JPH0968031A - パティキュレート捕集量の演算方法及び内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

パティキュレート捕集量の演算方法及び内燃機関の排気浄化装置

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JPH0968031A
JPH0968031A JP7222168A JP22216895A JPH0968031A JP H0968031 A JPH0968031 A JP H0968031A JP 7222168 A JP7222168 A JP 7222168A JP 22216895 A JP22216895 A JP 22216895A JP H0968031 A JPH0968031 A JP H0968031A
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pressure loss
pressure
filter
amount
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JP7222168A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Taniguchi
浩之 谷口
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】走行中においてもパティキュレートの捕集量を
極めて正確に演算することができる内燃機関の排気浄化
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】DPF11の差圧ΔPと、エンジン13の
吸入空気量Vafとを検出し、吸入空気量Vafにおける差
圧ΔPを所定の基準吸入空気量Vafstd における補正差
圧HΔPに換算するための補正係数η1(Vaf) を演算
し、補正係数η1(Vaf) に対して、一次遅れによってD
PF11の熱容量を考慮した新たな補正係数ηd(Vaf)
を演算し、新たな補正係数ηd(Vaf) に基づいて,吸入
空気量Vafにおける圧力損失を所定の基準吸入空気量V
afstd における補正差圧HdΔPに換算し、補正差圧H
dΔPに基づいてDPF11のパティキュレート捕集量
Yを推定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パティキュレート
捕集量の演算方法及び内燃機関の排気浄化装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ディーゼルエンジンの排気ガス中
に含まれる微粒子成分(パティキュレート)を捕集する
ために、ディーゼルパティキュレートフィルタ(以下、
DPFという)が使用されている。DPFは、例えばコ
ーディエライト等のセラミックよりなるハニカム形状の
筒体で形成されている。DPFは、排気管の下流側に設
けられ、エンジンから排出される排気ガスを透過させそ
の透過時に排気ガス中に含まれるパティキュレートを捕
集する。DPFによるパティキュレートの捕集量が、所
定量に達すると、機能回復のための該DPFの再生処理
が行われる。再生処理は、該DPFを加熱して捕集され
ているパティキュレートを燃やすことによって再びフィ
ルタとしての機能を回復させるものである。
【0003】この再生処理におけるDPFの加熱制御
は、正確に行われる必要がある。つまり、加熱条件が同
じであっても実際の捕集量が所定量よりも多い場合、再
生時に過度の温度上昇がDPFにみられる。この過度の
温度上昇は、DPFにクラックや溶損を生じさせる。こ
の再生処理時におけるDPFのクラックや溶損は、DP
Fの耐久性を著しく低減させるものである。従って、D
PFが実際に捕集しているパティキュレートの捕集量を
正確に検出することが重要となる。
【0004】一般に、パティキュレートの捕集量は、D
PFの上流側圧力と、エンジンの排気流量(エンジンの
吸入空気量)とに基づいてDPFにおける圧力損失(上
流側圧力と下流側圧力との差)を演算し、その演算結果
に基づいて求められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、DPFは排
気によって温められ、DPF自体の温度が変化する。そ
して、DPFは、それ自体の温度によって圧力損失が変
化する。例えば、DPFの温度が高くなると、圧力損失
は大きくなる。また、DPFの温度変化は、そのDPF
の熱容量によって、エンジンの排気温度の変化に比べ
て、ゆっくりとしか変化しない。例えば、図3に示すよ
うに、エンジンをアイドル回転からNMR(無負荷最高
回転数)までいっきに変化させた場合、そのエンジンの
回転数に対応して吸入空気量は変化するが、DPFの上
流側圧力は所定分だけ変化した後、徐々に吸入空気量に
対応した圧力まで変化する。この上流側圧力の変化は、
