JPH0964491A - ハーネス付き基板 - Google Patents
ハーネス付き基板Info
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- JPH0964491A JPH0964491A JP7216229A JP21622995A JPH0964491A JP H0964491 A JPH0964491 A JP H0964491A JP 7216229 A JP7216229 A JP 7216229A JP 21622995 A JP21622995 A JP 21622995A JP H0964491 A JPH0964491 A JP H0964491A
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- Japan
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- harness
- board
- substrate
- divided
- electric circuit
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/0097—Processing two or more printed circuits simultaneously, e.g. made from a common substrate, or temporarily stacked circuit boards
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハーネスと基板の接続を改良する。
【解決手段】 基板1の少なくとも一面に電気回路2が
形成され、該電気回路と接続した電子部品4、機構部品
5および他部品との電気接続用端子6が基板上に実装さ
れていると共に、基板を分割するミシン目3が基板に形
成されており、かつ、分割される基板の電気回路を相互
に接続する可撓性を有する分割連結用ハーネス7、8
と、基板上の電気回路と一端が接続すると共に他端に他
部品との接続部を設けた外部連結用ハーネス9を備え、
分割してインストルメントパネル等の被固定体に取り付
ける。
形成され、該電気回路と接続した電子部品4、機構部品
5および他部品との電気接続用端子6が基板上に実装さ
れていると共に、基板を分割するミシン目3が基板に形
成されており、かつ、分割される基板の電気回路を相互
に接続する可撓性を有する分割連結用ハーネス7、8
と、基板上の電気回路と一端が接続すると共に他端に他
部品との接続部を設けた外部連結用ハーネス9を備え、
分割してインストルメントパネル等の被固定体に取り付
ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用ハーネス付
き基板に関し、特に、電子部品、機構部品を搭載した基
板とハーネスとの接続構造および、該基板の車体への取
付構造を改良するものである。
き基板に関し、特に、電子部品、機構部品を搭載した基
板とハーネスとの接続構造および、該基板の車体への取
付構造を改良するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイオード、コンデンサ、抵抗等
の電子部品、およびスイッチ、メーター等の機構部品は
回路基板上に搭載されており、これら回路基板を車体に
所定位置に組みつけた後に、基板の間あるいは他部品の
コネクタを介してワイヤハーネスで接続している。
の電子部品、およびスイッチ、メーター等の機構部品は
回路基板上に搭載されており、これら回路基板を車体に
所定位置に組みつけた後に、基板の間あるいは他部品の
コネクタを介してワイヤハーネスで接続している。
【0003】例えば、インストメントパネルに配索する
インストメントパネル・ハーネス(以下、インパネハー
ネスと略称する)を、インストメントパネルのダッシュ
ボードに固定している基板と接続する場合、インパネハ
ーネスに設けた多数の支線の先端にコネクタを取り付
け、これらコネクタを上記基板に設けたコネクタと嵌合
して電気的に接続している。
