JPH0967322A - γ型グリシンの連続製造法 - Google Patents
γ型グリシンの連続製造法Info
- Publication number
- JPH0967322A JPH0967322A JP7177588A JP17758895A JPH0967322A JP H0967322 A JPH0967322 A JP H0967322A JP 7177588 A JP7177588 A JP 7177588A JP 17758895 A JP17758895 A JP 17758895A JP H0967322 A JPH0967322 A JP H0967322A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glycine
- solution
- crystallization tank
- type
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 γ型グリシンの工業的に量産可能な製造方法
を提供する。 【構成】 γ型グリシンを製造する方法において、晶析
槽中の操作過飽和度を0.1 〜2.0gグリシン/100g 水の範
囲に保ち、急冷下にγ型グリシンを得ることを特徴とす
るγ型グリシンの連続製造法。
を提供する。 【構成】 γ型グリシンを製造する方法において、晶析
槽中の操作過飽和度を0.1 〜2.0gグリシン/100g 水の範
囲に保ち、急冷下にγ型グリシンを得ることを特徴とす
るγ型グリシンの連続製造法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グリシンの製造法に関
し、更に詳しくはγ型グリシンを連続的に製造する方法
に関するものである。グリシンは加工品の食品添加物や
農薬、医薬の原料等広く使用されている有用な化合物で
ある。
し、更に詳しくはγ型グリシンを連続的に製造する方法
に関するものである。グリシンは加工品の食品添加物や
農薬、医薬の原料等広く使用されている有用な化合物で
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、グリシンの合成方法としては、モ
ノクロル酢酸のアミノ化法、ストレッカー法、ヒダント
イン法等が知られている。また、このようにして得られ
るグリシンには、α、β、γ型の3種類の結晶型が存在
することも古くからよく知られている(Albrecht,G. &
Corey,R.B. J.Amer.Chem.Soc.,第61巻、1087 (1939) 、
Iitaka,Y.,Acta Cryst.,第11巻、225(1958) 、Iitaka,
Y.,Acta Cryst., 第13巻、35(1960)等)。一方、工業
的な単離法としては、大部分が通常の濃縮晶析、冷却晶
析、溶媒晶析等で行われており、このようにして得られ
るα型が商品化されていた。しかしながら、このように
して得られるα型のグリシン製品は、しばしば保存中に
岩石状に強固に固結し、製造上、流通保存上、使用上に
非常に大きな問題となっている。
ノクロル酢酸のアミノ化法、ストレッカー法、ヒダント
イン法等が知られている。また、このようにして得られ
るグリシンには、α、β、γ型の3種類の結晶型が存在
することも古くからよく知られている(Albrecht,G. &
Corey,R.B. J.Amer.Chem.Soc.,第61巻、1087 (1939) 、
Iitaka,Y.,Acta Cryst.,第11巻、225(1958) 、Iitaka,
Y.,Acta Cryst., 第13巻、35(1960)等)。一方、工業
的な単離法としては、大部分が通常の濃縮晶析、冷却晶
析、溶媒晶析等で行われており、このようにして得られ
るα型が商品化されていた。しかしながら、このように
して得られるα型のグリシン製品は、しばしば保存中に
岩石状に強固に固結し、製造上、流通保存上、使用上に
非常に大きな問題となっている。
【0003】一方、上記問題点に対してγ型が固結に対
して安定であるという知見からγ型グリシンを得る方法
が提案されている。その1つは、グリシンの飽和溶液に
グリシンのγ型を接種し撹拌下に徐冷することによりγ
型グリシンを得る方法である(特許出願公告 平2-901
8、大阪市立大学工学部応用化学科・平成元年度科学研
究費補助金(総合研究A)研究成果報告書,280(平成2
年3月))。また、他の方法は、グリシンα型をグリシ
ンγ型共存下かつ水分の共存下に保ち、グリシンγ型に
結晶状態で転移させる方法(特許出願公告 平2-9019、
大阪市立大学工学部応用化学科・平成元年度科学研究費
補助金(総合研究A)研究成果報告書,280(平成2年3
月))である。
して安定であるという知見からγ型グリシンを得る方法
