JPH0962743A - 医用情報管理システム - Google Patents
医用情報管理システムInfo
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- JPH0962743A JPH0962743A JP21086095A JP21086095A JPH0962743A JP H0962743 A JPH0962743 A JP H0962743A JP 21086095 A JP21086095 A JP 21086095A JP 21086095 A JP21086095 A JP 21086095A JP H0962743 A JPH0962743 A JP H0962743A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 医用情報管理システムに関し、患者のデータ
の参照の容易化と共に、記憶装置のバックアップの充実
を目的とするものである。 【解決手段】 画像や文字情報を入力する情報入力部10
と、前記入力された画像や文字情報を画像処理し又は編
集処理する情報処理部20と、前記情報処理部20で処理さ
れた情報を保管する情報保管部30とを備え、前記情報保
管部30は、記憶手段31と媒体アクセス手段32とを有し、
前記記憶手段31は、前記情報処理部20において処理した
画像や文字情報を保管し、前記媒体アクセス手段32は、
情報処理部20で処理された特定人に関する画像や文字情
報を携帯可能な記憶媒体33に保管するように構成する。
の参照の容易化と共に、記憶装置のバックアップの充実
を目的とするものである。 【解決手段】 画像や文字情報を入力する情報入力部10
と、前記入力された画像や文字情報を画像処理し又は編
集処理する情報処理部20と、前記情報処理部20で処理さ
れた情報を保管する情報保管部30とを備え、前記情報保
管部30は、記憶手段31と媒体アクセス手段32とを有し、
前記記憶手段31は、前記情報処理部20において処理した
画像や文字情報を保管し、前記媒体アクセス手段32は、
情報処理部20で処理された特定人に関する画像や文字情
報を携帯可能な記憶媒体33に保管するように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医用情報管理シス
テムに係り、特に蓄積されたデータの一部を携帯用メモ
リに重複保存する医用情報管理システムに関するもので
ある。
テムに係り、特に蓄積されたデータの一部を携帯用メモ
リに重複保存する医用情報管理システムに関するもので
ある。
【0002】患者が掛かりつけの医療機関以外の医療機
関で診療を受ける場合、掛かりつけの医療機関に保管し
てある患者のカルテの内容を必要に応じて掛かりつけの
医療機関以外の医療機関に提出等して、そこでの診察の
参考とすることがある。
関で診療を受ける場合、掛かりつけの医療機関に保管し
てある患者のカルテの内容を必要に応じて掛かりつけの
医療機関以外の医療機関に提出等して、そこでの診察の
参考とすることがある。
【0003】近年、医療の世界においても情報処理技術
が導入され始め、医師が診断結果を記入したカルテだけ
に患者情報を保存する言わば「古典的方法」に代わる方
法が次第に普及してきた。具体的には「画像管理方式」
を導入して、撮像した医療機関以外の医療機関からで
も、患者の画像データにアクセスする事が可能となって
きた。
が導入され始め、医師が診断結果を記入したカルテだけ
に患者情報を保存する言わば「古典的方法」に代わる方
法が次第に普及してきた。具体的には「画像管理方式」
を導入して、撮像した医療機関以外の医療機関からで
も、患者の画像データにアクセスする事が可能となって
きた。
【0004】
【従来の技術】従来の画像管理方式を図13に示す。1.
