の表示形態を変化させることがで
きる画像表示方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年電子機器の小型化が進み、携帯電子
機器の使用も一般的になりつつある。加えて、小型の電
子機器も比較的大型な電子機器に劣らない高度な性能を
持つようになってきている。
【0003】しかし、このような小型電子機器上の表示
装置に表示される画像(ここで、画像は静止画、動画以
外に文字など、全ての表示情報の総称として用いる)の
移動などの操作を行うために、現在の小型電子機器では
ボタン(指で物理的に押すものや、表示装置に表示され
たボタン画像を指やペンでタッチするものなど)やポイ
ンティング・デバイス(マウス、トラックボール、タブ
レットなど)を用いている。
【0004】これらの手法は、比較的大型の電子機器の
手法をそのまま、あるいは小型化して小型電子機器に搭
載したもので、本来卓上に電子機器を固定し、その上で
使用することを前提としている。
【0005】以下に従来の小型電子機器の画像操作法に
ついて説明する。
【0006】図13は従来の画像操作を実現できる小型
電子機器の構成図である。図中で1301は画像を実際
に表示する表示装置、1302は画像に対する表示変更
操作を入力する入力装置、1303は画像データ情報1
304を格納しておく記憶装置である。1305は中央
処理装置を示し、この中央処理装置(CPU)1305
は画像の表示を変更する表示変更手段1306を有し、
表示変更手段1306を実行するとともに、表示装置1
301、入力装置1302、記憶装置1303を制御す
る。以上の表示装置1301、入力装置1302、記憶
装置1303、CPU1305はシステムバス1307
で接続されている。
【0007】以上のように構成された小型電子機器の画
像操作法について、以下にその動作について説明する。
ここで、以降の各処理は中央処理装置1305により制
御、実行される。まず、記憶装置1303内の画像デー
タ情報1304を読み出し、表示装置1301上に表示
する。画像が表示されている際に、ユーザが入力装置1
302によって、表示変更操作を入力することで、表示
変更手段1305が表示装置1301上の表示画像を移
動、変更する。
【0008】また、これとは別に卓上の計算機におい
て、特開平5−500872のように機器に接続するポ
インティング・デバイスの移動、回転を検出すること
で、表示情報を移動、回転するシステムが提案されてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、小型電
子機器の上記従来の構成では、入力装置により表示情報
を移動、変更させるための命令を入力するという間接的
な操作形態を取るので、ユーザにとって操作が直接的、
直感的でないという問題点を有していた。これによりユ
ーザは常に画像の移動、変更を意識して操作しなければ
ならず、本来の画像を見るという目的の妨げとなってい
る。
【0010】また、特開平5−500872の手法はポ
インティング・デバイスという機器に対して外付の形態
を取る入力装置の移動、回転を検出する。しかし、小型
電子機器を携帯したままではポインティング・デバイス
を扱うことが困難であり、この手法は有効ではない。
【0011】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、ユーザにとって直接的、直感的で、かつ携帯した
ままの状態で容易に画像を操作できる画像表示方法及び
その装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、画
像を画像表示面に表示させるステップと、機器の一部又
は全部の位置を変化させた場合、その位置の変化に関す
る情報を検出するステップと、その検出された位置の変
化に関する情報に基づいて、前記画像表示面に表示され
る画像を変化させるステップとを備えたことを特徴とす
る画像表示方法である。
【0013】請求項2の本発明は、画像を表示している
画像表示面の位置を変化させた場合に、その位置の変化
に関する情報を検出するステップと、その検出された位
置の変化に関する情報に基づいて、前記画像表示面に表
示される画像を変化させるステップとを備えたことを特
徴とする画像表示方法である。
【0014】なお、上記発明の画像表示方法における前
記位置の変化に関する情報とは、その位置の傾きに関す
る情報である、又はその位置の加速度に関する情報であ
るとしてもよい。
【0015】請求項4の本発明は、画像を表示する表示
手段と、機器の一部又は全部の位置を変化させた場合、
その位置の変化に関する情報を検出する変化検出手段
と、その変化検出手段により検出された位置の変化に関
する情報に基づいて、前記表示手段により表示される画
像を変化させる表示変更手段とを備えたことを特徴とす
る画像表示装置である。
【0016】請求項5の本発明は、画像を表示する表示
手段と、その表示手段における画像を表示している画像
表示面の位置を変化させた場合に、その位置の変化に関
する情報を検出する変化検出手段と、その変化検出手段
により検出された位置の変化に関する情報に基づいて、
前記表示手段により表示される画像を変化させる表示変
更手段とを備えたことを特徴とする画像表示装置であ
る。
【0017】請求項7の本発明は、本体に着脱可能であ
り、画像データを記憶しているカートリッジと、そのカ
ートリッジに記憶されている画像データに基づいて、画
像を表示する前記本体に具備された表示手段と、その表
示手段における画像を表示している画像表示面の位置を
変化させた場合に、その位置の変化に関する情報を検出
する変化検出手段と、その変化検出手段により検出され
た位置の変化に関する情報に基づいて、前記表示手段に
より表示される画像を変化させる表示変更手段とを備
え、前記カートリッジは、前記変化検出手段及び/又は
前記表示変更手段の全部又は一部を格納していることを
特徴とする画像表示装置である。
【0018】なお、請求項5の本発明は、前記表示手段
における画像表示面の位置を可動状態で支持する支持手
段を備え、前記変化検出手段は、前記表示手段における
画像表示面の位置を変化させた場合、前記支持手段に対
する前記画像表示面の位置の相対的変化に基づいて、前
記位置の変化に関する情報を検出するとしてもよい。
【0019】また、上記発明の画像表示装置の表示変更
手段は、例えば、前記変化検出手段により検出された位
置の変化に関する情報を直接的に用いて、前記表示手段
により表示される画像を変化させるとしてもよく、ある
いは前記変化検出手段により検出された位置の変化に関
する情報を間接的に用いて、前記表示手段により表示さ
れる画像を変化させるとしてもよい。即ち、上記発明の
画像表示装置は、時間の経過を検出する時間経過検出手
段と、その時間経過検出手段により検出された時間の経
過と前記変化検出手段により検出された位置の変化に関
する情報に基づいて得られた、その位置の変化に関する
時系列情報を格納する変化時系列記憶手段とを備え、前
記表示変更手段は、前記変化時系列記憶手段に格納され
た位置の変化に関する時系列情報を考慮して、前記表示
手段により表示される画像を変化させるとしてもよい。
要するに、上記発明の画像表示装置の表示変更手段は、
前記変化検出手段により検出された位置の変化に関する
情報に基づいて、前記表示手段により表示される画像を
変化させるものであればよい。
【0020】また、上記発明の画像表示装置では、前記
位置の変化に関する情報とは、その位置の傾きに関する
情報であり、前記変化検出手段は、傾きセンサを用い
て、前記位置の傾きに関する情報を検出するとしてもよ
い。
【0021】また、上記発明の画像表示装置では、前記
位置の変化に関する情報とは、その位置の加速度に関す
る情報であって、前記変化検出手段は、加速度センサを
用いて、前記位置の加速度に関する情報を検出するとし
てもよい。
【0022】また、上記発明の画像表示装置では、前記
位置の変化に関する情報とは、その位置の傾きに関する
情報であり、前記変化検出手段は、ジャイロを用いて、
前記位置の変化に関する情報を検出するとしてもよい。
【0023】また、上記発明の画像表示装置の変化検出
手段は、スイッチを用いて、前記位置の変化に関する情
報を検出するとしてもよい。
【0024】以上のような構成によって、本発明の画像
表示装置は、例えば、以下の特徴を有する。
【0025】画像表示面の傾きとその傾きの変化の両方
又は一方を検出することができ、その検出結果に基づい
て、回転又は移動等の変化を表示手段により表示される
画像に反映させることができる。このようにして、画像
表示面を傾ける行為が直接画像の変化に反映されるた
め、ユーザにとって直感的に理解しやすい画像表示装置
を提供することが可能となる。
【0026】あるいは、画像表示面を傾けたり、移動さ
せたりする際に生じる加速度とその加速度の変化の両方
又はどちらか一方を検出することができ、その検出結果
に基づいて、回転又は移動等の変化を表示手段により表
示される画像に反映させることができる。このようにし
て、画像表示面を傾けたり、移動させたりする行為が直
接画像の変化に反映されるため、ユーザにとって直感的
に理解しやすい画像表示装置を提供することが可能とな
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0028】(第1の実施の形態)以下に本発明の第1
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施の形態は携帯型のデータ・ビュアーを対象に、表
示される画像の表示を変化させる働きを持つ。
【0029】図1は本実施の形態のシステム構成を示す
図である。機器による画像情報の表示は表示手段である
表示装置101によって行われ、機器の傾きの変化の検
出は傾き検出手段102によって行われる。表示装置1
01に表示する画像情報は画像データ情報104として
記憶装置103に格納され、ユーザから機器に対する命
令の入力は入力装置107を介して行われる。これらの
装置及び手段は中央処理装置(CPU)105とシステ
