JPH0965909A - 自動停止装置付スライドファスナー用スライダー - Google Patents
自動停止装置付スライドファスナー用スライダーInfo
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- JPH0965909A JPH0965909A JP7223483A JP22348395A JPH0965909A JP H0965909 A JPH0965909 A JP H0965909A JP 7223483 A JP7223483 A JP 7223483A JP 22348395 A JP22348395 A JP 22348395A JP H0965909 A JPH0965909 A JP H0965909A
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T24/2577—Biased by distinct spring
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- Slide Fasteners (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Hinges (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動停止装置付スライダーの自動組立におい
て、板バネを安定した状態で胴体に装備し、自動組立加
工の高速化を図る。 【構成】 胴体１上に取付柱１３、１４を設け、この上
面に板バネ仮止用の係止部２２として凸部２３を突設
し、この頂部にＶ字溝２４を設けるとともに、取付柱１
３、１４の側面にガイド部２５、基部に凹窪部２６を設
け、取付柱１３、１４間に引手２の枢軸２７、爪杆３を
配し、その上に凹部２５のある板バネ４を載置した後、
凸部２３を押圧して板バネ４を仮止めし、その上にカバ
ー５をガイド部２５に沿って嵌め込み、カバー５の側面
を凹窪部２６に加締めつけたスライダーである。したが
って自動組立加工において、組立機を高速稼動させて
も、加工中に板バネが落下することがない。
て、板バネを安定した状態で胴体に装備し、自動組立加
工の高速化を図る。 【構成】 胴体１上に取付柱１３、１４を設け、この上
面に板バネ仮止用の係止部２２として凸部２３を突設
し、この頂部にＶ字溝２４を設けるとともに、取付柱１
３、１４の側面にガイド部２５、基部に凹窪部２６を設
け、取付柱１３、１４間に引手２の枢軸２７、爪杆３を
配し、その上に凹部２５のある板バネ４を載置した後、
凸部２３を押圧して板バネ４を仮止めし、その上にカバ
ー５をガイド部２５に沿って嵌め込み、カバー５の側面
を凹窪部２６に加締めつけたスライダーである。したが
って自動組立加工において、組立機を高速稼動させて
も、加工中に板バネが落下することがない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、スライダーが胴
体、引手、爪杆、板バネ、カバーの五部材から構成され
た自動停止装置付スライドファスナー用スライダーであ
って、スライダーの自動組立加工において板バネおよび
カバーを安定した状態で装備できる形態のスライドファ
スナー用スライダーに関するものである。
体、引手、爪杆、板バネ、カバーの五部材から構成され
た自動停止装置付スライドファスナー用スライダーであ
って、スライダーの自動組立加工において板バネおよび
カバーを安定した状態で装備できる形態のスライドファ
スナー用スライダーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来におけるこの種の自動停止装置付ス
ライドファスナー用スライダーは、スライダーの胴体に
板バネを装備する場合、図９に示すように胴体における
上翼板の上面の前後に取付柱を対設し、取付柱の上面中
央に板バネを嵌装するための凹部を設け、取付柱間に配
置した爪杆の背面に板バネを載置し、その上方から凹部
に嵌入できる凸部を内設したカバーを被覆し、カバーを
固定したスライダーが実開昭５８−１００６１１号公報
に開示されている。
ライドファスナー用スライダーは、スライダーの胴体に
板バネを装備する場合、図９に示すように胴体における
上翼板の上面の前後に取付柱を対設し、取付柱の上面中
央に板バネを嵌装するための凹部を設け、取付柱間に配
置した爪杆の背面に板バネを載置し、その上方から凹部
に嵌入できる凸部を内設したカバーを被覆し、カバーを
固定したスライダーが実開昭５８−１００６１１号公報
に開示されている。
【０００３】また、図１０に示すように胴体の上翼板上
面の前後に取付柱を対設し、取付柱の上面中央に板バネ
を嵌装するための凸部を突設し、板バネは端部に前記凸
部に嵌入できる凹部を設け、この板バネを凸部に嵌入さ
せ、取付柱間に配置した爪杆の背面に板バネを載置し、
その上方から前記凸部に嵌入できる凹部を内設したカバ
ーによって被覆した後に固定したスライダーが実公昭６
２−４１６０８号公報に開示されている。
面の前後に取付柱を対設し、取付柱の上面中央に板バネ
を嵌装するための凸部を突設し、板バネは端部に前記凸
部に嵌入できる凹部を設け、この板バネを凸部に嵌入さ
せ、取付柱間に配置した爪杆の背面に板バネを載置し、
その上方から前記凸部に嵌入できる凹部を内設したカバ
ーによって被覆した後に固定したスライダーが実公昭６
２−４１６０８号公報に開示されている。
【０００４】さらに、図１１に示すようにカバーの内側
に板バネを装着するため、カバーの内側一方端に並設し
た突片を両側から内側へ折曲して板バネを装着し、他方
端においてはＶ字溝を備えた突起を板バネの凹部に嵌入
し、突起先端を左右に折曲して板バネを装着した後、カ
バーを胴体上面に固定したスライダーが実公平４−３２
９７３号公報に開示されている。
に板バネを装着するため、カバーの内側一方端に並設し
