JP2001035200A - 集積回路 - Google Patents

集積回路

Info

Publication number
JP2001035200A
JP2001035200A JP11205161A JP20516199A JP2001035200A JP 2001035200 A JP2001035200 A JP 2001035200A JP 11205161 A JP11205161 A JP 11205161A JP 20516199 A JP20516199 A JP 20516199A JP 2001035200 A JP2001035200 A JP 2001035200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
test
external interface
circuit
address bus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11205161A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Okada
昌幸 岡田
Tetsuya Hara
哲也 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP11205161A priority Critical patent/JP2001035200A/ja
Publication of JP2001035200A publication Critical patent/JP2001035200A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路面積およびチップ面積の増大を抑制する
とともに、メモリのテスト速度をより正確に測定可能に
した集積回路を得ることである。 【解決手段】 メモリ12a,12bと、該メモリ12
a,12b近傍に構成されたそのメモリをテストするテ
スト回路13a,13bとを、外部インタフェース14
近傍における回路を構成するチップ外周領域の特定位置
に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テスト回路のア
ドレスバスおよびデータバスのチップ上の占有面積を削
減し、回路面積の縮小およびメモリのアクセスに要する
時間などの正確な測定を可能にする集積回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】大規模なLSIは複数のブロックからな
り、各ブロックはロジック部とバッファメモリとバッフ
ァメモリをテストするテスト回路から構成されている。
また、各ブロックのバッファメモリをテストするテスト
回路のアドレスバスおよびデータバスと、ロジック部の
レジスタへデータを設定するためのアドレスバスおよび
データバスが存在する。
【0003】このような大規模なLSIでは各ブロック
ごとに設計担当者が割り当てられるため、前述したよう
に各ブロックごとにそれぞれの設計担当者によるテスト
回路が設けられる構成となる。
【0004】図5は、このような従来の集積回路のロジ
ック部とテスト回路、外部インタフェースなどの配置関
係を示すブロック図であり、図において、1および4は
テスト回路、2および5はバッファメモリ、3および6
はロジック部、7は外部インタフェースである。8aは
テスト回路用のアドレスバス、8bはテスト回路用のデ
ータバス、9aはロジック部のレジスタへデータを設定
するためのアドレスバス、9bは前記レジスタへデータ
を設定するためのデータバスである。
【0005】100はこれらテスト回路1,4、バッフ
ァメモリ2,5、ロジック部3,6、外部インタフェー
ス7、テスト回路用のアドレスバス8aおよびデータバ
ス8b、ロジック部のレジスタへデータを設定するため
のアドレスバス9aおよびデータバス9bなどを備えた
集積回路である。
【0006】次に、動作について説明する。従来の集積
回路では、バッファメモリ2およびロジック部3などの
ブロック、バッファメモリ5およびロジック部6などの
ブロックは、それぞれブロックごとに設計担当者が異な
っており、バッファメモリ2に対する書込テストおよび
読出テストはテスト回路1で行い、またバッファメモリ
5に対する書込テストおよび読出テストはテスト回路4
で行う。このため、外部インタフェース7とテスト回路
1およびテスト回路4との間にテスト回路用のアドレス
バス8aおよびデータバス8bを設け、外部インタフェ
ース7を介してテスト回路1,4によりバッファメモリ
2,5についての書込データ、読出データ、およびその
アドレスなどを入出力し、バッファメモリ2,5につい
てのメモリテストを行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の集積回路は以上
のように構成されていたので、テスト回路がメモリやロ
ジック部などの各ブロックごとに配置される構成上、一
つのブロックに対しアドレスバス、データバスがそれぞ
れ二本ずつ必要となり、ブロックの数が増えるとアドレ