が提案されている。その1つは、グリシンの飽和溶液に
グリシンのγ型を接種し撹拌下に徐冷することによりγ
型グリシンを得る方法である(特許出願公告 平2-901
8、大阪市立大学工学部応用化学科・平成元年度科学研
究費補助金(総合研究A)研究成果報告書,280(平成2
年3月))。また、他の方法は、グリシンα型をグリシ
ンγ型共存下かつ水分の共存下に保ち、グリシンγ型に
結晶状態で転移させる方法(特許出願公告 平2-9019、
大阪市立大学工学部応用化学科・平成元年度科学研究費
補助金(総合研究A)研究成果報告書,280(平成2年3
月))である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、グリシ
ンの飽和溶液にグリシンのγ型を接種し撹拌下に徐冷す
る方法は、基本的に回分式の考え方である。冷却速度も
20℃/hrではα型とγ型の混合型が得られ、安定的にγ
型が得られるのは5 ℃/hrとかなり緩慢であることか
ら、装置的に大型あるいは多くの晶析槽が必要であり、
大量生産には経済的に困難な方法といえる。また、連続
式の晶析を考えた場合も、緩慢な徐冷が必要なことから
多段のカスケードを要し、大型で、煩雑なプロセスが要
求される。
ンの飽和溶液にグリシンのγ型を接種し撹拌下に徐冷す
る方法は、基本的に回分式の考え方である。冷却速度も
20℃/hrではα型とγ型の混合型が得られ、安定的にγ
型が得られるのは5 ℃/hrとかなり緩慢であることか
ら、装置的に大型あるいは多くの晶析槽が必要であり、
大量生産には経済的に困難な方法といえる。また、連続
式の晶析を考えた場合も、緩慢な徐冷が必要なことから
多段のカスケードを要し、大型で、煩雑なプロセスが要
求される。
【0005】一方、結晶状態でグリシンγ型に転移させ
る方法では、α型とγ型の共存であることと、水分の存
在が必須要件であり、また転移速度もγ型の存在比率50
%程度迄は転移は緩やかにしか進行しない。工業的に
は、晶析工程でγ型を併産するか、あるいは転移前にγ
型を添加して実施される。また、上記条件での転移操作
は処理時に凝集固結しやすいという大きな欠点を有し、
商品化するには粉砕等の操作が必要となる。以上のよう
に、この場合も経済的な大量生産に不適であるという問
題点がある。本発明は、γ型グリシンを製造するに当た
り、工業的に量産可能なγ型グリシンの製造法を提供す
ることを課題とする。
る方法では、α型とγ型の共存であることと、水分の存
在が必須要件であり、また転移速度もγ型の存在比率50
%程度迄は転移は緩やかにしか進行しない。工業的に
は、晶析工程でγ型を併産するか、あるいは転移前にγ
型を添加して実施される。また、上記条件での転移操作
は処理時に凝集固結しやすいという大きな欠点を有し、
商品化するには粉砕等の操作が必要となる。以上のよう
に、この場合も経済的な大量生産に不適であるという問
題点がある。本発明は、γ型グリシンを製造するに当た
り、工業的に量産可能なγ型グリシンの製造法を提供す
ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、工業的に
量産可能なγ型グリシンの製造法を、鋭意検討した結
果、従来徐冷下でのみ可能であったγ型グリシンの製造
を、十分にコントロールされた晶析条件のもとでは急冷
下で、連続的にしかも安定して行えることを見いだし、
本発明を完成させた。すなわち、本発明は晶析槽中の操
作過飽和度を0.1〜2.0gグリシン/100g 水の範囲
に保ち、急冷下にγ型グリシンを得ることを特徴とす
る、γ型グリシンの製造法、特に連続製造法を提供する
ものである。
量産可能なγ型グリシンの製造法を、鋭意検討した結
果、従来徐冷下でのみ可能であったγ型グリシンの製造
を、十分にコントロールされた晶析条件のもとでは急冷
下で、連続的にしかも安定して行えることを見いだし、
本発明を完成させた。すなわち、本発明は晶析槽中の操
作過飽和度を0.1〜2.0gグリシン/100g 水の範囲
に保ち、急冷下にγ型グリシンを得ることを特徴とす
る、γ型グリシンの製造法、特に連続製造法を提供する
ものである。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
過飽和度とは、ある温度に於ける飽和濃度をC0 、同じ
温度に対応する過飽和点の濃度をCとした時、次式で表
されるβのことを言う。(ここで溶液の濃度は 水100g
にたいするグリシン重量として表される。) β=C−C0
過飽和度とは、ある温度に於ける飽和濃度をC0 、同じ
温度に対応する過飽和点の濃度をCとした時、次式で表
されるβのことを言う。(ここで溶液の濃度は 水100g
にたいするグリシン重量として表される。) β=C−C0
【0008】過飽和度が一定以上であると核発生を起こ
