JP2002140685A - 画像管理システム及び画像管理方法 - Google Patents

画像管理システム及び画像管理方法

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JP2002140685A
JP2002140685A JP2000334793A JP2000334793A JP2002140685A JP 2002140685 A JP2002140685 A JP 2002140685A JP 2000334793 A JP2000334793 A JP 2000334793A JP 2000334793 A JP2000334793 A JP 2000334793A JP 2002140685 A JP2002140685 A JP 2002140685A
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JP2000334793A
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English (en)
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Takeshi Funahashi
毅 舟橋
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メディカル・レコードのセキュリティや患者
のプライバシ保護を満たしながら、診断画像をネットワ
ーク上で一元管理する。 【解決手段】 画像ファイル・サーバは、「生成済
み」、「確認済み」、「読影済み」などさまざまな属性
を持つ診断画像をネットワーク経由で受信して保管す
る。医師、看護婦、放射線技師など病院内の各スタッフ
に対して職務レベルに応じたアクセス権限を与える。診
断画像へのアクセス要求があると、要求元ユーザのアク
セス権限と画像の属性との組合せに応じてアクセス制御
を行う。例えば、アクセス権限のない診断画像をリスト
表示から外してアクセスできないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク経由
で画像データを管理するための画像管理システム及び画
像管理方法に係り、特に、CT(Computed Tomograph
y)装置、MR(Magnetic Resonance)装置、CR(Com
puted Radiography)装置など各種の医用診断画像撮影
装置が出力する診断画像データをネットワーク経由で管
理する画像管理システム及び画像管理方法に関する。
【0002】更に詳しくは、本発明は、ネットワーク経
由で転送される診断画像データをセキュリティ管理する
画像管理システム及び画像管理方法に係り、特に、患者
のプライバシに関わるとともにメディカル・レコードと
して保全すべき診断画像ファイルへのアクセス権限を医
師、技師、看護婦などの職務レベルや役割に応じて管理
する画像管理システム及び画像管理方法に関する。
【0003】
【従来の技術】昨今の情報処理技術の発展に伴い、高機
能で且つ強力な演算能力を持つ汎用コンピュータ・シス
テムが、各種研究機関や企業内のオフィス、一般家庭へ
と広汎に普及してきている。また、コンピュータの適用
分野も拡大し、コンピュータ・データのみならず、画像
(静止画と動画の双方を含む)や音声などの様々なメデ
ィア・データが、デジタイズされたファイルとしてコン
ピュータ上で扱われるようになってきた。
【0004】例えば、医療・診断技術の分野では、CT
(Computed Tomography)装置、MR(Magnetic Resona
nce)装置、CR(Computed Radiography)装置など各
種のモダリティ装置によって撮影された患者体内の透視
画像や断面画像を基に病状の診断を行う。
【0005】従来、この種のモダリティ装置によって患
者の体内を撮像した診断画像は、該モダリティ装置の近
隣に配設された画像出力装置すなわちフィルム・プリン
タによって感光フィルムに直接プリント・アウトするだ
けであった。したがって、以後の診断画像の管理もフィ
ルムという物理的な媒体を手作業で分類・整理すること
に他ならず、診断画像の移動・配布・共有するには相当程
度の人手が介在する必要があり、非効率的な作業であっ
た。
【0006】これに対し最近では、モダリティ装置上で
撮像された診断画像は、読取機によってデジタイズされ
て、画像ファイルとしてコンピュータ上で管理されるよ
うになってきた。また、病院内のモダリティ装置や医師
や看護婦などが取り扱う各コンピュータを、病院内に敷
設されたネットワーク経由で相互接続することにより、
診断画像やカルテなどの医療・診断情報はネットワーク
空間上でトランスペアレントな状態で取り扱うことがで
きる。すなわち、診断画像を遠隔の端末装置に転送した
り、各端末装置間で医療・診療情報を共有することが可
能になってきている。
【0007】例えば、放射線技師においてモダリティ装
置上で撮影され画像確認された診断画像ファイルを、ネ
ットワーク上の画像蓄積サーバに一旦蓄積しておくこと
で、診断画像が必要な医師は、この画像蓄積サーバにア
クセスすることで、診断画像を自席から取り寄せ、さら
に診断結果とともに診断画像を画像蓄積サーバに転送す
ることによって、多数の患者の診断データを病院内で一
括管理することができる。医師は、診断画像を後日画像
蓄積サーバから取り出すことで、最新の撮像画像と比較
表示して治癒状況を時系列的に判断することもできる。
診断画像や診断結果などのメディカル・レコードは、医
療機関において一定期間の保管が義務付けられあるいは
推奨されている。
【0008】また、ネットワーク上にプリント・サーバ
を配備することにより、フィルム印刷用の高価なプリン
タを複数の各モダリティ装置間で共有することができ
る。すなわち、モダリティ装置上で撮像した画像ファイ
ルや、画像蓄積サーバに格納された画像ファイルを、技
師や医師は遠隔のプリント・サーバに転送してプリント・
アウトすることができる。
【0009】また、ネットワーク上に、モダリティ装置
とは別の画像閲覧用のワークステーション(WS)すな
わち画像ビューワを設置することもできる。医師は、モ
ダリティ装置において撮影された診断画像を、画像ビュ
ーワ上で「読影」すなわち診断することができる。読影
のために、診断画像に適用される画像処理条件が医師の
手によって変更・修正されることもある。
【0010】病院(とりわけ規模の大きな総合病院な
ど)内では、診断画像の供給源として多数のモダリティ
装置が設置されており、各モダリティ装置上では、装置
の取り扱い技師(放射線技師など)が、患者すなわち受
信者の患部や全身を撮像したり、さらに撮像画像を確認
したりして、時々刻々と画像データを画像蓄積サーバに
排出する。また、医師は、ネットワーク経由で画像蓄積
サーバから診断画像データを取り出して、「読影」すな
わち診断して、診断結果付きの画像ファイルとして画像
蓄積サーバに格納する。言い換えれば、画像蓄積サーバ
には、複数のファイル操作者が区々の操作を行う膨大数
の画像ファイルが蓄積されている。
【0011】画像蓄積サーバは、一般には、巨大なハー
