JPH096748A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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JPH096748A
JPH096748A JP7149219A JP14921995A JPH096748A JP H096748 A JPH096748 A JP H096748A JP 7149219 A JP7149219 A JP 7149219A JP 14921995 A JP14921995 A JP 14921995A JP H096748 A JPH096748 A JP H096748A
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JP
Japan
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memory
signal
cpu
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JP7149219A
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Inventor
Katsuichi Sagi
勝一 鷺
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】CPU制御ROMなどのマイクロコンピュータ
に内蔵されたメモリのテスト時間を短縮する。 【構成】CPU1と、内蔵メモリとしてCPU1を制御
するCPU制御ROM3と、内蔵周辺機能回路として入
出力ポートP〜Sと、入出力ポートP〜Sに対応する入
出力バッファと、CPU制御ROM3のテスト時に活性
化されるテスト用制御信号を設定するテスト用制御端子
10とを有し、さらに、入出力ポートP〜SおよびCP
U制御ROM3の出力信号を入力しテスト用制御信号の
活性化によりCPU制御ROM3の出力信号を選択し入
出力バッファBF0〜BF2に同時出力するセレクタS
L0〜SL2を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータに
関し、特にメモリおよび周辺機能回路を内蔵するマイク
ロコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマイクロコンピュータに
内蔵されるメモリのテストは、メモリの内容をマイクロ
コンピュータの内部バスを介して、外部端子に出力する
ことにより行われていた。たとえば、図6は、従来のマ
イクロコンピュータに内蔵されるメモリテスト手段の構
成を示すブロック図である。
【0003】図6を参照すると、この従来のマイクロコ
ンピュータは、CPU1,内部バス2,CPU制御RO
M3,CPU制御信号線4,テスト用制御端子10,シ
フトレジスタ12,NORゲート13,セレクタ14,
入出力ポートP〜S,入出力バッファBF0〜BF3か
ら構成されている。これら各ブロックの中、主なブロッ
クについて説明を続ける。
【0004】CPU1は、CPU制御ROM3から出力
されるCPU制御信号線4により動作が制御される中央
処理装置部である。通常動作のとき、CPU1は、内部
バス2を介して入出力ポートP〜S,メモリ(図示せ
ず),その他の周辺機能回路(図示せず)にアクセスす
る。
【0005】内部バス2は、CPU1,入出力ポートP
〜S,メモリ(図示せず),その他の周辺周辺機能回路
(図示せず)およびセレクタ14の各ブロックの入出力
信号を接続する8ビットバスである。
【0006】CPU制御ROM3は、出力線であるCP
U制御信号線4に24ビットデータを出力する。
【0007】入出力ポートP〜Sは、内部バス2から信
号を入力および保持し入出力バッファBF0〜BF3へ
出力するか、または、入出力バッファBF0〜BF3か
ら信号を入力および保持し内部バス2へ出力する。
【0008】入出力バッファBF0〜BF3は、外部端
子P0〜P7、Q0〜Q7、R0〜R7、S0〜S7を
入力端子,出力端子または入出力端子として、それぞれ
接続する。
【0009】テスト用制御端子10は、CPU制御RO
M3のテスト時“1”になる。
【0010】シフトレジスタ12は、カスケード接続さ
れたレジスタT1,T2,T3を内蔵し、通常動作のと
きテスト用制御端子10から信号“0”が入力され、レ
ジスタT1,T2,T3の出力はリセットされ“0”を
出力している。テスト用制御端子10から信号“0”が
入力されたとき、レジスタT1,T2の値をNORゲー
