JPH0963198A - ヘッドの位置決めとパラメータの設定とを並行に処理可能なディスク装置及びこのディスク装置におけるパラメータ設定方法 - Google Patents

ヘッドの位置決めとパラメータの設定とを並行に処理可能なディスク装置及びこのディスク装置におけるパラメータ設定方法

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JPH0963198A
JPH0963198A JP22063795A JP22063795A JPH0963198A JP H0963198 A JPH0963198 A JP H0963198A JP 22063795 A JP22063795 A JP 22063795A JP 22063795 A JP22063795 A JP 22063795A JP H0963198 A JPH0963198 A JP H0963198A
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data transmission
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JP22063795A
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English (en)
Inventor
Shuichi Ishii
周一 石井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクアクセスを要求するコマンドの発行
に応じ、ヘッドを所望の位置に移動して位置決めする処
理と、データの読み出し/書き込みをする回路にパラメ
ータを設定する処理とをCPUの空き時間が最小となる
ように処理を並行して実行する。 【解決手段】 CPU8は、ホストシステムから発行さ
れたコマンドに応じ、EEPROM14のパラメータ情
報14aから、コマンドにより指定されるアクセス位置
の属するゾーンに対応したパラメータデータを読み出
し、リード/ライト回路10に設定する処理を開始す
る。この後、ドライバIC7に制御信号を送出して磁気
ヘッド4を磁気ディスク2上の目的位置に位置決めする
処理を開始し、前記パラメータ処理と並行してこの処理
を行う。CPU8は、パラメータの設定及び位置決めが
完了した後に磁気ディスク2をアクセスする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、円盤(ディス
ク)状の記憶媒体(メディア)を有し、ディスクアクセ
スを要求するコマンドに応じてリード/ライト回路(リ
ード/ライトIC)に対しパラメータを設定するディス
ク装置及びこのディスク装置におけるパラメータ設定方
法に関し、特にヘッドの位置決め処理とパラメータの設
定処理とを並行して(並列に)行うディスク装置及びこ
のディスク装置におけるパラメータ設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ポータブルコンピュータやパーソ
ナルコンピュータなどの情報処理システムにおける記憶
装置として、磁気ディスクや光磁気ディスクなどを用い
たディスク装置が利用されている。このようなディスク
装置では、ヘッドをディスク上の所望位置に位置決めし
た後、このヘッドを介してデータの読み出し(リード)
または書き込み(ライト)が行われる。
【0003】ディスク装置では、ディスク全体面に一定
の周波数でデータが書き込まれている場合、ディスクの
内周側と外周側とでは書き込み密度が異なるため、同じ
データを読み出す場合であっても読み出される波形が異
なり、データの読取りエラーが生じることがある。この
ため、ディスク面を半径方向に従って(同心円状に)複
数の領域に分割し、各領域に異なる周波数を割当て(例
えば、外周側から内周側に向かって周波数が低くなるよ
うに割り当てる)、この割り当てられた周波数に従っ
て、データの書き込み及び読み出しを行う方法が考え出
されている。このような方法はCDR(Constant Densit
y Recording)方式と呼ばれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したCDR方式が
適用されるディスク装置では、ディスクにアクセスする
際、アクセスする位置の属する領域に対応したパラメー
タを、データの書き込み及び読み出しを行うリード/ラ
イト回路に設定する必要がある。このようなパラメータ
の設定処理は、異なる周波数の割り当てられた領域にア
クセスする度に行う必要がある。従って、パラメータの
設定処理は、ヘッドの位置決め動作(シーク動作)を伴
っている。
【0005】従来、CDR方式を適用するディスク装置
では、位置決め動作が行われる前後で、パラメータの設
定処理が実行される。このため、ディスク装置が、ディ
スクへのアクセス要求、例えば、データのリード要求や
ライト要求を受けてから実際にディスクにアクセスする
までには、位置決め処理に係る時間に加え、パラメータ
の設定処理に係る時間が必要となる。
【0006】さらに最近では、データの書き込み及び読
み出しを行うリード/ライト回路が複雑化し、設定する
パラメータの種類が増加する傾向にある。例えば、ディ
スクに格納されているデータを読み出す場合、ヘッドか
ら出力される波形に含まれる余分な周波数を除去するた
めにフィルタが用いられるが、このフィルタには、異な
る周波数領域に応じ、カットオフ周波数、ブーストレベ
ルを設定する必要があり、このフィルタからの出力波形
を2値化する回路にはデータのスライスレベル(qualifi
cation level) を設定しなくてはならない。このよう
に、前記リード/ライト回路に設定されるパラメータの
種類の増加に伴って、パラメータの設定処理に係る時間
が増大する。
【0007】また、製造されるディスク装置に複数のヘ
ッドやメディア(ディスク)が設けられる場合、一般に
これらのヘッド、メディア毎に特性が異なる。このた
め、これら複数のヘッド、ディスク毎にパラメータを設
定する必要も生じる。
【0008】従って、前述したような異なる周波数を複
数の領域に割当て、割り当てられた周波数に応じてデー
タの書き込み/読み出しを行うディスク装置において
は、ディスクへのアクセスを要求するコマンドを受け取
ってから、ディスク上の目的の位置にアクセスしてデー
タ処理を行うまでに、位置決め処理に係る時間に加え、
パラメータの設定処理に係る時間が必要となるため、デ
ィスク装置に接続されるホストシステムとのデータ伝送
効率が低下する。
【0009】この発明は、前記実情に鑑みてなされたも
のであり、記憶媒体としてディスクを有するディスク装
置において、ヘッドを所望の位置に移動する位置決め処
理と、データの読み出し及び書き込みを行うリード/ラ
イト回路にパラメータを設定するパラメータ設定処理と
を、このディスク装置の制御を司るCPU(Central Pro
cessing Unit) の空き時間が最小となるように各処理を
並列に(並行して)行うディスク装置、及びパラメータ
設定方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るディスク
装置は、複数の領域が設定されているディスクと、前記
ディスク上に位置するヘッドと、設定されるパラメータ
に従い、前記ディスクに対して前記ヘッドを用いてデー
タの読み出し/書き込み処理を行うデータ処理手段と、
前記データ処理手段によるデータの読み出し/書き込み
処理における最適なパラメータを、前記複数の領域毎に
格納するメモリと、前記ディスクへのアクセスを要求す
るコマンドの発行に応じ、前記複数の領域の内から前記
コマンドにより指定されるアクセス位置の属する領域を
判定し、判定された領域に対応するパラメータを前記メ
モリから読み出して前記データ処理手段に設定するパラ
メータ設定手段と、前記コマンドの発行に応じ、前記ヘ
ッドを前記コマンドにより指定される前記ディスク上の
アクセス位置に位置するように前記ヘッドを位置決めす
る位置決め手段と、前記位置決め手段による位置決めの
空き時間に、前記パラメータ設定手段によるパラメータ
の設定を行うように、前記パラメータ設定手段及び位置
決め手段を制御する制御手段とを具備することを特徴と
する。
【0011】この発明に係る磁気ディスク装置は、複数
の領域がそれぞれ設定されている複数の磁気ディスク
と、前記複数の磁気ディスクの各面上に位置する複数の
磁気ヘッドと、設定されるパラメータに従い、前記磁気
ディスクに対して前記複数の磁気ヘッドの内の1つの磁
気ヘッドを用いてデータの読み出し/書き込み処理を行
うデータ処理手段と、前記データ処理手段によるデータ
の読み出し/書き込み処理における最適なパラメータ
を、前記複数の領域及び前記複数の磁気ヘッド毎に格納
するメモリと、前記複数の磁気ディスクへのアクセスを
要求するコマンドの発行に応じ、このコマンドにより指
定されるアクセス位置が前記複数の領域内のいずれの領
域に属するか判定し、前記コマンドにより指定される前
記磁気ヘッドとを判定し、判定された領域及び磁気ヘッ
ドに対応するパラメータを前記メモリから読み出して前
記データ処理手段に設定するパラメータ設定手段と、前
記コマンドの発行に応じ、前記データ処理手段により使
用される磁気ヘッドを前記コマンドにより指定されるア
クセス位置に位置するように前記磁気ヘッドを位置決め
する位置決め手段と、前記位置決め手段による位置決め
の空き時間に、前記パラメータ設定手段によるパラメー
タの設定を行うように、前記パラメータ設定手段及び位