ド・ディスク装置を備えており、モダリティ装置や医師
が扱うコンピュータ側から送られてくる膨大な画像ファ
イルを一時的に記憶しておくことができる。しかしなが
ら、際限なく続く医療行為の結果、メディカル・レコー
ドとして保存すべき画像ファイルの総容量は、比較的早
いタイミングでハード・ディスク装置の記憶容量を越え
てしまう。
【0012】このため、メディカル・レコードを恒久保
存するために、ハード・ディスク装置上に一時的に格納
された画像ファイルを、DVD(Digital Versatile Di
sc)やMO(Magneto-Optical disc)などのリムーバブ
ル・メディアに移動させることが行われる。1枚のリム
ーバブル・メディアの記憶容量は勿論限界があるが、メ
ディア・ドライブに装填したメディアを交換・補充するこ
とによりほぼ無尽蔵に画像ファイルを恒久保存すること
ができる。
【0013】ところで、診断画像は患者のプライバシー
に関わるセキュリティ情報であり、誰もがアクセス可能
な状態に放置することは好ましくない。また、診断画像
や診断結果などのメディカル・レコードは、医療サービ
ス業務の運営・管理上、医療機関において一定期間の保
管が義務付けられ、あるいは推奨されている。診断画像
をフリー・アクセスにし、医療・診断行為とは無関係に
誰もが画像処理条件の変更などを勝手に行えるような状
態に放置すると、メディカル・レコードの一部又は全部
が知らないうちに失われたり、不正に盗用されてしまう
危険がある。
【0014】例えば、モダリティ装置を操作する放射線
技師においては、撮影時並びにQA(Quality Assure)
作業時に診断画像を観察する必要はあるが、医師による
読影済みの診断画像、すなわち診断内容が付加された画
像ファイルにアクセスする必要はまったくない。また、
医師は、読影作業のために、QAすなわち技師による確
認が済んだ診断画像を見る必要があるが、確認前の診断
画像に自らアクセスする必要はない。また、看護婦は、
必要な診断画像を取り寄せるなど、医師による診断行為
をサポートするために、確認済みの診断画像にアクセス
する必要はあるが、読影済みの診断画像や確認前の診断
画像にアクセスする必要はほとんどまったくないであろ
う。
【0015】医療ネットワークにログインした任意のユ
ーザに対して必要以上に診断画像に対するアクセス権限
を与えてしまうと、誤操作によりメディカル・レコード
を破壊したり消失したりする可能性が高まるし、患者の
プライバシーに関わる診断情報が不正にリークしてしま
う危険も多くなる。
【0016】従来、各種の職務・権限を持つ医療・診断
関係者が診断画像を参照・読影する場合、その画像の状
態、すなわち、診断済みか撮影済みで診断未了かなど状
況のいかんに拘わらず、システムにログインできるすべ
ての者がすべての診断画像を閲覧することが可能であっ
た。しかしながら、これはメディカル・レコードのセキ
ュリティや患者のプライバシを保護するといった観点か
らは問題がある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、CT
(Computed Tomography)装置、MR(Magnetic Resona
nce)装置、CR(Computed Radiography)装置など各
種の医用診断画像撮影装置が出力する診断画像データを
ネットワーク経由で管理することができる、優れた画像
管理システム及び画像管理方法を提供することにある。
【0018】本発明の更なる目的は、ネットワーク経由
で転送される診断画像データをセキュリティ管理するこ
とができる、画像管理システム及び画像管理方法を提供
することにある。
【0019】本発明の更なる目的は、患者のプライバシ
に関わるとともにメディカル・レコードとして保全すべ
き診断画像ファイルへのアクセス権限を医師、技師、看
護婦などの職務レベルや役割に応じて管理することがで
きる、画像管理システム及び画像管理方法を提供するこ
とにある。
【0020】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面
は、画像ファイルをネットワーク上で管理する画像管理
システムであって、ネットワーク経由で画像ファイルを
送受信するネットワーク接続手段と、画像ファイルを画
像属性と組み合わせて管理する画像管理手段と、ユーザ
種別に応じた画像ファイルへのアクセス権限を管理する
アクセス権限管理手段と、ネットワーク経由での画像フ
ァイルへのアクセス要求を制御するアクセス制御手段と
を備え、前記アクセス制御手段は、アクセス要求元のユ
ーザ種別に与えられたアクセス権限に基づいて画像ファ
イルへのアクセスの可否を判断する、ことを特徴とする
画像管理システムである。
【0021】本発明の第1の側面に係る画像管理システ
ムは、「生成済み」、「確認済み」、「読影済み」など
さまざまな属性を持つ診断画像をネットワーク経由で受
信して保管する。該システムは、さらに、医師、看護
婦、放射線技師など病院内の各スタッフに対して職務レ
ベルに応じたアクセス権限を与えておく。そして、診断
画像へのアクセス要求があると、要求元ユーザのアクセ
ス権限と画像の属性との組合せに応じてアクセス制御を
行うようになっている。例えば、アクセス権限のない診
断画像をクライアントの画面上でのリスト表示から外し
て、不必要な画像にアクセスできないようにすることが
できる。
【0022】すなわち、本発明の第1の側面に係る画像
管理システムによれば、患者のプライバシに関わるとと
もにメディカル・レコードとして保全すべき診断画像フ
ァイルへのアクセス権限を医師、技師、看護婦などのそ
れぞれの職務レベルや役割に応じて管理するので、診断
画像の利用に基づく医療行為の円滑化と、診断画像が包
含する患者のプライバシー保護とを両立させながら、診
断画像を管理することができる。
【0023】ここで扱われる画像ファイルは、例えば、
モダリティ装置により撮影された診断画像を含んだ画像
ファイルであり、また、画像属性は、診断画像の生成済
み、確認済み、読影済みなど、診断画像における状況を
示す情報でよい。
【0024】また、前記ユーザ種別は医師、看護婦、技
師など各ユーザの職務に相当し、前記アクセス権限は各
職権レベルに応じて与えるようにしてもよい。例えば、
医師には確認済み並びに読影済みの診断画像に対するア
クセス権限を与え、看護婦には確認済みの診断画像に対
するアクセス権限を与え、技師には生成済みの診断画像
に対するアクセス権限を与えるようにしてもよい。
【0025】また、前記アクセス制御手段は、アクセス
要求元のユーザ種別に与えられたアクセス権限に基づい
て画像ファイルのリスト表示/非表示を制御するように
してもよい。
【0026】ここで言うリストの表示項目は、受信患者
を特定する情報であってもよいし、あるいは、リストの
表示項目は画像属性を特定する情報であってもよい。
【0027】また、本発明の第2の側面は、画像ファイ
ルをネットワーク上で管理する画像管理方法であって、
ネットワーク経由で記録指示が付された画像ファイルを
受信するステップと、画像ファイルを画像属性と組み合
わせて管理する画像管理ステップと、ユーザ種別に応じ
た画像ファイルへのアクセス権限を管理するアクセス権