た突片を両側から内側へ折曲して板バネを装着し、他方
端においてはＶ字溝を備えた突起を板バネの凹部に嵌入
し、突起先端を左右に折曲して板バネを装着した後、カ
バーを胴体上面に固定したスライダーが実公平４−３２
９７３号公報に開示されている。
【０００５】最後に図１２に示すように、胴体の上面に
三角形状の板体のガイド片を横方向に対向するように前
後二組突設し、このガイド片とカバーとが嵌合できるよ
うに形成したスライダーが実公昭５６−２２７３０号公
報に開示されている。
三角形状の板体のガイド片を横方向に対向するように前
後二組突設し、このガイド片とカバーとが嵌合できるよ
うに形成したスライダーが実公昭５６−２２７３０号公
報に開示されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前項で挙げた公知の自
動停止装置付スライドファスナー用スライダーの第一例
および第二例は、ともにスライダーの胴体における上翼
板の上面に突設した板バネ取付用の取付柱の上面に板バ
ネを単に載置した後、カバーを被覆固定した形態のスラ
イダーであるため、スライダーの自動組立加工において
は、自動組立機のターンテーブルに配された胴体上に引
手、爪杆、板バネ、カバーを順次載置し、最後にカバー
を加締めて組立てる。したがって組立加工過程において
は各部品は固定されずに胴体上に載置され、特に板バネ
は爪杆の背面に載置されるので、ターンテーブルの回転
によって板バネが爪杆上から落下するという弊害があ
り、ターンテーブルの高速回転が望めず、生産性の向上
が図れないという問題点があった。
動停止装置付スライドファスナー用スライダーの第一例
および第二例は、ともにスライダーの胴体における上翼
板の上面に突設した板バネ取付用の取付柱の上面に板バ
ネを単に載置した後、カバーを被覆固定した形態のスラ
イダーであるため、スライダーの自動組立加工において
は、自動組立機のターンテーブルに配された胴体上に引
手、爪杆、板バネ、カバーを順次載置し、最後にカバー
を加締めて組立てる。したがって組立加工過程において
は各部品は固定されずに胴体上に載置され、特に板バネ
は爪杆の背面に載置されるので、ターンテーブルの回転
によって板バネが爪杆上から落下するという弊害があ
り、ターンテーブルの高速回転が望めず、生産性の向上
が図れないという問題点があった。
【０００７】また自動組立機に送給される板バネは、連
続する長尺材を切断しながら装備されるので、長尺材は
スプールに巻かれて保管されているため、板バネにはそ
りが生じ、その結果爪杆の背面に載置される板バネは、
そり返って不安定な状態であり、ますます自動組立機の
高速化は望めないという問題点があった。
続する長尺材を切断しながら装備されるので、長尺材は
スプールに巻かれて保管されているため、板バネにはそ
りが生じ、その結果爪杆の背面に載置される板バネは、
そり返って不安定な状態であり、ますます自動組立機の
高速化は望めないという問題点があった。
【０００８】公知の第三例は自動停止装置付スライドフ
ァスナー用スライダーは、スライダーの形態から自動組
立加工において、カバーを上下逆位置に配置し、板バネ
をカバー内に装着し、次にカバーを上下反転させて胴体
に組付けるため、加工工程が増え生産性の向上は望めな
い。またスライダー自動組立機もカバーを反転させるた
めの機構が必要となり、複雑な機構となり操作も面倒で
あるなど問題点があった。
ァスナー用スライダーは、スライダーの形態から自動組
立加工において、カバーを上下逆位置に配置し、板バネ
をカバー内に装着し、次にカバーを上下反転させて胴体
に組付けるため、加工工程が増え生産性の向上は望めな
い。またスライダー自動組立機もカバーを反転させるた
めの機構が必要となり、複雑な機構となり操作も面倒で
あるなど問題点があった。
【０００９】最後に挙げた公知の自動停止装置付スライ
ドファスナー用スライダーは、スライダーの自動組立加
工において、胴体上にカバーをたとえ供給し配備したと
しても、胴体上でカバーが横方向にずれ動くのを規制す
るための部材がないから、カバーが左右にずれ動いて位
置決めが難しく、供給配備を迅速に行うことができない
から、自動組立加工には適さない形態のスライダーであ
り、自動組立機の高速化は望めないという問題点があ
る。
ドファスナー用スライダーは、スライダーの自動組立加
工において、胴体上にカバーをたとえ供給し配備したと
しても、胴体上でカバーが横方向にずれ動くのを規制す
るための部材がないから、カバーが左右にずれ動いて位
置決めが難しく、供給配備を迅速に行うことができない
から、自動組立加工には適さない形態のスライダーであ
り、自動組立機の高速化は望めないという問題点があ
る。
【００１０】この発明は、上述の種々の問題点を考慮し
発明されたものであり、請求項１記載の発明は、自動停
止装置付スライドファスナー用スライダーの自動組立加
工において、一番不安定な状態で配置される板バネの装
備を、安定した状態のもとで装備するとともに、自動組
立加工の高速化を実現し、生産性の向上が図れる形態の
自動停止装置付スライドファスナー用スライダーを提供
することが主たる目的である。
発明されたものであり、請求項１記載の発明は、自動停
止装置付スライドファスナー用スライダーの自動組立加
工において、一番不安定な状態で配置される板バネの装
備を、安定した状態のもとで装備するとともに、自動組
立加工の高速化を実現し、生産性の向上が図れる形態の
自動停止装置付スライドファスナー用スライダーを提供
することが主たる目的である。
【００１１】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明の目的に加え、スライダーの自動組立加工において、
胴体の所定の位置にカバーを迅速かつ容易にしかも安定
した状態で配備することができ、またカバーを簡単にか
つ強固に加締固定することができ、そのうえ自動組立加
工の高速化が図れる形態の自動停止装置付スライドファ
