JP2003233014A - 双眼鏡 - Google Patents
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- JP2003233014A JP2003233014A JP2002033597A JP2002033597A JP2003233014A JP 2003233014 A JP2003233014 A JP 2003233014A JP 2002033597 A JP2002033597 A JP 2002033597A JP 2002033597 A JP2002033597 A JP 2002033597A JP 2003233014 A JP2003233014 A JP 2003233014A
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- optical system
- slide plate
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B23/00—Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
- G02B23/16—Housings; Caps; Mountings; Supports, e.g. with counterweight
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/12—Adjusting pupillary distance of binocular pairs
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B23/00—Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
- G02B23/16—Housings; Caps; Mountings; Supports, e.g. with counterweight
- G02B23/18—Housings; Caps; Mountings; Supports, e.g. with counterweight for binocular arrangements
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Astronomy & Astrophysics (AREA)
- Telescopes (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 眼幅調整機能及び合焦機能のための機構がで
きるだけコンパクトにしかも低コストで構成され得る双
眼鏡を提供することである。 【解決手段】 双眼鏡の右側及び左側観察光学38R及
び38Lはそれぞれ右側及び左側スライド板10R及び
10L上に設置され、右側及び左側スライド板を左右に
相対的に移動させることにより右側及び左側観察光学系
の眼幅が調整される。右側及び左側観察光学系のそれぞ
れの一部を搭載する右側及び左側搭載板46R及び46
Lは右側及び左側スライド板上に設置され、右側及び左
側観察光学系の合焦のために右側及び左側搭載板は該右
側及び左側観察光学系のそれぞれの光軸に沿って移動さ
せられる。右側搭載板は右側スライド板の右側直線状縁
辺54Rに摺動自在に係合させられた右側案内シュー5
0Rを備え、左側搭載板は左側スライド板の左側直線状
縁辺54Lに摺動自在に係合させられた左側案内シュー
50Lを備える。
きるだけコンパクトにしかも低コストで構成され得る双
眼鏡を提供することである。 【解決手段】 双眼鏡の右側及び左側観察光学38R及
び38Lはそれぞれ右側及び左側スライド板10R及び
10L上に設置され、右側及び左側スライド板を左右に
相対的に移動させることにより右側及び左側観察光学系
の眼幅が調整される。右側及び左側観察光学系のそれぞ
れの一部を搭載する右側及び左側搭載板46R及び46
Lは右側及び左側スライド板上に設置され、右側及び左
側観察光学系の合焦のために右側及び左側搭載板は該右
側及び左側観察光学系のそれぞれの光軸に沿って移動さ
せられる。右側搭載板は右側スライド板の右側直線状縁
辺54Rに摺動自在に係合させられた右側案内シュー5
0Rを備え、左側搭載板は左側スライド板の左側直線状
縁辺54Lに摺動自在に係合させられた左側案内シュー
50Lを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は右側観察光学系と左
側観察光学系とから成る双眼鏡であって、その眼幅調整
をその右側及び左側観察光学系の左右方向の移動によっ
て行うタイプの双眼鏡に関する。
側観察光学系とから成る双眼鏡であって、その眼幅調整
をその右側及び左側観察光学系の左右方向の移動によっ
て行うタイプの双眼鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】上述したようなタイプの双眼鏡では、右
側観察光学系及び左側観察光学はそれぞれ右側スライド
板及び左側スライド板上にそれぞれ設置され、これら右
側及び左側スライド板互いに部分的に重ね合わされて左
右方向に摺動自在とされる。従って、右側及び左側スラ
イド板を左右方向に相対的に移動させることにより、右
側及び左側観察光学系の光軸間距離即ち眼幅が調整され
る。
側観察光学系及び左側観察光学はそれぞれ右側スライド
板及び左側スライド板上にそれぞれ設置され、これら右
側及び左側スライド板互いに部分的に重ね合わされて左
右方向に摺動自在とされる。従って、右側及び左側スラ
イド板を左右方向に相対的に移動させることにより、右
側及び左側観察光学系の光軸間距離即ち眼幅が調整され
る。
【0003】このようなスライド板を用いた眼幅調整機
構を有する双眼鏡(以下、スライド式双眼鏡という)に
おいて、右側及び左側観察光学系の合焦を行うとする場
合には、各観察光学系の一部をその光軸に沿って相対的
に移動させることが必要となる。例えば、観察光学系の
対物レンズ系に対して正立プリズム系及び接眼レンズ系
を相対的に移動させなければならない。
構を有する双眼鏡(以下、スライド式双眼鏡という)に
おいて、右側及び左側観察光学系の合焦を行うとする場
合には、各観察光学系の一部をその光軸に沿って相対的
に移動させることが必要となる。例えば、観察光学系の
対物レンズ系に対して正立プリズム系及び接眼レンズ系
を相対的に移動させなければならない。