ト13へ入力しNORゲート13の出力信号をレジスタ
T1の入力としているため、シフトレジスタ12のレジ
スタT1,T2,T3の値は、周期的に順次、1個のみ
の信号“1”がT1→T2→T3へとシフトし巡回する
構成となっている。これらレジスタT1,T2,T3の
値はセレクタ14へ出力されている。
【0011】セレクタ14は、CPU制御ROM3の出
力線であるCPU制御信号線4の上位,中位,下位各8
ビットよりの出力信号をそれぞれ入力とし、レジスタT
1,T2,T3の値がそれぞれ“1”であるとき、CP
U制御信号線4よりの出力信号の上位、中位、下位各8
ビットをそれぞれ選択し、8ビットの出力信号15とし
て内部バス2へ出力する。通常の動作では、テスト用制
御端子10の信号が“0”でありレジスタT1,T2,
T3の出力信号が“0”であるため、セレクタ14の出
力はハイインピーダンスとなる。
【0012】次に、図6を参照して、従来のマイクロコ
ンピュータの動作について説明する。
【0013】CPU制御ROM3のテスト時には、テス
ト用制御端子10=“1”となる。シフトレジスタ12
のレジスタT1,T2,T3の出力は、1個のみの信号
“1”をシフト巡回し、セレクタ14がCPU制御信号
線4の24ビット信号から上位,中位,下位の8ビット
づつ信号を順次選択し内部バス2に出力する。さらに、
入出力ポートQおよび入出力バッファBF1を介して、
外部端子Q0〜Q7へ出力される。
【0014】図7は、このときのテスト動作の1例を示
す波形図である。図7を参照して、さらに、詳細説明を
続ける。
【0015】この動作例では、CPU制御ROM3のア
ドレス入力が、シフトレジスタ12の3パルス周期で変
化する。したがって、シフトレジスタ12のレジスタT
1,T2,T3の出力が1個のみの信号“1”をシフト
巡回させる度に、CPU制御ROM3の24ビット出力
信号は更新され、CPU制御信号線4を経て、セレクタ
14へ連続して出力される。
【0016】テスト用制御端子10の値が“1”になっ
た直後の1パルス周期目においては、前シフト周期のレ
ジスタT1の値“0”がレジスタT2へ入力され、前シ
フト周期のレジスタT2の値“0”がレジスタT3へ入
力され、レジスタT1,T2の出力信号を入力とするN
ORゲート13の出力信号“1”がレジスタT1へ入力
されるため、レジスタT1,T2,T3の出力信号は、
それぞれ“1”,“0”,“0”となり、CPU制御R
OM3の出力信号の上位8ビットがセレクタ14に選択
され、内部バス2,入出力ポートQ,入出力バッファB
F1を経て、外部端子Q0〜Q7へ出力される。
【0017】同様に、次の2パルス周期目において、C
PU制御ROM3の出力信号の中位8ビットがセレクタ
14に選択され、3パルス周期目においては、CPU制
御ROM3よりの出力信号の下位8ビットがセレクタ1
4に選択され、内部バス2,入出力ポートQ,入出力バ
ッファBF1を経て、外部端子Q0〜Q7へ出力され
る。
【0018】以上の動作を繰返すことによって、CPU
制御ROMの24ビット信号を外部端子Q0〜Q7に出
力し、テストする。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】一般に、CPU制御R
OMはCPUハードウェアの制御が必要なため、1アド
レスで多くのビット数を持ち、CPU制御ROMをテス
トする際はCPU制御ROMよりの出力信号を内部バ
ス,入出力ポート,入出力バッファを介して外部端子に
出力することで、一度に内部バス幅以上の信号を転送で
きないため、CPU制御ROM出力を複数に分割して選
択、出力する必要が有り、テスト時間が長くなる。その
ため、CPUの回路規模増大に伴う1アドレスあたりの
CPU制御ROMのビット数の増加に伴い、テストのコ
ストが線形に増加する欠点を有していた。
【0020】したがって、本発明の目的は、CPU制御
ROMなどのマイクロコンピュータに内蔵されたメモリ
のテスト時間を短縮することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明による
マイクロコンピュータは、メモリおよび周辺機能回路を
内蔵し、前記周辺機能回路に対応する複数の入出力バッ
ファと、前記メモリのテスト時に活性化されるテスト用
制御信号を設定する設定手段とを有するマイクロコンピ
ュータにおいて、前記周辺機能回路および前記メモリの
出力信号を入力し前記テスト用制御信号の活性化により
前記メモリの出力信号を選択し前記複数の入出力バッフ
ァに同時出力する複数の選択手段を備えている。