インストメントパネル・ハーネス(以下、インパネハー
ネスと略称する)を、インストメントパネルのダッシュ
ボードに固定している基板と接続する場合、インパネハ
ーネスに設けた多数の支線の先端にコネクタを取り付
け、これらコネクタを上記基板に設けたコネクタと嵌合
して電気的に接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにワイヤハ
ーネスを介して基板の接続を行う場合、コネクタによる
嵌合作業が必要であり、実際の自動車組立ラインにおい
てはコネクタの嵌合位置が他の部品の陰になっている等
の事情で嵌合作業が容易でない場合が多い。
ーネスを介して基板の接続を行う場合、コネクタによる
嵌合作業が必要であり、実際の自動車組立ラインにおい
てはコネクタの嵌合位置が他の部品の陰になっている等
の事情で嵌合作業が容易でない場合が多い。
【0005】さらに、コネクタを用いた嵌合の場合、コ
ネクタに収容している端子を雌雄嵌合して電気的接続を
図るため、接点部が多く存在し、半田付けや溶接等の金
属結合で電気的接続を図る場合と比較して、接続信頼性
に問題がある。さらに、ワイヤハーネス側では電線、基
板側では電気回路と端子との接続作業を必要とすると共
に、該端子をコネクタに挿入する作業も必要で、作業工
数が多く、コスト高になる欠点があり、かつ、部品点数
が多くなり、この点からもコスト高になる欠点があっ
た。
ネクタに収容している端子を雌雄嵌合して電気的接続を
図るため、接点部が多く存在し、半田付けや溶接等の金
属結合で電気的接続を図る場合と比較して、接続信頼性
に問題がある。さらに、ワイヤハーネス側では電線、基
板側では電気回路と端子との接続作業を必要とすると共
に、該端子をコネクタに挿入する作業も必要で、作業工
数が多く、コスト高になる欠点があり、かつ、部品点数
が多くなり、この点からもコスト高になる欠点があっ
た。
【0006】本発明は上記欠点を解消せんとするもの
で、自動車組立ラインにおける基板とワイヤハーネスと
の接続作業を無くし、作業工程の低減、部品点数の低
減、および接続信頼性の向上を図ることを目的としてい
る。
で、自動車組立ラインにおける基板とワイヤハーネスと
の接続作業を無くし、作業工程の低減、部品点数の低
減、および接続信頼性の向上を図ることを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、請求項1で、基板の少なくとも一面に電
気回路が形成され、該電気回路と接続した電子部品、機
構部品および他部品との電気接続手段が基板上に設置さ
れていると共に、上記基板を所要箇所で分割する分割手
段が基板に形成されており、かつ、分割される基板の電
気回路を相互に接続する可撓性を有する分割連結用ハー
ネスと、基板上の電気回路と一端が接続すると共に他端
に他部品との接続部を設けた外部連結用ハーネスを備え
たことを特徴とする自動車用ハーネス付き基板を提供し
ている。
め、本発明は、請求項1で、基板の少なくとも一面に電
気回路が形成され、該電気回路と接続した電子部品、機
構部品および他部品との電気接続手段が基板上に設置さ
れていると共に、上記基板を所要箇所で分割する分割手
段が基板に形成されており、かつ、分割される基板の電
気回路を相互に接続する可撓性を有する分割連結用ハー
ネスと、基板上の電気回路と一端が接続すると共に他端
に他部品との接続部を設けた外部連結用ハーネスを備え
たことを特徴とする自動車用ハーネス付き基板を提供し
ている。
【0008】上記分割手段として基板にミシン目を形成
することが好ましい。(請求項2)
することが好ましい。(請求項2)
【0009】上記ハーネス付き基板は、自動車の車体へ
の取付時に、上記ミシン目等からなる分割手段により分
割線に沿って割り、車体の所定の箇所にそれぞれ組みつ
ける。この時、分割された基板の電気回路を接続する分
割連結用ハーネスは、予め離された距離だけ直線状に伸
びるため、問題なく分割された基板の電気回路を接続す
る。よって、基板の間を接続するハーネスを取り付ける
作業は不要となる。また、基板には外部回路との接続手
段、例えば端子を設けているため、該端子を予め車体に