【0004】このような場合には、右側観察光学系の一
部例えば正立プリズム系及び接眼レンズ系を搭載するた
めの右側搭載板が右側スライド板上に設置され、その対
物レンズ系は右側スライド板上に固定位置に設置され、
右側搭載板を対物レンズ系に対してその光軸に沿って相
対的に移動させることにより、右側観察光学系の合焦が
行われる。同様に、左側観察光学系の正立プリズム系及
び接眼レンズ系を搭載するための左側搭載板が左側スラ
イド板上に設置され、その対物レンズ系は左側スライド
板上に固定位置に設置され、左側搭載板を対物レンズ系
に対してその光軸に沿って相対的に移動させることによ
り、左側観察光学系の合焦が行われる。
部例えば正立プリズム系及び接眼レンズ系を搭載するた
めの右側搭載板が右側スライド板上に設置され、その対
物レンズ系は右側スライド板上に固定位置に設置され、
右側搭載板を対物レンズ系に対してその光軸に沿って相
対的に移動させることにより、右側観察光学系の合焦が
行われる。同様に、左側観察光学系の正立プリズム系及
び接眼レンズ系を搭載するための左側搭載板が左側スラ
イド板上に設置され、その対物レンズ系は左側スライド
板上に固定位置に設置され、左側搭載板を対物レンズ系
に対してその光軸に沿って相対的に移動させることによ
り、左側観察光学系の合焦が行われる。
【0005】また、双眼鏡の場合には、右側及び左側観
察光学系の合焦については同時に行われなければなら
ず、このことは右側及び左側搭載板が同期して右側及び
左側観察光学系の光軸に沿って移動させられなければな
らいことを意味する。
察光学系の合焦については同時に行われなければなら
ず、このことは右側及び左側搭載板が同期して右側及び
左側観察光学系の光軸に沿って移動させられなければな
らいことを意味する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の記載から明らか
なように、上述したようなタイプの双眼鏡に眼幅調整機
能及び合焦機能の双方を与えるためには、双眼鏡のケー
シング内にはきわめて複雑な機構が収容されなければな
らない。複雑な機構については通常は嵩張った構成とな
り、その結果、双眼鏡自体が大型化するという傾向があ
るが、しかし一般的には双眼鏡自体はコンパクトな設計
が要望される。また、双眼鏡全体のコンパクト化につい
ては付加的なコストを掛けることなく達成されなければ
ならい。
なように、上述したようなタイプの双眼鏡に眼幅調整機
能及び合焦機能の双方を与えるためには、双眼鏡のケー
シング内にはきわめて複雑な機構が収容されなければな
らない。複雑な機構については通常は嵩張った構成とな
り、その結果、双眼鏡自体が大型化するという傾向があ
るが、しかし一般的には双眼鏡自体はコンパクトな設計
が要望される。また、双眼鏡全体のコンパクト化につい
ては付加的なコストを掛けることなく達成されなければ
ならい。
【0007】従って、本発明の目的は、上述したような
スライド式双眼鏡であって、眼幅調整機能及び合焦機能
のための機構ができるだけコンパクトにしかも低コスト
で構成され得る双眼鏡を提供することである。
スライド式双眼鏡であって、眼幅調整機能及び合焦機能
のための機構ができるだけコンパクトにしかも低コスト
で構成され得る双眼鏡を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による双眼鏡にあ
っては、右側観察光学系及び左側観察光学がそれぞれ右
側スライド板及び左側スライド板上にそれぞれ設置さ
れ、該右側及び左側スライド板を左右に相対的に移動さ
せることにより右側及び左側観察光学系の眼幅が調整さ
れる。また、右側及び左側観察光学系のそれぞれの一部
を搭載する右側搭載板及び左側搭載板は右側及び左側ス
ライド板上に設置され、右側及び左側観察光学系の合焦
のために、右側及び左側搭載板が該右側及び左側観察光
学系のそれぞれの光軸に沿って移動させられる。本発明
によれば、このような双眼鏡において、右側スライド板
の右側縁辺の少なくとも一部は右側観察光学系の光軸に
対して平行に延びた右側直線状縁辺とされ、右側搭載板
は、右側スライド板と対向する面側に、右側直線状縁辺
に摺動自在に係合させられた右側案内シューを備える。
一方、左側スライド板の左側縁辺の少なくとも一部は左
側観察光学系の光軸に対して平行に延びた左側直線状縁
辺とされ、左側搭載板は、左側スライド板と対向する面
側に、左側直線状縁辺に摺動自在に係合させられた左側
案内シューを備える。
っては、右側観察光学系及び左側観察光学がそれぞれ右
側スライド板及び左側スライド板上にそれぞれ設置さ
れ、該右側及び左側スライド板を左右に相対的に移動さ
せることにより右側及び左側観察光学系の眼幅が調整さ
れる。また、右側及び左側観察光学系のそれぞれの一部
を搭載する右側搭載板及び左側搭載板は右側及び左側ス
ライド板上に設置され、右側及び左側観察光学系の合焦
のために、右側及び左側搭載板が該右側及び左側観察光
学系のそれぞれの光軸に沿って移動させられる。本発明
によれば、このような双眼鏡において、右側スライド板
の右側縁辺の少なくとも一部は右側観察光学系の光軸に
対して平行に延びた右側直線状縁辺とされ、右側搭載板
は、右側スライド板と対向する面側に、右側直線状縁辺
に摺動自在に係合させられた右側案内シューを備える。
一方、左側スライド板の左側縁辺の少なくとも一部は左
側観察光学系の光軸に対して平行に延びた左側直線状縁
辺とされ、左側搭載板は、左側スライド板と対向する面
側に、左側直線状縁辺に摺動自在に係合させられた左側
案内シューを備える。
【0009】本発明の好適な実施形態においては、右側
案内シューは、右側直線状縁辺を右側観察光学系の光軸
と平行な軸周りに囲む形状をなし、左側案内シューは、
左側直線状縁辺を左側観察光学系の光軸と平行な軸周り
に囲む形状を成す。
案内シューは、右側直線状縁辺を右側観察光学系の光軸
と平行な軸周りに囲む形状をなし、左側案内シューは、
左側直線状縁辺を左側観察光学系の光軸と平行な軸周り
に囲む形状を成す。
【0010】また、本発明の好適な実施形態において
は、右側スライド板上には右側案内ロッドが右側観察光
学系の光軸に対して平行に設置され、右側搭載板が右側
案内ロッドに摺動自在に係合させられ、一方左側スライ
ド板上には左側案内ロッドが左側観察光学系の光軸に対
して平行に設置され、左側搭載板が左側案内ロッドに摺
動自在に係合させられる。好ましくは、右側案内シュー