スバス、データバスもそれぞれ多くなりチップ面積が増
大する課題があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、回路面積およびチップ面積の
増大を抑制するとともに、メモリのテスト速度をより正
確に測定可能にした集積回路を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る集積回路
は、メモリと、該メモリ近傍に構成されたそのメモリを
テストするテスト回路とを、外部インタフェース近傍に
おける回路を構成するチップ外周領域の特定位置に配置
する構成を備えるようにしたものである。
【0010】この発明に係る集積回路は、ブロックごと
のメモリと、該メモリをテストするテスト回路の組を全
ブロックについてチップ外周領域の特定位置に集め、メ
モリとテスト回路の前記各組と、各ブロックのロジック
部と、外部インタフェースとの間を接続する信号経路で
あるアドレスバスおよびデータバスを、前記各ブロック
のロジック部が共用するロジック部−外部インタフェー
ス間アドレスバスおよびロジック部−外部インタフェー
ス間データバスと、前記各組のメモリをそのテスト回路
を使用してテストする時、および前記ロジック部から前
記メモリをアクセスする時に共用されるメモリ−外部イ
ンタフェース間アドレスバスおよびメモリ−外部インタ
フェース間データバスとで構成するようにしたものであ
る。
【0011】この発明に係る集積回路は、ブロックごと
のメモリと、該メモリをテストするテスト回路を、全ブ
ロック共通に1つのメモリと1つのテスト回路に集約
し、該集約した前記メモリと前記テスト回路と、各ブロ
ックのロジック部と、外部インタフェースとの間を接続
する信号経路であるアドレスバスおよびデータバスを、
前記各ブロックのロジック部が共用するロジック部−外
部インタフェース間アドレスバスおよびロジック部−外
部インタフェース間データバスと、前記集約したメモ
リ、テスト回路と前記外部インタフェースとを接続し、
前記メモリを前記テスト回路を使用してテストする時、
および前記ロジック部から前記メモリをアクセスする時
に共用されるメモリ−外部インタフェース間アドレスバ
スおよびメモリ−外部インタフェース間データバスとで
構成するようにしたものである。
【0012】この発明に係る集積回路は、テスト回路を
前記各ブロックのロジック部内に配置する構成を備える
ようにしたものである。
【0013】この発明に係る集積回路は、各ブロック内
においてメモリとロジック部とを接続した、前記ロジッ
ク部から前記メモリをアクセスする時、および前記メモ
リをそのテスト回路を使用してテストする時に共用され
るブロック内アドレスバスおよびブロック内データバス
を有し、外部インタフェースと前記各ブロックとの間の
信号経路であるアドレスバスおよびデータバスを、テス
ト時に前記外部インタフェースから入力するテストアド
レスやテストデータなどのテスト信号経路として共用す
る構成を備えるようにしたものである。
【0014】この発明に係る集積回路は、各ブロック内
においてメモリとロジック部とをラッチ回路を介して接
続した、前記ロジック部から前記メモリをアクセスする
時、および前記メモリをそのテスト回路を使用してテス
トする時に共用されるブロック内アドレスバスおよびブ
ロック内データバスを有し、外部インタフェースと前記
各ブロックとの間の信号経路であるアドレスバスおよび
データバスを、テスト時に前記外部インタフェースから
入力するテストアドレスやテストデータなどのテスト信
号経路として共用する構成を備えるようにしたものであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて説明する。 実施の形態1.図1は、この実施の形態1の集積回路に
おけるロジック部とテスト回路、外部インタフェースな
どの配置関係を示すブロック図であり、図において、1
0は集積回路、11a、11bはロジック部、12a,
12bはメモリ、13a、13bはテスト回路、14は
外部インタフェースである。
【0016】テスト回路13a,13bの構成として
は、図示していないがデータバス21bとメモリ12
a,12bとの間に設けられたデータのメモリ入出力回
路、アドレスバス21aとメモリ12a,12bとの間
に設けられたアドレスのメモリ入力回路、その他、テス
ト時に使用する回路などを有している。また、この実施
の形態1の集積回路では、メモリ12a,12bおよび
テスト回路13a,13bは、外部インタフェース14
近傍に配置されている構成である。
【0017】ロジック部11a、メモリ12a、テスト
回路13aにより1つのブロックを構成し、またロジッ
ク部11b、メモリ12b、テスト回路13bにより別
のブロックを構成している。
【0018】21aはテスト回路13a,13bとロジ
ック部11a,11bに共用されるアドレスバス(メモ
リ−外部インタフェース間アドレスバス)であり、メモ
リ12a,12bと外部インタフェース14との間を接
続するアドレスバス、21bは前記テスト回路13a,
13bと前記ロジック部11a,11bに共用されるデ