ムバス108によって接続され、CPU105は表示変
更手段106の実行と各装置及び手段の制御を行う。
【0030】但し、本実施の形態では、便宜上、表示変
更手段106は、CPU105にあるものとしたが、も
う少し詳しく書けば、この表示変更手段106は、本実
施の形態で説明する表示変更の処理を行うプログラム
と、それが起動されている際の実効プログラムによる演
算処理及び制御等を行うCPU105とそれとシステム
バス108を介して接続されているその実効プログラム
の記憶及び作業領域等に使用される記憶装置103を含
むコンピュータとによって、ソフト的に構成されるもの
である。
【0031】図2は本実施の形態に係る画像表示装置の
斜視図であり、携帯型データ・ビュアーを示している。
本実施の形態では、上記システム構成において、表示装
置101としてLCD(201)、傾き検出手段102
として機器に内蔵した傾きセンサ、入力装置107とし
てボタン1(202)、ボタン2(203)をそれぞれ
用いる。ここで、ボタン1(202)は表示変更手段に
よって画像を表裏反転するためのボタンであり、ボタン
2(203)は押している間のみ、その間の機器の傾き
の変化に対応させて表示変更手段を動作させるためのボ
タンである。
【0032】ここで、図1の表示装置101は、本発明
の画像表示装置の表示手段に該当する。図2のLCD2
01は、同発明の画像表示面に該当し、同発明の表示手
段に含まれる。傾き検出手段102は、同発明の変化検
出手段に該当する。
【0033】次に本実施の形態の動作を説明する。ま
ず、図3は機器の状態変化とそれに対応した表示画像の
状態変化例を示す図である。ユーザの使用状況を側面か
ら見た状態301に機器があるとき、機器の表示装置に
は状態302のように側面から見える空間図形が表示さ
れているとする。次に機器を状態303のようにα傾け
た場合、表示されている図形をユーザから見た場合に機
器の傾け方向と同じ向きにβ傾けて表示する。ここで、
機器の傾きの変化αと表示画像の傾きの変化βの関係は β=f(α) となる関数fで表されるものとする。なお、図3中では
ユーザの視点方向に対して機器の手前側をα上部で傾け
ているが、任意の方向に傾けて良いものとする。
【0034】この動作を画像の表示変更処理の流れ図を
示す図4を用いて説明する。処理について、まずステッ
プ402でボタン2(203)が押されているかどうか
を判定する。もし押されているならば、ステップ403
で機器の傾きの変化αが傾き検出102(傾きセンサ)
によって検出されたかどうかを判定する。ここで傾きセ
ンサによる傾きの変化の検出は既存の手法を用いて構わ
ない。ステップ403で機器の傾きの変化が検出された
場合、その変化に対応させて表示画像の傾きをβ変化さ
せ、処理を終了する。ステップ403で機器の傾きの変
化が検出されなかった場合、そのまま処理を終了する。
ステップ402でボタン2(203)が押されていない
場合、ステップ405でボタン1(202)が押された
かどうかを判定する。もし押されていなければそのまま
処理を終了し、押されたならば画像の表裏反転を行い、
処理を終了する。
【0035】なお、図4の処理を1/60秒程度のタイ
ムスライスで実行するか、あるいはβだけ表示画像を傾
ける際に、間を補完する映像を表示することで静止画の
切り替えだけでなく、動画の表示による表示変更を行っ
てもよい。また、タイムスライスの間隔を1/60秒程
度と上記したが、他の一定の時間間隔または傾きの変化
量に比例するなどの可変な時間間隔を取っても構わな
い。
【0036】次に本実施の形態の動作を具体的な二つの
例を元に説明する。
【0037】(例1)この例では画像データ情報として
自動車の任意の角度からの映像を準備する。準備した映
像の一部を図5(a)に示す。また、関数fとして β=f(α)=3×α (0゜≦|α|≦30゜) を用いるとする。機器のLCD201には自動車の上部
からの映像がユーザに対して手前に車体の前方を向けて
表示されているとする(501)。ステップ402でユ
ーザがボタン2(203)を押していると判定された場
合、ステップ403で機器の傾きの変化が検出される。
もし、機器の手前をユーザの視点方向に対して上部へ2
0度傾けた場合、 β=f(20°)=3×20°=60° となり、ステップ404で表示自動車画像を機器の傾き
の変化と同じ方向に60度傾ける。このことにより自動
車の前上方30度の角度からの視点で車を眺める映像を
表示する(502)。他方向についても同様に機器の傾
きの変化方向と同方向に表示変更する。また、ステップ
402でボタン2(203)が押されておらず、ステッ
プ405でボタン1(202)が押されたことが判定さ
れた場合、ステップ406において自動車の下部からの
映像を表示する。
【0038】(例2)この例でも画像データ情報として
自動車の任意の角度からの映像を準備する。準備した映
像の一部を図5(a)に示す。また、関数fとして β=f(α)=−α を用いるとする。機器のLCD201には自動車の上部
からの映像がユーザに対して手前に車体の前方を向けて
表示されているとする(501)。ステップ402でユ
ーザがボタン2(203)を押していると判定された場
合、ステップ403で機器の傾きの変化が検出される。
もし、機器の手前をユーザの視点方向に対して上部へ2
0度傾けた場合、 β=f(20°)=−20° となり、ステップ404で表示自動車画像を機器の傾き
の変化と逆方向に20度傾ける。このことにより自動車
に対して後方に20度の視点が移動したのと同様の表示
変更が行われる(503)。他方向についても同様に機
器の傾きの変化方向と逆方向に表示変更する。また、ス
テップ402でボタン2(203)が押されておらず、
ステップ405でボタン1(202)が押されたことが
判定された場合は例1と同様である。
【0039】以上のように、本実施の形態によれば、機
器の傾きの変化を傾きセンサにより検出し、機器の傾き
の変化情報に基づいて表示画像を変化させることによっ
て、(例1)のようにユーザが表示画像の覗き込みたい
方向に視点が移るように傾けることで、望みの表示画像
を表示することができ、(例2)のように機器を表示画
像に対する表示窓そのものと見なして、視点を変化させ
た表示を行うことができる。
【0040】なお、本実施の形態では、傾き検出手段
は、傾きの変化を検出するとしたが、必ずしもこれに限
らず、傾き又は傾きと傾きの変化を検出するとしてもよ
い。要するに、傾き検出手段は、傾きに関する情報を検
出するものであれば良い。
【0041】また、本実施の形態では、ボタン2(20
3)を押している間のみ傾きを検出するようにしたが、
必ずしもこれに限らず、ボタンを押していない間でも常
時検出したり、底面に本体を持ち上げた状態を検出する
センサを取り付けた上で持ち上げた状態と判定した時に
のみ傾きを検出するなどの方法を用いても構わない。
【0042】また、本実施の形態では、画像表示装置
は、本実施の形態で説明した動作の処理を行うプログラ
ムと、それが起動されている際の実効プログラムによる
演算処理及び制御等を行うCPU105とそれとシステ
ムバス108を介して接続されているその実効プログラ
ムの記憶及び作業領域等に使用される記憶装置103を
含むコンピュータとにより、ソフト的に構成されるとし
たが、必ずしもこれに限らず、画像表示装置の各構成要
素は、ハード的に構成されるとしてもよい。
【0043】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態は、そのシステム構成において傾き検出手段とし
てジャイロを用いることのみが第1の実施の形態と異な
り、他の構成及び動作は第1の実施の形態と等しいので
詳細は省略する。ここで、ジャイロによる傾き検出は既
存の手法を利用して構わない。
【0044】(第3の実施の形態)以下に本発明の第3
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施の形態の対象は第1の実施の形態と同じである。
【0045】本実施の形態のシステム構成は、傾き検出
手段として機器の裏側に設置されたスイッチを用いるこ
とのみが第1の実施の形態と異なり、他の構成は第1の
実施の形態と共通する。
【0046】図6は本実施の形態に係る画像表示装置の
斜視図であり、携帯型データ・ビュアーを示す。本実施
の形態の表側の形態は第1の実施の形態と共通する。裏
側には傾き検出手段としてスイッチ604が四辺に設置
される。ここで、スイッチ604は既存のものを利用し
て構わない。本実施の形態の機器は、裏側を例えば机上
のような平面に置き、スイッチ604全てがONになっ
ている状態から、一部方向を持ち上げたり降ろしたりし
てスイッチの状態を変更することで使用する。
【0047】次に本実施の形態の動作を説明する。
【0048】図7は画像の表示変更処理の流れ図であ
る。処理では、まずステップ702でボタン2(60
3)が押されているかどうかを判定する。もし押されて
いれば、ステップ703で傾き検出手段であるスイッチ
604の変化を調べて機器の傾きの変化が検出されたか
どうかを判定する。傾きの変化は、4つのスイッチとも
ONの状態といずれか1つのスイッチがONの状態の間
の推移によって判定する。机上に水平に置かれている場
合は、スイッチ604は全てON状態であり、四辺のい
ずれか一方を持ち上げると持ち上げたのとは逆の一方の
スイッチ604のみがON状態となることで判定する。
ステップ703で機器の傾きの変化が検出された場合、
その変化に対応させて表示画像の傾きを変化させ、処理
を終了する。ステップ703で機器の傾きの変化が検出
されなかった場合、そのまま処理を終了する。ステップ
702でボタン2(603)が押されていない場合、ス
テップ705でボタン1(602)が押されたかどうか
を判定する。もし押されていなければそのまま処理を終
了し、押されたならば画像の表裏反転を行い、処理を終
了する。
【0049】なお、図7の処理を1/60秒程度のタイ
ムスライスで実行するか、あるいはβだけ表示画像を傾
ける際に、間を補完する映像を表示することで静止画の