置決め手段を制御する制御手段とを具備することを特徴
とする。
【0012】また、前記ディスク装置、及び磁気ディス
ク装置の制御手段は、前記パラメータ設定手段によるパ
ラメータの設定と、前記位置決め手段による位置決めと
に対して優先順位を定め、この優先順位に基づいて、前
記パラメータの設定及び位置決めを並行処理するように
制御する。
【0013】前記ディスク装置では、記憶媒体であるデ
ィスクに対して複数の領域(ゾーン)が設定されてい
る。このような領域は、ディスク上に同心円状に設定さ
れる。また、このディスク装置には、例えば、ピーク検
出方式やPRML方式などが適用され、ヘッドを介して
ディスクに対するデータの読み出し/書き込み処理を行
うデータ処理手段が設けられている。このデータ処理手
段は、各種パラメータの設定に従って動作する。ディス
ク装置が接続されるホストシステムから、ディスクへの
アクセスを要求するコマンドが発行されると、このコマ
ンドにより指定されるアクセス位置が属する領域が判定
される。さらに、この判定された領域に対応する最適な
パラメータをメモリから読み出して前記データ処理手段
に設定する処理が開始される。また、前記発行されたコ
マンドにより指定される、ディスク上のアクセス位置
に、ヘッドを移動して位置決めするように位置決め手段
により位置決めが開始される。
【0014】これらの、パラメータ設定及び位置決め
は、制御手段に従って実施される。この際、制御手段
は、パラメータ設定及び位置決めを並行して実施される
ように、パラメータ設定手段及び位置決め手段を制御す
る。
【0015】さらに、この制御手段は、前記パラメータ
設定手段によるパラメータの設定と、前記位置決め手段
による位置決めとに対して、例えば、パラメータの設定
よりも位置決めを優先して処理するなどの優先順位を定
める。制御手段は、この優先順位に基づいて、例えば、
割込みを発生させる等を行い、各処理を並行して実施す
るように、パラメータ設定手段及び位置決め手段を制御
する。
【0016】これによりヘッドを所望の位置に移動する
位置決め処理と、データの読み出し及び書き込みを行う
データ処理手段にパラメータを設定するパラメータ設定
処理とを並列に行うことができる。
【0017】この発明に係るパラメータ設定方法は、複
数の領域が設定されているディスクと、前記ディスク上
に位置するヘッドと、設定されるパラメータに従い、前
記ディスクに対して前記ヘッドを用いてデータの読み出
し/書き込み処理を行うデータ処理手段と、前記データ
処理手段によるデータの読み出し/書き込み処理におけ
る最適なパラメータを前記複数の領域毎に格納するメモ
リと、を具備するディスク装置におけるパラメータ設定
方法であって、前記ディスクへのアクセスを要求するコ
マンドの発行に応じ、前記複数の領域から前記コマンド
により指定されるアクセス位置の属する領域を判定する
ステップと、判定された領域に対応するパラメータを前
記メモリから読み出して前記データ処理手段に設定する
ステップと、前記コマンドの発行に応じ、前記ヘッドを
前記コマンドにより指定されるアクセス位置に位置する
ように前記ヘッドを位置決めするステップと、前記位置
決めするステップの位置決めの空き時間に、前記パラメ
ータを設定するステップによるパラメータの設定が行わ
れるように、前記パラメータを設定するステップと前記
位置決めするステップとを制御するステップとを具備す
ることを特徴とする。
【0018】このパラメータ設定方法における制御ステ
ップは、前記パラメータの設定と、前記位置決めとに対
して優先順位を定め、この優先順位に基づいて、前記パ
ラメータの設定及び位置決めを並行処理するように制御
する。
【0019】前記パラメータ設定方法は、複数の領域が
設定されているディスクと、前記ディスク上に位置する
ヘッドと、設定されるパラメータに従い、前記ヘッドを
用いて前記ディスクに対してデータの読み出し/書き込
み処理を行うデータ処理手段と、前記データ処理手段に
よるデータの読み出し/書き込み処理における最適なパ
ラメータを前記複数の領域毎に格納するメモリとを有す
るディスク装置に適用される。ここでは、ディスクアク
セスを要求するコマンドの発行に応じ、先ず、発行され
たコマンドにより指定されるアクセス位置が、前記複数
の領域の内、いずれの領域に属するかが判定される。こ
の後、制御ステップにより、判定された領域に対応する
パラメータがメモリから読み出され、前記データ処理手
段に設定されるステップと、発行されたコマンドにより
指定されるアクセス位置に、ヘッドを位置決めするステ
ップとが並行して行われるように制御される。このよう
な制御では、パラメータの設定と位置決めとに対して、
例えば、パラメータの設定よりも位置決めを優先して処
理するなどの優先順位を定め、この優先順位に基づい
て、割込みを発生させるなどして、各ステップを並行し
て実施する。
【0020】これにより、ヘッドを所望の位置に移動す
る位置決め処理と、データの読み出し及び書き込みを行
うデータ処理手段にパラメータを設定するパラメータ設
定処理とを並列に行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明に
係る実施の形態を説明する。この発明の実施の形態に係
る磁気ディスク装置の構成、及びこの磁気ディスク装置
の有するディスクの領域(ゾーン)設定例を図1に示
す。
【0022】図1に示される磁気ディスク装置1は、図
示せぬホストシステム(コンピュータ)に接続され、こ
のホストシステムから送られるコマンドに応じた処理を
実行する。磁気ディスク装置1は、データの記録媒体
(メディア)として複数の(この実施の形態では2枚
の)磁気ディスク2を有する。この磁気ディスク2は、
スピンドルモータ3により約5000rpm などの高速で回転
される。この2枚の磁気ディスク2は、図1に示される
ように、複数の領域、すなわち、ゾーン0〜ゾーン9ま
での10の領域が設定されている。これらの各領域に
は、読み出し/書き込み処理の際に適用される周波数が
異なるように設定されている。各周波数は、この実施の
形態においては、外周側(ゾーン0)から内周側(ゾー
ン9)に向かって周波数が低くなるように設定されてい
る。
【0023】また、磁気ディスク2の各ディスク面(デ
ータ面)には、磁気ヘッド4が対向するように設けられ
ている。この実施の形態においては、磁気ディスク装置
1は、2枚の磁気ディスク2を有するので、各ディスク
面にそれぞれ対応するように、4つの磁気ヘッド4a〜
4dが設けられている。これらの磁気ヘッド4a〜4d
は、キャリッジ5と称するヘッド移動機構に取り付けら
れ、このキャリッジ5の回動に応じて磁気ディスク2の
半径方向に移動する。磁気ヘッド4a〜4dのいずれか
1つは、所望の目標位置(目標トラック)上に位置決め
されると、通常ではセクタ単位でデータの読み出し/書
き込みの処理を行う。
【0024】キャリッジ5は、ボイスコイルモータ(V
CM)6により駆動される。このボイスコイルモータ6
及び、前記スピンドルモータ3は、共にドライバIC
(集積回路)7によって駆動制御される。このドライバ
IC7は、スピンドルモータ3用のドライバと、ボイス
コイルモータ6用のドライバとが組み込まれている。ま
た、ドライバIC7は、後述するCPU(central proce
ssing unit) 8による制御の下、スピンドルモータ3及
びボイスコイルモータ6を駆動制御する。
【0025】ヘッドアンプ9は、磁気ヘッド4a〜4d
に接続され、磁気ディスク2から読み出されるデータ
(サーボデータも含む)を示す信号のS/N比を向上さ
せるため、磁気ヘッド4a〜4dにより読み出された信
号を所定の割合で増幅してリード/ライト回路10に送
出する。これにより、磁気ヘッド4a〜4dにより読み
出されたアナログ信号に、リード/ライト回路10へ伝
送されるまでに混在される不要な波形(雑音)の割合が
低減される。
【0026】リード/ライト回路10は、磁気ヘッド4
a〜4dから得られるアナログ信号を入力し、データ再
生に必要な信号処理を行う。また、リード/ライト回路
10は、HDC(ハードディスクコントローラ)11か
ら送られるデータ(ライトデータ)を磁気ディスク2に
書き込むための信号処理を行う。このようなリード/ラ
イト回路10の信号処理は、前述した10個の領域、す
なわち、ゾーン0〜ゾーン9に割り当てられた周波数に
応じて行われる。ここで、リード/ライト回路10の構
成を図2を参照して説明する。図2に示されるように、
リード/ライト回路10は、AGC(automatic gain co
ntrol)アンプ101,フィルタ102,サーボ回路10
3,パルス検出(2値検出)器104,周波数同期器1
05,周波数シンセサイザ106,スイッチング回路1
07,及びデータエンコーダ/デコーダ(EN−DE
C)108により構成される。
【0027】磁気ディスク2に記録されているデータを
読み出す場合のリード/ライト回路10において、AG
Cアンプ101は、ヘッドアンプ9から送られるアナロ
グ信号を増幅し、予め定められた一定の信号レベルに調
整する。AGCアンプ101により増幅されたアナログ
信号は、フィルタ102に送られる。フィルタ102
は、パラメータをセットするためのレジスタ1,2を有
し、このレジスタ1,レジスタ2に、ゾーン0〜9に対
応してそれぞれセットされる、カットオフ周波数、及び
ブーストレベルに従って、受け取った信号に混在する不
要なノイズ成分を除去する。フィルタ102は、不要な
ノイズ成分を除去する機能を有すると共に、AGCアン
プから送られた信号を、磁気ヘッド4a〜4dの位置を