ータバス(メモリ−外部インタフェース間データバス)
であり、メモリ12a,12bと外部インタフェース1
4との間を接続するデータバスである。22aはロジッ
ク部11a,11bのレジスタへデータを設定するため
などに使用されるアドレスバス(ロジック部−外部イン
タフェース間アドレスバス)であり、ロジック部11
a,11bと外部インタフェース14との間を接続する
アドレスバス、22bはロジック部11a,11bのレ
ジスタへデータを設定するためなどに使用されるデータ
バス(ロジック部−外部インタフェース間データバス)
であり、ロジック部11a,11bと外部インタフェー
ス14との間を接続するデータバスである。
【0019】また、アドレスバス22aとアドレスバス
21aの分離、およびデータバス22bとデータバス2
1bの分離を、外部インタフェース14から入力される
制御信号をもとに制御可能にするためのバス分離手段1
4a,14bを設けることができ、このバス分離手段1
4a,14bとしてはアナログスイッチ、双方向のトラ
イステートバッファなどを使用することができる。
【0020】また、14cは外部インタフェース14を
介して外部からアドレスバス21aへアドレスを入力す
るためのテスト用アドレス入力手段であり、前記制御信
号をもとに活性化されるトライステートバッファを使用
することができる。
【0021】また、14dはメモリ12a,12bへ書
き込むデータ、またはメモリ12a,12bから読み出
したデータを、外部インタフェース14を介して外部に
対し入出力するためのテスト用データ入出力手段であ
り、前記制御信号をもとに活性化される双方向のトライ
ステートバッファを用いることができる。
【0022】また、14eはテスト回路13a,13b
の機能を作動させるかさせないかを制御するレジスタで
あり、レジスタ14eに所定のデータを設定すること
で、アドレスバス21aおよびデータバス21bはテス
ト回路13a,13bを介してメモリ12a,12bと
接続され、あるいはテスト回路13a,13bを迂回し
てメモリ12a,12bと接続される。従って、テスト
回路13a,13bを使用しない場合には、前記レジス
タ14eに設定されたデータによりテスト回路は無効化
され、またテスト回路を使用する場合にはレジスタ14
eに設定されたデータによりテスト回路が機能してメモ
リ12a,12bに対するテストが可能になる。
【0023】次に、動作について説明する。メモリのテ
スト手法は外部からテストアドレスとテストデータを与
えることによりテストを行う。テスト対象となるメモリ
は、従来ではLSI内のあらかじめ設計された位置に配
置されているため、そのテスト回路も前記メモリの配置
位置近傍に配置されることになり、この結果、従来では
テスト回路用のアドレスバス、データバスが外部インタ
フェースと前記メモリとの位置関係から集積回路内に散
らばることになる。
【0024】一方、この実施の形態1では、外部インタ
フェース14を介してアドレスバス21aをロジック部
11a,11bのアドレスバスとして共有化し、またデ
ータバス21bをロジック部11a,11bのデータバ
スとして共有化し、各ブロックのメモリ12a,12b
とテスト回路13a,13bを特定の位置、すなわち外
部インタフェース14の近くに配置することで、アドレ
スバス21aおよびデータバス21bを回路構成領域の
外周部の外部インタフェース14近傍の特定の位置に集
約可能にする。
【0025】そして、外部インタフェース14の所定の
ピンから前記制御信号をバス分離手段14a,14bに
入力することにより、前記アドレスバス22aと前記ア
ドレスバス21a間、および前記データバス22bと前
記データバス21b間を外部インタフェース14のロジ
ック部11a,11b側で分離する。
【0026】また、前記制御信号をもとに、テスト用デ
ータ入出力手段14dを活性化させ、テスト用データ入
出力手段14dを介して外部から入力したテスト回路1
3a,13bを機能させるための所定のデータをレジス
タ14eに設定し、テスト回路13a,13bを機能さ
せる。
【0027】また、前記制御信号をもとに活性化させた
テスト用アドレス入力手段14cおよびテスト用データ
入出力手段14dを介して入力したテストアドレスおよ
びテストデータをもとに、外部インタフェース14から
テスト回路13a,13bを使用してメモリ12a,1
2bへアクセス可能にし、メモリ12a,12bのテス
トを実行する。
【0028】従って、この実施の形態1によれば、メモ
リ12a,12bとテスト回路13a,13bを特定の
位置、すなわち外部インタフェース14近傍の領域に集
約し、ロジック部11a,11bとメモリ12a,12
b間での本来のデータやアドレス授受のためのアドレス
バス、データバスとして、外部インタフェース14を介
してアドレスバス21aとアドレスバス22aを、さら
にデータバス21bとデータバス22bを使用し、また
テスト回路13a、13bを使用したメモリ12a,1
2bのテスト時には前記アドレスバス21aと前記デー
タバス21bを使用し、前記アドレスバス21aと前記
データバス21bについて、前記ロジック部11a,1