限管理ステップと、ネットワーク経由での画像ファイル
へのアクセス要求に対して、アクセス要求元のユーザ種
別に与えられたアクセス権限に基づいて画像ファイルへ
のアクセスの可否を制御するアクセス制御ステップと、
を具備することを特徴とする画像管理方法である。
【0028】本発明の第2の側面に係る画像管理方法で
は、「生成済み」、「確認済み」、「読影済み」などさ
まざまな属性を持つ診断画像をネットワーク経由で受信
して保管する。該方法によれば、さらに、医師、看護
婦、放射線技師など病院内の各スタッフに対してそれぞ
れの職務レベルに応じたアクセス権限を与えておく。そ
して、診断画像へのアクセス要求があると、要求元ユー
ザのアクセス権限と画像の属性との組合せに応じてアク
セス制御を行うようになっている。例えば、アクセス権
限のない診断画像をリスト表示から外してアクセスでき
ないようにすることができる。
【0029】すなわち、本発明の第2の側面に係る画像
管理方法によれば、患者のプライバシに関わるとともに
メディカル・レコードとして保全すべき診断画像ファイ
ルへのアクセス権限を医師、技師、看護婦などのそれぞ
れの職務レベルや役割に応じて管理するので、診断画像
の利用に基づく医療行為の円滑化と、診断画像が包含す
る患者のプライバシー保護とを両立させながら、診断画
像を管理することができる。
【0030】ここで扱われる画像ファイルは、例えば、
モダリティ装置により撮影された診断画像を含んだ画像
ファイルであってもよい。また、画像属性は、診断画像
の生成済み、確認済み、読影済みなど、診断画像におけ
る状況を示す情報であってもよい。
【0031】また、前記ユーザ種別は医師、看護婦、技
師など各ユーザの職務に相当し、前記アクセス権限は各
職権レベルに応じて与えるようにしてもよい。例えば、
医師には確認済み並びに読影済みの診断画像に対するア
クセス権限を与え、看護婦には確認済みの診断画像に対
するアクセス権限を与え、技師には生成済みの診断画像
に対するアクセス権限を与えるようにしてもよい。
【0032】また、前記アクセス制御手段は、アクセス
要求元のユーザ種別に与えられたアクセス権限に基づい
て画像ファイルのリスト表示/非表示を制御するように
してもよい。
【0033】ここで言うリストの表示項目は、受信患者
を特定する情報であってもよいし、あるいは、リストの
表示項目は画像属性を特定する情報であってもよい。
【0034】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を詳解する。
【0036】図1には、医用・診断画像ファイルを複数
の端末間で共有するネットワーク・システムの構成例を
模式的に示している。同ネットワーク・システム上で
は、複数のモダリティ装置50A,50B…において撮
像された医用・診断画像を、複数のワークステーション
10A,10B…によって取り扱うことができる。各モ
ダリティ装置や、診断画像を電子的に取り扱うワークス
テーションの各々は、通常、ネットワーク・インターフ
ェース・カード(NIC:図示しない)によってネット
ワークに接続される。
【0037】図1において、ネットワークは、例えば単
一の病院内に敷設されたLAN(Local Area Network)
である。LANは、単一のLANセグメント20で構成
されても、ルータ(若しくはゲートウェイ)30経由で
相互接続された複数のLANセグメントで構成されても
よい。あるいは、ネットワークは、専用線等を介して遠
隔の病院のLANどうしを接続して構成されるWAN
(Wide Area Network)や、あるいはインターネットの
ような広域ネットワークであってもよい。
【0038】ネットワーク上には、磁気共鳴用のMR
(Magnetic Resonance)装置50A,RI装置50B,
US装置50C,デジタル減法アンギオグラフィ用のD
SA装置50D,コンピュータ・トモグラフィ用のCT
(Computed Tomography)装置50E,コンピュータ・ラ
ジオグラフィ用のCR(Computed Radiography)装置5
0Fなどの医用画像の供給源である複数のモダリティ装
置、及び、その他のワークステーション10A,10B
…が接続されている。
【0039】通常、各モダリティ装置50…は病院内の
専用の診断室(図示しない)にそれぞれ配備されてい
る。また、各モダリティ装置50…には専用の技師(放
射線技師など)が配置されており、技師は患者すなわち
受信者の患部や全身を撮像したり撮像画像を確認したり
再撮影したりするなどの作業を行う。
【0040】参照番号10Bで示されているコンピュー
タ・システムは、プリント・サーバとして稼動する。プリ
ント・サーバ10Bには、アダプタ・カード(図示しな
い)経由で例えば2台のふぃるむ・プリンタがローカル
接続されている。プリント・サーバ10Bは、ネットワ
ーク上の各モダリティ装置50…から転送されてくる画
像データに対して、フォーマット処理(所定サイズのフ
ィルム上へのレイアウト処理を含む)、画像の拡大又は
縮小処理、さらには診断に適した階調に変換処理してか
ら、プリンタで画像出力する。医用診断画像の出力プリ
ンタは、一般に、普通紙ではなく感光フィルム上に画像
形成するタイプのフィルム・プリンタである。画像の出
力媒体としてフィルムを用いるのは、フィルムの方が普
通紙に比し遥かに高解像度(特にダイナミック・レンジ
が大きい)であり、出力画像を基に患部を正確に観察す
なわち読影できることに依拠する。
【0041】また、参照番号10Cで示される他のワー
クステーション(WS)は、ファイル・サーバとして稼
動し、膨大量の診断画像ファイルを蓄積するための大容
量記憶装置を備えている。
【0042】また、参照番号10Aで示される他のワー
クステーション(WS)は、画像ビューワとして稼動す
る。この画像ビューワ10Aは、例えば医師が操作し
て、ファイル・サーバ10Bから過去の診断画像を複数
枚取り出して、回復の経過若しくは病状の進化をディス
プレイ・スクリーン上で確認するためのものであり、大
画面且つ高解像度のCRT(Cathode Ray Tube)ディス
プレイ等を備えている。医師による読影すなわち診断結
果に関する記述は、診断画像ファイルとともに、画像フ
ァイル・サーバ10Cに保管される。
【0043】ネットワーク上の各ワークステーション1
0…及びモダリティ装置50…は、所定の通信プロトコ
ルに従うことによって透過的に接続されている。例えば
OSI(Open Systems Interconnection )参照標準モ
デルで言えば、ネットワークの物理層及びデータリンク
層はイーサネット(登録商標)で、トランスポート層及
びネットワーク層はTCP/IP(Transmission Contr
ol Protocol/Internet Protocol)で構成することがで
きる。また、セッション層以上の上位層は、医用製品メ
ーカ各社が専用のプロトコルを用意している。
【0044】当業界における上位層プロトコルの代表例
の1つは、DICOM(Digital Imaging and Communic
ation for Machine)である。DICOMは、画像及び