は右側搭載板の最右端に位置させられ、しかも右側観察
光学系が載置される部分の最左端近傍には右側案内ロッ
ドを摺動自在に挿通させる係合部が設けられ、一方左側
案内シューは左側搭載板の最左端に位置させられ、しか
も左側観察光学系が載置される部分の最右端近傍には左
側案内ロッドを摺動自在に挿通させる係合部が設けられ
る。
は、右側スライド板上には右側案内ロッドが右側観察光
学系の光軸に対して平行に設置され、右側搭載板が右側
案内ロッドに摺動自在に係合させられ、一方左側スライ
ド板上には左側案内ロッドが左側観察光学系の光軸に対
して平行に設置され、左側搭載板が左側案内ロッドに摺
動自在に係合させられる。好ましくは、右側案内シュー
は右側搭載板の最右端に位置させられ、しかも右側観察
光学系が載置される部分の最左端近傍には右側案内ロッ
ドを摺動自在に挿通させる係合部が設けられ、一方左側
案内シューは左側搭載板の最左端に位置させられ、しか
も左側観察光学系が載置される部分の最右端近傍には左
側案内ロッドを摺動自在に挿通させる係合部が設けられ
る。
【0011】本発明による双眼鏡では、右側及び左側搭
載板を同期して移動させるために、該右側及び左側搭載
板が右側及び左側スライド板の移動に応じて伸縮する連
結手段によって相互に連結され得る。
載板を同期して移動させるために、該右側及び左側搭載
板が右側及び左側スライド板の移動に応じて伸縮する連
結手段によって相互に連結され得る。
【0012】好ましくは、右側搭載板はその板厚さ方向
で右側案内シューと右側案内ロッドとの間に位置させら
れ、左側搭載板がその板厚さ方向で左側案内シューと左
側案内ロッドとの間に位置させられる。
で右側案内シューと右側案内ロッドとの間に位置させら
れ、左側搭載板がその板厚さ方向で左側案内シューと左
側案内ロッドとの間に位置させられる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して、本発
明による双眼鏡の一実施形態について説明する。
明による双眼鏡の一実施形態について説明する。
【0014】先ず、図1を参照すると、本発明による双
眼鏡のケーシング(図示されない)内に収容される支持
板構造体が参照符号10で全体的に示される。支持体構
造体10は後述するように一対の観察光学系、即ち右側
観察光学系及び左側観察光学系を支持するためのもので
あり、一対の観察光学系はその接眼側が図1の下側とな
るように支持板構造体10上に配置される。従って、一
対の観察光学系の接眼側に観察者が対したとき、図1の
右側及び左側は観察者にとっても右側及び左側となる。
説明の便宜上、以下の記載では、特に断らない限り、右
側及び左側という用語は一対の観察光学系の接眼側に観
察者が対した際の右側及び左側という意味で使用され
る。また、特に断らない限り、前方側及び後方側という
用語は一対の観察光学系の対物側及び接眼側という意味
で使用される。
眼鏡のケーシング(図示されない)内に収容される支持
板構造体が参照符号10で全体的に示される。支持体構
造体10は後述するように一対の観察光学系、即ち右側
観察光学系及び左側観察光学系を支持するためのもので
あり、一対の観察光学系はその接眼側が図1の下側とな
るように支持板構造体10上に配置される。従って、一
対の観察光学系の接眼側に観察者が対したとき、図1の
右側及び左側は観察者にとっても右側及び左側となる。
説明の便宜上、以下の記載では、特に断らない限り、右
側及び左側という用語は一対の観察光学系の接眼側に観
察者が対した際の右側及び左側という意味で使用され
る。また、特に断らない限り、前方側及び後方側という
用語は一対の観察光学系の対物側及び接眼側という意味
で使用される。
【0015】図1に示すように、支持板構造体10は右
側スライド板10Rと、この右側板10R上に摺動自在
に置かれた左側スライド板10Lとから構成される。右
側スライド板10Rは略矩形状板として形成されるのに
対して、左側スライド板10Lは右側スライド板10R
の前後方向の幅とほぼ同じ幅の矩形状部10L1と、こ
の矩形状部10L1から右側に一体的に延在した延在部
10L2とから成る。
側スライド板10Rと、この右側板10R上に摺動自在
に置かれた左側スライド板10Lとから構成される。右
側スライド板10Rは略矩形状板として形成されるのに
対して、左側スライド板10Lは右側スライド板10R
の前後方向の幅とほぼ同じ幅の矩形状部10L1と、こ
の矩形状部10L1から右側に一体的に延在した延在部
10L2とから成る。
【0016】上述したように、支持板構造体10は図示
されない双眼鏡のケーシング内に収容されるが、該ケー
シングは互いに摺動自在に係合させられた2つのケーシ
ング部分、即ち右側ケーシング部分と左側ケーシング部
分とから成り、これら右側及び左側ケーシング部分は左
右方向に伸縮自在とされる。右側スライド板10Rは右
側ケーシング部分に対して連結され、左側スライド板1
0Lは左側ケーシング部分に対して連結させられ、右側
及び左側ケーシング部分が左右方向に相対的に移動させ
られると、それに伴って右側及び左側スライド板10R
及び10Lも左右方向に相対的に移動させられる。
されない双眼鏡のケーシング内に収容されるが、該ケー
シングは互いに摺動自在に係合させられた2つのケーシ
ング部分、即ち右側ケーシング部分と左側ケーシング部
分とから成り、これら右側及び左側ケーシング部分は左
右方向に伸縮自在とされる。右側スライド板10Rは右
側ケーシング部分に対して連結され、左側スライド板1
0Lは左側ケーシング部分に対して連結させられ、右側
及び左側ケーシング部分が左右方向に相対的に移動させ
られると、それに伴って右側及び左側スライド板10R
及び10Lも左右方向に相対的に移動させられる。
【0017】右側スライド板10Rを右側ケーシング部
分に連結するために、右側スライド板10Rの前方側縁
辺からは張出し部12が延在し、そこには直立取付片1
4が折曲げ加工される。図1では、直立取付片14は横
断面で図示され、そこには2つの貫通孔161及び162
が形成される。また、右側スライド板10Rの後方側縁
辺からも張出し部18が延在し、そこには直立取付片2
0が折曲げ加工される。直立取付片20も横断面で図示
され、そこには貫通孔22が形成される。要するに、双
方の直立取付片14及び20のそれぞれの貫通孔162
及び22に止めねじ(図示されない)を挿通させて右側
ケーシング部分に螺着させることにより、右側ケーシン
グ部分に対する右側スライド板10Rの連結が達成され
