JPH0967927A - 足場の連結金具 - Google Patents

足場の連結金具

Info

Publication number
JPH0967927A
JPH0967927A JP24509395A JP24509395A JPH0967927A JP H0967927 A JPH0967927 A JP H0967927A JP 24509395 A JP24509395 A JP 24509395A JP 24509395 A JP24509395 A JP 24509395A JP H0967927 A JPH0967927 A JP H0967927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anchor
scaffold
frame
pieces
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24509395A
Other languages
English (en)
Inventor
Matsuhiro Sawamura
松弘 澤村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maeda Corp
Original Assignee
Maeda Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maeda Corp filed Critical Maeda Corp
Priority to JP24509395A priority Critical patent/JPH0967927A/ja
Publication of JPH0967927A publication Critical patent/JPH0967927A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Movable Scaffolding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 連結金具の取り付け、特に、骨組みに対する
アンカー部の取り付けを容易にする。また、その取り付
け位置を自在に調整可能にする。これにより、足場組み
作業の能率の向上を図る。 【解決手段】 骨組み10に対するアンカー部100
と、足場20に対するアンカー部200と、両アンカー
部を連結するジョイント部300とを含む連結金具Kに
適用する。その場合、骨組み10に対するアンカー部1
00が、互いに並行な2片101、102がある断面コ
字型の部分110と、その断面コ字型の部分110の2
片間に前記骨組み10の一部を挿入し、ネジの直線運動
を利用して前記骨組み10の一部を前記2片の一つに押
し付けるように固定する止めネジ120とを備える構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の骨組みと
足場とを連結するための連結金具に関し、特に、建物の
骨組み対するアンカー部に工夫を凝らした技術に関する
ものである。
【0002】
【発明の背景】建築用の足場の中でも、例えばALC版
等からなる外壁材を施工する際に組む足場は、建物の骨
組みに支持させて組むことが多い。こうすることによ
り、足場の傾倒防止を図ることができ、しかも、足場の
構造を簡素化して、足場組み作業の効率化を図ることが
できるからである。その場合、足場を建物の骨組みに支
持させるための連結金具を用いるのが一般的である。
【0003】図3は、その連結金具の従来例を示すもの
である。この図3に示す連結金具Kは、建物の骨組み1
0と、パイプ支柱を用いた足場20とを連結するための
もので、骨組み10に対するアンカー部30と、足場2
0に対するアンカー部40と、それらの両アンカー部3
0、40を連結するジョイント部50からなる。ここで
は、骨組み10に対するアンカー部30にはナットを用
い、そのナットの一端を、梁11の上に固定したアング
ル材12に対して溶接によって固定している。足場20
に対するアンカー部40は、いわゆる足場継ぎであり、
その一端にパイプ支柱21との結合金具41を備え、他
端にボルト43を備える。そして、ジョイント部50
は、頭部の無い軸部だけのジョイントボルト51と、胴
長のジョイントナット52とを備える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、こうした
構造の連結金具Kを、実際に取り付ける場合には、少な
くとも下方の外壁材P1の上に上方の外壁材P2を配置
する前に、あるいはそれらの外壁材P1、P2を配置す
る前に、骨組み10に対するアンカー部(ナット)30
を、予めアングル材12に溶接止めしておかなければな
らない。この溶接作業は高所作業となる上に、建物の外
壁側に沿って多数存在することになるため、その作業に
手間がかかり、足場組み作業の効率化を損なう大きな原
因となっていた。また、一度溶接止めした後では、溶接
仕直さない限り、そのナットの位置を調整することはで
きないため、この点も作業性の低下を招く原因となって
いた。
【0005】
【発明の目的】この発明は、以上のような点を考慮して
なされたもので、連結金具の取り付け、特に、骨組みに
対するアンカー部の取り付けを容易に、しかも、その取
り付け位置を自在に調整することができ、これにより、
足場組み作業の能率の向上を図ることができる技術を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明では、下階から
上階にわたって予め形成した建物の骨組み10の外側に
対し、下方に位置する施工済みの第1の外壁材P1上に
第2の外壁材P2を施工するに際し、建物の骨組み10
側からその骨組み10の外方に位置する足場20とを連
結するための連結金具Kであって、骨組み10に対する
アンカー部100と、足場20に対するアンカー部20
0と、両アンカー部を連結するジョイント部300とを
含むものに適用する。その場合、前記骨組み10に対す
るアンカー部100が、互いに並行な2片101、10
2がある断面コ字型の部分110と、その断面コ字型の
部分110の2片間に前記骨組み10の一部を挿入し、
ネジの直線運動を利用して前記骨組み10の一部を前記
2片の一つに押し付けるように固定する止めネジ120
とを備える構成を採用する。
【0007】骨組み10に対するアンカー部100の断
面コ字型の部分110に、骨組み10の一部を挿入する
ことにより、引っ掛けるような形態とすることができ
る。そして、止めネジ120をねじ込んでしっかりと固
定することができる。止めネジ120を緩めれば、アン
カー部100の位置調整が可能である。
【0008】前記骨組み10として、前記第1および第
2の外壁材P1、P2を建物の内側から支持するための
アングル材12を備える構成である場合、そのアングル
材12の一方のフランジ部分12fを前記断面コ字型の
部分110の2片101、102間に挿入する構成とす
るのが好ましい。なぜなら、アンカー部100をアング
ル材12に引っ掛けるようにして取り付けることができ
るからである。引っ掛けるように取り付ける場合の形態