切り替えだけでなく、動画の表示による表示変更を行っ
てもよい。また、タイムスライスの間隔を1/60秒程
度と上記したが、他の一定の時間間隔または傾きの変化
量に比例するなどの可変な時間間隔を取っても構わな
い。
【0050】次に本実施の形態の動作を具体的な二つの
例を元に説明する。
【0051】(例1)この例では画像データ情報として
自動車の任意の角度からの映像を準備する。準備した映
像の一部を図5(b)に示す。機器のLCD601には
自動車の上部からの映像が、ユーザに対して手前に車体
の前方を向けて表示されているとする(504)。ステ
ップ702でユーザがボタン2(603)を押している
と判定された場合、ステップ703で機器の傾きの変化
が検出される。もし、それまで机上で水平状態にあった
機器の手前を上部へ持ち上げた結果として、機器の奥側
のスイッチ604のみのON状態へと変化した場合、ス
テップ704で表示自動車画像を機器の傾きの変化と同
じ方向に90度傾ける。また、それまで奥側を持ち上げ
て手前のスイッチ604のみONの状態にあった機器の
奥側を机上へと降ろした結果として、四辺のスイッチ6
04が全てON状態に変化した場合でも同様にステップ
704で表示自動車画像を機器を降ろした方向に90度
傾ける。このことにより自動車の前方からの視点で車を
眺める映像を表示する(図5(b)の505)。他方向
についても同様に、機器の傾きの変化方向と同方向に9
0度表示画像を傾ける。また、ステップ702でボタン
2(603)が押されておらず、ステップ705でボタ
ン1(602)が押されたことが判定された場合、ステ
ップ706において自動車の下部からの映像を表示す
る。
【0052】(例2)この例でも画像データ情報として
自動車の任意の角度からの映像を準備する。準備した映
像の一部を図5(b)に示す。機器のLCD601には
自動車の上部からの映像が、ユーザに対して手前に車体
の前方を向けて表示されているとする(504)。ステ
ップ702でユーザがボタン2(603)を押している
と判定された場合、ステップ703で機器の傾きの変化
が検出される。もし、機器の手前を上部へ持ち上げた結
果として、機器の奥側のスイッチ604のみのON状態
へと変化した場合、ステップ704で表示自動車画像を
機器の傾きと逆方向に90度傾ける。また、それまで奥
側を持ち上げて手前のスイッチ604のみONの状態に
あった機器の奥側を机上へと降ろした結果として、四辺
のスイッチ604が全てON状態に変化した場合でも同
様にステップ704で表示自動車画像を機器を降ろした
のとは逆方向に90度傾ける。このことにより自動車に
対して後方に90度視点が移動したのと同様の表示変更
が行われる。ただし、画像は上下逆となる(図5(b)
の506)。また、ステップ702でボタン2(60
3)が押されておらず、ステップ705でボタン1(6
02)が押されたことが判定された場合は例1と同様で
ある。
【0053】以上のように本実施の形態によれば、機器
の傾きの変化を機器の裏面に配置したスイッチにより検
出し、機器の傾きの変化情報に基づいて表示画像を変化
させることにより、(例1)のようにユーザが表示画像
の覗き込みたい方向に視点が移るように傾けることで、
望みの表示画像を表示することができ、(例2)のよう
に機器を表示画像に対する表示窓そのものと見なして、
視点を変化させた表示を行うことができる。
【0054】なお、本実施の形態では、傾き検出手段
は、傾きの変化を検出するとしたが、必ずしもこれに限
らず、傾き又は傾きと傾きの変化を検出するとしてもよ
い。要するに、傾き検出手段は、傾きに関する情報を検
出するものであれば良い。
【0055】また、本実施の形態では、ボタン2(60
3)を押している間のみ傾きを検出するようにしたが、
必ずしもこれに限らず、ボタンを押していない間でも常
時検出するなどの方法を用いても構わない。
【0056】また、本実施の形態では、画像表示装置
は、本実施の形態で説明した動作の処理を行うプログラ
ムと、第1の実施の形態と同様のコンピュータとによっ
て、ソフト的に構成されるとしたが、必ずしもこれに限
らず、画像表示装置の各構成要素は、ハード的に構成さ
れるとしてもよい。
【0057】(第4の実施の形態)以下に本発明の第4
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施の形態の対象は第1の実施の形態と同じである。
【0058】本実施の形態におけるシステム構成は、第
1の実施の形態のシステム構成を機器本体とした場合、
機器本体と接触する、あるいは機器本体を支持する機器
補助手段を有し、傾き検出手段として機器補助手段と機
器本体とのその接触部若しくはその支持部の状態変化を
検出することのみが第1の実施の形態と異なり、他の構
成は第1の実施の形態と共通する。ここで、接触部又は
支持部とは、本実施の形態では、図8の支持部807を
いう。
【0059】図8は本実施の形態に係る画像表示装置の
斜視図であり、その画像表示装置は携帯型データ・ビュ
アーを示す。本実施の形態の機器本体804の形態は第
1の実施の形態と共通する。機器本体804は機器補助
手段である筐体805に緩衝部806と支持部807に
よって支持されている。本実施の形態の傾き検出手段
は、緩衝部806または支持部807に設置された複数
のスイッチである(図示されていない)。ここで、スイ
ッチは既存のものを利用して構わない。
【0060】ここで、機器補助手段である筐体805
は、本発明の画像表示手段の支持手段に該当する。
【0061】次に本実施の形態の動作を説明する。
【0062】画像の表示変更処理の流れ図は第3の実施
の形態と共通の図7である。処理では、まずステップ7
02でボタン2(803)が押されているかどうかを判
定する。もし押されているならば、ステップ703で傾
き検出手段であるスイッチの変化を調べて機器本体80
4の傾きの変化が検出されたかどうかを判定する。傾き
の変化は、複数のスイッチON/OFF状態の間を推移
する。機器本体804が水平に置かれている場合、スイ
ッチは初期状態であり、機器本体804をいずれかの方
向に押し下げた場合、いくつかのスイッチの状態が変更
されることで判定する。ステップ703で機器本体80
4の傾きの変化が検出された場合、その変化に対応させ
て表示画像の傾きを変化させ、処理を終了する。ステッ
プ703で機器本体804の傾きの変化が検出されなか
った場合、そのまま処理を終了する。ステップ702で
ボタン2(803)が押されていない場合、ステップ7
05でボタン1(802)が押されたかどうかを判定す
る。もし押されていなければそのまま処理を終了し、押
されたならば画像の表裏反転を行い、処理を終了する。
【0063】なお、図7の処理を1/60秒程度のタイ
ムスライスで実行するか、あるいはβだけ表示画像を傾
ける際に、間を補完する映像を表示することで静止画の
切り替えだけでなく、動画の表示による表示変更を行っ
てもよい。また、タイムスライスの間隔を1/60秒程
度と上記したが、他の一定の時間間隔または傾きの変化
量に比例するなどの可変な時間間隔を取っても構わな
い。
【0064】次に本実施の形態の動作を具体的な二つの
例を元に説明する。
【0065】(例1)この例では画像データ情報として
自動車の任意の角度からの映像を準備する。準備した映
像の一部を第3の実施の形態と共通して図5(b)に示
す。機器のLCD801には自動車の上部からの映像が
ユーザに対して手前に車体の前方を向けて表示されてい
るとする(504)。ステップ702でユーザがボタン
2(803)を押していると判定された場合、ステップ
703で機器本体804の傾きの変化が検出される。も
し、それまで水平状態であった機器本体804の奥側を
下部へ押し下げた結果として、機器の奥側のスイッチの
みがON状態へと変化した場合、ステップ704で表示
自動車画像を機器本体804の傾きの変化と同じ方向に
90度傾ける。また、それまで手前を押し下げて手前の
スイッチのみONの状態にあった機器本体804の手前
を持ち上げた結果として、スイッチが全てOFF状態に
変化した場合でも同様にステップ704で表示自動車画
像を機器本体804を持ち上げた方向に90度傾ける。
ここで、機器本体804を押し下げるユーザの圧力を抜
けば緩衝部806により自動的に持ち上がる。このこと
により自動車の前方からの視点で車を眺める映像を表示
する(505)。他方向についても同様に機器本体80
4の傾きの変化方向と同方向に90度表示画像を傾け
る。また、ステップ702でボタン2(803)が押さ
れておらず、ステップ705でボタン1(802)が押
されたことが判定された場合、ステップ706において
自動車の下部からの映像を表示する。
【0066】(例2)この例でも画像データ情報として
自動車の任意の角度からの映像を準備する。準備した映
像の一部を第3の実施の形態と共通して図5(b)に示
す。機器のLCD801には自動車の上部からの映像が
ユーザに対して手前に車体の前方を向けて表示されてい
るとする(504)。ステップ702でユーザがボタン
2(803)を押していると判定された場合、ステップ
703で機器本体804の傾きの変化が検出される。も
し、それまで水平状態であった機器本体804の奥側を
下部へ押し下げた結果として、機器の奥側のスイッチの
みがON状態へと変化した場合、ステップ704で表示
自動車画像を機器本体804の傾きの変化と逆方向に9
0度傾ける。また、それまで手前を押し下げて手前のス
イッチのみONの状態にあった機器本体804の手前を
持ち上げた結果として、スイッチが全てOFF状態に変
化した場合でも、同様にステップ704で表示自動車画
像を機器本体804を持ち上げたのとは逆方向に90度
傾ける。このことにより自動車に対して後方に90度視
点が移動したのと同様の表示変更が行われる(50
6)。また、ステップ702でボタン2(803)が押
されておらず、ステップ705でボタン1(802)が
押されたことが判定された場合は例1と同様である。
【0067】以上のように本実施の形態によれば、機器
本体の傾きの変化を機器本体を支持する機器補助手段に
配置したスイッチにより検出し、機器本体804の傾き