取り付けているコネクタに挿入するだけで他部品との電
気的接続がハーネスを介さずに行うことができる。さら
に、基板には外部連結用ハーネスを設けており、該外部
連結用ハーネスの長さは予め車体に固定されている電気
接続箱までの距離に対応して設定しているため、基板と
電気接続箱との電気的接続もハーネスを介さずに行うこ
とができる。このように、基板間の接続、基板と電気接
続箱等の他部品との接続を別に取り付けるハーネスを介
さずに行うことができ、分割した基板を車体に固定する
だけでハーネスおよび基板の取付を行うことができる。
の取付時に、上記ミシン目等からなる分割手段により分
割線に沿って割り、車体の所定の箇所にそれぞれ組みつ
ける。この時、分割された基板の電気回路を接続する分
割連結用ハーネスは、予め離された距離だけ直線状に伸
びるため、問題なく分割された基板の電気回路を接続す
る。よって、基板の間を接続するハーネスを取り付ける
作業は不要となる。また、基板には外部回路との接続手
段、例えば端子を設けているため、該端子を予め車体に
取り付けているコネクタに挿入するだけで他部品との電
気的接続がハーネスを介さずに行うことができる。さら
に、基板には外部連結用ハーネスを設けており、該外部
連結用ハーネスの長さは予め車体に固定されている電気
接続箱までの距離に対応して設定しているため、基板と
電気接続箱との電気的接続もハーネスを介さずに行うこ
とができる。このように、基板間の接続、基板と電気接
続箱等の他部品との接続を別に取り付けるハーネスを介
さずに行うことができ、分割した基板を車体に固定する
だけでハーネスおよび基板の取付を行うことができる。
【0010】上記基板上に設置する電子部品、機構部
品、端子等からなる上記外部回路との電気接続手段、お
よび上記分割連結用ハーネス、外部連結用ハーネスの導
体と、基板上の電気回路との接続を半田付けで一括して
おこなうことが好ましい。(請求項3)
品、端子等からなる上記外部回路との電気接続手段、お
よび上記分割連結用ハーネス、外部連結用ハーネスの導
体と、基板上の電気回路との接続を半田付けで一括して
おこなうことが好ましい。(請求項3)
【0011】上記のように電子部品、機構部品および端
子等からなる電気接続手段、分割連結用ハーネスおよび
外部連結用ハーネスの基板への取付および基板の電気回
路との電気的接続を、フロー槽等を用いて半田付けで一
括して同時に行うと、簡単かつ迅速に本発明のハーネス
付き基板を製造することができる。
子等からなる電気接続手段、分割連結用ハーネスおよび
外部連結用ハーネスの基板への取付および基板の電気回
路との電気的接続を、フロー槽等を用いて半田付けで一
括して同時に行うと、簡単かつ迅速に本発明のハーネス
付き基板を製造することができる。
【0012】また、基板上に設置する電子部品、機構部
品、および端子からなる上記外部回路との電気接続手段
は、半田付けで一括して基板上の電気回路と接続してい
ると共に、上記分割連結用ハーネスおよび外部連結用ハ
ーネスとしてフラットハーネスを用い、該フラットハー
ネスの平行な各導電路の端末を一括して基板上の電気回
路と超音波溶着等の溶着で接続してもよい。(請求項
4) 上記電子部品等を基板に半田付けで実装する作業は、上
記ハーネスを基板に超音波溶着で接続する作業の前また
は後、あるいは同時に行っている。
品、および端子からなる上記外部回路との電気接続手段
は、半田付けで一括して基板上の電気回路と接続してい
ると共に、上記分割連結用ハーネスおよび外部連結用ハ
ーネスとしてフラットハーネスを用い、該フラットハー
ネスの平行な各導電路の端末を一括して基板上の電気回
路と超音波溶着等の溶着で接続してもよい。(請求項
4) 上記電子部品等を基板に半田付けで実装する作業は、上
記ハーネスを基板に超音波溶着で接続する作業の前また
は後、あるいは同時に行っている。
【0013】上記のように、ミシン目等からなる分割線
をまたいで取り付ける分割連結用ハーネスおよび外部連
結用ハーネスとして、フレキシブル・ワイヤリング・サ
ーキット(FWC)、フレキシブル・プリンテッド・サ
ーキット(FPC)を用いると、ハーネス先端に導体が
平行に位置するため、基板の電気回路との接続を一括し