1bとメモリ12a,12b間でのアクセス時と前記テ
スト時とで共有化する構成にすることで、従来、LSI
内のロジック部周辺にはりめぐらす必要があったテスト
回路用のアドレスバスやデータバスを特定の位置、すな
わち集積回路構成領域外周部の外部インタフェース14
近傍に集約することが可能になり、前記テスト回路用の
アドレスバスやデータバスにより占有される面積を削減
できる集積回路が得られる効果がある。
【0029】実施の形態2.図2は、この実施の形態2
の集積回路の構成を示すブロック図であり、図1と同一
または相当の部分については同一の符号を付し説明を省
略する。図2において、31は図1に示すメモリ12a
とメモリ12bとを論理的に1つに集約したメモリ、3
2は図1に示すテスト回路13aとテスト回路13bを
1つに集約したテスト回路、50は集積回路である。
【0030】次に、動作について説明する。この実施の
形態2の集積回路50では、メモリとテスト回路が1つ
に集約されている。このため、前記実施の形態1の集積
回路ではメモリ12aに対するテスト回路13aと、メ
モリ12bに対するテスト回路13bが必要であり、ア
ドレスバス21aおよびデータバス21bと、メモリ1
2a,12bとの間には、それぞれ各メモリに対するア
ドレスのメモリ入力回路とデータのメモリ入出力回路が
必要であったのに対し、この実施の形態2では1組のア
ドレスのメモリ入力回路およびデータのメモリ入出力回
路と、その他、テスト時に使用する回路で足りるように
なる。
【0031】なお、この実施の形態2では、図示してい
ないアドレスデコーダは、一つに集約したメモリ31の
全領域に対応したアドレスを選択できるようになってい
る。
【0032】従って、この実施の形態2によれば、前記
実施の形態1と同様な効果が得られ、さらにまた、テス
ト回路を1つに集約したことで、前記実施の形態1で必
要であった各テスト回路へのアドレスバス21aおよび
データバス21bの分岐経路を不要にでき、またテスト
回路を1つに集約したことで前記テスト回路の占有面積
を削減でき、前記アドレスバス21aおよびデータバス
21bの分岐経路を不要にした分と、前記テスト回路を
1つに集約した分とでチップ上に構成される回路面積を
より削減できる集積回路が得られる効果がある。
【0033】実施の形態3.前記実施の形態1および実
施の形態2では、メモリのテスト回路はロジック部11
a,11bの外部に存在していたため、テスト回路とロ
ジック部に接続されるバスがそれぞれ2本、すなわち合
計4本(アドレスバス21aとアドレスバス22a、デ
ータバス21bとデータバス22b)必要であった。
【0034】この実施の形態3の集積回路では、メモリ
のテスト回路をロジック部に組み込んだ構成にして、ロ
ジック部のレジスタ設定用に使用していたアドレスバス
22aおよびデータバス22bの全経路を、テスト回路
41a,41bを使用してテストを行う際に使用するア
ドレスバスおよびデータバスとして共有するように構成
した。
【0035】図3は、この実施の形態3の集積回路の構
成を示すブロック図である。図3において図1と同一ま
たは相当の部分については同一の符号を付し説明を省略
する。図3において、23aはメモリ12aとロジック
部11aとを接続した、前記ロジック部11aから前記
メモリ12aをアクセスする時、および前記メモリ12
aをそのテスト回路41aを使用してテストする時に共
用されるブロック内アドレスバスおよびブロック内デー
タバスである。23bはメモリ12bとロジック部11
bとを接続した、前記ロジック部11bから前記メモリ
12bをアクセスする時、および前記メモリ12bをそ
のテスト回路41bを使用してテストする時に共用され
るブロック内アドレスバスおよびブロック内データバス
である。41aはロジック部11aに組み込まれたテス
ト回路、41bはロジック部11bに組み込まれたテス
ト回路、40は外部インタフェース、60は集積回路で
ある。なお、メモリ12a、ロジック部11a、テスト
回路41aで1つのブロックが構成され、また、メモリ
12b、ロジック部11b、テスト回路41bで1つの
ブロックが構成される。
【0036】この実施の形態3の集積回路60において
も、テスト回路13a,13bの機能を作動させるかさ
せないかを制御するレジスタ14eに所定のデータを設
定することで、アドレスバス22aおよびデータバス2
2bはテスト回路41a,41bを介してメモリ12
a,12bと接続され、あるいはテスト回路13a,1
3bを迂回してロジック部11a,11bとメモリ12
a,12bへ接続される。
【0037】従って、テスト回路41a,41bを使用
しない場合には、前記レジスタ14eに設定されたデー
タにより前記テスト回路は無効化され、また前記テスト
回路を使用する場合にはレジスタ14eに設定されたデ
ータにより前記テスト回路が機能してメモリ12a,1
2bに対するテストが可能になる。
【0038】以上のような回路構成にすることで、テス
ト回路41a,41bはロジック部11a,11bのレ
ジスタ設定用に使用していたアドレスバス22a、デー
タバス22bの全経路を共有することができ、従来では