の変化情報に基づいて表示画像を変化させることによ
り、(例1)のようにユーザが表示画像の覗き込みたい
方向に視点が移るように傾けることで、望みの表示画像
を表示することができ、(例2)のように機器を表示画
像に対する表示窓そのものと見なして、視点を変化させ
た表示を行うことができる。
【0068】なお、本実施の形態では、傾き検出手段
は、傾きの変化を検出するとしたが、必ずしもこれに限
らず、傾き又は傾きと傾きの変化を検出するとしてもよ
い。要するに、傾き検出手段は、傾きに関する情報を検
出するものであれば良い。
【0069】また、本実施の形態では、ボタン2(80
3)を押している間のみ傾きを検出するようにしたが、
必ずしもこれに限らず、ボタンを押していない間でも常
時検出したり、底面に本体を持ち上げた状態を検出する
センサを取り付けた上で持ち上げた状態と判定した時に
のみ傾きを検出するなどの方法を用いても構わない。
【0070】また、本実施の形態では、画像表示装置
は、本実施の形態で説明した動作の処理を行うプログラ
ムと、第1の実施の形態と同様のコンピュータとによっ
て、ソフト的に構成されるとしたが、必ずしもこれに限
らず、画像表示装置の各構成要素は、ハード的に構成さ
れるとしてもよい。
【0071】(第5の実施の形態)以下に本発明の第5
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施の形態は携帯型のデータ・ビュアーを対象に、表
示される画像の表示を変化させる働きを持つ。
【0072】図9は本実施の形態のシステム構成を示す
図である。機器による画像情報の表示は表示手段である
表示装置901によって行われ、機器の加速度及び加速
度の変化の検出は加速度検出手段902によって行われ
る。表示装置901に表示する画像情報は画像データ情
報904として記憶装置903に格納され、ユーザから
機器に対する命令の入力は入力装置907を介して行わ
れる。これらの装置及び手段は、中央処理装置(CP
U)905とシステムバス908によって接続され、C
PU905は表示変更手段906の実行と各装置及び手
段の制御を行う。
【0073】図10は本実施の形態に係る画像表示装置
の斜視図であり、携帯型データ・ビュアーを示す。本実
施の形態は、上記システム構成において、表示装置90
1としてLCD(1001)、加速度検出手段902と
して機器に内蔵した加速度センサ、入力装置907とし
てボタン(1002)をそれぞれ用いる。ここで、ボタ
ン(1002)は押している間のみ、その間の機器の加
速度に対応させて表示変更手段を実行するためのボタン
である。
【0074】ここで、図9の表示装置901は、本発明
の画像表示装置の表示手段に該当する。図10のLCD
1001は、同発明の画像表示面に該当し、同発明の表
示手段に含まれる。加速度検出手段902は、同発明の
変化検出手段に該当する。
【0075】次に本実施の形態の動作を説明する。
【0076】図11は画像の表示変更処理の流れ図であ
る。処理では、まずステップ1102でボタン(100
2)が押されているかどうかを判定する。もし押されて
いるならば、ステップ1103で機器の加速度、及び加
速度の変化が加速度検出手段1002(加速度センサ)
によって検出されたかどうかを判定する。ここで加速度
センサによる加速度の検出は既存の手法を用いて構わな
い。ステップ1103で機器の加速度及び加速度の変化
が検出された場合、検出結果に対応させて表示画像を移
動させ、処理を終了する。ここで、機器の移動距離は検
出された加速度δを積分することで速度を求め、速度を
積分することで求めるなど既存の方法を用いて良い。そ
して、表示画像の移動距離εは使用感がよくなるように
機器の移動距離D(δ)を定数倍する以下の式によって
求める。
【0077】ε=C×D(δ) (C:定数) ステップ1103で機器の加速度及び加速度の変化が検
出されなかった場合、そのまま処理を終了する。ステッ
プ1102でボタン(1002)が押されていない場合
もそのまま処理を終了する。
【0078】なお、図11の処理を1/60秒程度のタ
イムスライスで実行するか、あるいは表示画像を移動す
る際に、間を補完する映像を表示することで静止画の切
り替えだけでなく、動画の表示による表示変更を行って
もよい。また、タイムスライスの間隔を1/60秒程度
と上記したが、他の一定の時間間隔または加速度の変化
量に比例するなどの可変な時間間隔を取っても構わな
い。
【0079】次に本実施の形態の動作を具体的な二つの
例を元に説明する。
【0080】(例1)この例では画像データ情報として
自動車の任意の角度からの映像を準備する。また、表示
画像の移動距離計算法として ε=c×D(δ) (c=10(画素/cm)) を用いるとする。ここで、D(δ)は加速度から計算さ
れた機器の移動距離(cm)とする。機器のLCD10
01には自動車の上部からの映像がユーザに対して手前
に車体の前方を向けて表示されているとする。ステップ
1102でユーザがボタン(1003)を押していると
判定された場合、ステップ1103で機器の加速度及び
加速度の変化が検出される。もし、機器をユーザに対し
て手前に移動し、加速度から計算した結果の移動距離が
20cmの場合、 ε=10×20=200(画素) となり、ステップ1104で表示自動車画像を機器の手
前に200画素分移動する。他方向についても同様に機
器の移動方向と同方向に表示移動する。
【0081】(例2)この例でも画像データ情報として
自動車の任意の角度からの映像を準備する。また、表示
画像の移動距離計算法として ε=c×D(δ) (c=−10(画素/cm)) を用いるとする。ここで、D(δ)は加速度から計算さ
れた機器の移動距離(cm)とする。機器のLCD10
01には自動車の上部からの映像がユーザに対して手前
に車体の前方を向けて表示されているとする。ステップ
1102でユーザがボタン(1002)を押していると
判定された場合、ステップ1103で機器の加速度の変
化が検出される。もし、機器をユーザに対して手前に移
動し、加速度から計算した結果の移動距離が20cmの
場合、 ε=−10×20=−200(画素) となり、ステップ1104で表示自動車画像を機器の奥
方向に200画素分移動する。他方向についても同様に
機器の移動方向と逆方向に表示移動する。
【0082】以上のように、本実施の形態によれば、機
器の加速度の変化を加速度センサにより検出し、機器の
加速度の変化情報に基づいて表示画像を移動させること
により、(例1)のようにユーザが表示画像を追いやり
たい方向に移るように機器を動かすことで、望みの方向
に表示画像を移動でき、(例2)のように機器を表示画
像に対する表示窓そのものと見なして、表示位置を変化
させた表示を行うことができる。
【0083】なお、本実施の形態では、加速度検出手段
は、加速度の変化を検出するとしたが、必ずしもこれに
限らず、加速度そのもの、または加速度及び加速度の変
化の両方を検出するとしてもよい。要するに、加速度検
出手段は、加速度に関する情報を検出するものであれば
良い。
【0084】また、本実施の形態では、ボタン(100
2)を押している間のみ加速度を検出するようにした
が、ボタンを押していない間でも常時検出したり、底面
に本体を持ち上げた状態を検出するセンサを取り付けた
上で持ち上げた状態と判定した時にのみ加速度を検出す
るなどの方法を用いても構わない。
【0085】また、本実施の形態では、画像表示装置
は、本実施の形態で説明した動作の処理を行うプログラ
ムと、第1の実施の形態と同様のコンピュータとによっ
て、ソフト的に構成されるとしたが、必ずしもこれに限
らず、画像表示装置の各構成要素は、ハード的に構成さ
れるとしてもよい。
【0086】(第6の実施の形態)以下に本発明の第6
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施の形態の対象は第5の実施の形態と共通である。
【0087】本実施の形態におけるシステム構成は、第
5の実施の形態のシステム構成を機器本体とした場合、
機器本体と接触する、あるいは機器本体を支持する機器
補助手段を有し、加速度検出手段として機器補助手段と
機器本体とのその接触部若しくはその支持部の状態変化
を検出することのみが第5の実施の形態と異なり、他の
構成は第5の実施の形態と共通する。ここで、接触部又
は支持部とは、本実施の形態では、図12の緩衝部12
05をいう。
【0088】図12は本実施の形態に係る画像表示装置
の斜視図であり、携帯型データ・ビュアーを示す。本実
施の形態の機器本体1203の形態は第5の実施の形態
の機器と共通する。機器本体1203は機器補助手段で
ある筐体1204に緩衝部1205によって支持されて
いる。本実施の形態の加速度検出手段は、緩衝部120
5に設置された圧力センサである。ここで、圧力センサ
は既存のものを利用して構わない。
【0089】ここで、機器補助手段である筐体1204
は、本発明の画像表示装置の支持手段に該当する。
【0090】次に本実施の形態の動作を説明する。
【0091】画像の表示変更処理の流れ図は第6の実施
の形態と共通の図11である。処理では、まずステップ
1102でボタン(1202)が押されているかどうか
を判定する。もし押されているならば、ステップ110
3で機器本体1203の加速度、及び加速度の変化が加
速度検出手段902(圧力センサ)によって検出された
かどうかを判定する。ここで圧力センサで計測された圧
力の変化から本来機器本体1203にかかるべき加速度
を推定するには既存の手法を用いて構わない。ステップ
1103で機器本体1203の加速度及び加速度の変化
が検出された場合、検出結果に対応させて表示画像を移
動させ、処理を終了する。ここで、表示画像の移動距離
の求め方は第5の実施の形態と共通である。ステップ1
103で機器本体1203の加速度及び加速度の変化が
検出されなかった場合、そのまま処理を終了する。ステ
ップ1102でボタン(1203)が押されていない場
合もそのまま処理を終了する。
【0092】なお、図11の処理を1/60秒程度のタ
イムスライスで実行するか、あるいは表示画像を移動す
る際に、間を補完する映像を表示することで静止画の切
り替えだけでなく、動画の表示による表示変更を行って
もよい。また、タイムスライスの間隔を1/60秒程度
と上記したが、他の一定の時間間隔または加速度の変化
量に比例するなどの可変な時間間隔を取っても構わな
い。
【0093】次に第6の実施の形態の動作を具体的な二
つの例を元に説明する。
【0094】(例1)この例では画像データ情報として
自動車の任意の角度からの映像を準備する。また、表示
画像の移動距離計算法として ε=c×D(δ) (c=10(画素/cm)) を用いるとする。ここで、D(δ)は圧力から推定した
加速度から計算された機器本体1203の移動距離(c
m)とする。機器のLCD1201には自動車の上部か
らの映像がユーザに対して手前に車体の前方を向けて表
示されているとする。ステップ1102でユーザがボタ
ン(1202)を押していると判定された場合、ステッ
プ1103で緩衝部1205の圧力センサにより機器本
体1203の加速度及び加速度の変化が検出される。も
し、機器本体1203をユーザに対して手前に移動し、
緩衝部1205にかかる圧力から求められた加速度から
さらに計算した結果の移動距離が20cmの場合、 ε=10×20=200(画素) となり、ステップ1104で表示自動車画像を機器の手
前に200画素分移動する。他方向についても同様に機
器本体1203の移動方向と同方向に表示移動する。
【0095】(例2)この例でも画像データ情報として
自動車の任意の角度からの映像を準備する。また、表示
画像の移動距離計算法として ε=c×D(δ) (c=−10(画素/cm)) を用いるとする。ここで、D(δ)は圧力から推定した
加速度から計算された機器本体1203の移動距離(c
m)とする。機器のLCD1201には自動車の上部か
らの映像がユーザに対して手前に車体の前方を向けて表
示されているとする。ステップ1102でユーザがボタ
ン(1202)を押していると判定された場合、ステッ
プ1103で緩衝部1205の圧力センサにより機器本
体1203の加速度及び加速度の変化が検出される。も
し、機器本体1203をユーザに対して手前に移動し、
緩衝部1205にかかる圧力から求められた加速度から
さらに計算した結果の移動距離が20cmの場合、 ε=−10×20=−200(画素) となり、ステップ1104で表示自動車画像を機器の奥
方向に200画素分移動する。他方向についても同様に
機器本体1203の移動方向と逆方向に表示移動する。
【0096】以上のように本実施の形態によれば、機器
本体の加速度の変化を筐体と機器本体の間の圧力変化を
求めることで検出し、機器の加速度の変化情報に基づい
て表示画像を移動させることにより、(例1)のように
ユーザが表示画像を追いやりたい方向に移るように機器
を動かすことで、望みの方向に表示画像を移動でき、
(例2)のように機器を表示画像に対する表示窓そのも
のと見なして、表示位置を変化させた表示を行うことが
できる。
【0097】なお、本実施の形態では、加速度検出手段
は、加速度の変化を検出するとしたが、必ずしもこれに
限らず、加速度そのもの、または加速度及び加速度の変
化の両方を検出するとしてもよい。要するに、加速度検
出手段は、加速度に関する情報を検出するものであれば
良い。
【0098】また、本実施の形態では、ボタン(120
2)を押している間のみ加速度を検出するようにした
が、ボタンを押していない間でも常時検出したり、底面
に本体を持ち上げた状態を検出するセンサを取り付けた
上で持ち上げた状態と判定した時にのみ加速度を検出す
るなどの方法を用いても構わない。
【0099】また、本実施の形態では、画像表示装置
は、本実施の形態で説明した動作の処理を行うプログラ
ムと、第5の実施の形態、即ち第1の実施の形態と同様
のコンピュータとによって、ソフト的に構成されるとし
たが、必ずしもこれに限らず、画像表示装置の各構成要
素は、ハード的に構成されるとしてもよい。
【0100】(第7の実施の形態)以下に本発明の第7
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施の形態は携帯型のゲーム機を対象に、表示される
画像の表示を変化させる働きを持つ。
【0101】図14は本実施の形態のシステム構成を示
す図である。機器による画像情報の表示は表示手段であ
る表示装置1401によって行われ、機器の傾きの変化
の検出は傾き検出手段1402によって行われる。表示
装置1401に表示する画像情報は画像データ情報14
04として記憶装置1403に格納され、同時に記憶装
置1403は表示変更手段1406をプログラムの形で
格納する。ユーザから機器に対する命令の入力は入力装
置1407を介して行われる。傾き検出手段1402及
び記憶装置1403は機器に対して着脱可能な着脱カー
トリッジ1410に格納されており、着脱カートリッジ
1410は着脱端子1409によって機器のシステムバ
ス1408に接続されている。これらの装置及び手段は
中央処理装置(CPU)1405とシステムバス140
8及び着脱端子1409によって接続され、CPU14
05は表示変更手段1406のプログラムの実行と各装
置及び手段の制御を行う。
【0102】図15は、本実施の形態に係る画像表示装
置の斜視図であり、携帯型ゲーム機を示す。本実施の形
態は、上記システム構成において、表示装置1401と
してLCD(1501)、機器に内蔵した傾きセンサ、
入力装置1407としてボタン1(1502)、ボタン
2(1503)をそれぞれ用いる。ここで、ボタン1
(1502)は表示変更手段によって画像を表裏反転す
るためのボタンであり、ボタン2(1503)は押して
いる間のみ、その間の機器の傾きの変化に対応させて表
示変更手段を実行するためのボタンである。機器は、カ
ートリッジ1504を装着する着脱端子1409を備え
ており、装着したカートリッジ1504には、画像デー
タ情報1404と、傾き検出手段1402及び表示変更
手段1406のプログラムを記録したROMが格納され
ている。
【0103】ここで、図14の表示装置1401は、本
発明の画像表示装置の表示手段に該当する。図15のL
CD1501は、同発明の画像表示面に該当し、同発明
の表示手段に含まれる。着脱カートリッジ1410(又
は図15のカートリッジ1504)に格納された傾き検
出手段1402と携帯型ゲーム機器に内蔵された傾きセ
ンサとは、同発明の変化検出手段に該当する。
【0104】なお、傾き検出手段1402と表示変更手
段1406について補説すれば、これらは、本実施の形
態で援用される傾き検出と表示変更の処理を行うプログ
ラムと、それが起動されている際の実効プログラムによ
る演算処理及び制御等を行うCPU1405とそれとシ
ステムバス1408を介して接続されているその実効プ
ログラムの記憶及び作業領域等に使用されたりする記憶
装置1403等を含むコンピュータとによって、ソフト
的に構成されるものである。しかし、本実施の形態で
は、その描写の都合上、図14に示すように、傾き検出
手段1402と表示変更手段1406は、着脱カートリ
ッジ1410に格納されているものとして描写した。
【0105】本実施の形態の動作は第1の実施の形態と
等しいので詳細は省略する。
【0106】以上のように本実施の形態によれば、着脱
可能なカートリッジに傾き検出手段と表示変更手段及び
画像データを格納することにより、従来例のようなボタ
ンやポインティングデバイスによる画像操作法しか利用
できない機器に対して付加的に傾きによる直感的な操作
を可能とすることが出来る。
【0107】なお、傾き検出手段、表示変更手段、画像
データのそれぞれ異なるカートリッジを取り替えること
で、一つの機器本体において容易に複数の画像表示の方
法を実現できることは言うまでもない。
【0108】また、本実施の形態では、ボタン2を押し
ている間のみ傾きを検出するようにしたが、ボタンを押
していない間でも常時検出したり、底面に本体を持ち上
げた状態を検出するセンサを取り付けた上で持ち上げた
状態と判定した時にのみ傾きを検出するなどの方法を用
いても構わない。
【0109】また、本発明の各手段は、それら各機能を
有するハード回路を用いて実現しても良いし、コンピュ
ータを用いてソフトウェア的に実現しても良い。
【0110】また、本実施の形態では、画像表示装置
は、本実施の形態で援用された動作の処理を行うプログ
ラムと、それが起動されている際の実効プログラムによ
る演算処理及び制御等を行うCPU1405とそれとシ
ステムバス1408を介して接続されているその実効プ
ログラムの記憶及び作業領域等に使用される記憶装置1
403を含むコンピュータとにより、ソフト的に構成さ
れるとしたが、必ずしもこれに限らず、画像表示装置の
各構成要素は、ハード的に構成されるとしてもよい。
【0111】また、本実施の形態では、着脱カートリッ
ジ1410(又はカートリッジ1504)が、傾き検出
手段1402のプログラムを記憶したROMを格納し、
機器本体が傾きセンサを内蔵しているとしたが、必ずし
もこれに限らず、着脱カートリッジ1410(又はカー
トリッジ1504)が、傾き検出手段1402のプログ
ラムを記憶したROMと傾きセンサとの両方を格納する
としてもよい。要するに、本発明の画像表示装置では、
カートリッジは、変化検出手段及び/又は表示変更手段
の全部又は一部を格納するもので有れば良い。
【0112】(第8の実施の形態)以下に本発明の第8
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施の形態は携帯型のゲーム機を対象に、表示される
画像の表示を変化させる働きを持つ。
【0113】図16は本実施の形態のシステム構成を示
す図である。機器による画像情報の表示は表示手段であ
る表示装置1601によって行われ、機器の加速度の変
化の検出は加速度検出手段1602によって行われる。
表示装置1601に表示する画像情報は画像データ情報
1604として記憶装置1603に格納され、同時に記
憶装置1603は表示変更手段1606をプログラムの
形で格納する。ユーザから機器に対する命令の入力は入