DPFの温度が上昇することにより、DPFを通過する
排気ガスの平均自由工程が変化するためであると推定さ
れる。そのため、走行時においては、エンジンの回転数
を変更したすぐには、正確な捕集量を検出することがで
きないという問題があった。
【0006】本発明の目的は、走行時においてもパティ
キュレートの捕集量を正確に検出することができるパテ
ィキュレート捕集量の演算方法を提供することにある。
また、そのような捕集量の演算方法を用いて演算した捕
集量に基づいてパティキュレートフィルタを再生するこ
とができる内燃機関の排気浄化装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、内燃機関の排気系に設置
され排気ガス中に含まれるパティキュレートを捕集する
フィルタにおけるパティキュレート捕集量の演算方法で
あって、前記フィルタの圧力損失と、該フィルタに流れ
る排気流量とを検出し、前記検出排気流量における前記
検出圧力損失を所定の基準排気流量における補正圧力損
失に換算するための補正係数を演算し、前記補正係数に
対して、フィルタの熱容量を考慮した新たな補正係数を
演算し、前記新たな補正係数に基づいて,前記検出排気
流量における圧力損失を所定の基準排気流量における補
正圧力に換算し、前記補正圧力損失に基づいて前記フィ
ルタのパティキュレート捕集量を推定するようにしたこ
とを要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、内燃機関の排気
経路に配設され排気ガス中に含まれるパティキュレート
を捕集するフィルタと、前記フィルタの圧力損失を検出
してその時の検出圧力損失を出力する圧力損失検出手段
と、前記フィルタに流れる排気流量を検出してその時の
検出排気流量を出力する排気流量検出手段と、前記検出
排気流量における前記検出圧力損失を所定の基準排気流
量における補正圧力損失に換算するための補正係数を演
算する第1の補正係数演算手段と、前記補正係数に対し
て、フィルタの熱容量を考慮した新たな補正係数を演算
する第2の補正係数演算手段と、前記新たな補正係数に
基づいて,前記検出排気流量における圧力損失を所定の
基準排気流量における補正圧力に換算する圧力損失補正
手段と、前記補正圧力損失に基づいて前記フィルタのパ
ティキュレート捕集量を推定する捕集量推定手段とを備
えたことを要旨とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の内燃機関の排気浄化装置において、前記フィルタの上
流側に圧力センサを備え、前記圧力損失検出手段は、内
燃機関の始動前に前記圧力センサを用いて検出した大気
圧を記憶しておき、内燃機関の駆動時にはその時のフィ
ルタの上流側圧力を検出し、前記大気圧と上流側圧力と
に基づいてフィルタの圧力損失を演算するようにしたこ
とを要旨とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項2又は3
に記載の内燃機関の排気浄化装置において、前記排気流
量検出手段は、排気流量としてエンジンの吸入空気量を
検出するようにしたことを要旨とする。
【0011】従って、請求項1の発明によれば、内燃機
関の排気系に設置され排気ガス中に含まれるパティキュ
レートを捕集するフィルタの圧力損失と、該フィルタに
流れる排気流量とが検出される。そして、検出排気流量
における検出圧力損失を所定の基準排気流量における補
正圧力損失に換算するための補正係数が演算され、補正
係数に対して、フィルタの熱容量が考慮された新たな補
正係数が演算される。その新たな補正係数に基づいて,
検出排気流量における圧力損失が所定の基準排気流量に
おける補正圧力損失に換算され、補正圧力損失に基づい
てフィルタのパティキュレート捕集量が推定される。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、ディーゼ
ルエンジンの排気経路にはフィルタが配設される。圧力
損失検出手段は、フィルタの圧力損失を検出してその時
の検出圧力損失を出力する。排気流量検出手段は、フィ
ルタに流れる排気流量を検出してその時の検出排気流量
を出力する。第1の補正係数演算手段は、検出排気流量
における検出圧力損失を所定の基準排気流量における補
正圧力損失に換算するための補正係数を演算する。第2
の補正係数演算手段は、補正係数に対して、フィルタの
熱容量を考慮した新たな補正係数を演算する。圧力損失
補正手段は、新たな補正係数に基づいて,検出排気流量
における圧力損失を所定の基準排気流量における補正圧
力損失に換算する。捕集量推定手段は、補正圧力損失に
基づいてフィルタのパティキュレート捕集量を推定す
る。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、フィルタ
の上流側には圧力センサが設けられ、圧力損失検出手段
は、内燃機関の始動前に圧力センサを用いて検出された
