JPH0967267A - 血糖降下剤及び飲食品 - Google Patents

血糖降下剤及び飲食品

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JPH0967267A
JPH0967267A JP7245381A JP24538195A JPH0967267A JP H0967267 A JPH0967267 A JP H0967267A JP 7245381 A JP7245381 A JP 7245381A JP 24538195 A JP24538195 A JP 24538195A JP H0967267 A JPH0967267 A JP H0967267A
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dried
product
extract
mycelium
hypoglycemic agent
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JP7245381A
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Morisuke Kishimoto
森助 岸本
Yoshinobu Mori
啓信 森
Hideki Sakamoto
秀樹 坂本
Yukio Ishiguro
幸雄 石黒
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NEW FOOD KURIEESHIYON GIJUTSU
NEW FOOD KURIEESHIYON GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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NEW FOOD KURIEESHIYON GIJUTSU
NEW FOOD KURIEESHIYON GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた血糖降下作用を示す血糖降下剤を提供す
る。 【解決手段】金耳の子実体、菌糸体若しくは菌糸体培養
物から分離される、水溶性の多糖類含有複合成分を有効
成分とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は血糖降下剤及び飲食
品に関し、詳しくは金耳の子実体、菌糸体若しくは菌糸
体培養物から分離される多糖類含有複合成分を有効成分
とする血糖降下剤及びかかる多糖類含有複合成分を用い
た飲食品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、きのこの子実体若しくは菌糸体か
ら分離される多糖類に血糖降下作用のあることが報告さ
れている。例えば、カワラタケ属のきのこの子実体若し
くは菌糸体から分離される蛋白多糖類に血糖降下作用の
あることが報告されており(特開昭60−4553
2)、またサルノコシカケ科に属するマンネンタケの子
実体から分離される多糖類にも血糖降下作用のあること
が報告されている(特開昭60−184025)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、金耳の子実
体、菌糸体若しくは菌糸体培養物から分離される多糖類
含有複合成分に血糖降下作用のあることは報告されてい
ない。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかして本発明者らは、
叙上の如き実情に鑑みて研究した結果、、金耳の子実
体、菌糸体若しくは菌糸体培養物から分離される多糖類
含有複合成分に優れた血糖降下作用があり、最も簡便に
はかかる多糖類含有複合成分を飲食品として供し得るこ
とを見出した。
【0005】すなわち本発明は、金耳の子実体若しくは
