JPH0963369A - ワイヤハーネスへのテープ巻付方法 - Google Patents
ワイヤハーネスへのテープ巻付方法Info
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- JPH0963369A JPH0963369A JP7218838A JP21883895A JPH0963369A JP H0963369 A JPH0963369 A JP H0963369A JP 7218838 A JP7218838 A JP 7218838A JP 21883895 A JP21883895 A JP 21883895A JP H0963369 A JPH0963369 A JP H0963369A
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- Japan
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- tape
- tape roll
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- branch lines
- roll
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 幹線の一部より複数の支線が集中して分岐し
て、隣接する支線の間の隙間が狭い分岐位置近傍をテー
プ巻きする際の作業性の向上を図る。 【解決手段】 硬質材からなる長方形状の芯板11に粘
着テープ12が巻回して長径部10aと短径部10bを
有する偏平形状としたテープ・ロール10を用い、隣接
する支線W/H−2の隙間Sの幅方向に対して、上記テ
ープ・ロールの長径方向を直交方向とすると共に、短径
方向を同一幅方向となるようにしながらテープ・ロール
を上記隙間に通して、該テープ・ロールより粘着テープ
を引き出して支線の電線群に巻き付けていく。
て、隣接する支線の間の隙間が狭い分岐位置近傍をテー
プ巻きする際の作業性の向上を図る。 【解決手段】 硬質材からなる長方形状の芯板11に粘
着テープ12が巻回して長径部10aと短径部10bを
有する偏平形状としたテープ・ロール10を用い、隣接
する支線W/H−2の隙間Sの幅方向に対して、上記テ
ープ・ロールの長径方向を直交方向とすると共に、短径
方向を同一幅方向となるようにしながらテープ・ロール
を上記隙間に通して、該テープ・ロールより粘着テープ
を引き出して支線の電線群に巻き付けていく。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の内部に配
索するワイヤハーネスへのテープ巻付方法に関し、詳し
くは、幹線より分岐する複数の支線を備えたワイヤハー
ネスにおいて、幹線の一部から複数の支線が分岐し、隣
接する支線の間の隙間が狭い分岐位置近傍をテープ巻き
して結束する際の作業性の向上を図るものである。
索するワイヤハーネスへのテープ巻付方法に関し、詳し
くは、幹線より分岐する複数の支線を備えたワイヤハー
ネスにおいて、幹線の一部から複数の支線が分岐し、隣
接する支線の間の隙間が狭い分岐位置近傍をテープ巻き
して結束する際の作業性の向上を図るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車の内部に配索するワイ
ヤハーネスは、図3に示すように、幹線W/H−1の一
部より複数の支線W/H−2が集中して分岐するものが
多く、上記幹線W/H−1および支線W/H−2を構成
する電線群は、その外周を図4に示す円環状のテープ・
ロール1を用いてテープ巻きして結束している。
ヤハーネスは、図3に示すように、幹線W/H−1の一
部より複数の支線W/H−2が集中して分岐するものが
多く、上記幹線W/H−1および支線W/H−2を構成
する電線群は、その外周を図4に示す円環状のテープ・
ロール1を用いてテープ巻きして結束している。
【0003】しかし、上記支線W/H−2の分岐位置が
集中した箇所Xにおいて、隣接する支線W/H−2の間
の隙間Sは約30mmと狭い場合が多い一方、従来用いら
れているテープ・ロール1の新品時の外径は、約70mm
であるため、該テープ・ロール1を隙間Sに通してテー
プ巻きすることが出来ない。また、上記支線間の隙間S
は、ワイヤハーネスW/Hを構成する各電線を布線する
ための布線図板5に突設した治具6の位置により決まる
ため、変更することは出来ない。
集中した箇所Xにおいて、隣接する支線W/H−2の間
の隙間Sは約30mmと狭い場合が多い一方、従来用いら
れているテープ・ロール1の新品時の外径は、約70mm
であるため、該テープ・ロール1を隙間Sに通してテー
プ巻きすることが出来ない。また、上記支線間の隙間S
は、ワイヤハーネスW/Hを構成する各電線を布線する
ための布線図板5に突設した治具6の位置により決まる
ため、変更することは出来ない。
【0004】よって、従来では、上記隙間Sが狭い分岐
位置近傍の支線W/H−2の電線群の外周をテープ巻き