大気圧が記憶され、内燃機関の駆動時にその時のフィル
タの上流側圧力が検出され、大気圧と上流側圧力とに基
づいてフィルタの圧力損失が演算される。
【0014】請求項4に記載の発明によれば、排気流量
検出手段は、エンジンの吸入空気量を検出して検出排気
流量とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
一形態を図1〜図3に従って説明する。図1は、フォー
クリフト等に搭載したディーゼルエンジンに備えた排気
浄化装置の基本構成を示す。
【0016】ディーゼルパティキュレートフィルタ(以
下、DPFという)11は、排気管12を介してディー
ゼルエンジン13に接続されている。DPF11は内部
がハニカム形状の筒体であって、本形態ではコーディエ
ライトにて形成されている。DPF11は、エンジン1
3からの排気ガスを透過させ、その透過時に排気ガス中
に含まれるパティキュレートを捕集する。DPF11を
透過した排気ガスは、大気中に放出される。
【0017】DPF11は、排気管12に連結された収
容筒14内に配設されている。収容筒14において、D
PF11の前側(上流側)にはヒータ15及び熱反射板
16が設けられている。又、収容筒14において、DP
F11の後側(下流側)には後処理装置17が設けられ
ている。ヒータ15は、再生処理時にDPF11を加熱
してDPF11が捕集したパティキュレートを燃やすた
めのものである。熱反射板16は、再生処理時にヒータ
15の熱を反射してDPF11を効率良く加熱するため
のものである。後処理装置17は、パティキュレートを
燃やしているときに発生する白煙を吸着し触媒浄化して
外部に出ないようにするためのものである。さらに、収
容筒14において、DPF11の上流側には、温度セン
サ18が設けられている。温度センサ18にて検出され
る温度は、再生処理時にヒータ15をオン・オフ制御し
てDPF11の加熱温度を制御するために利用される。
【0018】また、収容筒14には送気管19が連結さ
れている。送気管19には、エアクリーナ20が設けら
れている。エアクリーナ20は、再生処理時にDPF1
1へ供給する空気を清浄化するために設けられている。
また、送気管19には、エア供給ポンプ21が設けら
れ、エアクリーナ20から空気を取り入れ、その空気を
DPF11に供給するようになっている。送気管19に
は、電磁ソレノイドバルブ22が設けられている。バル
ブ22は、送気管19を開閉するためのものであって、
エア供給ポンプ21からDPF11に供給する空気を遮
断したり、供給量を制御する。又、バルブ22と収容筒
14の間の送気管19には、圧力センサ23が設けられ
ている。圧力センサ23は、エンジン駆動時に、DPF
11の上流側圧力を検出するために利用される。又、圧
力センサ23は、エンジン始動直前に、大気圧を検出す
るために利用される。
【0019】エアクリーナ20とエア供給ポンプ21と
の間の送気管19には、エア供給ポンプ21による空気
吸入量、即ち、再生処理時におけるDPF11に供給す
る空気供給量を検出するためのエアフロセンサ24が設
けられている。
【0020】エンジン13には、吸気量センサ25が設
けられている。吸気量センサ25は、図示しないエアク
リーナに設けられている。吸気量センサ25は、捕集量
推定時に、DPF11を通過するエンジン13の排気流
量、即ちエンジン13の吸入空気量を検出するために利
用される。そして、吸気量センサ25は、エンジン13
の吸気量を検出し、吸気量に応じた検出信号を出力す
る。
【0021】次に、DPF11の捕集量を演算し、該D
PF11の再生処理を制御するための電気的構成につい
て説明する。コントローラ31には、再生処理動作のた
めの制御プログラム等を記憶するROM、各種データを
記憶するRAM、及び、入出力インタフェイスが内蔵さ
れている。
【0022】コントローラ31には、入出力インタフェ
ースを介して前記した各センサ18,23〜25が接続
されている。コントローラ31は、前記した各センサ1
8,23〜25からの検出信号を入力する。コントロー
ラ31は、エアフロセンサ24からの検出信号に基づい
てエア供給ポンプ21による空気供給量を演算する。ま
た、コントローラ31は、温度センサ18からの検出信
号に基づいてヒータ15により加熱されるDPF11の
温度を演算する。コントローラ31は、圧力センサ23
からの検出信号に基づいてDPF11の上流側圧力PD
を演算する。コントローラ31は、その上流側圧力PD
と、予め学習した大気圧PG とに基づいてDPF11の
圧力損失としての差圧ΔPを演算する。また、コントロ
ーラ31は、吸気量センサ25からの検出信号に基づい
てエンジン13の吸入空気量Vafを演算する。
【0023】ROMには、DPF11を再生処理するた
めの処理プログラム、DPF11に捕集されたパティキ
ュレートの捕集量を推定するための推定プログラムが記
憶されている。
【0024】コントローラ31は、プラグ32に接続さ