し、過飽和度が一定以上の条件では発生した二次核の大
部分がα型であることが知見された。更に、ここで発生
したα型は、固相転移時に系内のγ型と共に凝集するこ
とが明らかになり、結晶の粗大化、晶析槽でのスケーリ
ングの原因となる。凝集を起こさず、常に一定の粒径の
γ型を得るためには、上記知見から晶析槽の過飽和度を
コントロールすることが重要であり、特に急冷下ではこ
の核発生が起こり易く、系内の過飽和度は厳密にコント
ロールされなければならない。
し、過飽和度が一定以上の条件では発生した二次核の大
部分がα型であることが知見された。更に、ここで発生
したα型は、固相転移時に系内のγ型と共に凝集するこ
とが明らかになり、結晶の粗大化、晶析槽でのスケーリ
ングの原因となる。凝集を起こさず、常に一定の粒径の
γ型を得るためには、上記知見から晶析槽の過飽和度を
コントロールすることが重要であり、特に急冷下ではこ
の核発生が起こり易く、系内の過飽和度は厳密にコント
ロールされなければならない。
【0009】この条件に合致する過飽和度は0.1 〜2.0g
グリシン/100g 水好ましくは、0.2〜1.5gグリシン/100g
水である。過飽和度は小さいことが好ましいが、0.1g
グリシン/100g 水未満の場合は、結晶取得量の減少から
大型設備が必要となり、2.0gグリシン/100g 水以上では
核発生のため結晶の凝集が起こる。更に、本発明での急
冷とは、60〜95℃の飽和グリシン溶液を、20〜45℃の温
度で一定に保たれた晶析槽中に供給し急速に冷却するこ
とを意味する。従来の知見から20℃/hrの冷却速度で
も、γ型種晶存在下でα型とγ型の混合型が得られるこ
とを考えると、上記の急冷条件で安定的にγ型のみを得
るというのは、画期的と言わざるを得ない。
グリシン/100g 水好ましくは、0.2〜1.5gグリシン/100g
水である。過飽和度は小さいことが好ましいが、0.1g
グリシン/100g 水未満の場合は、結晶取得量の減少から
大型設備が必要となり、2.0gグリシン/100g 水以上では
核発生のため結晶の凝集が起こる。更に、本発明での急
冷とは、60〜95℃の飽和グリシン溶液を、20〜45℃の温
度で一定に保たれた晶析槽中に供給し急速に冷却するこ
とを意味する。従来の知見から20℃/hrの冷却速度で
も、γ型種晶存在下でα型とγ型の混合型が得られるこ
とを考えると、上記の急冷条件で安定的にγ型のみを得
るというのは、画期的と言わざるを得ない。
【0010】晶出したγ型グリシンは、晶析槽から連続
的に抜き出される。また、固液分離および乾燥の方法は
公知の方法でよい。本発明を実施例によりさらに詳しく
説明する。
的に抜き出される。また、固液分離および乾燥の方法は
公知の方法でよい。本発明を実施例によりさらに詳しく
説明する。
【0011】
実施例1 晶析槽に水45kg、グリシン15kgを順次加え40℃とし
てグリシンを完全に溶解した。この溶液にγ型グリシン
結晶15kgを加え均一に撹拌し、槽内の温度を40℃に一
定に保った。別途調整したグリシン溶液(温度70℃、濃
度52g グリシン/100g 水)を、該晶析槽中に1.8kg/min.
で連続的に送液した。同時に、晶析槽からグリシン溶液
と結晶の混合物を2.4kg/min.で連続的に抜きだした。さ
らに、抜きだしたグリシン溶液と結晶の混合物の一部を
湿式粉砕した後、0.6kg/min.で連続的に該晶析槽に加
え、過飽和度を1.5gグリシン/100g 水で一定に保った。
晶析槽内が定常状態に至った後、抜き出したグリシン溶
液とグリシン結晶の混合物を固液分離して得られた結晶
についてIRスペクトルを測定したところ、100%γ型であ
ることを確認した。
てグリシンを完全に溶解した。この溶液にγ型グリシン
結晶15kgを加え均一に撹拌し、槽内の温度を40℃に一
定に保った。別途調整したグリシン溶液(温度70℃、濃
度52g グリシン/100g 水)を、該晶析槽中に1.8kg/min.
で連続的に送液した。同時に、晶析槽からグリシン溶液
と結晶の混合物を2.4kg/min.で連続的に抜きだした。さ
らに、抜きだしたグリシン溶液と結晶の混合物の一部を
湿式粉砕した後、0.6kg/min.で連続的に該晶析槽に加
え、過飽和度を1.5gグリシン/100g 水で一定に保った。
晶析槽内が定常状態に至った後、抜き出したグリシン溶
液とグリシン結晶の混合物を固液分離して得られた結晶
についてIRスペクトルを測定したところ、100%γ型であ
ることを確認した。
【0012】実施例2 晶析槽に水45kg、グリシン15kgを順次加え40℃とし
てグリシンを完全に溶解した。この溶液にγ型グリシン
結晶15kgを加え均一に撹拌し、槽内の温度を40℃に一
定に保った。別途調整したグリシン溶液(温度80℃、濃
度62g グリシン/100g 水)を、該晶析槽中に1.5kg/min.