する場合には、図5(A)に示す第1従来例のように、
テープ残量が少なくなって外径が小さくなったテープ・
ロール1’を集めておき、該テープ・ロール1’を使用
してテープ巻きしている。
位置近傍の支線W/H−2の電線群の外周をテープ巻き
する場合には、図5(A)に示す第1従来例のように、
テープ残量が少なくなって外径が小さくなったテープ・
ロール1’を集めておき、該テープ・ロール1’を使用
してテープ巻きしている。
【0005】あるいは、図5(B)に示す第2従来例の
ように、テープ巻きするのに必要となる長さの粘着テー
プ3を予めテープ・ロール1より切断しておき、この切
断された粘着テープ3’を支線W/H−2の外周にテー
プ巻きしている。
ように、テープ巻きするのに必要となる長さの粘着テー
プ3を予めテープ・ロール1より切断しておき、この切
断された粘着テープ3’を支線W/H−2の外周にテー
プ巻きしている。
【0006】あるいは、図5(C)に示す第3従来例の
ように、外径が大きい円環状のテープ・ロール1を傾け
て、テープ・ロール1の細い幅側と隙間Sとを対応させ
て、該状態で支線間の隙間Sにテープ・ロール1を通し
てテープ巻きしている。
ように、外径が大きい円環状のテープ・ロール1を傾け
て、テープ・ロール1の細い幅側と隙間Sとを対応させ
て、該状態で支線間の隙間Sにテープ・ロール1を通し
てテープ巻きしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1従来例に示すテープ巻付方法では、テープ巻きして外
径が小さくなったテープ・ロール1を、前もって集めて
おかなければならず、テープ・ロール1の管理工数が増
え、作業性が悪い問題がある。
1従来例に示すテープ巻付方法では、テープ巻きして外
径が小さくなったテープ・ロール1を、前もって集めて
おかなければならず、テープ・ロール1の管理工数が増
え、作業性が悪い問題がある。
【0008】第2従来例に示すテープ巻付方法では、粘
着テープ3の一面側に塗布した粘着剤が露出した状態と
なるため、該粘着剤に塵等のゴミが付着し易い問題があ
る。このように、粘着剤にゴミが付着した場合には、粘
着性が悪くなり、支線W/H−2の外周にテープ巻きし
た状態で剥がれ易い問題がある。
着テープ3の一面側に塗布した粘着剤が露出した状態と
なるため、該粘着剤に塵等のゴミが付着し易い問題があ
る。このように、粘着剤にゴミが付着した場合には、粘
着性が悪くなり、支線W/H−2の外周にテープ巻きし
た状態で剥がれ易い問題がある。
【0009】第3従来例に示すテープ巻付方法では、テ
ープ・ロール1を傾けた際に、粘着テープ3の粘着剤を
塗布した側の粘着面同士が重なって接着する場合が多
く、これにより、粘着テープ3にシワが発生し易い問題
がある。また、シワが生じると、防水性能が低下する問
題がある。
ープ・ロール1を傾けた際に、粘着テープ3の粘着剤を
塗布した側の粘着面同士が重なって接着する場合が多
く、これにより、粘着テープ3にシワが発生し易い問題
がある。また、シワが生じると、防水性能が低下する問
題がある。
【0010】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、幹線の一部より複数の支線が分岐し、隣接する支線
の間の隙間が狭い分岐位置近傍をテープ巻きして結束す
る際の作業性が向上するワイヤハーネスへのテープ巻付
方法を提供することを目的としている。
で、幹線の一部より複数の支線が分岐し、隣接する支線
の間の隙間が狭い分岐位置近傍をテープ巻きして結束す
る際の作業性が向上するワイヤハーネスへのテープ巻付
方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ワイヤハーネスの幹線の一部から複数の
支線が分岐し、これら支線の隙間が狭い分岐位置近傍に
テープを巻き付ける方法であって、硬質材からなる長方
形状の芯板に粘着テープが巻回して長径部と短径部を有
する偏平形状としたテープ・ロールを用い、隣接する支
線の隙間の幅方向に対して、上記テープ・ロールの長径
方向を直交方向とすると共に、短径方向を同一幅方向と
なるようにしながらテープ・ロールを上記隙間に通し
て、該テープ・ロールより粘着テープを引き出して支線
の電線群に巻き付けていくことを特徴とするワイヤハー
ネスのテープ巻付方法を提供するものである。
め、本発明は、ワイヤハーネスの幹線の一部から複数の
支線が分岐し、これら支線の隙間が狭い分岐位置近傍に
テープを巻き付ける方法であって、硬質材からなる長方
形状の芯板に粘着テープが巻回して長径部と短径部を有
する偏平形状としたテープ・ロールを用い、隣接する支
線の隙間の幅方向に対して、上記テープ・ロールの長径
方向を直交方向とすると共に、短径方向を同一幅方向と
なるようにしながらテープ・ロールを上記隙間に通し
て、該テープ・ロールより粘着テープを引き出して支線
の電線群に巻き付けていくことを特徴とするワイヤハー
ネスのテープ巻付方法を提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。本発明では、図1に示
