JP3412498B2 - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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JP3412498B2
JP3412498B2 JP06007098A JP6007098A JP3412498B2 JP 3412498 B2 JP3412498 B2 JP 3412498B2 JP 06007098 A JP06007098 A JP 06007098A JP 6007098 A JP6007098 A JP 6007098A JP 3412498 B2 JP3412498 B2 JP 3412498B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク再生装
置に係り、特に再生されたデータを格納するバッファメ
モリを有する光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)は、音楽の
再生用として一般に普及しているが、これを読み出し専
用のデータ記録媒体として用いるCD−ROMが注目さ
れている。CD−ROMのドライブ装置である光ディス
ク再生装置は、データの転送速度を高めるために、現
在、数〜数十倍速ドライブと呼ばれているCD−ROM
ドライブ装置(以下、CD−ROM装置と記す)が主流
である。
【0003】ここで、数〜数十倍速とは、ディスク回転
機構によるディスク(CD−ROM)の回転速度が、オ
ーディオ再生用のCDプレーヤでのディスク回転速度
(1.2〜1.4m/s)の、夫々数〜数十倍の回転速
度であることを意味する。一般に、ディスクの回転速度
を高速化することにより、データ転送速度を高めること
ができる。
【0004】データ転送速度の高速化に伴い、CD−R
OM装置は装置内にバッファメモリを設けて、ホストコ
ンピュータより転送要求されたデータをディスクから読
み出してバッファメモリに格納し、このデータをバッフ
ァメモリよりホストコンピュータに転送している。バッ
ファメモリは、データをホストコンピュータに転送後、
転送されたデータの格納部分を書き込み可能とすること
でデータを廃棄して空領域を確保している。
【0005】一般に、CD−ROM装置に搭載されてい
るバッファメモリは、ホストコンピュータからの転送要
求を供給された制御回路により、RAMコントローラを
介して制御されている。制御回路により実行されるバッ
ファメモリの制御は、ホストコンピュータから送信され
るコマンドをそのまま実行していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】CD−ROM装置に搭
載されているバッファメモリは、ホストコンピュータか
らの転送要求を供給された制御回路により、RAMコン
トローラを介して制御されている。この時、制御回路に
よるバッファメモリの制御は、ホストコンピュータから
送信されるコマンドをそのまま実行している。
【0007】図6は、バッファメモリの処理手順を示す
図である。バッファメモリには、ホストコンピュータか
らの転送要求により、図6(A)に示す信号処理回路よ
り供給されるデータが格納され、その直後に、図6
(B)に示すバッファメモリに格納されているデータが
ホストコンピュータに転送される。バッファメモリは、
ホストコンピュータへのデータの転送を終了し、その直
後に、図6(C)に示すようにバッファメモリに格納さ
れているデータを廃棄する。
【0008】その後、バッファメモリは、ホストコンピ
ュータからの次の転送要求により、図6(D)に示す信
号処理回路より供給されるデータを格納し、その直後
に、図6(E)に示すバッファメモリに格納されている
データをホストコンピュータに転送する。バッファメモ
リは、ホストコンピュータへのデータの転送を終了し、
その直後に、図6(F)に示すようにバッファメモリに
格納されているデータを廃棄する。
【0009】例えば、図6(B),図6(E)に示すよ
うに、バッファメモリに格納されるデータに重複部分
(オーバラップ部分)42,43を含む場合であって
も、バッファメモリは格納されているすべてのデータを
ホストコンピュータに転送した後で廃棄し、廃棄したデ
ータと一部オーバラップするデータを再び読み込んでい
た。
【0010】特に音楽データをデータとしてバッファメ
モリからホストコンピュータに転送する場合は、音飛び
を防止する等の理由により連続してオーバラップしたデ
ータを読み出す場合がある。この場合、ホストコンピュ
ータから送信されるコマンドをそのまま実行している
と、前記のように無駄な動作を繰り返し、効率が悪いと
いう問題がある。
【0011】また、CD−ROM装置は、転送要求され
たデータを読み出してバッファメモリに格納するととも
に、引き続き再生されるデータをバッファメモリの容量
がいっぱいになるまで格納する先読み処理を行なう。し
かしながら、所定数のデータブロック毎にダミーデータ
が記録されているようなディスクにおいては、連続して