1、1.2、1.nは撮像装置で、例えば大病院内の各科と
か連携した各診療所に配置され、撮影した患者の画像デ
ータは、共通の記憶装置3の所定の領域に保存される。
医師等は必要に応じて何れの端末(図中撮像装置と表示
されているもの)からでも患者のデータを呼び出すこと
ができる。
1、1.2、1.nは撮像装置で、例えば大病院内の各科と
か連携した各診療所に配置され、撮影した患者の画像デ
ータは、共通の記憶装置3の所定の領域に保存される。
医師等は必要に応じて何れの端末(図中撮像装置と表示
されているもの)からでも患者のデータを呼び出すこと
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の画
像管理方式においては、記憶装置を共有する端末が配置
された診療所(以下、医院、病院等を診療所と呼ぶ。)
の間では、何れの診療所において収集された患者のデー
タをも呼び出して診断の参考とすることができるが、記
憶装置を共有する端末が配置されていない診療所におい
ては、別途資料を取り寄せる「古典的方法」を併用せざ
るをえなかった。一方、記憶装置に障害が発生した場合
のバックアップが十分になされていなかった。
像管理方式においては、記憶装置を共有する端末が配置
された診療所(以下、医院、病院等を診療所と呼ぶ。)
の間では、何れの診療所において収集された患者のデー
タをも呼び出して診断の参考とすることができるが、記
憶装置を共有する端末が配置されていない診療所におい
ては、別途資料を取り寄せる「古典的方法」を併用せざ
るをえなかった。一方、記憶装置に障害が発生した場合
のバックアップが十分になされていなかった。
【0006】本発明は以上のような状況から、何れの診
療所においても患者のデータを容易に参照することがで
き同時に記憶装置のバックアップが十分に行える医用情
報管理システムの提供を目的とするものである。
療所においても患者のデータを容易に参照することがで
き同時に記憶装置のバックアップが十分に行える医用情
報管理システムの提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の医用情報管理シ
ステムは、大容量の記憶手段とICカードや光カード等
の携帯可能な記憶媒体(媒体アクセス手段により書込み
・読み出しを行う。)とを並列して使用することによっ
て、上記課題を解決しようとするものである。
ステムは、大容量の記憶手段とICカードや光カード等
の携帯可能な記憶媒体(媒体アクセス手段により書込み
・読み出しを行う。)とを並列して使用することによっ
て、上記課題を解決しようとするものである。
【0008】図1は原理説明図である。図中、10は情報
入力部で、画像や文字情報を入力するものであって、撮
像手段11と、メモリ12と、指示手段13とを含む。20は情
報処理部で、入力された画像や文字情報を画像処理した
り編集処理するものである。
入力部で、画像や文字情報を入力するものであって、撮
像手段11と、メモリ12と、指示手段13とを含む。20は情
報処理部で、入力された画像や文字情報を画像処理した
り編集処理するものである。
【0009】30は情報保管部で、処理された情報を保管
するものであって、記憶手段31と媒体アクセス手段32と
を含む。記憶手段31は多数の患者の全情報を保存するた
めのものであり、媒体アクセス手段32は各患者が自己の
情報のみを携帯可能な記憶媒体33に保存するものであ
る。40は出力部で、情報保管部30に保管された情報を読
むためのものである。
するものであって、記憶手段31と媒体アクセス手段32と
を含む。記憶手段31は多数の患者の全情報を保存するた
めのものであり、媒体アクセス手段32は各患者が自己の
情報のみを携帯可能な記憶媒体33に保存するものであ
る。40は出力部で、情報保管部30に保管された情報を読
むためのものである。
【0010】情報入力部10においては、撮像手段11で収
集された患者の画像(例えば、X線写真)は、1フレー
ム毎にメモリ12に一旦保存される。指示手段13によって
与えられた指示にしたがって、情報処理部20では各種の
処理が行われる。即ち、メモリ12に保存されている画像
データが、大容量の記憶手段31及び媒体アクセス手段32
で書込み・読み出しを行う携帯可能な記憶媒体33の双方
に保管する目的で、圧縮、縮小、濃度調整等の処理が行
われる。
集された患者の画像(例えば、X線写真)は、1フレー
ム毎にメモリ12に一旦保存される。指示手段13によって
与えられた指示にしたがって、情報処理部20では各種の
処理が行われる。即ち、メモリ12に保存されている画像
データが、大容量の記憶手段31及び媒体アクセス手段32
で書込み・読み出しを行う携帯可能な記憶媒体33の双方
に保管する目的で、圧縮、縮小、濃度調整等の処理が行
われる。
【0011】前記情報処理部20で処理された画像や文字
