JPH0962222A - ドットクロック再生回路 - Google Patents

ドットクロック再生回路

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JPH0962222A
JPH0962222A JP21508795A JP21508795A JPH0962222A JP H0962222 A JPH0962222 A JP H0962222A JP 21508795 A JP21508795 A JP 21508795A JP 21508795 A JP21508795 A JP 21508795A JP H0962222 A JPH0962222 A JP H0962222A
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JP
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circuit
output
phase
variable delay
edge
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JP21508795A
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English (en)
Inventor
Kunio Komeno
邦夫 米野
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パソコンやワークステーションの映像信号を
表示するためのサンプリングクロックを得るのにあたっ
て、装置の出力回路や接続ケーブルの特性によるリンギ
ング等が生じても、雑音の出ない位相でサンプリングで
きるドットクロックを再生する。 【解決手段】 位相周波数比較回路1、ローパスフィル
タ2、VCO3、分周回路6から構成されるPLL回路
のループ内に、固定遅延回路4、可変遅延回路5を設け
る。一方、映像信号102からエッジ検出回路8でエッ
ジを検出し、位相比較回路11でCLKB104との位
相を比較し、位相が一致するように可変遅延回路5の遅
延時間を制御する。サンプリングクロック107は、固
定遅延回路4の入力側から得ることにより、映像信号の
エッジより常に固定時間だけ進んだ位相となり、リンギ
ングの影響のない位置でサンプリングが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種パソコンやワ
ークステーションの映像信号を表示することが可能な、
マルチスキャンディスプレイの信号処理回路に係り、特
にマトリクス表示装置などのサンプリング回路系を持つ
映像表示装置のドットクロック再生に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコンやワークステーションの映像信
号は、内部のビデオクロックによって生成されており、
このクロックの一周期の整数倍の周期で映像信号レベル
が変化しており、マトリクス表示素子やメモリに書込ん
で信号処理を行うには、ビデオクロックの周期に一致し
たサンプリングクロックが必要になるが、一般にパソコ
ン等の映像信号の出力端子には、ビデオクロックは出力
されていない。一方、映像信号と同時に発生する水平同
期信号と垂直同期信号は出力されているが、これはパソ
コン等の内部で、ビデオクロックを分周して生成したも
のなので、通常、表示装置側でPLL回路によって水平
同期信号を逓倍することによって、サンプリングクロッ
クを再生している。
【0003】ここで、PLL回路の逓倍数がパソコン等
内部での分周数に一致していれば、PLLで再生するサ
ンプリングクロックの周波数をもとのビデオクロックの
周波数と一致させることができるが、内部の分周数はパ
ソコン等の機種によって異なる場合が多いので、あらか
じめ表示装置側に代表的な機種の分周数をプリセットし
ておき、接続するパソコン等の機種に応じてプリセット
値を読み出して、逓倍数としてセットすることが行われ
ている。
【0004】表示装置側にプリセットされていない機種
を接続する場合には、あらかじめパソコン等から細い縦
線などを表示しておき、これがすっきり見えるように逓
倍数を手動で調整する必要があった。これを自動化する
回路として、公開特許公報特開平3−295367、特
開平5−66752等が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平3−29536
7、特開平5−66752では、サンプリングクロック
の周波数をビデオクロックの周波数に一致させる回路が
記述されている。しかし、実際のパソコン等の映像信号
では、出力回路や接続ケーブルの特性等によって、信号
の変化点に過渡的なリンギングなどが生じてしまうこと
が多く、ビデオクロックと周波数が一致したサンプリン
グクロックを再生しても、表示される画面に雑音が生じ