所定のデータ間隔毎に離れたデータを要求する一連のコ
マンドが発せられる場合がある。この場合、先読み処理
が行なわれることによりバッファメモリにはダミーデー
タのような利用されない無駄なデータが格納されること
となり、バッファメモリの容量を有効に活用することが
できず、先読みによるビット率が低下するという問題が
ある。
【0012】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、バッファメモリのデータ格納,転送,廃棄時に、デ
ータのオーバラップ部分を利用して、データのオーバラ
ップ部分をCD−ROMから再生する無駄を省き、効率
的なデータ転送ができる光ディスク再生装置を提供する
ことを第1の目的とし、バッファメモリのデータ格納,
転送,廃棄時に、転送要求に付随して行われる先読み処
理データのギャップを利用して、バッファメモリの容量
を有効に活用して効率的なデータ転送ができる光ディス
ク再生装置を提供することを第2の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため、請求項1記載の本発明は、ホストコンピュー
タからの転送要求に応じて光ディスクから読み出された
信号よりデータを再生し、この再生データをバッファメ
モリに格納し、前記バッファメモリに格納されたデータ
を前記ホストコンピュータに転送した後、前記ホストコ
ンピュータに転送したデータを前記バッファメモリより
廃棄する光ディスク再生装置において、前回の転送要求
により既に前記バッファメモリに格納されているデータ
と、今回の転送要求により前記バッファメモリに格納す
るべきデータとの重複部分を検出する重複データ検出手
段と、前記ホストコンピュータに転送したデータのう
ち、前記重複部分に相当するデータ量を前記バッファメ
モリに残し、前記重複部分に相当するデータ量を減算し
た量のデータを前記バッファメモリから廃棄するデータ
廃棄手段とを有し、今回の転送要求に応じた光ディスク
からの再生データを格納して転送後、前記データ廃棄手
段により、該転送されたデータを廃棄する。
【0014】このように、前回の転送要求により既に前
記バッファメモリに格納されているデータと、今回の転
送要求により前記バッファメモリに格納するべきデータ
の重複部分に相当するデータ量を廃棄せず残すことで、
再びデータの重複部分をCD−ROMから再生する無駄
を省き、データの格納に要する時間を短縮し、効率的な
データ転送が可能となる。
【0015】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の光ディスク再生装置において、前記重複データ検出
手段により前回検出された重複部分のデータ量と、前記
重複データ検出手段により今回検出されたデータの重複
部分のデータ量との比較により、前記データ廃棄手段に
より廃棄するデータ量を決めるデータ廃棄量決定手段を
有する。
【0016】このように、前記データ廃棄量決定手段に
より廃棄するデータ量を決めることで、データの重複部
分のデータ量に変化がない(2回連続してデータの重複
部分のデータ量が同じ)場合にのみ前記重複データ検出
手段により検出された重複部分のデータ量に基づいてデ
ータ廃棄量を更新できることで、データ廃棄量のランダ
ムな変化を除いてデータ廃棄量を更新でき、効率の良い
データ廃棄量を設定でき、データの格納に要する時間を
短縮し、効率的なデータ転送が可能となる。
【0017】また、請求項3記載の発明は、ホストコン
ピュータからの転送要求に応じて光ディスクから読み出
された信号と前記転送要求に付随して行われる先読み処
理により読み出された信号とよりデータを再生し、この
再生データをバッファメモリに格納し、前記バッファメ
モリに格納されたホストコンピュータからの転送要求に
応じたデータを前記ホストコンピュータに転送した後、
前記ホストコンピュータに転送したデータを前記バッフ
ァメモリより廃棄する光ディスク装置において、前回転
送要求されたデータと今回転送要求されたデータのデー
タ間隔から前記転送要求に付随して行われた先読み処理
で生じるギャップのデータ量を検出するギャップデータ
量検出手段と、前記バッファメモリから転送したデータ
に前記ギャップ量を加算したデータ量を前記バッファメ
モリから廃棄するデータ廃棄手段とを有する。
【0018】このように、前記転送要求に付随して行わ
れた先読み処理で生じるギャップのデータ量を検出し、
前記ギャップのデータ量をホストコンピュータに転送後
の転送データとともに廃棄することによって、先読みに
よるヒット率を高くするとともに無駄なギャップを廃棄
し、バッファメモリの容量を有効に活用することで効率
的なデータ転送が可能となる。
【0019】また、請求項4記載の発明は、ホストコン
ピュータからの転送要求に応じて光ディスクから読み出
された信号と前記転送要求に付随して行われる先読み処
理により読み出された信号とよりデータを再生し、この
再生データをバッファメモリに格納し、前記バッファメ
モリに格納されたホストコンピュータからの転送要求に