て超音波溶着等の溶着で同時に行える。
をまたいで取り付ける分割連結用ハーネスおよび外部連
結用ハーネスとして、フレキシブル・ワイヤリング・サ
ーキット(FWC)、フレキシブル・プリンテッド・サ
ーキット(FPC)を用いると、ハーネス先端に導体が
平行に位置するため、基板の電気回路との接続を一括し
て超音波溶着等の溶着で同時に行える。
【0014】具体的には、上記分割される基板の各部
は、自動車のインストメントパネル等の被固定体に設け
た取付部に着脱自在にロック固定されると共に、該被固
定体に固定された電気接続箱に、上記外部連結用ハーネ
スの先端に設けたコネクタを介して接続している。(請
求項5)
は、自動車のインストメントパネル等の被固定体に設け
た取付部に着脱自在にロック固定されると共に、該被固
定体に固定された電気接続箱に、上記外部連結用ハーネ
スの先端に設けたコネクタを介して接続している。(請
求項5)
【0015】例えば、インストルメントパネルに設ける
取付部は凹部とし、該凹部に分割した基板を嵌合し、取
付部の開口端より突出したロック爪で基板をロックして
嵌合と同時に固定するようにしている。
取付部は凹部とし、該凹部に分割した基板を嵌合し、取
付部の開口端より突出したロック爪で基板をロックして
嵌合と同時に固定するようにしている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態により詳細に説明する。図1は本発明のハーネス付き
基板の全体図であって、本実施形態のハーネス付き基板
は、従来のインパネハーネスと該インパネハーネスに連
結されるプリント基板とを一体化した構成としている。
態により詳細に説明する。図1は本発明のハーネス付き
基板の全体図であって、本実施形態のハーネス付き基板
は、従来のインパネハーネスと該インパネハーネスに連
結されるプリント基板とを一体化した構成としている。
【0017】上記ハーネス付き基板は、絶縁板からなる
基板1の裏面側に図2に示すように電気回路2が周知の
方法でプリントされている。なお、電気回路2は基板1
の両面に形成しても良いことは言うまでもない。基板1
には図1中で点線で示すようにミシン目3からなる分割
ラインが予め形成されており、作業員がミシン目3によ
って容易に基板1を分割出来るようにしている。本実施
形態ではミシン目3に沿って基板1を3分割して分割基
板A、B,Cを形成できるようにしている。
基板1の裏面側に図2に示すように電気回路2が周知の
方法でプリントされている。なお、電気回路2は基板1
の両面に形成しても良いことは言うまでもない。基板1
には図1中で点線で示すようにミシン目3からなる分割
ラインが予め形成されており、作業員がミシン目3によ
って容易に基板1を分割出来るようにしている。本実施
形態ではミシン目3に沿って基板1を3分割して分割基
板A、B,Cを形成できるようにしている。
【0018】基板1の表面側には、ダイオード、コンデ
ンサ、抵抗、ノイズフィルター、センサー等からなる所
要の電子部品4と、スイッチ、メータ等の機構部品5
と、外部の機構部品(図示せず)と電気接続するタブ形
状の端子6を設置し、上記電気回路2と接続するように
半田付けして実装している。
ンサ、抵抗、ノイズフィルター、センサー等からなる所
要の電子部品4と、スイッチ、メータ等の機構部品5
と、外部の機構部品(図示せず)と電気接続するタブ形
状の端子6を設置し、上記電気回路2と接続するように
半田付けして実装している。
【0019】また、ミシン目3により分割される分割基
板AとB、AとCとの間には、分割時に電気回路2が接
続されるように予め分割連結用ハーネス7、8を取り付
けている。また、分割基板Aには外部のジャンクション
ボックス10(図4に示す)と接続するための外部連結
用ハーネス9を取り付けている。これらハーネス7、
8、9は基板1が分割されてインストルメントパネルの
ダッシュボード20(図4に示す)に固定された時、所
要寸法だけ延在できる長さに設定されている。よって、
分割連結用ハーネス7、8は図1に示すように基板1が
分割される前は基板1のミシン目3を挟んで両側より突
出して撓んだ状態となっている。
板AとB、AとCとの間には、分割時に電気回路2が接
続されるように予め分割連結用ハーネス7、8を取り付
けている。また、分割基板Aには外部のジャンクション
ボックス10(図4に示す)と接続するための外部連結
用ハーネス9を取り付けている。これらハーネス7、
8、9は基板1が分割されてインストルメントパネルの
ダッシュボード20(図4に示す)に固定された時、所
要寸法だけ延在できる長さに設定されている。よって、
分割連結用ハーネス7、8は図1に示すように基板1が
分割される前は基板1のミシン目3を挟んで両側より突
出して撓んだ状態となっている。
【0020】上記分割連結用ハーネス7、8および外部
連結用ハーネス9は可撓性を有するもので、図3(A)
に示すように電線11を平行配列して樹脂12でコート
して一体化した所謂リボン・フラットハーネスを用いて
いる。該フラットハーネスでは、平行に位置する各電線
11の端末の絶縁被覆を皮剥ぎして芯線11aを露出さ
せ、これら芯線11aを図2に示すように、基板1に平
行に穿設した貫通孔1aに芯線11aを挿入し、半田1
5により固着して裏面側の電気回路2と接続している。
連結用ハーネス9は可撓性を有するもので、図3(A)
に示すように電線11を平行配列して樹脂12でコート
して一体化した所謂リボン・フラットハーネスを用いて
いる。該フラットハーネスでは、平行に位置する各電線
11の端末の絶縁被覆を皮剥ぎして芯線11aを露出さ
せ、これら芯線11aを図2に示すように、基板1に平
行に穿設した貫通孔1aに芯線11aを挿入し、半田1
5により固着して裏面側の電気回路2と接続している。
【0021】上記基板1上に搭載する電子部品4、機構
部品5、端子6および上記ハーネス7、8、9の基板1
への半田付けは、フロー槽(図示せず)に基板1を通す
ことにより一括して同時に行っている。なお、同時に行
わずにハーネス7、8、9の半田付けを電子部品4等の
半田付けの前または後で行ってもよい。
部品5、端子6および上記ハーネス7、8、9の基板1
への半田付けは、フロー槽(図示せず)に基板1を通す
ことにより一括して同時に行っている。なお、同時に行
わずにハーネス7、8、9の半田付けを電子部品4等の
半田付けの前または後で行ってもよい。
【0022】また、上記ハーネス7、8、9として図3
(B)に示す導電箔からなる導体11a’の両面を絶縁
シート11b’、11c’でカバーしたFPCを用いる
場合、該FPCの端末に位置する一方の絶縁シート11
b’を剥離して導体11a’を露出させ、これら導体1
1a’を基板1の電気回路2に当接させて超音波溶着で
溶着固定してもよい。超音波溶着に代えて熱溶着等、適
宜な溶着方法を採用しておよい。また、上記リボンフラ
ットハーネスと同様に半田付けしても良いことは言うま
でもない。
(B)に示す導電箔からなる導体11a’の両面を絶縁
シート11b’、11c’でカバーしたFPCを用いる
場合、該FPCの端末に位置する一方の絶縁シート11
b’を剥離して導体11a’を露出させ、これら導体1
1a’を基板1の電気回路2に当接させて超音波溶着で
溶着固定してもよい。超音波溶着に代えて熱溶着等、適
宜な溶着方法を採用しておよい。また、上記リボンフラ
ットハーネスと同様に半田付けしても良いことは言うま
でもない。
【0023】さらに、上記外部連結用ハーネス9の先端
には、ジャンクションボックス10に設けたコネクタ1
3と嵌合するコネクタ14を取り付けている。
には、ジャンクションボックス10に設けたコネクタ1
3と嵌合するコネクタ14を取り付けている。
【0024】図4に示す上記ハーネス付き基板が分割さ
れて取り付けられるインストルメントパネルのダッシュ
ボード20には、分割した基板A,B,Cを嵌合する凹
部からなる取付部21、22、23が予め形成されてい
る。これら取付部21、22、23には図5に示すよう
に先端にロック爪24を突設し、取付部21〜23に分
割基板A〜Cを押し込むと、図5(B)に示すように、
ロック爪24により分割基板A〜Cがロック固定される
ようにしている。
れて取り付けられるインストルメントパネルのダッシュ
ボード20には、分割した基板A,B,Cを嵌合する凹