ることが多かった。即ち、周波数を一致させるだけでは
不十分であり、位相についても最適化が必要である。前
記の特開平5−66752にあっては、サンプリングク
ロックとビデオクロックの位相を一致させることについ
ても記述されているが、前述の過渡的な現象を考慮する
と、両者を一致させただけでは最適な位相とはならな
い。従って、一般に前述の画面の雑音を避けるには、ユ
ーザーによる手動の位相調整が必要になるが、操作が煩
雑である上に必要性が理解されにくいため、表示装置の
性能が良くないのではないかということや、故障ではな
いかというような誤解を招くことがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、水平同期信号を所定の分周
数で逓倍するPLL回路を構成する、VCOと分周手段
の間に位置する可変遅延手段と、赤、緑、青の少なくと
も一つの映像信号のエッジを検出するエッジ検出手段
と、前記可変遅延手段の入力と前記エッジ検出手段の出
力の位相を比較する位相比較手段と、前記位相比較手段
の出力によってカウントアップまたはカウントダウンが
制御されるアップダウンカウンタとを具備し、前記アッ
プダウンカウンタの出力が前記可変遅延手段の遅延時間
の制御端子に接続されており、前記可変遅延手段の遅延
時間が、前記アップダウンカウンタの出力によって制御
されることを特徴とする。
【0007】また、請求項2記載の発明は、水平同期信
号を所定の分周数で逓倍するPLL回路を構成する、V
COと分周手段の間に位置する可変遅延手段と、赤、
緑、青の少なくとも一つの映像信号のエッジを検出する
エッジ検出手段と、前記可変遅延手段の入力と前記エッ
ジ検出手段の出力とを比較する位相比較手段と、前記位
相比較手段の出力に接続されたチャージポンプ回路と、
前記チャージポンプ回路の出力を平滑する第2のローパ
スフィルタとを具備し、前記第2のローパスフィルタの
出力が前記可変遅延手段の遅延時間の制御端子に接続さ
れており、前記可変遅延手段の遅延時間が、前記第2の
ローパスフィルタの出力によって制御されることを特徴
とする。
【0008】また、請求項3記載の発明は、VCOと可
変遅延手段の間に、固定遅延手段を具備し、サンプリン
グクロックを前記固定遅延手段の入力側から取り出すこ
とを特徴とする。
【0009】また、請求項4記載の発明は、位相比較手
段にイネーブル端子を設け、エッジ検出手段の出力が前
記イネーブル端子に接続されることを特徴とする。
【0010】また、請求項5記載の発明は、エッジ検出
手段が、少なくとも積分回路とコンパレータによって構
成されることを特徴とする。
【0011】また、請求項6記載の発明は、請求項1の
アップダウンカウンタのクロックが、垂直同期信号であ
ることを特徴とする。
【0012】また、請求項7記載の発明は、請求項1の
可変遅延手段手段が少なくともゲート素子とマルチプレ
クサにより構成されることを特徴とする。
【0013】また、請求項8記載の発明は、請求項2の
可変遅延手段が少なくとも抵抗器と2つのバリキャップ
により構成されることを特徴とする。
【0014】また、請求項9記載の発明は、請求項4の
位相比較手段が少なくとも2つのDフリップフロップに
より構成され、前記イネーブル端子が前記Dフリップフ
ロップのD入力端子に接続されていることを特徴とす
る。
【0015】
【作用】請求項1〜請求項2記載の発明では、映像信号
のエッジと、可変遅延手段の入力側のクロックを位相比
較し、その出力により可変遅延手段の遅延時間を制御し
て両者を一致させることにより、映像信号のエッジか
ら、回路の遅延による一定時間だけ遅れたクロックを、
PLLのループ内に発生させることができる。
【0016】請求項3記載の発明では、可変遅延手段の
前段に固定遅延手段を設け、この固定遅延手段の入力側
から出力クロックを取り出すことにより、映像信号のエ
ッジより常に一定時間位相の進んだサンプリングクロッ
ク発生させることができる。
【0017】請求項4記載の発明では、位相比較手段に
イネーブル端子を設け、映像信号のエッジが生じる部分
だけでクロックとの位相比較を行う。
【0018】請求項5記載の発明では、映像信号とそれ
を積分した信号とをコンパレータに入力し、映像信号の
変化点を検出することにより、エッジを検出する。
【0019】請求項6記載の発明では、位相比較手段の
出力によりアップカウントまたはダウンカウントが制御
されるカウンタのクロックに、接続されたパソコン等の
垂直同期信号を使う。
【0020】請求項7記載の発明では、ゲート素子の直
列接続によりクロックを遅延させておき、カウンタの出
力に接続されたマルチプレクサにより、遅延させたクロ
ックを選択的に切換えて出力することによって、可変遅
延手段を構成する。
【0021】請求項8記載の発明では、抵抗器とバリキ
ャップにより積分回路を構成し、チャージポンプの出力
によりバリキャップに印加する電圧を制御することによ
り、可変遅延手段を構成する。