応じたデータを前記ホストコンピュータに転送した後、
前記ホストコンピュータに転送したデータを前記バッフ
ァメモリより廃棄する光ディスク装置において、前回転
送要求されたデータと今回転送要求されたデータのデー
タ間隔から前記転送要求に付随して行われた先読み処理
で生じるギャップのデータ量を検出するギャップデータ
量検出手段と、前記ギャップに相当するデータの前記バ
ッファメモリへの格納を禁止するデータ格納禁止手段と
を有する。
【0020】このように、前記転送要求に付随して行わ
れた先読み処理で生じるギャップのデータ量を検出し、
前記ギャップに相当するデータの前記バッファメモリへ
の格納を禁止することによって、先読みによるヒット率
を高くし、バッファメモリの容量を有効に活用すること
で効率的なデータ転送が可能となる。また、請求項1記
載の発明も合わせて行なうことが可能となる。
【0021】また、請求項5記載の発明は、請求項3記
載の光ディスク再生装置において、前回の転送要求時に
前記ギャップデータ量検出手段により検出されたギャッ
プのデータ量と、今回の転送要求時に前記ギャップデー
タ量検出手段により検出されたギャップのデータ量とを
比較して、前記データ廃棄手段により廃棄するデータ量
を決定するデータ廃棄量決定手段とを有する。
【0022】このように、前記データ廃棄量決定手段に
より廃棄する先読み処理によるギャップのデータ量を決
めることで、ギャップのデータ量に変化がない(2回連
続してギャップのデータ量が同じ)場合にのみ前記ギャ
ップデータ量検出手段により検出されたギャップのデー
タ量に基づいてデータ廃棄量を更新でき、データ廃棄量
のランダムな変化を除いてデータ廃棄量を更新できるこ
とで効率の良いデータ廃棄量を設定でき、効率的なデー
タ転送が可能となる。
【0023】また、請求項6記載の発明は、請求項4記
載の光ディスク再生装置において、前回の転送要求時に
前記ギャップデータ量検出手段により検出されたギャッ
プのデータ量と、今回の転送要求時に前記ギャップデー
タ量検出手段により検出されたギャップのデータ量とを
比較して、前記データ格納禁止手段により前記バッファ
メモリへの格納を禁止するデータ量を決定するデータ格
納禁止量決定手段とを有する。
【0024】このように、前記データ格納禁止量決定手
段により格納を禁止する先読み処理によるギャップのデ
ータ量を決めることで、ギャップのデータ量に変化がな
い場合にのみ前記ギャップデータ量検出手段により検出
されたギャップのデータ量に基づいてデータ格納禁止量
を更新でき、データ格納禁止量のランダムな変化を除い
てデータ格納禁止量を更新できることで効率の良いデー
タ格納禁止量を設定でき、効率的なデータ転送が可能と
なる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、光ディスク再生装置に関
する本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図2
は、本発明の一実施例のCD−ROM装置の構成図であ
る。光ディスク(CD−ROM)21は、ディスクモー
タ23により駆動される。制御回路28は、ディスク再
生系制御回路27、サーボ回路26を介して、ディスク
モータ23及びピックアップ(光ピックアップ)22の
送りモータを制御する。ピックアップ22から照射され
たレーザ光は、光ディスク21の記録面上で反射されて
ピックアップ22で検出され、再生信号としてアンプ2
4を介してRF検出回路25に供給される。RF検出回
路25により波形整形された再生信号は、サーボ回路2
6と信号処理回路29に供給される。
【0026】サーボ回路26は、RF検出回路25から
供給される再生信号を用いて、ピックアップ22のフォ
ーカスサーボ、トラッキングサーボ、及びピックアップ
の送りモータのサーボ制御を行い、また、ディスクモー
タ23に対してCLVサーボを行うための制御信号を供
給する。RF検出回路25から信号処理回路29に供給
された再生信号は、EFM復調を受けた後、ブロックの
同期信号とアドレスデータが分離された後、再生データ
としてブロック単位でバッファメモリであるバッファR
AM30に書き込まれる。また、バッファRAM30か
ら読み出された再生データは、ホストコンピュータに転
送される。
【0027】バッファRAM30への再生データの書き
込みと読み出しは、RAMコントローラ33を用いた制
御回路28の制御により行われる。また、アドレスデー
タは、制御回路28を介して、RAM31内に取り込ま
れて、所望のデータ検索等に使用される。プログラムR
OM32には、制御回路28が実行する制御プログラ
ム、ディスクモータ23のディスク回転線速度を一定と
するCLV制御のためのアドレスごとの回転速度情報等
が記憶されている。
【0028】バッファRAM30は、データを格納する
ためのリングバッファであり、例えば、25の領域から
なり、25ブロック分の記憶容量を有している。制御回
路28は、バッファRAM30内のどの領域に光ディス
ク21内のどこのアドレスのブロックデータを格納して