情報は、情報保管部30の記憶手段31及び記憶媒体33に格
納される。記憶手段31に保管されている情報は、記憶媒
体33に書き込むことが可能であり、逆に記憶媒体33に保
管されている情報は、記憶手段31に書き込むことが可能
である。このため、何れか一方の情報が失われた場合、
或いは何れか一方に新たな情報が追加された場合、失わ
れた情報の再現、或いは新たな情報の追加が可能とな
る。
情報は、情報保管部30の記憶手段31及び記憶媒体33に格
納される。記憶手段31に保管されている情報は、記憶媒
体33に書き込むことが可能であり、逆に記憶媒体33に保
管されている情報は、記憶手段31に書き込むことが可能
である。このため、何れか一方の情報が失われた場合、
或いは何れか一方に新たな情報が追加された場合、失わ
れた情報の再現、或いは新たな情報の追加が可能とな
る。
【0012】出力部40は、前記記憶手段31、記憶媒体33
の何れからでも情報を読み出すことが可能である。従っ
て、各診療所から自由にアクセスすることができる大容
量の記憶手段(例えば、磁気ディスク装置)を配し、各
患者は自己の診断情報を収容し携帯可能な記憶媒体(例
えば、ICカード)を使用することにより、何れの診療
所においても患者のデータを容易に参照することができ
同時に記憶装置のバックアップが十分に行える医用情報
管理システムを構築することが可能となる。
の何れからでも情報を読み出すことが可能である。従っ
て、各診療所から自由にアクセスすることができる大容
量の記憶手段(例えば、磁気ディスク装置)を配し、各
患者は自己の診断情報を収容し携帯可能な記憶媒体(例
えば、ICカード)を使用することにより、何れの診療
所においても患者のデータを容易に参照することができ
同時に記憶装置のバックアップが十分に行える医用情報
管理システムを構築することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図2〜図13及び表1により本
発明の一実施例について詳細に説明する。図2は本発明
の第1の実施例で、請求項1の発明に関わるものであ
る。図中、1.1、1.2、1.nはいずれも撮像装置であり
図1の原理説明図で示した撮像手段と同様の機能を有す
るものであるが、全ての撮像装置に共通の情報保管部を
有することを特徴とする。図では、共通の情報処理部が
一か所に設けられているように表現されているが、各撮
像装置に分散して設けても、他の撮像装置からアクセス
することが可能であればよい。以下では、図2の通り一
か所にまとめて設けてあるとして説明する。即ち、各撮
像装置の何れからでも記憶手段31および記憶媒体33(媒
体アクセス手段32経由)の何れともデータの遣り取りを
することができる構成であるとする。実際の構成は図5
の本発明の利用形態(b) のようであり、医師は撮像装置
や磁気ディスク装置をネットワークで接続された机上の
読影システムを用いて、患者の診察を行う。
発明の一実施例について詳細に説明する。図2は本発明
の第1の実施例で、請求項1の発明に関わるものであ
る。図中、1.1、1.2、1.nはいずれも撮像装置であり
図1の原理説明図で示した撮像手段と同様の機能を有す
るものであるが、全ての撮像装置に共通の情報保管部を
有することを特徴とする。図では、共通の情報処理部が
一か所に設けられているように表現されているが、各撮
像装置に分散して設けても、他の撮像装置からアクセス
することが可能であればよい。以下では、図2の通り一
か所にまとめて設けてあるとして説明する。即ち、各撮
像装置の何れからでも記憶手段31および記憶媒体33(媒
体アクセス手段32経由)の何れともデータの遣り取りを
することができる構成であるとする。実際の構成は図5
の本発明の利用形態(b) のようであり、医師は撮像装置
や磁気ディスク装置をネットワークで接続された机上の
読影システムを用いて、患者の診察を行う。
【0014】患者Xが掛かりつけの診療所Aに行くと、
受け付けに本人専用のICカードを提出することによ
り、受け付け手続きが行われ、必要な情報、例えば来院
日時、受診科等が記録される。受診科で担当医の診察を
受けるとき、医師の指示にしたがって胸部X線撮影がレ
ントゲン技師によって行われるときは、それぞれの場所
でカードに診断結果、X線写真(画像情報を伴う)が書
き込まれ、その時同時に又は別個に記憶手段31(以下、
便宜上共通の磁気ディスクとも言う。)にも同じデータ
が患者Xの識別記号等を加えて書き込まれる。
受け付けに本人専用のICカードを提出することによ
り、受け付け手続きが行われ、必要な情報、例えば来院
日時、受診科等が記録される。受診科で担当医の診察を
受けるとき、医師の指示にしたがって胸部X線撮影がレ
ントゲン技師によって行われるときは、それぞれの場所
でカードに診断結果、X線写真(画像情報を伴う)が書
き込まれ、その時同時に又は別個に記憶手段31(以下、