ブロックが増えるたびバスも4本(図5に示すようにロ
ジック部と、メモリおよびテスト回路へのアドレスバス
2本、データバス2本)ずつ増加したが、この実施の形
態3ではブロックが増えてもそのロジック部のレジスタ
設定用に必要なバスが2本(アドレスバス1本とデータ
バス1本)増えるだけになり、テスト回路の増加に伴っ
てチップ上に構成される前記アドレスバスやデータバス
による占有面積の増加を抑制できる集積回路が得られる
効果がある。
【0039】さらに、この実施の形態3によれば、ロジ
ック部の内部にテスト回路を設けるため、ロジック部の
外部にテスト回路を設ける構成に比べ、ロジック部がメ
モリを実際に使用する状態でテストを行うことができる
ため、メモリのアクセスに要する時間などのテスト回路
によるテストがより正確に測定できる集積回路が得られ
る効果がある。
【0040】実施の形態4.図4は、この実施の形態4
の集積回路の構成を示すブロック図である。図4におい
て図3と同一または相当の部分については同一の符号を
付し説明を省略する。図4において、15aはロジック
部11aに構成されたラッチ回路、15bはロジック部
11bに構成されたラッチ回路、70は集積回路であ
る。
【0041】次に、動作について説明する。ロジック部
11aがメモリ12aを、ロジック部11bがメモリ1
2bを使用する場合、メモリ12a,12bのデータは
ブロック部11a,11bの内部で、先ずラッチ回路1
5a,15bにそれぞれラッチされる。そして、ロジッ
ク部11a,11bはラッチ回路15a,15bに保持
されたデータを使って処理を行う。従って、ロジック部
がメモリを実際に使用する状態に近い状態でテストする
ためには、ロジック部11a,11bのラッチ回路15
a,15bを介してメモリ12a,12bをテスト回路
41a,41bと接続する必要がある。
【0042】この実施の形態4の集積回路70では、テ
スト回路13a,13bの機能を作動させるかさせない
かを制御するレジスタ14eに所定のデータを設定する
ことで、アドレスバス22aおよびデータバス22b
は、テスト回路41a,41bとラッチ回路15a,1
5bを介してメモリ12a,12bと接続される。ある
いはテスト回路13a,13bを迂回してロジック部1
1a,11bと接続されるとともに、ラッチ回路15
a,15bを介してメモリ12a,12bへ接続され
る。
【0043】従って、この実施の形態4によれば、前記
実施の形態3と同様な効果が得られ、さらにロジック部
11a,11bがメモリ12a,12bをラッチ回路1
5a,15bを介して実際に使用する状態により近い状
態でテストを行うことが可能になり、メモリ12a,1
2bのアクセスに要する時間などのテスト回路によるテ
ストが前記実施の形態3に比べより正確に測定できる集
積回路が得られる効果がある。
【0044】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、メモ
リと、該メモリ近傍に構成されたそのメモリをテストす
るテスト回路とを、外部インタフェース近傍における回
路を構成するチップ外周領域の特定位置に配置するよう
に構成したので、前記テスト回路と接続されたアドレス
バスやデータバスを前記チップ外周領域の特定位置、す
なわち集積回路構成領域外周部の前記外部インタフェー
ス近傍に集約することができ、前記テスト回路へ接続さ
れた前記アドレスバスや前記データバスにより占有され
る面積を削減でき、チップ面積の増大を抑制でき、さら
に、前記テスト回路へ接続された従来のアドレスバスや
データバスにより占有されていた領域を有効活用できる
効果がある。
【0045】この発明によれば、ブロックごとのメモリ
と、該メモリをテストするテスト回路の組を全ブロック
についてチップ外周領域の特定位置に集めるとともに、
前記メモリと前記テスト回路の各組と、各ブロックのロ
ジック部と、外部インタフェースとの間を接続する信号
経路であるアドレスバスおよびデータバスにおいて、メ
モリ−外部インタフェース間アドレスバスおよびメモリ
−外部インタフェース間データバスを前記各組のメモリ
をそのテスト回路を使用してテストする時、および前記
ロジック部から前記メモリをアクセスする時に共用する
ように構成したので、前記テスト回路と前記外部インタ
フェースとの間のアドレスバスやデータバスを前記チッ
プ外周領域の特定位置、すなわち集積回路構成領域外周
部の前記外部インタフェース近傍に集約することがで
き、前記テスト回路と前記外部インタフェースとの間の
アドレスバスおよびデータバスの占有面積を削減でき、
チップ面積の増大を抑制でき、さらに、前記テスト回路
と前記外部インタフェースとの間を接続した従来のアド
レスバスやデータバスにより占有されていた領域を有効
活用できる効果がある。
【0046】この発明によれば、ブロックごとのメモリ
と、該メモリをテストするテスト回路を、全ブロック共
通に1つのメモリと1つのテスト回路に集約し、該集約
した前記メモリと前記テスト回路と、各ブロックのロジ
ック部と、外部インタフェースとの間を接続する信号経
路であるアドレスバスおよびデータバスを、前記各ブロ
ックのロジック部が共用するロジック部−外部インタフ
ェース間アドレスバスおよびロジック部−外部インタフ
ェース間データバスと、前記集約したメモリ、テスト回
路と前記外部インタフェースとを接続し、前記メモリを
前記テスト回路を使用してテストする時、および前記ロ
ジック部から前記メモリをアクセスする時に共用される
メモリ−外部インタフェース間アドレスバスおよびメモ
リ−外部インタフェース間データバスとで構成するよう
にしたので、テスト回路が複数配置される場合に必要で
あった前記各テスト回路へのアドレスバスおよびデータ
バスの分岐経路構成を不要にでき、またテスト回路を1
つに集約したことで前記テスト回路の占有面積を削減で
き、前記アドレスバスおよびデータバスの分岐経路構成
を不要にした分と、前記テスト回路を1つに集約した分
とでチップ上に構成される回路面積をより削減でき、チ
ップ面積の増大を抑制できる効果がある。
【0047】この発明によれば、テスト回路を各ブロッ
クのロジック部内に配置するように構成したので、前記
ロジック部がメモリを実際に使用する状態でテストを行
うことができ、前記メモリのアクセスに要する時間など
の前記テスト回路によるテストがより正確に測定できる
効果がある。
【0048】この発明によれば、各ブロック内において
メモリとロジック部とを接続した、前記ロジック部から
前記メモリをアクセスする時、および前記メモリをその
テスト回路を使用してテストする時に共用されるブロッ
ク内アドレスバスおよびブロック内データバスを有し、
外部インタフェースと前記各ブロックとの間の信号経路
であるアドレスバスおよびデータバスを、テスト時に前
記外部インタフェースから入力するテストアドレスやテ
ストデータなどのテスト信号経路として共用するように
構成したので、テスト回路が増加してもチップ上に構成
されるテスト用のアドレスバスやデータバスは増加せ
ず、これらアドレスバスやデータバスによる占有面積の
増加を抑制でき、チップ面積の増大を抑制でき、さらに
ロジック部がメモリを実際に使用する状態でテストを行
うことができるため、前記メモリのアクセスに要する時
間などの前記テスト回路によるテストがより正確に測定
できる効果がある。
【0049】この発明によれば、各ブロック内において
メモリとロジック部とをラッチ回路を介して接続した、
前記ロジック部から前記メモリをアクセスする時、およ
び前記メモリをそのテスト回路を使用してテストする時
に共用されるブロック内アドレスバスおよびブロック内
データバスを有し、外部インタフェースと前記各ブロッ
クとの間の信号経路であるアドレスバスおよびデータバ
スを、テスト時に前記外部インタフェースから入力する
テストアドレスやテストデータなどのテスト信号経路と
して共用するように構成したので、テスト回路が増加し
てもチップ上に構成されるテスト用のアドレスバスやデ
ータバスは増加せず、これらアドレスバスやデータバス
による占有面積の増加を抑制でき、チップ面積の増大を
抑制でき、さらに前記ラッチ回路を介してテストするた
め、ロジック部がメモリを実際に使用する状態に、より
近い状態でテストを行うことができるため、前記メモリ
のアクセスに要する時間などの前記テスト回路によるテ
ストがさらにより正確に測定できる効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の集積回路における
ロジック部とテスト回路、外部インタフェースなどの配
置関係を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2の集積回路における
ロジック部とテスト回路、外部インタフェースなどの配
置関係を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3の集積回路における
ロジック部とテスト回路、外部インタフェースなどの配
置関係を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態4の集積回路における
ロジック部とテスト回路、外部インタフェースなどの配
置関係を示すブロック図である。
【図5】 従来の集積回路におけるロジック部とテスト
回路、外部インタフェースなどの配置関係を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10,50,60,70 集積回路、11a,11b
ロジック部、12a,12b メモリ、13a,13
b,41a,41b テスト回路、14,40外部イン
タフェース、15a,15b ラッチ回路、21a ア
ドレスバス(メモリ−外部インタフェース間アドレスバ
ス)、21b データバス(メモリ−外部インタフェー
ス間データバス)、22a アドレスバス(ロジック部
−外部インタフェース間アドレスバス)、22b デー
タバス(ロジック部−外部インタフェース間データバ
ス)、23a,23b ブロック内アドレスバスおよび
ブロック内データバス、31 メモリ(集約したメモ