る。なお、直立取付片12のもう一方の貫通孔161は
後述するように別の目的で使用される。
分に連結するために、右側スライド板10Rの前方側縁
辺からは張出し部12が延在し、そこには直立取付片1
4が折曲げ加工される。図1では、直立取付片14は横
断面で図示され、そこには2つの貫通孔161及び162
が形成される。また、右側スライド板10Rの後方側縁
辺からも張出し部18が延在し、そこには直立取付片2
0が折曲げ加工される。直立取付片20も横断面で図示
され、そこには貫通孔22が形成される。要するに、双
方の直立取付片14及び20のそれぞれの貫通孔162
及び22に止めねじ(図示されない)を挿通させて右側
ケーシング部分に螺着させることにより、右側ケーシン
グ部分に対する右側スライド板10Rの連結が達成され
る。なお、直立取付片12のもう一方の貫通孔161は
後述するように別の目的で使用される。
【0018】一方、左側スライド板10Lを左側ケーシ
ング部分に連結するために、左側スライド板10Lの矩
形状部10L1の左側上隅からは張出し部24が延在
し、そこには直立取付片26が折曲げ加工される。図1
では、直立取付片26は横断面で図示され、そこには貫
通孔28が形成される。また、左側スライド板10Lの
矩形状部10L1の上側縁辺からも張出し部30が延在
し、そこには直立取付片32が折曲げ加工される。直立
取付片32も横断面で図示され、そこには貫通孔341
及び342が形成される。要するに、双方の直立取付片
26及び30のそれぞれの貫通孔28及び341に止め
ねじ(図示されない)を挿通させて左側ケーシング部分
に螺着させることにより、左側ケーシング部分に対する
左側スライド板10Rの連結が達成される。なお、直立
取付片32のもう一方の貫通孔342は後述するように
別の目的で使用される。
ング部分に連結するために、左側スライド板10Lの矩
形状部10L1の左側上隅からは張出し部24が延在
し、そこには直立取付片26が折曲げ加工される。図1
では、直立取付片26は横断面で図示され、そこには貫
通孔28が形成される。また、左側スライド板10Lの
矩形状部10L1の上側縁辺からも張出し部30が延在
し、そこには直立取付片32が折曲げ加工される。直立
取付片32も横断面で図示され、そこには貫通孔341
及び342が形成される。要するに、双方の直立取付片
26及び30のそれぞれの貫通孔28及び341に止め
ねじ(図示されない)を挿通させて左側ケーシング部分
に螺着させることにより、左側ケーシング部分に対する
左側スライド板10Rの連結が達成される。なお、直立
取付片32のもう一方の貫通孔342は後述するように
別の目的で使用される。
【0019】左側スライド板10Lの矩形状部10L1
には2つの案内スロット361が形成され、またその延
在部10L2には1つの案内スロット361が形成され、
これら案内スロット361は左右方向に互いに平行に同
じ長さだけ延在する。一方、右側スライド板10Rには
上記3つの案内スロット361のそれぞれに摺動自在に
収容された案内ピン362が植設される。かくして、右
側及び左側スライド板10R及び10Lの相対的移動距
離、従って双眼鏡の右側及び左側ケーシング部分の相対
的移動距離は案内スロット361の長さによって規定さ
れる。
には2つの案内スロット361が形成され、またその延
在部10L2には1つの案内スロット361が形成され、
これら案内スロット361は左右方向に互いに平行に同
じ長さだけ延在する。一方、右側スライド板10Rには
上記3つの案内スロット361のそれぞれに摺動自在に
収容された案内ピン362が植設される。かくして、右
側及び左側スライド板10R及び10Lの相対的移動距
離、従って双眼鏡の右側及び左側ケーシング部分の相対
的移動距離は案内スロット361の長さによって規定さ
れる。
【0020】図2を参照すると、支持板構造体10上に
は一対の観察光学系、即ち右側観察光学系及び左側観察
光学系が配置され、これら右側及び左側観察光学系はそ
れぞれ参照符号38R及び38Lによって全体的に示さ
れる。右側観察光学系38Rは右側スライド板10R上
に設置され、右側観察光学系38Rには対物レンズ系4
0R、正立プリズム系42R及び接眼レンズ系44Rが
含まれる。左側観察光学系38Lは左側スライド板10
L上に設置され、左側観察光学系38Lには対物レンズ
系40L、正立プリズム系42L及び接眼レンズ系44
Lが含まれる。右側及び左側観察光学系38R及び38
Lの光軸は共に右側及び左側スライド板10R及び10
Lの相対的移動方向に対して直角とされる。かくして、
双眼鏡の右側及び左側ケーシング部分が相対的に移動さ
せられると、それに伴って右側及び左側スライド板10
R及び10Lも移動し、これにより一対の観察光学系3
8R及び38Lの光軸間距離、即ち眼幅距離が調整され
ることになる。即ち、図2に示すように、眼幅調整につ
いては、右側観察光学系の光軸ORと左側観察光学系の
光軸OLの両光軸を含む平面P内で該双方の光軸を互い
に離間することにより行われる。
は一対の観察光学系、即ち右側観察光学系及び左側観察
光学系が配置され、これら右側及び左側観察光学系はそ
れぞれ参照符号38R及び38Lによって全体的に示さ
れる。右側観察光学系38Rは右側スライド板10R上
に設置され、右側観察光学系38Rには対物レンズ系4
0R、正立プリズム系42R及び接眼レンズ系44Rが
含まれる。左側観察光学系38Lは左側スライド板10
L上に設置され、左側観察光学系38Lには対物レンズ
系40L、正立プリズム系42L及び接眼レンズ系44
Lが含まれる。右側及び左側観察光学系38R及び38
Lの光軸は共に右側及び左側スライド板10R及び10
Lの相対的移動方向に対して直角とされる。かくして、
双眼鏡の右側及び左側ケーシング部分が相対的に移動さ
せられると、それに伴って右側及び左側スライド板10
R及び10Lも移動し、これにより一対の観察光学系3
8R及び38Lの光軸間距離、即ち眼幅距離が調整され
ることになる。即ち、図2に示すように、眼幅調整につ
いては、右側観察光学系の光軸ORと左側観察光学系の
光軸OLの両光軸を含む平面P内で該双方の光軸を互い
に離間することにより行われる。
【0021】本実施形態では、右側観察光学系38Rの
対物レンズ系40Rは右側スライド板10R上で固定位
置に設置されるが、その正立プリズム系42R及び接眼
レンズ系44Rは対物レンズ系40Rに対して前後方向
に移動可能であり、これにより右側観察光学系38Rの