で連続的に送液した。同時に、晶析槽からグリシン溶液
と結晶の混合物を2.1kg/min.で連続的に抜きだした。さ
らに、抜きだしたグリシン溶液と結晶の混合物の一部を
湿式粉砕した後、0.6kg/min.で連続的に該晶析槽に加
え、過飽和度を1.5gグリシン/100g 水で一定に保った。
晶析槽内が定常状態に至った後、抜き出したグリシン溶
液とグリシン結晶の混合物を固液分離して得られた結晶
についてIRスペクトルを測定したところ、100%γ型であ
ることを確認した。
てグリシンを完全に溶解した。この溶液にγ型グリシン
結晶15kgを加え均一に撹拌し、槽内の温度を40℃に一
定に保った。別途調整したグリシン溶液(温度80℃、濃
度62g グリシン/100g 水)を、該晶析槽中に1.5kg/min.
で連続的に送液した。同時に、晶析槽からグリシン溶液
と結晶の混合物を2.1kg/min.で連続的に抜きだした。さ
らに、抜きだしたグリシン溶液と結晶の混合物の一部を
湿式粉砕した後、0.6kg/min.で連続的に該晶析槽に加
え、過飽和度を1.5gグリシン/100g 水で一定に保った。
晶析槽内が定常状態に至った後、抜き出したグリシン溶
液とグリシン結晶の混合物を固液分離して得られた結晶
についてIRスペクトルを測定したところ、100%γ型であ
ることを確認した。
【0013】実施例3 晶析槽に水47kg、グリシン13kgを順次加え30℃とし
てグリシンを完全に溶解した。この溶液にγ型グリシン
結晶15kgを加え均一に撹拌し、槽内の温度を30℃に一
定に保った。別途調整したグリシン溶液(温度65℃、濃
度48g グリシン/100g 水)を、該晶析槽中に2.0kg/min.
で連続的に送液した。同時に、晶析槽からグリシン溶液
と結晶の混合物を2.6kg/min.で連続的に抜きだした。さ
らに、抜きだしたグリシン溶液と結晶の混合物の一部を
湿式粉砕した後、0.6kg/min.で連続的に該晶析槽に加
え、過飽和度を1.5gグリシン/100g 水で一定に保った。
晶析槽内が定常状態に至った後、抜き出したグリシン溶
液とグリシン結晶の混合物を固液分離して得られた結晶
についてIRスペクトルを測定したところ、100%γ型であ
ることを確認した。
てグリシンを完全に溶解した。この溶液にγ型グリシン
結晶15kgを加え均一に撹拌し、槽内の温度を30℃に一
定に保った。別途調整したグリシン溶液(温度65℃、濃
度48g グリシン/100g 水)を、該晶析槽中に2.0kg/min.
で連続的に送液した。同時に、晶析槽からグリシン溶液
と結晶の混合物を2.6kg/min.で連続的に抜きだした。さ
らに、抜きだしたグリシン溶液と結晶の混合物の一部を
湿式粉砕した後、0.6kg/min.で連続的に該晶析槽に加
え、過飽和度を1.5gグリシン/100g 水で一定に保った。
晶析槽内が定常状態に至った後、抜き出したグリシン溶
液とグリシン結晶の混合物を固液分離して得られた結晶
についてIRスペクトルを測定したところ、100%γ型であ
ることを確認した。
【0014】比較例 晶析槽中の過飽和度を2.5gグリシン/100g 水とした以外
は、実施例1と全く同様に晶析させた。抜きだしたグリ
シン溶液と結晶の混合物を固液分離し、得られた結晶に
ついてIRスペクトルを測定したところ、α型とγ型の3:
7 (重量比)の混合物であることを確認した。
は、実施例1と全く同様に晶析させた。抜きだしたグリ
シン溶液と結晶の混合物を固液分離し、得られた結晶に
ついてIRスペクトルを測定したところ、α型とγ型の3:
7 (重量比)の混合物であることを確認した。
【0015】
【発明の効果】晶析槽中の操作過飽和度を特定の範囲に
保持し、急冷条件で、γ型グリシンを連続的に製造する
ことができる。
保持し、急冷条件で、γ型グリシンを連続的に製造する
ことができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 γ型グリシンを製造する方法において、
晶析槽中の操作過飽和度を0.1 〜2.0gグリシン/100g 水
の範囲に保ち、急冷下にγ型グリシンを得ることを特徴
とするγ型グリシンの連続製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7177588A JPH0967322A (ja) | 1995-06-19 | 1995-07-13 | γ型グリシンの連続製造法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-151872 | 1995-06-19 | ||
JP15187295 | 1995-06-19 | ||
JP7177588A JPH0967322A (ja) | 1995-06-19 | 1995-07-13 | γ型グリシンの連続製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0967322A true JPH0967322A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=26480978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7177588A Pending JPH0967322A (ja) | 1995-06-19 | 1995-07-13 | γ型グリシンの連続製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0967322A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005162649A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Asahi Kasei Chemicals Corp | グリシンの製造方法 |
US7473801B2 (en) | 2004-04-07 | 2009-01-06 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Method for purification of amino acid |
