JPH096199A - クリ−ニング装置 - Google Patents

クリ−ニング装置

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JPH096199A
JPH096199A JP15031795A JP15031795A JPH096199A JP H096199 A JPH096199 A JP H096199A JP 15031795 A JP15031795 A JP 15031795A JP 15031795 A JP15031795 A JP 15031795A JP H096199 A JPH096199 A JP H096199A
Authority
JP
Japan
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seal member
base material
cleaning device
sealing member
aluminum
Prior art date
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Pending
Application number
JP15031795A
Other languages
English (en)
Inventor
Masazumi Yabaneta
正純 矢羽田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH096199A publication Critical patent/JPH096199A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 極めて簡単にシ−ル部材の波打ちを防止して
感光体との接触性を維持し、トナ−こぼれの生ずること
のないクリ−ニング装置を提供するものである。また、
本願発明の他の目的は、感光体上に残留する静電潜像の
電荷を除去することのできるクリ−ニング装置を提供す
るものである。 【構成】像担持体の被クリ−ニング表面に当接し、掻き
落された残留トナ−を捕捉案内するシ−ル部材を有する
クリ−ニング装置において、前記シ−ル部材の基材に金
属を蒸着させたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタなど
の画像形成装置に用いるクリ−ニング装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、走行する像担持体としての感光体
に形成されたトナ−による可視像を転写材に転写した
後、感光体表面に残る残留トナ−を次の画像形成工程開
始前に除去しておくためにクリ−ニング装置を用いるこ
とは、良質のコピ−を得るための必須の条件である。従
って、このために用いられるクリ−ニング装置には種種
のものが提案されている。
【0003】例えば、図1に略示するようなクリ−ニン
グブレ−ドを利用するものが広く実用されている。これ
について簡単に説明すると、図1において矢印A方向に
回転する被クリ−ニング面を有する円筒状の感光体1の
周辺に配された不図示の帯電手段、露光手段、現像手
段、転写手段などの可視像形成工程、この可視像を転写
材に転写する工程を経た後、転写部位において転写に寄
与しないで感光体1に残った残留トナ−6は、ついでク
リ−ニングブレ−ド3を有するクリ−ニング装置2に至
ることになる。
【0004】クリ−ニング装置2は、ウレタンゴムなど
の弾性材からなるクリ−ニングブレ−ド3を備えていて
残留トナ−6を感光体表面から掻き落す。掻き落された
トナ−は、クリ−ニング装置2にありブレ−ド3よりも
上流側に配されているシ−ル部材4によって案内されて
クリ−ニング装置内の搬送スクリュ−5に導かれ、該搬
送スクリュ−5によって図示しないトナ−回収タンクに
搬送されて蓄積する。
【0005】このようなクリ−ニングブレ−ド3と、こ
れと協動するシ−ル部材4を備えてなるクリ−ニング装
置2は構造が簡単で、特に掻き落した廃トナ−を感光体
1に当接したシ−ル部材4によって補集するので、トナ
−が画像形成装置内に飛散する恐れが少ないので好適で
あるが、このシ−ル部材4を長期にわたって安定的に作
用させることは必ずしも容易ではなかった。
【0006】すなわち、一般にシ−ル部材4はポリエチ
レンフィルムからなっており、これをクリ−ニング装置
2の一部に粘着して感光体1に圧接している。そして、
シ−ル部材4はその端縁がつねに感光体表面に当接して
いなければならないので、そのため自由端縁は真直性を
維持しなければならない。ところが周囲の温度、湿度な
どの環境の変化に影響されるなど常に真直な端縁を維持
するためにはシ−ル部材4の厚みをある程度の厚さにす
る必要がある。
【0007】しかしながらシ−ル部材4をこのように厚
くすると、その剛性によって元来強度の小さい感光体表
面の導電層を損傷する恐れがあり、逆に厚みを薄くする
とシ−ル部材4の感光体表面に当接する端部が、温湿度
の変化によって波打ち状に変化して感光体1との接触性
を悪化させトナ−こぼれを生ずる恐れがある。
【0008】上記問題を解決するために、従来では、特
開昭59−212871号に開示されているように、シ
−ル部材に張力を与えながら貼付る方法や、特開昭59
−212870号に開示されているように、シ−ル部材
にあらかじめ張力を与えておいて貼付る方法を用いるク
リ−ニング装置が存在する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のクリ−ニング装置においては、シ−ル部材
に張力を与えた状態で貼り付けを行なうことは高度な技
術を必要とするため、特別な技術が要求されるという問
題がある。また、シ−ル部材を交換する必要が生じたよ
うな場合には対応することができないという問題が生じ
る。
【0010】そこで、本発明の目的は、上記のような従
来のクリ−ニング装置のもつ問題を解消し、極めて簡単
にシ−ル部材の波打ちを防止して感光体との接触性を維
持し、トナ−こぼれの生ずることのないクリ−ニング装
置を提供することにある。さらには、本願発明の他の目
的は、感光体上に残留する静電潜像の電荷を除去するこ
とのできるクリ−ニング装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記の目的
を達成するために、請求項1の発明は、像担持体の被ク
リ−ニング表面に当接し、掻き落された残留トナ−を捕
捉案内するシ−ル部材を有するクリ−ニング装置におい
て、前記シ−ル部材の基材に金属を蒸着させたことを特
徴とするものである。また、請求項2の発明は、請求項
1に記載の発明において、前記シ−ル部材を接地したこ
とを特徴とするものである。また、請求項3の発明は、
請求項1に記載の発明において、前記シ−ル部材に交番
電圧を印加したことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】前記のような本発明において、請求項1の発明
は、シ−ル部材の基材に金属を蒸着させたものを像担持
体表面に当接させるようにする。請求項2の発明は、請
求項1に記載のシ−ル部材を接地させるようにする。請
求項3の発明は、請求項1に記載のシ−ル部材に交番電
圧を印加するようにする。
【0013】
【実施例】図1、2に示すこの発明の実施例において、
前記従来と同様の部分については同一の符号を引用して
説明を省略し、主として異なる部分について説明する。
【0014】この発明の実施例は図2に示すようであっ
て、ウレタンゴム、シリコンゴム、あるいは適度の弾性
を備えた材料で形成された基材を有するシ−ル部材4で
あって、その表面にはアルミニウム等の金属が蒸着され
ているものである。アルミニウム等の金属層は基材の厚
さにたいして充分に薄く、例えば、基板の厚さ0.2ミ
リにたいして、金属の厚さは2〜6マイクロ程度であ
り、その比は基材にたいして約1万分の1〜3程度に設
定されることが望ましい。
【0015】本実施例では、シ−ル部材の4の基材とし
てポリウレタンの厚さ0.2ミリのものを用い、金属層
としてアルミニウムを3マイクロの厚さで蒸着させたも
のを使用した。また、他の実施例としてシ−ル部材の4
の基材としてPETフィルムの厚さ0.05ミリのもの
を用い、金属層としてのアルミニウムを2マイクロの厚
さで蒸着させたものを使用した。なお、アルミニウムを
基材に蒸着させる方法としては、真空蒸着方法を用い
た。
【0016】この実施例において、シ−ル部材4の基材
の表面が金属層によって覆われているため、金属の剛性
により、感光体との接触の際に発生する波打ちを効果的
に防止することができた。さらには、シ−ル部材4の表
面が導電性である金属で覆われているため、転写後の感
光体表面に残っている静電潜像の電荷をシ−ル部材4の
金属層の導電性によって感光体外へ逃がすことができ、
次回の作像プロセスに与える悪影響を防止することがで
きた。
【0017】図2は、本発明の他の実施例を示すもので
あり、シ−ル部材4は接地されるように設けられてい
る。この実施例によれば、前述した感光体上からシ−ル
部材4へ逃した電荷を、さらに外部へ逃すことができる
ため、シ−ル部材4による感光体上の静電潜像の電荷除
去効率を低下させることがなく、シ−ル部材4による効
率のよい電荷除去機能を維持することができる。
【0018】また、図3に示すように、シ−ル部材4に
交流電圧を印加することにより、前述したシ−ル部材4
による電荷除去効率をさらに上昇させることができる。
なお、印加する交流電圧は300マイクロA程度のもの
を使用した。
【0019】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、請求項
1の発明は、像担持体の被クリ−ニング表面に当接し、
掻き落された残留トナ−を捕捉案内するシ−ル部材を有
するクリ−ニング装置において、前記シ−ル部材の基材
に金属を蒸着させたので、像担持体との接触の際に発生
する波打ちを効果的に防止することができた。さらに
は、転写後の像担持体表面に残っている静電潜像の電荷
を像担持体外へ逃がすことができ、次回の作像プロセス
に与える悪影響を防止することができる。また、請求項
2の発明は、請求項1に記載の発明において、前記シ−
ル部材を接地したので、前述した像担持体上からシ−ル
部材へ逃した電荷を、さらに外部へ逃すことができるた
め、シ−ル部材の電荷除去機能を維持することができ
る。請求項3の発明は、請求項1に記載の発明におい
て、前記シ−ル部材に交番電圧を印加したので、シ−ル
部材による電荷除去効率をさらに上昇させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の概略断面図である。
【図2】この発明の実施例の要部概略断面図である。
【図3】この発明の実施例の要部概略断面図である。
【符号の説明】
1 像担持体(感光体ドラム) 2 クリ−ニング装置 3 クリ−ニングブレ−ド 4 シ−ル部材 5 搬送スクリュ− 6 残トナ−

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体の被クリ−ニング表面に当接
    し、掻き落された残留トナ−を捕捉案内するシ−ル部材
    を有するクリ−ニング装置において、前記シ−ル部材の
    基材に金属を蒸着させたことを特徴とするクリ−ニング
    装置。
  2. 【請求項2】 前記シ−ル部材を接地することを特徴と
    する請求項1記載のクリ−ニング装置。
  3. 【請求項3】 前記シ−ル部材に交番電圧を印加したこ
    とを特徴としている請求項1記載のクリ−ニング装置。
JP15031795A 1995-06-16 1995-06-16 クリ−ニング装置 Pending JPH096199A (ja)

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JP15031795A JPH096199A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 クリ−ニング装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002156879A (ja) * 2000-11-22 2002-05-31 Konica Corp クリーニング装置、画像形成方法、及び画像形成装置
JP2015161831A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2017138360A (ja) * 2016-02-01 2017-08-10 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2015161831A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
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