す偏平形状のテープ・ロール10を用いて、自動車の内
部に配索するワイヤハーネスW/Hの幹線W/H−1よ
り分岐する支線W/H−2に巻き付けている。
形態に基づいて詳細に説明する。本発明では、図1に示
す偏平形状のテープ・ロール10を用いて、自動車の内
部に配索するワイヤハーネスW/Hの幹線W/H−1よ
り分岐する支線W/H−2に巻き付けている。
【0013】上記テープ・ロール10は、厚紙あるいは
プラスチック等の硬質材からなる長方形状の芯板11の
外周に、粘着テープ12を巻回して長径部10aと短径
部10bとを有する偏平形状とされている。上記粘着テ
ープ12は、図1中クロスハッチングに示す内面12a
側に、従来と同様に粘着剤を塗布している。
プラスチック等の硬質材からなる長方形状の芯板11の
外周に、粘着テープ12を巻回して長径部10aと短径
部10bとを有する偏平形状とされている。上記粘着テ
ープ12は、図1中クロスハッチングに示す内面12a
側に、従来と同様に粘着剤を塗布している。
【0014】本実施形態では、幅19mm、厚さ2mmのプ
ラスチック材からなる芯板11の外周に、一面側に粘着
剤を塗布した塩化ビニル等の樹脂シートよりなる粘着テ
ープ12を巻回して、長径部10aの長さLが約80m
m、短径部10bの幅Hが約20〜30mmの偏平形状を
したテープ・ロール10を形成している。該実施形態の
テープ・ロール10は、前記図4に示す円環状をした従
来のテープ・ロール1の外径と比較して、細幅とした短
径部10bの幅Hを約1/3まで狭くしている。
ラスチック材からなる芯板11の外周に、一面側に粘着
剤を塗布した塩化ビニル等の樹脂シートよりなる粘着テ
ープ12を巻回して、長径部10aの長さLが約80m
m、短径部10bの幅Hが約20〜30mmの偏平形状を
したテープ・ロール10を形成している。該実施形態の
テープ・ロール10は、前記図4に示す円環状をした従
来のテープ・ロール1の外径と比較して、細幅とした短
径部10bの幅Hを約1/3まで狭くしている。
【0015】上記テープ・ロール10を用いて、支線間
の隙間Sが狭い分岐位置近傍の支線W/H−2の外周を
テープ巻きする場合、水平方向としたワイヤハーネスに
対して、テープ・ロール10の長径方向を鉛直方向と
し、隣接する支線W/H−2、W/H−2の隙間Sを通
すようにしている。言い換えると、隙間Sの水平幅方向
Aに対して、上記長径方向を直交方向とすると共に、短
径方向を同一幅方向Aとして、上記隙間Sを通して粘着
テープ12を引き出しながら支線W/H−2の電線群の
外周に巻き付ける。
の隙間Sが狭い分岐位置近傍の支線W/H−2の外周を
テープ巻きする場合、水平方向としたワイヤハーネスに
対して、テープ・ロール10の長径方向を鉛直方向と
し、隣接する支線W/H−2、W/H−2の隙間Sを通
すようにしている。言い換えると、隙間Sの水平幅方向
Aに対して、上記長径方向を直交方向とすると共に、短
径方向を同一幅方向Aとして、上記隙間Sを通して粘着
テープ12を引き出しながら支線W/H−2の電線群の
外周に巻き付ける。
【0016】具体的には、図2(A)に示すように、テ
ープ・ロール10が隣接する支線W/H−2の隙間Sの
上部に位置した状態より、図2(B)に示すように、テ
ープ・ロール10を下方に押し下げて、該テープ・ロー
ル10から粘着テープ12を引き出しながら、支線W/
H−2の外周のうち上端部分から、支線W/H−2の内
側の上方周面をテープ巻きする。
ープ・ロール10が隣接する支線W/H−2の隙間Sの
上部に位置した状態より、図2(B)に示すように、テ
ープ・ロール10を下方に押し下げて、該テープ・ロー
ル10から粘着テープ12を引き出しながら、支線W/
H−2の外周のうち上端部分から、支線W/H−2の内
側の上方周面をテープ巻きする。
【0017】この時、テープ・ロール10は、前述のよ
うに、長径部10aの長さ方向を鉛直方向とすると共
に、短径部10bを隙間Sの幅方向と一致させている。
また、テープ・ロール10の芯板11の両側の長径部1
0a−1、10a−2のうち、粘着テープ12が剥離し
て引き出される側の長径部10a−1を、支線W/H−
2の外周面と対向する位置としている。
うに、長径部10aの長さ方向を鉛直方向とすると共
に、短径部10bを隙間Sの幅方向と一致させている。
また、テープ・ロール10の芯板11の両側の長径部1
0a−1、10a−2のうち、粘着テープ12が剥離し
て引き出される側の長径部10a−1を、支線W/H−
2の外周面と対向する位置としている。
【0018】上記テープ・ロール10を押し下げによ
り、図2(C)に示すように、テープ・ロール10がワ
イヤハーネスW/Hの下方に位置し、粘着テープ12は
上方の短径部10b−2まで引き出された状態となる。
ついで、長径部10aを鉛直方向としたままで、図示の
ように、テープ・ロール10を支線W/H−2の外側位
置に移動させ、支線W/H−2の内側の下方内面をテー
プ巻きして、下端部分までテープ巻きした状態とする。