リ)、32 テスト回路(集約したテスト回路)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F038 BE05 CD07 CD08 CD15 DF05 DF14 DT02 DT04 DT05 DT18 EZ20 5L106 DD08 DD32 GG06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリと、該メモリをアクセスするロジ
    ック部などからなるブロックが複数配置されるととも
    に、外部インタフェースを有し、該外部インタフェース
    からアドレスバスおよびデータバスを介して前記メモリ
    に対し各種テストを行うテスト回路を備えた集積回路に
    おいて、 前記メモリと、該メモリ近傍に構成されたそのメモリを
    テストする前記テスト回路とを、前記外部インタフェー
    ス近傍における回路を構成するチップ外周領域の特定位
    置に配置したことを特徴とする集積回路。
  2. 【請求項2】 ブロックごとのメモリと、該メモリをテ
    ストするテスト回路の組を全ブロックについてチップ外
    周領域の特定位置に集めるとともに、 前記メモリと前記テスト回路の各組と、各ブロックのロ
    ジック部と、外部インタフェースとの間を接続する信号
    経路であるアドレスバスおよびデータバスを、 前記各ブロックのロジック部と前記外部インタフェース
    との間を接続し、前記各ブロックのロジック部が共用す
    るロジック部−外部インタフェース間アドレスバスおよ
    びロジック部−外部インタフェース間データバスと、 メモリとテスト回路の前記各組と前記外部インタフェー
    スとを接続し、前記各組のメモリをそのテスト回路を使
    用してテストする時、および前記ロジック部から前記メ
    モリをアクセスする時に共用されるメモリ−外部インタ
    フェース間アドレスバスおよびメモリ−外部インタフェ
    ース間データバスとで構成したことを特徴とする請求項
    1記載の集積回路。
  3. 【請求項3】 ブロックごとのメモリと、該メモリをテ
    ストするテスト回路を、全ブロック共通に1つのメモリ
    と1つのテスト回路に集約し、チップ外周領域の特定位
    置に配置するとともに、 前記集約したメモリと前記テスト回路と、各ブロックの
    ロジック部と、外部インタフェースとの間を接続する信
    号経路であるアドレスバスおよびデータバスを、 前記各ブロックのロジック部と前記外部インタフェース
    との間を接続し、前記各ブロックのロジック部が共用す
    るロジック部−外部インタフェース間アドレスバスおよ
    びロジック部−外部インタフェース間データバスと、 前記集約したメモリ、テスト回路と前記外部インタフェ
    ースとを接続し、前記メモリを前記テスト回路を使用し
    てテストする時、および前記ロジック部から前記メモリ
    をアクセスする時に共用されるメモリ−外部インタフェ
    ース間アドレスバスおよびメモリ−外部インタフェース
    間データバスとで構成したことを特徴とする請求項1記
    載の集積回路。
  4. 【請求項4】 メモリと、該メモリをアクセスするロジ
    ック部などからなるブロックが複数配置されるととも
    に、外部インタフェースを有し、該外部インタフェース
    からアドレスバスおよびデータバスを介して前記メモリ
    に対し各種テストを行うテスト回路を備えた集積回路に
    おいて、 前記テスト回路は前記各ブロックのロジック部内に配置
    されていることを特徴とする集積回路。
  5. 【請求項5】 各ブロック内においてメモリとロジック
    部とを接続した、前記ロジック部から前記メモリをアク
    セスする時、および前記メモリをそのテスト回路を使用
    してテストする時に共用されるブロック内アドレスバス
    およびブロック内データバスを有し、 外部インタフェースと前記各ブロックとの間の信号経路
    であるアドレスバスおよびデータバスを、テスト時に前
    記外部インタフェースから入力するテストアドレスやテ
    ストデータなどのテスト信号経路として共用することを
    特徴とする請求項4記載の集積回路。
  6. 【請求項6】 各ブロック内においてメモリとロジック
    部とをラッチ回路を介して接続した、前記ロジック部か
    ら前記メモリをアクセスする時、および前記メモリをそ
    のテスト回路を使用してテストする時に共用されるブロ
    ック内アドレスバスおよびブロック内データバスを有
    し、 外部インタフェースと前記各ブロックとの間の信号経路
    であるアドレスバスおよびデータバスを、テスト時に前
    記外部インタフェースから入力するテストアドレスやテ
    ストデータなどのテスト信号経路として共用することを
    特徴とする請求項4記載の集積回路。