いるかを示す情報を、キャッシュリストとして保持して
いる。
【0029】図1は、本発明の光ディスク再生装置内の
バッファRAM処理手順を示す第1実施例のフローチャ
ートである。ステップS1では、制御回路28がホスト
コンピュータから送信されるコマンドを受信し、ステッ
プS2にて、そのコマンドの解析処理を行う。ステップ
S3では、ステップS2で解析したコマンドがリードコ
マンドであるか否かを判定する。ステップS2で解析し
たコマンドがリードコマンドであると判定すると、ステ
ップS4に進んで、リードコマンドのパラメータである
読み出し先頭アドレス及びバイト数等の情報を記憶する
とともに初期状態におけるオーバラップ量を設定値とし
て保存する。ステップS2で解析したコマンドがリード
コマンドでないと判定すると、ステップS7に進む。
【0030】ステップS4に続いてステップS5に進
み、ステップS4で記憶したリードコマンドのパラメー
タに従って、制御回路28によりディスク再生系制御回
路27,サーボ回路26を介して、ディスクモータ23
及びピックアップ22の送りモータを制御する。ピック
アップ22は、再生信号を検出し、アンプ24,RF検
出回路25を介して信号処理回路29に再生信号を供給
する。
【0031】信号処理回路29は、RF検出回路25よ
り供給された再生信号からデータを再生し、バッファR
AM30に格納する。バッファRAM30は、前記供給
されたデータを格納し、その直後に、格納したデータを
ホストコンピュータに転送し、転送したデータの格納さ
れていた部分を書き込み可能とすることでデータを廃棄
するリードコマンド処理を実行する。なお、この時バッ
ファRAM30は、ホストコンピュータに転送したデー
タのうち、初期設定されているオーバラップ量を減算し
たデータ量だけ廃棄する。
【0032】ステップS6では、ステップS5のリード
コマンド処理の実行結果のステータスを設定する。ステ
ップS7では、ホストコンピュータからのリードコマン
ドの受信を待つアイドル状態となり、ステップS8に進
む。ステップS8では、所定時間内にリードコマンドが
受信されるか否かを判定する。所定時間内にリードコマ
ンドが受信されないと判定するとステップS9に進み、
バッファRAM30に格納したデータ及びリードコマン
ドのパラメータをリセットし、ステップS1に進む。ま
た、所定時間内にリードコマンドが受信されたと判定す
るとステップS11に進み、リードコマンドのパラメー
タである読み出し先頭アドレス及びバイト数等の情報を
記憶するコマンド解析処理を行う。
【0033】ステップS11に続いてステップS12に
進み、前回のリードコマンドのパラメータと、今回のリ
ードコマンドのパラメータを比較し、前回のリードコマ
ンドによりバッファ30に格納されたデータと、今回の
リードコマンドによりバッファRAM30に格納するべ
きデータとにオーバラップ部分があるかどうか及びオー
バラップ量に変化があるかどうかを検出する。
【0034】ステップS13では、ステップS12の検
出結果により、データにオーバラップ部分があるか否か
を判定する。データにオーバラップ部分があると判定す
るとステップS14に進み、データにオーバラップ部分
がないと判定するとステップS17に進む。ステップS
17では、バッファRAM30のデータ廃棄量を、バッ
ファRAM30のデータ量からオーバラップ量の初期値
を減算した量に更新し、更新したデータ廃棄量に従っ
て、バッファRAM30のデータを廃棄する。
【0035】ステップS14では、ステップS12の検
出結果により、オーバラップ量に変化があるか否かを判
定する。オーバラップ量に変化がないと判定するとステ
ップS15に進み、オーバラップ量に変化があると判定
するとステップS16に進む。ステップS15では、バ
ッファRAM30のデータ量からオーバラップ量を減算
した量にバッファRAM30のデータ廃棄量を更新し、
更新したデータ廃棄量に従って、バッファRAM30の
データを廃棄する。なお、ここでバッファRAMのメモ
リ量を少なくともある一定量は確保できるようにオーバ
ラップ量に上限を設けるようにしても良い。
【0036】ステップS16では、オーバラップ量は更
新し保存するが、バッファRAM30のデータ廃棄量は
更新せず前回設定したデータ廃棄量のままにしておく。
ここでは、オーバラップ量がわずかに変化する場合であ
っても同様に過去の廃棄量を維持する。本発明によりパ
フォーマンスがあがるような連続してオーバラップした
データを要求する一連のコマンドにおいてはオーバラッ
プ量は均一であり、わずかであってもオーバラップ量が
変化する場合は連続性を有する一連のコマンドであると
はみなされず、データ廃棄量を変更してもパフォーマン
スがあがるとは思われないからである。
【0037】なお、この後、ステップS15〜17に続
いてステップS18に進み、ステップS11で記憶した
リードコマンドのパラメータに従って、制御回路28に
よりディスク再生系制御回路27,サーボ回路26を介
して、ディスクモータ23及びピックアップ22の送り