その他の医学的情報のコンピュータ間転送を規定した工
業標準でり、異なるメーカの診断装置と治療装置との間
のデジタル通信を可能にする。
【0045】図1に示したような医用画像向けのネット
ワーク・システムによれば、病院内で取得されたあらゆ
る医用診断データをコンピュータライズすることで、ネ
ットワーク上で複数の端末装置間で診断データを移動・
転送・流通及び共有することができる。すなわち、ある
1つの診断室で得られた診断データを別の診断室(ある
いは遠隔の病院の診断室)で閲覧することができる。ま
た、過去の診断画像を適宜ファイル・サーバ10Cから
取り出すことで、回復の経過や病状の進化を確認するこ
とができる。また、モダリティ装置50…で撮像した画
像や、ファイル・サーバ10Cから取り出した画像を出
力するための高価なフィルム・プリンタなどの計算機資
源を、複数のモダリティ装置及びワークステーション間
で共用することもできる。
【0046】図1に示すネットワーク構成によれば、診
断画像をデジタル化すなわちコンピュータライズしてネ
ットワーク上で管理・共有して診断行為に適合するよう
に目指すことができる。図9には、医用画像向けのネッ
トワーク・システムにおいてコンピュータライズされた
診断画像を管理するための機能ブロック構成を模式的に
示している。同図に示すシステムは、放射線科情報シス
テム(RIS)と、CRシステム関連管理情報管理層
と、CRシステムとで構成される。
【0047】放射線科情報システムは、例えば病院内に
設置された放射線科において取り扱われる診断画像やそ
の他の情報を同科内で統括的に管理する。一般に、放射
線科は、CRを始めとする1以上のモダリティ装置を備
え、各モダリティ装置を専用の撮影室(図示しない)に
配備している。
【0048】CRシステム関連情報管理層は、RIS情
報とCRシステム情報からなるデータベースを構築し
て、このデータベースを介してCRシステムにおける診
断画像の生成から診断行為に至るまでのプロセスの管
理、並びに放射線科情報システムへの検査実施状況のス
テータスの通知などを行う。
【0049】CRシステム関連情報管理層とデータのや
り取りを行うCRシステムは、モダリティ装置と、画像
表示サブシステムと、画像保存サブシステムと、ハード
コピー・サブシステムとで構成される。画像表示サブシ
ステムは画像ビューワ10Aによって実現され、画像保
存サブシステムは画像ファイル・サーバ10Cによって
実現され、ハードコピー・サブシステムはプリント・サー
バ10B並びにフィルム・プリンタによって実現され
る。
【0050】モダリティ装置は、検査登録部と、画像生
成部と、画像確認配送部とで構成され、検査依頼に基づ
く撮影情報の登録〜画像生成〜画像確認・配送・検査終了
通知に至る機能を包含している。
【0051】放射線科情報システムは、病院内における
医事情報を統括的に管理する医事情報システム(HI
S)とのインターフェースを持ち、放射線科における検
査依頼を受けたり、検査結果のフィードバックを行う。
【0052】CRシステム関連情報管理層は、放射線科
情報システムから検査ワークリストを取得して、モダリ
ティ装置に対して検査情報の登録を行う。
【0053】モダリティ装置は、放射線技師の手によ
り、登録された検査情報に従って、検査すなわち患者の
診断画像の生成を行うとともに、CRシステム関連情報
管理層に対して検査終了の通知を行う。モダリティ装置
における確認済みの診断画像は、ネットワーク経由で、
画像表示サブシステムやハードコピー・サブシステムな
どに転送される。
【0054】CRシステム関連情報管理層は、モダリテ
ィ装置からの検査終了通知に応答して、放射線科情報シ
ステムに対して検査進行状況の通知を行う。また、CR
システム関連情報管理層は、放射線科情報システムから
検査終了画像リストを取得すると、診断可能画像リスト
を作成して、画像表示サブシステムに送信する。
【0055】画像表示サブシステムでは、診断可能画像
リストに基づいて、医師の手により診断すなわち診断画
像の読影が行われる。また、画像表示サブシステムはC
Rシステム関連情報管理層に対して読影終了画像通知を
返し、CRシステム関連情報管理層は放射線科情報シス
テムにに対して読影終了通知を返す。読影済みの診断画
像は、ネットワーク経由で、画像保存サブシステムやハ
ードコピー・サブシステムなどに転送される。
【0056】画像表示サブシステムでは、医師の手によ
り診断結果に関するレポートが生成され保存される。画
像参照サブシステムは、画像表示サブシステムにおける
診断結果と、画像保存サブシステムで保管される診断画
像を参照して、これらの情報を医事情報システムから送
られてくる電子カルテ上に統合する。
【0057】図2には、医用画像向けのネットワーク・
システム上で扱われる診断画像ファイルの流れを医療・
診断業務の流れに従って模式的に示している。
【0058】モダリティ装置を扱う技師は、放射線源か
ら照射される放射線を利用して患者の患部又は全身を撮
像し、その撮影画像を読取装置によって読み取り、デジ
タル形式の「生成済み診断画像」を得る。
【0059】次いで、技師は、生成済み画像が医師の診
断に耐え得る程度の品質か否かを、画像確認装置上で画
面表示して画像確認を行う。画像確認作業は、QA(Qu
ality Assure)とも呼ばれる。放射線源と読影装置と画
像確認装置は、1つのモダリティ装置を構成する。
【0060】QAの過程では、技師は、撮影画像の濃淡
調整など画像処理パラメータの調整を行うが、それでも
医師の診断に耐える程度の画像を得られなかったときに
は、再撮影を行うこともある。QAを通過した診断画像
のことを、「確認済み診断画像」とも呼ぶ。
【0061】なお、放射線技師や医師などのユーザ・レ
ベルで設定可能な画像処理パラメータは、GP(階調処
理)パラメータと、RP(周波数処理)パラメータと、
DRC(ダイナミック・レンジ圧縮処理)パラメータ
と、TAS(直線断層障害陰影除去処理)パラメータと
に大別される。各画像処理パラメータの詳細について、
以下にまとめておく。
【0062】
【表1】
【0063】
【表2】
【0064】
【表3】
【0065】
【表4】
【0066】放射線技師の手を経た「生成済み診断画
像」や「確認済み診断画像」は、例えば、モダリティ装
置のローカル・ディスクなどに保管されてもよいし、画
像ファイル・サーバ10Cに転送して其処で保管しても
よい。
【0067】医師は、例えば診断画像ビューワ10Aと
して稼働するワークステーション上で、所定の患者の診
断画像を取り込み、これを高解像度ディスプレイ上で画
面表示して、読影すなわち診断を行う。読影の際、診断
画像の画像処理パラメータの変更(例えば濃淡調整な
ど)を行うこともある。医師による読影を経た診断画像
のことを、「読影済み診断画像」とも呼ぶ。医師による
診断内容や診断画像に対して施した画像処理パラメータ
は、重要なメディカル・レコードであり、読影済み診断
画像とともに画像ファイル・サーバ10Cに保管され
る。
【0068】病院内では、診断画像を取り扱うべき職務
レベル又は役割として、例えば、医師、看護婦、放射線
技師などが挙げられる。
【0069】例えば、モダリティ装置を操作する放射線
