JPH0968308A - インバータによる送風量調整方法 - Google Patents

インバータによる送風量調整方法

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JPH0968308A
JPH0968308A JP7246612A JP24661295A JPH0968308A JP H0968308 A JPH0968308 A JP H0968308A JP 7246612 A JP7246612 A JP 7246612A JP 24661295 A JP24661295 A JP 24661295A JP H0968308 A JPH0968308 A JP H0968308A
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JP
Japan
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combustion
inverter
air
blower
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7246612A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Morimatsu
隆史 森松
Masaru Tateiwa
優 立岩
Hideo Furukawa
英夫 古川
Eiji Tasaka
英司 田坂
Nobuyoshi Shigematsu
信義 重松
Hideo Ando
秀朗 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miura Co Ltd
Original Assignee
Miura Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0968308A publication Critical patent/JPH0968308A/ja
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Air Supply (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼装置へ供給する燃焼用空気の送風量を燃
焼量に応じて段階的に調整するインバータによる送風量
調整方法を提供する。 【解決手段】 インバータで制御される送風機6を備え
た燃焼装置1において、前記燃焼装置1の最大燃焼時に
おける燃焼量、空気比およびインバータ周波数の実測デ
ータを制御装置8に入力し、前記燃焼装置1の着火時お
よび他の燃焼ステージにおける送風量の調整を、前記最
大燃焼時における実測データに基づいて演算し、この演
算値により送風機6のインバータ周波数を自動調整する
ことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、燃焼装置を制御
する技術分野に属するもので、詳しくは送風機の回転数
を制御するものである。
【0002】
【従来の技術】燃焼装置における燃焼量の調節に際して
は、複数の燃料供給流路の夫々に設けた燃料弁を選択的
に開閉して燃料の流量を段階的に調節すると共に、この
燃料流量に合わせて燃焼用空気の送風量を段階的に調節
し、燃料と燃焼用空気の比率(空気比)を所定の値に維
持する形式のものがある。このような燃焼装置において
の燃焼用空気の送風量の調節は、送風ダクトに設けたダ
ンパの開度を変える方式や、インバータ等を利用して送
風機の回転数を制御することにより送風量を調節する方
法等によって行なわれている。
【0003】ところで、上述のような燃焼装置におい
て、燃焼用空気の送風量の調整は、各燃焼ステージにお
ける排ガスO2 が所定の数値になるように燃焼用空気の
送風量を手動で調整している。したがって、この調整作
業はわずらわしい作業となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記問題
点に鑑み、燃焼用空気の送風量を燃焼量に応じて段階的
に調整するインバータによる送風量調整方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
に鑑みてなされたものであって、インバータで制御され
る送風機を備えた燃焼装置において、前記燃焼装置の最
大燃焼時における燃焼量、空気比およびインバータ周波
数の実測データを制御装置に入力し、前記燃焼装置の着
火時および他の燃焼ステージにおける送風量の調整を、
前記最大燃焼時における実測データに基づいて演算し、
この演算値により送風機のインバータ周波数を自動調整
することによって、各ステージにおける送風量を所定送
風量とすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態をボ
イラの燃焼装置に適用した場合について説明する。この
燃焼装置には複数の燃料弁を備えた燃料配管が備えてあ
り、停止,低燃焼,高燃焼の三段階に調節されるように
なっている。一方、燃焼用空気は、前記燃焼装置のウイ
ンドボックスに供給路を介して送風機より供給する。こ
の送風機の回転速度はインバータにより制御し、前記各
燃料弁およびインバータは回線を介して制御装置に接続
している。この発明のインバータによる送風量調整方法
は、前記燃焼装置の高燃焼時(最大燃焼時)における排
ガスO2 が所定数値であるときの燃焼量、空気比および
インバータの周波数を実測し、この実測データを前記制
御装置に入力する。そして、前記燃焼装置の着火時およ
び低燃焼時における送風量の調整を、前記実測データに
基づいて演算し、この演算値により送風機のインバータ
周波数を自動調整し、所定の送風量を燃焼装置へ供給す
る。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は、この発明をボイラ用の燃焼装置
に適用した一実施例を示す概略説明図である。図1にお
いて、燃焼装置1は、ボイラ2の上部に取付けてあっ
て、この燃焼装置1には燃料配管3と燃焼用空気の供給
経路であるウインドボックス4と、このウインドボック
ス4へ燃焼用空気を供給するインバータで制御される送
風機6を備えている。この燃焼装置1は、燃焼量を段階
的に調節する形式のもので、図示する実施例において
は、三位置制御方式に対応するものである。即ち、燃焼
量が、停止,低燃焼,高燃焼の三段階に調節されるもの