モータを制御する。ピックアップ22は、再生信号を検
出し、アンプ24,RF検出回路25を介して信号処理
回路29に再生信号を供給する。
【0038】信号処理回路29は、RF検出回路25よ
り供給された再生信号からデータを再生し、バッファR
AM30に格納する。バッファRAM30は、前記供給
されたデータを格納し、その直後に、格納したデータを
ホストコンピュータに転送し、転送したデータの格納さ
れていた部分を書き込み可能とする。ただし、ステップ
S18で行われるリードコマンド処理は、データのオー
バラップ部分をバッファRAM30から読み出し、オー
バラップ部分以外をCD−ROMから再生し、バッファ
メモリ30に格納するとともに、データ転送後、S15
からS17で設定されたデータ廃棄量に従ってデータを
廃棄する処理である。
【0039】ステップS18に続いてステップS19に
進み、ステップS18のリードコマンド処理の実行結果
のステータスを設定し、ステップS7のアイドル状態に
進む。以下、ステップS1〜19を繰り返す。なお、重
複データ検出手段は、ステップS12に対応し、データ
廃棄手段は、ステップS18に対応し、データ廃棄量決
定手段は、ステップS15〜17に対応する。
【0040】図3は、本発明のバッファRAMの処理手
順を示す図である。ホストコンピュータから転送要求が
あると、これを解析処理し前回の転送要求データと今回
の転送要求データとにオーバラップする部分があるかど
うかを確認し、データ廃棄量を設定する。転送要求によ
り図3(A)に示す信号処理回路29より供給されるデ
ータがバッファRAM30に格納され、その直後に、図
3(B)に示すバッファRAM30に格納されているデ
ータがホストコンピュータに転送される。
【0041】次に、設定されたデータ廃棄量に従って図
3(C)の40に示すデータ量だけ残して転送データを
廃棄する。次の転送要求があると、転送要求されたデー
タとバッファRAM30に格納されているデータとのオ
ーバラップ部分以外をCD−ROMから再生し、図3
(D)に示すようにバッファRAM30に格納すること
で、図3(E)に示す前記バッファRAM30に格納さ
れるべきデータがバッファRAMに格納され、データの
オーバラップ部分をCD−ROMから再生する無駄を省
いている。
【0042】このように、前回の転送要求により既に前
記バッファメモリに格納されているデータと、今回の転
送要求により前記バッファメモリに格納するべきデータ
の重複部分のデータを廃棄せず残すことで、再びデータ
の重複部分をCD−ROMから再生する無駄を省き、デ
ータの格納に要する時間を短縮し、効率的なデータ転送
が可能となる。
【0043】また、ステップS13〜17により廃棄す
るデータ量を決めることで、データの重複部分のデータ
量に変化がない(2回連続してデータの重複部分のデー
タ量が同じ)場合にのみ、ステップS12により検出さ
れた重複部分のデータ量に基づいてデータ廃棄量を更新
できることで、データ廃棄量のランダムな変化を除いて
データ廃棄量を更新でき、効率の良いデータ廃棄量を設
定でき、データの格納に要する時間を短縮し、効率的な
データ転送が可能となる。
【0044】以上の実施例においては、連続してオーバ
ラップしたデータを要求する一連のコマンドに対してオ
ーバーラップ分だけ転送データをバッファRAM30に
残すようにしたが、所定数のデータブロック毎にダミー
データが記録されているような光ディスクにおいては、
連続して所定のデータ間隔離れたデータを要求する一連
のコマンドが発せられる場合がある。
【0045】この場合において、無駄なデータをバッフ
ァRAM30に残さないでバッファ容量を有効に活用す
るため、この転送要求データの無駄なデータ量であるギ
ャップのデータ量を検出し、このギャップのデータ量に
基づいてバッファRAM30に先読みされたギャップの
データ量をホストコンピュータ転送済みのデータと同時
に書き込み可能とすることで廃棄するようにする方法が
ある。ここで、先読み処理とは、転送要求されたデータ
を読み出してバッファメモリに格納するとともに、引き
続き再生されるデータをバッファメモリの容量がいっぱ
いになるまで格納する処理である。
【0046】図4は、本発明の光ディスク再生装置内の
バッファRAM処理手順を示す第2実施例のフローチャ
ートを示す。図4は、図1のフローチャートのステップ
S12〜S19に対応する部分を表したものであり、そ
の他の部分は図1と同様なので図4において省略してい
る。ステップS20では、前回のリードコマンドのパラ
メータと、今回のリードコマンドのパラメータとから、
前回のリードコマンドに付随して行われた先読み処理に
よりバッファ30に格納されたギャップのデータ量と、
今回のリードコマンドに付随して行われた先読み処理に
よりバッファRAM30に格納するべきギャップのデー
タ量とを検出し、さらにギャップのデータ量に変化があ
るかどうかを検出する。ここで、ギャップ量は前回のリ
ードコマンドで転送要求されたブロックの最後のブロッ
クアドレスと今回のリードコマンドで転送要求されたブ