便宜上共通の磁気ディスクとも言う。)にも同じデータ
が患者Xの識別記号等を加えて書き込まれる。
【0015】ICカードに保管される画像情報は画像と
共に、図6に示すように画像圧縮、縮小率、濃度調整の
情報処理条件や分類フラグや結合フラグなどの画像の識
別情報が一定の約束にしたがって記入されている。例え
ば、X線装置のモダリティでは画像圧縮に関しては、図
中(注a)に示す如く、2であれば非可逆、1であれば
可逆、0であれば無しを意味する。縮小率に関しては、
図中(注b)に示す如く、3であれば100%、2であ
れば50%、1であれば25%、0であれば10%を意
味する。濃度調整LUTに関しては、図中(注c)に示
す如く、Aであれば入力画素数に対して濃度値が直線的
関係で増大し、Bであれば入力画素数に対して濃度値が
曲線的関係で増大する。分類フラグに関しては、図中
(注d)に示す如く、Lであれば撮影部位が左胸であ
り、Rであれば撮影部位が右胸であり、Mであれば撮影
部位が腹部である。最後の例である結合フラグに関して
は、図中(注e)に示す如く、画像の枚数を示してい
る。これらの画像情報は、モダリティ毎にあらかじめ設
定された処理テーブルから選択される。医師は、患者X
の診断を行うときは、医師専用の端末(出力部に相当す
る。)からキーボード等を用いてデータを呼び出す。図
8は、以上の一連の処理の流れ図であるが、異なる場所
(例えば、診療所受付と診察室)における実行が含まれ
る形になっている。
共に、図6に示すように画像圧縮、縮小率、濃度調整の
情報処理条件や分類フラグや結合フラグなどの画像の識
別情報が一定の約束にしたがって記入されている。例え
ば、X線装置のモダリティでは画像圧縮に関しては、図
中(注a)に示す如く、2であれば非可逆、1であれば
可逆、0であれば無しを意味する。縮小率に関しては、
図中(注b)に示す如く、3であれば100%、2であ
れば50%、1であれば25%、0であれば10%を意
味する。濃度調整LUTに関しては、図中(注c)に示
す如く、Aであれば入力画素数に対して濃度値が直線的
関係で増大し、Bであれば入力画素数に対して濃度値が
曲線的関係で増大する。分類フラグに関しては、図中
(注d)に示す如く、Lであれば撮影部位が左胸であ
り、Rであれば撮影部位が右胸であり、Mであれば撮影
部位が腹部である。最後の例である結合フラグに関して
は、図中(注e)に示す如く、画像の枚数を示してい
る。これらの画像情報は、モダリティ毎にあらかじめ設
定された処理テーブルから選択される。医師は、患者X
の診断を行うときは、医師専用の端末(出力部に相当す
る。)からキーボード等を用いてデータを呼び出す。図
8は、以上の一連の処理の流れ図であるが、異なる場所
(例えば、診療所受付と診察室)における実行が含まれ
る形になっている。
【0016】次に患者Xが、別の診療所Aで診察を受け
る場合について説明する。診療所A及び掛かりつけの診
療所が共に図5に示す本発明の利用形態(b) のシステム
に加入している場合には、前述の場合と全く同様にし
て、共通の情報保管部の磁気ディスク装置にアクセスし
て又は患者XのICカードにアクセスして一連の診察が
行われる。一方、診療所A又は掛かりつけの診療所の何
れかが、図4に示す本発明の利用形態(a) のシステムを
構成していて、外部とネットワークで接続されていない
場合には、ICカードの情報によって前記と同様の診断
が可能である。この場合、後日、ICカードに追加され
た情報を掛かりつけの診療所又は共通の磁気ディスク装
置に追加することにより、磁気ディスク装置とICカー
ドの情報との一致を保つことができる。
る場合について説明する。診療所A及び掛かりつけの診
療所が共に図5に示す本発明の利用形態(b) のシステム
に加入している場合には、前述の場合と全く同様にし
て、共通の情報保管部の磁気ディスク装置にアクセスし
て又は患者XのICカードにアクセスして一連の診察が
行われる。一方、診療所A又は掛かりつけの診療所の何
れかが、図4に示す本発明の利用形態(a) のシステムを
構成していて、外部とネットワークで接続されていない
場合には、ICカードの情報によって前記と同様の診断
が可能である。この場合、後日、ICカードに追加され
た情報を掛かりつけの診療所又は共通の磁気ディスク装
置に追加することにより、磁気ディスク装置とICカー
ドの情報との一致を保つことができる。
【0017】以上の説明では、ネットワーク内には1台
の磁気ディスク装置が設置されていてそれに全ての患者
情報が集中管理されている如く説明したが、各診療所ご
とに磁気ディスク装置が配置されていて、何れの診療所
からもそれらの磁気ディスク装置にアクセス可能な構成
とすることも当然可能である。この場合ICカードの画
像及び画像保管場所の情報は図7に示すような形で保存
される。同図は、請求項3の発明に関わる。即ち、最初