合焦(フォーカシング)が行われる。同様に、左側観察
光学系38Lの対物レンズ系40Lは左側スライド板1
0L上で固定位置に設置されるが、その正立プリズム系
42L及び接眼レンズ系44Lは対物レンズ系38Lに
対して前後方向に移動可能であり、これにより左側観察
光学系38Lの合焦(フォーカシング)が行われる。
対物レンズ系40Rは右側スライド板10R上で固定位
置に設置されるが、その正立プリズム系42R及び接眼
レンズ系44Rは対物レンズ系40Rに対して前後方向
に移動可能であり、これにより右側観察光学系38Rの
合焦(フォーカシング)が行われる。同様に、左側観察
光学系38Lの対物レンズ系40Lは左側スライド板1
0L上で固定位置に設置されるが、その正立プリズム系
42L及び接眼レンズ系44Lは対物レンズ系38Lに
対して前後方向に移動可能であり、これにより左側観察
光学系38Lの合焦(フォーカシング)が行われる。
【0022】右側及び左側観察光学系38R及び38L
に上述したような合焦動作を行わせるために、図3に示
すような右側搭載板46R及び左側搭載板46Lが使用
される。右側搭載板46Rは右側スライド板10R上で
前後方向に移動自在に設置され、図2に示すように、右
側搭載板46R上には右側観察光学系38Rの正立プリ
ズム系42Rが搭載される。図3及び図4から明らかな
ように、右側搭載板46Rの後方側縁辺に沿って直立板
48Rが取り付けられ、この直立板48Rは図2に示す
ように右側接眼レンズ系44Rの取付座として用いられ
る。同様に、左側搭載板46Lは左側スライド板10L
上で前後方向に移動自在に設置され、図2に示すよう
に、左側搭載板46L上には左側観察光学系38Lの正
立プリズム系42Lが搭載される。図3及び図4から明
らかなように、左側搭載板46Lの後方側縁辺に沿って
直立板48Lが取り付けられ、この直立板48Lは図2
に示すように左側接眼レンズ系44Lの取付座として用
いられる。
に上述したような合焦動作を行わせるために、図3に示
すような右側搭載板46R及び左側搭載板46Lが使用
される。右側搭載板46Rは右側スライド板10R上で
前後方向に移動自在に設置され、図2に示すように、右
側搭載板46R上には右側観察光学系38Rの正立プリ
ズム系42Rが搭載される。図3及び図4から明らかな
ように、右側搭載板46Rの後方側縁辺に沿って直立板
48Rが取り付けられ、この直立板48Rは図2に示す
ように右側接眼レンズ系44Rの取付座として用いられ
る。同様に、左側搭載板46Lは左側スライド板10L
上で前後方向に移動自在に設置され、図2に示すよう
に、左側搭載板46L上には左側観察光学系38Lの正
立プリズム系42Lが搭載される。図3及び図4から明
らかなように、左側搭載板46Lの後方側縁辺に沿って
直立板48Lが取り付けられ、この直立板48Lは図2
に示すように左側接眼レンズ系44Lの取付座として用
いられる。
【0023】図3に示すように、右側搭載板46Rの底
面にはその右側縁辺のほぼ中央に沿って右側案内シュー
50Rが固着され、この右側案内シュー50Rには案内
溝52Rが形成される。一方、図1に示すように、右側
スライド板10Rの右側縁にはその一部に沿って直線状
縁辺54Rが形成され、この直線状縁辺54Rは右側及
び左側スライド板10R及び10Lの相対的移動方向に
対して直角を成す。図5に示すように、右側搭載板46
Rが右側スライド板10R上に設置されるとき、右側案
内シュー50Rの案内溝52Rには直線状縁辺54Rが
摺動自在に受け入れられる。要するに、右側スライド板
10Rの右側縁の一部、即ち直線状縁辺54Rが右側案
内シュー50Rに対する案内レールとして機能させられ
る。
面にはその右側縁辺のほぼ中央に沿って右側案内シュー
50Rが固着され、この右側案内シュー50Rには案内
溝52Rが形成される。一方、図1に示すように、右側
スライド板10Rの右側縁にはその一部に沿って直線状
縁辺54Rが形成され、この直線状縁辺54Rは右側及
び左側スライド板10R及び10Lの相対的移動方向に
対して直角を成す。図5に示すように、右側搭載板46
Rが右側スライド板10R上に設置されるとき、右側案
内シュー50Rの案内溝52Rには直線状縁辺54Rが
摺動自在に受け入れられる。要するに、右側スライド板
10Rの右側縁の一部、即ち直線状縁辺54Rが右側案
内シュー50Rに対する案内レールとして機能させられ
る。
【0024】同様に、左側搭載板46Lの底面にはその
左側縁辺のほぼ中央に沿って左側案内シュー50Lが固
着され、この左側案内シュー50Lには案内溝52Lが
形成される。一方、左側スライド板10Lの左側縁には
その一部に沿って直線状縁辺54Lが形成され、この直
線状縁辺54Lは右側及び左側スライド板10R及び1
0Lの相対的移動方向に対して直角を成す。図5に示す
ように、左側搭載板46Lが左側スライド板10L上に
設置されるとき、左側案内シュー50Lの案内溝52L
には直線状縁辺54Lが摺動自在に受け入れられる。要
するに、左側スライド板10Lの右側縁の一部、即ち直
線状縁辺54Lが左側案内シュー50Lに対する案内レ
ールとして機能させられる。
左側縁辺のほぼ中央に沿って左側案内シュー50Lが固
着され、この左側案内シュー50Lには案内溝52Lが
形成される。一方、左側スライド板10Lの左側縁には
その一部に沿って直線状縁辺54Lが形成され、この直
線状縁辺54Lは右側及び左側スライド板10R及び1
0Lの相対的移動方向に対して直角を成す。図5に示す
ように、左側搭載板46Lが左側スライド板10L上に
設置されるとき、左側案内シュー50Lの案内溝52L
には直線状縁辺54Lが摺動自在に受け入れられる。要
するに、左側スライド板10Lの右側縁の一部、即ち直
線状縁辺54Lが左側案内シュー50Lに対する案内レ
ールとして機能させられる。
【0025】なお、図5は図2のV-V線に沿う横断面図
とされるが、図示の簡略化のために右側及び左側搭載板
46R及び46L上に搭載された正立プリズム系42R
及び42Lについては省かれている。
とされるが、図示の簡略化のために右側及び左側搭載板
46R及び46L上に搭載された正立プリズム系42R
及び42Lについては省かれている。
【0026】右側搭載板46Rの左側縁辺に沿って側壁
56Rが設けられ、この側壁56Rは右側搭載板46R
に適宜固着される。側壁56Rの底部側には肥大部58
Rが形成され、この肥大部58Rには案内ロッド60R