部からなる取付部21、22、23が予め形成されてい
る。これら取付部21、22、23には図5に示すよう
に先端にロック爪24を突設し、取付部21〜23に分
割基板A〜Cを押し込むと、図5(B)に示すように、
ロック爪24により分割基板A〜Cがロック固定される
ようにしている。
【0025】一方、図4に示すように、ダッシュボード
20の内面側には前記したように予めジャンクションボ
ックス10を固定している。また、取付部21には、メ
ータ25等の所要の機構部品を埋設し、該メータ25に
設けた端子26を取付部21の内部に突出させ、取付部
21に分割基板Aを嵌合すると、分割基板Aより突出さ
せた端子6と自動的に接続するようにしている。
20の内面側には前記したように予めジャンクションボ
ックス10を固定している。また、取付部21には、メ
ータ25等の所要の機構部品を埋設し、該メータ25に
設けた端子26を取付部21の内部に突出させ、取付部
21に分割基板Aを嵌合すると、分割基板Aより突出さ
せた端子6と自動的に接続するようにしている。
【0026】上記構成からなるハーネス付き基板のダッ
シュボード20への取り付けは、自動車組立ラインにお
いて、まず、ミシン目3に沿って基板1を分割して分割
基板A、B,Cに分ける。ついで、図6に示すように、
分割基板Aをダッシュボード20の取付部21にロック
固定する。この時、同時に端子6は端子26と嵌合して
電気的接続が図られる。
シュボード20への取り付けは、自動車組立ラインにお
いて、まず、ミシン目3に沿って基板1を分割して分割
基板A、B,Cに分ける。ついで、図6に示すように、
分割基板Aをダッシュボード20の取付部21にロック
固定する。この時、同時に端子6は端子26と嵌合して
電気的接続が図られる。
【0027】ついで、分割基板Bを取付部22に、分割
基板Cを取付部23にそれぞれ嵌合固定する。その後、
外部連結用ハーネス9の先端コネクタ14をジャンクシ
ョンボックス10のコネクタ13と嵌合する。このよう
に分割基板A,B,Cを夫々取付部21,22,23に
嵌合した状態で、分割連結用ハーネス7、8は丁度これ
ら分割基板の電気回路2を接続できる長さだけ延在し、
かつ、外部連結用ハーネス9はジャンクションボックス
10と接続できる長さだけ延在する。
基板Cを取付部23にそれぞれ嵌合固定する。その後、
外部連結用ハーネス9の先端コネクタ14をジャンクシ
ョンボックス10のコネクタ13と嵌合する。このよう
に分割基板A,B,Cを夫々取付部21,22,23に
嵌合した状態で、分割連結用ハーネス7、8は丁度これ
ら分割基板の電気回路2を接続できる長さだけ延在し、
かつ、外部連結用ハーネス9はジャンクションボックス
10と接続できる長さだけ延在する。
【0028】上記のように、分割基板A〜Cをダッシュ
ボード20に嵌合固定し、かつ、ジャンクションボック
ス10にコネクタ接続するだけで、従来のインパネハー
ネスと該インパネハーネスに接続される基板のダッシュ
ボードへの取り付けが出来ると共に基板とハーネスとの
電気接続とを行うことができる。
ボード20に嵌合固定し、かつ、ジャンクションボック
ス10にコネクタ接続するだけで、従来のインパネハー
ネスと該インパネハーネスに接続される基板のダッシュ
ボードへの取り付けが出来ると共に基板とハーネスとの
電気接続とを行うことができる。
【0029】なお、本発明は上記実施形態に限定され
ず、例えば、ジャンクションボックス10の構成要素の
一部にプリント基板を用いる場合、この基板を上記ハー
ネス付き基板と一体に形成しておき、ライン取付時に分
割し、ジャンクションボックス10の内部に嵌合して用
いるようにしてもよい。さらに、本発明のハーネス付き
基板はインパネハーネス以外にフロアハーネスの一部、
リヤ側ハーネス(ランゲージルームハーネス)、ルーフ
ハーネス等にも適用することができる。また、分割基板
の被固定体への固定は、ロック手段によらずに、ネジ止
め等の方法を用いてもよい。
ず、例えば、ジャンクションボックス10の構成要素の
一部にプリント基板を用いる場合、この基板を上記ハー
ネス付き基板と一体に形成しておき、ライン取付時に分