に主画像情報(image1)が記録されている。複数
の画像(例えば、胸部X線画像と、心臓の超音波画像)
が組になっている場合には、その旨(結合あり)をフラ
グを1にすることによって示し、組になる画像が存在し
ない場合には、その旨(結合なし)をフラグを0にする
ことによって示す。
の磁気ディスク装置が設置されていてそれに全ての患者
情報が集中管理されている如く説明したが、各診療所ご
とに磁気ディスク装置が配置されていて、何れの診療所
からもそれらの磁気ディスク装置にアクセス可能な構成
とすることも当然可能である。この場合ICカードの画
像及び画像保管場所の情報は図7に示すような形で保存
される。同図は、請求項3の発明に関わる。即ち、最初
に主画像情報(image1)が記録されている。複数
の画像(例えば、胸部X線画像と、心臓の超音波画像)
が組になっている場合には、その旨(結合あり)をフラ
グを1にすることによって示し、組になる画像が存在し
ない場合には、その旨(結合なし)をフラグを0にする
ことによって示す。
【0018】図7の例では、image1とimage
2との2枚の画像を保管している。image1とim
age2のそれぞれに続くフラグは、それぞれ1と0に
なっている。各画像情報とそれに伴うフラグの次に続い
て、2つの領域に磁気ディスク情報が保管されている。
第1の領域には、掛かりつけの診療所の磁気ディスク装
置に画像が保管されている場合に、そのファイル名が書
き込まれ、掛かりつけの診療所の磁気ディスク装置に画
像が保管されていない場合には空白である。
2との2枚の画像を保管している。image1とim
age2のそれぞれに続くフラグは、それぞれ1と0に
なっている。各画像情報とそれに伴うフラグの次に続い
て、2つの領域に磁気ディスク情報が保管されている。
第1の領域には、掛かりつけの診療所の磁気ディスク装
置に画像が保管されている場合に、そのファイル名が書
き込まれ、掛かりつけの診療所の磁気ディスク装置に画
像が保管されていない場合には空白である。
【0019】第2の領域には、別の診療所Aの磁気ディ
スク装置に画像が保管されている場合に、その診療所A
に割り当てられているネットワークアドレス及びファイ
ル名が書き込まれ、その診療所Aの磁気ディスク装置に
画像が保管されていない場合には空白である。図7の
「撮像した画像の元画像を保管する磁気ディスク装置」
又は「診療所Aにあるコピー画像を保管する磁気ディス
ク装置」には、他人の画像情報と共にそれぞれ「ima
ge1.ORG」又は「image1.REF」で示し
た領域に自己の画像情報が保管されている。
スク装置に画像が保管されている場合に、その診療所A
に割り当てられているネットワークアドレス及びファイ
ル名が書き込まれ、その診療所Aの磁気ディスク装置に
画像が保管されていない場合には空白である。図7の
「撮像した画像の元画像を保管する磁気ディスク装置」
又は「診療所Aにあるコピー画像を保管する磁気ディス
ク装置」には、他人の画像情報と共にそれぞれ「ima
ge1.ORG」又は「image1.REF」で示し
た領域に自己の画像情報が保管されている。
【0020】図9〜図13は、ICカードに画像情報と画
像処理条件の他に画像処理する実行プログラムが格納さ
れている場合についての説明図である。図9は請求項4
の発明に関わり、ICカード記憶内容(a) は、画像処理
実行プログラム(0000番地〜0100番地)の後に
一連の画像(画像A、画像B等)が格納されている状況
を示す。即ち、患者Xが異なる時、異なる場所、又は異
なる画像(X線写真、超音波映像等)をその画像処理条
件と共に時間的順序に従って格納されている様子を示し
ている。
像処理条件の他に画像処理する実行プログラムが格納さ
れている場合についての説明図である。図9は請求項4
の発明に関わり、ICカード記憶内容(a) は、画像処理
実行プログラム(0000番地〜0100番地)の後に
一連の画像(画像A、画像B等)が格納されている状況
を示す。即ち、患者Xが異なる時、異なる場所、又は異
なる画像(X線写真、超音波映像等)をその画像処理条
件と共に時間的順序に従って格納されている様子を示し
ている。
【0021】前記画像処理プログラムの一例を図10のI
Cカードのデータ実行手順(a) に示す。即ち、ICカー
ドの記憶番地0000〜0100のデータをCPU(読
影システムに設けられている。)に転送し、前記CPU
に格納された画像処理実行プログラムを起動する。次
に、ICカードに格納された画像処理条件(例えば、画
像Aの場合については0100〜0150番地に格納さ
れている。)を前記CPUへ転送し、処理対象である画
像データ(例えば、画像Aのデータで、0150〜05
00番地に格納されている。)を前記CPUへ転送し、
前記CPUは画像処理を開始する。画像処理が終了する