【0022】また、前記メモリが複数の場合、前記複数
の選択手段は、前記テスト用制御信号の活性化により複
数の前記メモリの出力信号を選択し前記複数の入出力バ
ッファに同時出力する。
【0023】さらに、集積素子間の結線が多層の配線手
段をもつ場合、前記複数の選択手段の入力まで前記メモ
リの出力信号を分割配線する配線手段が、前記周辺機能
回路の内部信号配線層より上層の配線手段を有してい
る。
【0024】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0025】図1は、本発明のマイクロコンピュータの
実施例1を示すブロック図である。
【0026】図1を参照すると、本実施例のマイクロコ
ンピュータは、CPU1,内部バス2,CPU制御RO
M3,CPU制御信号線4,入出力ポートP〜S,入出
力バッファBF0〜BF3と、テスト用制御端子10と
を有し、さらに、セレクタSL0〜SL2を備えてい
る。これら各ブロックの中、主なブロックについて説明
を続ける。
【0027】CPU1は、CPU制御ROM3の出力デ
ータ線であるCPU制御信号線4により動作が制御され
る中央処理装置部である。通常動作のとき、CPU1
は、内部バス2を介して入出力ポートP〜S,メモリ
(図示せず),その他の周辺機能回路(図示せず)にア
クセスする。
【0028】内部バス2は、CPU1,入出力ポートP
〜S,メモリ(図示せず),その他の周辺周辺機能回路
(図示せず)の各ブロックの入出力信号を接続する8ビ
ットバスである。
【0029】CPU制御ROM3は、24ビットの出力
データをCPU制御信号線4に出力する。
【0030】CPU制御信号線4は、CPU制御ROM
3の24ビット出力データをCPUに配線すると共に、
8ビットづつ3分割しセレクタSL0〜SL2へそれぞ
れ配線する。これらのセレクタSL0〜SL2への分割
配線またはその1部の配線は、入出力ポートP〜S,そ
の他の周辺機能回路(図示せず)などの内部信号配線層
より上層の配線手段を有している。
【0031】入出力ポートP〜Rは、内部バス2から信
号を入力および保持しセレクタSL0〜SL2を介して
入出力バッファBF0〜BF2へ出力するか、または、
入出力バッファBF0〜BF2から信号を入力および保
持し内部バス2へ出力する。また、入出力ポートSは、
内部バス2から信号を入力および保持し入出力バッファ
BF3へ出力するか、または、入出力バッファBF3か
ら信号を入力および保持し内部バス2へ出力する。
【0032】入出力バッファBF0〜BF3は、外部端
子P0〜P7,Q0〜Q7,R0〜R7,S0〜S7を
入力端子,出力端子または入出力端子として、それぞれ
接続する。
【0033】テスト用制御端子10は、CPU制御RO
M3のテスト時に活性化され、“1”になる。
【0034】セレクタSL0〜SL2は、テスト用制御
端子10からの入力信号が“1”のとき、CPU制御R
OM3の出力線であるCPU制御信号線4で分割された
上位8ビット,中位8ビット,下位8ビットの信号をそ
れぞれ選択し外部端子P0〜P7,Q0〜Q7,R0〜
R7へ出力し、テスト用制御端子10からの入力信号が
“0”のとき、入出力ポートP,Q,Rよりの出力信号
を選択して入出力バッファBF0〜BF3へ出力する。
【0035】図2は、図1のセレクタSL0〜SL2の
詳細構成例を示す回路図である。
【0036】図2を参照すると、セレクタSL0〜SL
2は、テスト用制御端子10、インバータ11、トラン
スファゲートG0〜G7、H0〜H7で構成されてい
る。
【0037】通常の動作状態において、テスト用制御端
子10からの入力信号は“0”となり、インバータ11
よりの出力信号が“1”となり、トランスファゲートG
0〜G7がオフ状態となり、トランスファゲートH0〜
H7がオン状態となり、入出力ポートからの入力信号が
選択され入出力バッファに出力される。CPU制御RO
M3のテスト時において、テスト用制御端子10からの
入力信号は“1”となり、インバータ11よりの出力信
号が“0”となり、トランスファゲートG0〜G7がオ
ン状態となり、トランスファゲートH0〜H7がオフ状
態となり、CPU制御ROM3からの入力信号が選択さ
れ入出力バッファに出力される。
【0038】次に、図1およびその動作の1例を示す波
形図である図3を参照して、本実施例のマイクロコンピ
ュータのCPU制御ROM3の出力動作を説明する。
【0039】テスト用制御端子10からの入力信号は、
通常動作時、“0”となっているため、セレクタSL0
〜SL2は、それぞれ入出力ポートP〜Rの出力信号を
選択状態であり、各入出力ポートの出力を入出力バッフ