として特に好ましいのは、アングル材12の一方のフラ
ンジ部分12fが上向きの場合である。そのときには、
断面コ字型の部分110がその開口側を下向きにした取
り付け形態とする。こうすることにより、抜け落ちない
ようにより安定的に取り付けることができる。
【0009】アンカー部100のより好ましい構成とし
ては、前記断面コ字型の部分110を含む板部分130
と、その板部分130に固定され、前記ジョイント部3
00の一部を構成するナット140とを含む構成であ
る。こうすれば、断面コ字型の部分110と板部分13
0とを板材の曲げ加工で製作することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施例を
添付の図1および図2を参照して説明する。これらの図
において、図1はこの発明を適用した要部の断面図、図
2はアンカー部100の斜視図である。なお、これらの
図において、図3と基本的に同様構成の部分には同一符
号を付してある。
【0011】この実施例による連結金具Kでは、アンカ
ー部100の構成に特徴がある。すなわち、アンカー部
100は、図2の斜視図から明らかなように、互いに並
行な2片101、102がある断面コ字型の部分110
と、その断面コ字型の部分110から延びる板部分13
0と、その板部分130に対して溶接等の手段により固
定されたナット140を備える構成である。断面コ字型
の部分110と板部分130とは、例えば金属板を曲げ
加工して形成している。互いに並行な2片101、10
2間の間隔は、フランジ12fの厚さよりも大きく、た
とえば2倍程度に設定してある。そして、互いに並行な
2片101、102のうち、外側に位置する片101の
中央部にネジ孔(図示せず)を設け、そこへ頭部付きの
止めネジ120を外側からねじ込むようにして取り付け
ている。
【0012】足場20に対するアンカー部200は、図
3で示したものと同様であり、一端側にパイプ支柱21
に対する結合金具210を備えている。そして、他端側
にジョイント部300を構成するジョイントボルトの一
端が取り付けられ、他端はアンカー部100のナット1
40にねじ込まれている。したがって、ナット140は
従来例として示した連結金具のジョイントナットを兼ね
ることになる。なお、骨組み10は、梁11の上にアン
グル材12を備え、そのアングル材12のフランジ12
f部分で、上下に隣り合う外壁材P1、P2を内側から
支持している。
【0013】さて、こうした構造の連結金具Kを取り付
けるには、下方の外壁材P1を配置した後、その下方の
外壁材P1を内側から支持するアングル材12のフラン
ジ部分12fに対し、アンカー部100の断面コ字型の
部分110を上から引っ掛けるように被せることによっ
て、2片101、102間にフランジ部分12fを挿入
する。その後、止めネジ120をねじ込んでしっかりと
固定する。しかる後、アンカー部100のナット140
にジョイント部300、および足場20に対するアンカ
ー部200を接続すればよい。
【0014】その後、上方の外壁材P2を配置する。す
ると、骨組み10に対するアンカー部100は上方の外
壁材P2によって押さえ付けられたような形態となり、
仮に、止めネジ120が緩んだ場合でも外れるようなこ
とはない。また、このアンカー部100は上から被せる
ようにして取り付けるので、アングル材12の長さ方向
にずらすようにして位置調整することができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、骨組
み10に対するアンカー部100として、互いに並行な
2片101、102がある断面コ字型の部分110と、
その断面コ字型の部分110の2片間に前記骨組み10
の一部を挿入し、ネジの直線運動を利用して前記骨組み
10の一部を前記2片の一つに押し付けるように固定す
る止めネジ120とを備える構成としたので、骨組みに
対するアンカー部の取り付けを容易に、しかも、その取
り付け位置を自在に調整することができ、これにより、
足場組み作業の能率向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例を示す要部の断面図であ
る。
【図2】 この発明の実施例を示すアンカー部の斜視図
である。
【図3】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 骨組み 12 アングル材 12f フランジ部分 20 足場 K 連結金具 100 アンカー部 110 断面コ字型の部分 130 板部分 140 ナット 200 アンカー部 300 ジョイント部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下階から上階にわたって予め形成した建
    物の骨組みの外側に対し、下方に位置する施工済みの第
    1の外壁材上に第2の外壁材を施工するに際し、建物の
    骨組み側からその骨組みの外方に位置する足場とを連結
    するための連結金具であって、骨組みに対するアンカー
    部と、足場に対するアンカー部と、両アンカー部を連結
    するジョイント部とを含むものにおいて、前記骨組みに
    対するアンカー部が、互いに並行な2片がある断面コ字
    型の部分と、その断面コ字型の部分の2片間に前記骨組
    みの一部を挿入し、ネジの直線運動を利用して前記骨組
    みの一部を前記2片の一つに押し付けるように固定する
    止めネジとを備えていることを特徴とする、足場の連結
    金具。
  2. 【請求項2】 前記骨組みは、前記第1および第2の外
    壁材を建物の内側から支持するためのアングル材を備
    え、そのアングル材の一方のフランジ部分を前記断面コ
    字型の部分の2片間に挿入している、請求項1の足場の
    連結金具。
  3. 【請求項3】 前記アングル材の一方のフランジ部分が
    上向きであり、前記断面コ字型の部分がその開口側を下
    向きにしている、請求項2の足場の連結金具。
  4. 【請求項4】 前記骨組みに対するアンカー部は、前記
    断面コ字型の部分を含む板部分と、その板部分に固定さ
    れ、前記ジョイント部の一部を構成するナットとを含
    む、請求項1の足場の連結金具。
JP24509395A 1995-08-31 1995-08-31 足場の連結金具 Pending JPH0967927A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24509395A JPH0967927A (ja) 1995-08-31 1995-08-31 足場の連結金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24509395A JPH0967927A (ja) 1995-08-31 1995-08-31 足場の連結金具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0967927A true JPH0967927A (ja) 1997-03-11