スナー用スライダーを提供することが目的である。
明の目的に加え、スライダーの自動組立加工において、
胴体の所定の位置にカバーを迅速かつ容易にしかも安定
した状態で配備することができ、またカバーを簡単にか
つ強固に加締固定することができ、そのうえ自動組立加
工の高速化が図れる形態の自動停止装置付スライドファ
スナー用スライダーを提供することが目的である。
【００１２】請求項３乃至７記載の発明は、請求項１ま
たは２記載の発明の目的に加え、スライダーの自動組立
加工の高速化に対応できるスライダーであって、胴体に
板バネを安定した状態で、しかも的確、容易に装備でき
る形態の自動停止装置付スライドファスナー用スライダ
ーを提供することが目的である。
たは２記載の発明の目的に加え、スライダーの自動組立
加工の高速化に対応できるスライダーであって、胴体に
板バネを安定した状態で、しかも的確、容易に装備でき
る形態の自動停止装置付スライドファスナー用スライダ
ーを提供することが目的である。
【００１３】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、この発明のうち請求項１記載の発明は、スライダー
の胴体１における上翼板６の上面に取付柱１３、１４を
前後に対設し、この取付柱１３、１４間に板バネ４を載
架し、板バネ４と上翼板６との間に引手２の枢軸２７、
爪杆３を介在させ、取付柱１３、１４の上面に板バネ仮
止用の係止部２２を突設し、この係止部２２に板バネ４
を仮止めし、この状態で係止部２２をカバー５の内面に
凹設した被覆凹部３７によって被包し、カバー５を胴体
１に固定した自動停止装置付スライドファスナー用スラ
イダーを主な構成とするものである。
め、この発明のうち請求項１記載の発明は、スライダー
の胴体１における上翼板６の上面に取付柱１３、１４を
前後に対設し、この取付柱１３、１４間に板バネ４を載
架し、板バネ４と上翼板６との間に引手２の枢軸２７、
爪杆３を介在させ、取付柱１３、１４の上面に板バネ仮
止用の係止部２２を突設し、この係止部２２に板バネ４
を仮止めし、この状態で係止部２２をカバー５の内面に
凹設した被覆凹部３７によって被包し、カバー５を胴体
１に固定した自動停止装置付スライドファスナー用スラ
イダーを主な構成とするものである。
【００１４】ここで、板バネ仮止用とは、板バネを本格
的に固定するものではなく、板バネが余裕をもって自由
に弾発作用が行える状態に軽度に固定することを指すも
のである。
的に固定するものではなく、板バネが余裕をもって自由
に弾発作用が行える状態に軽度に固定することを指すも
のである。
【００１５】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明の構成に加え、胴体１の上面に突設した前後の取付柱
１３、１４の側面にカバー嵌合用のガイド部２５を一体
に突設し、取付柱１３、１４の外側縁基部に凹窪部２６
を凹設し、一方カバー５の両側にガイド部２５に合致す
る縁部を備えた引手２の枢軸挿入用の軸孔３６を凹設
し、カバー５の側面を凹窪部２６に加締固定した自動停
止装置付スライドファスナー用スライダーである。
明の構成に加え、胴体１の上面に突設した前後の取付柱
１３、１４の側面にカバー嵌合用のガイド部２５を一体
に突設し、取付柱１３、１４の外側縁基部に凹窪部２６
を凹設し、一方カバー５の両側にガイド部２５に合致す
る縁部を備えた引手２の枢軸挿入用の軸孔３６を凹設
し、カバー５の側面を凹窪部２６に加締固定した自動停
止装置付スライドファスナー用スライダーである。
【００１６】請求項３記載の発明は、請求項１または２
記載の発明の構成に加え、板バネ仮止用の係止部２２
は、胴体１に設けた取付柱１３、１４の上面に突出する
凸部２３から形成され、この凸部２３の中央縦方向にＶ
字溝２４を刻設し、押圧加工によって左右に折曲可能な
形態に形成し、板バネ４は端部に凸部嵌入用の凹部３５
を凹設した自動停止装置付スライドファスナー用スライ
ダーである。
記載の発明の構成に加え、板バネ仮止用の係止部２２
は、胴体１に設けた取付柱１３、１４の上面に突出する
凸部２３から形成され、この凸部２３の中央縦方向にＶ
字溝２４を刻設し、押圧加工によって左右に折曲可能な
形態に形成し、板バネ４は端部に凸部嵌入用の凹部３５
を凹設した自動停止装置付スライドファスナー用スライ
ダーである。
【００１７】請求項４記載の発明は、請求項１または２
記載の発明の構成に加え、板バネ仮止用の係止部２２
が、取付柱１３、１４の上面において、横方向に間隙を
おいて対向突部３９を左右対向的に突設し、この対向突
部３９は押圧加工によって内側へ折曲可能な形態に形成
し、板バネ４は端部に対向突部３９間へ嵌入できる凸部
４０を凸設した自動停止装置付スライドファスナー用ス
ライダーである。
記載の発明の構成に加え、板バネ仮止用の係止部２２
が、取付柱１３、１４の上面において、横方向に間隙を
おいて対向突部３９を左右対向的に突設し、この対向突
部３９は押圧加工によって内側へ折曲可能な形態に形成
し、板バネ４は端部に対向突部３９間へ嵌入できる凸部
４０を凸設した自動停止装置付スライドファスナー用ス
ライダーである。
【００１８】請求項５記載の発明は、請求項１または２
記載の発明の構成に加え、板バネ仮止用の係止部２２
が、取付柱１３、１４の上面において、その外端中央に
突片４１を突設し、押圧加工によって胴体１の内方へ折
曲可能な形態に形成し、板バネ４は端部中央に突片嵌入
用の凹部４２を凹設した自動停止装置付スライドファス
ナー用スライダーである。
記載の発明の構成に加え、板バネ仮止用の係止部２２
が、取付柱１３、１４の上面において、その外端中央に
突片４１を突設し、押圧加工によって胴体１の内方へ折
曲可能な形態に形成し、板バネ４は端部中央に突片嵌入
用の凹部４２を凹設した自動停止装置付スライドファス
ナー用スライダーである。
【００１９】請求項６記載の発明は、請求項１または２