を摺動自在に挿通させるボアが形成される。即ち、肥大
部58Rは案内ロッド60Rと摺動自在に係合する係合
部として機能する。図2に示すように、案内ロッド60
Rは右側スライド板10Rの前後方向即ち右側観察光学
系38Rの光軸方向に沿って延び、その前方側端部は右
側スライド板10Rに固定支持される。即ち、案内ロッ
ド60Rの前方側端面には雌ねじ孔が形成され、直立取
付片14の貫通孔161(図1)に止めねじ62R(図
2)を挿通させて該雌ねじ孔に螺着することにより、案
内ロッド60Rの前方側端部の右側スライド板10Rに
対する固定支持が成される。
56Rが設けられ、この側壁56Rは右側搭載板46R
に適宜固着される。側壁56Rの底部側には肥大部58
Rが形成され、この肥大部58Rには案内ロッド60R
を摺動自在に挿通させるボアが形成される。即ち、肥大
部58Rは案内ロッド60Rと摺動自在に係合する係合
部として機能する。図2に示すように、案内ロッド60
Rは右側スライド板10Rの前後方向即ち右側観察光学
系38Rの光軸方向に沿って延び、その前方側端部は右
側スライド板10Rに固定支持される。即ち、案内ロッ
ド60Rの前方側端面には雌ねじ孔が形成され、直立取
付片14の貫通孔161(図1)に止めねじ62R(図
2)を挿通させて該雌ねじ孔に螺着することにより、案
内ロッド60Rの前方側端部の右側スライド板10Rに
対する固定支持が成される。
【0027】一方、案内ロッド60Rの後方側端部も同
様な態様で右側スライド板10Rに固定支持される。詳
述すると、図1に示すように、右側スライド板10Rの
下側縁辺からは張出し部64が延在し、そこには直立取
付片66が折曲げ加工される。図6では、直立取付片6
6は横断面で図示され、そこには直立取付片14の貫通
孔161と整列した貫通孔68が形成される。要する
に、案内ロッド60Rの後方側端面にも雌ねじ孔が形成
され、直立取付片66の貫通孔68(図1)に止めねじ
70R(図2)を挿通させて該雌ねじ孔に螺着すること
により、案内ロッド60Rの後方側端部の右側スライド
板10Rに対する固定支持が成される。
様な態様で右側スライド板10Rに固定支持される。詳
述すると、図1に示すように、右側スライド板10Rの
下側縁辺からは張出し部64が延在し、そこには直立取
付片66が折曲げ加工される。図6では、直立取付片6
6は横断面で図示され、そこには直立取付片14の貫通
孔161と整列した貫通孔68が形成される。要する
に、案内ロッド60Rの後方側端面にも雌ねじ孔が形成
され、直立取付片66の貫通孔68(図1)に止めねじ
70R(図2)を挿通させて該雌ねじ孔に螺着すること
により、案内ロッド60Rの後方側端部の右側スライド
板10Rに対する固定支持が成される。
【0028】かくして、右側搭載板46Rは右側直線状
縁辺54R及び案内ロッド60Rに沿って前後に移動可
能であり、これにより対物レンズ系40Rに対する正立
プリズム系42R及び接眼レンズ系44Rの距離が調節
されるので、右側観察光学系38Rの合焦が可能とな
る。
縁辺54R及び案内ロッド60Rに沿って前後に移動可
能であり、これにより対物レンズ系40Rに対する正立
プリズム系42R及び接眼レンズ系44Rの距離が調節
されるので、右側観察光学系38Rの合焦が可能とな
る。
【0029】同様に、左側搭載板46Lの右側縁辺に沿
って側壁56Lが設けられ、この側壁56Lは左側搭載
板46Lに適宜固着される。側壁56Lの底部側には肥
大部58Lが形成され、この肥大部58Lには案内ロッ
ド60Lを摺動自在に挿通させるボアが形成される。即
ち、肥大部58Lは案内ロッド60Lと摺動自在に係合
する係合部として機能する。図2に示すように、案内ロ
ッド60Lは左側スライド板10Lの前後方向即ち左側
観察光学系38Lの光軸方向に沿って延び、その前方側
端部は左側スライド板10Lに固定支持される。即ち、
案内ロッド60Lの前方側端面には雌ねじ孔が形成さ
れ、直立取付片32の貫通孔342(図1)に止めねじ
62L(図2)を挿通させて該雌ねじ孔に螺着すること
により、案内ロッド60Lの前方側端部の左側スライド
板10Lに対する固定支持が成される。
って側壁56Lが設けられ、この側壁56Lは左側搭載
板46Lに適宜固着される。側壁56Lの底部側には肥
大部58Lが形成され、この肥大部58Lには案内ロッ
ド60Lを摺動自在に挿通させるボアが形成される。即
ち、肥大部58Lは案内ロッド60Lと摺動自在に係合
する係合部として機能する。図2に示すように、案内ロ
ッド60Lは左側スライド板10Lの前後方向即ち左側
観察光学系38Lの光軸方向に沿って延び、その前方側
端部は左側スライド板10Lに固定支持される。即ち、
案内ロッド60Lの前方側端面には雌ねじ孔が形成さ
れ、直立取付片32の貫通孔342(図1)に止めねじ
62L(図2)を挿通させて該雌ねじ孔に螺着すること
により、案内ロッド60Lの前方側端部の左側スライド
板10Lに対する固定支持が成される。
【0030】一方、案内ロッド60Lの後方側端部も同
様な態様で左側スライド板10Lに固定支持される。詳
述すると、図1に示すように、左側スライド板10Lの
矩形状部10L1の下側縁辺からは張出し部72が延在
し、そこには直立取付片74が折曲げ加工される。図1
では、直立取付片74は横断面で図示され、そこには直
立取付片32の貫通孔342と整列した貫通孔76が形
成される。要するに、案内ロッド60Lの後方側端面に
も雌ねじ孔が形成され、直立取付片74の貫通孔76
(図1)に止めねじ70L(図2)を挿通させて該雌ね
じ孔に螺着することにより、案内ロッド60Lの後方側
端部の左側スライド板10Lに対する固定支持が成され
る。
様な態様で左側スライド板10Lに固定支持される。詳
述すると、図1に示すように、左側スライド板10Lの
矩形状部10L1の下側縁辺からは張出し部72が延在
し、そこには直立取付片74が折曲げ加工される。図1
では、直立取付片74は横断面で図示され、そこには直
立取付片32の貫通孔342と整列した貫通孔76が形
成される。要するに、案内ロッド60Lの後方側端面に
も雌ねじ孔が形成され、直立取付片74の貫通孔76
(図1)に止めねじ70L(図2)を挿通させて該雌ね
じ孔に螺着することにより、案内ロッド60Lの後方側
端部の左側スライド板10Lに対する固定支持が成され
る。
【0031】かくして、左側搭載板46Lは左側直線状
縁辺54L及び案内ロッド60Lに沿って前後に移動可
能であり、これにより対物レンズ系40Lに対する正立
プリズム系42L及び接眼レンズ系44Lの距離が調節
されるので、左側観察光学系38Lの合焦が可能とな
る。
縁辺54L及び案内ロッド60Lに沿って前後に移動可
能であり、これにより対物レンズ系40Lに対する正立
プリズム系42L及び接眼レンズ系44Lの距離が調節
されるので、左側観察光学系38Lの合焦が可能とな
る。
【0032】図3及び図4に示すように、右側案内シュ
ー50Rは右側搭載板46Rの最右端部の底面側(即
ち、スライド板と対向する側)に位置させられ、右側搭
載板46Rの右側端面と右側案内シューの右方側面とが
同一面をなしているので、右側ケーシング部分(図示さ
れない)については、その右側壁部を右側搭載板46R
の右側端面近傍まで詰めて設計することができる。同様
に、左側案内シュー50Lは左側搭載板46Lの最左端
部の底面側(即ち、スライド板と対向する側)に位置さ
せられ、左側搭載板46Lの左側端面と左側案内シュー
の左方側面とが同一面をなしているので、左側ケーシン
グ部分(図示されない)についても、その左側壁部を左
側搭載板46Lの右側端面近傍まで詰めて設計すること
ができる。かくして、以上のような構成によれば、双眼
鏡の左右方向の寸法形状即ち眼幅調整方向における寸法
について小型化することができる。
ー50Rは右側搭載板46Rの最右端部の底面側(即
ち、スライド板と対向する側)に位置させられ、右側搭
載板46Rの右側端面と右側案内シューの右方側面とが
同一面をなしているので、右側ケーシング部分(図示さ
れない)については、その右側壁部を右側搭載板46R
の右側端面近傍まで詰めて設計することができる。同様
に、左側案内シュー50Lは左側搭載板46Lの最左端
部の底面側(即ち、スライド板と対向する側)に位置さ
せられ、左側搭載板46Lの左側端面と左側案内シュー
の左方側面とが同一面をなしているので、左側ケーシン
グ部分(図示されない)についても、その左側壁部を左
側搭載板46Lの右側端面近傍まで詰めて設計すること
ができる。かくして、以上のような構成によれば、双眼
鏡の左右方向の寸法形状即ち眼幅調整方向における寸法
について小型化することができる。
【0033】また、右側搭載板46Rの右側縁辺は右側
案内シュー50Rによって摺動自在の支持され、一方右
側搭載板46Rの左側縁辺は肥大部58Rのボアに挿通
された右側案内ロッド60Rによって摺動自在に支持さ
れる。即ち、右側観察光学系38Rの一部をなす正立プ
リズム系42Rが搭載される部分は右側観察光学系の光
軸を挟んで左右方向で最大限離れた2箇所にて両側から
摺動自在に支持されている。勿論、同様なことは左側搭
載板46Lについても言えることである。かくして、正
立プリズム系42R及び42Lについてはそれぞれの観
察光学系38R及び38Lの光軸OR及びOLに沿って
高精度でかつ安定して移動させることが可能である。
案内シュー50Rによって摺動自在の支持され、一方右
側搭載板46Rの左側縁辺は肥大部58Rのボアに挿通
された右側案内ロッド60Rによって摺動自在に支持さ
れる。即ち、右側観察光学系38Rの一部をなす正立プ
リズム系42Rが搭載される部分は右側観察光学系の光
軸を挟んで左右方向で最大限離れた2箇所にて両側から
摺動自在に支持されている。勿論、同様なことは左側搭
載板46Lについても言えることである。かくして、正
立プリズム系42R及び42Lについてはそれぞれの観
察光学系38R及び38Lの光軸OR及びOLに沿って
高精度でかつ安定して移動させることが可能である。
【0034】更には、上述したような構成によれば、右
側搭載板46Rはその上下方向(眼幅調整方向と垂直な
方向)で右側案内シュー50Rと肥大部58Rの間に位
置させられ、該肥大部58Rの厚みは正立プリズム系4
2Rの厚みに含まれる。即ち、右側搭載板46Rの案内
機構が双眼鏡の上下方向の厚さに影響を及ぼす部分とし
ては右側案内シュー50Rの上下方向の厚みだけとな
る。勿論、同様なことは左側搭載板46Lの案内機構に
ついても言えることである。かくして、右側搭載板46
Rの案内機構は双眼鏡の上下方向の寸法の増大化を極力
抑えることに寄与する。
側搭載板46Rはその上下方向(眼幅調整方向と垂直な
方向)で右側案内シュー50Rと肥大部58Rの間に位
置させられ、該肥大部58Rの厚みは正立プリズム系4
2Rの厚みに含まれる。即ち、右側搭載板46Rの案内
機構が双眼鏡の上下方向の厚さに影響を及ぼす部分とし
ては右側案内シュー50Rの上下方向の厚みだけとな
る。勿論、同様なことは左側搭載板46Lの案内機構に
ついても言えることである。かくして、右側搭載板46
Rの案内機構は双眼鏡の上下方向の寸法の増大化を極力
抑えることに寄与する。
【0035】要するに、図3及び図4に示すような構成
によれば、双眼鏡の左右方向の寸法及び上下方向の寸法
の小型化が可能となり、しかも右側及び左側観察光学系
38R及び38Lの可動部分(42R、42L、44
R、44L)の案内移動の移動が高精度でしかも安定し
たものとなる。
によれば、双眼鏡の左右方向の寸法及び上下方向の寸法
の小型化が可能となり、しかも右側及び左側観察光学系
38R及び38Lの可動部分(42R、42L、44
R、44L)の案内移動の移動が高精度でしかも安定し
たものとなる。
【0036】双眼鏡の使用時、右側及び左側観察光学系
38R及び38Lの合焦については同時に行われること
が必要であり、そのためには右側及び左側観察光学系3
8R及び38Lのそれぞれに光軸に沿う右側及び左側搭
載板46R及び46Lの移動は同期されなければならな
い。右側及び左側搭載板46R及び46Lの移動を同期
させるためにはその双方の搭載板46R及び46Lを相
互に連結すればよいが、しかしそのような連結について
は右側及び左側搭載板46R及び46L間の左右方向の
相対移動を許容するものでなくてはならない。
38R及び38Lの合焦については同時に行われること
が必要であり、そのためには右側及び左側観察光学系3
8R及び38Lのそれぞれに光軸に沿う右側及び左側搭
載板46R及び46Lの移動は同期されなければならな
い。右側及び左側搭載板46R及び46Lの移動を同期
させるためにはその双方の搭載板46R及び46Lを相
互に連結すればよいが、しかしそのような連結について
は右側及び左側搭載板46R及び46L間の左右方向の
相対移動を許容するものでなくてはならない。
【0037】本実施形態では、図2及び図3に最もよく
図示するように、右側及び左側搭載板46R及び46L
は伸縮自在の連結手段78によって相互に連結させられ