菌糸体を水で抽出処理した抽出液、その濃縮液、その乾
燥物又はその乾燥粉砕物を有効成分とすることを特徴と
する血糖降下剤に係る。
【0006】また本発明は、金耳の菌糸体培養物を固液
分離処理した分離液、その濃縮液、その乾燥物又はその
乾燥粉砕物を有効成分とすることを特徴とする血糖降下
剤に係る。
【0007】更に本発明は、金耳の子実体若しくは菌糸
体を水で抽出処理し、その抽出液若しくは該抽出液の濃
縮液を極性有機溶媒で沈澱処理した沈澱物、その乾燥物
又はその乾燥粉砕物を有効成分とすることを特徴とする
血糖降下剤に係る。
【0008】更にまた本発明は、金耳の菌糸体培養物を
固液分離処理し、その分離液若しくは該分離液の濃縮液
を極性有機溶媒で沈澱処理した沈澱物、その乾燥物又は
その乾燥粉砕物を有効成分とすることを特徴とする血糖
降下剤に係る。
【0009】そして本発明は、前記した抽出液、該抽出
液の濃縮液、前記した分離液、該分離液の濃縮液、前記
した沈澱物、これらの乾燥物又はこれらの乾燥粉砕物を
含有することを特徴とする飲食品に係る。
【0010】本発明において、原料として用いる金耳は
シロキクラゲ目( Tremellales )、シロキクラゲ科(
Tremellaceae )に属するきのこであり、別名が黄金銀
耳、金木耳、黄耳、金銀耳等と称されるものである。金
耳としてはトレメラ アウランティア( Tremella aura
ntia )、トレメラ メセンテリカ( Tremellamesenter
ica )、トレメラ エンセフォーラ( Tremella enceph
ola )等が知られており、これらは中国雲南省で産出さ
れている。
【0011】本発明では金耳の子実体若しくは菌糸体を
水で抽出処理して抽出液を得る。金耳の子実体若しくは
菌糸体としては、所謂生の状態のもの、その破砕物、そ
の磨砕物、その乾燥物又はその乾燥粉砕物を用いること
ができ、また生の状態の菌糸体としては、菌糸体培養物
から分離した菌糸体の他に、菌糸体培養物それ自体を用
いることができる。これらに水を加えて抽出処理し、抽
出液を得るが、この際、熱水で抽出処理するのが好まし
い。水を加えた後に加熱しつつ抽出処理するか、又は当
初から熱水を加えてより好ましくは保温しつつ抽出処理
するのである。熱水で抽出処理すると、目的とする多糖
類含有複合成分の収率を高めることができる。例えば、
金耳の子実体若しくは菌糸体の乾燥粉砕物に10〜10
0倍重量の水を加え、60〜95℃に加熱して、必要に
応じて還流下に撹拌しながら、0.5〜10時間抽出
し、濾過又は遠心分離して、抽出液を得る。抽出残渣に
同様の抽出処理を数回繰り返して行ない、抽出液を合わ
せることもできる。血糖降下作用を有する多糖類含有複
合成分は上記のような抽出液中に含まれてくるので、本
発明ではかかる抽出液、その濃縮液、その乾燥物又はそ
の乾燥粉砕物を有効成分とすることができる。
【0012】また本発明では金耳の菌糸体培養物を固液
分離処理し、分離液を得る。液体培地に金耳の菌体を接
種し、培養すると、培養した菌糸体だけではなく、上記
のような分離液に相当する培養液中にも血糖降下作用を
有する多糖類含有複合成分が含まれてくるので、本発明
ではかかる分離液、その濃縮物、その乾燥物又はその乾
燥粉砕物を有効成分とすることができる。
【0013】上記のような抽出液又は分離液中には、血
糖降下作用を有しない低分子量の水溶性物質も含まれて
くるので、これらを除去して単位量当たりの血糖降下作
用を高めるため、抽出液、分離液又はこれらの濃縮液を
極性有機溶媒で沈澱処理し、沈澱物を得るのが好まし
い。極性有機溶媒としては各種のアルコール類やアセト
ン等を用いることができるが、低級アルコール、特にエ
チルアルコール又はイソプロピルアルコールを用いるの
が好ましい。残留有機溶媒に配慮すると共に、目的とす
る多糖類含有複合成分の収率を高めるためである。例え
ば、上記のような抽出液又は分離液の1/2〜1/10
濃縮液に1〜5倍重量のエチルアルコールを加え、撹拌