記載の発明の構成に加え、板バネ仮止用の係止部２２
が、取付柱１３、１４の上面中央に掛止杆４３を立設
し、この掛止杆４３の頭部には左右に張出す傘形膨大部
４４を形成し、板バネ４は端部中央に掛止杆嵌入用の凹
部４５を設けて、スナップ形式に仮止可能な形態に形成
した自動停止装置付スライドファスナー用スライダーで
ある。
記載の発明の構成に加え、板バネ仮止用の係止部２２
が、取付柱１３、１４の上面中央に掛止杆４３を立設
し、この掛止杆４３の頭部には左右に張出す傘形膨大部
４４を形成し、板バネ４は端部中央に掛止杆嵌入用の凹
部４５を設けて、スナップ形式に仮止可能な形態に形成
した自動停止装置付スライドファスナー用スライダーで
ある。
【００２０】請求項７記載の発明は、請求項１または２
記載の発明の構成に加え、請求項３乃至６に記載された
形態の板バネ仮止用の係止部２２を、取付柱１３、１４
の上面において、いずれかの係止部２２と組合わせて対
設し、板バネ４もこの係止部２２に対応する形態に形成
し、仮止めさせる自動停止装置付スライドファスナー用
スライダーである。
記載の発明の構成に加え、請求項３乃至６に記載された
形態の板バネ仮止用の係止部２２を、取付柱１３、１４
の上面において、いずれかの係止部２２と組合わせて対
設し、板バネ４もこの係止部２２に対応する形態に形成
し、仮止めさせる自動停止装置付スライドファスナー用
スライダーである。
【００２１】
【発明の実施の形態】以下、この発明の自動停止装置付
スライドファスナー用スライダーの実施の形態につい
て、図面を参照しながら具体的に説明する。
スライドファスナー用スライダーの実施の形態につい
て、図面を参照しながら具体的に説明する。
【００２２】この発明の自動停止装置付スライドファス
ナー用スライダーは、図１から図５に示すように、スラ
イダーは胴体１、引手２、爪杆３、板バネ４、カバー５
の五部材から構成された自動停止装置付スライドファス
ナー用スライダーである。
ナー用スライダーは、図１から図５に示すように、スラ
イダーは胴体１、引手２、爪杆３、板バネ４、カバー５
の五部材から構成された自動停止装置付スライドファス
ナー用スライダーである。
【００２３】胴体１は、上翼板６と下翼板７とを案内柱
８によって連結し、上翼板６の両側にはファスナーエレ
メントをガイドするためのガイドフランジ９が屈設さ
れ、その内部にガイド溝１０が形成されている。
８によって連結し、上翼板６の両側にはファスナーエレ
メントをガイドするためのガイドフランジ９が屈設さ
れ、その内部にガイド溝１０が形成されている。
【００２４】上翼板６の上面には、前方すなわち肩口１
１側に前部取付柱１３、後方すなわち後口１２側に後部
取付柱１４が同寸法幅の突起体として突設されている。
前後取付柱１３、１４はそれぞれ内向のコ字形形状を呈
し、その前後に対向する側壁１５、１６の対向面は、引
手２の枢軸２７を誘導するため斜面状のガイド面１７が
形成されている。
１側に前部取付柱１３、後方すなわち後口１２側に後部
取付柱１４が同寸法幅の突起体として突設されている。
前後取付柱１３、１４はそれぞれ内向のコ字形形状を呈
し、その前後に対向する側壁１５、１６の対向面は、引
手２の枢軸２７を誘導するため斜面状のガイド面１７が
形成されている。
【００２５】各側壁１５、１６間には、それぞれ爪杆３
を収納させるための収容部１８が設けられ、前部取付柱
１３の側壁１５間には、爪杆３の係合突部３２と係合す
るための陥部１９が形成され、また後部取付柱１４の側
壁１６間には、爪杆３の停止爪３１が収納されるため底
部に爪孔２０がガイド溝１０に連通する状態で設けら
れ、この爪孔２０の後端には停止爪３１の進入を規制す
るため、爪杆３の突部３３と当接する段部２１が形成さ
れている。
を収納させるための収容部１８が設けられ、前部取付柱
１３の側壁１５間には、爪杆３の係合突部３２と係合す
るための陥部１９が形成され、また後部取付柱１４の側
壁１６間には、爪杆３の停止爪３１が収納されるため底
部に爪孔２０がガイド溝１０に連通する状態で設けら
れ、この爪孔２０の後端には停止爪３１の進入を規制す
るため、爪杆３の突部３３と当接する段部２１が形成さ
れている。
【００２６】前後取付柱１３、１４の上面は平坦面に形
成され板バネ４を載置するのに適した形状であり、その
中央には板バネ４を仮止めするための係止部２２がそれ
ぞれ設けられ、係止部２２は上方へ突出する小形の凸部
２３から形成され、凸部２３の頂面には中央縦方向にＶ
字溝２４が刻設され、上方からの軟打による押圧作用に
よって簡単に左右に折曲し拡開できるように形成されて
いる。
成され板バネ４を載置するのに適した形状であり、その
中央には板バネ４を仮止めするための係止部２２がそれ
ぞれ設けられ、係止部２２は上方へ突出する小形の凸部
２３から形成され、凸部２３の頂面には中央縦方向にＶ
字溝２４が刻設され、上方からの軟打による押圧作用に
よって簡単に左右に折曲し拡開できるように形成されて
いる。
【００２７】前後取付柱１３、１４の側面には、カバー
５の取付けを容易にするために、各側壁１５、１６の外
面に突起状のカバー嵌合用のガイド部２５を突設し、カ
バー５の軸孔３６に嵌合できるように形成されている。
また前後取付柱１３、１４のそれぞれの外側縁における
基部に窪んだ凹窪部２６を凹設し、カバー５の側面を加
締めて、この凹窪部２６に固定する。
５の取付けを容易にするために、各側壁１５、１６の外
面に突起状のカバー嵌合用のガイド部２５を突設し、カ
バー５の軸孔３６に嵌合できるように形成されている。
また前後取付柱１３、１４のそれぞれの外側縁における
基部に窪んだ凹窪部２６を凹設し、カバー５の側面を加
締めて、この凹窪部２６に固定する。
【００２８】次に引手２は、短冊形で一端に前後の取付
柱１３、１４間に載置できる枢軸２７が設けられ、この
枢軸２７に隣接して環部２８が形成され、他端には摘み
部２９が設けられている。環部２８は取付柱１３、１４