技師においては、撮影時並びにQA(Quality Assure)
作業時に診断画像を観察する必要はあるので、生成済み
診断画像にアクセスして、確認作業において画像処理を
施したり、画像品質が得られないときには画像を削除し
て再撮影を行う必要がある。すなわち、放射線技師は、
生成済み画像に対して、読み出し、書き込み、削除など
のフル・アクセスする権限が必要である。他方、放射線
技師は、診断画像を基に読影すなわち診断する職務を与
えられている訳ではないので、確認済み診断画像や読影
済み診断画像にアクセスする必要はなく、また、患者の
プライバシーに関わる診断情報に触れるべきでないとい
う要請から、アクセスを許容すべきでさえない。また、
読影済み診断画像に対してアクセスされ、画像処理条件
を勝手に変えられてしまうと、医師は正常な診断行為を
継続することが不能になってしまう。
【0070】また、医師は、読影作業のために、QAす
なわち技師による確認作業が済んだ確認済み診断画像を
見る必要がある。読影の際に画像処理条件の変更を行う
ことがある。画像処理には、濃淡値調整などのように処
理パラメータを基に画像処理前の診断画像を再現できる
可逆的なものと、規格化処理のように画素値の変更を伴
い元の診断画像を再現できない不可逆的なものとがあ
る。確認済み診断画像を医師による読影済み診断画像で
完全に置き換えてしまうと、メディカル・レコードの一
部が失われてしまう。医師は、職務遂行上、確認済み診
断画像への読み出しや、読影済み診断画像の保存を行う
ことができるようなアクセス権限が必要である。他方、
医師が自ら診断画像をQAすることはないので、生成済
み診断画像に対してアクセスする権限を持つ必要はな
い。
【0071】また、看護婦は、必要な診断画像を取り寄
せるなど、医師による診断行為をサポートするために、
確認済みの診断画像に読み出すことができるアクセス権
限が必要である。但し、看護婦は診断行為を行う職務で
はないことと、患者のプライバシーに関わる診断情報に
触れるべきでないという要請から、読影済みの診断画像
にアクセスする権限はほとんどまったく必要でない。読
影済み診断画像に対してアクセスされ、画像処理条件を
勝手に変えられてしまうと、医師は正常な診断行為を継
続することが不能になってしまう。また、医師と同様、
自ら診断画像をQAすることはないので、生成済み診断
画像に対してアクセスする権限を持つ必要はない。
【0072】図2に示すような診断画像の生成・確認・
読影の各過程において、診断画像には、撮影した患者の
情報、検査日や検査内容など、さまざまな付帯情報が逐
次追加されていく。これら付帯情報は、診断画像ととも
にメディカル・レコードとして重要である。
【0073】本実施例では、診断画像ファイルを図3に
示すように構造化して記述することにより、診断画像と
ともに付帯情報を同時に扱うことができるようにしてい
る。同図に示すように、診断画像ファイルは、患者フィ
ールドと、検査フィールドと、シリーズ・フィールド
と、画像フィールドで構成される。
【0074】患者フィールドには、患者の氏名、識別番
号、性別、生年月日など、診断画像に関する患者を識別
したり種別を特定するためのさまざまな個人情報が書き
込まれる。
【0075】検査フィールドには、撮影を行った検査
日、時刻、撮影方法(内胸部単純撮影など)などが書き
込まれる。
【0076】シリーズ・フィールドには、胸部正面、側
面など、患部を連続的に撮影した場合のシリーズ日付時
刻が書き込まれる。
【0077】1つの画像ファイルには1フレーム又はそ
れ以上の画像データを含めることができる。各画像デー
タに対して適用した画像処理パラメータ(例えば画像方
向など)を、画像データに添付して保管するようにして
もよい。また、医師による読影が済んだ画像データに対
しては、「読影済み」であることを示すタグ情報を付す
ようにしてもよい。
【0078】図1に示すような病院内に敷設された(あ
るいは病院間を相互接続する)ネットワーク・システム
上では、画像ファイル・サーバ10C上で保管されてい
る診断画像ファイルは、ネットワーク上の各端末装置1
0A…の間で共有される。また、病院内では、医師、看
護婦、放射線技師などのスタッフが、ネットワークにロ
グインして自身に与えられた職務や権限に従った作業を
している。但し、画像の状態、すなわち、診断済みか撮
影済みで診断未了かなど状況のいかんに拘わらず、シス
テムにログインできるすべてのユーザに対して均一なア
クセス権限を与えてしまうと、メディカル・レコードの
セキュリティや患者のプライバシを保護するといった観
点からは問題がある。
【0079】本実施例に係る画像ファイル・サーバ10
Cは、「生成済み」、「確認済み」、「読影済み」など
さまざまな属性を持つ診断画像をネットワーク経由で受
信して保管するとともに、医師、看護婦、放射線技師な
ど病院内の各スタッフに対してそれぞれの職務レベルに
応じたアクセス権限を与えるようになっている。これに
よって、診断画像へのアクセス要求があると、要求元ユ
ーザのアクセス権限と画像の属性との組合せに応じて、
画像ファイルへのアクセスの可否を制御を行うことがで
きる。
【0080】例えば、患者の撮影、確認、再撮影などを
行う放射線技師に対しては、生成済み診断画像に対する
アクセス権限を与えるが、それ以後の医療・診断過程で
扱われる確認済み診断画像や読影済み診断画像に対する
アクセス権限を与えない。また、診断画像を基に医療・
診断行為を遂行する医師に対しては、確認済み診断画像
並びに読影済み診断画像に対するアクセス権限を与える
が、生成済み診断画像に対するアクセス権限を与えな
い。また、医師の医療・診断行為をサポートする看護婦
に対しては、必要な診断画像を取り寄せるなどの都合
上、確認済み診断画像を参照する権限のみを与えるよう
にする。
【0081】また、画像ファイル・サーバ10Cは、各
種アクセス権限を持つログイン・ユーザから各種属性の
診断画像へのアクセス要求を受信した場合、要求元ユー
ザに対してアクセス権限のない診断画像を隠蔽するよう
になっている。この結果、要求元ユーザの端末画面上に
は、自身がアクセス権限のない診断画像は表示されない
ことになる。
【0082】あるいは、患者名のリストを表示するよう
なシステムにおいては、診断画像へのアクセスが許容さ
れない患者名をリスト上に表示しないようにする。ここ
で言うリストの表示項目は、患者を特定するための患者
名や識別番号でよい。また、リストの表示項目は、生成
済み、確認済み、読影済みなど、画像の属性や状況を特
定するための情報であってもよい。
【0083】要するに、画像ファイル・サーバ10C
は、ユーザのアクセス権限と画像の属性に基づいて、セ
キュリティ維持とプライバシ保護を確保した診断画像フ
ァイルの管理を実現することができる訳である。以下、
画像ファイル・サーバ10Cによる診断画像ファイルの
管理機能について説明する。
【0084】図4には、画像ファイル・サーバ10Cの
ハードウェア構成を模式的に示している。画像ファイル
・サーバ10Cは、実際には、ワークステーション(W
S)やパーソナル・コンピュータ(PC)と呼ばれる一
般的な計算機システム上で所定のサーバ用アプリケーシ
ョンを起動することによって実現される。計算機システ