した後に遠心分離して沈澱物を得る。血糖降下作用を有
する多糖類含有複合成分は上記のような沈澱物中に含ま
れてくるので、本発明ではかかる沈澱物、その乾燥物又
はその乾燥粉砕物を有効成分とすることができる。
【0014】上記のような沈澱物を透析処理等により精
製し、ゲル濾過、元素分析、ガスクロマトグラフィー及
13C−NMR等により分析すると、該沈澱物中には数
平均分子量70万〜130万の酸性ヘテロ多糖が含まれ
ており、この酸性ヘテロ多糖が強い血糖降下作用を示し
た。
【0015】以上説明したような金耳の子実体若しくは
菌糸体を水で抽出処理した抽出液、金耳の菌糸体培養物
を固液分離処理した分離液、これらの濃縮液、これらの
乾燥物又はこれらの乾燥粉砕物、更には上記の抽出液、
分離液若しくはこれらの濃縮液を極性有機溶媒で沈澱処
理した沈澱物、その乾燥物又はその乾燥粉砕物を最も簡
便に供し得る手段はこれらを飲食品として供する場合で
ある。この場合、飲食品の種類に特に制限はなく、これ
らを、野菜ジュースや果実ジュース等のジュース類の添
加材料として、トマトケチャップやウスターソース等の
調味料の添加材料として、パンやクッキー等のベーク品
の添加材料として、更には揚げ物類やスープ類の添加材
料として使用することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としては、下
記の1)〜9)が好適例として挙げられる。 1)金耳の子実体の乾燥粉砕物に50倍重量の水を加
え、70℃に加温して、撹拌しながら、3時間抽出処理
し、遠心分離して、抽出液を得る。この抽出液は、必要
に応じて適宜、濃縮し、乾燥し、更に粉砕する。これら
はいずれも優れた血糖降下作用を示す。
【0017】2)液体培地を用いて金耳の菌糸体を培養
する。得られた菌糸体培養物を遠心分離して、菌糸体を
取り出す。この菌糸体の磨砕物に3倍重量の90℃の熱
水を加え、同温度に保温して、還流下に撹拌しながら、
5時間抽出処理し、濾過して、抽出液を得る。この抽出
液は、必要に応じて適宜、濃縮し、乾燥して、更に粉砕
する。これらはいずれも優れた血糖降下作用を示す。
【0018】3)液体培地を用いて金耳の菌糸体を培養
する。得られた菌糸体培養物を遠心分離して、分離液
(培養液)を得る。この培養液は、必要に応じて適宜、
乾燥し、更に粉砕する。これらはいずれも優れた血糖降
下作用を示す。
【0019】4)上記1)又は2)で得た抽出液を1/
4に濃縮し、その濃縮液に3倍重量のエチルアルコール
を加え、撹拌した後、遠心分離して、沈澱物を得る。こ
の沈澱物は、必要に応じて適宜、乾燥し、更に粉砕す
る。これらはいずれも優れた血糖降下作用を示す。
【0020】5)上記3)で得た分離液を1/3に濃縮
し、その濃縮液に4倍重量のイソプロピルアルコールを
加え、撹拌した後、遠心分離して、沈澱物を得る。この
沈澱物は、必要に応じて適宜、乾燥し、更に粉砕する。
これらはいずれも優れた血糖降下作用を示す。
【0021】6)トマトの搾汁液(全可溶性固形分濃度
5.6重量%)1kgに上記の1)で得た抽出液の1/4
濃縮液50gを加え、トマトジュースを製造する。
【0022】7)糖類、酸類、塩類、香辛料類、アミノ
酸液及び水を混合したウスターソース原液(全可溶性固
形分濃度40重量%、食塩濃度13重量%)1kgに上記
の2)で得た抽出液の乾燥粉砕物20gを加えて混合
し、ウスターソースを製造する。
【0023】8)バター、粉糖、鶏卵、牛乳、薄力粉及
びベーキングパウダーの混練物1kgに上記の4)で得た
沈澱物の乾燥粉砕物50gを加えて混合し、その混合物
を引き伸ばして型抜きした後、油揚げして、ドーナツを
製造する。
【0024】9)野菜類のスライス、牛の挽き肉、卵の
白味及びビーフブイヨンの混合物1kgに上記の5)で得
た沈澱物の乾燥粉砕物50gを加え、強火で煮て、布で
こし、コンソメスープを製造する。
【0025】
【実施例】
試験区分1(試料の調製) ・試料1 中国雲南省昆明産の金耳の子実体の乾燥粉砕物100g