の幅寸法と略同一寸法の矩形の孔部３０を穿設すること
によって形成されている。
柱１３、１４間に載置できる枢軸２７が設けられ、この
枢軸２７に隣接して環部２８が形成され、他端には摘み
部２９が設けられている。環部２８は取付柱１３、１４
の幅寸法と略同一寸法の矩形の孔部３０を穿設すること
によって形成されている。
【００２９】爪杆３は、全体がつ字状の板体から形成さ
れ、両端は同方向へ屈折突出し、一方は停止爪３１、他
方は係合突部３２として形成され、また停止爪３１の上
部外側には突部３３が形成されている。停止爪３１は取
付柱１４の爪孔２０に挿入され、突部３３は段部２１と
当接し、係合突部３２は取付柱１３の陥部１９と係合す
る。爪杆３の中央部分はやや外側へ突出し頂部３４が形
成され、常時は頂部３４から係合突部３２側にかけて、
その上面に板バネ４が載置され停止爪３１がガイド溝１
０に突出している。
れ、両端は同方向へ屈折突出し、一方は停止爪３１、他
方は係合突部３２として形成され、また停止爪３１の上
部外側には突部３３が形成されている。停止爪３１は取
付柱１４の爪孔２０に挿入され、突部３３は段部２１と
当接し、係合突部３２は取付柱１３の陥部１９と係合す
る。爪杆３の中央部分はやや外側へ突出し頂部３４が形
成され、常時は頂部３４から係合突部３２側にかけて、
その上面に板バネ４が載置され停止爪３１がガイド溝１
０に突出している。
【００３０】板バネ４は、前後の取付柱１３、１４間に
架設できる大きさの長方形の平板状のバネ材から形成さ
れ、その両端には同形のＵ字状の凹部３５が凹設され、
板バネ４は前後の取付柱１３、１４の上面の平坦部分に
載置され、凹部３５は取付柱１３、１４の中央に設けら
れた係止部２２としての凸部２３に嵌入できるように形
成されている。
架設できる大きさの長方形の平板状のバネ材から形成さ
れ、その両端には同形のＵ字状の凹部３５が凹設され、
板バネ４は前後の取付柱１３、１４の上面の平坦部分に
載置され、凹部３５は取付柱１３、１４の中央に設けら
れた係止部２２としての凸部２３に嵌入できるように形
成されている。
【００３１】カバー５は、有底長方箱体から形成され、
側面には引手２の枢軸２７が挿通できる凹状の軸孔３６
が凹設され、この軸孔３６の両側縁は、前後の取付柱１
３、１４の側面に設けたガイド部２５と嵌合当接するよ
うに形成されている。また底部分には、前後の取付柱１
３、１４の係止部２２に板バネ４を仮止めした凸部２３
を被包できる被覆凹部３７が形成され、仮止め部分を保
護できるように形成されている。
側面には引手２の枢軸２７が挿通できる凹状の軸孔３６
が凹設され、この軸孔３６の両側縁は、前後の取付柱１
３、１４の側面に設けたガイド部２５と嵌合当接するよ
うに形成されている。また底部分には、前後の取付柱１
３、１４の係止部２２に板バネ４を仮止めした凸部２３
を被包できる被覆凹部３７が形成され、仮止め部分を保
護できるように形成されている。
【００３２】スライダーの組立ては、ターンテーブルタ
イプの自動組立機のターンテーブル上に胴体１を配置
し、ターンテーブルを一定間隔で回転させながら、その
上方から前後の取付柱１３、１４間に引手２の枢軸２７
が位置するように環部２８を後部取付柱１４に嵌入させ
て載置する。さらにその上方から爪杆３を収容部１８に
送給し、停止爪３１が爪孔２０と、また係合突部３２は
陥部１９と対応するように載置し、またその上方に板バ
ネ４を送給し、前後取付柱１３、１４の上面の平坦部分
に載置する。
イプの自動組立機のターンテーブル上に胴体１を配置
し、ターンテーブルを一定間隔で回転させながら、その
上方から前後の取付柱１３、１４間に引手２の枢軸２７
が位置するように環部２８を後部取付柱１４に嵌入させ
て載置する。さらにその上方から爪杆３を収容部１８に
送給し、停止爪３１が爪孔２０と、また係合突部３２は
陥部１９と対応するように載置し、またその上方に板バ
ネ４を送給し、前後取付柱１３、１４の上面の平坦部分
に載置する。
【００３３】板バネ４は、その凹部３５を取付柱１３、
１４の凸部２３に嵌入して載置した後、上方から軟打に
よる押圧作用によって仮止めされ固定する。次にその上
方からカバー５を送給し、前後の取付柱１３、１４に設
置したガイド部２５に誘導され被覆載置した後、カバー
５の側面を前後の取付柱１３、１４の凹窪部２６に対し
加締め、加締部３８によって固定し、スライダーは図５
に示すように組立てられる。
１４の凸部２３に嵌入して載置した後、上方から軟打に
よる押圧作用によって仮止めされ固定する。次にその上
方からカバー５を送給し、前後の取付柱１３、１４に設
置したガイド部２５に誘導され被覆載置した後、カバー
５の側面を前後の取付柱１３、１４の凹窪部２６に対し
加締め、加締部３８によって固定し、スライダーは図５
に示すように組立てられる。
【００３４】次に取付柱に設置される板バネ仮止用の係
止部の変形例を数種の形態について説明する。
止部の変形例を数種の形態について説明する。
【００３５】図６に示す係止部２２は、前部取付柱１３
の平坦な上面中央に収容部１８に略一致する間隙で、対
向する対向突部３９を左右に突設し、対向突部３９は外
面が内向に傾斜しており、軟打の押圧作用によって内側
へ容易に折曲できるように形成されている。なお後部取
付柱１４にも同様の形態の係止部２２が設置されてい
る。板バネ４は両端に前記対向突部３９に嵌入できる突
片状の凸部４０が設けられ、対応できるように形成され
ている。
の平坦な上面中央に収容部１８に略一致する間隙で、対
向する対向突部３９を左右に突設し、対向突部３９は外
面が内向に傾斜しており、軟打の押圧作用によって内側
へ容易に折曲できるように形成されている。なお後部取
付柱１４にも同様の形態の係止部２２が設置されてい
る。板バネ４は両端に前記対向突部３９に嵌入できる突
片状の凸部４０が設けられ、対応できるように形成され
ている。
【００３６】図７に示す係止部２２は、前部取付柱１３
の平坦な上面の外端中央に、外面がやや内向的な斜面に