ロックの最初のブロックアドレスとの差より算出され
る。
【0047】ステップS20の検出結果によりステップ
S21では、前回のリードコマンドに付随して行われた
先読み処理によりバッファ30に格納されたデータと、
今回のリードコマンドに付随して行われた先読み処理に
よりバッファRAM30に格納するべきデータとにギャ
ップがあるか否かを判定し、ギャップがあると判定する
とステップS22に進み、ギャップがないと判定すると
ステップS25に進む。
【0048】ステップS20の検出結果によりステップ
S22では、前回のリードコマンド付随して行われた先
読み処理によりバッファ30に格納されたギャップのデ
ータ量と、今回のリードコマンドに付随して行われた先
読み処理によりバッファRAM30に格納するべきギャ
ップのデータ量とに変化があるか否かを判定し、ギャッ
プのデータ量に変化があると判定するとステップS24
に進み、ギャップのデータ量に変化がないと判定すると
ステップS23に進む。
【0049】ステップS25では、バッファRAM30
に格納されているデータ及び格納されるべきデータにギ
ャップがないため、バッファRAM30のデータ廃棄量
を初期値(0)に更新してステップS26に進む。ステ
ップS23では、バッファRAM30に格納されている
ギャップのデータ量及び格納されるべきギャップのデー
タ量に変化があるため、新しいギャップのデータ量を保
存してバッファRAM30のデータ廃棄量を維持してス
テップS26に進む。
【0050】ステップS24では、バッファRAM30
に格納されているギャップのデータ量及び格納されるべ
きギャップのデータ量に変化がないため、データ廃棄量
を更新し保存してステップS26に進む。ここでは、ギ
ャップのデータ量がわずかに変化する場合であっても同
様に過去の廃棄量を維持する。この後、ステップS23
〜25に続いてステップS26に進み、バッファRAM
30にデータを格納し、その直後に格納したデータをホ
ストコンピュータに転送し、転送したデータの格納され
ていた部分を書き込み可能とするとともに、ステップS
23〜25により設定されたデータ廃棄量従ってギャッ
プ部分を書き込み可能とする。
【0051】ステップS26に続いてステップS27に
進み、ステップS26のリードコマンド処理の実行結果
のステータスを設定し、図1のステップS7のアイドル
状態に進む。以下、前記手順を繰り返す。ここで、ギャ
ップデータ量検出手段はステップS20に対応し、デー
タ廃棄手段はステップS26に対応し、データ廃棄量決
定手段はステップS21〜25に対応する。
【0052】このように、既にバッファRAM30に格
納されているデータと、今回の転送要求によりバッファ
RAM30に格納するべきデータとのギャップのデータ
量の変化に対応してホストコンピュータに転送したデー
タとともに書き込み可能とすることにより廃棄すること
で、バッファRAM30の容量を有効に活用し先読みに
よるヒット率を高くして、効率的なデータ転送が可能と
なる。
【0053】さらに、所定数のデータブロック毎にダミ
ーデータが記録されているような光ディスクにおいて連
続して所定のデータ間隔離れたデータを要求する一連の
コマンドが発せられる場合において、無駄なデータをバ
ッファRAM30に格納せずにバッファ容量を有効に活
用するため、この転送要求ギャップのデータ量を検出
し、このギャップのデータ量に基づいて転送要求に付随
して行われる先読み処理をすることで、そのギャップの
データ量分のバッファRAM30への格納を行なわない
ようにしても良い。
【0054】図5は、本発明の光ディスク再生装置内の
バッファRAM処理手順を示す第3実施例のフローチャ
ートを示す。図5は、図1のフローチャートのステップ
S12〜S19に対応する部分を表したものであり、そ
の他の部分は図1と同様なので図5において省略してい
る。ステップS20〜22は、図4のステップS20〜
22と同一であり説明を省略する。
【0055】ステップS21でギャップがないと判断さ
れると、ステップS28ではバッファRAM30への格
納を禁止する先読み禁止量を初期値(0)に設定して、
ステップS31に進む。また、ステップS21でギャッ
プありと判断され、ステップS22でギャップのデータ
量に変化がないと判断されると、ステップS30ではギ
ャップ部分をバッファRAM30に書き込まないように
先読み開始位置の更新を行い、ステップS31に進む。
ここでは、ギャップのデータ量がわずかに変化する場合
であっても同様に過去の先読み開始位置を維持する。
【0056】また、ステップS21でギャップありと判
断され、ステップS22でギャップのデータ量に変化が
あると判断されると、ステップS29では新しいギャッ
プのデータ量を保存し、バッファRAM30への先読み
開始位置を前回設定した先読み開始位置のままで保存
し、ステップS31に進む。ステップS31では、転送
要求データを読み出してバッファRAM30に格納する
とともに転送要求データに続くデータの先読みにおいて
設定された禁止量分だけ読み出しデータのバッファRA