この状態で、テープ・ロール10は、粘着テープ12が
引き出される部分が、反対の長径部10a−2側となっ
ている。
り、図2(C)に示すように、テープ・ロール10がワ
イヤハーネスW/Hの下方に位置し、粘着テープ12は
上方の短径部10b−2まで引き出された状態となる。
ついで、長径部10aを鉛直方向としたままで、図示の
ように、テープ・ロール10を支線W/H−2の外側位
置に移動させ、支線W/H−2の内側の下方内面をテー
プ巻きして、下端部分までテープ巻きした状態とする。
この状態で、テープ・ロール10は、粘着テープ12が
引き出される部分が、反対の長径部10a−2側となっ
ている。
【0019】ついで、図2(D)に示すように、テープ
・ロール10を上方に引き上げて、テープ・ロール10
の長径部10a−2より粘着テープ12を引き出しなが
ら外側の下方周面をテープ巻きする。このテープ・ロー
ル10の引き上げにより、テープ・ロール10が支線W
/H−1の上方に位置し、粘着テープ12が下方の短径
部10b−1まで引き出された状態となる。
・ロール10を上方に引き上げて、テープ・ロール10
の長径部10a−2より粘着テープ12を引き出しなが
ら外側の下方周面をテープ巻きする。このテープ・ロー
ル10の引き上げにより、テープ・ロール10が支線W
/H−1の上方に位置し、粘着テープ12が下方の短径
部10b−1まで引き出された状態となる。
【0020】上記状態より、テープ・ロール10を、再
度、隣接する支線W/H−2の間の隙間Sの上方に移動
させて、支線W/H−2の外側の上方周面をテープ巻き
し、前記図2(A)と同様の状態として、該支線W/H
−2の上端部分までテープ巻きする。
度、隣接する支線W/H−2の間の隙間Sの上方に移動
させて、支線W/H−2の外側の上方周面をテープ巻き
し、前記図2(A)と同様の状態として、該支線W/H
−2の上端部分までテープ巻きする。
【0021】上記工程を繰り返して、支線W/H−2を
構成する電線群の全外周をテープ巻きして結束する。
尚、上記のように支線W/H−2の外周に粘着テープ1
2を巻き付けていくにつれて、テープ・ロール10の粘
着テープ12が引き出される長径部10a−1、10a
−2が、支線W/H−2と対向しない外側になった場合
には、テープ・ロール10を、上方位置あるいは下方位
置で180度回転させ、長径部10a−1と10a−2
の位置を反対として持ち替える。
構成する電線群の全外周をテープ巻きして結束する。
尚、上記のように支線W/H−2の外周に粘着テープ1
2を巻き付けていくにつれて、テープ・ロール10の粘
着テープ12が引き出される長径部10a−1、10a
−2が、支線W/H−2と対向しない外側になった場合
には、テープ・ロール10を、上方位置あるいは下方位
置で180度回転させ、長径部10a−1と10a−2
の位置を反対として持ち替える。
【0022】このように、本発明のワイヤハーネスW/
Hへのテープ巻付方法によると、偏平形状としたテープ
・ロール10を用い、隣接する支線W/H−2の間の狭
い隙間Sの幅と、細幅の短径部10bを同一方向とした
状態でテープ巻きするため、テープ・ロール10を狭い
隙間Sに通して、支線W/H−2の電線群の外周を容易
かつ確実にテープ巻きして結束することが出来る。
Hへのテープ巻付方法によると、偏平形状としたテープ
・ロール10を用い、隣接する支線W/H−2の間の狭
い隙間Sの幅と、細幅の短径部10bを同一方向とした
状態でテープ巻きするため、テープ・ロール10を狭い
隙間Sに通して、支線W/H−2の電線群の外周を容易
かつ確実にテープ巻きして結束することが出来る。
【0023】よって、第1従来例のように外径が小さく
なったテープ・ロール1を集める必要がなくなり、管理
工数が増えることを防止でき、作業性の向上を図ること
が出来る。また、第2従来例のように、粘着テープの粘
着面にゴミが付着することが防止でき、粘着性が低下す
ることを防止することが出来る。さらに、第3従来例の
ように、テープ巻き作業中に、粘着テープにシワが発生
することはなく、よって、作業性を向上することが出来
る。
なったテープ・ロール1を集める必要がなくなり、管理
工数が増えることを防止でき、作業性の向上を図ること
が出来る。また、第2従来例のように、粘着テープの粘
着面にゴミが付着することが防止でき、粘着性が低下す
ることを防止することが出来る。さらに、第3従来例の
ように、テープ巻き作業中に、粘着テープにシワが発生
することはなく、よって、作業性を向上することが出来
る。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のワイヤハーネスへのテープ巻付方法では、偏平形状と
したテープ・ロールを用い、隣接する支線の間の狭い隙
間の幅方向と、細幅の短径部を同一方向とした状態で、
粘着テープをテープ・ロールより引き出しながら支線の
外周をテープ巻きする構成としているため、狭い隙間で
もテープ・ロールを容易に通して、支線を構成する電線
群の外周を作業性よくテープ巻きして結束することが出
来る。
