JP3068895B2 - 文字認識結果修正方式 - Google Patents

文字認識結果修正方式

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JP3068895B2
JP3068895B2 JP3185254A JP18525491A JP3068895B2 JP 3068895 B2 JP3068895 B2 JP 3068895B2 JP 3185254 A JP3185254 A JP 3185254A JP 18525491 A JP18525491 A JP 18525491A JP 3068895 B2 JP3068895 B2 JP 3068895B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字認識結果の修正方
式に係り、特にディスプレイの画面上で対話的に文字認
識結果を修正する方式に関する。
【0002】
【従来の技術】文字認識で100パーセントの認識率を
達成することは事実上不可能であるため、文字認識結果
について人の判断及び操作を介入させて修正する必要が
ある。この修正は一般的に、認識結果を表示したディス
プレイの画面上で対話的に行なわれる。
【0003】かかる対話的な修正方式として、認識結果
が表示された画面上で、作業者がマウス等のポインティ
ングデバイスを用いて誤認文字を指定すると、その候補
文字が全部(例えば10個程度)画面に表示され、その
中からマウス等により正解文字を指定することにより、
誤認文字が正解文字と置き換えられる方式が考案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記修正方式によれ
ば、キーボード等の文字入力装置を用いて正解文字を直
接的に入力する方式に比べ、作業効率の向上と作業者の
負担の軽減を期待できるが、次のような問題点がある。
【0005】まず、正解文字が候補文字として表示され
ない場合が多いと、マウスからキーボード等に持ち換え
て正解文字を入力しなければならないため、前記の効果
を期待できない。
【0006】ところが、文字種が多彩でかつ類似文字が
多い日本語の文字認識の場合、表示された候補文字中に
正解文字が出現する確率を十分に高めるためには候補文
字数を相当多くしなければならないが、候補文字が全部
一度に表示される方式であるため、正解文字の検索効率
が悪化する。そして、この検索効率の面、並びに画面サ
イズの面から、候補文字数の増加にも制約がある。
【0007】よって本発明の目的は、前記の如き問題点
を解消し、ディスプレイの画面上でマウス等のポインテ
ィングデバイスを用いた対話的操作によって、日本語の
ような類似文字が多い言語の文字認識結果に対する修正
を効率的に行なうための、改良した文字認識結果修正方
式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ディ
スプレイの画面上でポインティングデバイスを用いて文
字認識結果中の誤認文字及びその正解文字を指定するこ
とによって文字認識結果中の誤認文字を修正する文字認
識結果修正方式において、誤認文字を指定されたとき
に、誤認文字の候補文字を上位のものから一定文字数、
画面に表示するとともに、候補文字の絞り込み条件のキ
ーのうち誤認文字の全候補文字に基づき指定可能なキー
だけを有効なキーとして画面に表示し、いずれかの有効
なキーが指定されたときに、誤認文字の候補文字中の該
キーに対応した絞り込み条件に合致したもののみを選択
して画面に表示することを特徴とするものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の文字認
識結果修正方式において、画面に表示されるキーに、正
解文字の文字種を指定するためのキーが含まれることを
特徴とするものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1記載の文字認
識結果修正方式において、画面に表示されるキーに、正
解文字の相対的な大きさを指定するためのキーが含まれ
ることを特徴とするものである。
【0011】請求項4の発明は、請求項1記載の文字認
識結果修正方式において、画面に表示されるキーに、正
解文字の相対的な位置を指定するためのキーが含まれる
ことを特徴とするものである。
【0012】請求項5の発明は、請求項1記載の文字認
識結果修正方式において、画面に表示されるキーに、正
解文字の複雑さを指定するためのキーが含まれることを
特徴とするものである。
【0013】請求項6の発明は、請求項1記載の文字認
識結果修正方式において、画面に表示されるキーに、誤
認文字と正解文字の共通部分を指定するためのキーが含
まれることを特徴とするものである。
【0014】請求項7の発明は、請求項6記載の文字認
識結果修正方式において、誤認文字と正解文字の共通部
分を指定するためのキーとして、誤認文字の第1位候補
文字の偏、旁などの分割可能な部分に対応したキーが表
示されることを特徴とするものである。
【0015】
【作用】請求項1ないし請求項7の発明によれば、各文
字の候補文字数を十分に多くしても、一度に表示される
候補文字数を減らすことができ、また正解文字の絞り込
み条件の有効なキーを用いて正解の候補文字を絞り込み
表示させることができる。
【0016】したがって、ディスプレイの画面サイズに
制限されることなく、候補文字数を十分に多くし、殆ど
の場合に、画面上で正解文字を指定可能となり、また一
度に多数の候補文字を画面に表示する方式に比べ、画面
上での正解文字の検索も容易となり、さらに画面上のキ
ーを指定するだけで正解文字を絞り込むことができるた
め、日本語の文字認識結果などの効率的な修正が可能で
ある。
【0017】特に、候補文字の絞り込み条件キーのう
ち、誤認文字の全候補文字に基づき指定可能なキーだけ
を有効なキーとして画面に表示することにより、誤認文
字の候補中より正解文字の候補を絞り込むために利用で
きない条件が無用に指定されないようにし、そのような
無駄な条件指定による修正作業の効率悪化を避けること
ができる。
【0018】請求項2の発明によれば、文字種が多彩で
形状が類似した日本語などの文字認識結果の場合に、文
字種によって正解文字の候補を絞り込み、効率的に修正
することができる。
【0019】一般に文字認識は文字画像のサイズを正規
化して行なわれるため、全角文字と半角文字といった大
きさの異なる文字の誤認が起こりやすい。請求項3の発
明によれば、画面上のキーを指定し文字の大きさにより
候補文字を絞り込むことによって、全角や半角といった
大きさの異なる類似形状の誤認文字を効率的に修正する
ことができる。
【0020】また、コンマやクォテーションのように形
状が極めて類似し、相対的な位置のみが異なる記号など
があり、これらも誤認されやすい。請求項4の発明によ
れば、このような相対的位置以外の違いの少ない文字の
場合に、画面上のキーを指定することにより正解の候補
を絞り込み、効率的に修正することができる。
【0021】また、漢字などでは、全体的な形状特徴の
差異が少なく文字認識で誤認されやすい文字が少なくな
いが、これらの文字も人が見ると複雑さによって容易に
区別できることが多い。請求項5の発明によれば、この
ような文字について、その複雑さによって正解文字を絞
り込み、効率的に修正することができる。
【0022】漢字の場合、偏や旁が共通した文字が多
く、これらは誤認されやすい。請求項6の発明によれ
ば、このような文字について、第1位候補の偏などが正
解文字と共通する場合に、その共通した偏などを画面上
で指定することによって正解文字の候補を絞り込み、効
率的に修正することができる。
【0023】また、漢字は様々に分割可能な形状がある
ため、すべての形状の場合に対応した部分指定のキーを
表示すると、必要なキーの選択に戸惑いやすい。請求項
7の発明によれば、誤認文字の第1位候補文字の分割可
能な部分に対応したキーが自動的に表示されるため、戸
惑うことなく必要なキーを容易に指定して正解文字を絞
り込み修正することができる。
【0024】
【実施例】図1に本発明の一実施例に係るシステム構成
の一例を示す。1は文書画像を入力するためのスキャ
ナ、2はスキャナ2により入力された文書画像イメージ
より文字画像を切り出し認識する文字認識部、3は文字
認識部2による文字認識結果に対する対話的修正を行な
う認識結果修正部、4、5及び6は対話のためのディス
プレイ、マウス及びキーボードである。
【0025】修正のための対話にはマウス6が殆ど用い
られ、キーボード6は正解文字を直接入力する必要があ
る場合に例外的に用いられるにすぎない。
【0026】なお、マウス5の代わりに他の適当なポイ
ンティングデバイスを用いてもよく、またキーボード6
は文字入力可能な他の適当なデバイスでもよい。
【0027】認識結果修正部4は、文字認識の結果情報
を記憶するための認識結果記憶部11、ディスプレイ4
及びマウス5を用いた対話の制御のための対話制御部1
2、対話制御部12に対して必要な情報を認識結果記憶
部11より読み出して渡し、また対話制御部12から受
け取った情報に基づき認識結果記憶部11内の認識結果
情報の書き換えを行なう修正処理部13よりなるが、具
体的な作用は実施例によって異なる。
【0028】はじめに、ディスプレイの画面上で対話的
に文字認識結果を修正する一般的処理について説明す
る。処理フローは図2に示す通りである。また、図3及
び図4は修正処理の例を説明するための図である。
【0029】入力文字列「今日は良い天気です。」に対
する認識結果を例に修正処理を説明する。ここで、認識
結果の第1位文字列は「今目は良い天気てす。」となっ
たとする。また、入力文字列中の2番目の文字「日」と
8番目の文字「で」に対し次の表1に示す認識結果が得
られたものとする。
【表1】
【0030】この文字列の認識結果情報(第1位候補文
字から最下位候補文字まで)の情報が修正処理部13に
よって認識結果情報記憶部11より読み出されて対話制
御部12に渡され、その第1位候補文字が対話制御部1
2の制御によってディスプレイ4の画面の適所に表示さ
れる(ステップ101)。
【0031】修正の作業者は、画面上の認識結果文字列
中の誤認文字を探し、それを画面上でマウス5を用いて
指定する。例えば、マウス5を移動させることによって
画面上のマウスカーソルを誤認文字に合わせ、クリック
操作(例えば左ボタンを1回押す)を行なう。
【0032】まず、8番目の文字「で」が指定されたと
する。対話制御部12は、認識結果文字列中の文字が指
定されことを認識すると(ステップ103)、図3
(a)に示すように、指定された誤認文字「て」に網か
けをする(ステップ105)。ただし、これは指定され
た文字の確認を容易するためであるから、網かけの代わ
りに、高輝度表示、リバース表示、アンダーライン表
示、特定色表示、等々の適当な修飾表示を行なうことも
可能である。
【0033】次に対話制御部12は、図3(b)に示す
ような修正パレット21を画面に表示する(ステップ1
07)。
【0034】ここで、修正パレット21は3文字分の候
補文字表示窓22、右向きのスクロールキー23、左向
きのスクロールキー24、及び修正対象の誤認文字を指
し示すための矢線25を有する線図形である。スクロー
ルキー23,24は、表示させる候補文字を下位側また
は上位側にスクロールするために用いられるソフトキー
である。
【0035】次に対話制御部12は、指定された誤認文
字の第2位以下の3個の候補文字を選び、これを修正パ
レット21の候補文字表示窓22に表示させる(ステッ
プ109)。この例では、図3(b)に示すように
「で、く、び」の3文字が表示されることになる。
【0036】作業者は、表示された候補文字に正解文字
を探し、見つかった場合は、その文字をマウス5を用い
て指定する。ここでは、「で」を指定することになる。
【0037】対話制御部12は、候補文字表示窓22内
の候補文字が指定されたことを認識すると(ステップ1
03)、この候補文字に網かけ(または、その他の表示
修飾)を行なうとともに、認識結果候補文字列中の修正
対象文字を正解文字に書き換え(ステップ111)、ま
た、この正解文字コードによる書き換えを修正処理部1
3へ指示し、修正処理部13で認識結果情報記憶部11
内の該当認識結果情報の修正を行なわせる(ステップ1
13)。この時、図3(c)に示すような画面表示とな
る。なお、この状態で、同様のマウス操作によって再修
正が可能である。
【0038】次に、作業者はマウス5によって認識結果
候補文字列中の2番目の文字「目」を指定する。対話制
御部12は、これを認識すると(ステップ103)、図
4の(a)に示すように、指定された誤認文字に網かけ
する(ステップ105)。当然、前回修正された文字は
通常表示に戻される。
【0039】次に対話制御部12は、修正パレット21
を改めて表示し(ステップ107)、指定された誤認文
字に対する第2位以下の3個の候補文字を候補文字表示
窓22に表示させる(ステップ109,図4(b))。
【0040】作業者は、候補文字表示窓22内に正解文
字が見つからないため、右スクロールキー23または左
スクロールキー24をマウス5指定する。対話制御部1
2は、右スクロールキー23または左スクロールキー2
4が指定されたことを認識すると(ステップ103)、
現在表示されている候補文字より1位だけ上位側または
下位側の3個の候補文字を候補文字表示窓22に表示さ
せ(ステップ115または117)。
【0041】ここでは右スクロールキー23が指定され
るため、図4(c)に示すように正解文字「日」を含む
3候補文字が表示されるので、作業者は正解文字を指定
することになる。
【0042】したがって対話制御部12により図4
(d)に示すように画面表示が修正され、また修正処理
部13によって認識結果情報記憶部11の内容について
修正がなされる(ステップ111,113)。
【0043】このようにして1行の認識結果文字列に対
する修正を終了すると、作業者はマウス5またはキーボ
ード6の操作によって終了を指定する。対話制御部12
は、この指定を認識すると(ステップ103)、次行の
認識結果候補の情報を修正処理部13より転送され、そ
れを画面に表示することになる。
【0044】なお、1行の終了を指定する方法として
は、マウスカーソルを修正パレット21の外側に移動さ
せてダブルクリックをする、画面の適所にメニューを表
示させておき、その終了メニューをクリックする、キー
ボード6の特定のキーを押す、等々の任意の方法を選ぶ
ことができる。
【0045】次に誤認文字を指定されたときに表示する
候補文字の文字数を、誤認文字の認識結果の信頼性の高
低に応じて変化させる処理を説明する。処理フローは図
2に示す通りである。ただし、後述のように、ステップ
107及びステップ109の処理内容が一部相違する。
また、図5及び図6は修正処理の例を説明するための図
である。
【0046】ここでも、入力文字列「今日は良い天気で
す。」に対する認識結果を例に修正処理を説明する。こ
こで、認識結果の第1位候補文字列は「今目は良い天気
てす。」となったとする。また、入力文字列中の2番目
の文字「日」と8番目の文字「で」に対し次の表2に示
す認識結果が得られたものとする。
【表2】
【0047】ここで、「信頼性」とは認識結果の確から
しさのことであり、一般的には第1候補の相違度(辞書
と入力文字パターンの特徴量との距離等)と第2位候補
の相違度との差や、第1位候補の相違度等から計算され
るが、任意の方法によって計算してかまわない。ここで
は、信頼性は第1位候補の相違度そのものであるとす
る。よって、信頼性の値が大きいほど、認識結果の信頼
性は低いことになる。
【0048】さて、この1行の認識結果情報が修正処理
部13より対話制御部12に渡され、その第1位候補文
字列がディスプレイ4の画面に表示され(ステップ10
1)、作業者によりマウス5によって8番目の誤認文字
「て」が指定されたとすると、図5(a)に示すよう
に、その誤認文字「て」が網かけされ(ステップ10
5)、次に修正パレット21が表示され(ステップ10
7)、その候補文字表示窓22に候補文字が表示される
(ステップ109)。
【0049】ここまでは図3の場合と基本的には同じで
あるが、1度に表示する候補文字数を、認識結果の「信
頼性」に応じて変化させることが異なる。すなわち、対
話制御部12は、ステップ107において、1度に表示
する候補文字数を、対象誤認文字の認識結果の「信頼
性」に応じて、次の(数1)により決定する。
【数1】文字数=信頼性/20 (ただし、文字数の最小値は1、最大値は5とする)。 なお、この計算式は一例であって、信頼性が低いほど
(ここでは信頼性の値が大きいほど)、文字数を増加さ
せるような他の適当な計算式を用いてもよい。
【0050】さて、表2より、指定された誤認文字の信
頼性の値は32であるから、(数1)の計算値は1以
上、2未満となる。よって、1度に表示する候補文字数
は1に決定され、図5(b)に示すように、1文字分の
候補文字表示窓22を持つ修正パレット21がステップ
107で表示され、ステップ109では、この候補文字
表示窓22に第2位候補文字「で」が表示される。
【0051】この「で」は正解文字であるので、これを
作業者が指定すると、図5(c)に示すような表示内容
に変化し、また認識結果情報記憶部11内の該当情報が
修正されることは先の場合と同じである。
【0052】次の誤認文字「目」の修正について図6に
より説明する。誤認文字の指定により図6(a)に示す
ように「目」が網かけされるが、この誤認文字の場合
は、信頼性の値が90(信頼性が低い)であるため、1
度に表示される候補文字数は4に決定される。したがっ
て、図6(b)に示すように、ステップ107で4文字
分の候補文字表示枠22を持つ修正パレット21が表示
され、ステップ109で第2位以下の4文字の候補文字
が表示されることになる。
【0053】この中の「日」が正解文字であるため、こ
れを作業者が指定すると、図6(c)に示すように画面
表示が変化し、また認識結果情報記憶部11内の対応情
報が修正される。
【0054】なお、表示された候補文字中に正解文字が
見つからない場合、スクロールキー23,24を指定す
ることにより、上位側または下位側の候補文字を順次表
示させることができることは、先の場合と同様である。
【0055】次に、誤認文字を指定されたときに、その
候補文字中の一定以上の信頼性を有するものだを表示す
る処理について説明する。処理フローは図2に示す通り
である。ただし、ステップ107及びステップ109の
処理内容が一部相違する。また、図7及び図8は修正処
理の例を説明するための図である。
【0056】ここでも、入力文字列「今日は良い天気で
す。」に対する認識結果を例に修正処理を説明する。こ
こで、認識結果の第1位候補文字列は「今目は良い天気
てす。」となったとする。また、入力文字列中の2番目
の文字「日」と8番目の文字「で」に対し次の表3に示
す認識結果が得られたものとする。
【表3】 (括弧内の数値は、各候補文字の辞書との相違度であ
る)
【0057】さて、この1行の認識結果情報が修正処理
部13より対話制御部12に渡され、その第1位候補文
字列がディスプレイ4の画面に表示され(ステップ10
1)、作業者によりマウス5によって8番目の誤認文字
「て」が指定されたとすると、図7(a)に示すよう
に、その誤認文字「て」が網かけされ(ステップ10
5)、次に修正パレット21が表示され(ステップ10
7)、その候補文字表示窓22に候補文字が表示される
(ステップ109)。
【0058】ここで、次の(数2)により各候補文字の
信頼性を計算し、その値が−10以上の候補文字だけを
表示する。ただし、一度に表示される候補文字数は1以
上、5以下である。すなわち、第2位以下の全候補文字
の信頼性値が−10より小さい場合には第2位候補文字
だけを表示し、第2位以下の5以上の候補文字の信頼性
値が−10以上である場合には第2位から第6位までの
5候補文字を表示することになる。
【数2】候補文字の信頼性=第1位候補の相違度−候補
文字の相違度ただし、この計算式に限定されるものでは
なく、信頼性の高い候補文字ほど大きな値が得られるよ
うな任意の計算式を用いることができる。
【0059】指定した誤認文字の場合、第2位候補文字
「で」と第3候補文字「く」の信頼性の値は−1と−8
でいずれも−10以上であるが、第4位以下の候補文字
の信頼性の値は−10より小さい。よって、ステップ1
07において、図7(b)に示すように2文字分の候補
文字表示窓22を持つ修正パレット21を表示し、ステ
ップ109において、第1位及び第2位の2候補文字
「で」及び「く」だけを候補文字表示窓22に表示する
ことになる。
【0060】この「で」は正解文字であるので、これを
作業者が指定すると、図7(c)に示すような表示内容
に変化し、また認識結果情報記憶部11内の該当情報が
修正されることは次の場合と同じである。
【0061】次の誤認文字「目」の修正について図8に
より説明する。この誤認文字の指定により図8(a)に
示すように「目」が網かけされるが、この誤認文字の場
合は、第2位から第5位までの4候補文字の信頼性の値
は−10以上である。よって図8(b)に示すように、
ステップ107で、4文字分の候補文字表示枠22を持
つ修正パレット21が表示され、ステップ109で第2
位以下の4文字の候補文字「口、国、田、日」が表示さ
れることになる。
【0062】この中の「日」が正解文字であるため、こ
れを作業者が指定すると、図8(c)に示すように画面
表示が変化し、また認識結果情報記憶部11内の対応情
報が修正される。
【0063】なお、表示された候補文字中に正解文字が
見つからない場合、スクロールキー23,24を指定す
ることにより、上位側または下位側の候補文字を順次表
示させることができることは、先の場合と同様である。
【0064】以下、本発明の実施例の動作について説明
する。本実施例における認識結果修正部3の処理フロー
は図9に示す通りである。また、本実施例において修正
時にディスプレイ4の画面に表示される修正パレットの
構成例を図10に示す。
【0065】図10において、この修正パレット31
は、候補文字を表示するための3文字分の候補文字表示
窓32と、正解文字の絞り込みのための条件の情報を入
力するための文字種指定部33、文字複雑さ指定部3
4、文字大きさ指定部35、文字位置指定部36及び文
字部分指定部37と、修正対象の誤認文字を指し示す矢
線38よりなる表示画面である。
【0066】文字種指定部33は、漢字、ひらがな、カ
タカナ、記号、英字、英大文字、英小文字の各文字種を
指定するための各絞り込み条件キーを有する。文字大き
さ指定部35は正解文字の相対的な大きさを指定するた
めに用いられるのもので、全角、半角、句読点、の各絞
り込み条件キーを有する。文字位置指定部36は正解文
字の行に対する相対的位置を指定するために用いられる
もので、上付き、中央、下付き、の各絞り込み条件キー
を有する。文字複雑さ指定部34は第1位候補文字に対
する正解文字の相対的な複雑さを指定するためのもの
で、より複雑、同じ程度、より単純、の各絞り込み条件
キーを有する。
【0067】なお、これら各指定部33,34,35,
36の各キー(横長丸矩形として図示されている)は、
常に全部が表示されるわけではなく、修正対象の誤認文
字に対する候補文字に応じて選択不可能なキーはマスク
される(表示されない)。
【0068】また、文字部分指定部37は、漢字の認識
結果の第1位候補文字と正解文字の共通部分(偏、旁な
ど)を指定するためのもので、図20または図21に例
示するように、修正しようとしている文字の第1位候補
に応じて、偏や旁などに対応した部分に分割され、各分
割部がキーとして用いられる。すなわち、このキーは、
修正対象の誤認文字に適応して認識結果修正部3により
変更されるものである。
【0069】次に、入力文字列「彼はRock'n'roll が大
好きできす!」(Rock'n'roll は全て半角文字)に対
し、表4に示すような認識結果が得られたとして、その
修正を行なう場合を例に、本実施例の処理内容を説明す
る。
【表4】
【0070】この文字列の認識結果情報(第1位候補文
字から最下位候補文字まで)の情報が修正処理部13に
よって認識結果情報記憶部11より読み出されて対話制
御部12に渡され、その第1位候補文字が対話制御部1
2の制御によってディスプレイ4の画面の適所に表示さ
れる(ステップ201)。修正の作業者は、画面上の認
識結果文字列中の誤認文字を探し、先に説明したと同様
に画面上でマウス5を用いて指定する。
【0071】まず、図11(a)に示すように、4番目
の文字(全角のゼロ、正解は半角小文字のオー)を指定
したとする。対話制御部12は、認識結果文字列中の文
字が指定されことを認識すると(ステップ203)、図
11(b)に示すように、指定された誤認文字「0」に
網かけをする(ステップ205)。ここでも、網かけの
代わりに、高輝度表示、リバース表示、アンダーライン
表示、特定色表示、等々の適当な修飾表示を行なっても
よい。
【0072】次に図(b)に示すように、修正パレット
31を表示する(ステップ207)。ただし、当該誤認
文字に対する候補文字は数字と英字のみであるので、文
字種指定部33の選択不可能な漢字、ひらがな、カタカ
ナ、記号の各キーはマスクされる。他の各指定部34,
35,36については、図11(b)に示すように選択
不可能なキーがマスクされる。
【0073】次に、図11(b)に示すように、候補文
字表示窓32に、指定された誤認文字の第1位から第3
位までの3候補文字を表示する(ステップ209)。た
だし、正解文字「o」(半角、英小文字のオー)は第4
位候補であるので、この段階では表示されない。
【0074】作業者は、正解文字が英字であることを判
断し、図11(b)に示すように、マウス5を用いて文
字種指定部33の「英字」のキーを指定する。
【0075】対話制御部12は、英字キーの指定を認識
すると(ステップ201)、図11(b)または(c)
に示すように、修正パレット31の指定されたキーに網
かけ等の表示修飾を行ない(ステップ211)、次に図
11(c)に示すように、誤認文字の第2位以下の候補
中から、指定された文字種「英字」に該当する3候補文
字を上位のものから選び、これを候補文字表示窓32に
表示する(ステップ213)。この場合、第1位候補
「0(数字のゼロ)」は条件に不適合であるため、第2
位から第4位までの「O (半角、英大文字)、O(全
角、英大文字)、o(半角、英小文字)」が表示される
ことになる。
【0076】作業者は、表示された正解文字「o 」をマ
ウス5により指定することにより修正することができ
る。この場合、対話制御部12は、正解文字の指定を認
識すると(ステップ203)、図11(d)に示すよう
に、誤認文字を正解文字に書き換える(ステップ21
5)、また修正処理部13に指示することにより、認識
結果情報記憶部11内の対応情報を修正させる(ステッ
プ217)。
【0077】図12は、同じ4番目の誤認文字に対する
別の修正手順を示している。この場合、文字種の情報を
入力する代わりに、図12(b)に示すように文字大き
さ指定部35の「半角」のキーを指定する。そうする
と、正解文字の候補は第2位と第4位の2候補文字に絞
られて図12(c)のように表示されることになるの
で、その中から正解文字を指定することができる。
【0078】次に5文字目の「C」(全角、大文字)の
修正について図13及び図14により説明する。
【0079】図13(a)または図14(a)に示すよ
うに、この誤認文字が指定されると、図13(b)また
は図14(b)に示すように、誤認文字が網かけされ、
修正パレット31及び第1位から第3位の候補文字が表
示される(ステップ205,207,209)。
【0080】ここで、図13(b)に示すように作業者
が「半角」キーを指定した場合、この条件に適合する第
3位及び第4位の2候補文字だけが正解の候補として絞
り込まれ、図13(c)に示すように表示される。そこ
で、図13(c)に示すように作業者が半角、英小文字
の「c 」を正解文字として指定すると、図13(d)に
示すように表示が修正され、また認識結果情報記憶部1
1内の対応情報が修正されることになる。
【0081】他方、図14(b)に示すようように作業
者が「小文字」キーを指定した場合、正解の候補は第2
位と第4位の候補に絞り込まれて図14(c)に示すよ
うに表示されることになる。そこで、図14(c)に示
すように作業者が正解の半角、英小文字を指定すると、
図14(d)に示すように表示が修正され、かつ認識結
果情報記憶部11内の対応情報も修正される。
【0082】次に、9文字目の「, 」(全角のコンマ、
正解は半角のクォテーション)の修正を図15及び図1
6により説明する。
【0083】図15(a)または図16(a)に示すよ
うに、この誤認文字が指定されると、図15(b)また
は図16(b)に示すように、誤認文字に網かけされ、
修正パレット31及び第1位から第3位の候補文字すな
わち「,」(全角のコンマ)、「, 」(半角のコン
マ)、「’」(全角のクォテーション)が表示される
(ステップ205,207,209)。なお、候補は全
て記号であるので、文字種指定部33の「記号」以外の
キーはマスクされる。
【0084】作業者が図15(b)に示すように文字大
きさ指定部35の「半角」キーを指定すると、この条件
に合致する候補は第2位候補(半角のコンマ)と第4位
候補(半角のクォテーション)だけであるので、これら
2候補が図15(c)に示すように表示される(ステッ
プ211,213)。そこで、正解である第4位候補を
作業者が指定すると、図15(d)に示すように表示が
修正され、また認識結果情報記憶部11内の対応情報が
修正される(ステップ215,217)。
【0085】同様の修正は、図16(b)に示すように
文字位置指定部36の「上付き」キーを指定して行なう
ことも可能である。この場合、条件に合致する候補は第
3位候補(全角のクォテーション)と第4位候補(半角
のクォテーション)のみであるので、図16(c)に示
すように表示されるため、作業者が正解を指定し全角の
コンマを半角のクォテーションに修正することができ
る。
【0086】図17に11文字目の修正の様子を示す。
この場合、図11(a)のように誤認文字を指定する
と、図17(b)に示すように正解文字(半角、小文
字)を含む3候補が表示されるので、直ちに正解文字を
指定することにより、図11(c)に示すように表示が
修正され、また認識結果情報も同様に修正される。
【0087】図18により、12番目の文字(半角数字
の1、正解は半角小文字のエル)の修正を説明する。
【0088】図18(a)のように誤認文字を指定する
と、図18(b)に示すように、誤認文字が網かけされ
るとともに、第1位候補(半角数字の1)、第2位候補
(全角数字の1)、第3位候補(全角のエクスクラメー
ションマーク)が表示される。正解はないので、作業者
が「半角」キーを指定すると、図18(c)に示すよう
に、条件に合致する第2位候補と正解である第5位候補
(半角小文字のエル)が表示されるため、作業者は正解
文字を指定し修正することができる。
【0089】同じ12番目の文字の修正は、図19に示
すような手順でも行なうことができる。すなわち、図1
9(b)に示すように作業者が「英字」キーを指定する
と、この条件に合致する第4位候補(全角小文字のエ
ル)と第5位候補(半角小文字のエル)だけに候補が絞
り込まれて表示されるので、作業者は正解の第5位候補
を指定し修正することができる。
【0090】次に、15番目の文字(天、正解は大)の
修正について、図20により説明する。この誤認文字を
指定すると、図20(b)に示すように、第1位、第2
位及び第3位の候補が表示される。また、候補は漢字の
みであるので、文字種指定部33の「漢字」以外のキー
はマスクされる。また、他の指定部の選択の余地のない
キーもマスクされる。
【0091】ここで、表示された候補文字中に正解文字
は見つからない。また、表示されている候補文字と正解
文字とでは、文字種、相対的な大きさ、相対的な位置が
同じであるし、また、共通する偏、旁も存在しない。唯
一の相違は文字の複雑さである。そこで作業者は、表示
されている第1位候補文字(天)と正解文字(大)の複
雑さを比較する。正解文字のほうが単純であることは明
白であるので、図20(b)に示すように、作業者は文
字複雑指定部34の「より単純」キーを指定する。
【0092】そうすると、対話制御部12は、候補文字
中の第1位候補文字より単純でない候補を排除し、残っ
た候補文字を上位のものから3文字表示する(ステップ
213)。なお、対話制御部12において文字の複雑さ
を判断する方法は、例えば文字の画数の多いものほど複
雑である、と判断するような方法である。ただし作業者
の感覚と整合する結果が得られる限り、どのような方法
を採用してもよい。この例の場合、第3位候補(実)は
第1位候補より複雑であるので正解候補から排除される
ため、図20(c)に示すように、第1位候補(天)、
第2位候補(犬)、第4位候補(大、正解)が表示され
る。そこで、正解文字を指定することにより、図20
(d)に示すように修正することができる。
【0093】なお、この例において、第1位候補と比べ
「より複雑」ということは、第1位候補は正解でないと
いうことであるので、第1位候補も除外し、第2位、第
4位及び第5位の候補文字を表示させるように変更して
もよい。また、本実施例では、文字の複雑さを第1位候
補文字を基準とした「相対的な複雑さ」としているが、
例えば文字の画数が10画以下のときに「単純」、それ
よりも画数が多いときは「複雑」、とするような「絶対
的な複雑さ」を用い、同様な正解候補の絞り込みを行な
うようにしてもよい。
【0094】次に、16番目の文字(奴、正解は好)の
修正を図21により説明する。図21(a)に示すよう
に作業者が誤認文字を指定すると、図(b)のように第
1位、第2位、第3位の候補文字(奴、効、計)が表示
される(ステップ205,207,209)。正解文字
(好)は含まれていない。また、第1位候補文字は、
偏、旁に分割できる形状であるため、文字部分指定部3
7は図21(b)に示すように左右に分割されて表示さ
れる。
【0095】ここで、表示されている第1位候補文字
(奴)と正解文字(好)は、女偏が共通である。そこで
作業者は、図21(b)に示すように文字部分指定部3
7の左半分(偏を指定するキー)をマウス5により指定
する。
【0096】対話制御部12は、第1位候補(奴)の左
側の女偏が正解文字との共通部分として指定されたと認
識し、指定された左半分、すなわち女偏を持つ候補文字
だけを選び、それを正解の候補として表示する(ステッ
プ211,213)。この場合、第2位候補文字
(効)、第3位候補文字(計)、第5位候補文字(材)
は条件に合致しないので正解候補から除外されるので、
図21(c)に示すように、第1位候補文字(好)と第
4位候補文字(好)だけが表示されることになる。した
がって、作業者は正解文字(好)を指定し修正すること
ができる。
【0097】図22により、第1位候補文字と文字部分
指定部37の表示の関係を説明する図である。図22
(a)に示すように、第1位候補文字が「間」のとき
は、文字部分指定部37は「門構え」とその他の部分に
分割されて表示される。図22(b)に示すように、第
1位候補文字が「藤」のときは、文字部分指定部37は
「草冠」とその他の部分に、上下に2分割されて表示さ
れる。図22(c)に示すように、第1位候補文字が
「投」のときは、文字部分指定部37は左右に2分割さ
れて表示される。このように、文字部分指定部37は、
第1位候補文字の偏、旁、構え、冠などの部分を指定す
るためのキーとして用いられるもので、しかも、第1位
候補文字の形状に応じて指定可能な部分のキーが自動的
に表示されるわけである。
【0098】以上説明したように、本実施例によれば、
文字認識系で判断が困難な文字の全角、半角、相似形に
関する情報を修正作業者より簡単に入力し、より確度の
高い候補文字を絞り込み表示させることによって、誤認
文字を効率的に修正することができる。
【0099】
【発明の効果】以上説明した如く、発明によれば、次の
ような効果が得られる。 (1)ディスプレイの画面サイズに制限されることな
く、候補文字数を十分に多くし、殆どの誤認文字につい
て、ポインティングデバイスを用いて、画面上で効率的
に正解文字を検索して修正することができ、また修正作
業者の負担を軽減できる。
【0100】(2)画面上のキーを指定するだけで正解
文字を絞り込み効率的な修正が可能である。しかも、誤
認文字の候補中の正解文字の候補を絞り込むために利用
できない条件が無用に指定されないようにし、そのよう
な無駄な条件指定による修正作業の効率悪化を避けるこ
とができる。
【0101】(3)文字種が多彩で形状が類似した日本
語などの文字認識結果の場合に、文字種によって正解文
字の候補を絞り込み、効率的に修正することができる。
【0102】(4)画面上のキーを指定し文字の大きさ
により候補文字を絞り込むことによって、全角や半角と
いった大きさの異なる類似形状の誤認文字を効率的に修
正することができる。
【0103】(5)コンマやクォテーションのように形
状が極めて類似し、相対的な位置のみが異なる記号など
について、画面上のキーを指定することにより正解の候
補を絞り込み、効率的に修正することができる。
【0104】(6)全体的な形状特徴の差異が少なく誤
認されやすい漢字などについて、文字の複雑さを画面上
で指定することによって正解文字を絞り込み、効率的に
修正することができる。
【0105】(7)偏や旁が共通した文字の誤認の場合
に、第1位候補と正解文字とが共通した偏などを画面上
で指定することによって、正解文字の候補を絞り込み効
率的に修正することができる。
【0106】(8)漢字は様々に分割可能な形状がある
ため、すべての形状の場合に対応した部分指定のキーを
表示すると、必要なキーの選択に戸惑いやすいが、請求
項12の発明によれば、誤認文字の第1位候補文字の分
割可能な部分に対応したキーが自動的に表示されるた
め、戸惑うことなく必要なキーを容易に指定して正解文
字を絞り込み修正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシステム構成を示す図
である。
【図2】修正処理の一般的な概略フロー図である。
【図3】(a)は誤認文字の指定を示す図である。 (b)は誤認文字指定後の画面表示と正解文字の指定を
示す図である。 (c)は正解文字指定後の画面表示を示す図である。
【図4】(a)は誤認文字の指定を示す図である。 (b)は誤認文字指定後の画面表示とスクロール操作を
示す図である。 (c)はスクロール後の画面表示と正解文字の指定を示
す図である。 (d)は正解文字指定後の画面表示を示す図である。
【図5】(a)は誤認文字の指定を示す図である。 (b)は誤認文字の指定後の画面表示と正解文字の指定
を示す図である。 (c)は正解文字指定後の画面表示を示す図である。
【図6】(a)は誤認文字の指定を示す図である。 (b)は誤認文字の指定後の画面表示と正解文字の指定
を示す図である。 (c)は正解文字指定後の画面表示を示す図である。
【図7】(a)は誤認文字の指定を示す図である。 (b)は誤認文字の指定後の画面表示と正解文字の指定
を示す図である。 (c)は正解文字指定後の画面表示を示す図である。
【図8】(a)は誤認文字の指定を示す図である。 (b)は誤認文字の指定後の画面表示と正解文字の指定
を示す図である。 (c)は正解文字指定後の画面表示を示す図である。
【図9】本発明の一実施例の修正処理の概略フロー図で
ある。
【図10】本実施例で用いられる修正パレットのフォー
マットを示す図である。
【図11】(a)は誤認文字の指定を示す図である。 (b)は誤認文字の指定後の画面表示と文字種の指定を
示す図である。 (c)は文字種指定後の画面表示と正解文字の指定を示
す図である。 (d)は正解文字指定後の画面表示を示す図である。
【図12】(a)は誤認文字の指定を示す図である。 (b)は誤認文字の指定後の画面表示と文字大きさの指
定を示す図である。 (c)は文字大きさ指定後の画面表示と正解文字の指定
を示す図である。 (d)は正解文字指定後の画面表示を示す図である。
【図13】(a)は誤認文字の指定を示す図である。 (b)は誤認文字の指定後の画面表示と文字大きさの定
を示す図である。 (c)は文字大きさ指定後の画面表示と正解文字の指定
を示す図である。 (d)は正解文字指定後の画面表示を示す図である。
【図14】(a)は誤認文字の指定を示す図である。 (b)は誤認文字の指定後の画面表示と文字種指定を示
す図である。 (c)は文字種指定後の画面表示と正解文字の指定を示
す図である。 (d)は正解文字指定後の画面表示を示す図である。
【図15】(a)は誤認文字の指定を示す図である。 (b)は誤認文字の指定後の画面表示と文字大きさの指
定を示す図である。 (c)は文字大きさ指定後の画面表示と正解文字の指定
を示す図である。 (d)は正解文字指定後の画面表示を示す図である。
【図16】(a)は誤認文字の指定を示す図である。 (b)は誤認文字の指定後の画面表示と文字位置の指定
を示す図である。 (c)は文字位置指定後の画面表示と正解文字の指定を
示す図である。 (d)は正解文字指定後の画面表示を示す図である。
【図17】(a)は誤認文字の指定を示す図である。 (b)は誤認文字の指定後の画面表示と正解文字の指定
を示す図である。 (c)は正解文字指定後の画面表示を示す図である。
【図18】(a)は誤認文字の指定を示す図である。 (b)は誤認文字の指定後の画面表示と文字大きさの指
定を示す図である。 (c)は文字大きさ指定後の画面表示と正解文字の指定
を示す図である。 (d)は正解文字指定後の画面表示を示す図である。
【図19】(a)は誤認文字の指定を示す図である。 (b)は誤認文字の指定後の画面表示と文字種指定を示
す図である。 (c)は文字種指定後の画面表示と正解文字の指定を示
す図である。 (d)は正解文字指定後の画面表示を示す図である。
【図20】(a)は誤認文字の指定を示す図である。 (b)は誤認文字の指定後の画面表示と文字複雑さの指
定を示す図である。 (c)は文字複雑さ指定後の画面表示と正解文字の指定
を示す図である。 (d)は正解文字指定後の画面表示を示す図である。
【図21】(a)は誤認文字の指定を示す図である。 (b)は誤認文字の指定後の画面表示と文字部分指定を
示す図である。 (c)は文字部分指定後の画面表示と正解文字の指定を
示す図である。 (d)は正解文字指定後の画面表示を示す図である。
【図22】(a)第1位候補が「間」のときの文字部分
指定部の表示を示す図である。 (b)第1位候補が「藤」のときの文字部分指定部の表
示を示す図である。 (c)第1位候補が「投」のときの文字部分指定部の表
示を示す図である。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 文字認識部 3 認識結果修正部 4 ディスプレイ 5 マウス 11 認識結果情報記憶部 12 対話制御部 13 修正処理部 21 修正パレット 22 候補文字表示窓 23 スクロールキー 24 スクロールキー 31 修正パレット 32 候補文字表示窓 33 文字種指定部 34 文字複雑さ指定部 35 文字大きさ指定部 36 文字位置指定部 37 文字部分指定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−189777(JP,A) 特開 昭61−220078(JP,A) 特開 平3−176786(JP,A) 特開 平3−176723(JP,A) 特開 平4−105185(JP,A) 特開 平4−175893(JP,A) 特開 昭63−244226(JP,A) 特開 昭61−194569(JP,A) 実開 平1−155564(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 9/03

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイの画面上でポインティング
    デバイスを用いて文字認識結果中の誤認文字及びその正
    解文字を指定することによって文字認識結果中の誤認文
    字を修正する文字認識結果修正方式において、誤認文字
    を指定されたときに、誤認文字の候補文字を上位のもの
    から一定文字数、画面に表示するとともに、候補文字の
    絞り込み条件のキーのうち誤認文字の全候補文字に基づ
    き指定可能なキーだけを有効なキーとして画面に表示
    し、いずれかの有効なキーが指定されたときに、誤認文
    字の候補文字中の該キーに対応した絞り込み条件に合致
    したもののみを選択して画面に表示することを特徴とす
    る文字認識結果修正方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の文字認識結果修正方式に
    おいて、画面に表示されるキーに、正解文字の文字種を
    指定するためのキーが含まれることを特徴とする文字認
    識結果修正方式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の文字認識結果修正方式に
    おいて、画面に表示されるキーに、正解文字の相対的な
    大きさを指定するためのキーが含まれることを特徴とす
    る文字認識結果修正方式。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の文字認識結果修正方式に
    おいて、画面に表示されるキーに、正解文字の相対的な
    位置を指定するためのキーが含まれることを特徴とする
    文字認識結果修正方式。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の文字認識結果修正方式に
    おいて、画面に表示されるキーに、正解文字の複雑さを
    指定するためのキーが含まれることを特徴とする文字認
    識結果修正方式。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の文字認識結果修正方式に
    おいて、画面に表示されるキーに、誤認文字と正解文字
    の共通部分を指定するためのキーが含まれることを特徴
    とする文字認識結果修正方式。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の文字認識結果修正方式に
    おいて、誤認文字と正解文字の共通部分を指定するため
    のキーとして、誤認文字の第1位候補文字の偏、旁など
    の分割可能な部分に対応したキーが表示されることを特
    徴とする文字 認識結果修正方式。
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