JPH0963470A - 陰極線管の製造方法 - Google Patents

陰極線管の製造方法

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JPH0963470A
JPH0963470A JP7214420A JP21442095A JPH0963470A JP H0963470 A JPH0963470 A JP H0963470A JP 7214420 A JP7214420 A JP 7214420A JP 21442095 A JP21442095 A JP 21442095A JP H0963470 A JPH0963470 A JP H0963470A
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JP
Japan
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cathode
ray tube
neck
field emission
bulb
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JP7214420A
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English (en)
Inventor
Toshio Kaihara
敏雄 海原
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/38Exhausting, degassing, filling, or cleaning vessels
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    • H01J2209/00Apparatus and processes for manufacture of discharge tubes
    • H01J2209/38Control of maintenance of pressure in the vessel
    • H01J2209/389Degassing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気炉20内の温度分布にバラツキがあっ
て、電子ビームを発生する電界放出型冷陰極10が良好
なエミッション特性を発揮するのに必要な実質温度に到
達できない。 【解決手段】 炉内雰囲気温度設定ヒータ21と排気ポ
ンプ23とを有する排気炉20と、バルブ2のネック2
a内部に配置された電子銃3の電界放出型冷陰極10部
をネック2a外周に装着したネック加熱ヒータ22で部
分的に加熱しながら排気する陰極線管の製造方法を提供
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電界放出型冷陰極
を電子ビーム発生源とする陰極線管の製造方法に関し、
特にネック内部に配置している電界放出型冷陰極を加熱
しながら排気する陰極線管の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子ビームの発生源となる電界放出型冷
陰極の構造を図2の概略斜視図に示す。図2に示すよう
に、電界放出型冷陰極10は、ガラス等の絶縁基板11
上にアルミニウム等からなる微少の円形の開口を有する
第一の電極12が被着形成され、この第一の電極12上
にシリコン薄膜等よりなる抵抗層13が全面的に被着形
成されている。そして、この第一の電極12の開口上の
中心部位置とそれより隔離した位置に配置され、タング
ステン、モリブデン等の低融点の金属からなる、尖鋭な
先端形状を有する円錐状のカソード14が抵抗層13を
介して形成されている。
【0003】前記カソード14の周囲に微小の開口幅w
をもったキャビティ15を有する酸化珪素等よりなる絶
縁層16が形成され、この絶縁層16の上に、タングス
テン、モリブデン、ニオブ等の高融点金属または金属化
合物からなる第二の電極であるゲート電極17がカソー
ド14の対向電極として配置された構造になっている。
このような電界放出型冷陰極10は、第二の電極である
ゲート電極17とカソード14との間に、ある電界強度
を付与する電圧、例えば上記素子の場合には数ボルトを
印加することにより、カソード14を熱することなく電
子を放出させることができる。なお、電界放出型冷陰極
の別のタイプのものとして、導電性を有する基板上に直
接カソードを形成し、第一の電極と抵抗層を形成しない
構造のものもある。
【0004】また、上記電界放出型冷陰極10は、カソ
ード14から放出される電子が安定して動作することが
極めて重要であることから、この安定した放出電子を維
持できるように、電界放出型冷陰極10単体の製造工程
において、規定の時間内でかつ必要量の電子を放出させ
る製造工程いわゆるエージング工程を設けている。
【0005】上述した構造の電界放出型冷陰極10を電
子ビーム発生源とする陰極線管1の概略構成図を図3に
示す。図3に示すように、陰極線管1は、バルブ2のネ
ック2a内部に電界放出型冷陰極10を備えた電子銃3
が配置され、ここでは説明を省略するが蛍光面、カラー
陰極線管であればシャドウマスク等から構成される。な
お、電子銃3は陽極4、4aはアノード端子、収束電極
5、制御電極6、電界放出型冷陰極10から構成されて
いる。
【0006】詳細説明は省略するが、陰極線管1を製造
する工程の中で、陰極線管1は封着工程、封入工程、排
気工程を順次流れる。図4は、排気工程における陰極線
管1の排気処理方法を示す要部概略構成図である。図4
に示すように、排気工程では、排気炉20の両側に炉内
雰囲気温度設定ヒータ21が配置され規定の炉内温度を
維持するようになっている。前工程から移動式ハンガー
で搬送されてきた陰極線管1は、移動式ハンガーで搬送
されたままの状態で、排気炉20内を通過するが、この
通過時にバルブ2の排気管7と配管24とを接続して真
空ポンプ23により排気、真空にしている。一般に、電
界放出型冷陰極10は、真空中で400℃以上の過熱処
理を行うと、エミッタ表面に形成された不所望な酸化物