ムの一例は、米IBM社のPC/AT(Personal Compu
ter/Advanced Technology)互換機又はその後継機であ
る。以下、サーバ・システム10Cの各部について説明
する。
【0085】システム10Cのメイン・コントローラで
あるCPU(Central Processing Unit)11は、オペ
レーティング・システム(OS)の制御下で、各種のアプ
リケーションを実行するようになっている。
【0086】図示の通り、CPU11は、バス17によ
って他の機器類(後述)と相互接続されている。バス1
7上の各機器にはそれぞれ固有のメモリ・アドレス又は
I/Oアドレスが付与されており、CPU11はアドレ
ス指定することによってバス接続された各機器へのアク
セスが可能となっている。バス17は、アドレス・バ
ス、データ・バス、コントロール・バスを含む共通信号
伝送路であるが、その一例はPCI(Peripheral Compo
nent Interconnect)バスである。
【0087】RAM12は、CPU11において実行さ
れるプログラム・コードを格納したり、実行中の作業デ
ータを一時保管するために使用される揮発性記憶装置で
ある。また、ROM13は、プログラム・コードやデー
タを恒久的に格納するための不揮発性記憶装置であり、
例えばBIOS(Basic Input/Output System:基本入
出力システム)やPOST(Power On Self Test Progr
am:自己診断プログラム)などが格納されている。
【0088】ディスプレイ・インターフェース14は、
CPU11が発行する描画命令を実際に処理するための
周辺機器である。ディスプレイ・インターフェース14
において処理された描画データは、例えばフレーム・バ
ッファ(図示しない)に一旦書き込まれた後、表示装置
21に画面出力される。表示装置21としては、例え
ば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイなどを利
用することができる。
【0089】入力機器インターフェース15は、キーボ
ード22やマウス23などのユーザ入力機器をシステム
10に接続するための装置である。
【0090】ネットワーク・インターフェース17は、
Ethernet(登録商標)などの所定の通信プロト
コルに従って、システム10をLAN(Local Area Net
work)などのネットワーク(図示しない)に接続するこ
とができる。ネットワーク・インターフェース15は、
一般に、LANアダプタ・カードの形態で提供され、マ
ザーボード(図示しない)上のPCIバス・スロットに
装着して用いられる。
【0091】LAN上では、複数のホスト(コンピュー
タ)がトランスペアレントな状態で接続され、分散コン
ピューティング環境が構築されている。また、ホストの
一部はルータとして稼動し、さらに他のLANやインタ
ーネットなどの外部ネットワークとの相互接続を実現し
ている。
【0092】外部機器インターフェース16は、ハード
・ディスク・ドライブ(HDD)24やメディア・ドライ
ブ25などの外部装置をシステム10Cに接続するため
の装置である。外部機器インターフェース16は、例え
ば、IDE(Integrated Drive Electronics)やSCS
I(Small Computer System Interface)などのインタ
ーフェース規格に準拠する。
【0093】HDD24は、記憶担体としての磁気ディ
スクを固定的に搭載した外部記憶装置であり(周知)、
記憶容量やデータ転送速度などの点で他の外部記憶装置
よりも優れている。ソフトウェア・プログラムを実行可
能な状態でHDD24上に置くことを、プログラムのシ
ステムへの「インストール」と呼ぶ。通常、HDD24
には、プロセッサ11が実行すべきオペレーティング・
システムのプログラム・コードや、アプリケーション・プ
ログラム、デバイス・ドライバなどが不揮発的に格納さ
れている。例えば、本実施例に係るサーバ用アプリケー
ションなどは、HDD24上にインストールされる。ま
た、モダリティ装置や画像ビューワーなど外部装置から
送られてくる診断画像ファイルの一時的な保管先として
HDD24が利用される。
【0094】また、メディア・ドライブ25は、CD(C
ompact Disc)やMO(Magneto-Optical disc)、DV
D(Digital Versatile Disc)などのリムーバブル・メ
ディアを装填して、そのデータ記録面にアクセスするた
めの装置である。リムーバブル・メディアは、主とし
て、ソフトウェア・プログラムやデータ・ファイルなどを
コンピュータ可読形式のデータとしてバックアップする
ことや、これらを複数のシステム間で移動(販売・流通・
配布を含む)する目的で使用される。
【0095】本実施例では、リムーバブル・メディア
は、診断画像ファイルの恒久的な保管先として利用され
る。1枚のリムーバブル・メディアの記憶容量は有限で
あるが、メディア・ドライブ25上でメディアを交換す
ることにより、ほぼ無尽蔵の記憶(アーカイブ)場所を
提供することができる。
【0096】次いで、この画像ファイル・サーバ10C
とモダリティ装置50や画像ビューワー10Aなどの外
部装置との間で行われる画像情報の自動保管処理につい
て、図5を参照しながら説明する。
【0097】診断画像ファイルの格納先すなわち画像保
存装置としての画像ファイル・サーバ10Cは、画像生
成装置としての各モダリティ装置50…や、画像転送装
置としての画像ビューワー10Aなどの外部装置とは、
ネットワーク経由で相互接続されている。
【0098】モダリティ装置50は、装置専門の技師
(放射線技師)によって操作され、診断画像の撮影、再
撮影、確認処理などが行われる。また、画像ビューワ1
0Aは、診断画像の読影すなわち診断を行う医師によっ
て操作され、診断画像ファイルへの診断内容・結果の書
き込みが行われる。画像ビューワ10Aにおいて閲覧に
供される診断画像は、モダリティ装置40から直接送ら
れてくる場合や、画像ファイル・サーバ10Cにおいて
一時格納されたものが要求次第で送られてくる場合があ
る。
【0099】画像ファイル・サーバ10Cは、診断画像
ファイルの保管場所としてハード・ディスクとリムーバ
ブル・ディスクを提供している。ハード・ディスクは、主
としてモダリティ装置50や画像ビューワー10Aなど
から転送される診断画像ファイルを一時的に保管するた
めに利用される。一方、リムーバブル・メディアは、診
断画像ファイルの恒久的な保存のために利用される。
【0100】画像ファイルの転送元であるモダリティ装
置50や画像ビューワー10Aからは、いずれのメディ
アに記録すべきかを記述した記録指示情報を付加して診
断画像ファイルを送信するようになっている。これに対
し、画像ファイル・サーバ10C側では、この記録指示
情報に従って、ハード・ディスク上に診断画像ファイル
を一時保管するか、あるいは、リムーバブル・メディア
上に恒久保存する。
【0101】なお、看護婦は、画像ビューワ10A’を
介して画像ファイル・サーバ10Cにアクセスすること
ができるが、確認済み診断画像に対する参照のみが許容