M30への格納を禁止するようにする。ここで、データ
格納禁止手段はステップS31に対応し、データ格納禁
止量決定手段はステップS21,22,28〜30に対
応する。
【0057】このように、前回の転送要求により既にバ
ッファRAM30に格納されているギャップのデータ量
と、今回の転送要求によりバッファRAM30に格納さ
れるべきギャップのデータ量とのギャップのデータ量の
変化に対応してバッファRAM30に格納する先読み処
理のデータのギャップ部分を格納禁止にすることによっ
て、バッファRAM30の容量を有効に活用し先読みに
よるヒット率を高くして、効率的なデータ転送が可能と
なる。また、第3実施例の場合は、前述した実施例1の
オーバラップしたデータを要求する一連のコマンドに対
する処理もあわせて行なうことができる。
【0058】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の発
明によれば、前回の転送要求により既に前記バッファメ
モリに格納されているデータと、今回の転送要求により
前記バッファメモリに格納するべきデータとの重複部分
を検出し、前記重複部分に相当するデータ量を廃棄せず
残すことで、再びデータの重複部分をCD−ROMから
再生する無駄を省き、データの格納に要する時間を短縮
することで、効率的なデータ転送が可能となる。
【0059】また、請求項2記載の発明によれば、前記
データ廃棄量決定手段により廃棄するデータ量を決める
ことで、データの重複部分のデータ量に変化がない(2
回連続してデータの重複部分のデータ量が同じ)場合に
のみ前記重複データ検出手段により検出された重複部分
のデータ量に基づいてデータ廃棄量を更新できること
で、データ廃棄量のランダムな変化を除いてデータ廃棄
量を更新でき、効率の良いデータ廃棄量を設定でき、デ
ータの格納に要する時間を短縮し、効率的なデータ転送
が可能となる。
【0060】また、請求項3記載の発明によれば、前記
転送要求に付随して行われた先読み処理で生じるギャッ
プのデータ量を検出し、前記ギャップのデータ量をホス
トコンピュータに転送後の転送データとともに廃棄する
ことによって、先読みによるヒット率を高くするととも
に無駄なギャップを廃棄し、バッファメモリの容量を有
効に活用することで効率的なデータ転送が可能となる。
【0061】また、請求項4記載の発明によれば、前記
転送要求に付随して行われた先読み処理で生じるギャッ
プのデータ量を検出し、前記ギャップに相当するデータ
の前記バッファメモリへの格納を禁止することによっ
て、先読みによるヒット率を高くし、バッファメモリの
容量を有効に活用することで効率的なデータ転送が可能
となる。また、請求項1記載の発明も合わせて行なうこ
とが可能となる。
【0062】また、請求項5記載の発明によれば、前記
データ廃棄量決定手段により廃棄する先読み処理による
ギャップのデータ量を決めることで、ギャップのデータ
量に変化がない(2回連続してギャップのデータ量が同
じ)場合にのみ前記ギャップデータ量検出手段により検
出されたギャップのデータ量に基づいてデータ廃棄量を
更新でき、データ廃棄量のランダムな変化を除いてデー
タ廃棄量を更新することで効率の良いデータ廃棄量を設
定でき、効率的なデータ転送が可能となる。
【0063】また、請求項6記載の発明によれば、前記
データ格納禁止量決定手段により格納を禁止する先読み
処理によるギャップのデータ量を決めることで、ギャッ
プのデータ量に変化がない場合にのみ前記ギャップデー
タ量検出手段により検出されたギャップのデータ量に基
づいてデータ格納禁止量を更新でき、データ格納禁止量
のランダムな変化を除いてデータ格納禁止量を更新でき
ることで効率の良いデータ格納禁止量を設定でき、効率
的なデータ転送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク再生装置内のバッファRA
M処理手順を示す第1実施例のフローチャートである。
【図2】本発明の一実施例のCD−ROM装置の構成図
である。
【図3】本発明のバッファRAMの処理手順を示す図で
ある。
【図4】本発明の光ディスク再生装置内のバッファRA
M処理手順を示す第2実施例のフローチャートである。
【図5】本発明の光ディスク再生装置内のバッファRA
M処理手順を示す第3実施例のフローチャートである。
【図6】従来のバッファRAMの処理手順を示す図であ
る。
【符号の説明】
21 光ディスク 22 光ピックアップ 23 ディスクモータ 24 アンプ 25 RF検出回路 26 サーボ回路 27 ディスク再生系制御回路 28 制御回路 29 信号処理回路 30 バッファRAM 31 RAM 32 プログラムROM 33 RAMコントローラ 40,41,42,43 オーバラップ部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−334426(JP,A) 特開 平5−73226(JP,A) 特開 平8−278849(JP,A) 特開 平1−113844(JP,A) 特開 平6−165125(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/06 - 3/08 G11B 20/10 G06F 12/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータからの転送要求に応