Family

ID=17128506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24509395A Pending JPH0967927A (ja) 1995-08-31 1995-08-31 足場の連結金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0967927A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108149917A (zh) * 2017-12-28 2018-06-12 上海建工二建集团有限公司 一种可调节脚手架连墙组件及其施工方法
JP2021098935A (ja) * 2019-12-20 2021-07-01 ミサワホーム株式会社 足場つなぎアンカーの取付構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108149917A (zh) * 2017-12-28 2018-06-12 上海建工二建集团有限公司 一种可调节脚手架连墙组件及其施工方法
JP2021098935A (ja) * 2019-12-20 2021-07-01 ミサワホーム株式会社 足場つなぎアンカーの取付構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0967927A (ja) 足場の連結金具
JPH08312042A (ja) Alcパネル壁の取付構造
JP2611091B2 (ja) 足場の壁つなぎ取付金物
JPH09291592A (ja) 柱梁ブレース接続金物
JP3122624B2 (ja) 壁パネル用補強部材
JPH07116781B2 (ja) 外壁コンクリートパネルの取付け方法
JPH0714502Y2 (ja) 張壁受金物の支持構造
JP2002266456A (ja) 溝形鋼を用いた鋼製土台の構造
JPH10121615A (ja) 外壁開口部下の補強構造
JP2854841B2 (ja) パネル支持構造
JP3047847U (ja) 基礎取付用金具および基礎取付用柱
JP3122340B2 (ja) パネルの取付装置
JP2509857Y2 (ja) 建物外壁パネルの取付金物
JP3044169B2 (ja) 振止めバーの固定構造
JP2709155B2 (ja) Alc床パネルの取付工法
JPH06185141A (ja) 壁パネルの接続構造
JP2539997B2 (ja) 小梁の取付具
JPH10121571A (ja) 出隅部手摺壁パネルの取付構造
JPH0414560A (ja) 建築用立管ユニットのコンクリート打設用床板取付構造
JPH08177151A (ja) コーナーパネルの取り付け構造
JP2001059298A (ja) 外壁パネルの取付構造
JPH061501U (ja) バルコニー腰壁構造
JPH09268699A (ja) 建材用軽量形鋼
JPH0644834U (ja) パネル取り付け用金具
JPH0524828U (ja) パイプ製フエンスにおける支柱とビームの固定構造