ァBF0〜BF2を介して、外部端子P0〜P7、Q0
〜Q7、R0〜R7へ出力する。
【0040】CPU制御ROM3のテスト時には、テス
ト用制御端子10=“1”となり、セレクタSL0〜S
L2は、CPU制御ROM3の24ビット出力線である
CPU制御信号線4の上位,中位,下位8ビット信号を
それぞれ選択する。パルス周期t毎に、CPU制御RO
M3の24ビットの出力信号がCPU制御信号線4に出
力され、CPU制御ROM3の上位の8ビット出力信号
は、CPU制御信号線4,セレクタSL0,入出力バッ
ファBF0を介して、外部端子P0〜P7へ出力され
る。同様に、CPU制御ROM3の中位,下位の8ビッ
ト出力信号は、外部端子Q0〜Q7,R0〜R7へそれ
ぞれ出力される。
【0041】図4は、本発明のマイクロコンピュータの
実施例2を示すブロック図である。
【0042】図4を参照すると、本実施例のマイクロコ
ンピュータは、テスト用制御端子10、CPU1、内部
バス2、CPU制御ROM3、CPU制御信号線4、命
令メモリ5、命令メモリ出力信号線6、入出力ポートP
〜S,入出力バッファBF0〜BF3と、テスト用制御
端子10とを有し、さらに、セレクタSL0〜SL3を
備えている。これら各ブロックの中、命令メモリ5,命
令メモリ出力信号線6,セレクタSL3およびその入出
力関係以外は、図1の実施例1と同じであり、説明を省
略する。
【0043】命令メモリ5は命令メモリ出力信号線6を
経て、セレクタSL3と内部バス2へ、命令である8ビ
ット信号を出力する。
【0044】命令メモリ出力信号線6は、命令メモリ5
の8ビット出力信号を内部バス2に配線すると共に、セ
レクタSL3へ分割配線する。このセレクタSL3への
分割配線またはその1部の配線は、入出力ポートP〜
S,その他の周辺機能回路(図示せず)などの内部信号
配線層より上層の配線手段を有している。
【0045】セレクタSL3は、テスト用制御端子10
からの入力が“1”のとき、命令メモリ5の出力信号を
命令メモリ信号線6を介して選択し、テスト用制御端子
10からの入力が“0”のとき、入出力ポートRからの
出力信号を選択して、外部端子R0〜R7へ出力する。
セレクタSL3の構成は、図2と同様である。
【0046】次に、図4およびその動作の1例を示す波
形図である図5を参照して、本実施例のマイクロコンピ
ュータの命令メモリ5の出力動作を説明する。また、C
PU制御ROM3の出力動作については、図1の実施例
1と同じであり、説明を省略する。
【0047】テスト用制御端子10からの入力信号は、
通常動作時、“0”となっているため、セレクタSL3
は入出力ポートSの出力信号を選択状態であり、入出力
ポートSの出力を入出力バッファBF3を介して外部端
子R0〜R7へ出力する。
【0048】命令メモリ5のテスト時には、テスト用制
御端子10=“1”となり、セレクタSL3、命令メモ
リ5の8ビット出力信号を選択する。パルス周期t毎
に、命令メモリ5の8ビット出力信号は、信号線6,セ
レクタSL3,入出力バッファBF3を介して、外部端
子S0〜S7へ出力される。
【0049】以上のように、本実施例2のマイクロコン
ピュータは、CPU制御ROM3からの出力信号だけで
なく、メモリテスト時未使用の外部端子S0〜S7に命
令メモリ5からの出力信号を同時に出力することによ
り、実施例1に比べ一度に多くのメモリテストを行い、
メモリテスト時間をより短縮することが可能である。
【0050】これら実施例におけるCPU制御信号線
4,命令メモリ出力信号線6またはそれらの1部の配線
は、入出力ポートP〜S,その他の周辺機能回路(図示
せず)などの内部信号配線層より上層の配線手段を有し
ている。
【0051】この2層以上の金属による多層配線手段
が、集積回路の製造技術の進歩により、集積素子間の結
線として利用可能になって来ている。この多層配線によ
る集積回路は、1層配線のものより高コストとなる。し
かし、単位面積当たりの集積素子密度を著しく向上させ
ることができるため、上述のメモリおよび周辺機能回路
などをシリコン上に多数集積し、ユーザ専用システム全
体を1チップに搭載する流れにある。
【0052】したがって、入出力ポートP〜S,その他
の周辺機能回路(図示せず)などの内部信号配線層より
上層の配線手段を、CPU制御信号線4,命令メモリ出
力信号線6またはそれらの1部の配線として用いること
により、セレクタSL0〜SL3への分割配線によるチ
ップ面積増大を抑制することができる。
【0053】なお、本発明によるマイクロコンピュータ
は、上述した実施例に限定されるものではなく、その要