    じて光ディスクから読み出された信号よりデータを再生
    し、この再生データをバッファメモリに格納し、前記バ
    ッファメモリに格納されたデータを前記ホストコンピュ
    ータに転送した後、前記ホストコンピュータに転送した
    データを前記バッファメモリより廃棄する光ディスク再
    生装置において、 前回の転送要求により既に前記バッファメモリに格納さ
    れているデータと、今回の転送要求により前記バッファ
    メモリに格納するべきデータとの重複部分を検出する重
    複データ検出手段と、前記ホストコンピュータに転送したデータのうち、 前記
    重複部分に相当するデータ量を前記バッファメモリに残
    し、前記重複部分に相当するデータ量を減算した量のデ
    ータを前記バッファメモリから廃棄するデータ廃棄手段
    とを有することを特徴とする光ディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ディスク再生装置にお
    いて、 前記重複データ検出手段により前回検出された重複部分
    のデータ量と、前記重複データ検出手段により今回検出
    されたデータの重複部分のデータ量との比較により、前
    記データ廃棄手段により廃棄するデータ量を決めるデー
    タ廃棄量決定手段を有することを特徴とする光ディスク
    再生装置。
  3. 【請求項3】 ホストコンピュータからの転送要求に応
    じて光ディスクから読み出された信号と前記転送要求に
    付随して行われる先読み処理により読み出された信号と
    よりデータを再生し、この再生データをバッファメモリ
    に格納し、前記バッファメモリに格納されたホストコン
    ピュータからの転送要求に応じたデータを前記ホストコ
    ンピュータに転送した後、前記ホストコンピュータに転
    送したデータを前記バッファメモリより廃棄する光ディ
    スク装置において、前回転送要求されたデータと今回転送要求されたデータ
    のデータ間隔から 前記転送要求に付随して行われた先読
    み処理で生じるギャップのデータ量を検出するギャップ
    データ量検出手段と、 前記バッファメモリから転送したデータに前記ギャップ
    量を加算したデータ量を前記バッファメモリから廃棄す
    るデータ廃棄手段とを有することを特徴とする光ディス
    ク再生装置。
  4. 【請求項4】 ホストコンピュータからの転送要求に応
    じて光ディスクから読み出された信号と前記転送要求に
    付随して行われる先読み処理により読み出された信号と
    よりデータを再生し、この再生データをバッファメモリ
    に格納し、前記バッファメモリに格納されたホストコン
    ピュータからの転送要求に応じたデータを前記ホストコ
    ンピュータに転送した後、前記ホストコンピュータに転
    送したデータを前記バッファメモリより廃棄する光ディ
    スク装置において、前回転送要求されたデータと今回転送要求されたデータ
    のデータ間隔から 前記転送要求に付随して行われた先読
    み処理で生じるギャップのデータ量を検出するギャップ
    データ量検出手段と、 前記ギャップに相当するデータの前記バッファメモリへ
    の格納を禁止するデータ格納禁止手段とを有することを
    特徴とする光ディスク再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の光ディスク再生装置にお
    いて、 前回の転送要求時に前記ギャップデータ量検出手段によ
    り検出されたギャップのデータ量と、今回の転送要求時
    に前記ギャップデータ量検出手段により検出されたギャ
    ップのデータ量とを比較して、前記データ廃棄手段によ
    り廃棄するデータ量を決定するデータ廃棄量決定手段と
    を有することを特徴とする光ディスク再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の光ディスク再生装置にお
    いて、 前回の転送要求時に前記ギャップデータ量検出手段によ
    り検出されたギャップのデータ量と、今回の転送要求時
    に前記ギャップデータ量検出手段により検出されたギャ
    ップのデータ量とを比較して、前記データ格納禁止手段
    により前記バッファメモリへの格納を禁止するデータ量
    を決定するデータ格納禁止量決定手段とを有することを
    特徴とする光ディスク再生装置。
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