形成された突片４１を突設し、軟打による押圧作用によ
って胴体１の内側へ容易に折曲できるように形成されて
いる。なお後部取付柱１４にも同様の形態の係止部２２
が設置されている。板バネ４は両端に前記突片４１が嵌
入できるように凹部４２が設けれ、対応できるように形
成されている。
の平坦な上面の外端中央に、外面がやや内向的な斜面に
形成された突片４１を突設し、軟打による押圧作用によ
って胴体１の内側へ容易に折曲できるように形成されて
いる。なお後部取付柱１４にも同様の形態の係止部２２
が設置されている。板バネ４は両端に前記突片４１が嵌
入できるように凹部４２が設けれ、対応できるように形
成されている。
【００３７】図８に示す係止部２２は、前部取付柱１３
の平坦な上面の中央に掛止杆４３が立設され、掛止杆４
３の頭部すなわち板バネ４の厚みに略一致する個所に両
側に少量張出す傘形膨大部４４が形成されている。なお
後部取付柱１４にも同様の形態の係止部２２が設置され
ている。板バネ４は両端に凹部４５が形成され、凹部４
５は傘形膨大部４４よりやや小さ目に形成され、上方か
らの押圧によってスナップ式に掛止杆４３に嵌入できる
ように形成されている。
の平坦な上面の中央に掛止杆４３が立設され、掛止杆４
３の頭部すなわち板バネ４の厚みに略一致する個所に両
側に少量張出す傘形膨大部４４が形成されている。なお
後部取付柱１４にも同様の形態の係止部２２が設置され
ている。板バネ４は両端に凹部４５が形成され、凹部４
５は傘形膨大部４４よりやや小さ目に形成され、上方か
らの押圧によってスナップ式に掛止杆４３に嵌入できる
ように形成されている。
【００３８】以上、胴体の取付柱に設置する板バネ仮止
用の係止部について、数種の形態の変形例を説明した
が、勿論前後の取付柱にそれぞれ異なった形態の係止部
を組合わせて設置することも可能である。また板バネ仮
止用の係止部を胴体の上翼板のみに設置するのではな
く、下翼板上にも同様の形態の係止部を設置して両面ス
ライダーに仕上げることも勿論可能である。
用の係止部について、数種の形態の変形例を説明した
が、勿論前後の取付柱にそれぞれ異なった形態の係止部
を組合わせて設置することも可能である。また板バネ仮
止用の係止部を胴体の上翼板のみに設置するのではな
く、下翼板上にも同様の形態の係止部を設置して両面ス
ライダーに仕上げることも勿論可能である。
【００３９】
【発明の効果】この発明の自動停止装置付スライドファ
スナー用スライダーは、以上説明したとおりの構成であ
り、この構成によって下記の効果を奏するものである。
スナー用スライダーは、以上説明したとおりの構成であ
り、この構成によって下記の効果を奏するものである。
【００４０】この発明のうち請求項１記載の発明は、胴
体の上翼板上に取付柱を前後に対設し、取付柱間に板バ
ネを載架するとともに、取付柱に取付けられる板バネは
送給と同時に取付柱に仮止めできるので、胴体に安定し
た状態で板バネを取付けることができ、たとえ自動組立
機のターンテーブルが高速で回転稼動しても、板バネが
落下することがなく、その結果従来不可能とされていた
自動組立加工の高速化が実現でき、生産性の向上が図れ
る利点がある。
体の上翼板上に取付柱を前後に対設し、取付柱間に板バ
ネを載架するとともに、取付柱に取付けられる板バネは
送給と同時に取付柱に仮止めできるので、胴体に安定し
た状態で板バネを取付けることができ、たとえ自動組立
機のターンテーブルが高速で回転稼動しても、板バネが
落下することがなく、その結果従来不可能とされていた
自動組立加工の高速化が実現でき、生産性の向上が図れ
る利点がある。
【００４１】また取付柱の板バネの仮止め部分をカバー
の被覆凹部で被包したので、仮止め部分の保護を的確に
果し、長期の使用に耐えるスライダーに仕上げることが
できる利点がある。
の被覆凹部で被包したので、仮止め部分の保護を的確に
果し、長期の使用に耐えるスライダーに仕上げることが
できる利点がある。
【００４２】請求項２の記載の発明は、請求項１記載の
発明の効果に加え、取付柱の側面にカバー嵌合用のガイ
ド部を一体に設け、取付柱の外側縁の基部に凹窪部を設
けるとともに、カバーはガイド部に合致する軸孔を設
け、カバーの側面を凹窪部に加締め固定したことによっ
て、胴体に対するカバーの送給および装備における位置
決めが迅速、的確、簡単にでき、しかも安定した状態で
配備することができるので、自動組立加工の高速化に寄
与できる。またカバーは取付柱に容易かつ強固に取付け
ることができるので、頑丈なスライダーに仕上げること
ができるなどの効果がある。
発明の効果に加え、取付柱の側面にカバー嵌合用のガイ
ド部を一体に設け、取付柱の外側縁の基部に凹窪部を設
けるとともに、カバーはガイド部に合致する軸孔を設
け、カバーの側面を凹窪部に加締め固定したことによっ
て、胴体に対するカバーの送給および装備における位置
決めが迅速、的確、簡単にでき、しかも安定した状態で
配備することができるので、自動組立加工の高速化に寄
与できる。またカバーは取付柱に容易かつ強固に取付け
ることができるので、頑丈なスライダーに仕上げること
ができるなどの効果がある。
【００４３】請求項３乃至７記載の発明は、請求項１ま
たは２記載の発明の効果に加え、板バネ仮止用の係止部
を取付柱の上面に凸部を設け、その上面にＶ字溝を形成
し、または取付柱の上面に対向突部を左右に対設し、あ
るいは取付柱の上面の外端に突片を突設した係止部に対
し、板バネもそれぞれ対応させたことによって、板バネ
の仮止めが上方からの押圧操作によって簡単にできるか
ら、自動組立機も簡単な機構で対処でき、しかも安定、
的確、容易に装備できる利点がある。
たは２記載の発明の効果に加え、板バネ仮止用の係止部
を取付柱の上面に凸部を設け、その上面にＶ字溝を形成
し、または取付柱の上面に対向突部を左右に対設し、あ
るいは取付柱の上面の外端に突片を突設した係止部に対
し、板バネもそれぞれ対応させたことによって、板バネ
の仮止めが上方からの押圧操作によって簡単にできるか
ら、自動組立機も簡単な機構で対処でき、しかも安定、
的確、容易に装備できる利点がある。
【００４４】また取付柱の上面に掛止杆を設け、かつ傘
形膨大部を形成し、板バネをスナップ式に仮止めさせる
ので、やはり仮止操作が上方から押圧ですむから、簡単
な機構で対処でき、しかも安定、的確、容易に装備でき
る利点がある。
形膨大部を形成し、板バネをスナップ式に仮止めさせる
ので、やはり仮止操作が上方から押圧ですむから、簡単
な機構で対処でき、しかも安定、的確、容易に装備でき
る利点がある。
【００４５】さらにまた異種の係止部を組合わせること
によっても、仮止め操作は全て上方からの押圧作動です
むから、種々の係止部を適宜選択し、簡単な機構で対処
できるから、自動組立加工の高速化に寄与する利点があ
るなど、この発明の効果はきわめて顕著である。
によっても、仮止め操作は全て上方からの押圧作動です
むから、種々の係止部を適宜選択し、簡単な機構で対処
できるから、自動組立加工の高速化に寄与する利点があ
るなど、この発明の効果はきわめて顕著である。
【図１】自動停止装置付スライドファスナー用スライダ
ーの分解斜視図である。
ーの分解斜視図である。
【図２】同上スライダーの縦断面図である。
【図３】同上スライダーの板バネ仮止機構を示す要部の
断面図である。
断面図である。
【図４】同上スライダーの板バネの仮止状態およびカバ
ーの装備を示す要部の断面図である。
ーの装備を示す要部の断面図である。
【図５】同上スライダーの組立後におけるスライダーの
斜視図である。
斜視図である。
【図６】板バネ仮止機構の変形例を示す要部の斜視図で
ある。
ある。
【図７】板バネ仮止機構の第二変形例を示す要部の斜視
図である。
図である。
【図８】板バネ仮止機構の第三変形例を示す要部の断面
図である。
図である。
【図９】公知の板バネ装着機構を示すスライダーの分解
斜視図である。
斜視図である。
【図１０】他の公知の板バネ装着機構を示すスライダー
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図１１】さらに他の公知の板バネ装着機構を示す板バ
ネとカバーの装着断面図である。
ネとカバーの装着断面図である。
【図１２】公知のスライダーの要部の分解斜視図であ
る。
る。
１ 胴体 ２ 引手 ３ 爪杆 ４ 板バネ ５ カバー ６ 上翼板 １３、１４ 取付柱 ２２ 係止部 ２３ 凸部（取付柱） ２４ Ｖ字溝 ２５ ガイド部 ２６ 凹窪部 ２７ 枢軸 ３５ 凹部（板バネ） ３６ 軸孔 ３７ 被覆凹部 ３９ 対向突部（取付柱） ４０ 凸部（板バネ） ４１ 突片（取付柱） ４２ 凹部（板バネ） ４３ 掛止杆（取付柱） ４４ 傘形膨大部 ４５ 凹部（板バネ）
Claims (7)
- 【請求項１】 スライダーの胴体１の上翼板６上に取付
柱１３、１４を前後に対設し、該取付柱１３、１４間に
板バネ４を載架し、板バネ４と上翼板６間に引手２の枢
軸２７、爪杆３を介在させ、取付柱１３、１４の上面に
板バネ仮止用の係止部２２を突設して板バネ４を仮止め
し、該部をカバー５内に凹設した被覆凹部３７によって
被包し、カバー５を固定したことを特徴とする自動停止
装置付スライドファスナー用スライダー。 - 【請求項２】 取付柱１３、１４の側面にカバー嵌合用
のガイド部２５を一体に突設し、取付柱１３、１４の外
側縁基部に凹窪部２６を凹設し、一方カバー５の両側に
ガイド部２５と合致する引手２の枢軸挿入用の軸孔３６
を凹設し、カバー５の側面を凹窪部２６に加締固定して
なる請求項１記載の自動停止装置付スライドファスナー
用スライダー。 - 【請求項３】 板バネ仮止用の係止部２２は、取付柱１
３、１４の上面に突出する凸部２３から形成され、該凸
部２３の中央縦方向にＶ字溝２４を設け、押圧加工によ
り左右に折曲可能に形成し、板バネ４は端部に凸部嵌入
用の凹部３５を凹設してなる請求項１または２記載の自
動停止装置付スライドファスナー用スライダー。 - 【請求項４】 板バネ仮止用の係止部２２は、取付柱１
３、１４の上面に間隙をおいて対向突部３９を左右に突
設し、該対向突部３９は押圧加工により内側へ折曲可能
に形成し、板バネ４は端部に対向突部３９間へ嵌入可能
な凸部４０を凸設してなる請求項１または２記載の自動
停止装置付スライドファスナー用スライダー。 - 【請求項５】 板バネ仮止用の係止部２２は、取付柱１
３、１４の上面の外端中央に突片４１を突設し、押圧加
工により内側へ折曲可能に形成し、板バネ４は端部中央
に突片嵌入用の凹部４２を凹設してなる請求項１または
２記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダ
ー。 - 【請求項６】 板バネ仮止用の係止部２２は、取付柱１
３、１４の上面の中央に掛止杆４３を立設し、該掛止杆
４３の頭部は左右に張出す傘形膨大部４４を形成し、板
バネ４は端部中央に掛止杆嵌入用の凹部４５を設け、ス
ナップ形式に仮止可能に形成してなる請求項１または２
記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダ
ー。 - 【請求項７】 請求項３乃至６に記載された形態の板バ
ネ仮止用の係止部２２を、取付柱１３、１４の上面にい
ずれかの係止部２２と組合せて対設し、板バネ４も該係
止部２２に対応する形態に形成してなる請求項１または
２記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダ
ー。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22348395A JP3393568B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 自動停止装置付スライドファスナー用スライダー |