示すサーボデータに対応する信号と、ホストシステムに
より要求されたリードデータとに分離する機能を有す
る。この機能により分離された、サーボデータを示す信
号は、サーボ回路103に送られ、リードデータを示す
信号はAGCアンプ101及びパルス検出器104に送
られる。
【0028】AGCアンプ101は、フィルタ102か
らフィードバックされた信号に従ってヘッドアンプ9よ
り送られるアナログ信号に対する増幅ゲインを調整す
る。また、サーボ回路103は、フィルタ102から送
られる、サーボデータを示す信号に対し、所定の信号処
理を施すことにより、サーボデータを、磁気ディスク2
におけるトラックやセクタなどを示す位置決めアドレス
として認識する。
【0029】パルス検出器104は、パラメータをセッ
トするためのレジスタ3を有し、このレジスタ3にゾー
ン0〜9に対応してセットされるデータスライスレベル
(qualification level) に従って、入力されるアナログ
信号を2値化するための処理を行う。すなわち、パルス
検出器104は、フィルタ102から送られるアナログ
信号の各ピーク点を、データスライスレベルに従って2
値化パルスとして周波数同期器105及びデータエンコ
ーダ/デコーダ108に送出する。
【0030】周波数同期器105は、パルス検出器10
4から送られる2値化パルスを受け取ると共に、周波数
シンセサイザ106から転送用周波数である信号を受信
する。ここで周波数同期器105に送られる転送用周波
数は、周波数シンセサイザ106に設定されるパラメー
タに基づいた周波数である。周波数シンセサイザ106
は、図2に示されるように、パラメータをセットするた
めのレジスタ4,5を有し、これらの各レジスタには、
前記各ゾーン0〜9に応じた書き込み用の転送周波数が
設定される。なお、レジスタ4,5の2つのレジスタ
は、分周比を決定するために使用される。即ち、2つの
レジスタに保持されるデータによって1つの周波数が決
定され、書き込み時にはこの周波数が使用され、読み出
し時にはこの周波数を基準として読み出しデータとのク
ロック同期が行われる。周波数シンセサイザ106は、
書き込み用の転送周波数信号を、前述したように、周波
数同期器105及びスイッチング回路107に送出す
る。
【0031】周波数同期器105は、パルス検出器10
4から受け取る2値化パルスと、周波数シンセサイザ1
06から受け取る信号との同期をとり、2値化パルスに
対するデコード及びデコードされたデータの送出タイミ
ングを示す読み出しクロックを生成し、これをスイッチ
ング回路107に送出する。
【0032】スイッチング回路107は、ホストシステ
ムから要求される、データの読み出し、または書き込み
の指示に応じ、周波数同期器105から送られる読み出
しクロック、または周波数シンセサイザ106から送ら
れる書き込み用の周波数信号のいずれか一方をデータエ
ンコーダ/デコーダ108に送出する。データの読み出
し処理を実行する場合には、周波数同期器105から送
られる読み出しクロックがデータエンコーダ/デコーダ
108に送られる。
【0033】データエンコーダ/デコーダ108は、パ
ラメータをセットするためのレジスタ6を有し、このレ
ジスタ6には、前述したゾーン0〜9に応じた書き込み
補償レベルが設定される。但し、このレジスタ6に設定
される書き込み補償レベルは、HDC11から送られる
ライトデータを磁気ディスク2に書き込むための処理を
行う際にのみ参照される。従って、データエンコーダ/
デコーダ108は、スイッチング回路107から送られ
る読み出しクロックに従って、パルス検出器104から
送られる2値化パルスのデコード処理を行い、リードデ
ータ及びリード/ライトクロックを生成する。生成され
たリードデータ及びリード/ライトクロックは、HDC
11に送出される。
【0034】磁気ディスク2にライトデータを書き込む
場合のリード/ライト回路10においては、前記スイッ
チング回路107は、周波数シンセサイザ106から送
られる書き込み用の転送周波数信号をデータエンコーダ
/デコーダ108に送る。データエンコーダ/デコーダ
108は、HDC11から送出されるライトデータを受
取り、この受け取ったライトデータを、周波数シンセサ
イザ106から送られる書き込み用の転送周波数信号
と、レジスタ6に設定される書き込み補償レベルとに従
ってエンコードし、ヘッドアンプ9への出力信号を生成
する。生成された出力信号は、ヘッドアンプ9を介して
磁気ヘッド4a〜4dのいずれか1つに送られ、磁気ヘ
ッド4a〜4dのいずれか1つにより磁気ディスク2の
所望のアドレスに記録される。
【0035】再び図1を参照して、磁気ディスク装置1
の各構成要素を説明する。HDC11は、前記CPU8
及びリード/ライト回路10に接続されていると共に、
図示せぬホストシステムとのデータ送受を行うインター
フェイス12、及びバッファRAM13に接続されてい
る。HDC11は、CPU8と共に、データの転送制御
を司り、インターフェイス12を介してホストシステム
とのインターフェイス制御を行う。HDC11は、主と
して、ホストシステムから送られるライトデータ、また
はリード/ライト回路10から送られるリードデータの
転送を行うコントローラとして動作する。このようなデ
ータ転送を行う際、HDC11は、接続されているバッ
ファRAM13に割り当てられているバッファ領域に一
時的にデータを格納することにより、キャッシュ機能を
実現する。また、ホストシステムからリードコマンドが
送られてきた場合、要求されたリードデータのアドレス
に後続するデータを読み出して一時的にバッファRAM
13に格納するリード・アヘッド処理も行う。
【0036】CPU8は、前記ドライバIC7,リード
/ライト回路10,及びHDC11に接続されていると
共に、ROM(Read-Only Memory)16,EEPROM(e
lectrically erasable and programmable read-only me
mory) 14,及びRAM15に接続されている。CPU
8は、ROM16に格納されている制御プログラムに従
って各種制御を行う。前述したように、ドライバIC7
を介してスピンドルモータ3及びボイスコイルモータ6
を駆動制御することにより、磁気ヘッド4a〜4dを磁
気ディスク2上の所望のアドレス(シリンダ,セクタ)
上に位置決めする位置決め制御と、HDC11と共にリ
ードデータ及びライトデータのデータ転送制御とを行
う。さらに、この実施の形態において、CPU8は、前
述した位置決め制御と並行してリード/ライト回路10
に設けられている各種レジスタ(この実施の形態におい
ては、レジスタ1〜6)に、ホストシステムによりアク
セス要求された磁気ディスク2の位置(アドレス)に対
応するゾーンのパラメータを設定するパラメータ設定制
御をも行う。
【0037】ROM16は、前述したように、CPU8
により実行されるヘッド位置決め制御、データ転送制
御、及びパラメータ設定制御を実現するための各種プロ
グラムを格納する。EEPROM14は、パラメータ設
定制御が実現される最に参照されるパラメータ情報14
a、ゾーン設定情報14bなどの各種情報を格納する。
RAM15は、CPU8の動作に係る各種情報を格納す
る。特に、所望のパラメータがリード/ライト回路10
に設定された時、パラメータの設定が完了していること
を示すフラグ15aがセットされる。なお、CPU8と
EEPROM14との間のデータ通信は、シリアルでも
パラレルでもよい。
【0038】次に、EEPROM14に格納されている
各種情報について説明する。パラメータ情報14aは、
CPU8によりリード/ライト回路10に設定されるパ
ラメータに関する各種情報であり、この実施の形態で
は、パラメータは、磁気ディスク装置1に設けられてい
る磁気ヘッド4(複数の磁気ヘッドが設けられている場
合)、及び磁気ディスク2に設定されるゾーン毎に異な
る。ここで、磁気ヘッド4毎にパラメータが異なる理由
は、磁気ディスク装置1製造時において、各磁気ヘッド
4にそれぞれ特性のばらつきが生じるため、この磁気ヘ
ッド4毎の特定のばらつきをも考慮したパラメータ設定
を行うためである。このパラメータ情報14aは、図3
に示されるように、EEPROM14に割り当てられた
メモリ空間内の所定の領域に格納され、大きくはパラメ
ータアドレス情報と、磁気ヘッド4毎のヘッドパラメー
タに分類される。
【0039】パラメータアドレス情報は、パラメータア
ドレス情報の始まりを示すヘッダ、磁気ディスク装置1
の磁気ヘッド4の個数、リード/ライト回路10に設定
するパラメータの数、各パラメータ(n種類のパラメー
タ)を設定するアドレス値、及びチェックサムとにより
構成される。磁気ヘッド4毎のヘッドパラメータは、各
磁気ヘッド4毎(m個の磁気ヘッド)にメモリ空間が割
り当てられている。各ヘッドパラメータ内は、さらに、
磁気ディスク2に設定されているゾーン毎(i個のゾー
ン)にメモリ空間が区切られ、各ゾーンに対応し各パラ
メータ毎のデータ(n個のパラメータデータ)が格納さ
れている。なお、n番目のパラメータデータの次にはチ
ェックサムが格納される。このような構成を有するパラ
メータ情報14aにより、磁気ヘッド4及びゾーン毎の
パラメータが格納され、CPU8により参照される。
【0040】ここで、図1に示される磁気ディスク装置
1においては4つの磁気ヘッド4a〜4dが設けられ、
リード/ライト回路10には、パラメータとして、カッ
トオフ周波数、ブーストレベル、データスライスレベ
ル、2つの転送周波数、及び書き込み補償レベルが設定