と、処理結果を読影システムの画面に表示し或いは必要
に応じて併設された印刷装置(図示しない。)で印刷す
る。
Cカードのデータ実行手順(a) に示す。即ち、ICカー
ドの記憶番地0000〜0100のデータをCPU(読
影システムに設けられている。)に転送し、前記CPU
に格納された画像処理実行プログラムを起動する。次
に、ICカードに格納された画像処理条件(例えば、画
像Aの場合については0100〜0150番地に格納さ
れている。)を前記CPUへ転送し、処理対象である画
像データ(例えば、画像Aのデータで、0150〜05
00番地に格納されている。)を前記CPUへ転送し、
前記CPUは画像処理を開始する。画像処理が終了する
と、処理結果を読影システムの画面に表示し或いは必要
に応じて併設された印刷装置(図示しない。)で印刷す
る。
【0022】図11は、診断記録としての画像データやカ
ルテデータを日付毎に管理する目的で、ICカードに日
付管理実行プログラムを格納した場合のICカード記憶
内容を示すものである。これは、患者が診療所の受付で
受診手続きをする際に使用される。F000〜F010
番地には、診断日(病院来院日)日付管理実行プログラ
ムが格納されており、続いてF100番地までは診断履
歴記憶領域として用いられる。前記診断日(病院来院
日)日付管理実行プログラムは、図12のICカードのデ
ータ実行手順(b) に示す手順で表1に示すような診断履
歴の内容を、所定の格納番地(例えば、F010〜F1
00番地)に格納する。
ルテデータを日付毎に管理する目的で、ICカードに日
付管理実行プログラムを格納した場合のICカード記憶
内容を示すものである。これは、患者が診療所の受付で
受診手続きをする際に使用される。F000〜F010
番地には、診断日(病院来院日)日付管理実行プログラ
ムが格納されており、続いてF100番地までは診断履
歴記憶領域として用いられる。前記診断日(病院来院
日)日付管理実行プログラムは、図12のICカードのデ
ータ実行手順(b) に示す手順で表1に示すような診断履
歴の内容を、所定の格納番地(例えば、F010〜F1
00番地)に格納する。
【0023】
【表1】
【0024】即ち、受付で受診したい旨を告げると、I
Cカードが受付に設置された端末機に挿入され、以下の
作業が実行される。先ず、ICカードのF000〜F0
10番地のデータをCPUに転送し、CPUに格納され
た前記日付管理実行プログラムを起動する。CPUは、
当日の診療で採取されるであろう各種画像データを格納
すべき領域の番地を決定し、受付日時と共に、ICカー
ドの診断履歴記憶領域に転送する。当日の画像データ
は、このデータ未格納の領域に順次保管されることにな
る。
Cカードが受付に設置された端末機に挿入され、以下の
作業が実行される。先ず、ICカードのF000〜F0
10番地のデータをCPUに転送し、CPUに格納され
た前記日付管理実行プログラムを起動する。CPUは、
当日の診療で採取されるであろう各種画像データを格納
すべき領域の番地を決定し、受付日時と共に、ICカー
ドの診断履歴記憶領域に転送する。当日の画像データ
は、このデータ未格納の領域に順次保管されることにな
る。
【0025】以上、本発明の主実施例に示す画像管理方
式を前提に説明してきた。その場合、ICーカードのシ
ステムの管理は、各モダリティ(X線装置、CTスキャ
ナ装置、超音波診断装置等)が行うことを想定して、特
に管理装置を設けていない構成としていた。各モダリテ
ィの管理機能を集中化することも可能である。
式を前提に説明してきた。その場合、ICーカードのシ
ステムの管理は、各モダリティ(X線装置、CTスキャ
ナ装置、超音波診断装置等)が行うことを想定して、特
に管理装置を設けていない構成としていた。各モダリテ
ィの管理機能を集中化することも可能である。
【0026】図3の本発明の第2の実施例は、管理装置
50に前記管理機能をまとめて行わせるものであり、主実
施例と同様の機能を有する。
50に前記管理機能をまとめて行わせるものであり、主実
施例と同様の機能を有する。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば情報保管部を患者用と医師用とに別個管理する
ことにより医療過誤を低減させ、医師と患者の信頼関係
を向上させることができる。
によれば情報保管部を患者用と医師用とに別個管理する
ことにより医療過誤を低減させ、医師と患者の信頼関係
を向上させることができる。
【図1】 原理説明図
【図2】 本発明の第1の実施例
【図3】 本発明の第2の実施例
【図4】 本発明の利用形態(a)
【図5】 本発明の利用形態(b)
【図6】 ICカードに保管される画像情報
【図7】 画像及び画像保管場所の情報
【図8】 処理の流れ図
【図9】 ICカード記憶内容(a)
【図10】 ICカードのデータ実行手順(a)
【図11】 ICカード記憶内容(b)