力装置1607を介して行われる。加速度検出手段16
02及び記憶装置1603は機器に対して着脱可能な着
脱カートリッジ1610に格納されており、着脱カート
リッジ1610は着脱端子1609によって機器のシス
テムバス1608に接続されている。これらの装置及び
手段は中央処理装置(CPU)1605とシステムバス
1608及び着脱端子1609によって接続され、CP
U1605は表示変更手段1606のプログラムの実行
と各装置及び手段の制御を行う。
【0114】図17は本実施の形態にかかる画像表示装
置の斜視図であり、携帯型ゲーム機を示す。本実施の形
態は、上記システム構成において、表示装置1601と
してLCD(1701)、機器に内蔵した加速度セン
サ、入力装置1607としてボタン1702をそれぞれ
用いる。ここで、ボタン1702は押している間のみ、
その間の機器の加速度の変化に対応させて表示変更手段
を実行するためのボタンである。機器は、カートリッジ
1703を装着する着脱端子1609を備えており、装
着したカートリッジ1703には、画像データ情報16
04と、加速度検出手段1602及び表示変更手段16
06のプログラムを記録したROMとが格納されてい
る。
【0115】ここで、図16の表示装置1601は、本
発明の画像表示装置の表示手段に該当する。図17のL
CD1701は、同発明の画像表示面に該当し、同発明
の表示手段に含まれる。図16の着脱カートリッジ16
10(又は図17のカートリッジ1703)に格納され
た加速度検出手段1602と携帯型ゲーム機器に内蔵さ
れた加速度センサとは、同発明の変化検出手段に該当す
る。
【0116】なお、加速度検出手段1602と表示変更
手段1606について補説すれば、これらは、本実施の
形態で援用される加速度検出と表示変更の処理を行うプ
ログラムと、それが起動されている際の実効プログラム
による演算処理及び制御等を行うCPU1605とそれ
とシステムバス1608を介して接続されているその実
効プログラムの記憶及び作業領域等に使用されたりする
記憶装置1603等を含むコンピュータとによって、ソ
フト的に構成されるものである。しかし、本実施の形態
では、その描写の都合上、図16に示すように、加速度
検出手段1602と表示変更手段1606は、着脱カー
トリッジ1610に格納されているものとして描写し
た。
【0117】本実施の形態の動作は第5の実施の形態と
等しいので詳細は省略する。
【0118】以上のように本実施の形態によれば、着脱
可能なカートリッジに加速度検出手段と表示変更手段及
び画像データを格納することにより、従来例のようなボ
タンやポインティングデバイスによる画像操作法しか利
用できない機器に対して付加的に加速度による直感的な
操作を可能とすることが出来る。
【0119】なお、加速度検出手段、表示変更手段、画
像データのそれぞれ異なるカートリッジを取り替えるこ
とで、一つの機器本体において容易に複数の画像表示の
方法を実現できることは言うまでもない。
【0120】また、本実施の形態では、ボタン(170
2)を押している間のみ加速度を検出するようにした
が、ボタンを押していない間でも常時検出したり、底面
に本体を持ち上げた状態を検出するセンサを取り付けた
上で持ち上げた状態と判定した時にのみ加速度を検出す
るなどの方法を用いても構わない。
【0121】また、本実施の形態では、画像表示装置
は、本実施の形態で援用された動作の処理を行うプログ
ラムと、それが起動されている際の実効プログラムによ
る演算処理及び制御等を行うCPU1605とそれとシ
ステムバス1608を介して接続されているその実効プ
ログラムの記憶及び作業領域等に使用される記憶装置1
603を含むコンピュータとにより、ソフト的に構成さ
れるとしたが、必ずしもこれに限らず、画像表示装置の
各構成要素は、ハード的に構成されるとしてもよい。
【0122】また、本実施の形態では、着脱カートリッ
ジ1610(またはカートリッジ1703)が、加速度
検出手段1602のプログラムを記憶したROMを格納
し、機器本体が加速度センサを内蔵しているとしたが、
必ずしもこれに限らず、着脱カートリッジ1610(ま
たはカートリッジ1703)が、加速度検出手段160
2のプログラムを記憶したROMと加速度センサとの両
方を格納するとしてもよい。要するに、本発明の画像表
示装置では、カートリッジは、変化検出手段及び/又は
表示変更手段の全部又は一部を格納するもので有れば良
い。
【0123】(第9の実施の形態)以下に本発明の第9
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施の形態は携帯型のデータ・ビュアーを対象に、表
示される画像の表示を変化させる働きを持つ。
【0124】図18は本実施の形態のシステム構成を示
す図である。機器による画像情報の表示は表示手段であ
る表示装置1801によって行われ、機器の傾きの変化
の検出は傾き検出手段1802によって行われる。時間
経過検出手段であるタイマー1811によって時系列的
に検出された傾き検出結果は時系列記憶手段に格納され
る。時系列記憶手段は記憶装置1803とその中に格納
された傾き時系列情報1809の形で実現される。表示
装置1801に表示する画像情報は画像データ情報18
04として記憶装置1803に格納され、ユーザから機
器に対する命令の入力は入力装置1807を介して行わ
れる。表示変更手段1806は、傾き時系列情報180
9を、時系列と対応する画像変更のルールデータである
時系列ルール1810と対応させ、対応する画像変更を
行う。これらの装置及び手段は中央処理装置(CPU)
1805とシステムバス1808によって接続され、C
PU1805は表示変更手段1806の実行と各装置及
び手段の制御を行う。ただし、本実施の形態では、便宜
上、表示変更手段1806は、CPU1805にあるも
のとしたが、もう少し詳しく書けば、この表示変更手段
1806は、本実施の形態で説明する表示変更の処理を
行うプログラムと、それが起動されている際の実効プロ
グラムによる演算処理及び制御等を行うCPU1805
とそれとシステムバス1808を介して接続されている
その実効プログラムの記憶及び作業領域等に使用される
記憶装置1803を含むコンピュータとによって、ソフ
ト的に構成されるものである。また、傾き検出手段18
02による処理についても同様である。
【0125】本実施の形態の実現携帯は、内部にタイマ
ー1811と傾き時系列情報1809及び時系列ルール
1810を有する以外は第1の実施の形態に等しいので
詳細は省略する(図2参照)。
【0126】ここで、表示装置1801は、本発明の画
像表示装置の表示手段に該当する。傾き検出手段180
2は同発明の変化検出手段に該当し、タイマー1811
は同発明の時間経過検出手段に該当し、そして記憶装置
1803の傾き時系列情報1809は同発明の変化時系
列記憶手段に該当する。
【0127】次に本実施の形態の動作を画像の表示変更
処理の流れ図を示す図19を用いて説明する。処理で
は、まずステップ1902でボタン2(203)が押さ
れているかどうかを判定する。もし押されているなら
ば、ステップ1905で機器の傾きの変化αが傾き検出
手段1802(傾きセンサ)によって検出されたかどう
かをタイマー1811で定期的に判定する。ここで傾き
センサによる傾きの変化の検出は既存の手法を用いて構
わない。ステップ1905で機器の傾きの変化が検出さ
れた場合、ステップ1906で検出した傾きの変化を傾
き時系列情報1809に追加する。ステップ1907
で、傾き時系列情報1809と時系列ルール1810の
照合を行い、検出した傾きの変化の時系列に対応する時
系列ルールが存在する場合は、ステップ1908で表示
変更手段によって、対応した時系列ルールに従って表示
画像を変更し、傾き時系列情報を空にした後、処理を完
了する。ステップ1907で対応する時系列ルールが存
在しなければ、ステップ1902に戻る。ステップ19
05で機器の傾きの変化が検出されなかった場合もステ
ップ1902に戻る。ステップ1902でボタン2(2
03)が押されていない場合、傾き時系列情報を空にし
た後、ステップ1903でボタン1(202)が押され
たかどうかを判定する。もし押されていなければそのま
ま処理を終了し、押されたならばステップ1904で画
像の反転処理を行い、処理を終了する。ここで、画像の
反転処理では画面の単純に反転する以外の、上記のルー
ルに従った画像変化に対する例外処理を行っても構わな
い。
【0128】次に本実施の形態の動作を具体的な例を元
に説明する。
【0129】この例では画像データ情報として本や書類
の様なページめくりを行う書類の映像を準備する。準備
した映像の一部を図20に示す。機器のLCD201に
は書類の4ページ目の映像がユーザに対して表示されて
いるとする(2001)。この機器をユーザがLCDを
手前にして所持しているとする。ここでステップ190
2でユーザがボタン2(203)を押していると判定さ
れた場合、ステップ1905で機器の傾きの変化が検出
される。例えば、機器上のLCDの左側を下げる方向へ
20度傾けた場合、傾きの変化α=20°(左を下げる
方向)をステップ1906で時系列情報1809に追加
する。このようにして、傾きの変化の時系列情報180
9は蓄積される。蓄積された傾き変化の時系列情報18
09が図21(a)のようになっているとする。図21
では傾きの変化は1/30秒単位で計測されている。図
21(a)の時系列情報は機器を急に左に傾け、その後
直ちに右に傾けることで、徐々に元の状態に戻すという
動作を行ったことを表している。続いて、ステップ19
07で傾きの変化の時系列情報1809と時系列ルール
1810を照合する。ここで、時系列ルールの一例を図
22に示す。図22の時系列ルールでは、左部の傾き変
化の時系列情報グラフと類似する時系列情報が照合され
た場合に右部の表示変更方法を実行するものである。こ
こでは、図21(a)の時系列情報と図22の(a)の
グラフが照合され、表示変更方法として「ページを次に
めくる」が選択される。この結果、ステップ1908で
表示変更手段1806によってページがめくられ、LC