割し、ジャンクションボックス10の内部に嵌合して用
いるようにしてもよい。さらに、本発明のハーネス付き
基板はインパネハーネス以外にフロアハーネスの一部、
リヤ側ハーネス(ランゲージルームハーネス)、ルーフ
ハーネス等にも適用することができる。また、分割基板
の被固定体への固定は、ロック手段によらずに、ネジ止
め等の方法を用いてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の請求項1のハーネス付き基板によれば、自動車の取付
時に、基板を分割線に沿って割って、被固定体の所定の
箇所にそれぞれ組みつけるだけで、車体あるいはインス
トルメントパネル等の被固定体への基板の固定とハーネ
スの配索固定ができる。また、従来必要とされた組立ラ
インでのハーネスと基板とのコネクタ接続が不要とな
り、組立ラインでの作業工数を削減できる。さらに、コ
ネクタ接続によらず、基板の電気回路とハーネスとは予
め半田を介して或いは溶着で接続固定しているため、接
続信頼性が従来より向上する。さらにまた、コネクタお
よび端子等が不要となり部品点数が削減され、上記作業
工数の低減と相俟ってコストダウンを図る事もできる。
の請求項1のハーネス付き基板によれば、自動車の取付
時に、基板を分割線に沿って割って、被固定体の所定の
箇所にそれぞれ組みつけるだけで、車体あるいはインス
トルメントパネル等の被固定体への基板の固定とハーネ
スの配索固定ができる。また、従来必要とされた組立ラ
インでのハーネスと基板とのコネクタ接続が不要とな
り、組立ラインでの作業工数を削減できる。さらに、コ
ネクタ接続によらず、基板の電気回路とハーネスとは予
め半田を介して或いは溶着で接続固定しているため、接
続信頼性が従来より向上する。さらにまた、コネクタお
よび端子等が不要となり部品点数が削減され、上記作業
工数の低減と相俟ってコストダウンを図る事もできる。
【0031】請求項2に記載のように、基板の分割手段
としてミシン目を設けておくと、自動車組立ラインにお
いて分割ラインに沿って簡単に基板を分割することがで
きる。
としてミシン目を設けておくと、自動車組立ラインにお
いて分割ラインに沿って簡単に基板を分割することがで
きる。
【0032】また、請求項3に記載のように、基板上に
設置する電子部品、機構部品、端子等からなる上記外部
回路との電気接続手段、および上記分割連結用ハーネ
ス、外部連結用ハーネスの導体と、基板上の電気回路と
の接続を半田付けで一括して同時に行うと、簡単かつ迅
速に本発明のハーネス付き基板を製造することができ
る。同様に、請求項4に記載のように、ハーネスとして
フラットハーネスを用いると、基板と接続する複数のハ
ーネスの接続を、超音波溶着等で一括して同時に行え、
簡単かつ迅速にハーネス付き基板を製造できる。
設置する電子部品、機構部品、端子等からなる上記外部
回路との電気接続手段、および上記分割連結用ハーネ
ス、外部連結用ハーネスの導体と、基板上の電気回路と
の接続を半田付けで一括して同時に行うと、簡単かつ迅
速に本発明のハーネス付き基板を製造することができ
る。同様に、請求項4に記載のように、ハーネスとして
フラットハーネスを用いると、基板と接続する複数のハ
ーネスの接続を、超音波溶着等で一括して同時に行え、
簡単かつ迅速にハーネス付き基板を製造できる。
【0033】請求項5に記載のように、分割基板を取り
付ける側のインストメントパネル等の被固定体にロック
手段を備えた取付部を設けておくと、該取付部に嵌合す
るだけで基板を位置決め固定でき、組立ラインでの取付
作業を容易とすることができる。
付ける側のインストメントパネル等の被固定体にロック
手段を備えた取付部を設けておくと、該取付部に嵌合す
るだけで基板を位置決め固定でき、組立ラインでの取付
作業を容易とすることができる。
【図1】 本発明のハーネス付き基板の実施形態の概略
全体斜視図である。
全体斜視図である。
【図2】 図1の基板の一部断面斜視図である。
【図3】 (A)(B)は本発明で用いるハーネスの斜
視図である。
視図である。
【図4】 図1のハーネス付き基板を分割して取り付け
るダッシュボードの概略図である。
るダッシュボードの概略図である。
【図5】 (A)はダッシュボードに設けた取付部の一
部断面図、(B)は取付部に分割基板を取り付けた状態
の一部断面図である。
部断面図、(B)は取付部に分割基板を取り付けた状態
の一部断面図である。
【図6】 図4に分割基板を取り付けた状態の概略図で
ある。
ある。
1 基板 2 電気回路 3 ミシン目 4 電子部品 5 機構部品 6 端子 7、8 分割連結用ハーネス 9 外部連結用ハーネス 10 ジャンクションボックス 11 電線 13、14 コネクタ 20 ダッシュボード 21、22、23 取付部 26 ロック爪
フロントページの続き (72)発明者 長谷川 宏 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】 基板の少なくとも一面に電気回路が形成
され、該電気回路と接続した電子部品、機構部品および
他部品との電気接続手段が基板上に設置されていると共
に、上記基板を所要部分に分割する分割手段が基板に形
成されており、かつ、分割される基板の電気回路を相互
に接続する可撓性を有する分割連結用ハーネスと、基板
上の電気回路と一端が接続すると共に他端に他部品との
接続部を設けた外部連結用ハーネスを備えたことを特徴
とするハーネス付き基板。 - 【請求項2】 上記分割手段は基板に形成したミシン目
である請求項1に記載のハーネス付き基板。 - 【請求項3】 上記基板上に設置する電子部品、機構部
品、端子等からなる上記外部回路との電気接続手段、お
よび上記分割連結用ハーネス、外部連結用ハーネスの導
体と、基板上の電気回路との接続を半田付けでおこなっ
ている請求項1または請求項2に記載のハーネス付き基
板。 - 【請求項4】 上記基板上に設置する電子部品、機構部
品、端子等からなる上記外部回路との電気接続手段は、
半田付けで基板上の電気回路と接続している一方、上記
分割連結用ハーネスおよび外部連結用ハーネスとしてフ
ラットハーネスを用い、該フラットハーネスの各導電路
の端末を基板上の電気回路と溶着して接続している請求
項1または請求項2に記載の自動車用ハーネス付き基
板。 - 【請求項5】 上記分割される基板の各部は、自動車の
インストルメントパネル等の被固定体に設けた取付部に
着脱自在にロック固定されると共に、該被固定体に固定
された電気接続箱に、上記外部連結用ハーネスの先端に
設けたコネクタを介して接続している請求項1乃至請求
項4のいずれか1項に記載の自動車用ハーネス付き基
板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7216229A JPH0964491A (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | ハーネス付き基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7216229A JPH0964491A (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | ハーネス付き基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0964491A true JPH0964491A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16685310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7216229A Pending JPH0964491A (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | ハーネス付き基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0964491A (ja) |
-
1995
- 1995-08-24 JP JP7216229A patent/JPH0964491A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031014 |