されている。看護婦は、ネットワーク経由で入手した確
認済み診断画像を医師に供給することができる。
【0102】図6には、画像ファイル・サーバ10C上
での診断画像ファイルの保管処理手順の一例をフローチ
ャートの形式で示している。以下、同図を参照しながら
診断画像ファイルの保管処理について説明する。
【0103】画像ファイル・サーバ10Cは、診断画像
ファイルを受信すると(ステップS1)、これに添付さ
れている記録指示情報を検査する(ステップS2)。
【0104】診断画像ファイルの恒久的な保存が指示さ
れている場合にはリムーバブル・メディアへの保存を行
い(ステップS4)、本処理ルーチン全体を終了する。
他方、恒久保存が指示されていない場合には、ハード・
ディスク上に診断画像ファイルを一時的に格納して(ス
テップS3)、本処理ルーチン全体を終了する。
【0105】次いで、画像ファイル・サーバ10Cによ
る診断画像ファイルのアクセス管理について説明する。
【0106】既に述べたように、本実施例に係る画像フ
ァイル・サーバ10Cは、医師、看護婦、放射線技師な
ど病院内の各スタッフに対して職務レベルに応じたアク
セス権限を与えることで、要求元ユーザのアクセス権限
と画像の属性との組合せに応じて診断画像へのアクセス
制御を行うようになっている。
【0107】各職務レベルに対して与えられたアクセス
権限を以下にまとめておく。
【0108】医師レベル:確認済み診断画像、読影済み
診断画像にのみアクセス可能(読影可能) 放射線技師レベル:生成済み診断画像にのみアクセス可
能 看護婦レベル:確認済み診断画像にのみアクセス可能
(但し、参照のみ)
【0109】また、画像ファイル・サーバ10Cは、各
種アクセス権限を持つログイン・ユーザから各種属性の
診断画像へのアクセス要求を受信した場合、要求元ユー
ザに対してアクセス権限のない診断画像を隠蔽するよう
になっている。この結果、要求元ユーザの端末画面上に
は、自身がアクセス権限のない診断画像は表示されない
ことになる。
【0110】あるいは、患者名のリストを表示するよう
なシステムにおいては、診断画像へのアクセスが許容さ
れない患者名をリスト上に表示しないようにする。ここ
で言うリストの表示項目は、患者を特定するための患者
名や識別番号でよい。また、リストの表示項目は、生成
済み、確認済み、読影済みなど、画像の属性や状況を特
定するための情報であってもよい。
【0111】図7には、画像ファイル・サーバ10Cが
要求元ユーザのアクセス権限と画像の属性との組合せに
応じて診断画像へのアクセス制御を行う仕組みについて
模式的に図解している。
【0112】画像ファイル・サーバ10Cは、各々の診
断画像ファイルを、その画像属性とともに管理してい
る。ここで言う画像属性とは、「生成済み」、「確認済
み」、「読影済み」など、診断画像の状況を意味する。
【0113】また、画像ファイル・サーバ10Cは、診
断画像ファイルへのアクセスを要求する各ユーザの種別
すなわち職権レベルを取得して、そのアクセス権限に応
じて要求された診断画像ファイルへのアクセス制御を行
うようになっている。
【0114】例えば、診断画像に基づく読影を行う医師
が確認済み診断画像を要求した場合には、その職権レベ
ルはアクセス要求に適合するので、画像ファイル・サー
バ10Cは、要求された診断画像ファイルに関する情報
を返す。この結果、要求元である医師が扱う端末(例え
ば画像ビューワ10A)のディスプレイ画面上では、要
求した診断画像を表示することができる。
【0115】また、患者の撮影並びに診断画像の品質確
認を行う放射線技師が読影済み診断画像を要求した場合
には、その職権レベルはアクセス要求に適合しないの
で、画像ファイル・サーバ10Cは、要求された診断画
像ファイルに関する情報を返さない。この結果、要求元
である放射線技師が扱う端末(例えば画像確認装置)の
ディスプレイ画面上では、要求した診断画像は表示され
ない。
【0116】あるいは、患者名のリストを表示するよう
なシステムにおいては、診断画像へのアクセスが許容さ
れない患者名をリスト上に表示しないようにする。ここ
で言うリストの表示項目は、患者を特定するための患者
名や識別番号でよい。また、リストの表示項目は、生成
済み、確認済み、読影済みなど、画像の属性や状況を特
定するための情報であってもよい。
【0117】図8には、本実施例に係る画像ファイル・
サーバ10Cが各職権レベルのユーザから診断画像ファ
イルのアクセス要求を受診したときに行うアクセス制御
の処理手順について、フローチャートの形式で示してい
る。以下、このフローチャートに従って、画像ファイル
・サーバ10Cによるアクセス制御について説明する。
【0118】画像ファイル・サーバ10Cは、診断画像
ファイルに対するアクセス要求を受信すると(ステップ
S11)、アクセス要求された診断画像ファイルの画像
属性を検査するとともに(ステップS12)、要求元の
ユーザの種別すなわち職権レベルを検査する(ステップ
S13)。
【0119】そして、要求元ユーザの職権レベルに対し
て与えられたアクセス権限が、要求する診断画像ファイ
ルへのアクセスに適合するか否かを判断する(ステップ
S14)。
【0120】要求元ユーザが持つアクセス権限が、要求
する診断画像ファイルへのアクセスを許容する場合に
は、画像ファイル・サーバ10Cは、アクセス結果すな
わち診断画像ファイルを要求元に返す(ステップS1
5)。この結果、要求元ユーザの端末画面上では、診断
画像を表示することができる。
【0121】他方、要求元ユーザが持つアクセス権限
が、要求する診断画像ファイルへのアクセスを許容しな
い場合には、画像ファイル・サーバ10Cは、画像にア
クセスできない旨を要求元に通知する(ステップS1
6)。この結果、要求元ユーザの端末画面上では、診断
画像を表示することができない。
【0122】あるいは、患者名のリストを表示するよう
なシステムにおいては、診断画像へのアクセスが許容さ
れない患者名をリスト上に表示しないようにする。ここ
で言うリストの表示項目は、患者を特定するための患者
名や識別番号でよい。また、リストの表示項目は、生成
済み、確認済み、読影済みなど、画像の属性や状況を特
定するための情報であってもよい。
【0123】[追補]以上、特定の実施例を参照しなが
ら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や
代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示とい
う形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈
されるべきではない。本発明の要旨を判断するために
は、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきで
ある。
【0124】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
CT(Computed Tomography)装置、MR(Magnetic Re
sonance)装置、CR(Computed Radiography)装置な
ど各種の医用診断画像撮影装置が出力する診断画像デー