れている。プラグ32は、図示しない電源装置のソケッ
トに差し込まれて、その電源装置からプラグ32を介し
てコントローラ31へ所定電圧の交流電源が供給され
る。コントローラ31には、図示しない電圧検出回路が
設けられている。その電圧検出回路は、供給された交流
電源を検出すると、コントローラ31に接続されたメイ
ンリレー33に制御信号を出力してそのメインリレー3
3をオンに制御する。すると、コントローラ31にはバ
ッテリEから直流電源が駆動電源として入力される。コ
ントローラ31は、バッテリEからの直流電源を入力す
ると、ROMに記憶された再生処理動作の処理プログラ
ムに基づいて再生処理モードとなる。再生処理モードと
は、DPF11が捕集したパティキュレートを燃やすた
めに行われる処理動作であって、その時の捕集量Yに対
してDPF11に対する加熱温度及び空気供給量を制御
するための処理動作を行うモードである。
【0025】電源装置からプラグ32を介して供給され
る交流電源は、第1のリレー34を介してヒータ15に
駆動電源として供給される。また、交流電源は、第2の
リレー35を介して後処理装置17に駆動電源として供
給される。
【0026】コントローラ31は、第1のリレー34に
制御信号を断続的に出力してそのリレー34のオン・オ
フを制御し、ヒータ15に流れる電流を制御してDPF
11の加熱温度を制御する。また、コントローラ31
は、第2のリレー35に制御信号を出力してそのリレー
35のオン・オフを制御し、後処理装置17を駆動制御
する。
【0027】また、コントローラ31は、前記したエア
供給ポンプ21に制御信号を出力してエア供給ポンプ2
1を駆動制御する。更に、コントローラ31は、前記し
たバルブ22に制御信号を出力し、バルブ22の開度を
制御して送気管19を開閉するとともに、DPF11に
供給するエアの流量を制御する。
【0028】コントローラ31にはキースイッチ36が
接続されている。また、コントローラ31にはスタータ
リレー37が接続され、そのスタータリレー37には図
示しないスタータモータが接続されている。キースイッ
チ36は、エンジン13の駆動・停止を制御するために
設けられている。即ち、コントローラ31は、キースイ
ッチ36がスタート位置にあるときには、スタータリレ
ー37をオンにして図示しないスタータモータを駆動制
御し、エンジン13を始動させる。一方、キースイッチ
36がアクセサリ位置又はキーイン位置にあるとき、コ
ントローラ31はエンジン13を停止させる。
【0029】また、コントローラ31は、メインリレー
33を介してフォークリフトに搭載されたバッテリEに
接続されている。コントローラ31は、キースイッチ3
6の操作に基づいて、該キースイッチ36がスタート位
置にあるときに、メインリレー33をオンにしてバッテ
リEからの直流電源を入力する。そして、コントローラ
31は、エンジン13を駆動させると共に、ROMに格
納された推定プログラムに基づいて捕集量算出モードと
なる。捕集量算出モードとは、エンジン13の駆動時に
おいてその時のエンジン13の吸入空気量Vafと差圧Δ
PとでDPF11が捕集しているパティキュレートの捕
集量を算出する処理動作を行うモードである。尚、差圧
ΔPは、大気圧をPG 、DPF11の上流側圧力をPD
とすると、ΔP=PD −PG で表される。
【0030】更に、コントローラ31には、ディスプレ
イ38が接続され、そのディスプレイ38にその時々の
DPF11が捕集したパティキュレートの捕集量Yを表
示する。
【0031】次に上記のように構成した、排気浄化装置
の作用について説明する。先ず、再生処理について説明
する。今、フォークリフトを所定の位置まで走行させ
る。そして、エンジン13を停止させる。続いて、プラ
グ32を交流電源を供給するための図示しない電源供給
装置に設けられたソケットに接続する。
【0032】コントローラ31は、プラグ32を介して
交流電源を入力すると、メインリレー33に制御信号を
出力してそのメインリレー33をオンに制御し、バッテ
リEから直流電源を入力して再生処理モードになる。そ
して、コントローラ31は、第1及び第2のリレー3
4,35に制御信号を出力し、ヒータ15、後処理装置
17、エア供給ポンプ21、及び、バルブ22に電源を
印加する。又、コントローラ31は、エア供給ポンプ2
1に制御信号を出力して、そのポンプ21を駆動制御す
る。更に、コントローラ31はバルブ22に制御信号を
出力して、送気管19を開く。
【0033】従って、DPF11はヒータ15によって
加熱されるとともに、そのDPF11にはエア供給ポン
プ21によって空気が供給され、そのDPF11に捕集
されているパティキュレートが燃焼される。このDPF
11の加熱制御は、DPF11が捕集したパティキュレ
ートの捕集量Yによって決定される。
【0034】つまり、その時の捕集量Yによって、再生
処理のための所要時間、DPF11のその時々の加熱温
度、並びに、空気供給量が決められている。この各制御
量は、DPF11にクラックや溶損等の損傷を与えるこ
となく効率よくパティキュレートを燃やすことができる
値に設定されている。そして、再処理中におけるその時
々の加熱温度、空気供給量等の制御量データは、捕集量
Y毎に予めROMに記憶されている。そして、コントロ
ーラ31は、その時点でDPF11が捕集しているパテ
ィキュレートの捕集量YをRAMから読み出す。続い
て、コントローラ31は、ROMからその捕集量Yに対
する加熱温度、空気供給量の制御量を読み出し、その制
御量と予め定められた再生処理のための制御プログラム
に基づいてDPF11の再生処理制御を実行する。
【0035】そして、再生処理のための制御プログラム
に基づく再生処理が終了すると、コントローラ31は、
第1及び第2のリレー34,35をオフにしてヒータ1
5、後処理装置17への電源供給を停止する。また、コ
ントローラ31は、エア供給ポンプ21を停止させると
共に、バルブ22を駆動制御して送気管19を閉じる。
【0036】そして、プラグ32を電源供給装置のソケ
ットから抜くと、コントローラ31は、再生処理モード
から抜け、メインリレー33をオフにして直流電源の供
給を停止する。そして、キースイッチ36の操作に基づ
いてエンジン13が駆動されると、DPF11はエンジ
ン13から排気される排気ガス中のパティキュレートを
捕集する。コントローラ31は、エンジン13が駆動さ
れると捕集量算出モードとなり上記した再生処理のため
に用いられる捕集量Yを算出する。
【0037】次に、コントローラ31による捕集量Yの
算出について説明する。エンジン13が始動していない
状態であってキースイッチ36が差し込まれアクセサリ
位置にセットされると、コントローラ31は大気圧PG
を学習する。即ち、コントローラ31は、圧力センサ2
3からの検出信号を入力し、エンジン始動前のDPF1
1上流側の圧力、即ち大気圧PG を検出し、RAMに記
憶する。尚、大気圧PG の学習は、エンジン13を始動
させる毎に行われる。
【0038】続いて、キースイッチ36の操作に基づい
てエンジン13が駆動されると、DPF11はエンジン
13から排気される排気ガス中のパティキュレートを捕
集する。コントローラ31は、図2に示すフローチャー
トに従ってパティキュレートの捕集量Yの演算を所定の
時間間隔毎に実行する。尚、本形態では、コントローラ
31は、100msec毎に捕集量Yの演算を実行す
る。
【0039】まず、ステップ101において、コントロ
ーラ31は、圧力センサ23の検出信号からその時のD
PF11上流側の圧力PD を求め、この圧力PD と予め
学習した大気圧PG とで差圧ΔP(=PD −PG )を求
める。また、コントローラ31は、吸気量センサ25の
検出信号からその時のエンジン13の吸入空気量Vafを
演算する。
【0040】次に、ステップ102において、コントロ
ーラ31は、ROMに記憶された吸入空気量−補正係数
マップを用いて、ステップ101にて演算した吸入空気
量Vafから補正係数η1(Vaf) を決定する。補正係数η
1(Vaf) は、吸入空気量Vafに対する差圧ΔPを補正し
て基準吸入空気量Vafstd に対する補正差圧HΔPにす
るための係数として用いられる。また、吸入空気量−補
正係数マップは、DPF11毎に吸入空気量Vafに対応
して予め設定されROMに記憶されている。そして、コ
ントローラ31は、補正係数η1(Vaf) を決定すると、
ステップ103に移る。
【0041】ステップ103において、コントローラ3
1は、ステップ102において決定した補正係数η1(V
af) に対してなまし処理を行う。なまし処理は、ステッ
プ102において決定した補正係数η1(Vaf) を平均化
して新たな補正係数η2(Vaf) を求めるための処理であ
る。例えば、時刻kにおけるなまし後の補正係数η2(V
af)(k)を演算する際に、コントローラ31は、ステップ
102において決定した時刻kにおける補正係数η1(V
af)(k)と、時刻kの一回前に演算したなまし後の補正係
数をη2(Vaf)(k-1)に基づいて、なまし回数を400回
とすると、なまし後の補正係数η2(Vaf)(k)は、 η2(Vaf)(k)= (399/400)×η2(Vaf)(k-1)+ (1/400)×η1(Vaf)(k)…(1) として求められる。
【0042】尚、なまし回数は、DPF11の熱容量に
よる時定数に基づいて予め設定されている。時定数は、
エンジン13の回転数の変化に従って、DPF11の温
度が最終的に到達する温度に対応して設定され、本形態
では40秒に設定されている。そして、捕集量Yは10
0msec毎に演算されるので、40秒間では400回
演算される。この捕集量Yが演算される回数に対応して
なまし回数が設定されている。
【0043】次に、ステップ104において、コントロ
ーラ31は、ステップ103において演算したなまし後
の補正係数η2(Vaf) に基づいて、DPF11の熱容量
を考慮した熱容量補正係数ηd(Vaf) を演算する。この
熱容量補正係数ηd(Vaf) は、エンジン13の回転数が
変化した時に、DPF11の差圧が直ちに変化する成分
(直達項成分)と、その後DPF11の温度が変化する
につれて圧力損失(上流側圧力)が変化する分成分(一
次遅れ成分)とに基づいて演算される。例えば、直達項
成分を70%、一次遅れ成分を30%とすると、時刻k
における熱容量補正係数ηd(Vaf)(k)は、ステップ10
2において決定した補正係数η1(Vaf)(k)と、ステップ
103において演算したなまし後の補正係数η2(Vaf)
(k)とから、 ηd(Vaf)(k)=0.7×η1(Vaf)(k)+0.3×η2(Vaf)(k) …(2) として求められる。そして、コントローラ31は、熱容
量補正係数ηd(Vaf)(k)の演算を終了すると、ステップ
105に移る。
【0044】ステップ105において、コントローラ3
1は、ステップ104において演算した熱容量補正係数
ηd(Vaf)(k)に基づいて、差圧ΔPを補正して、時刻k
における基準吸入空気量Vafstd に対する補正差圧HΔ
Pを算出する。補正差圧HΔPは、ステップ101にお
いて演算した時刻kにおける差圧ΔP(k) 及び吸入空気
量Vaf(k) と、ステップ104において演算した熱容量
補正係数ηd(Vaf)(k)とから、 HΔP(k) =ΔP(k) ×(Vafstd /Vaf(k) )×ηd(Vaf)(k) …(3) として求められる。
【0045】尚、基準吸入空気量Vafstd は、パティキ
ュレートを捕集していない状態のDPF11をセットし
たエンジン13を最高回転数(NMR)で駆動したとき
に、そのエンジン13に吸入される空気量である。そし
て、基準吸入空気量Vafstdは、予め実験により求めら
れ、ROMに記憶されている。
【0046】次に、ステップ106において、コントロ
ーラ31は、ステップ105において演算した補正差圧
HΔPに対して、なまし処理を施してなまし後の補正差
圧HdΔPを算出する。このときのなまし処理は、ステ
ップ103において施したなまし処理と同様に行われ
る。即ち、時刻kにおける補正差圧HΔP(k) と、時刻
kの一回前のステップ106において演算されたなまし
後の補正差圧HdΔP(k-1) とから、時刻kにおけるな
まし後の補正差圧HdΔP(k) は、 Hd ΔP(k) = (399/400)×Hd ΔP(k-1) + (1/400)×HΔP(k) …(4) として求められる。
【0047】ステップ107において、コントローラ3
1は、ステップ106において演算したなまし後の補正
差圧HdΔPに基づいて、ROMに記憶されたなまし後
の補正差圧−捕集量の検量線から時刻kにおける捕集量
Yを推定する。尚、なまし後の補正差圧−捕集量の検量
線は、予め実験により求められ、ROMに記憶されてい
る。そして、時刻kにおける捕集量Yの推定を終了する
と、コントローラ31は、ステップ108に移る。
【0048】ステップ108において、コントローラ3
1は、推定した捕集量Yと、先に求められている最大の
捕集量YMAX とを比較する。そして、新たに求められた
捕集量Yが捕集量YMAX より大きな値のとき、該捕集量
Yを新たな最大の捕集量YMAX としてRAMに更新登録
する。又、反対に、新たに求められた捕集量Yが捕集量
YMAX 以下のとき、該捕集量Yは消去して先の最大の捕
集量YMAX をそのままRAMに保持する。そして、再生
処理時において、この最大の捕集量YMAX がその時点で
の捕集量となり、この最大の捕集量YMAX に対して加熱
制御がなされる。更に、コントローラ31は、RAMに
記憶されたその最大の捕集量YMAX をその時のDPF1
1の捕集量としてディスプレイ38に表示する。従っ
て、ディスプレイ38にその時のDPF11の捕集量が
表示されるため、ドライバは、再生処理の必要性を逐次
確認することができる。
【0049】次に、ステップ109において、コントロ
ーラ31は、エンジン13が駆動されているか否かを判
断する。エンジン13が駆動されている場合には、コン
トローラ31はステップ101に戻り、捕集量の演算を
継続し、エンジン13が駆動されていない場合には、コ
ントローラ31はその時の最大の捕集量MAX をRAMに
記憶した後、捕集量の演算を終了する。
【0050】尚、ステップ103,106において平均
化処理を行う場合、一般的には移動平均による平均化処
理が行われる。移動平均は、過去において求められたデ
ータのうち、直前の所定個数(例えば64個)のデータ
から平均値を求める。従って、補正係数η1(Vaf) と補
正差圧HΔPの平均値を求める場合、コントローラ31
のRAMには128個のデータを記憶しておく必要があ
り、容量の大きいRAMが必要となる。しかしながら、
本形態では、時刻kにおける補正係数η1(Vaf)(k),補
正差圧HΔP(k) と、一回前の時刻k−1における処理
結果であるなまし補正係数η2(Vaf)(k-1),なまし補正
差圧HdΔP(k-1) とから、平均化したなまし補正係数
η2(Vaf)(k),なまし補正差圧HdΔP(k) をそれぞれ
演算するようにした。従って、コントローラ31のRA
Mには、2個ずつのデータ、合計4個のデータを記憶し
ていればよいので、容量の少ないRAMで十分平均化処
理を行うことができる。
【0051】以上詳述したように、本実施の形態によれ
ば、以下の作用及び効果を得ることができる。 1)DPF11の熱容量を考慮した熱容量補正係数ηd
(Vaf) を演算し、その熱容量補正係数ηd(Vaf) と、
DPF11の差圧ΔPと吸入空気量Vafとに基づいて、
基準吸入空気量Vafstd に対する補正差圧HΔPを演算
する。そして、その補正差圧HΔPに対して平均化処理
を施したなまし補正差圧HdΔPを演算し、その演算結
果に対応するDPF11の捕集量Yを求めた。従って、
DPF11の熱容量を考慮した捕集量Yを推定すること
ができるので、走行中においても正確な捕集量Yを求め
ることが可能となった。その結果、捕集量Yに対するD
PF11の再生処理を行う場合、捕集量に対する最適な
加熱制御を行うことができ、DPF11を損傷させるお
それがない。
【0052】2)補正係数η1(Vaf) と補正差圧HΔP
の平均化処理を、時刻kにおける補正係数η1(Vaf)
(k),補正差圧HΔP(k) と、一回前の時刻k−1にお
ける処理結果であるなまし補正係数η2(Vaf)(k-1),な
まし補正差圧HdΔP(k-1) とから、なまし処理を用い
て時刻kにおけるなまし補正係数η2(Vaf)(k),なまし
補正差圧HdΔP(k) をそれぞれ演算するようにした。
その結果、従来の移動平均を用いた平均化処理に比べて
記憶しておくデータの数が少ないので、コントローラ3
1に内蔵されたRAMの容量が小さくてすむ。
【0053】3)その時々で求めた捕集量Yと先に発生
した最大の捕集量YMAX とを比較し大きい方をDPF1
1が捕集している捕集量とした。従って、その時々で得
られる捕集量Yの変動に左右されてディスプレイ38に
表示される捕集量が目まぐるしく変化することがない。
その結果、ドライバは、変動に惑わされることなく的確
な再生処理の時期を判断することができる。
【0054】尚、本発明は、上記実施の形態の他、以下
のように実施してもよい。 1)上記形態では、差圧ΔPと吸入空気量Vafとから捕
集量Yを求めたが、差圧ΔP、エンジン回転数、及び、
排気温度の3つの入力から捕集量Yを求めるようにして
もよい。
【0055】2)上記形態では、大気圧PG と圧力セン
サ23により検出したDPF11の上流側圧力PD とか
らDPF11の圧力損失としての差圧ΔPを演算した
が、DPF11の下流側の圧力を検出する圧力センサを
設け、下流側圧力と圧力センサ23による上流側圧力と
の差を用いて実施してもよい。
【0056】3)上記形態では、差圧ΔP(=PD −P
G ) を求める際に使用される大気圧PG を圧力センサ2
3から求めた。即ち、エンジン始動前の圧力センサ23
からの検出信号に基づいて大気圧PG を求めた。しか
し、大気圧PG を専用で検出する圧力センサを設けて実
施してもよい。
【0057】4)上記形態では、なまし回数を400回
に設定したが、任意の回数に設定して実施してもよい。 5)上記形態において、ステップ106の処理を省略
し、ステップ105において演算した補正差圧HΔPに
基づいて捕集量Yを推定するようにしてもよい。このと
き、ROMには、補正差圧HΔPに対する捕集量Yの検
量線を記憶させておく必要がある。
【0058】6)上記形態では、DPF11は、コーデ
ィエライトで形成したが、SiC等その他のセラミック
で形成したフィルタに応用してもよい。 上記実施の形態から把握できる請求項以外の技術的思想
について、以下にそれらの効果と共に記載する。
【0059】イ)請求項2〜4に記載の内燃機関の排気
浄化装置において、前記補正圧力損失に対してなまし処
理を施して平均化した補正圧力損失を演算する平均化手
段を備え、前記捕集量推定手段は、平均化された補正圧
力損失に基づいて捕集量を推定するようにした内燃機関
の排気浄化装置。この構成によれば、より正確な捕集量
を推定することが可能となる。
【0060】ロ)請求項2〜4,イ)に記載の内燃機関
の排気浄化装置において、推定した捕集量を表示するた
めのディスプレイを備えた内燃機関の排気浄化装置。こ
の構成によれば、推定した捕集量を容易に確認すること
が可能となる。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、走行中においてもパティキュレートの捕
集量を極めて正確に演算することが可能なパティキュレ
ート捕集量の演算方法を提供することができる。
【0062】また、請求項2〜4に記載の発明によれ
ば、推定した捕集量に基づいてパティキュレートフィル
タを再生することが可能な内燃機関の排気浄化装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具体化した排気浄化装置の構成を示
す基本構成図。
【図2】 DPFの捕集量の演算を説明するためのフロ
ーチャート。
【図3】 DPFの上流側圧力の変化を示す特性図。
【符号の説明】
11…フィルタ(DPF)、13…内燃機関としてのデ
ィーゼルエンジン、23…圧力損失検出手段としての圧
力センサ、25…排気流量検出手段としての吸気量セン
サ、31…圧力損失検出手段,排気流量検出手段,補正
係数演算手段,第1,第2の補正係数演算手段,圧力損
失補正手段,捕集量推定手段としてのコントローラ、Δ
P…圧力損失としての差圧、Vaf…排気流量としての吸
入空気量、Vafstd …基準排気流量としての基準吸入空
気量、η1(Vaf) …補正係数、ηd(Vaf) …新たな補正
係数としての熱容量補正係数、HdΔP…補正圧力損失
としてのなまし補正差圧、Y…捕集量。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 45/00 360 F02D 45/00 360Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気系に設置され排気ガス中
    に含まれるパティキュレートを捕集するフィルタにおけ
    るパティキュレート捕集量の演算方法であって、 前記フィルタの圧力損失と、該フィルタに流れる排気流
    量とを検出し、 前記検出排気流量における前記検出圧力損失を所定の基
    準排気流量における補正圧力損失に換算するための補正
    係数を演算し、 前記補正係数に対して、フィルタの熱容量を考慮した新
    たな補正係数を演算し、 前記新たな補正係数に基づいて,前記検出排気流量にお
    ける圧力損失を所定の基準排気流量における補正圧力損
    失に換算し、 前記補正圧力損失に基づいて前記フィルタのパティキュ
    レート捕集量を推定するようにしたパティキュレート捕
    集量の演算方法。
  2. 【請求項2】 内燃機関の排気経路に配設され排気ガス
    中に含まれるパティキュレートを捕集するフィルタと、 前記フィルタの圧力損失を検出してその時の検出圧力損
    失を出力する圧力損失検出手段と、 前記フィルタに流れる排気流量を検出してその時の検出
    排気流量を出力する排気流量検出手段と、 前記検出排気流量における前記検出圧力損失を所定の基
    準排気流量における補正圧力損失に換算するための補正
    係数を演算する第1の補正係数演算手段と、 前記補正係数に対して、フィルタの熱容量を考慮した新
    たな補正係数を演算する第2の補正係数演算手段と、 前記新たな補正係数に基づいて,前記検出排気流量にお
    ける圧力損失を所定の基準排気流量における補正圧力損
    失に換算する圧力損失補正手段と、 前記補正圧力損失に基づいて前記フィルタのパティキュ
    レート捕集量を推定する捕集量推定手段とを備えた内燃
    機関の排気浄化装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の内燃機関の排気浄化装
    置において、 前記フィルタの上流側に圧力センサを備え、 前記圧力損失検出手段は、内燃機関の始動前に前記圧力
    センサを用いて検出した大気圧を記憶しておき、内燃機
    関の駆動時にはその時のフィルタの上流側圧力を検出
    し、前記大気圧と上流側圧力とに基づいてフィルタの圧
    力損失を演算するようにした内燃機関の排気浄化装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の内燃機関の排気
    浄化装置において、 前記排気流量検出手段は、排気流量としてエンジンの吸
    入空気量を検出するようにした内燃機関の排気浄化装
    置。
JP7222168A 1995-08-30 1995-08-30 パティキュレート捕集量の演算方法及び内燃機関の排気浄化装置 Pending JPH0968031A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003222041A (ja) * 2002-01-31 2003-08-08 Nissan Motor Co Ltd 排気浄化装置
CN111502851A (zh) * 2019-01-07 2020-08-07 丰田自动车株式会社 内燃机的排气净化装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003222041A (ja) * 2002-01-31 2003-08-08 Nissan Motor Co Ltd 排気浄化装置
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