【図12】 ICカードのデータ実行手順(b)
【図13】 従来の画像管理方式
1、1.1、1.2、1.nは撮像装置 2は読影システム 3は記憶装置または磁気ディスク装置 10は情報入力部 11は撮影手段 12はメモリ 13は指示手段 20は情報処理部 30は情報保管部 31は記憶手段 31.0、31.1は磁気ディスク装置 32は媒体アクセス手段またはICカードドライバ 33は記憶媒体またはICカード 40は出力部 50は管理装置。
Claims (4)
- 【請求項1】 画像や文字情報を入力する情報入力部
と、前記入力された画像や文字情報を画像処理し又は編
集処理する情報処理部と、前記情報処理部で処理された
情報を保管する情報保管部とを備え、 前記情報保管部は、記憶手段と媒体アクセス手段とを有
し、 前記記憶手段は、前記情報処理部において処理した画像
や文字情報を保管し、 前記媒体アクセス手段は、情報処理部で処理された特定
人に関する画像や文字情報を携帯可能な記憶媒体に保管
することを特徴とする医用情報管理システム。 - 【請求項2】 前記情報保管部は、前記情報処理部で画
像情報処理を受けた画像と、該画像の識別情報と、前記
画像情報処理条件とを組み合わせて格納するものである
ことを特徴とする請求項1記載の医用情報管理システ
ム。 - 【請求項3】 前記媒体アクセス手段は、前記情報処理
部で画像情報処理を受けた画像データ毎に該画像データ
が記憶された前記記憶手段の識別情報と該記憶手段に格
納されるデータの記憶場所とを前記携帯可能な記憶媒体
に保管することを特徴とする請求項1記載の医用情報管
理システム。 - 【請求項4】 前記情報保管部は、該情報保管部に格納
した画像処理条件と画像データをもとに画像処理する実
行プログラムを携帯可能な記憶媒体に格納することを特
徴とする請求項1記載の医用情報管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21086095A JPH0962743A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 医用情報管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21086095A JPH0962743A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 医用情報管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0962743A true JPH0962743A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16596305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21086095A Withdrawn JPH0962743A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 医用情報管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0962743A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007117469A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | 小規模診断システム |
JP2009146109A (ja) * | 2007-12-13 | 2009-07-02 | Toshiba Corp | 診療情報管理システム |
JP2012098818A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Michio Kimura | 非常時対策医療情報システム |
-
1995
- 1995-08-18 JP JP21086095A patent/JPH0962743A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007117469A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | 小規模診断システム |
JP2009146109A (ja) * | 2007-12-13 | 2009-07-02 | Toshiba Corp | 診療情報管理システム |
JP2012098818A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Michio Kimura | 非常時対策医療情報システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |