JPH0961726A - 双眼鏡 - Google Patents

双眼鏡

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Publication number
JPH0961726A
JPH0961726A JP7219929A JP21992995A JPH0961726A JP H0961726 A JPH0961726 A JP H0961726A JP 7219929 A JP7219929 A JP 7219929A JP 21992995 A JP21992995 A JP 21992995A JP H0961726 A JPH0961726 A JP H0961726A
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JP
Japan
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lens
binoculars
prism
eyepiece
objective lens
Prior art date
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Pending
Application number
JP7219929A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Nishitani
清 西谷
Yasumasa Sugihara
康正 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to US08/704,164 priority patent/US5729384A/en
Publication of JPH0961726A publication Critical patent/JPH0961726A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/16Housings; Caps; Mountings; Supports, e.g. with counterweight
    • G02B23/18Housings; Caps; Mountings; Supports, e.g. with counterweight for binocular arrangements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 眼幅収納状態と開状態で体積及び形状が変化
するような横スライド式双眼鏡、または眼幅調整機構を
持たない固定式双眼鏡において、双眼鏡全体を薄型化し
ながら、光学性能を高度に維持し、且つコストダウンを
図り得る構成を提供する。 【解決手段】 接眼レンズ群G1、G2、G3、G4の内、
光束が絞られる位置に配置されるレンズG1を径の小さ
い円形レンズとし、接眼枠17に一体的に形成される一
対の弓形状部材からなるカシメ部171により、レンズ
1の左右側部を保持する。同様に、対物レンズ群の
内、光束が絞られる位置に配置されるレンズも径の小さ
い円形レンズとし、このレンズを保持するためのカシメ
部も、対物レンズ枠に一体的に形成され、そのレンズの
左右側部を保持する一対の弓形状部材からなるものとす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学性能を高度に
維持するものでありながら、薄型で携帯性に優れた小型
双眼鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の双眼鏡としては、左右鏡筒の間に
回転軸を設け、その軸の中心として該鏡筒を一定角度範
囲、回転移動させる、つまり左右鏡筒を回転軸回りに二
つ折り状に屈曲させることにより観察者の眼幅に調整す
る二つ折り式のものや、箱体内に左右鏡筒を配設し、該
箱体の中で左右鏡筒を横方向にスライドさせて眼幅に合
わせる水平移動式のもの等が代表的に挙げられる。
【0003】前者の二つ折り式双眼鏡の場合、コンパク
トな形状の製品が多数実用化されているものの、このタ
イプの双眼鏡では、眼幅調整を行う際、左右鏡筒が回転
軸を中心にして角度変位するのに伴って、左右鏡筒それ
ぞれによる視野枠が逆方向に回転するものであるため、
円形レンズしか使用することができず、したがって小型
化、特に薄型設計に関しては限界があった。
【0004】一方、後者の水平移動式双眼鏡の場合、視
野形状を円形以外の形としても上記のような支障は生じ
ない。そこで、本出願人は特願平7−26558号、及
び特願平7−26559号において、左右鏡筒それぞれ
に収容される光学系の上下方向を左右方向より短くする
ことにより、双眼鏡全体を薄型にできる構成を開示し
た。この場合、光学系を構成するレンズは全て、円形レ
ンズの上下部分を直線的にカットした、いわゆる小判型
レンズを使用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、薄型設
計を実現するため小判型レンズや矩形レンズを用いた水
平移動式双眼鏡では、レンズ研磨時の歩留まりが悪いた
め製作コストが割高になるという問題点があった。ま
た、レンズを保持枠に組み付けるときレンズが偏芯し易
く、光学性能が十分維持できないという問題点があっ
た。
【0006】本発明は、このような従来の水平移動式双
眼鏡の薄型化等に伴う問題点に鑑みてなされたもので、
左右鏡筒それぞれに収容される光学系において光束が絞
られる位置に配置されるレンズを円形とすることによ
り、諸種の先行技術例と比較してより一層の薄型化、堅
牢化及びデザイン性の向上を実現しながら、光学性能を
高度に維持し、且つコストダウンを図り得る、水平移動
式の双眼鏡及び眼幅調整機構を持たない固定式の双眼鏡
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、2つの鏡筒を有する本体を薄型にする
ため、前記鏡筒にそれぞれ収容される光学系の上下方向
を左右方向より短くした双眼鏡において、前記光学系を
通過する光束が絞られる位置に配置されるレンズを円形
としている。
【0008】このように円形レンズを使用することによ
り、例えば小判型のレンズを用いるときより、レンズ研
磨時の歩留まりが良くなるとともに、レンズ組み付け時
の偏芯が防止できる。しかも、円形レンズは光束が絞ら
れる位置に配置されるものなので、その径を小さくでき
る。
【0009】また、上記構成において、円形のレンズを
保持する保持枠は、それらのレンズの左右側部を保持す
る一対の弓形状部材から成っていることが望ましい。
【0010】この場合、円形レンズの上下側部を超えて
保持枠が上下にはみ出すことがない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る双眼鏡の実施
形態を図面を参照しながら説明する。図1は本実施形態
に係る双眼鏡の外観を示しており、同図(A)は眼幅収納
状態を、(B)は図1の矢印A方向に左カバー3を引き出
して眼幅を広げた状態を、(C)はそれを接眼側から見た
ところをそれぞれ示している。図2は同双眼鏡の構成部
品を分解して示し、図3は固定ボディ4とガイド軸9を
裏面側から見たところを示し、図4は図1に示す組立状
態から右カバー2と左カバー3を取り外して示し、図5
は図4の一部分解状態からさらに上台板6を外して内部
のピント調整機構を示している。なお、この双眼鏡は左
右鏡筒で同一機能部品が多いため、左鏡筒の構成部品の
内、右鏡筒と対応するものには、同じ符号に’を付して
いる。
【0012】まず、双眼鏡全体の内部構成を詳細に説明
すると、図2の分解図に示す固定ボディ4には、右対物
レンズ枠10、プリズムホルダー15とプリズム16と
により構成されるプリズムユニット、接眼枠17と接眼
移動枠18とにより構成される接眼ユニット等の光学
系、及び図5のピント調整機構図に示すピント調整軸3
0、調整ノブ31、ナット32、右調整板34、左調整
板33等により構成されるピント調節ユニットが組み込
まれており、前記右カバー2も固定ボディ4に固着され
ている。
【0013】前記ピント調節ユニットを挟んで右光学系
の反対側には、可動ボディ5、左対物レンズ枠10’、
プリズムユニット15’、16’、接眼ユニット20等
により構成される左可動鏡筒が位置している。この左可
動鏡筒は固定ボディ4に固着されたガイド軸9に摺動可
能に嵌合され、さらに可動ボディ5には左カバー3が取
り付いている。
【0014】図4に示すように、固定ボディ4の上下に
は可動ボディ5側に延びた上台板6と下台板7が固定さ
れており、左可動ボディ5を上下から挟み込むように位
置している。また、図6に示すように、左可動ボディ5
には該可動ボディ5を下台板7側に押し付ける働きをす
るバネ47が設けられており、前記ガイド軸9とともに
眼幅調整機構を構成している。なお、このバネ47を上
台板6側に設けることも考えられるが、その場合、可動
ボディ5を摺動させると、圧接位置が眼幅により変化
し、可動ボディ5の変形の違いにより光軸不安定の要因
となるため、不適当と言える。
【0015】なお、従来技術の一例には接眼レンズ付近
と、対物レンズ付近とに2本のガイドバーを通したもの
が知られているが、本発明では前述のように、特に薄型
化を目的としているため、接眼側ガイド軸9は最も光束
が絞られる視野マスク19、19’の近傍に位置させて
あり、対物側ガイド手段は回転止めという性格上、可動
ボディ5を下台板7に摺接させる構成としており、これ
によって光学系の設計に対する自由度を高めている。
【0016】ピント調整機構の操作は、右固定鏡筒と左
可動鏡筒の対物レンズと、それを保持する対物レンズ枠
10、10’からなる左右の対物ユニットを光軸方向へ
移動することによって行う。このピント調整のための構
造は次のようになっている。すなわち、図5に示すよう
に、右対物レンズ枠10の腕の先端部にピン10aが形
成されており、このピン10aが右調整板34の長孔3
4aに摺動自在に嵌合されている。同様に、左対物レン
ズ枠10’の腕の先端部にもピン10a’が形成されて
おり、左調整板33の長孔33aに摺動自在に嵌合され
ている。
【0017】そして、調整ノブ31を回すと、一体的な
ピント調整軸30も回転し、ナット32が光軸方向に直
線運動する。ナット32には前記対物レンズ枠10、1
0’のピン10a、10a’が嵌合された左右の調整板
33、34が固定されており、調整ノブ31を回すと、
左右の対物レンズ枠10、10’が光軸方向に移動し、
ピント調整が行われる。
【0018】図7は視度調整機構を示している。視度調
整操作は右カバー2の側面に光軸と垂直になるように軸
支された視度調整ノブ24を回転させることによって行
う。すなわち、固定ボディ4には接眼枠17がネジ止め
されており、この接眼枠17内にレンズG2、G3、G4
を一体に支持した接眼移動枠18が光軸方向に移動可能
に装着されている。
【0019】そして、視度調整ノブ24を回すと、偏芯
軸等による回転−直線運動変換機構(図示せず)により
接眼移動枠18が直線運動を行う。最外面のレンズG1
は外側面がフラットな片面レンズにより構成されてい
る。このレンズG1は接眼枠17に固定され、内部レン
ズ群G2、G3、G4を保護する役割を果たしている。な
お、40はレンズ群G5、G6からなる対物レンズであ
る。また、図2に示すように、対物側にはゴミの侵入防
止等の役割を果たす保護ガラス14、14’がガラスホ
ルダー13、13’に保持されている。
【0020】ここで、双眼鏡全体を薄型とし、且つ十分
な大きさの視野を確保するためには、レンズ群G1〜G6
等により構成される光学系を、上下方向が左右方向より
も短くなるよう設計しなければならない。そのため、上
記先行技術では、レンズ群G1〜G6を全て、左右方向よ
りも上下方向が短い小判型としていた。しかしながら、
小判型レンズは製作コストが高くつく等の不利益がある
ため、可能な限り円形レンズを用いることが望ましい。
以下、本実施形態において、双眼鏡全体の厚みを増すこ
と無く円形レンズを使用する構成について説明する。
【0021】図8に、この双眼鏡の光学系の構成を、プ
リズム部を展開して示す。この図において、40はレン
ズ群G5、G6で構成され物体から発した光を焦点位置に
結像させる対物レンズ、16は一対のプリズム16a
16bで構成され対物レンズ40で反転する像を正立に
する正立プリズム、41はレンズ群G1、G2、G3、G4
で構成され対物レンズ40によってできた像を拡大する
接眼レンズである。
【0022】図9は、右固定ボディ4に収容され、接眼
枠17、接眼移動枠18、接眼レンズG1〜G4により構
成される接眼ユニットの分解斜視図である。ここで、レ
ンズG2、G3、G4は、視度調整機構を構成する接眼移
動枠18に組み込まねばならないため、双眼鏡全体を薄
型化するためには特に上下方向の幅が制限される。しか
も、図8から判るように、レンズG2、G3、G4は、光
束が広がる位置に配置されているので、上下方向の幅が
左右方向の幅より小さくなるようにしたレンズとする必
要がある。このようなレンズとしては、例えば円形レン
ズの上下をカットした小判型レンズがある。
【0023】これに対し、レンズG1は、接眼枠17に
一体的に形成されたカシメ部171により接眼枠17の
側面に取り付けることが可能であり、また図8から判る
ように光束が絞られる位置にあるため、本実施形態で
は、レンズG1を径の小さい円形レンズとしている。そ
して、カシメ部171はレンズG1の左右側部を保持す
る一対の弓形状部材からなるものとしており、これによ
り、円形レンズG1の上下側部を超えてカシメ部171
が上下にはみ出すことがないので、接眼ユニットの上下
幅を小さくし双眼鏡全体を薄型化するのに有効である。
【0024】なお、レンズG1は、接眼レンズ群の中で
最外面に位置するので、使用者が傷を付けたりすること
を防ぐため、ガラス材料を用いて製作する必要がある。
また、ここには図示しないが、左可動鏡筒の接眼ユニッ
ト20に収容される接眼レンズ群の内、最外面のレンズ
は、レンズG1と同じく、ガラス材料からなる円形レン
ズとしている。
【0025】図10は、右固定ボディ4に収容される、
対物レンズ群G5、G6と、それらを保持する右対物レン
ズ枠10の分解斜視図である。ここで、図8から判るよ
うに、レンズG5の配置位置では光束が絞られるため、
上記接眼レンズG1と同じように、レンズG5を径の小さ
い円形レンズとしている。また、レンズG5を保持する
ため右対物レンズ枠10に一体的に形成されるカシメ部
101は、上記カシメ部171と同じように、レンズG
5の左右側部を保持する一対の弓形状部材からなるもの
としている。また、図示しないが、左可動鏡筒の対物レ
ンズ及びそれを保持するカシメ部も、右固定鏡筒のもの
と同じ構成とする。
【0026】このように、双眼鏡全体を薄型化する場合
でも、光束が絞られる位置に配置されるレンズを円形レ
ンズとすれば、薄型化を実現しながら、レンズ製作費を
コストダウンし、またレンズをカシメ部に組み込む際に
偏芯しにくいので、光学系の光学性能を高度に維持する
ことができる。また、図11に示すように、円形レンズ
の代わりに、円形の上下いずれかをカットした形状のレ
ンズを用いたときでも、小判型レンズを使用する場合に
比べれば、コスト及び光学性能の面で有利である。
【0027】ここで、双眼鏡全体の内部構成についての
説明に戻る。後に詳述するが、左カバー3側は、内部の
光学構成部と外観のカバーを、光軸を安定させる関係上
完全に固定せず、浮かせた構成、つまりフロー構成を採
用しているので、外側から操作される視度調整機構等は
固定ボディ側に配置した方が有利である。
【0028】上台板6には若干上方向に突出したレール
25が設けられているとともに、下台板7には若干下方
向へ突出したレール26が設けられており、これらのレ
ール25、26により左カバー3が摺動するときの上下
方向のガイドが構成されている。
【0029】下台板7には前後方向に切欠7a、7bが
設けられており、左カバー3に固定されたストッパーレ
バー8の爪部が該切欠7a、7bに係合し、左カバー3
を引き出したときのストッパーを構成している。また、
下台板7の端面部とストッパーレバー8の端面部とはガ
タなく密に嵌合しており、左カバー3の左右方向の摺動
案内の役割を果たしている。
【0030】左カバー3は上下台板6、7をガイドにし
て摺動しており、光学系を含む可動ボディ5はガイド軸
9を基準に摺動する。この場合、過拘束となることを防
止するために、左カバー3と可動ボディ5とのつなぎ
は、図12に示すように、両者間に若干の隙間を設け、
ガタをもたせたり、或いはバネ27を介装して所定範囲
の遊動を許すフロー構成となっている。
【0031】そしてこの構成により、外部から加わる力
は左カバー3と上下台板6、7で保持されるため、光軸
への影響を極力排除することができるので、可動ボディ
5はガイド軸9で安定した光軸が得られる。
【0032】本実施形態の双眼鏡のように、眼幅収納状
態と眼幅を開いたときとで双眼鏡全体の体積が変化する
構成では、眼幅移動後に左右鏡筒間に生じる空間の隠蔽
手段が問題となる。本実施形態では、図1に示すとお
り、右カバー2よりも左カバー3を大きくし、大きい方
の左カバー3を動かすことにより、左光学系が移動した
後の空間をカバーするようにしている。
【0033】また、接眼側はデザイン上の制約及び使い
勝手の面から次の構成としている。すなわち、図1(A)
〜(C)に示すように、眼幅収納状態では双眼鏡全体に対
してほぼ中央に調整ノブ31が位置し、眼幅を広げると
きは調整ノブ31はそのまま同位置を保持し、左カバー
3だけがスライドする構成としている。
【0034】また、このとき、左カバー3と一体的に取
り付けられたバリアー22が左光学系移動後の空間をカ
バーする。バリアー22は直接外力が加わっても支障が
ないように、ノブカバー21及び上下台板6、7で保護
された構造となっている。ノブカバー21は左右カバー
2、3の接眼端面より凹んだ形状に形成されており、使
用者が構えたとき、該左右カバー2、3が鼻に干渉する
のを防止している。なお、左カバー3を開いていって
も、その凹入形状は持続するように構成されている。
【0035】また、図13(A)〜(D)に示すように、収
納状態から眼幅を開いていくと、眼の幅の距離を示す眼
幅目盛48が現れ、左カバー3の一端面と任意の目盛を
合わせることにより、確認のために覗かなくても最適の
眼幅となっているため、直ちに双眼鏡による観察を開始
することができる。
【0036】次に、双眼鏡の小型化に関する構成につい
て詳細に説明する。ダハプリズム式双眼鏡において、小
型化するための構成に関して、まず、光学系について述
べると、図14に示すように、双眼鏡光学系は、右鏡筒
について、物体から発した光を焦点位置に結像させるた
めの対物レンズ40、対物レンズ40で反転する像を正
立にする正立プリズム16、対物レンズ40によってで
きた像を拡大する接眼レンズ41の3つの要素から構成
される。なお、左鏡筒も同様であり、右鏡筒と対応する
構成には、同じ符号に’を付している。
【0037】双眼鏡全体の小型化及び薄型化を図るため
の手段として、一般的には対物有効径を小さくすること
が考えられるが、その場合、視野の暗い双眼鏡となって
しまう。そこで既に述べたように、本実施形態では、対
物レンズG6として、円形レンズの上下部分を直線的に
カットした、いわゆる小判型レンズを使用し、もう1枚
の対物レンズG5を径の小さい円形レンズとしている。
それに対応して、正立プリズム16も上下に薄くし、ま
た、レンズG1を除く接眼レンズ群G2、G3、G4も小判
型レンズとし、レンズG1を径の小さい円形レンズとし
ている。なお、ここでは正立プリズム16はシュミット
プリズムを使用している。
【0038】次に、小型化、薄型化を図るうえでのポイ
ントとなる正立プリズム16の形状について、まず、左
右方向に関して該プリズム16を小さくするための手段
を図15を参照しながら説明する。図15(A)に示すよ
うに、シュミットプリズムからなる正立プリズム16は
補助プリズム16aとダハプリズム16bとにより構成
されている。
【0039】対物レンズ40からの入射光は補助プリズ
ム16a内でp面、q面、r面で都合3回、またダハプ
リズム16b内でs面とt面、u面(上下方向ダハ面
s、t面で1回)の都合2回、反射した後、接眼レンズ
41側へ出ていく。ここで、正立プリズム16の左右幅
は反射面q、s間幅で決まるため、この2つの反射面
q、sを可及的に近接させることが、そのまま小型化を
図ることとなる。
【0040】反射面q、sを近接させる、つまり共に内
側へもっていくことは、正立プリズム16の入射光と射
出光の位置をずらすことで達成できる。図15(A)の実
線は入射光の光軸Aと射出光の光軸Cの位置が一致して
いる場合の光路を示しており、破線は入射光の光軸Bと
射出光の光軸Cの位置をずらした場合の光路を示してい
る。入射光の光軸を実線Aから破線Bまでずらせること
により、反射面qはq’に、反射面sはs’にそれぞれ
内側へ移動させることができる。この場合、射出光の光
軸Cの位置に変化はない。なお、言うまでもないが、射
出光の光軸Cに対する入射光の光軸Aのずらす方向は破
線Bの方向と決まっており、反対方向にずらしてしまう
と、プリズムは逆に大きくなってしまう。
【0041】上記のようにして薄型化を達成した正立プ
リズム16を図15(B)に示すように、左右対物レンズ
枠間距離Pと接眼レンズ枠間距離Qの関係をP<Qと
し、光軸の間隔が広い方を接眼側に配置することによ
り、対物レンズ枠10、10’と外装カバーの間のスペ
ースに余裕が生まれ、また、眼幅収納状態から最大眼幅
までの摺動ストロークが短くなるので、強度面やボロ隠
し構成面で有利となる。
【0042】正立プリズム16の上下厚み方向に関して
は、前述のように、対物レンズG6を小判型にし、光束
が絞られる位置に配置されるもう1枚の対物レンズG5
を径の小さい円形レンズとすることにより上下有効径を
小さくすることができ、その分、薄型化を促進すること
ができる。ここでは更にダハプリズム16bを補助プリ
ズム16aよりも薄くすることにより小型化を達成して
いる。
【0043】すなわち、図8にプリズム部を展開して示
したように、光束は対物レンズ40で収束されるため、
最初に入射する補助プリズム16aの有効幅より、次に
入射するダハプリズム16bの有効幅の方が小さくなる
ことによって薄型化が可能となる。当然のことながら、
プリズムを上下左右方向に小さくするには、軸上光だけ
でなく軸外光(図示せず)も考慮しなければならないこ
とは言うまでもない。
【0044】本実施形態では図2に示すように、正立プ
リズム16の射出側にプリズムホルダー15の固定部を
設定しているため、ダハプリズム16bを薄くした分、
プリズムホルダー15の腕部を厚くするなど強度アップ
が可能となる。
【0045】また、双眼鏡の薄型化を図るためには、上
記光学系を工夫するだけではなく、その周りのメカニズ
ムの薄型化を図る必要がある。この点に関して、小判型
レンズG6及び径の小さい円形レンズG5を保持するレン
ズ枠10について、図10を参照しながら説明する。対
物レンズ群G5、G6を装着したレンズ枠10は双眼鏡の
焦点を合わすため、光軸方向へ移動する必要がある。
【0046】ここでは対物レンズ枠10を移動させるた
め、ガイド軸11と回転止め用軸12を使用している。
レンズ枠10には軸11、12が通るガイド孔39とU
溝42を設けている。これらのガイド軸11、回転止め
用軸12、ガイド孔39及びU溝42の位置を小判型対
物レンズ40の上下高さ以内にする、つまり図16に示
す上下幅方向寸法W以内にガイド軸11と回転止め用軸
12を配置することで、全体の薄型化を達成している。
【0047】また、小判型対物レンズG6とレンズ枠1
0との関係を説明すると、図16に示す小判型レンズG
6における部品加工精度は、径方向寸法Xは比較的容易
に精度良く加工可能であるが、幅方向寸法Yは加工上、
精度が出しにくい。そのため対物レンズG6とレンズ枠
10の位置は径方向寸法Xの両端曲面部で決める必要が
ある。つまり、対物レンズG6とレンズ枠10は両端曲
面部で接触させ、上下端には隙間Zを設ける必要があ
る。
【0048】さらに、本実施形態で使用しているシュミ
ットプリズムの場合、像を正立にするため、図17に示
すように、横方向は補助プリズム16aの反射面p、
q、rとダハプリズム16bの反射面sとt、uによ
り、合計5回反射させ、像としている。一方、縦方向は
ダハプリズム16bのダハ面sとtにより1回反射させ
ることで、正立像を作成している。このダハ面sとtは
角度90°で精度良く加工されている。
【0049】ダハプリズム16bはこの角度90°のダハ
面sとtを有しているため、図18に示すように、上下
2カ所に空間Sが形成されることになる。本実施形態で
は、この空間Sに前述の対物レンズ移動のためのガイド
軸11が通るようにすることで、ダハプリズム16bの
ダハ面部にできる空間Sを有効に利用している。これに
よって双眼鏡全体を小型化、薄型化することができる。
【0050】なお、本実施形態ではこの空間Sにガイド
軸11が通るように構成しているが、これに限らない。
また、双眼鏡を構成している部品のいずれもこの空間S
に配置してもよい。
【0051】シュミットプリズムからなる正立プリズム
16は図19(A)、(B)に示すように、横幅の広がって
いる方を対物側に、狭くなっている方を接眼側にくるよ
うに配置している。正立プリズム16はこのように配置
しているので、固定ボディ4には対物側から組み込むよ
うに構成することで、全体を小型化できている。
【0052】これはプリズムを固定ボディ4に固定する
ためにプリズムホルダー15に設けられたフランジ部4
4に関係してくる。すなわち、シュミットプリズム16
は前述のように、補助プリズム16aとダハプリズム1
6bからなる。したがって、これら2つのプリズム16
a、16bを一体的に保持するためのプリズムホルダー
15が必要となる。プリズムホルダー15は本体4に取
り付けるためにフランジ部44を有している。
【0053】このフランジ部44も双眼鏡全体をコンパ
クトにまとめるため、極力幅が狭くなるようにプリズム
ホルダー15に設ける必要がある。いま、このようなプ
リズムホルダー15と補助プリズム16a、ダハプリズ
ム16bが一体的に構成されたユニットをプリズムブロ
ック45と呼ぶこととし、このプリズムブロック45の
対物側の幅Hと接眼側の幅hに注目する。
【0054】例えばプリズムブロック45を接眼側から
固定ボディ4へ組み込む場合を考える。この場合、本体
接眼側には幅H以上の口径が必要となる。そうすると必
然的に幅hはその口径よりも大きくすることで、本体接
眼側に取り付くことになり、双眼鏡全体をも大きくして
しまう。また、本体接眼側に幅H以上の口径を設けるた
め、固定ボディ4の強度低下にもつながる。
【0055】そこで、本実施形態では、プリズムブロッ
ク45を対物側から組み込む構成としている。この場
合、本体接眼側には最低幅hだけの口径があればよいの
で、コンパクトにできる。また、本体接眼側に設ける孔
46の大きさも光学的有効範囲だけの大きさで済み、シ
ュミットプリズム16の傾斜部分Tのの外側にも固定ボ
ディ4の肉を設けられるので、十分な強度を有するもの
とすることができる。
【0056】ここでは更にこの傾斜部分Tの外側に肉付
けしたスペース部分Mに吊環軸43を設けることで、ス
ペースを有効に利用し、コンパクト化を図っている。い
ま、このスペースMに吊環軸43を設けているが、これ
に限らず双眼鏡構成部品のいずれを設けてもよい。ま
た、このスペースMは固定ボディ4、可動ボディ5のい
ずれにも発生するので、どちらを利用してもよい。
【0057】しかし、本実施形態では外力の掛かる吊環
軸43等の部品を設けるため、光軸変化などに影響の少
ない固定本体4側のスペースMを利用したことを特徴と
している。図20は吊環部の構成を示している。同図
(A)、(B)に示すように、本実施形態では吊環部は固定
ボディ4に吊環軸43を通し、右カバー2で吊環軸43
の抜け止めをする公知の手法によっている。
【0058】ところで、外観カバー(右カバー)が図20
(C)に示すように、曲面で構成されたカバー49である
場合、上記のような吊環部の構造であれば、吊環軸43
のピン位置が深くなり過ぎ、ストラップ(図示せず)を
通しにくいなどの障害が発生する。このため、図20
(D)、(E)に示すように、カバー49の曲面形状にほぼ
沿った形状のピン50を使用することにより上記のよう
な不都合を解消することができる。
【0059】なお、言うまでもなく、固定ボディ4の対
物側の口径は対物レンズ枠10が収まるだけの幅が必要
であるが、これは幅H以上なので、プリズムブロック4
5を対物側から組み込むことにより大きくなるというこ
とはない。本実施形態ではプリズムブロック45を対物
側から組み込んでいるが、プリズムブロック固定面以外
の方向から、例えば光軸に垂直な方向から組み込むよう
にしても、これらの効果が得られる。
【0060】また、本実施形態では、2つの鏡筒がスラ
イドする形で外観形状が変化する水平移動式の双眼鏡に
ついて説明してきたが、勿論、本発明はこれに限らず、
眼幅調整機構を持たない固定式の双眼鏡にも適用でき
る。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、円形レンズを使用することにより、例えば小
判型レンズを用いるときより、レンズ研磨時の歩留まり
が良くなるので、レンズ製作コストを削減することがで
きる。また、レンズ組み付け時の偏芯が防止できるた
め、光学系の光学性能を高度に維持することができる。
しかも、円形レンズは光束が絞られる位置に配置される
ものなので、その径を小さくできるため、双眼鏡全体の
薄型化に支障を及ぼすことがない。
【0062】また請求項2によるときは、円形レンズの
上下側部を超えて保持枠が上下にはみ出すことがないた
め、レンズを保持する部材の上下幅を小さくすることが
でき、双眼鏡全体を薄型化するのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る双眼鏡の外観を示
し、(A)は眼幅収納状態を、(B)は眼幅を広げた状態
を、(C)はそれを接眼側から見たところを示す斜視図。
【図2】 図1の双眼鏡内部の構成部品を分解して示す
斜視図。
【図3】 図2に示す双眼鏡の内部構成において、固定
ボディとガイド軸を裏面側から見たところを示す斜視
図。
【図4】 図1に示す組立状態から右カバーと左カバー
を取り外して示す斜視図。
【図5】 図4の一部分解状態からさらに上台板を外し
て内部のピント調整機構を示す斜視図。
【図6】 図4あるいは図5に示す可動ボディの押付用
バネの位置を示す要部斜視図。
【図7】 図2に示す双眼鏡の内部構成において、視度
調整機構を示す要部断面図。
【図8】 図2に示す双眼鏡の内部構成において、光学
系をプリズム部を展開して示す図。
【図9】 図2に示す双眼鏡の内部構成において、右固
定鏡筒の接眼レンズとレンズ枠を示す分解斜視図。
【図10】 図2に示す双眼鏡の内部構成において、右
固定鏡筒の対物レンズとレンズ枠を示す分解斜視図。
【図11】 図9あるいは図10に示す円形レンズに置
き換えて使用される、円形の上下のいずれかをカットし
た形状のレンズを示す図。
【図12】 図2に示す双眼鏡の内部構成において、左
カバーと可動ボディとの連結部分を示す要部拡大断面
図。
【図13】 図1に示す双眼鏡の眼幅目盛を示し、(A)
は眼幅収納状態を、(B)は眼幅を広げた状態を、(C)は
それを接眼側から見たところを示す斜視図、(D)は目盛
部分の拡大図。
【図14】 図2に示す双眼鏡の内部構成において、光
学系を模式的に示す斜視図。
【図15】 図2に示す双眼鏡の内部構成における正立
プリズムの構成を示し、(A)は側面図、(B)は左右鏡筒
における配置関係を示す図。
【図16】 図2に示す双眼鏡の内部構成において、小
判型形状の対物レンズとレンズ枠の組立状態を示す正面
図。
【図17】 図2に示す双眼鏡の内部構成において、正
立プリズムを示す斜視図。
【図18】 図17の正立プリズムの配置関係を示す
図。
【図19】 図2に示す双眼鏡の内部構成における右鏡
筒を示し、(A)は断面図、(B)は要部分解斜視図。
【図20】 図1の双眼鏡における吊環部の構成を示
し、(A)は公知構成を示す要部斜視図、(B)はその要部
断面図、(C)は曲面カバーに公知構成を対応させたこと
による不都合な状態を示す要部断面図、(D)は曲面カバ
ーに適応する構成を示す要部断面図、(E)はその要部斜
視図。
【符号の説明】
2 右カバー 3 左カバー 4 固定ボディ 5 可動ボディ 6 上台板 7 下台板 9 ガイド軸 10、10’ 対物枠 11、11’ ガイド軸 12、12’ 回転止め用軸 15、15’ プリズムホルダー 16、16’ 正立プリズム 16a 補助プリズム 16b ダハプリズム 17 接眼枠 18 接眼移動枠 20 接眼ユニット 30 ピント調整軸 31 調整ノブ 32 ナット 33 右調整板 34 左調整板 40 対物レンズ 41 接眼レンズ 42 U溝 43 吊環軸 45 プリズムブロック 46 孔 47 バネ 101、171 カシメ部(保持枠) G1、G2、G3、G4 接眼レンズ G5、G6 対物レンズ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの鏡筒を有する本体を薄型にするた
    め、前記鏡筒にそれぞれ収容される光学系の上下方向を
    左右方向より短くした双眼鏡において、 前記光学系を通過する光束が絞られる位置に配置される
    レンズを円形としたことを特徴とする双眼鏡。
  2. 【請求項2】 上記円形のレンズを保持する保持枠は、
    前記レンズの左右側部を保持する一対の弓形状部材から
    成っていることを特徴とする請求項1に記載の双眼鏡。
JP7219929A 1995-08-29 1995-08-29 双眼鏡 Pending JPH0961726A (ja)

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US5729384A (en) 1998-03-17

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