のワイヤハーネスへのテープ巻付方法では、偏平形状と
したテープ・ロールを用い、隣接する支線の間の狭い隙
間の幅方向と、細幅の短径部を同一方向とした状態で、
粘着テープをテープ・ロールより引き出しながら支線の
外周をテープ巻きする構成としているため、狭い隙間で
もテープ・ロールを容易に通して、支線を構成する電線
群の外周を作業性よくテープ巻きして結束することが出
来る。
【図1】 本発明のワイヤハーネスへのテープ巻付方法
に用いるテープ・ロールを示す斜視図である。
に用いるテープ・ロールを示す斜視図である。
【図2】 (A)(B)(C)(D)はワイヤハーネス
へのテープ巻付方法を示す作業工程図である。
へのテープ巻付方法を示す作業工程図である。
【図3】 自動車に配索する一例のワイヤハーネスを布
線図板に布線した状態を示す斜視図である。
線図板に布線した状態を示す斜視図である。
【図4】 従来のテープ・ロールを示す斜視図である。
【図5】 (A)は第1従来例のテープ巻付方法を示す
斜視図、(B)は第2従来例のテープ巻付方法を示す斜
視図、(C)は第3従来例のテープ巻付方法を示す斜視
図である。
斜視図、(B)は第2従来例のテープ巻付方法を示す斜
視図、(C)は第3従来例のテープ巻付方法を示す斜視
図である。
10 テープ・ロール 10a 長径部 10b 短径部 11 芯板 12 粘着テープ S 隙間 W/H ワイヤハーネス W/H−1 幹線 W/H−2 支線
Claims (1)
- 【請求項1】 ワイヤハーネスの幹線の一部から複数の
支線が分岐し、これら支線の隙間が狭い分岐位置近傍に
テープを巻き付ける方法であって、 硬質材からなる長方形状の芯板に粘着テープを巻回して
長径部と短径部を有する偏平形状としたテープ・ロール
を用い、隣接する支線の隙間の幅方向に対して、上記テ
ープ・ロールの長径方向を直交方向とすると共に、短径
方向を同一幅方向となるようにしながらテープ・ロール
を上記隙間に通して、該テープ・ロールより粘着テープ
を引き出して支線の電線群に巻き付けていくことを特徴
とするワイヤハーネスのテープ巻付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7218838A JPH0963369A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | ワイヤハーネスへのテープ巻付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7218838A JPH0963369A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | ワイヤハーネスへのテープ巻付方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0963369A true JPH0963369A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16726138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7218838A Withdrawn JPH0963369A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | ワイヤハーネスへのテープ巻付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0963369A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6330746B1 (en) * | 1998-06-22 | 2001-12-18 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Method of determining the length of electric wires for use in constructing a wire harness, and method of constructing a wire harness |
-
1995
- 1995-08-28 JP JP7218838A patent/JPH0963369A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6330746B1 (en) * | 1998-06-22 | 2001-12-18 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Method of determining the length of electric wires for use in constructing a wire harness, and method of constructing a wire harness |
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