【0022】請求項9記載の発明では、少なくとも2つ
のDフリップフロップにより位相比較手段を構成し、D
入力端子をイネーブル端子とすることにより、イネーブ
ル入力が有効な場合のみ、位相比較器が動作する。
【0023】これらのことから、マルチスキャンディス
プレイでドットクロックの周波数が異なる映像信号切換
えて入力しても、常に映像信号のリンギングの影響がな
い点でサンプリングすることが可能となり、ユーザーに
よる煩雑な位相調整を行うことなく、表示装置の画面に
雑音が現われるのを避けることができる。従って表示装
置の性能が良くないのではないかということや、故障で
はないかというような誤解を避けることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
(実施例1)以下、本発明に係るドットクロック再生回
路の実施例を図面に基づいて説明する。
【0025】図1は本発明の第1の実施例を示す、ブロ
ック図である。
【0026】パソコン等の水平同期信号101は、位相
周波数比較回路1に入力され、他方の入力である分周回
路6の出力と、周波数と位相が比較され、差に応じた出
力をローパスフィルタ2を通して平滑化し、VCO3に
入力する。VCO3は、入力電圧にほぼ比例した周波数
の発振信号を出力する。VCO3の出力は、固定遅延回
路4、可変遅延回路5で所定時間遅延した後、分周回路
6に入力され、分周回路6の出力は位相周波数比較回路
1に帰還されることで、ループを構成している。
【0027】固定遅延回路4と可変遅延回路5を除け
ば、上記のループは公知のPLLと同様である。また、
固定遅延回路4と可変遅延回路5が追加されていても、
PLLとしての動作に変わりはない。
【0028】ここで、接続したパソコン内で水平同期信
号を作るためのビデオクロックの分周数、即ち水平方向
の画素数とブランキング期間の画素数の和にあたる、水
平周期の等価的な画素数を逓倍数として分周回路6にセ
ットすることにより、VCO3の出力であるCLKAに
は、パソコンのビデオクロックと同じ周波数のサンプリ
ングクロック107が得られる。
【0029】一方、パソコンの映像信号102は、R、
G、Bの原色信号として合成回路7に入力される。合成
回路では、信号の振幅の変化が最も大きい信号を選択し
て、エッジ検出回路8に入力する。なお、合成回路で
は、R、G、Bを単純に加算するだけでもよいし、R、
G、Bの任意の一色だけをあらかじめ選択しておいても
よい。合成された映像信号は、エッジ検出回路8に入力
される。
【0030】エッジ検出回路8の一例を、図2に示す。
入力信号はバッファアンプ21を通して、コンパレータ
22の+端子に接続される。一方、抵抗23を通して、
コンパレータ22の−端子に接続されている。また−端
子には、コンデンサ24がGNDとの間に接続され、さ
らに抵抗25を通して電源26が接続されている。ここ
で、電源26は、コンパレータ22の入力信号より高い
電圧に設定されているが、簡単にはコンパレータ22の
正の電源に接続しておけばよい。
【0031】これらの回路の動作を、図3に示す。コン
パレータ22の+入力端子には、入力信号と同じ波形が
入力されるが、−端子には、抵抗23とコンデンサ24
により積分された波形が入力される。また、入力信号の
変化のない部分については、電源26と抵抗25により
バイアス電圧が印加されているため、+端子より−端子
の電圧の方がわずかに高くなっている。このようにし
て、入力信号の立ち上がりの部分では、コンパレータ2
2の+端子の電圧が−端子の電圧よりも高くなるため、
図3の下に示したような、入力信号の立ち上がりエッジ
に対応した出力が得られる。
【0032】また、コンパレータ22の+端子と−端子
とを逆にして、電源26を逆の極性にすれば、入力信号
の立ち下がりエッジに対応した出力が得られる。なお、
本回路では、立ち上がりもしくは立ち下がりの片側のエ
ッジしか検出することができないが、接続したパソコン
等によっては、映像信号の特性が立ち上がりと立ち下が
りとで異なる場合があり、立ち上がりエッジを検出した
出力と立ち下がりエッジを検出した出力とで、位相がず
れてしまうことがある。従って、両エッジを検出するよ
りも、本回路のように片エッジを検出する方が本発明に
おいては適している。
【0033】エッジ検出回路8の出力は、遅延回路9と
ゲート回路10に接続されている。遅延回路9の出力
は、位相比較回路11とゲート回路10の他の入力に接
続されている。位相比較回路11の他の入力には、固定
遅延回路4の出力CLKB、104が接続されている。
また、ゲート回路10では、前記2つの入力をORゲー
トで論理和をとり、位相比較回路11を動作させるため
のイネーブル信号106を生成している。
【0034】図4は、位相比較回路11の一例を示す図
である。D−FF31、32、NANDゲート33、N
ORゲート34、35、RS−FF36から構成され
る。D−FF31のクロック端子には、固定遅延回路4