RU2471372C1 (ru) * | 2011-07-13 | 2013-01-10 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Новосибирский национальный исследовательский государственный университет" (Новосибирский государственный университет, НГУ) | Способ получения гамма-глицина из растворов |
CN106748849A (zh) * | 2016-12-02 | 2017-05-31 | 天津科技大学 | 一种甘氨酸间歇结晶过程粒度调控方法 |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP7177588A patent/JPH0967322A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005162649A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Asahi Kasei Chemicals Corp | グリシンの製造方法 |
JP4557280B2 (ja) * | 2003-12-02 | 2010-10-06 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | グリシンの製造方法 |
US7473801B2 (en) | 2004-04-07 | 2009-01-06 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Method for purification of amino acid |
RU2471372C1 (ru) * | 2011-07-13 | 2013-01-10 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Новосибирский национальный исследовательский государственный университет" (Новосибирский государственный университет, НГУ) | Способ получения гамма-глицина из растворов |
CN106748849A (zh) * | 2016-12-02 | 2017-05-31 | 天津科技大学 | 一种甘氨酸间歇结晶过程粒度调控方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110451582B (zh) | 一种三氯化铁连续生产的方法 | |
KR20020046948A (ko) | 에폭사이드 결정의 제조방법 | |
US4683326A (en) | Solvent-free crystallization of pentaerythritol tetrakis-[3-(3,5-di-tert-butyl-4-hydroxyphenyl)propionate] and the novel alpha-crystalline form thereof | |
JPH0967322A (ja) | γ型グリシンの連続製造法 | |
Kherici et al. | Study of potassium hydrogen tartrate unseeded batch crystallization for tracking optimum cooling mode | |
JPS62247802A (ja) | 晶析方法 | |
JPH01261363A (ja) | 高純度カプロラクタムの製造法 | |
JP3806951B2 (ja) | γ型グリシンの製造方法 | |
JP4453070B2 (ja) | 5’−グアニル酸ジナトリウム・5’−イノシン酸ジナトリウム混晶の製造法 | |
US5352823A (en) | Process for improving flow characteristics of crystalline ibuprofen | |
EP0654291B1 (en) | Method of crystallizing organic chemicals | |
JP3890642B2 (ja) | スチレンスルホン酸アルカリ金属塩の連続式製造方法 | |
US3931316A (en) | Method of preparing O-methyl-isourea hydrogen sulfate and O-methyl-isourea sulfate from cyanamide | |
US2557326A (en) | Purification and recovery of crystals of metal salts | |
WO2023080253A1 (ja) | 5'-グアニル酸ジナトリウム・5'-イノシン酸ジナトリウム混晶の製造方法 | |
CN110857277B (zh) | 一种2-丙烯酰胺基-2-甲基丙磺酸的合成方法 | |
JPH0361605B2 (ja) | ||
JP2940044B2 (ja) | 5’―グアニル酸ジナトリウム・5’―イノシン酸ジナトリウム混晶の製造方法 | |
JP3678431B2 (ja) | マルチトールスラリーの連続的製造方法 | |
KR100342148B1 (ko) | 6-클로로-α-메틸-카르바졸-2-아세트산의 카르바졸 에스테르 전구체의 정제 방법 | |
US2795605A (en) | Process for the production of tyrosine | |
JPH02306961A (ja) | ターフェナジンの高融点多形型の製造 | |
JPH04308542A (ja) | 4−ブロモトルエンの分離方法 | |
EP0115754B1 (en) | Two-stage crystallization of nitrilotriacetonitrile from a hot solution | |
JP2688855B2 (ja) | ベンジルアセトオキシムの精製方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |