JPH0962246A - 文字作成方式 - Google Patents

文字作成方式

Info

Publication number
JPH0962246A
JPH0962246A JP7220423A JP22042395A JPH0962246A JP H0962246 A JPH0962246 A JP H0962246A JP 7220423 A JP7220423 A JP 7220423A JP 22042395 A JP22042395 A JP 22042395A JP H0962246 A JPH0962246 A JP H0962246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
character
segment
skeleton
typeface
pattern data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7220423A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2901525B2 (ja
Inventor
Norihisa Nakamura
憲久 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON DENKI OFFICE SYST
NEC Office Systems Ltd
Original Assignee
NIPPON DENKI OFFICE SYST
NEC Office Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON DENKI OFFICE SYST, NEC Office Systems Ltd filed Critical NIPPON DENKI OFFICE SYST
Priority to JP7220423A priority Critical patent/JP2901525B2/ja
Publication of JPH0962246A publication Critical patent/JPH0962246A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2901525B2 publication Critical patent/JP2901525B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】作成したい文字の骨格を作り書体を指定する
と、準備された指定書体の文字素片を合成し、短時間で
デザイン的に統一された文字を作成可能とする。 【解決手段】肉付けのない手書きの文字を手書き入力手
段1で入力し、文字作成領域上で偏や旁などの文字素片
に分解指示すると、切り出し手段2が各文字素片の大き
さ,位置,パターンをデータ化する。パターン認識手段
3は分解された各文字素片を基準化して検索用骨格文字
素片辞書部4に記憶されている骨格文字素片とパターン
マッチング法を使って照合し、該当する文字素片を決定
する。素片合成手段7は、書体入力手段5で指定した書
体の各文字素片のパターンデータを文字素片辞書部6か
ら読み出し、切り出し手段2で認識した手書き文字の文
字素片に合うよう位置や大きさを調整し、手書き文字の
文字素片と置き換える。この処理を分解した文字素片の
すべてに行うと指定書体の文字が合成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は文字作成方式に関
し、特にパーソナルコンピュータやワードプロセッサな
どにおいて、あらかじめ提供されている文字や記号以外
の文字または記号を作成する際の文字作成方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータを使用した情報処
理装置の出力として、ディスプレイ画面に表示されたり
紙面に印字される文字や記号(以下、文字等と称す)
は、白黒のドットの2次元的配列で構成されたいわゆる
ドットパターンで表現される。このような情報処理装置
では、必要とする文字等のドットパターンを発生させる
ための文字パターンデータを、ドットフォント又はアウ
トラインフォント(以下、OLFと称す)の形で保有し
ているのが普通である。しかしながら、日本語処理を行
う業務用のコンピュータや日本語,中文を扱うワードプ
ロセッサ等においては、使用する文字等の数(字種)や
種類(書体)が多くなり、更に人名漢字などでは類似の
文字でも細部が異なるものが用いられることがあるた
め、そのすべてをあらかじめ用意しておくことは記憶容
量の面からも不経済で実際的でない。そのため、例えば
日本語ワードプロセッサの場合の漢字についていえば、
常用漢字(JIS C6226―1978)程度を用意
しておき、それ以外は必要となった際にユーザの手によ
り作成して使用できるようにしてあるものが多い。
【0003】上述したドットフォントやOLFなどの文
字パターンデータを生成する場合には、紙面上などにデ
ザインされた文字等のパターンをテレビカメラなどの画
像スキャナで読み取り、読み取った画像信号を二値化し
てディスプレイ画面に表示させ、不足点や余剰点などの
修正を人手で行ってから、確定したパターンデータをド
ットフォントとして保存するか、あるいはその輪郭デー
タを抽出してOLFとして保存する方法によるのが普通
である。このほか、直接ディスプレイ画面上にドットや
線分,曲線などを人手により入力して文字パターンを描
画する方法もある。しかしながら、このような基本的な
方法により文字パターンデータを作成するには極めて専
門的な技能を必要とし手数もかかる。このため、パーソ
ナルコンピュータやワードプロセッサなどの中には、シ
ステム内にあらかじめ用意されている登録文字(記号を
含む)以外の文字や記号(以下、外字と称す)をユーザ
が比較的容易に作成できるように、登録文字を流用して
外字を作成する文字作成方式が提供されているものがあ
る。
【0004】この文字作成方式の基本形は、図3に示す
ように、登録文字の一つを読み込み画面上の文字作成領
域に表示させる文字参照手段31と、文字作成領域に表
示された登録文字を修正する文字修正手段32とから成
り、ユーザは作成しようとする外字に最も近似した登録
文字を選択して指定し、その登録文字をできるだけ利用
して希望の外字を作成するものである。
【0005】この方式を利用して外字を作成する手順
を、図4を参照して具体例により説明する。参照符号4
5に示す外字を作成しようとするユーザは、文字コード
表などを参照して最も近似しており流用可能な部分が多
い登録文字を探し出す。このとき、外字の旁(ツクリ)
として流用する参照符号41に示す登録文字のほか、外
字の偏(ヘン)を作成するときの文字デザインの参考と
するため、参照符号42に示す同じ偏を使用している登
録文字を調べ参考文字として記録しておく。以上の準備
を行った後、書体種別と流用する登録文字の文字コード
又は読みなどを文字参照手段31に入力し、参照符号4
3に示すように文字作成領域(実線枠)内に表示させ
る。読み込んだ文字イメージがそのままでは使えない場
合は、文字修正手段32の縮小,移動機能により大きさ
と位置とを参照符号44のように修正する。最後に、必
要とする残りの文字素片である偏を、調べてあった参考
文字の文字デザイン,大きさや線の滑らかさを真似て文
字修正手段32の新規作成機能により作成すると、参照
符号45に示した外字が作成される。なお、文字参照手
段31で読み込んだ文字イメージが縮小,移動だけでは
使えない場合には、必要な箇所を更に文字修正手段32
の削除,新規作成機能により修正する。
【0006】これを更に改善した方式が特開昭64―2
090号公報に記載されている。上述した方式が流用可
能な部分が最も多い近似文字を1文字しか指定できない
のに対し、この公報記載の方式は、登録文字の中から流
用可能な文字素片を含む複数の登録文字を指定すること
ができ、これらの登録文字中の流用したい文字素片の座
標を指定し、必要な文字素片を取り出して合成すること
により、文字パターンの効率的な作成を可能としたもの
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の文字作
成方式のうち、前者の図3の方式は、作成しようとする
文字等に最も近似した登録文字を1文字指定して入力
し、流用可能な文字素片はそのまま使うが、不足してい
る文字素片があれば近似した文字素片を参照して自分で
作成するという方式であるため、全く新たに文字をデザ
インする場合と比較すれば手数も軽減でき効率化されて
はいるが、文字素片の作成や修正には専門的な技能を必
要とし、一般ユーザなどの文字デザインの苦手な人には
なかなか満足のいく文字が作れず、文字作成に時間もか
かり、最終的には納得がいかない文字デザインでも我慢
して使わなければならないという欠点があった。
【0008】後者の特開昭64―2090号公報記載の
方式は、流用可能な文字素片を含む複数の登録文字を指
定し、これらから流用したい文字素片を取り出して合成
するものであり、一般ユーザが文字素片を自分で作成す
る必要は無くなる。しかしながら、流用可能な文字素片
を含む複数の登録文字を選択し、それらを文字コード又
は読みなどで入力する必要があり、流用文字の選択や読
みが分からない場合の入力に手数がかかるという欠点が
残っている。
【0009】本発明の目的は、以上の欠点を解消して、
だれでも必要とする文字の骨格を作り適当に文字素片に
分解してやれば、後は準備された書体ごとの文字素片を
利用して合成させることにより、短い時間でデザイン的
に統一された美しい文字を簡単に作成できる文字作成方
式を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の文字作成方式
は、手書きで作成した文字の骨格を入力して文字作成領
域に表示する手書き入力手段と、作成する文字の書体を
指定する書体入力手段と、文字を構成する文字素片の識
別情報と対応付けて検索用の肉付けの無い骨格文字素片
のパターンデータを記憶した検索用骨格文字素片辞書部
と、文字素片の識別情報と対応させて各書体の肉付けの
有る文字素片のパターンデータを記憶した文字素片辞書
部と、前記文字作成領域に表示された文字の骨格を利用
者の指示に従って偏や旁などの文字素片に分解して各文
字素片の大きさ,位置,パターンデータを骨格素片デー
タとして抽出する切り出し手段と、前記切り出し手段で
抽出した各骨格素片データに基づいて前記検索用骨格文
字素片辞書部を検索し該当する文字素片の識別情報を取
得するパターン認識手段と、前記パターン認識手段で取
得した識別情報により前記書体入力手段で指定した書体
の肉付けの有る文字素片パターンデータを前記文字素片
辞書部から抽出して前記切り出し手段で作成された骨格
素片データの大きさと位置に合わせて置換し当該書体の
文字パターンデータを合成する素片合成手段とを備えて
構成されている。
【0011】請求項2の文字作成方式は、請求項1記載
の文字作成方式において、前記手書き入力手段が、紙面
上の指定の枠内に記入された手書きの骨格文字をイメー
ジスキャナで読み込み、外字作成画面上の文字作成領域
に表示することを特徴としている。
【0012】請求項3の文字作成方式は、請求項1記載
の文字作成方式において、前記手書き入力手段が、ペン
入力装置により入力画面上の枠内に記入された骨格文字
を外字作成画面上の文字作成領域に表示することを特徴
としている。
【0013】請求項4の文字作成方式は、請求項1記載
の文字作成方式において、前記素片合成手段で合成され
た文字パターンデータを外字作成画面上で修正する文字
修正手段を備えたことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0015】図1は本発明の一実施形態の構成を示すブ
ロック図である。
【0016】本実施形態の文字作成方式は、図1に示す
ように、手書きで作成した文字の骨格を入力し文字作成
領域に表示する手書き入力手段1と、表示された文字の
骨格を利用者の指示に従って偏や旁などの文字素片に分
解し大きさ,位置,パターンデータを抽出する切り出し
手段2と、切り出し手段2で抽出した各文字素片があら
かじめ用意されているどの文字素片に一致するかを調べ
るパターン認識手段3と、パターン認識手段3での比較
照合がしやすい検索用の肉付けの無い骨格文字素片のパ
ターンデータを記憶した検索用骨格文字素片辞書部4
と、作成する文字の書体を入力する書体入力手段5と、
各書体の肉付けの有る文字素片のパターンデータを格納
した文字素片辞書部6と、パターン認識手段3で認識し
た文字素片の指定書体のパターンデータを文字素片辞書
部6から読み出し、元の手書き入力の文字の文字素片の
大きさ,位置に調整して置換することにより指定書体の
外字を合成する素片合成手段7とを備えて構成されてい
る。
【0017】手書き入力手段1は、紙面上の一定の大き
さの枠内に書いた肉付けの無い骨格文字をイメージスキ
ャナで読み込むか、又は骨格文字イメージを直接ペン入
力装置で入力画面の指定枠内に書き込むことにより、パ
ーソナルコンピュータやワードプロセッサに入力し、外
字作成画面上の文字作成領域に表示させる。
【0018】切り出し手段2は、文字作成領域に表示さ
れた骨格文字を利用者の指示に従って文字素片に分解
し、分解した各文字素片の情報をデータ化する。例え
ば、図2の参照符号20に示すような骨格文字が表示さ
れ、利用者が点線で示すように偏と旁の二つの文字素片
への分解を指示したとすると、参照符号21,22に示
すような分解された各文字素片について、それぞれ大き
さ,形状,位置,パターンデータを抽出してデータ化す
る。文字素片への分解の指示は、例示した縦の分割のみ
ならず、横の分割やL字形,逆L字形,矩形など縦と横
の直線の組合わせで行える。
【0019】パターン認識手段3は、切り出し手段2か
ら分解された各文字素片のデータを受け取り、あらかじ
め用意されているどの文字素片と一致するかを調べる。
このため、受け取った各文字素片の大きさを一文字分の
大きさに基準化し、基準化したパターンデータを検索用
骨格文字素片辞書部4に格納されている文字素片の基準
パターンデータと順次比較し、該当する文字素片の識別
情報を取得して素片合成手段7に渡す。すなわち、図2
の参照符号21,22に示すような分解された文字素片
を参照符号24,25に示すような一文字分の大きさに
基準化した後、そのパターンデータと検索用骨格文字素
片辞書部4に格納されている基準パターンデータとを公
知のパターンマッチング法により順次比較し、一致度が
一定の基準を超え且つ最も高い文字素片を抽出し、その
識別情報を取得する。
【0020】検索用骨格文字素片辞書部4は、パターン
認識手段3におけるパターン照合がしやすい検索用の肉
付けの無い骨格だけの文字素片の基準パターンデータを
格納した検索用辞書であり、図2の参照符号24,25
に示すような骨格だけの文字素片の基準パターンデータ
が文字素片の識別情報(文字素片識別コード)と対応付
けて格納されている。
【0021】書体入力手段5は、作成しようとる外字の
書体を指定する手段で、明朝体,ゴシック体,教科書体
等のあらかじめ用意されている書体の中から一つを選択
して指定する。
【0022】文字素片辞書部6は、各書体の肉付けの有
る文字素片のパターンデータを格納した参照用辞書であ
り、図2の参照符号23,26に示すような肉付けされ
た文字素片のパターンデータが、文字素片の識別情報を
主キーとし、明朝体,ゴシック体,教科書体などの書体
種別を副キーとして格納されている。
【0023】素片合成手段7は、パターン認識手段3か
ら渡されと文字素片の識別情報と、書体入力手段5で指
定された書体種別とにより、文字素片辞書部6から指定
書体の肉付けの有る文字素片のパターンデータを読み出
し、切り出し手段2からの骨格文字素片の大きさ,位置
のデータに合うように変換し、文字作成領域に表示され
ている骨格文字の文字素片と置換して指定書体の外字を
合成する。文字素片辞書部6から読み出された図2の参
照符号23,26に示す文字素片は、参照符号27,2
8に示すように大きさ及び位置が調整され、これらを合
成して参照符号29に示すような肉付けの有る指定書体
の外字が合成される。
【0024】次に、図1及び図2を参照して本実施形態
における外字作成処理の一連の動作をまとめて説明す
る。この文字作成方式を使用してオリジナルな文字を作
成するには、まず、肉付けのない手書きの骨格文字をイ
メージスキャナで読み込ませるか、ペン入力装置により
骨格文字イメージを書いて手書き入力手段1で入力する
と共に、書体入力手段5で書体を指定する。入力した骨
格文字イメージは、図2の参照符号20に示すように、
文字作成領域内に大きさを調整して表示されるので、点
線で示すように偏と旁との文字素片に分解を指示する。
【0025】切り出し手段2は、指示に従って参照符号
21,22に示すような文字素片に分解し、各文字素片
の大きさ,形状,位置,パターンデータを骨格素片デー
タとしてデータ化し、パターン認識手段3に渡す。これ
を受けたパターン認識手段3は、各骨格素片データを参
照符号24,25に示すように一文字分の大きさに基準
化した後、従来から認知されているパターンマッチング
法を使って検索用骨格文字素片辞書部4の基準パターン
と比較し、文字素片の識別情報を決定する。
【0026】素片合成手段7は、パターン認識手段3に
より決定した各文字素片の識別情報により、文字素片辞
書部6から図2の参照符号23,26に示すような指定
書体の肉付けの有る文字素片のパターンデータを読み出
し、参照符号27,28に示すように元の手書きの骨格
文字の文字素片の大きさ及び位置に合わせて調整し、こ
れらを合成して参照符号29に示すような肉付けの有る
指定書体のデザインの外字を合成する。
【0027】このようにして、手書き入力した骨格文字
の文字素片を、あらかじめ準備された指定書体の文字素
片と置き換えて合成文字を作ることにより、文字デザイ
ンの苦手な人でも必要とする文字の骨格を作り、文字素
片に分解指示してやれば、後は準備された書体の文字素
片を利用して合成させ、短い時間でデザイン的に統一さ
れた美しい外字を簡単に作成することができる。
【0028】上述の説明においては、図2に例示したよ
うに、作成しようとする外字は偏と旁とに分解でき、旁
の「間」は文字素片として検索用骨格文字素片辞書部4
及び文字素片辞書部6に格納されているものとした。
「間」は常用漢字にも含まれ広く用いられる漢字ではあ
るが、文字素片として多用され部首として一般の辞書に
登録されている文字ではない。検索用骨格文字素片辞書
部4に登録されていない文字素片を指示した場合は、パ
ターン認識手段3は基準以上の一致度が得られないため
認識不能を報告し利用者の再考を要請してくる。そこ
で、利用者は「間」を「門」と「日」との二つの文字素
片に分解し直し、再実行を指示することになる。なお、
パターン認識の結果、一致度が基準以上で同一または微
差の複数の文字素片が検索された場合には、複数の文字
素片の識別情報を記憶し一致度の高い文字素片を優先表
示し、通常のパターン認識による文字認識の場合と同様
に利用者の確認または選択を求めるようにするとよい。
但し、パターン認識の対象が文字素片であり、通常の文
字認識と比較すると対象文字数が限定されており、複雑
な文字が少ないため、認識率は格段に高い。
【0029】又、以上の説明では、手書き入力手段1と
して、手書きの骨格文字を静止画像を入力するイメージ
スキャナで入力する場合と、ペン入力装置を使用して手
書き入力する場合を示したが、動画像を入力できるビデ
オカメラで手書き文字を入力するように構成することも
可能である。
【0030】更に、素片合成手段7により文字素片辞書
部6から取得した指定書体の肉付けの有る文字素片のパ
ターンデータを大きさ及び位置調整して合成し、指定書
体のデザインの外字が完成するものとしたが、合成後の
文字パターンデータに対して従来手法による修正処理を
追加できるようにすれば、より美しい文字の作成が可能
となる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
文字作成方式によれば、必要とする文字の骨格を作り文
字素片に分解指示してやれば、後は準備された書体の文
字素片を利用して合成させ、短い時間でデザイン的に統
一された美しい外字を簡単に作成することができる。従
って、文字デザインの苦手な人でも、類似文字,参照文
字や文字素片の読みや名称を知らなくても、だれでも希
望書体のデザイン的に統一された美しい文字を容易に作
成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本実施形態における文字作成処理の推移の一例
を示す説明図である。
【図3】従来の文字作成方式の一例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】従来の文字作成方式の文字作成処理の推移の一
例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 手書き入力手段 2 切り出し手段 3 パターン認識手段 4 検索用骨格文字素片辞書部 5 書体入力手段 6 文字素片辞書部 7 素片合成手段 31 文字参照手段 32 文字修正手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手書きで作成した文字の骨格を入力して
    文字作成領域に表示する手書き入力手段と、作成する文
    字の書体を指定する書体入力手段と、文字を構成する文
    字素片の識別情報と対応付けて検索用の肉付けの無い骨
    格文字素片のパターンデータを記憶した検索用骨格文字
    素片辞書部と、文字素片の識別情報と対応させて各書体
    の肉付けの有る文字素片のパターンデータを記憶した文
    字素片辞書部と、前記文字作成領域に表示された文字の
    骨格を利用者の指示に従って偏や旁などの文字素片に分
    解して各文字素片の大きさ,位置,パターンデータを骨
    格素片データとして抽出する切り出し手段と、前記切り
    出し手段で抽出した各骨格素片データに基づいて前記検
    索用骨格文字素片辞書部を検索し該当する文字素片の識
    別情報を取得するパターン認識手段と、前記パターン認
    識手段で取得した識別情報により前記書体入力手段で指
    定した書体の肉付けの有る文字素片パターンデータを前
    記文字素片辞書部から抽出して前記切り出し手段で作成
    された骨格素片データの大きさと位置に合わせて置換し
    当該書体の文字パターンデータを合成する素片合成手段
    とを備えたことを特徴とする文字作成方式。
  2. 【請求項2】 前記手書き入力手段が、紙面上の指定の
    枠内に記入された手書きの骨格文字をイメージスキャナ
    で読み込み、外字作成画面上の文字作成領域に表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の文字作成方式。
  3. 【請求項3】 前記手書き入力手段が、ペン入力装置に
    より入力画面上の枠内に記入された骨格文字を外字作成
    画面上の文字作成領域に表示することを特徴とする請求
    項1記載の文字作成方式。
  4. 【請求項4】 前記素片合成手段で合成された文字パタ
    ーンデータを外字作成画面上で修正する文字修正手段を
    備えたことを特徴とする請求項1記載の文字作成方式。
JP7220423A 1995-08-29 1995-08-29 文字作成方式 Expired - Lifetime JP2901525B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7220423A JP2901525B2 (ja) 1995-08-29 1995-08-29 文字作成方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7220423A JP2901525B2 (ja) 1995-08-29 1995-08-29 文字作成方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0962246A true JPH0962246A (ja) 1997-03-07
JP2901525B2 JP2901525B2 (ja) 1999-06-07

Family

ID=16750886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7220423A Expired - Lifetime JP2901525B2 (ja) 1995-08-29 1995-08-29 文字作成方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2901525B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113127127A (zh) * 2021-04-30 2021-07-16 上海锐线创意设计有限公司 合成字的生成方法及装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58225425A (ja) * 1982-06-23 1983-12-27 Fujitsu Ltd 文字パタ−ン作成登録方式
JPS59151272A (ja) * 1983-02-17 1984-08-29 Fujitsu Ltd 文字認識方式
JPH0714009A (ja) * 1993-06-24 1995-01-17 Sharp Corp 手書き文字認識装置
JPH07140960A (ja) * 1994-05-12 1995-06-02 Kowa Co 文字パターン発生表示装置
JPH07199893A (ja) * 1993-12-29 1995-08-04 Toshiba Corp 画像処理装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58225425A (ja) * 1982-06-23 1983-12-27 Fujitsu Ltd 文字パタ−ン作成登録方式
JPS59151272A (ja) * 1983-02-17 1984-08-29 Fujitsu Ltd 文字認識方式
JPH0714009A (ja) * 1993-06-24 1995-01-17 Sharp Corp 手書き文字認識装置
JPH07199893A (ja) * 1993-12-29 1995-08-04 Toshiba Corp 画像処理装置
JPH07140960A (ja) * 1994-05-12 1995-06-02 Kowa Co 文字パターン発生表示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113127127A (zh) * 2021-04-30 2021-07-16 上海锐线创意设计有限公司 合成字的生成方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2901525B2 (ja) 1999-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6532461B2 (en) Apparatus and methodology for submitting search oueries
US8588528B2 (en) Systems and methods for displaying scanned images with overlaid text
EP0539106A2 (en) Electronic information delivery system
US20150138220A1 (en) Systems and methods for displaying scanned images with overlaid text
JPS6165290A (ja) ベクトル文字フオントの作成装置
JPH05151254A (ja) 文書処理方法およびシステム
JP2655729B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP2901525B2 (ja) 文字作成方式
JP5353325B2 (ja) 文書データ生成装置と文書データ生成方法
US5406640A (en) Method of and apparatus for producing predominate and non-predominate color coded characters for optical character recognition
JPH1055409A (ja) 手書き入力情報処理装置
JP3233803B2 (ja) 難読漢字検索装置
JPH0384681A (ja) 名刺情報の入力処理方法
JP2893781B2 (ja) 文字認識装置
JPH08315162A (ja) 形状処理装置
JP3163577B2 (ja) ベクトル・フォント生成方法
JP3068895B2 (ja) 文字認識結果修正方式
JPH06230766A (ja) フォント作成システム
JPH01292587A (ja) 画像処理方法
JP2000123116A (ja) 文字認識結果修正方法
JPH0581261A (ja) 文書入力装置
CN113449731A (zh) 信息处理装置
JPH103515A (ja) 画像処理方法及び装置
JPH11102413A (ja) 光学式文字認識出力のポップアップ訂正のための方法および装置
JPH07210629A (ja) 文字認識方式

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990209