タをネットワーク経由で管理することができる、優れた
画像管理システム及び画像管理方法を提供することがで
きる。
【0125】また、本発明によれば、ネットワーク経由
で転送される診断画像データをセキュリティ管理するこ
とができる、画像管理システム及び画像管理方法を提供
することができる。
【0126】また、本発明によれば、患者のプライバシ
に関わるとともにメディカル・レコードとして保全すべ
き診断画像ファイルへのアクセス権限を医師、技師、看
護婦などの職務レベルや役割に応じて管理することがで
きる、画像管理システム及び画像管理方法を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】医用・診断画像ファイルを複数の端末間で共有
するネットワーク・システムの構成例を模式的に示した
図である。
【図2】医用画像向けのネットワーク・システム上で扱
われる診断画像ファイルの流れを医療・診断業務の流れ
に従って模式的に示した図である。
【図3】診断画像ファイルの構造を模式的に示した図で
ある。
【図4】画像ファイル・サーバ10Cのハードウェア構
成を模式的に示した図である。
【図5】画像ファイル・サーバ10Cにおいて画像情報
の自動保管処理を説明するための図である。
【図6】画像ファイル・サーバ10C上での診断画像フ
ァイルの保管処理手順の一例を示したフローチャートで
ある。
【図7】画像ファイル・サーバ10Cが要求元ユーザの
アクセス権限と画像の属性との組合せに応じて診断画像
へのアクセス制御を行う仕組みを模式的に示した図であ
る。
【図8】画像ファイル・サーバ10Cが各職権レベルの
ユーザから診断画像ファイルのアクセス要求を受診した
ときに行うアクセス制御の処理手順を示したフローチャ
ートである。
【図9】医用画像向けのネットワーク・システムにおい
てデジタイズされた診断画像を管理するための機能構成
を模式的に示したブロック図である。
【符号の説明】
10…ワークステーション 11…CPU 12…RAM 13…ROM 14…ディスプレイ・インターフェース 15…入力機器インターフェース 16…外部機器インターフェース 17…ネットワーク・インターフェース 18…バス 20…LAN 21…ディスプレイ 22…キーボード 23…マウス 24…HDD 25…メディア・ドライブ 30…ルータ 50…モダリティ装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像ファイルをネットワーク上で管理する
    画像管理システムであって、 ネットワーク経由で画像ファイルを送受信するネットワ
    ーク接続手段と、 画像ファイルを画像属性と組み合わせて管理する画像管
    理手段と、 ユーザ種別に応じた画像ファイルへのアクセス権限を管
    理するアクセス権限管理手段と、 ネットワーク経由での画像ファイルへのアクセス要求を
    制御するアクセス制御手段とを備え、 前記アクセス制御手段は、アクセス要求元のユーザ種別
    に与えられたアクセス権限に基づいて画像ファイルへの
    アクセスの可否を判断する、ことを特徴とする画像管理
    システム。
  2. 【請求項2】画像ファイルはモダリティ装置により撮影
    された診断画像を含んだ画像ファイルであり、画像属性
    は、診断画像の生成済み、確認済み、読影済みの各状況
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像管理シス
    テム。
  3. 【請求項3】前記ユーザ種別は医師、看護婦、技師など
    各ユーザの職務に相当し、前記アクセス権限は各職権レ
    ベルに応じて与えられることを特徴とする請求項1に記
    載の画像管理システム。
  4. 【請求項4】前記ユーザ種別は医師、看護婦、技師など
    各ユーザの職務に相当し、医師には確認済み並びに読影
    済みの診断画像に対するアクセス権限が与えられ、看護
    婦には確認済みの診断画像に対するアクセス権限が与え
    られ、技師には生成済みの診断画像に対するアクセス権
    限が与えられていることを特徴とする請求項1に記載の
    画像管理システム。
  5. 【請求項5】前記アクセス制御手段は、アクセス要求元
    のユーザ種別に与えられたアクセス権限に基づいて画像
    ファイルのリスト表示/非表示を制御することを特徴と
    する請求項1に記載の画像管理システム。
  6. 【請求項6】リストの表示項目は受信患者を特定する情
    報であることを特徴とする請求項5に記載の画像管理シ
    ステム。
  7. 【請求項7】リストの表示項目は画像属性を特定する情
    報であることを特徴とする請求項5に記載の画像管理シ
    ステム。
  8. 【請求項8】画像ファイルをネットワーク上で管理する
    画像管理方法であって、 ネットワーク経由で記録指示が付された画像ファイルを
    受信するステップと、 画像ファイルを画像属性と組み合わせて管理する画像管
    理ステップと、 ユーザ種別に応じた画像ファイルへのアクセス権限を管
    理するアクセス権限管理ステップと、 ネットワーク経由での画像ファイルへのアクセス要求に
    対して、アクセス要求元のユーザ種別に与えられたアク
    セス権限に基づいて画像ファイルへのアクセスの可否を
    制御するアクセス制御ステップと、を具備することを特
    徴とする画像管理方法。
  9. 【請求項9】画像ファイルはモダリティ装置により撮影
    された診断画像を含んだ画像ファイルであり、画像属性
    は、診断画像の生成済み、確認済み、読影済みなど画像
    の各状況を含むことを特徴とする請求項8に記載の画像
    管理方法。
  10. 【請求項10】前記ユーザ種別は医師、看護婦、技師な
    ど各ユーザの職務に相当し、前記アクセス権限は各職権
    レベルに応じて与えられることを特徴とする請求項8に
    記載の画像管理方法。
  11. 【請求項11】前記ユーザ種別は医師、看護婦、技師な
    ど各ユーザの職務に相当し、医師には確認済み並びに読
    影済みの診断画像に対するアクセス権限が与えられ、看
    護婦には確認済みの診断画像に対するアクセス権限が与
    えられ、技師には生成済みの診断画像に対するアクセス
    権限が与えられていることを特徴とする請求項8に記載
    の画像管理方法。
  12. 【請求項12】前記アクセス制御ステップでは、アクセ
    ス要求元のユーザ種別に与えられたアクセス権限に基づ
    いて画像ファイルのリスト表示/非表示を制御すること
    を特徴とする請求項8に記載の画像管理方法。
  13. 【請求項13】リストの表示項目は受信患者を特定する
    情報であることを特徴とする請求項12に記載の画像管
    理方法。
  14. 【請求項14】リストの表示項目は画像属性を特定する
    情報であることを特徴とする請求項12に記載の画像管
    理方法。
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