の出力CLKB104が、D−FF32のクロック端子
には、遅延回路9の出力であるエッジ信号105がそれ
ぞれ接続されている。また、ゲート回路10の出力であ
るイネーブル信号106が、D−FF31、32のD入
力端子に接続されている。これらの回路の動作を、タイ
ミングチャート図5で説明する。
【0035】図5の2段目に示すような映像信号が入力
された場合、立ち上がりとともにイネーブル信号106
がHレベルになり、遅延回路9の遅延時間後にエッジ信
号105がHレベルになる。ここで、イネーブル信号1
06がHレベルの時だけ、D−FF31、32はD入力
がHレベルになり、位相比較回路11が動作可能とな
る。
【0036】次にエッジ信号105とCLKB104の
位相と出力の関係について説明する。まず、図5のaの
場合、エッジ信号105が先に立ち上がり、CLKB1
04は遅れて立ち上がっているため、RS−FFのS入
力だけにHレベルの信号が入力され、出力QはHレベル
になる。次にbの場合、両者が同時に立ち上がっている
ため、S入力、R入力ともに、Lレベルのままである。
cの場合、CLKB104がエッジ信号105より先に
立ち上がっているため、R出力がHレベルになり、出力
QはLレベルに変化する。
【0037】位相比較回路11の出力は、アップダウン
カウンタ12に接続されており、Hレベルが入力された
場合には、カウントアップし、Lレベルが入力された場
合には、カウントダウンする。なお、カウントのための
クロックには、接続されたパソコンの垂直同期信号10
9が接続されている。このクロックは、ループの応答時
間より十分に遅ければどのような信号であってもよい
が、垂直同期信号を使うことにより、わざわざ専用のク
ロックを発生させる回路は不要となる。アップダウンカ
ウンタ12の出力は、可変遅延回路5の制御端子に入力
されている。
【0038】図6は、可変遅延回路5の一例を示す図で
ある。ゲート素子41が直列に接続されており、各ゲー
ト素子の出力はマルチプレクサ42により切換えて、C
LKC108として出力する。マルチプレクサ42は、
アップダウンカウンタ12の出力103の値により切換
えられる構成となっており、出力103の値が大きくな
ると、マルチプレクサ42が図の右側、即ち遅延時間が
長くなる方へ切換えられ、逆に出力103の値が小さく
なると、マルチプレクサ42は遅延時間が短くなる方へ
切換えられる。なお、このような構成による可変遅延回
路は、ゲートアレイ等によるLSI化が容易であるとい
う特徴がある。
【0039】以上のような構成により、CLKB104
と映像信号の立ち上がりであるエッジ信号105の比較
を行いエッジ信号105の方が進んでいる場合には、ア
ップダウンカウンタ12がカウントアップし、可変遅延
回路5の遅延時間が長くなる。ここで、分周回路6は、
可変遅延回路5の出力CLKC108をクロックとして
動作しているので、遅延時間は内部の素子の伝搬遅延時
間で決まる一定値となるため、ここでは無視して考え
る。位相周波数比較回路1では、分周回路6の出力と水
平同期信号101の位相を比較し、一定になるようにV
CO3を制御しているので、可変遅延回路5の出力CL
KC108の立ち上がりと、水平同期信号101の立ち
上がりの位相は常に一致している。従って、可変遅延回
路5の遅延時間が長くなると、CLKB104の位相が
進むことになる。
【0040】また逆に、エッジ信号105よりCLKB
104の位相が進んでいる場合には、上述と逆の動作に
より、CLKB104の位相が遅れることになる。この
ようにして、CLKB104の位相は、映像信号の立ち
上がりのエッジ信号105の立ち上がり位相に最も近い
位相で、ゲート素子41の1素子の遅延時間の幅で進み
遅れを繰り返すロック状態になる。このような状態でホ
ールド信号110を与えてアップダウンカウンタ12の
動作を停止すれば、CLKB104の位相は、映像信号
の立ち上がりのエッジ信号105の立ち上がりと、ゲー
ト素子41の1素子の遅延時間内の位相にロックされる
ことになる。
【0041】全体の動作のタイミングチャートを、図7
に示す。ロックした状態では、前述のようにCLKB1
04とエッジ信号105の位相が、ゲート素子41の1
素子の遅延時間以内の状態になる。固定遅延回路4は、
一定時間Tの遅延回路であるから、サンプリングクロッ
ク107(CLKA)は、CLKB104よりTだけ進
んだ位相になる。ここで、映像信号102からエッジ信
号105までの遅延時間は、合成回路7、エッジ検出回
路8、遅延回路9の伝搬遅延時間で決まる一定値である
から、それよりもやや長めの時間をTとして、あらかじ
め固定遅延回路4の遅延時間を決めておけば、サンプリ
ングクロック107の立ち上がりの位相は、図7に示す
ように、映像信号102の変化点よりやや前の位置でロ
ックすることになる。従って、マトリクス表示素子やメ
モリに書込んで信号処理を行うために、例えばA/D変
換するのであれば、前述のようにして得られたサンプリ
ングクロックを用いれば、出力回路や接続ケーブルの特
性によって、映像信号102の変化点に過渡的なリンギ
ングなどが生じていても、比較的安定したところでサン
プリングすることができるため、自動的に、画面に雑音
等が現われるのを避ける事ができる。なお、サンプリン
グクロックが与えられる信号処理回路でクロックの遅延
が生じるような場合は、その遅延時間を固定遅延回路4
にあらかじめ加えておくことにより、問題なく処理する
ことができる。また、マルチスキャンのように映像信号
のビデオクロック周波数が異なる信号を切換えて入力し
た場合でも、サンプリングクロック107とエッジ信号
105の間の時間Tは一定であるため、再調整の必要が
ない。
【0042】(実施例2)本発明に係る第2の実施の形
態を図面に基づいて説明する。
【0043】図8は本発明の第2の実施例を示す、ブロ
ックダイアグラムである。図1と同じ機能の部分は、同
じ符号で示している。
【0044】パソコン等の水平同期信号101は、位相
周波数比較回路1に入力され、他方の入力である分周回
路6の出力と、周波数と位相が比較され、差に応じた出
力をローパスフィルタ2を通して平滑化し、VCO3に
入力する。VCO3は、入力電圧にほぼ比例した周波数
の発振信号を出力する。VCO3の出力は、固定遅延回
路4、可変遅延回路51で所定時間遅延した後、分周回
路6に入力され、分周回路6の出力は位相周波数比較回
路1に帰還されることで、ループを構成している。
【0045】固定遅延回路4と可変遅延回路51を除け
ば、上記のループは公知のPLLと同様である。また、
固定遅延回路4と可変遅延回路51が追加されていて
も、PLLとしての動作に変わりはない。
【0046】ここで、接続したパソコン内で水平同期信
号を作るためのビデオクロックの分周数、即ち水平方向
の画素数とブランキング期間の画素数の和にあたる、水
平周期の等価的な画素数を逓倍数として分周回路6にセ
ットすることにより、VCO3の出力であるCLKAに
は、パソコンのビデオクロックと同じ周波数のサンプリ
ングクロック107が得られる。
【0047】一方、パソコンの映像信号102は、R、
G、Bの原色信号として合成回路7に入力される。合成
回路では、信号の振幅の変化が最も大きい信号を選択し
て、エッジ検出回路8に入力する。なお、合成回路で
は、R、G、Bを単純に加算するだけでもよいし、R、
G、Bの任意の一色だけをあらかじめ選択しておいても
よい。合成された映像信号は、エッジ検出回路8に入力
される。
【0048】エッジ検出回路8の一例を、図2に示す。
入力信号はバッファアンプ21を通して、コンパレータ
22の+端子に接続される。一方、抵抗23を通して、
コンパレータ22の−端子に接続されている。また−端
子には、コンデンサ24がGNDとの間に、さらに抵抗
25を通して電源26が接続されている。ここで、電源
26は、コンパレータ22の入力信号より高い電圧に設
定されているが、簡単にはコンパレータ22の正の電源
に接続しておけばよい。
【0049】これらの回路の動作を、図3に示す。コン
パレータ22の+入力端子には、入力信号と同じ波形が
入力されるが、−端子には、抵抗23とコンデンサ24
により積分された波形が入力される。また、入力信号の
変化のない部分については、電源26と抵抗25により
バイアス電圧が印加されているため、+端子より−端子
の電圧の方がわずかに高くなっている。このようにし
て、入力信号の立ち上がりの部分では、コンパレータ2
2の+端子の電圧が−端子の電圧よりも高くなるため、
図3の下に示したような、入力信号のエッジの立ち上が
りに対応した出力が得られる。
【0050】また、コンパレータ22の+端子と−端子
とを逆にして、電源26を逆の極性にすれば、入力信号
の立ち下がりエッジに対応した出力が得られる。なお、
本回路では、立ち上がりもしくは立ち下がりの片側のエ
ッジしか検出することができないが、接続したパソコン
等によっては、映像信号の特性が立ち上がりと立ち下が
りとで異なる場合があり、立ち上がりエッジを検出した
出力と立ち下がりエッジを検出した出力とで、位相がず
れてしまうことがある。従って、両エッジを検出するよ
りも、本回路のように片エッジを検出する方が本発明に
おいては適している。
【0051】エッジ検出回路8の出力は、遅延回路9と
ゲート回路10に接続されている。遅延回路9の出力
は、位相比較回路11とゲート回路10の他の入力に接
続されている。位相比較回路11の他の入力には、固定
遅延回路4の出力CLKB、104が接続されている。
また、ゲート回路10では、前記2つの入力をORゲー
トで論理和をとり、位相比較回路11を動作させるため
のイネーブル信号106を生成している。
【0052】図9は、位相比較回路52の一例を示す図
である。D−FF31、32、NANDゲート33、N
ORゲート34、35から構成される。D−FF31の
クロック端子には、固定遅延回路4の出力CLKB10
4が、D−FF32のクロック端子には、遅延回路9の
出力であるエッジ信号105がそれぞれ接続されてい
る。また、ゲート回路10の出力、イネーブル信号10
6が、D−FF31、32のD入力端子に接続されてい
る。これらの回路の動作を、タイミングチャート図10
で説明する。
【0053】図10の2段目に示すような映像信号が入
力された場合、立ち上がりとともにイネーブル信号10
6がHレベルになり、遅延回路9の遅延時間後にエッジ
信号105がHレベルになる。ここで、イネーブル信号
106がHレベルの時だけ、D−FF31、32はD入
力がHレベルになり、位相比較回路11が動作可能とな
る。
【0054】次にエッジ信号105とCLKB104の
位相と出力の関係について説明する。まず、図10のa
の場合、エッジ信号105が先に立ち上がり、CLKB
104は遅れて立ち上がっているため、NORゲート3
5の出力である、D112だけにHレベルの信号が出力
される。次にbの場合、両者が同時に立ち上がっている
ため、D112と、NORゲート34の出力であるU1
11がともにLレベルのままである。cの場合、CLK
B104がエッジ信号105より先に立ち上がっている
ため、U111がHレベルになる。
【0055】位相比較回路52の出力は、チャージポン
プ53に接続されている。
【0056】チャージポンプ53の一例を、図11に示
す。入力U111はインバータ61を介して、Pチャン
ネルFET62のゲートに接続されており、入力D11
2はNチャンネルFET63のゲートに接続されてい
る。ここで、U111がLレベルのときにD112にH
レベルの信号が入力されると、NチャンネルFET63
がONして、出力113はGND電位になるとともに、
外部から電流を引き込もうとする。逆に、D112がL
レベルのとき、U111にHレベルの信号が入力される
と、PチャンネルFET62がONして、出力113は
VCCの電位となるとともに、外部に電流を流し出そう
とする。また、U、DともにLレベルのときは、P、N
チャンネル両方のFETがOFFし、出力113はハイ
インピーダンス状態となる。
【0057】チャージポンプ53の出力64はLPF5
4を通して、可変遅延回路51の制御端子に入力されて
いる。
【0058】図12は、可変遅延回路51の一例を示す
図である。固定遅延回路4の出力CLKB104はバッ
ファ65に入力され、抵抗67を通りバッファ71を介
して出力される。一方、LPF54の出力114は、抵
抗70を介して、バリキャップ68、69のカソードに
接続されている。また、バリキャップ68のアノード
は、抵抗67とバッファ71の入力の接続点に接続さ
れ、バリキャップ69のアノードは、GNDに接続され
ている。このような構成により、LPFの出力114の
電位が高くなると、バリキャップ68、69の静電容量
が小さくなるので、この容量と抵抗67で決まる時定数
が短くなり、CLKB104からCLKC108の間の
遅延時間は短くなり、逆にLPFの出力114の電位が
低くなると、バリキャップ68、69の静電容量が大き
くなり、時定数が長くなって、遅延時間が長くなる。こ
のようにして、遅延時間の制御ができる。
【0059】以上のような構成により、CLKB104
と映像信号の立ち上がりであるエッジ信号105の比較
を行い、エッジ信号105の方が進んでいる場合には、
LPF113の出力が低くなり、可変遅延回路51の遅
延時間が長くなる。ここで、分周回路6は、可変遅延回
路51の出力CLKC108をクロックとして動作して
いるので、遅延時間は内部の素子の伝搬遅延時間で決ま
る一定値のため、ここでは無視して考える。位相周波数
比較回路1では、分周回路6の出力と水平同期信号1の
位相を比較し、一定になるようにVCO3を制御してい
るので、可変遅延回路51の出力CLKC108の立ち
上がりと、水平同期信号101の立ち上がりの位相は常
に一致している。従って、可変遅延回路51の遅延時間
が長くなると、CLKB104の位相が進む。
【0060】また逆に、エッジ信号105よりCLKB
104の位相が進んでいる場合には、上述と逆の動作に
より、CLKB104の位相が遅れることになる。この
ようにして、CLKB104の位相は、映像信号の立ち
上がりのエッジ信号105の位相と同じ位相でロックす
ることになる。
【0061】全体の動作のタイミングチャートを、図7
に示す。ロックした状態では、前述のようにCLKB1
04とエッジ信号105の位相が合った状態になる。固
定遅延回路4は、一定時間Tの遅延回路であるから、サ
ンプリングクロック107(CLKA)は、CLKB1
04よりTだけ進んだ位相になる。ここで、映像信号1
02からエッジ信号105までの遅延時間は、合成回路
7、エッジ検出回路8、遅延回路9の伝搬遅延時間で決
まる一定値であるから、それよりもやや長めの時間をT
として、あらかじめ固定遅延回路4の遅延時間を決めて
おけば、サンプリングクロック107の立ち上がりの位
相は、図7に示すように、映像信号102の変化点より
やや前の位置でロックすることになる。従って、マトリ
クス表示素子やメモリに書込んで信号処理を行うため
に、例えばA/D変換するのであれば、前述のようにし
て得られたサンプリングクロックを用いれば、出力回路
や接続ケーブルの特性によって、映像信号102の変化
点に過渡的なリンギングなどが生じていても、比較的安
定したところでサンプリングすることができるため、自
動的に、画面に雑音等が現われるのを避ける事ができ
る。なお、サンプリングクロックが与えられる信号処理
回路でクロックの遅延が生じるような場合は、その遅延
時間を固定遅延回路4にあらかじめ加えておくことによ
り、問題なく処理することができる。また、マルチスキ
ャンのように映像信号のビデオクロック周波数が異なる
信号を切換えて入力した場合でも、サンプリングクロッ
ク107とエッジ信号105の間の時間Tは一定である
ため、再調整の必要がない。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
水平同期信号を所定の分周数で逓倍するPLL回路を構
成するVCOと分周器の間に可変遅延手段を設け、さら
に映像信号のエッジを検出するエッジ検出手段と、可変
遅延手段の入力とエッジ検出手段の出力とを比較する位
相比較手段を設けて、両者の位相差によってアップダウ
ンカウンタを制御し、その出力によって可変遅延手段の
遅延時間を制御するので、PLLのループ内に映像信号
のエッジと一定の時間差にあるクロックを発生させるこ
とができる。
【0063】さらに、可変遅延手段の前段に固定遅延手
段を設けたことにより、映像信号のエッジより常に一定
時間位相の進んだサンプリングクロックを得ることがで
きるので、映像信号にリンギング等が生じていても、常
に安定した位置でサンプリングすることが可能となり、
表示装置の画面に雑音等が現われるのを防ぐことができ
る。さらに、入力映像信号のビデオクロックの周波数が
変わっても、サンプリングの位相の進み時間は一定なの
で、マルチスキャンディスプレイにおいても再調整を必
要としない。
【0064】また、位相比較手段にイネーブル端子を設
け、エッジ検出手段の出力により制御するようにしたの
で、映像信号から確実にエッジが検出された場合でのみ
位相比較が行われるので、ノイズ等による誤動作を避け
ることができる。
【0065】また、エッジ検出手段を積分回路とコンパ
レータで構成し、コンパレータの片側の入力にのみ積分
回路を設けたので、映像信号の立ち上がり、または立ち
下がりのみのエッジを検出することができ、パソコン等
の映像信号の立ち上がりと立ち下がりの特性が揃ってい
なくても、エッジ検出出力の位相のばらつきを避ける事
ができる。
【0066】また、アップダウンカウンタのクロックに
垂直同期信号を使用したので、クロック用に専用の回路
を設けることが不要となる。
【0067】また、可変遅延素子をゲート素子とマルチ
プレクサで構成したので、LSI化が容易になる。
【0068】また、他の可変遅延素子を抵抗器とバリキ
ャップで構成したので、遅延時間が連続的に可変とな
る。
【0069】以上のようなことから、ユーザーによる煩
雑な調整を省略することができ、利便性が良くなるだけ
でなく、表示装置の性能が良くないということや、故障
であるのではないかというような、誤解を与えるのを避
けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態をを示すブロック図
である。
【図2】本発明のエッジ検出回路の一例を示す図であ
る。
【図3】本発明のエッジ検出回路の動作を示す図であ
る。
【図4】本発明の第一の実施の形態の位相比較回路の一
例を示す図である。
【図5】本発明の第一の実施の形態の位相比較回路の動
作を示すタイミングチャートである。
【図6】本発明の第一の実施の形態の可変遅延回路の一
例を示す図である。
【図7】本実施例の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図8】本発明の第二の実施の形態を示す図である。
【図9】本発明の第二の実施の形態の位相比較回路の一
例を示す図である。
【図10】本発明の第二の実施の形態の位相比較回路の
動作を示すタイミングチャートである。
【図11】本発明の第二の実施の形態のチャージポンプ
の一例を示す図である。
【図12】本発明の第二の実施の形態の可変遅延回路の
一例を示す図である。
【符号の説明】
1 位相周波数比較回路 2 ローパスフィルタ 3 VCO 4 固定遅延回路 5 可変遅延回路 6 分周回路 7 合成回路 8 エッジ検出回路 9 遅延回路 10 ゲート回路 11 位相比較回路 12 アップダウンカウンタ 21 バッファアンプ 22 コンパレータ 23、25 抵抗 24 コンデンサ 26 電源 31、32 D−FF 33 NANDゲート 34、35 NORゲート 36 RS−FF 41 ゲート素子 42 マルチプレクサ 51 可変遅延素子 52 位相比較回路 53 チャージポンプ 54 ローパスフィルタ 61 インバータ 62 PチャンネルFET 63 NチャンネルFET 65、71 バッファ 67、70 抵抗 68、69 バリキャップ 101 水平同期信号 102 映像信号 103 アップダウンカウンタの出力 104 CLKB 105 エッジ信号 106 イネーブル信号 107 サンプリングクロック 108 CLKC 109 垂直同期信号 110 ホールド信号 111 U 112 D 113 チャージポンプの出力 114 ローパスフィルタの出力

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも位相周波数比較手段と、ロー
    パスフィルタと、VCOと、分周手段から構成し、水平
    同期信号を所定の分周数で逓倍するPLL回路からなる
    ドットクロック再生回路において、前記PLL回路を構
    成する前記VCOと前記分周手段の間に位置する可変遅
    延手段と、赤、緑、青の少なくとも一つの映像信号のエ
    ッジを検出するエッジ検出手段と、前記可変遅延手段の
    入力と前記エッジ検出手段の出力の位相を比較する位相
    比較手段と、前記位相比較手段の出力によってカウント
    アップまたはカウントダウンが制御されるアップダウン
    カウンタとを具備し、前記アップダウンカウンタの出力
    が前記可変遅延手段の遅延時間の制御端子に接続されて
    おり、前記可変遅延手段の遅延時間が、前記アップダウ
    ンカウンタの出力によって制御されることを特徴とす
    る、ドットクロック再生回路。
  2. 【請求項2】 少なくとも位相周波数比較手段と、第1
    のローパスフィルタと、VCOと、分周手段から構成
    し、水平同期信号を所定の分周数で逓倍するPLL回路
    からなるドットクロック再生回路において、前記PLL
    回路を構成する前記VCOと前記分周手段の間に位置す
    る可変遅延手段と、赤、緑、青の少なくとも一つの映像
    信号のエッジを検出するエッジ検出手段と、前記可変遅
    延手段の入力と前記エッジ検出手段の出力とを比較する
    位相比較手段と、前記位相比較手段の出力に接続された
    チャージポンプ回路と、前記チャージポンプ回路の出力
    を平滑する第2のローパスフィルタとを具備し、前記第
    2のローパスフィルタの出力が前記可変遅延手段の遅延
    時間の制御端子に接続されており、前記可変遅延手段の
    遅延時間が、前記第2のローパスフィルタの出力によっ
    て制御されることを特徴とする、ドットクロック再生回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項1、及び請求項2において、前記
    VCOと前記可変遅延手段の間に、固定遅延手段を具備
    し、前記固定遅延手段の入力側から出力クロックを取り
    出すことを特徴とする、ドットクロック再生回路。
  4. 【請求項4】 請求項1、及び請求項2において、前記
    位相比較手段にイネーブル端子を設け、前記エッジ検出
    手段の出力が前記イネーブル端子に接続されていること
    を特徴とする、ドットクロック再生回路。
  5. 【請求項5】 請求項1、及び請求項2において、前記
    エッジ検出手段が、少なくとも積分回路とコンパレータ
    によって構成され、前記コンパレータの片方の入力端子
    には入力信号が直接接続され、前記コンパレータの他方
    の入力端子には前記積分回路を介して前記入力信号が接
    続されることを特徴とする、ドットクロック再生回路。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記アップダウンカ
    ウンタのクロックが、垂直同期信号であることを特徴と
    する、ドットクロック再生回路。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記可変遅延手段手
    段が少なくとも複数のゲート素子と、マルチプレクサに
    より構成されることを特徴とする、ドットクロック再生
    回路。
  8. 【請求項8】 請求項2において、前記可変遅延手段が
    少なくとも抵抗器と2つのバリキャップにより構成され
    ることを特徴とする、ドットクロック再生回路。
  9. 【請求項9】 請求項4において、前記位相比較手段が
    少なくとも2つのDフリップフロップにより構成され、
    前記イネーブル端子が前記DフリップフロップのD入力
    端子に接続されていることを特徴とする、ドットクロッ
    ク再生回路。
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