旨を逸脱しない範囲で変更可能であることは言うまでも
ない。
【0054】たとえば、実施例では、CPU制御ROM
および命令メモリの出力を入出力用外部端子に出力して
いるが、入出力用外部端子だけでなくメモリテスト時に
未使用となる端子をすべて出力端子に割り当てることに
よって、一度に出力するデータ量をさらに増加すること
が可能である。
【0055】また、実施例において、メモリテスト時に
CPU制御ROMの出力データを専用のテストバスを用
いて端子に出力しているが、その1組については内部バ
スを兼用することにより配線面積を縮小することが可能
である。
【0056】また、実施例において、メモリテスト時の
制御信号端子を専用に設けているが、CPUにテスト命
令を追加し、メモリテスト制御信号端子のレベルを命令
で発生することによって端子を減らすことが可能であ
る。
【0057】さらに、実施例において、メモリテスト時
のメモリをCPU制御ROMとしているが、CPU制御
ROM以外の内蔵メモリについても内蔵メモリを複数に
分割することにより、内蔵メモリのテスト時間を短縮す
ることが可能である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるマイ
クロコンピュータは、周辺機能回路と入出力バッファと
の間に、内蔵されたメモリおよび周辺機能回路の出力信
号を選択する複数の選択手段を備え、その入力信号配線
が周辺機能回路の内部信号配線層より上層の配線手段を
有しているため、メモリのテスト時に、内部バス幅以上
のデータを複数の外部端子に一度に出力し、内蔵された
メモリのテスト時間を著しく短縮でき、テストコストを
削減できる。
【0059】また、内蔵されたメモリが複数の場合も、
メモリのテスト時に、複数の選択手段により、複数のメ
モリの出力信号を選択し複数の外部端子に同時出力し、
テスト時間を著しく短縮できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイクロコンピュータの実施例1を示
すブロック図である。
【図2】図1のセレクタSL0〜SL2の詳細構成例を
示す回路図である。
【図3】図1のマイクロコンピュータにおける動作の1
例を示す波形図である。
【図4】本発明のマイクロコンピュータの実施例2を示
すブロック図である。
【図5】図4のマイクロコンピュータにおける動作の1
例を示す波形図である。
【図6】従来のマイクロコンピュータの1例を示すブロ
ック図である。
【図7】図6のマイクロコンピュータにおける動作の1
例を示す波形図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 内部バス 3 CPU制御ROM 4 CPU制御信号線 5 命令メモリ 6 命令メモリ出力信号線 10 テスト用制御端子 11 インバータ 12 シフトレジスタ 13 NORゲート 14,SL0〜SL3 セレクタ BF0〜BF3 入出力バッファ G0〜G7,H0〜H7 トランスファゲート P,Q,R,S 入出力ポート P0〜P7,Q0〜Q7,R0〜R7,S0〜S7
外部端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリおよび周辺機能回路を内蔵し、前
    記周辺機能回路に対応する複数の入出力バッファと、前
    記メモリのテスト時に活性化されるテスト用制御信号を
    設定する設定手段とを有するマイクロコンピュータにお
    いて、 前記周辺機能回路および前記メモリの出力信号を入力し
    前記テスト用制御信号の活性化により前記メモリの出力
    信号を選択し前記複数の入出力バッファに同時出力する
    複数の選択手段を備えることを特徴とするマイクロコン
    ピュータ。
  2. 【請求項2】 前記複数の選択手段は、前記テスト用制
    御信号の活性化により複数個の前記メモリの出力信号を
    選択し前記複数の入出力バッファに同時出力する請求項
    1記載のマイクロコンピュータ。
  3. 【請求項3】 前記複数の選択手段の入力まで前記メモ
    リの出力信号を分割配線する配線手段が、前記周辺機能
    回路の内部信号配線層より上層の配線手段を有する請求
    項1または2記載のマイクロコンピュータ。
JP7149219A 1995-06-15 1995-06-15 マイクロコンピュータ Pending JPH096748A (ja)

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Effective date: 20010313