D201の表示は書類の5ページ目の映像となる(20
02)。ここで、さらに機器を傾けると、新たに時系列
情報1809が蓄積される。蓄積された傾き変化の時系
列情報1809が、図21(b)のようになっていると
する。図21(b)の時系列情報は機器を急に右に傾
け、その後直ちに左に傾けることで徐々に元の状態に戻
すという動作を行ったことを表している。すると、ステ
ップ1907で傾きの変化の時系列情報1809と時系
列ルール1810を照合する。ここでは、図21(b)
の時系列情報と図22の(b)のグラフが照合されて、
表示変更方法として「ページを前に戻す」が選択され
る。この結果、ステップ1908で表示変更手段180
6によってページが戻され、LCD201の表示は書類
の4ページ目の映像となる(2001)。また、ステッ
プ1902でボタン2(203)が押されておらず、ス
テップ1903でボタン1(202)が押されたことが
判定された場合、ステップ1904において反転処理を
行う。但し、ここでは単純な反転処理でなく、例外処理
として本を閉じた画像の表示を行う。
【0130】以上のように本実施の形態によれば、機器
の傾きの変化を傾きセンサにより検出し、機器の傾き変
化の時系列情報を蓄積し、その傾き変化の時系列情報と
時系列ルールを照合し、照合結果得られる表示変更方法
に基づいて表示画像を変化させることにより、ボタンに
よらない自然な書類のページめくりのための作法を実現
できる。
【0131】なお、本実施の形態では、傾き検出手段
は、傾きの変化を検出するとしたが、必ずしもこれに限
らず、傾き又は傾きと傾きの変化を検出するとしてもよ
い。要するに、傾き検出手段は、傾きに関する情報を検
出するものであれば良い。
【0132】また、本実施の形態では、ボタン2(20
3)を押している間のみ傾きを検出するようにしたが、
ボタンを押していない間でも常時検出したり、底面に本
体を持ち上げた状態を検出するセンサを取り付けた上で
持ち上げた状態と判定した時にのみ傾きを検出するなど
の方法を用いても構わない。
【0133】また、本実施の形態では、画像表示装置
は、本実施の形態で説明した動作の処理を行うプログラ
ムと、それが起動されている際の実効プログラムによる
演算処理及び制御等を行うCPU1805とそれとシス
テムバス1808を介して接続されているその実効プロ
グラムの記憶及び作業領域等に使用される記憶装置18
03を含むコンピュータとにより、ソフト的に構成され
るとしたが、必ずしもこれに限らず、画像表示装置の構
成要素の各々は、ハード的に構成されるとしてもよい。
【0134】(第10の実施の形態)以下に本発明の第
10の実施の形態について、図面を参照しながら説明す
る。本実施の形態は携帯型のデータ・ビュアーを対象
に、表示される画像の表示を変化させる働きを持つ。
【0135】図23は本実施の形態のシステム構成を示
す図である。機器による画像情報の表示は表示手段であ
る表示装置2301によって行われ、機器の加速度の変
化の検出は加速度検出手段2302によって行われる。
時間経過検出手段であるタイマー2311によって、時
系列的に検出された加速度検出結果は時系列記憶手段に
格納される。時系列記憶手段は記憶装置2303とその
中に格納された加速度時系列情報2309の形で実現さ
れる。表示装置2301に表示する画像情報は画像デー
タ情報2304として記憶装置2303に格納され、ユ
ーザから機器に対する命令の入力は入力装置2307を
介して行われる。表示変更手段2306は、加速度時系
列情報2309を、時系列と対応する画像変更のルール
データである時系列ルール2310と対応させ、対応す
る画像変更を行う。これらの装置及び手段は中央処理装
置(CPU)2305とシステムバス2308により接
続され、CPU2305は表示変更手段2306の実行
と各装置及び手段の制御を行う。ただし、本実施の形態
では、便宜上、表示変更手段2306は、CPU230
5にあるものとしたが、もう少し詳しく書けば、この表
示変更手段2306は、本実施の形態で説明する表示変
更の処理を行うプログラムと、それが起動されている際
の実効プログラムによる演算処理及び制御等を行うCP
U2305とそれとシステムバス2308を介して接続
されているその実効プログラムの記憶及び作業領域等に
使用される記憶装置2303を含むコンピュータとによ
り、ソフト的に構成されるものである。また、加速度検
出手段2302による処理についても同様である。
【0136】本実施の形態の実現携帯は、内部にタイマ
ー2311と加速度時系列情報2309及び時系列ルー
ル2310を有する以外は第1の実施の形態に等しいの
で詳細は省略する(図2参照)。
【0137】ここで、表示装置2301は、本発明の画
像表示装置の表示手段に該当する。加速度検出手段23
02は同発明の変化検出手段に該当し、タイマー231
1は同発明の時間経過検出手段に該当し、そして記憶装
置2303の加速度時系列情報2309は同発明の変化
時系列記憶手段に該当する。
【0138】次に本実施の形態の動作を画像の表示変更
処理の流れ図を示す図24を用いて説明する。処理で
は、まずステップ2402でボタン2(203)が押さ
れているかどうかを判定する。もし押されているなら
ば、ステップ2405で機器の加速度の変化αが加速度
検出手段2302(加速度センサ)によって検出された
かどうかをタイマー2311で定期的に判定する。ここ
で加速度センサによる加速度の変化の検出は既存の手法
を用いて構わない。ステップ2405で機器の加速度の
変化が検出された場合は、検出した加速度の変化をステ
ップ2406で加速度時系列情報2309に追加する。
ステップ2407で、加速度時系列情報2309と時系
列ルール2310の照合を行い、検出した加速度の変化
の時系列に対応する時系列ルールが存在する場合は、ス
テップ2408で表示変更手段によって、対応した時系
列ルールに従って表示画像を変更し、加速度時系列情報
を空にした後、処理を完了する。ステップ2407で対
応する時系列ルールが存在しなければステップ2402
に戻る。ステップ2405で機器の加速度の変化が検出
されなかった場合もステップ2402に戻る。ステップ
2402でボタン2(203)が押されていない場合、
加速度時系列情報を空にした後、ステップ2403でボ
タン1(202)が押されたかどうかを判定する。もし
押されていなければそのまま処理を終了し、押されたな
らばステップ2404で画像の反転処理を行い、処理を
終了する。ここで、画像の反転処理では画面の単純に反
転する以外の、上記のルールに従った画像変化に対する
例外処理を行っても構わない。
【0139】次に本実施の形態の動作を具体的な例を元
に説明する。
【0140】この例では画像データ情報として本や書類
の様なページめくりを行う書類の映像を準備する。準備
した映像の一部を図20に示す。機器のLCD201に
は書類の4ページ目の映像がユーザに対して表示されて
いるとする(2001)。この機器をユーザがLCDを
手前にして所持しているとする。ここで、ステップ24
02でユーザがボタン2(203)を押していると判定
された場合、ステップ2405で機器の加速度の変化が
検出される。例えば、機器を左側に加速した場合、左右
方向の加速度の変化をステップ2406で時系列情報2
309に追加する。このようにして加速度の変化の時系
列情報2309は蓄積される。蓄積された加速度変化の
時系列情報2309が図25(a)のようになっている
とする。図25では加速度の変化は1/30秒単位で計
測されている。図25(a)の時系列情報は機器を急に
左に移動、その後直ちに右に移動することで元の位置に
戻すという動作を行ったことを表している。続いて、ス
テップ2407で加速度の変化の時系列情報2309と
時系列ルール2310を照合する。ここで、時系列ルー
ルの一例を図26に示す。この時系列ルールでは、左部
の加速度変化の時系列情報グラフと類似する時系列情報
が照合された場合に右部の表示変更方法を実行するもの
である。ここでは、図25(a)の時系列情報と図26
の(a)のグラフが照合され、表示変更方法として「ペ
ージを次にめくる」が選択される。この結果、ステップ
2408で表示変更手段2306によってページがめく
られ、LCD201の表示は書類の5ページ目の映像と
なる(2002)。ここで、さらに機器を移動すると、
新たに加速度変化の時系列情報2309が蓄積される。
蓄積された加速度変化の時系列情報2309が図25
(b)のようになっているとする。図25(b)の時系
列情報は機器を急に右に移動し、その後直ちに左に移動
することで徐々に元の状態に戻すという動作を行ったこ
とを表している。すると、ステップ2407で加速度変
化の時系列情報2309と時系列ルール2310を照合
する。ここでは、図25(b)の時系列情報と図26の
(b)のグラフが照合され、表示変更方法として、「ペ
ージを前に戻す」が選択される。この結果、ステップ2
408で表示変更手段2306によってページが戻さ
れ、LCD201の表示は書類の4ページ目の映像とな
る(2001)。また、ステップ2402でボタン2
(203)が押されておらず、ステップ2403でボタ
ン1(202)が押されたことが判定された場合、ステ
ップ2404において反転処理を行う。但し、ここでは
単純な反転処理でなく、例外処理として本を閉じた画像
の表示を行う。
【0141】以上のように、本実施の形態によれば、機
器の加速度の変化を加速度センサにより検出し、機器の
加速度変化の時系列情報を蓄積し、その加速度変化の時
系列情報と時系列ルールを照合し、照合結果得られる表
示変更方法に基づいて表示画像を変化させることによ
り、ボタンによらない自然な書類のページめくりのため
の作法を実現できる。
【0142】なお、本実施の形態では、加速度検出手段
は、加速度の変化を検出するとしたが、必ずしもこれに
限らず、加速度そのもの、または加速度及び加速度の変
化の両方を検出するとしてもよい。要するに、加速度検
出手段は、加速度に関する情報を検出するものであれば
良い。
【0143】また、本実施の形態では、ボタン2(20
3)を押している間のみ加速度を検出するようにした
が、ボタンを押していない間でも常時検出したり、底面
に本体を持ち上げた状態を検出するセンサを取り付けた
上で持ち上げた状態と判定した時にのみ加速度を検出す
るなどの方法を用いても構わない。
【0144】また、本発明の各手段は、それら各機能を
有するハード回路を用いて実現しても良いし、コンピュ
ータを用いてソフトウェア的に実現しても良い。
【0145】また、本実施の形態では、画像表示装置
は、本実施の形態で説明した動作の処理を行うプログラ
ムと、それが起動されている際の実効プログラムによる
演算処理及び制御等を行うCPU2305とそれとシス
テムバス2308を介して接続されているその実効プロ
グラムの記憶及び作業領域等に使用される記憶装置23
03を含むコンピュータとによって、ソフト的に構成さ
れるとしたが、必ずしもこれらに限らず、画像表示装置
の各構成要素は、ハード的に構成されるとしてもよい。
【0146】
【発明の効果】以上に示したように、本発明の構成によ
れば、ユーザは実際の物体を観察するために行うような
視点変更のための作業を機器に対して行う、あるいは物
体に対する視点を自ら移動するという作業を行うことの
みで、表示画像に対する望みの視点変更を容易にかつ自
然に行うことが可能となる。
【0147】したがって、本発明によれば、ユーザに対
して自然な操作感があり、かつ携帯しながらでも容易に
操作可能な画像表示装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像表示装置
のシステム構成図
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る画像処理装置
の斜視図
【図3】本発明の第1の実施の形態の機器の状態変化と
対応した表示画像の状態変化例を示す図
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る画像表示装置
の処理の流れ図
【図5】本発明の第1及び第3の実施の形態に係る画像
表示装置により表示される画像データ情報の例を示す図
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る画像処理装置
の斜視図
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る画像表示装置
の処理の流れ図
【図8】本発明の第4の実施の形態に係る画像処理装置
の斜視図及びその断面図
【図9】本発明の第5の実施の形態に係る画像表示装置
のシステム構成図
【図10】本発明の第5の実施の形態に係る画像処理装
置の斜視図
【図11】本発明の第5の実施の形態に係る画像表示装
置の処理の流れ図
【図12】本発明の第6の実施の形態に係る画像処理装
置の斜視図及びその断面図
【図13】従来の画像表示装置のシステム構成図
【図14】本発明の第7の実施の形態に係る画像表示装
置のシステム構成図
【図15】本発明の第7の実施の形態に係る画像処理装
置の斜視図
【図16】本発明の第8の実施の形態に係る画像表示装
置のシステム構成図
【図17】本発明の第8の実施の形態に係る画像処理装
置の斜視図
【図18】本発明の第9の実施の形態に係る画像表示装
置のシステム構成図
【図19】本発明の第9の実施の形態に係る画像表示装
置の処理の流れ図
【図20】本発明の第9の実施の形態に係る画像表示装
置により表示される画像データ情報の例を示す図
【図21】本発明の第9の実施の形態に係る画像表示装
置の傾き変化の時系列情報の例を示す図
【図22】本発明の第9の実施の形態に係る画像表示装
置の時系列ルールの例を示す図
【図23】本発明の第10の実施の形態に係る画像表示
装置のシステム構成図
【図24】本発明の第10の実施の形態に係る画像表示
装置の処理の流れ図
【図25】本発明の第10の実施の形態に係る画像表示
装置の加速度変化の時系列情報の例を示す図
【図26】本発明の第10の実施の形態に係る画像表示
装置の時系列ルールの例を示す図
【符号の説明】
101、901、1401、1601、1801、23
01 表示装置 102、1402、1802 傾き検出手段 902、1602、2302 加速度検出手段 103、903、1403、1603、1803、23
03 記憶装置 104、904、1404、1604、1804、23
04 画像データ情報 105、905、1405、1605、1805、23
05 CPU(中央処理装置) 106、906、1406、1606、1806、23
06 表示変更手段 107、907、1407、1607、1807、23
07 入力装置 108、908、1408、1608、1808、23
08 システムバス 1409、1609 着脱端子 1410、1610 着脱カートリッジ 1809 傾き時系列情報 2309 加速度時系列情報 1810、2310 時系列ルール 1811、2311 タイマー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小澤 順 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 井村 敦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を画像表示面に表示させるステップ
    と、 機器の一部又は全部の位置を変化させた場合、その位置
    の変化に関する情報を検出するステップと、 その検出された位置の変化に関する情報に基づいて、前
    記画像表示面に表示される画像を変化させるステップと
    を備えたことを特徴とする画像表示方法。
  2. 【請求項2】 画像を表示している画像表示面の位置を
    変化させた場合、その位置の変化に関する情報を検出す
    るステップと、 その検出された位置の変化に関する情報に基づいて、前
    記画像表示面に表示される画像を変化させるステップと
    を備えたことを特徴とする画像表示方法。
  3. 【請求項3】 前記位置の変化に関する情報とは、 その位置の傾きに関する情報である、又はその位置の加
    速度に関する情報であることを特徴とする請求項1又は
    2記載の画像表示方法。
  4. 【請求項4】 画像を表示する表示手段と、 機器の一部又は全部の位置を変化させた場合、その位置
    の変化に関する情報を検出する変化検出手段と、 その変化検出手段により検出された位置の変化に関する
    情報に基づいて、前記表示手段により表示される画像を
    変化させる表示変更手段とを備えたことを特徴とする画
    像表示装置。
  5. 【請求項5】 画像を表示する表示手段と、 その表示手段における画像を表示している画像表示面の
    位置を変化させた場合に、その位置の変化に関する情報
    を検出する変化検出手段と、 その変化検出手段により検出された位置の変化に関する
    情報に基づいて、前記表示手段により表示される画像を
    変化させる表示変更手段とを備えたことを特徴とする画
    像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段における画像表示面の位置
    を可動状態で支持する支持手段を備え、 前記変化検出手段は、前記表示手段における画像表示面
    の位置を変化させた場合、前記支持手段に対する前記画
    像表示面の位置の相対的変化に基づいて、前記位置の変
    化に関する情報を検出することを特徴とする請求項5記
    載の画像表示装置。
  7. 【請求項7】 本体に着脱可能であり、画像データを記
    憶しているカートリッジと、 そのカートリッジに記憶されている画像データに基づい
    て、画像を表示する前記本体に具備された表示手段と、 その表示手段における画像を表示している画像表示面の
    位置を変化させた場合に、その位置の変化に関する情報
    を検出する変化検出手段と、 その変化検出手段により検出された位置の変化に関する
    情報に基づいて、前記表示手段により表示される画像を
    変化させる表示変更手段とを備え、 前記カートリッジは、前記変化検出手段及び/又は前記
    表示変更手段の全部又は一部を格納していることを特徴
    とする画像表示装置。
  8. 【請求項8】 時間の経過を検出する時間経過検出手段
    と、 その時間経過検出手段により検出された時間の経過と前
    記変化検出手段により検出された位置の変化に関する情
    報に基づいて得られた、その位置の変化に関する時系列
    情報を格納する変化時系列記憶手段とを備え、 前記表示変更手段は、前記変化時系列記憶手段に格納さ
    れた位置の変化に関する時系列情報を考慮して、前記表
    示手段により表示される画像を変化させることを特徴と
    する請求項4、5、6又は7記載の画像表示装置。
  9. 【請求項9】 前記位置の変化に関する情報とは、その
    位置の傾きに関する情報であり、 前記変化検出手段は、傾きセンサを用いて、前記位置の
    傾きに関する情報を検出することを特徴とする請求項
    4、5、6、7又は8記載の画像表示装置。
  10. 【請求項10】 前記位置の変化に関する情報とは、そ
    の位置の加速度に関する情報であり、 前記変化検出手段は、加速度センサを用いて、前記位置
    の加速度に関する情報を検出することを特徴とする請求
    項4、5、6、7又は8記載の画像表示装置。
  11. 【請求項11】 前記位置の変化に関する情報とは、そ
    の位置の傾きに関する情報であり、 前記変化検出手段は、ジャイロを用いて、前記位置の変
    化に関する情報を検出することを特徴とする請求項4、
    5、6、7又は8記載の画像表示装置。
  12. 【請求項12】 前記変化検出手段は、スイッチを用い
    て、前記位置の変化に関する情報を検出することを特徴
    とする請求項4、5、6、7又は8記載の画像表示装
    置。
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