JP11205161A 1999-07-19 1999-07-19 集積回路 Pending JP2001035200A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11205161A JP2001035200A (ja) 1999-07-19 1999-07-19 集積回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11205161A JP2001035200A (ja) 1999-07-19 1999-07-19 集積回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001035200A true JP2001035200A (ja) 2001-02-09

Family

ID=16502446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11205161A Pending JP2001035200A (ja) 1999-07-19 1999-07-19 集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001035200A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6925018B2 (en) 2002-11-06 2005-08-02 Renesas Technology Corp. System-in-package type semiconductor device
JP2009016020A (ja) * 2007-06-06 2009-01-22 Renesas Technology Corp 半導体装置と半導体装置の製造方法及びテスト方法
JP2009048674A (ja) * 2007-08-14 2009-03-05 Nec Electronics Corp 半導体集積回路
KR100900921B1 (ko) * 2001-09-14 2009-06-03 후지쯔 마이크로일렉트로닉스 가부시키가이샤 반도체 장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100900921B1 (ko) * 2001-09-14 2009-06-03 후지쯔 마이크로일렉트로닉스 가부시키가이샤 반도체 장치
US6925018B2 (en) 2002-11-06 2005-08-02 Renesas Technology Corp. System-in-package type semiconductor device
JP2009016020A (ja) * 2007-06-06 2009-01-22 Renesas Technology Corp 半導体装置と半導体装置の製造方法及びテスト方法
JP2009048674A (ja) * 2007-08-14 2009-03-05 Nec Electronics Corp 半導体集積回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9176913B2 (en) Coherence switch for I/O traffic
JPH03167487A (ja) テスト容易化回路
JP2001035200A (ja) 集積回路
JPH08221319A (ja) 半導体記憶装置
CN112100098B (zh) Ddr控制系统及ddr存储系统
KR20000057045A (ko) 반도체 메모리 장치
JP2005038511A (ja) 半導体装置
KR100429095B1 (ko) 집적회로의랜덤액세스메모리및이를테스트하는방법
JPS6211382B2 (ja)
JPH0652067A (ja) マルチポートramチェック制御方法
JP3204308B2 (ja) マイクロコンピュータ及びそのテスト方法
JPH1040130A (ja) マイクロコンピュータ
US5862408A (en) Microprocessor system having multiplexor disposed in first and second read paths between memory CPU and DMA for selecting data from either read path
JP2935710B2 (ja) プロセッサ集積回路装置のテスト装置
US7149827B1 (en) Methods and apparatus for tristate line sharing
JPH02207363A (ja) データ転送制御方式、デバイスコントローラ、およびメモリ・コントローラ
JPH034939B2 (ja)
JP2004079105A (ja) デュアルポートメモリ試験装置
JP2762537B2 (ja) プログラムテーブル入出力回路
JPH01243133A (ja) 半導体集積回路装置
JPH1019988A (ja) 半導体集積回路装置
JPH096748A (ja) マイクロコンピュータ
JP2006011779A (ja) データ転送回路、データ転送回路lsi、データ転送装置、データ処理装置、情報処理装置、データ転送方法、データ処理方法、および、情報処理方法。
JP2001091586A (ja) 半導体集積回路装置
JPH0568665B2 (ja)