であるから、前記燃料配管3は、2本の分岐配管3a,
3bを備えており、各分岐配管3a,3bの夫々に燃料
弁5a,5bを接続した構成としている。そして、各燃
料弁5a,5bを選択的に開閉することにより燃料の供
給量を段階的に調節している。そして、前記燃料弁5
a,5bと前記送風機6は、それぞれ回線7を介して演
算機能を備えた制御装置8に接続している。前記ボイラ
2の一端には、前記燃焼装置1からの排ガスを排出する
排出路9を備えている。
【0008】上記構成の燃焼装置1の燃焼量の調整は、
前記ボイラ2の缶内圧によって前記制御装置8が行なう
が、ボイラ2の始動時には、この制御装置8は、実際の
燃焼に先だって送風機6を起動して炉内の掃気を行う
(プレパージ)。所定時間のプレパージ動作後、一方の
燃料弁5aを開いて燃料の供給を開始する。この燃料は
着火装置(図示省略)により着火され、実際の燃焼が開
始される。この後、ボイラ2からの要求負荷の増減に応
じた燃焼量の調節に際しては、前記燃料弁5a,5bの
開閉に応じ燃焼用空気を段階的に供給する。そして、要
求負荷が更に減少した場合に燃焼装置1を一旦停止して
待機状態におく場合、或は、所望時間の運転の後、ボイ
ラ2の運転を停止させる場合に際しては、燃料弁5a,
5bを閉じて燃料の供給を停止することにより消火を行
い、次に、送風機6をそのまま稼動して燃焼後の排気ガ
スを炉内から掃気し(ポストパージ)、このポストパー
ジ動作を所定時間行った後、送風機6を停止させる。
【0009】さて、この発明のインバータによる送風量
調整方法を説明する。前記燃焼装置1の高燃焼時(燃料
弁5a,5b開)における排ガスO2 が所定数値である
ときの燃焼量、空気比およびインバータの周波数(50
Hz)を実測し、この実測データを前記制御装置8に入
力する。すなわち、高燃焼時の燃焼量は130L/H,
空気比は1.3の実測データを入力しておき、予め設定
してある低燃焼時の燃焼量66L/Hと空気比1.6と
で、低燃焼時のインバータ周波数を、前記高燃焼時の実
測データに基づいて次のように演算する。 50(高燃焼時周波数)×66(低燃燃焼量)/130
(高燃燃焼量)×1.6(低燃空気比)/1.3(高燃
空気比)=31.2(低燃焼時の周波数) この演算値31.2Hzになるように制御装置8はイン
バータを制御し、所定の風量を燃焼装置1へ供給する。
また、燃焼装置1の始動時における着火動作において着
火遅れが発生した場合は、予め入力してある前記低燃焼
時におけるデータに燃焼不良とならない、例えば低燃空
気比1.6より小さい空気比1.4により次式に基づい
て演算する。 31.2(低燃焼時周波数)×1.4(空気比)/1.
6(低燃空気比)=27.3(着火時の周波数) そして、演算した周波数27.3Hzまで自動的にイン
バータを制御し、着火動作に必要な最低風量を送風機6
より供給するので着火遅れは発生しない。したがって、
この送風量調整方法によれば、風量過多による着火遅れ
を防止するための風量調整も行なうことができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、イン
バータで制御される送風機を備えた燃焼装置において、
前記燃焼装置の最大燃焼時における燃焼量、空気比およ
びインバータ周波数のデータを制御装置に入力し、前記
燃焼装置の着火時および他の燃焼ステージにおける送風
量の調整を、前記最大燃焼時におけるデータに基づいて
演算し、この演算値により送風機のインバータ周波数を
自動調整するようにしたので、従来の各ステージごとの
手動による送風量の調整作業が不要となり省力化ができ
る。また、着火時における送風量の調整もできるので、
着火遅れもなくスムースに着火動作ができ効率的であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すボイラ用の燃焼装置
の概略説明図である。
【符号の説明】
1 燃焼装置 6 送風機 8 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田坂 英司 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株式 会社内 (72)発明者 重松 信義 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株式 会社内 (72)発明者 安藤 秀朗 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株式 会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータで制御される送風機6を備え
    た燃焼装置1において、前記燃焼装置1の最大燃焼時に
    おける燃焼量、空気比およびインバータ周波数の実測デ
    ータを制御装置8に入力し、前記燃焼装置1の着火時お
    よび他の燃焼ステージにおける送風量の調整を、前記最
    大燃焼時における実測データに基づいて演算し、この演
    算値により送風機6のインバータ周波数を自動調整する
    ことを特徴とするインバータによる送風量調整方法。
JP7246612A 1995-08-30 1995-08-30 インバータによる送風量調整方法 Pending JPH0968308A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013088024A (ja) * 2011-10-18 2013-05-13 Miura Co Ltd 熱媒ボイラ
CN108571461A (zh) * 2018-05-31 2018-09-25 河南森源电气股份有限公司 风机控制装置、风机系统和变频器系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013088024A (ja) * 2011-10-18 2013-05-13 Miura Co Ltd 熱媒ボイラ
CN108571461A (zh) * 2018-05-31 2018-09-25 河南森源电气股份有限公司 风机控制装置、风机系统和变频器系统
CN108571461B (zh) * 2018-05-31 2023-11-21 河南森源电气股份有限公司 风机控制装置、风机系统和变频器系统

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