| DE19632082A DE19632082B4 (de) | 1995-08-31 | 1996-08-08 | Selbsttätig sperrender Schieber für Reißverschlüsse |
| TW086221042U TW333765U (en) | 1995-08-31 | 1996-08-09 | Auto-lock slider for slide fastener |
| MX9603389A MX9603389A (es) | 1995-08-31 | 1996-08-14 | Corredera de auto-enclavamiento para cierre de cremallera. |
| US08/703,867 US5664300A (en) | 1995-08-31 | 1996-08-27 | Auto-lock slider for slide fastener |
| KR1019960037040A KR0180497B1 (ko) | 1995-08-31 | 1996-08-30 | 슬라이드 파스너용 자동 잠금 슬라이더 |
| CNB961119659A CN1152629C (zh) | 1995-08-31 | 1996-08-30 | 拉链的自锁拉头 |
| IT96TO000728A IT1284776B1 (it) | 1995-08-31 | 1996-08-30 | Cursore autobloccante per cerniere lampo. |
| BR9604198A BR9604198A (pt) | 1995-08-31 | 1996-09-02 | Cursor auto-travante para um zíper |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22348395A JP3393568B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 自動停止装置付スライドファスナー用スライダー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0965909A true JPH0965909A (ja) | 1997-03-11 |
| JP3393568B2 JP3393568B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=16798848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22348395A Expired - Fee Related JP3393568B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 自動停止装置付スライドファスナー用スライダー |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5664300A (ja) |
| JP (1) | JP3393568B2 (ja) |
| KR (1) | KR0180497B1 (ja) |
| CN (1) | CN1152629C (ja) |
| BR (1) | BR9604198A (ja) |
| DE (1) | DE19632082B4 (ja) |
| IT (1) | IT1284776B1 (ja) |
| MX (1) | MX9603389A (ja) |
| TW (1) | TW333765U (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001120312A (ja) * | 1999-10-29 | 2001-05-08 | Ykk Corp | スライドファスナー用スライダーの引手 |
| US6993810B2 (en) | 2002-10-29 | 2006-02-07 | Ykk Corporation | Slider for slide fastener provided with automatic stopper device |
| JP2007111351A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Ykk Corp | 自動停止装置付スライドファスナー用スライダー |
| WO2012177003A2 (ko) * | 2011-06-21 | 2012-12-27 | Jung Ji Ong | 슬라이드 파스너용 자동 잠김 슬라이더 |
| KR101439071B1 (ko) * | 2010-09-29 | 2014-09-05 | 와이케이케이 가부시끼가이샤 | 슬라이드 파스너용 슬라이더 |
| WO2016021040A1 (ja) * | 2014-08-08 | 2016-02-11 | Ykk株式会社 | スライダ用バネの組込方法と組込装置 |
Families Citing this family (28)
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|---|---|---|---|---|
| GB2383082A (en) * | 2001-12-17 | 2003-06-18 | Chung Chwan Entpr Co Ltd | Zipper slide |
| US6647599B2 (en) * | 2002-04-02 | 2003-11-18 | Yu-Pau Lin | Positioning mechanism of a zipper slide |
| JP4152254B2 (ja) * | 2003-05-21 | 2008-09-17 | Ｙｋｋ株式会社 | スライドファスナー用スライダー |
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