に水5リットルを加え、70℃に加熱して、撹拌しなが
ら、3時間抽出処理し、遠心分離して、抽出液を得た。
この抽出液を40℃で減圧濃縮し、更に凍結乾燥した
後、粉砕して、乾燥粉砕物23.6gを得た。これを試
料1とした。
【0026】・試料2 グルコース5重量%、酵母エキス0.4重量%、リン酸
2カリウム0.01重量%及び硫酸マグネシウム0.0
01重量%を含有するpH5.5の液体培地を、121
℃で15分間滅菌した後、これに試料1の場合と同じ金
耳の菌体を接種し、30℃で3週間、通気下に振盪培養
した。菌糸体培養物を遠心分離して菌糸体を得た。この
菌糸体(生の状態のもの)の磨砕物2kgに5リットルの
90℃の熱水を加え、同温度に保温して、還流下に撹拌
しながら、5時間抽出処理し、濾過して、抽出液を得
た。この抽出液を40℃で減圧濃縮し、更に凍結乾燥し
た後、粉砕して、乾燥粉砕物14.6gを得た。これを
試料2とした。
【0027】・試料3 試料2の場合と同様にして通気下に振盪培養した菌糸体
培養物3kgを遠心分離し、分離液(培養液)を得た。こ
の分離液を40℃で減圧濃縮し、更に凍結乾燥した後、
粉砕して、乾燥粉砕物41.5gを得た。これを試料3
とした。
【0028】・試料4 試料1の場合と同様にして得た抽出液を40℃で1/3
に減圧濃縮し、その濃縮液にエチルアルコール4リット
ルを加え、撹拌した後、遠心分離して、沈澱物を得た。
この沈澱物を凍結乾燥した後、粉砕して、乾燥粉砕物1
5.8gを得た。これを試料4とした。
【0029】・試料5 試料2の場合と同様にして得た抽出液を40℃で1/5
に減圧濃縮し、その濃縮液にイソプロピルアルコール5
リットルを加え、撹拌した後、遠心分離して、沈澱物を
得た。この沈澱物を凍結乾燥した後、粉砕して、乾燥粉
砕物11.2gを得た。これを試料5とした。
【0030】・試料6 試料3の場合と同様にして得た分離液を40℃で1/5
に減圧濃縮し、その濃縮液にエチルアルコール5リット
ルを加え、撹拌した後、遠心分離して、沈澱物を得た。
この沈澱物を凍結乾燥した後、粉砕して、乾燥粉砕物1
0.6gを得た。これを試料6とした。
【0031】試験区分2(血糖降下作用の試験) 各試験群で、投与直前の血糖値が500〜750mg/dl
の遺伝的糖尿病マウス(KK−Ay−TAマウス)を5
匹づつ試験に供した。対照群では表1に記載の基本飼料
を自由摂取させた。投与群では表1に記載の基本飼料か
らコーンスターチを0.3重量%減らし、その代わりに
試験区分1で得た試料1〜6のいずれか1種を0.3重
量%混合した試験飼料を自由摂取させた。経日的に各試
験群における各マウスの血糖値を下記の方法で測定し
た。
【0032】血糖値の測定:各マウスの眼窩静脈叢から
ヘパリン処理されたヘマトクリット管を用いて採血し、
直ちに遠心分離(12000rpm、5分)して血清を
分取した。血清中のグルコース濃度をグルコースBテス
トワコー(商品名、和光純薬社製)を用いてGOD−4
AA法により測定し、これを血糖値とした。
【0033】結果を表2に示したが、表2中の数値は、
投与直前(日数0)の血糖値に対する投与後の各日数に
おける血糖値の割合を百分率で示し、また*印は対照群
に対し各試験群が5%以下の危険率で有意であることを
示す。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】試験区分3(飲食品の製造) ・トマトジュースの製造 完熟トマト13kgを洗浄し、破砕して、75℃で予熱し
た後、孔径2mmの濾過網を装着したパルパーで搾汁し、
搾汁液10kgを得た。この搾汁液に試験区分1の試料1
を調製するときに得た抽出液の1/4濃縮液500gを
添加し、混合した後、加熱殺菌して、トマトジュースを
製造した。
【0037】・ウスターソースの製造 液糖(Brix70%)360g、食塩120g、醸造酢1
10g、アミノ酸液50g、香辛料類(ケイヒ120g
/ニクズク60g/セージ60g/タイム60g/クロ
コショウ50g/チョウジ40g/ウイキョウ40g/
トウガラシ25g/セロリーシード25gの割合の混合
香辛料類)2g及び水358g(合計1000g)を混
合し、食塩濃度13重量%、全可溶性固形分濃度40重
量%のウスターソース原液を調製した。このウスターソ
ース原液に試験区分1で得た試料2を20g添加し、混
合してウスターソースを製造した。
【0038】・ドーナツの製造 バター30g、粉糖30g、溶き卵と牛乳との混合物5
0gを混練し、更に薄力粉170g、試験区分1で得た
試料4を15g、ベーキングパウダー10gを混合して
生地を作製した。この生地をのばして型抜きし、170
℃の油で2〜3分揚げ、粉糖をまぶして、ドーナツを製
造した。
【0039】・コンソメスープの製造 タマネギのスライス100g、ニンジンのスライス10
0g、長ネギのスライス100g、セロリのスライス5
0g、トマトのスライス100gを混合し、更に牛の挽
き肉500g、試験区分1で得た試料5を50g、卵の
白味2個分、ビーフブイヨン1kgを加え、強火で煮て表
面に浮いてきたアクや脂肪分を除去した後、弱火で30
分間煮て、布でこし、コンソメスープを製造した。
【0040】・パイナップルジュースの製造 パイナップルの果肉1kg、砂糖40g、試験区分1で得
た試料6を2gミキサーにかけてしぼり、加熱殺菌し
て、パイナップルジュースを製造した。
【0041】
【発明の効果】既に明らかなように、以上説明した本発
明には優れた血糖降下作用を示すという効果がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23L 2/38 A23L 2/38 H A61K 31/725 A61K 31/725 (72)発明者 坂本 秀樹 栃木県那須郡西那須野町大字井口47番地12 (72)発明者 石黒 幸雄 栃木県那須郡西那須野町東三島5丁目96番 地19

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金耳の子実体若しくは菌糸体を水で抽出
    処理した抽出液、その濃縮液、その乾燥物又はその乾燥
    粉砕物を有効成分とすることを特徴とする血糖降下剤。
  2. 【請求項2】 金耳の菌糸体培養物を固液分離処理した
    分離液、その濃縮液、その乾燥物又はその乾燥粉砕物を
    有効成分とすることを特徴とする血糖降下剤。
  3. 【請求項3】 金耳の子実体若しくは菌糸体を水で抽出
    処理し、その抽出液若しくは該抽出液の濃縮液を極性有
    機溶媒で沈澱処理した沈澱物、その乾燥物又はその乾燥
    粉砕物を有効成分とすることを特徴とする血糖降下剤。
  4. 【請求項4】 金耳の菌糸体培養物を固液分離処理し、
    その分離液若しくは該分離液の濃縮液を極性有機溶媒で
    沈澱処理した沈澱物、その乾燥物又はその乾燥粉砕物を
    有効成分とすることを特徴とする血糖降下剤。
  5. 【請求項5】 熱水で抽出処理する請求項1記載の血糖
    降下剤。
  6. 【請求項6】 熱水で抽出処理する請求項3記載の血糖
    降下剤。
  7. 【請求項7】 極性有機溶媒としてエチルアルコール又
    はイソプロピルアルコールを用いる請求項3、4又は6
    記載の血糖降下剤。
  8. 【請求項8】 請求項1又は5記載の抽出液、その濃縮
    液、その乾燥物又はその乾燥粉砕物を含有することを特
    徴とする飲食品。
  9. 【請求項9】 請求項2記載の分離液、その濃縮液、そ
    の乾燥物又はその乾燥粉砕物を含有することを特徴とす
    る飲食品。
  10. 【請求項10】 請求項3、4、6又は7記載の沈澱
    物、その乾燥物又はその乾燥粉砕物を含有することを特
    徴とする飲食品。
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