される。従って、前述したパラメータアドレス情報は図
4に示されるようになる。すなわち、磁気ヘッド4のヘ
ッド本数には“4”が、パラメータ数には“6”が、各
パラメータを設定するアドレス値にはレジスタ1〜6に
割り当てられるアドレス値が格納される。また、各ゾー
ン毎のパラメータには、各磁気ヘッド4及び各ゾーンに
対応するパラメータデータが、図5に示されるように格
納される。すなわち、レジスタ1に設定するカットオフ
周波数データ、レジスタ2に設定するブーストレベルデ
ータ、レジスタ3に設定するデータスライスデータ、レ
ジスタ4及びレジスタ5に設定する転送周波数(書き込
み用転送周波数)、レジスタ6に設定する書き込み補償
レベルデータが格納される。
【0041】次に、同じくEEPROM14に格納され
るゾーン設定情報14bであるが、このゾーン設定情報
は、ホストシステムからアクセス要求されたアドレス
が、ゾーン0〜9までのいずれのゾーンに属するかを判
定するための情報であり、アクセス要求されたアドレス
から算出できる数式であっても、ルックアップテーブル
形式の情報のいずれの構成であってもよい。いずれにし
ても、CPU8は、アクセス要求されたアドレスに応
じ、ゾーン設定情報14bを参照することにより、アク
セス要求されたアドレスがいずれのゾーンに属するかを
求めることができる。又、ゾーン設定情報は、ROM1
6に格納されていてもよい。
【0042】次に、この実施の形態の動作を図6及び図
7を参照して説明する。先ず、ホストシステムからのリ
ード/ライト要求などのアクセス要求に応じた、磁気デ
ィスク装置1内の各種処理について説明する。この磁気
ディスク装置1において、アクセス要求に応じて実行さ
れる各種処理は、予め各種処理に割り当てられた優先順
位に基づいて時分割でCPU8により実行される。すな
わち、各処理は、それぞれ一連の処理として独立且つ並
列に実行される。この実施の形態においては、これら一
連の処理として、ホストシステムとのデータ送受などの
やりとりを行う“ホスト処理”と、メディアである磁気
ディスク2に対するアクセス(ヘッド位置決め処理を含
む)を行う“ディスク処理”との2つの処理が該当す
る。ここでは、“ホスト処理”は、ホストシステムから
のコマンド発行に対し、発行されたコマンドがどのよう
なコマンドであるかを判断し、磁気ディスク2に対して
アクセスする必要があればディスク処理を開始させる。
ディスク処理の開始後、ホスト処理では必要に応じてホ
ストシステムと磁気ディスク装置1との間でのデータ送
受の処理が続けて行われる。ここでは、“ディスク処
理”は、“ホスト処理”より高い優先順位が割り当てら
れている。
【0043】一方、“ディスク処理”においては、ホス
ト処理において要求される一連の処理が実行される。こ
の実施の形態では、さらに、“ディスク処理”を大き
く、メディアリード/ライト処理、パラメータ設定処
理、及び位置決め処理との3つの処理に分類する。各種
処理は、位置決め処理、パラメータ設定処理、メディア
リード/ライト処理の順序で優先順位が高い。
【0044】この実施の形態では、先ずメディアリード
/ライト処理が開始され、このメディアリード/ライト
処理において、パラメータ設定処理が開始指示される。
この後、さらに、メディアリード/ライト処理において
位置決め処理が開始指示される。以降、パラメータの設
定処理とヘッドの位置決め処理とが並行して実行され
る。これにより、磁気ヘッド4が磁気ディスク2上の目
的の位置に移動中、リード/ライト回路10に対するパ
ラメータの設定が並行して行われる。但し、ここでは、
メディアリード/ライト処理は、位置決め処理及びパラ
メータ設定処理が開始された後、各処理が完了するまで
は実際に磁気ディスク2に対するアクセスは開始するこ
とができない。さらに、位置決め処理がパラメータ設定
処理より優先順位が高く設定されているため、位置決め
が完了した後、磁気ディスク2に対するアクセスを開始
する前にリード/ライト回路10へパラメータの設定が
完了しているか確認する必要があり、完了していない場
合にはパラメータ設定の完了を待ってから磁気ディスク
2がアクセスされる。
【0045】ここで、図6を参照し、CPU8により実
行される前記ホスト処理及びディスク処理の流れを説明
する。先ず、磁気ディスク装置1に接続されているホス
トシステムからコマンドが発行されると、CPU8は、
インターフェイス11及びHDC11を介してこれを受
取り、発行されたコマンドの種類を判定する。ここで、
発行されたコマンドが磁気ディスク2をアクセスする要
求ではない場合、CPU8は、ディスク処理を行うこと
無く、発行されたコマンドに対応した処理を行う。発行
されたコマンドが、磁気ディスク2をアクセスする要求
である場合、CPU8はさらに、受け取ったコマンドが
リードコマンドであるかライトコマンドであるかを判断
する。受け取ったコマンドがライトコマンドである場
合、CPU8はホスト処理として、ホストシステムから
送られるライトデータの受信を開始する(ステップS
1)。ライトデータの受信は、CPU8の制御の下、H
DC11により行われ、ホストシステムから送られるラ
イトデータはバッファRAM13に一時的に格納され
る。このライトデータの受信は、ホストシステムから書
き込み要求されているデータ全てを受信するまで行われ
る。
【0046】ライトデータの受信が開始された後、また
は、受け取ったコマンドがリードコマンドである場合、
ディスク処理のメディアリード/ライト処理が開始され
る。但し、ここでは実際に磁気ディスク2にデータをリ
ード/ライトする処理が開始されるわけではなく、ホス
トシステムにより発行されたコマンドから、磁気ディス
ク2上のいずれの位置(ヘッド,シリンダ,セクタ)に
アクセスするのかが算出される(ステップS5)。さら
に、ここでは、EEPROM14に格納されているゾー
ン設定情報14bを参照することにより、算出されたア
クセス位置が予め設定されたゾーン0〜9のいずれのゾ
ーンに属するかをも求められる。また、ディスク処理が
開始されたことにより、以降、このディスク処理を主体
としてCPU8は動作し、空き時間がホスト処理に費や
される。なお、算出されたアクセス位置が既に磁気ヘッ
ド4の位置するゾーンに等しい場合、パラメータ設定処
理は省略される。
【0047】磁気ディスク2上のアクセス位置が求めら
れた後、メディアリード/ライト処理において、パラメ
ータを設定するための処理の開始が指示される(ステッ
プS7)。この指示に応じ、パラメータ設定処理が開始
される(ステップS9)。ここでは、CPU8は、前記
ステップS5において求められた、アクセス位置に関す
る情報、すなわち、使用されるヘッド、及びアクセス位
置の属するゾーンに基づき、EEPROM14のパラメ
ータ情報14aを参照して所望のパラメータデータを読
み出す。これにより、リード/ライト回路10に設定さ
れる、カットオフ周波数データ、ブーストレベルデー
タ、データスライスレベルデータ、転送周波数データ
(書き込み用)、書き込み補償レベルデータとが読み出
される。また、このステップ9において、CPU8によ
り、RAM15のフラグ15aがクリアされる。
【0048】メディアリード/ライト処理においては、
パラメータ設定処理においてパラメータの読み出しが開
始されるのに応じ、位置決め処理の開始が指示される
(ステップS11)。以降、メディアリード/ライト処
理は、パラメータの設定及び位置決めが完了するまで実
行されない。前記ステップS11における開始指示に応
じ、位置決め処理が開始される(ステップS13)。こ
こでは、CPU8は、前記ステップS5において求めら
れた、アクセス位置(シリンダ,セクタ)に従って、ド
ライバIC7に制御信号を出力する。この制御信号に従
って、ドライバIC7は、磁気ヘッド4を要求されたア
クセス位置に位置するよう、スピンドルモータ3及びボ
イスコイルモータ6を駆動制御する。
【0049】以降、ホスト処理、パラメータ設定処理、
及び位置決め処理が並行して実行される。ここで、位置
決め処理はホスト処理との間で、優先順位に基づいた時
分割処理で実行され、また、パラメータ設定処理は基本
的にホスト処理を中断して実行される(図6,TS参
照)。これにより、パラメータを設定するために、位置
決め制御処理が中断されるなど、パラメータ設定処理に
よる位置決め処理に与えられる影響は無く、磁気ヘッド
4が磁気ディスク2上の目的の位置に移動中、リード/
ライト回路10に対するパラメータ設定が行われる。
【0050】パラメータ設定処理において、リード/ラ
イト回路10に対するパラメータデータの設定が完了す
ると、CPU8は、パラメータ設定が完了したことを示
すため、RAM15にフラグ15aをセットする(ステ
ップS15)。
【0051】位置決め処理において、磁気ヘッド4が要
求されたアクセス位置上に位置されると(ステップS1
7)、CPU8は、フラグ15aがセットされているか
否か判断する。ここで、フラグ15aがセットされてい
ない場合、パラメータ設定処理におけるパラメータの設
定が完了していないことを示すので、パラメータの設定
処理が完了して、フラグ15aがセットされまでメディ
アリード/ライト処理はウェイトする。フラグ15aが
セットされると、または、既にフラグ15aがセットさ
れていた場合、メディアリード/ライト処理として磁気
ディスク2に対するアクセス処理(ライトデータの書き
込み処理、またはリードデータの読み出し処理)が開始
される(ステップS19)。すなわち、ホストシステム
により発行されたコマンドがライトコマンドである場
合、バッファRAM13に一時的に格納されたライトデ
ータが、HDC11によりリード/ライト回路10に送
られる。リード/ライト回路10では、パラメータ設定
処理において設定された各種パラメータデータに従っ
て、HDC11から送られるデータをエンコードし、こ
れをヘッドアンプ9を介して磁気ヘッド4に送出する。
磁気ヘッド4ではヘッドアンプ9を介して送られるライ
トデータ(アナログ信号)を磁気ディスク2に記録す
る。
【0052】また、ホストシステムにより発行されたコ
マンドがリードコマンドである場合、磁気ディスク2に
記録されているリードデータが磁気ヘッド4により読み
出され、アナログ信号としてヘッドアンプ9を介してリ
ード/ライト回路10に送られる。リード/ライト回路
10は、送られてきたリードデータ(アナログ信号)
を、パラメータ設定処理において設定された各種パラメ
ータデータに従い、フィルタリング、2値化などの処理
を施し、デコードする。デコードされたリードデータ
は、HDC11によりバッファRAM13に一時的に格
納される。
【0053】なお、前記パラメータ設定処理及び位置決
め処理は、それぞれ、パラメータの設定処理、及び磁気
ヘッドの位置決め処理の完了に応じて終了する。ホスト
処理では、ホストシステムにより発行されたコマンドが
リードコマンドである場合、前記ステップS19におけ
るアクセス処理の開始に応じ、バッファRAM13に一
時的に格納されるリードデータをホストシステムに送出
する処理を開始する(ステップS21)。ホスト処理
は、ホストシステムから発行されたコマンドがリードコ
マンドである場合、要求されるリードデータを全てホス
トシステムに送出するまで実行される。また、ホストシ
ステムにより発行されたコマンドがライトコマンドであ
る場合、ホストシステムから送られるライトデータを全
てバッファRAM13に格納するまで実行される。
【0054】一方、メディアリード/ライト処理は、ホ
ストシステムから発行されたコマンドがリードコマンド
である場合、要求されたリードデータを全てバッファR
AM13に格納した後、要求されたリードデータのアド
レスに連続するアドレスのデータを磁気ディスク2から
読み出し、バッファRAM13の所定の領域に格納す
る。このような先読み処理を行った後、メディアリード
/ライト処理は終了する。また、ホストシステムにより
発行されたコマンドがライトコマンドである場合、ホス
トシステムから送られるライトデータを全て磁気ディス
ク2に記録した後に終了する。
【0055】次に、図7を参照して、CPU8による優
先順位に基づいた処理の一例を説明する。図7は、図6
を参照して説明したホスト処理、パラメータ設定処理、
及び位置決め処理が、CPU8によりどのように並行し
て処理されていくかの一例が示されている。同図におい
ては、下部に示される処理ほど、処理の優先順位が高い
ことを示す。すなわち、優先順位は、位置決めの実動作
を制御する処理、位置決めの開始及び終了を制御する処
理、パラメータ設定処理、メディアリード/ライト処理
の順となる。ここで、位置決めの実動作を制御する処理
は、磁気ディスク2に予め記録されているサーボデータ
を読み取り、磁気ヘッド4a〜4dのいずれか1つを目
標トラック上に位置決めする処理であり、通常は、常に
制御処理されている。位置決めの開始及び終了を制御す
る処理は、位置決めの実動作を制御する処理に対し、目
標トラックの指定、位置決め位置の変更指示、または位
置決め完了の監視に係る処理である。このような処理
は、例えば、シリンダ番号、ヘッド番号、位置決め完了
条件(どの程度の位置誤差まで認めるか)、位置決め完
了時の割込み発生要求を指示する処理である。磁気ディ
スク2は、スピンドルモータ3により定常回転されてい
るため、一定間隔でサーボデータの読み取り処理が行わ
れる。
【0056】ホストシステムによりディスクアクセスを
伴う、リードコマンドまたはライトコマンドが発行され
ると、ホスト処理により、コマンドの種類判定、ライト
データの受取り(発行されたコマンドがライトコマンド
の場合)などの処理が開始される(P1)。この後、メ
ディアリード/ライト処理において、磁気ディスク2に
アクセスする位置が算出する処理が開始される(P
2)。アクセス位置が求められるのに応じてパラメータ
設定処理が開始され(P3)、この後、位置決め処理
(磁気ヘッド4のシーク処理)が開始される(P4)。
なお、前記P3においては、フラグ15aのクリア処理
もなされる。
【0057】以降、パラメータの設定処理が完了するま
では(図7に示される例においては、パラメータ設定処
理が位置決め処理より先に完了している)、図7に示さ
れるように、リード/ライトチャネルのパラメータ設定
処理、位置決め処理、及びホスト処理とが並行して行わ
れている。パラメータ設定処理及び位置決め処理は、そ
れぞれパラメータの設定(フラグ15aのセットも含
む)、磁気ヘッド4の位置決めが完了すると終了する
(P5,P6)。
【0058】パラメータ設定処理及び位置決め処理が共
に完了すると、磁気ディスク2にアクセスするメディア
リード/ライト処理が開始され(P7)、要求されたリ
ードデータの読み出し(先読み処理を含む)またはライ
トデータの書き込みが完了するまで(P8)実行され
る。また、このメディアリード/ライト処理も、前記ホ
スト処理と並行して行われる。ホスト処理は、ホストシ
ステムにより要求されている全てのライトデータを受信
するまで、またはリードデータを送出するまで行われる
(P9)。
【0059】以上の処理により、磁気ヘッドを所望の位
置に移動する位置決め処理と、データの読み出し及び書
き込みを行うリード/ライト回路にパラメータを設定す
るパラメータ設定処理とを並列に行うことができる。さ
らに、位置決め処理と、パラメータ設定処理とが並行し
て行われる際には、パラメータ設定処理をホスト処理の
実行時間の一部に割り当てているため、位置決め処理の
中断などの影響がない。これにより、リードコマンドや
ライトコマンドなどの、ディスクアクセスを伴うコマン
ドがホストシステムにより発行された場合、コマンドの
受信からディスク(メディア)のアクセスまでに係る時
間を短縮することができ、ホストシステムとの間で、高
速で効率の良いデータ送受が可能となる。
【0060】例えば、CPU8による、EEPROM1
4からのパラメータの読み出しがシリアルである場合、
従来の磁気ディスク装置、及び方法と、この実施の形態
とでは以下に示すような差が生じる。
【0061】EEPROM14からのパラメータ読み出
しにおける、データ転送の最大転送速度(転送周波数)
が100kHzで行われる場合、従来の磁気ディスク装
置、及び方法においてパラメータ設定処理にのみ係る時
間は、 (1バイト転送時間)×{(アドレス転送バイト数)+
(データ転送バイト数)+(チェックサムバイト数)} =(10μs×9+10μs)×(3+11+1) =1.5ms となる。但し、データ転送バイト数は、リード/ライト
回路10に設定されるパラメータの数に依存する。
【0062】ここで、サーボデータの読み取り処理に係
る割込みを考慮すると、実際のパラメータ設定処理に係
る時間は、 1.5ms ÷ 50% = 3.0ms となる。
【0063】一方、この実施の形態では、EEPROM
14からのパラメータ読み出しを、CPU8によるシリ
アル転送機能で実現した場合、データの転送速度(転送
周波数)は78kHzとなり、パラメータ設定処理及び
位置決め処理に係る時間は、 (12.8μs×9+10μs)×15 ≒1.9ms となり、割込みを考慮すると 1.9ms ÷ 50% = 3.8ms となる。
【0064】ここで、1トラックシーク時間を、リード
時に1.4ms,ライト時に3.0ms必要とし、コマ
ンド要求に応じて1トラックのシーク動作、すなわち位
置決め処理が必要である場合、この実施の形態では、従
来の磁気ディスク装置及び方法に比べて、 リードデータの読み出し: 3.0−(3.8−1.4) = 0.6ms ライトデータの書き込み: 3.0−(3.8−3.0) = 2.2ms だけ早くなる。但し、この数値は、前述したように1ト
ラックのみの位置決め処理が必要な場合の数値であるの
で、通常の複数トラック分の位置決め処理が必要となる
場合、位置決めに要する時間は3.8ms以上となるこ
とが多いため、パラメータ設定時間は、実質上位置決め
時間に含まれてしまう。即ち、3msの時間短縮が可能
であると考えられる。
【0065】前述した実施の形態においては、パラメー
タ設定処理を、ディスク処理の一部として定義している
がこのような定義には限定されない。ここで、図8及び
図9に、前述した実施の形態と異なる、パラメータ設定
処理の定義を行った場合の例を示す。
【0066】図8は、磁気ヘッド4を磁気ディスク2の
目的の位置に位置決めする位置決め処理と、リード/ラ
イト回路10にパラメータを設定するパラメータ設定処
理とをメカ処理として定義した場合の各処理への移行状
況を示す。このような定義がなされた場合であっても、
パラメータ設定処理と位置決め処理とを並行して行うこ
とには何等かわりは無い。また、このような定義は、磁
気ディスク2上の磁気ヘッド4の位置を確認するために
に記録されているIDデータが省略されている、IBM
社による特開平5−174498号等で開示されている
方式に対応する。
【0067】図8では、前記図7と同様に基本的に優先
順位の高い処理が下方に記載されているが、パラメータ
設定処理と位置決め処理の開始及び終了を制御する処理
については同じ優先順位とする。図8に示されるパラメ
ータ設定処理の定義がなされた磁気ディスク装置1であ
っても、前述した実施の形態と同様の効果を得ることが
できる。
【0068】図9は、磁気ヘッド4を磁気ディスク2上
の目的の位置に位置決めする位置決め開始及び終了を制
御する処理、ディスク処理またはメカ処理の一部として
定義するのではなく、定期的に実行される位置決めの実
動作を制御する処理に付随して行うように定義されてい
る。このため、磁気ヘッド4を磁気ディスク2上の目的
の位置に位置決めする処理は、シーク処理が必要となっ
た時点(位置決め位置変更要求発生)以降、サーボデー
タの読み取りによる位置決めと、位置決め位置の変更指
示と、位置決め完了の監視とが同じ優先順位で処理され
る。
【0069】図9に示されるような場合であっても、前
述した実施の形態と同様に、リード/ライト回路10に
パラメータを設定するパラメータ設定処理と、磁気ヘッ
ド4を磁気ディスク4上の目的の位置に位置決めする位
置決め処理(シーク処理)とが並行して実行される。こ
れにより、前記実施の形態と同様な効果を得ることがで
きる。
【0070】また、近年、磁気ディスク装置や光磁気デ
ィスク装置では、従来のように信号が一定のしきい値を
越えたときに磁束の変化を検出するのではなく、信号の
小さな増分を調べ、このデータを使用して磁束が変化す
る位置を統計的に決める方式が考え出され実用化されて
いる。これは、PRML(partial response maximumlik
elihood) と称されている。このPRMLは、ディジタ
ル・データを伝送するときに、符号間干渉を波形に与え
ることにより、効率的な伝送を行うPR(partial respo
nse)等化方式と、予め相関させたデータ系列を最も確か
らしい(maximumlike lihood) 系列を選択して再生する
ビタビ復号化方式とを組み合わせたものである。
【0071】このPRMLを磁気ディスク装置に適用し
た場合、磁気ディスク装置のリード/ライト回路20は
図10に示されるように構成される。同図に示されるよ
うに、PRML方式の適用されたリード/ライト回路
は、AGCアンプ201,ローパスフィルタ202,サ
ーボ回路203,サンプルホールド回路204,波形等
価器205,ビタビ復調器206,周波数シンセサイザ
207,周波数同期器208,REFクロック生成器2
09,データデコーダ210,データエンコーダ21
1,ビタビ符号器212,及び書き込み補償器213に
より構成される。なお、これらの各構成ブロックの機能
の説明は省略する。
【0072】このリード/ライト回路20においては、
パラメータとして、ローパスフィルタ202にカットオ
フ周波数及びブーストレベルが、波形等価器205に波
形等価係数が、ビタビ復調器206にビタビ復調係数
が、周波数シンセサイザ207に転送用周波数が、周波
数同期器208にクロック補正係数が、さらに、書き込
み補償器213に書き込み補償レベルが設定される。こ
れらのパラメータは、前述したリード/ライト回路10
に設定されるパラメータと同様な処理により設定するこ
とができる。但し、EEPROM14に格納するパラメ
ータ情報14aでは、パラメータの種類が8つに増えて
いるので、各ヘッド及びゾーンに対応して格納するデー
タが増加する。
【0073】このように、PRML方式が適用された磁
気ディスク装置に対してもこの発明は有効となる。ま
た、前述した実施の形態ではCDR方式でデータをディ
スクに記録する方式が適用された磁気ディスク装置がを
説明したがこれに限られることはなく、ディスク(メデ
ィア)上の書き込み周波数が一定であるディスク装置で
あっても、位置決め処理(シーク処理)に伴って、パラ
メータの設定が必要となる装置であればこの発明を適用
することができる。
【0074】また、前記実施の形態では、磁気ディスク
装置について説明したがこれに限られることはなく、ヘ
ッドを所望の位置に位置決めする処理に伴って、パラメ
ータを設定する必要のあるディスク装置、例えば、光磁
気ディスク装置などにもこの発明を適用することができ
る。
【0075】
【発明の効果】以上詳記したようにこの発明によれば、
ヘッドを所望の位置に移動する位置決め処理と、データ
の読み出し及び書き込みを行う回路にパラメータを設定
するパラメータ設定処理とを並列に行うことができる。
さらに、位置決め処理と、パラメータ設定処理とが並行
して行われる際には、パラメータ設定処理をホスト処理
の実行時間の一部に割り当てているため、位置決め処理
の中断などの影響がない。これにより、リードコマンド
やライトコマンドなどの、ディスクアクセスを伴うコマ
ンドがホストシステムにより発行された場合、コマンド
の受信からディスク(メディア)のアクセスまでに係る
時間を短縮することができ、ホストシステムとの間で、
高速で効率の良いデータ送受が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る磁気ディスク装
置の構成を示すブロック図。
【図2】この実施の形態における、磁気ディスク装置の
リード/ライト回路の構成を示すブロック図。
【図3】この実施の形態における、磁気ディスク装置の
EEPROMに格納されるパラメータ情報を説明するた
めの図。
【図4】この実施の形態における、磁気ディスク装置の
EEPROMに格納されるパラメータアドレス情報の一
例。
【図5】この実施の形態における、磁気ディスク装置の
EEPROMに格納される各種パラメータデータの一
例。
【図6】この実施の形態において、ディスクアクセスを
要求するコマンドの発行に応じた、各種処理の流れと関
連を説明するためのフローチャート。
【図7】この実施の形態において、ディスクアクセスを
要求するコマンドの発行に応じた、各種処理の移行を説
明するためのタイミングチャート。
【図8】この発明の第1変形例において、ディスクアク
セスを要求するコマンドの発行に応じた、各種処理の移
行を説明するためのタイミングチャート。
【図9】この発明の第2変形例において、ディスクアク
セスを要求するコマンドの発行に応じた、各種処理の移
行を説明するためのタイミングチャート。
【図10】PRML方式を適用した磁気ディスク装置に
おける、リード/ライト回路の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…磁気ディスク装置、2…磁気ディスク、3…スピン
ドルモータ、4(4a〜4d)…磁気ヘッド、5…キャ
リッジ、6…ボイスコイルモータ、7…ドライバIC、
8…CPU、9…ヘッドアンプ、10…リード/ライト
回路、11…HDC、12…インターフェイス、13…
バッファRAM、14…EEPROM、14a…パラメ
ータ情報、14b…ゾーン情報、15…RAM、15a
…フラグ、16…ROM。

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の領域が設定されているディスク
    と、 前記ディスク上に位置するヘッドと、 設定されるパラメータに従い、前記ディスクに対して前
    記ヘッドを用いてデータの読み出し/書き込み処理を行
    うデータ処理手段と、 前記データ処理手段によるデータの読み出し/書き込み
    処理における最適なパラメータを、前記複数の領域毎に
    格納するメモリと、 前記ディスクへのアクセスを要求するコマンドの発行に
    応じ、前記複数の領域の内から前記コマンドにより指定
    されるアクセス位置の属する領域を判定し、判定された
    領域に対応するパラメータを前記メモリから読み出して
    前記データ処理手段に設定するパラメータ設定手段と、 前記コマンドの発行に応じ、前記ヘッドを前記コマンド
    により指定される前記ディスク上のアクセス位置に位置
    するように前記ヘッドを位置決めする位置決め手段と、 前記位置決め手段による位置決めの空き時間に、前記パ
    ラメータ設定手段によるパラメータの設定を行うよう
    に、前記パラメータ設定手段及び位置決め手段を制御す
    る制御手段とを具備することを特徴とするディスク装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記パラメータ設定手
    段によるパラメータの設定と、前記位置決め手段による
    位置決めとに対して優先順位を定め、この優先順位に基
    づいて前記制御手段の処理実時間を分配し、前記パラメ
    ータ設定手段によるパラメータ設定前記パラメータの設
    定及び前記位置決めが並行処理されるように制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスク装置はホストシステムに接
    続され、前記ホストシステムとの間でデータ伝送を行う
    データ伝送手段を具備し、 前記制御手段は、前記パラメータ設定手段によるパラメ
    ータの設定と、前記位置決め手段による位置決めと、前
    記データ伝送手段によるデータ伝送とを並行して行うよ
    うに、前記パラメータ設定手段、前記位置決め手段、及
    び前記データ伝送手段を制御することを特徴とする請求
    項1記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記位置決め手段によ
    る位置決め、前記パラメータ設定手段によるパラメータ
    の設定、前記データ伝送手段によるデータの伝送の順に
    処理優先順位を定め、前記位置決め手段による位置決め
    を前記データ伝送手段によるデータ伝送及び、前記パラ
    メータ設定手段によるパラメータ設定に対する割込み処
    理とし、前記パラメータ設定手段によるパラメータの設
    定を前記データ伝送手段によるデータ伝送に対する割込
    み処理とするように制御することを特徴とする請求項3
    記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記パラメータ設定手
    段によるパラメータ設定と、前記位置決め手段による位
    置決めの開始及び終了を制御する処理とを第1処理と定
    義し、この第1処理を前記データ伝送手段によるデータ
    伝送に対する割込み処理とし、前記位置決め手段による
    位置決めの実動作を制御する処理を前記データ伝送手段
    によるデータ伝送及び前記第1処理に対する割込み処理
    とし、前記位置決め手段による位置決めの実動作を制御
    する処理、前記第1処理、前記データ伝送手段によるデ
    ータ伝送、の順に処理優先順位を定め、前記位置決め手
    段による位置決めの開始及び終了を制御する処理と前記
    パラメータ設定手段によるパラメータ設定を連続した処
    理として、前記位置決め手段による位置決めの実動作を
    制御する処理と、前記第1処理と、前記データ伝送手段
    によるデータ伝送とを並行して処理するように制御する
    ことを特徴とする請求項3記載のディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記パラメータ設定手
    段によるパラメータ設定を前記データ伝送手段によるデ
    ータ伝送に対する割込み処理とし、前記位置決め手段に
    よる位置決めの開始及び終了を制御する処理を前記デー
    タ伝送手段によるデータ伝送及び前記パラメータ設定手
    段によるパラメータ設定に対する割込み処理とし、前記
    位置決め手段による位置決めの実動作を制御する処理を
    前記データ伝送手段によるデータ伝送と前記パラメータ
    設定手段によるパラメータ設定と前記位置決め手段によ
    る位置決めの開始及び終了を制御する処理とに対する割
    込み処理とするように制御することを特徴とする請求項
    3記載のディスク装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記パラメータ設定手
    段によるパラメータの設定と、前記位置決め手段による
    位置決めとを時分割で実行することを特徴とする請求項
    1記載のディスク装置。
  8. 【請求項8】 前記メモリは、不揮発性メモリであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記パラメータ設定手
    段によるパラメータの設定、及び前記位置決め手段によ
    る位置決めの完了後、前記データ処理手段を起動して前
    記ディスクに対するデータの読み出し/書き込み処理を
    行うことを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  10. 【請求項10】 前記データ処理手段は、前記ディスク
    に対し、所定の一定周波数でデータの書き込みを行うこ
    とを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  11. 【請求項11】 前記データ処理手段は、前記ディスク
    に対し、CDR(constant density recording)方式でデ
    ータの書き込みを行うこをと特徴とする請求項1記載の
    ディスク装置。
  12. 【請求項12】 前記データ処理手段は、前記ディスク
    に対し、PRML(partial response maximum likeliho
    od) 方式でデータの読み出し/書き込みを行うことを特
    徴とする請求項1記載のディスク装置。
  13. 【請求項13】 前記メモリに格納されるパラメータ
    は、カットオフ周波数、ブーストレベル、データスライ
    スレベル、データ転送周波数、及び書き込み補償レベル
    の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項10記
    載のディスク装置。
  14. 【請求項14】 前記メモリに格納されるパラメータ
    は、カットオフ周波数、ブーストレベル、データスライ
    スレベル、データ転送周波数、及び書き込み補償レベル
    の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項11記
    載のディスク装置。
  15. 【請求項15】 前記メモリに格納されるパラメータ
    は、カットオフ周波数、ブーストレベル、波形等価係
    数、ビタビ復調係数、データ転送周波数、クロック補正
    係数、及び書き込み補償レベルの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項12記載のディスク装置。
  16. 【請求項16】 複数の領域がそれぞれ設定されている
    複数の磁気ディスクと、 前記複数の磁気ディスクの各面上に位置する複数の磁気
    ヘッドと、 設定されるパラメータに従い、前記磁気ディスクに対し
    て前記複数の磁気ヘッドの内の1つの磁気ヘッドを用い
    てデータの読み出し/書き込み処理を行うデータ処理手
    段と、 前記データ処理手段によるデータの読み出し/書き込み
    処理における最適なパラメータを、前記複数の領域及び
    前記複数の磁気ヘッド毎に格納するメモリと、 前記複数の磁気ディスクへのアクセスを要求するコマン
    ドの発行に応じ、このコマンドにより指定されるアクセ
    ス位置が前記複数の領域内のいずれの領域に属するか判
    定し、前記コマンドにより指定される前記磁気ヘッドと
    を判定し、判定された領域及び磁気ヘッドに対応するパ
    ラメータを前記メモリから読み出して前記データ処理手
    段に設定するパラメータ設定手段と、 前記コマンドの発行に応じ、前記データ処理手段により
    使用される磁気ヘッドを前記コマンドにより指定される
    アクセス位置に位置するように前記磁気ヘッドを位置決
    めする位置決め手段と、 前記位置決め手段による位置決めの空き時間に、前記パ
    ラメータ設定手段によるパラメータの設定を行うよう
    に、前記パラメータ設定手段及び位置決め手段を制御す
    る制御手段とを具備することを特徴とする磁気ディスク
    装置。
  17. 【請求項17】 前記制御手段は、前記パラメータ設定
    手段によるパラメータの設定と、前記位置決め手段によ
    る位置決めとに対して優先順位を定め、この優先順位に
    基づいて前記制御手段の処理実時間を分配し、前記パラ
    メータ設定手段によるパラメータ設定前記パラメータの
    設定及び前記位置決めが並行処理されるように制御する
    ことを特徴とする請求項16記載の磁気ディスク装置。
  18. 【請求項18】 前記ディスク装置はホストシステムに
    接続され、前記ホストシステムとの間でデータ伝送を行
    うデータ伝送手段を具備し、 前記制御手段は、前記パラメータ設定手段によるパラメ
    ータの設定と、前記位置決め手段による位置決めと、前
    記データ伝送手段によるデータ伝送とを並行して行うよ
    うに、前記パラメータ設定手段、前記位置決め手段、及
    び前記データ伝送手段を制御することを特徴とする請求
    項16記載の磁気ディスク装置。
  19. 【請求項19】 前記制御手段は、前記位置決め手段に
    よる位置決め、前記パラメータ設定手段によるパラメー
    タの設定、前記データ伝送手段によるデータの伝送の順
    に処理優先順位を定め、前記位置決め手段による位置決
    めを前記データ伝送手段によるデータ伝送及び、前記パ
    ラメータ設定手段によるパラメータ設定に対する割込み
    処理とし、前記パラメータ設定手段によるパラメータの
    設定を前記データ伝送手段によるデータ伝送に対する割
    込み処理とするように制御することを特徴とする請求項
    18記載の磁気ディスク装置。
  20. 【請求項20】 前記制御手段は、前記パラメータ設定
    手段によるパラメータ設定と、前記位置決め手段による
    位置決めの開始及び終了を制御する処理とを第1処理と
    定義し、この第1処理を前記データ伝送手段によるデー
    タ伝送に対する割込み処理とし、前記位置決め手段によ
    る位置決めの実動作を制御する処理を前記データ伝送手
    段によるデータ伝送及び前記第1処理に対する割込み処
    理とし、前記位置決め手段による位置決めの実動作を制
    御する処理、前記第1処理、前記データ伝送手段による
    データ伝送、の順に処理優先順位を定め、前記位置決め
    手段による位置決めの開始及び終了を制御する処理と前
    記パラメータ設定手段によるパラメータ設定を連続した
    処理として、前記位置決め手段による位置決めの実動作
    を制御する処理と、前記第1処理と、前記データ伝送手
    段によるデータ伝送とを並行して処理するように制御す
    ることを特徴とする請求項18記載の磁気ディスク装
    置。
  21. 【請求項21】 前記制御手段は、前記パラメータ設定
    手段によるパラメータ設定を前記データ伝送手段による
    データ伝送に対する割込み処理とし、前記位置決め手段
    による位置決めの開始及び終了を制御する処理を前記デ
    ータ伝送手段によるデータ伝送及び前記パラメータ設定
    手段によるパラメータ設定に対する割込み処理とし、前
    記位置決め手段による位置決めの実動作を制御する処理
    を前記データ伝送手段によるデータ伝送と前記パラメー
    タ設定手段によるパラメータ設定と前記位置決め手段に
    よる位置決めの開始及び終了を制御する処理とに対する
    割込み処理とするように制御することを特徴とする請求
    項18記載の磁気ディスク装置。
  22. 【請求項22】 前記制御手段は、前記パラメータ設定
    手段によるパラメータの設定と、前記位置決め手段によ
    る位置決めとを時分割で実行することを特徴とする請求
    項16記載の磁気ディスク装置。
  23. 【請求項23】 前記メモリは、不揮発性メモリである
    ことを特徴とする請求項16記載の磁気ディスク装置。
  24. 【請求項24】 前記制御手段は、前記パラメータ設定
    手段によるパラメータの設定、及び前記位置決め手段に
    よる位置決めの完了後、前記データ処理手段を起動して
    前記ディスクに対するデータの読み出し/書き込み処理
    を行うことを特徴とする請求項16記載の磁気ディスク
    装置。
  25. 【請求項25】 前記データ処理手段は、前記ディスク
    に対し、所定の一定周波数でデータの書き込みを行うこ
    とを特徴とする請求項16記載の磁気ディスク装置。
  26. 【請求項26】 前記データ処理手段は、前記ディスク
    に対し、CDR(constant density recording)方式でデ
    ータの書き込みを行うこをと特徴とする請求項16記載
    の磁気ディスク装置。
  27. 【請求項27】 前記データ処理手段は、前記ディスク
    に対し、PRML(partial response maximum likeliho
    od) 方式でデータの読み出し/書き込みを行うことを特
    徴とする請求項16記載の磁気ディスク装置。
  28. 【請求項28】 前記メモリに格納されるパラメータ
    は、カットオフ周波数、ブーストレベル、データスライ
    スレベル、データ転送周波数、及び書き込み補償レベル
    の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項25記
    載の磁気ディスク装置。
  29. 【請求項29】 前記メモリに格納されるパラメータ
    は、カットオフ周波数、ブーストレベル、データスライ
    スレベル、データ転送周波数、及び書き込み補償レベル
    の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項26記
    載の磁気ディスク装置。
  30. 【請求項30】 前記メモリに格納されるパラメータ
    は、カットオフ周波数、ブーストレベル、波形等価係
    数、ビタビ復調係数、データ転送周波数、クロック補正
    係数、及び書き込み補償レベルの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項27記載の磁気ディスク装置。
  31. 【請求項31】 複数の領域が設定されているディスク
    と、前記ディスク上に位置するヘッドと、設定されるパ
    ラメータに従い、前記ディスクに対して前記ヘッドを用
    いてデータの読み出し/書き込み処理を行うデータ処理
    手段と、前記データ処理手段によるデータの読み出し/
    書き込み処理における最適なパラメータを前記複数の領
    域毎に格納するメモリと、を具備するディスク装置にお
    けるパラメータ設定方法において、 前記ディスクへのアクセスを要求するコマンドの発行に
    応じ、前記複数の領域から前記コマンドにより指定され
    るアクセス位置の属する領域を判定するステップと、 判定された領域に対応するパラメータを前記メモリから
    読み出して前記データ処理手段に設定するステップと、 前記コマンドの発行に応じ、前記ヘッドを前記コマンド
    により指定されるアクセス位置に位置するように前記ヘ
    ッドを位置決めするステップと、 前記位置決めするステップの位置決めの空き時間に、前
    記パラメータを設定するステップによるパラメータの設
    定が行われるように、前記パラメータを設定するステッ
    プと前記位置決めするステップとを制御するステップと
    を具備することを特徴とするパラメータ設定方法。
  32. 【請求項32】 前記制御ステップは、前記パラメータ
    の設定ステップと、前記位置決めステップとに対して優
    先順位を定め、この優先順位に基づいて前記制御ステッ
    プの処理実行時間を分配して、前記パラメータの設定及
    び位置決めが並行処理されるように制御することを特徴
    とする請求項31記載のパラメータ設定方法。
  33. 【請求項33】 前記ディスク装置はホストシステムに
    接続され、前記パラメータ設定方法は、 前記ホストシステムとの間でデータ伝送を行うステップ
    を含み、 前記制御ステップは、前記パラメータの設定ステップ
    と、前記位置決めステップと、前記データ伝送ステップ
    とを並行して行うように制御することを特徴とする請求
    項31記載のパラメータ設定方法。
  34. 【請求項34】 前記制御ステップは、前記位置決めス
    テップ、前記パラメータの設定ステップ、前記データの
    伝送ステップの順に処理優先順位を定め、前記位置決め
    ステップによる位置決めを前記データ伝送ステップによ
    るデータ伝送及び前記パラメータ設定ステップによるパ
    ラメータの設定に対する割込み処理とし、前記パラメー
    タ設定ステップによるパラメータの設定を前記データ伝
    送ステップによるデータ伝送に対する割込み処理とする
    ように制御することを特徴とする請求項33記載のパラ
    メータ設定方法。
  35. 【請求項35】 前記制御ステップは、前記パラメータ
    の設定ステップと、前記位置決めステップの開始及び終
    了を制御する処理のステップとを第1処理と定義し、こ
    の第1処理を前記データ伝送ステップによるデータ伝送
    に対する割込み処理とし、前記位置決めステップの実動
    作を制御する処理のステップを前記データ伝送ステップ
    によるデータ伝送及び前記第1処理に対する割込み処理
    とし、前記位置決めステップの開始及び終了を制御する
    処理のステップと前記パラメータ設定ステップとを連続
    した処理として、前記位置決めの実動作を制御する処理
    と前記第1処理と前記データ伝送とを並行して処理する
    ように制御することを特徴とする請求項32記載のパラ
    メータ設定方法。
  36. 【請求項36】 前記制御ステップは、前記パラメータ
    設定ステップによるパラメータ設定を前記データ伝送ス
    テップによるデータ伝送に対する割込み処理とし、前記
    位置決めステップの開始及び終了を制御する処理のステ
    ップを前記データ伝送ステップによるデータ伝送及び前
    記パラメータ設定ステップによるパラメータ設定に対す
    る割込み処理とし、前記位置決めステップの実動作を制
    御する処理のステップを前記データ伝送ステップによる
    データ伝送と前記パラメータ設定ステップによるパラメ
    ータ設定と前記位置決めステップの開始及び終了を制御
    する処理のステップとに対する割込み処理とするように
    制御することを特徴とする請求項32記載のパラメータ
    設定方法。
  37. 【請求項37】 前記制御ステップは、前記パラメータ
    設定ステップによるパラメータの設定と、前記位置決め
    ステップによる位置決めとを時分割で実行することを特
    徴とする請求項31記載のパラメータ設定方法。
  38. 【請求項38】 前記制御ステップは、前記パラメータ
    設定ステップによるパラメータの設定、及び前記位置決
    めステップによる位置決めの完了後、前記データ処理手
    段を起動して前記ディスクに対するデータの読み出し/
    書き込み処理を行うことを特徴とする請求項31記載の
    パラメータ設定方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6690529B1 (en) 2000-01-07 2004-02-10 Fujitsu Limited Disk storage device and parameter transfer method
US6693765B2 (en) 1998-09-21 2004-02-17 Fujitsu Limited Information storage apparatus and method of controlling the same
US6963459B2 (en) 2001-07-30 2005-11-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Method and apparatus for optimizing auto gain control of read channel in a disk drive

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