が解離し、エミッタの仕事関数が低下することにより、
エミッタ特性が向上することが知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、電子
銃3の陰極に用いられた電界放出型冷陰極10は、排気
炉20を通過する際に、バルブ2内が真空となり、かつ
加熱処理されることによって、エミッション特性が向上
するはずである。しかしながら、上述した陰極線管10
の製造方法では、排気炉20内の温度分布にバラツキが
生じて、電子ビームを発生する電界放出型冷陰極10が
十分に加熱されない。すなわち、電界放出型冷陰極10
が良好なエミッション特性を発揮するのに必要な実質温
度に到達できないという課題がある。
【0008】そこで、本発明は上記問題点に鑑みて提案
されたもので、その目的とするところは、電子ビームを
発生する電界放出型冷陰極を十分に加熱する手段を提供
し、電界放出型冷陰極が効率よく電子を発生させ、エミ
ッション特性を向上させた陰極線管の製造方法を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、電界放出型冷
陰極を電子ビーム発生源とする陰極線管の製造方法であ
って、炉内雰囲気温度設定ヒータと排気ポンプとを有す
る排気炉と、バルブのネック内部に配置された電界放出
型冷陰極部を加熱する手段とを用いる陰極線管の製造方
法を提供する。
【0010】また、電界放出型冷陰極を加熱する手段が
バルブのネック外周に装着してなる脱着可能なネック加
熱ヒータである陰極線管の製造方法を提供する。
【0011】さらに、ネック加熱ヒータでバルブのネッ
ク内部に配された電子銃の電界放出型冷陰極部を加熱し
ながら、バルブの排気を行なう陰極線管の製造方法を提
供する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例について、図面
を参照しながら説明する。図1は本発明による陰極線管
の排気処理方法を示す要部概略構成図である。図1にお
いて、1は陰極線管、2はバルブ、2aはバルブ2のネ
ック、3は電子銃で、10が電子銃3の電子ビームを発
生する電界放出型冷陰極である。また、20は排気炉、
21は炉内雰囲気温度設定ヒータ、22はネック加熱ヒ
ータ、23が排気ポンプである。
【0013】陰極線管1は、電子銃3の陰極として電界
放出型冷陰極10を用いて形成し、例えば陰極線管1が
カラー陰極線管の場合には、同一構造の電界放出型冷陰
極10が3個使用される。従来例と同じように、陰極線
管1を製造する工程の中で、陰極線管1は封着工程、封
入工程、排気工程を順次流れる。図1には、排気工程に
おける陰極線管1の排気処理方法を示している。
【0014】本発明の主眼は、図1に示すように、排気
工程でバルブ2のネック2a外周にネック加熱ヒータ2
2を挟着して電子銃3の電界放出型冷陰極10を十分に
加熱することにある。前工程から移動式ハンガーで搬送
されてきた陰極線管1は、移動式ハンガーで搬送された
ままの状態で、ネック2aの周縁部に脱着可能なネック
加熱ヒータ22を挟着する。そして、バルブ2の排気管
7と配管24とを接続して炉内雰囲気温度設定ヒータ2
1で管理制御された排気炉20に導かれて真空ポンプ2
3により排気され、バルブ2内は真空状態になる。この
ようにして炉内温度が400〜500℃に維持された排
気炉20内を、陰極線管1は、2.5〜3.5時間かけ
て通過するが、この通過時に陰極線管1の電子銃3、す
なわち電界放出型冷陰極10は真空中で400℃以上の
温度で十分に加熱され、図2で示したカソード14がク
リーニングされることになる。
【0015】
【発明の効果】上述したように、本発明の陰極線管の製
造方法によれば、ネック加熱ヒータをバルブのネック周
縁部に挟着してネック部を加熱する工程に変更してい
る。従って、炉内雰囲気温度設定ヒータだけによる炉内
温度にバラツキがあっても、電子銃の電界放出型冷陰極
は十分に加熱され、カソードがクリーニングされ良好な
エミッション特性を発揮するのに必要な実質温度に到達
できる。すなわち、良好なエミッション特性を実現した
電界放出型冷陰極を電子ビーム発生源とする陰極線管を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による陰極線管の排気処理方法を示す
要部概略構成図
【図2】 電界放出型冷陰極の概略斜視図
【図3】 電界放出型冷陰極を備えた陰極線管を示す概
略構成図
【図4】 従来の陰極線管の排気処理方法を示す要部概
略構成図
【符号の説明】
1 陰極線管 2 バルブ 2a ネック 3 電子銃 7 排気管 10 電界放出型冷陰極 20 排気炉 21 炉内雰囲気温度設定ヒータ 22 ネック加熱ヒータ 23 排気ポンプ 24 配管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子ビーム発生源に電界放出型冷陰極を用
    いる陰極線管の製造方法であって、炉内雰囲気温度設定
    ヒータと排気ポンプとを有する排気炉と、陰極線管のバ
    ルブのネック内部に配置された前記電界放出型冷陰極部
    を加熱する手段とを用いることを特徴とする陰極線管の
    製造方法。
  2. 【請求項2】前記電界放出型冷陰極部を加熱する手段が
    バルブのネック外周に装着してなる脱着可能なネック加
    熱ヒータであることを特徴とする請求項1記載の陰極線
    管の製造方法。
  3. 【請求項3】前記ネック加熱ヒータでバルブのネック内
    部に配された前記電界放出型冷陰極部を加熱しながら、
    バルブの排気を行なうことを特徴とする請求項1記載の
    陰極線管の製造方法。
JP7214420A 1995-08-23 1995-08-23 陰極線管の製造方法 Pending JPH0963470A (ja)

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US5766054A (en) 1998-06-16
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