る。連結手段78は、横断面矩形状のロッド部材80R
と、このロッド部材80Rを摺動自在に受け入れる二股
部材80Lとから成なる。図2及び図3と図4及び図5
とから明らかなように、ロッド部材80Rは肥大部58
Rの前方端部の底部に固着されて左方側に延び、二股部
材80Lは肥大部58Lの前方端部の底部に固着されて
右方側に延びる。ロッド部材80R及び二股部材80L
の長さについては、双眼鏡の眼幅調整が最大幅まで行わ
れたときでもロッド部材80Rと二股部材80Lとの摺
動係合が維持され得るようなものとされる。かくして、
双眼鏡の眼幅調整がどのような眼幅巾で行われたとして
も、右側及び左側搭載板46R及び46Lの同期した移
動は常に保証される。
図示するように、右側及び左側搭載板46R及び46L
は伸縮自在の連結手段78によって相互に連結させられ
る。連結手段78は、横断面矩形状のロッド部材80R
と、このロッド部材80Rを摺動自在に受け入れる二股
部材80Lとから成なる。図2及び図3と図4及び図5
とから明らかなように、ロッド部材80Rは肥大部58
Rの前方端部の底部に固着されて左方側に延び、二股部
材80Lは肥大部58Lの前方端部の底部に固着されて
右方側に延びる。ロッド部材80R及び二股部材80L
の長さについては、双眼鏡の眼幅調整が最大幅まで行わ
れたときでもロッド部材80Rと二股部材80Lとの摺
動係合が維持され得るようなものとされる。かくして、
双眼鏡の眼幅調整がどのような眼幅巾で行われたとして
も、右側及び左側搭載板46R及び46Lの同期した移
動は常に保証される。
【0038】図2及び図3に最もよく図示するように、
ロッド部材80Rにはそのほぼ中央に横断面矩形状の孔
82が形成される。この孔82には図示されない可動片
が挿通させられ、この可動片は双眼鏡の転輪(図示され
ない)の回転運動によって右側及び左側観察光学系38
R及び38Lの光軸に沿って駆動させられるようになっ
ている。要するに、転輪と可動片との間には転輪の回転
運動を可動片の直線運動に変換する運動変換機構が介在
させられ、転輪の回転により右側及び左側搭載板46R
及び46Lが右側及び左側観察光学系38R及び38L
の光軸に沿って移動させられ、これにより右側及び左側
観察光学系38R及び38Lの合焦が同時に行われるこ
ととなる。
ロッド部材80Rにはそのほぼ中央に横断面矩形状の孔
82が形成される。この孔82には図示されない可動片
が挿通させられ、この可動片は双眼鏡の転輪(図示され
ない)の回転運動によって右側及び左側観察光学系38
R及び38Lの光軸に沿って駆動させられるようになっ
ている。要するに、転輪と可動片との間には転輪の回転
運動を可動片の直線運動に変換する運動変換機構が介在
させられ、転輪の回転により右側及び左側搭載板46R
及び46Lが右側及び左側観察光学系38R及び38L
の光軸に沿って移動させられ、これにより右側及び左側
観察光学系38R及び38Lの合焦が同時に行われるこ
ととなる。
【0039】
【発明の効果】以上の記載から明らかなように、本発明
による双眼鏡にあっては、右側観察光学系の合焦のため
に右側搭載板を案内移動する際に右側スライド板の右側
直線状縁辺が案内レールとして利用され、また左側観察
光学系の合焦のために左側搭載板を案内移動する際に左
側スライド板の左側直線状縁辺が案内レールとして利用
されるので、即ち付加的な構成要素としての案内レール
の使用が排除されるので、その分だけ部品点数が削減さ
れ、その結果として、双眼鏡の内部構造の左右方向のコ
ンパクト化が図れるだけでなくその製造コストも低減化
されることになる。
による双眼鏡にあっては、右側観察光学系の合焦のため
に右側搭載板を案内移動する際に右側スライド板の右側
直線状縁辺が案内レールとして利用され、また左側観察
光学系の合焦のために左側搭載板を案内移動する際に左
側スライド板の左側直線状縁辺が案内レールとして利用
されるので、即ち付加的な構成要素としての案内レール
の使用が排除されるので、その分だけ部品点数が削減さ
れ、その結果として、双眼鏡の内部構造の左右方向のコ
ンパクト化が図れるだけでなくその製造コストも低減化
されることになる。
【図1】本発明による双眼鏡のケーシング内に収容され
る支持板構造体の平面図である。
る支持板構造体の平面図である。
【図2】図1と同様な平面図であって、支持板構造体上
に一対の観察光学系、即ち右側及び左側観察光学系を配
置した状態を示す図である。
に一対の観察光学系、即ち右側及び左側観察光学系を配
置した状態を示す図である。
【図3】右側及び左側観察光学系のそれぞれの正立プリ
ズム系及び接眼レンズ系の搭載するために用いられる右
側搭載板及び左側搭載板を示す平面図である。
ズム系及び接眼レンズ系の搭載するために用いられる右
側搭載板及び左側搭載板を示す平面図である。
【図4】図3のIV-IV線に沿う矢視立面図である。
【図5】図2のV-V線に沿う横断面図である。
10 支持板構造体
10R 右側スライド板
10L 左側スライド板
38R 右側観察光学系
38L 左側観察光学系
46R 右側搭載板
46L 左側搭載板
50R 右側案内シュー
50L 左側案内シュー
54R 直線状縁辺
54L 直線状縁辺
60R 案内ロッド
60L 案内ロッド
78 連結手段
80R ロッド部材
80L 二股部材
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フロントページの続き
(72)発明者 舩津 剛治
東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光
学工業株式会社内
Fターム(参考) 2H039 AA04 AB12 AB22 AB45
2H044 BD11 CA00
Claims (6)
- 【請求項1】 右側観察光学系及び左側観察光学をそれ
ぞれ右側スライド板及び左側スライド板上にそれぞれ設
置し、前記右側及び左側スライド板を左右に相対的に移
動させることにより前記右側及び左側観察光学系の眼幅
を調整し、前記右側及び左側観察光学系のそれぞれの一
部を搭載する右側搭載板及び左側搭載板を前記右側及び
左側スライド板上に設置し、前記右側及び左側観察光学
系の合焦のために前記右側及び左側搭載板を該右側及び
左側観察光学系のそれぞれの光軸に沿って移動させるよ
うになった双眼鏡において、 前記右側スライド板の右側縁辺の少なくとも一部は前記
右側観察光学系の光軸に対して平行に延びた右側直線状
縁辺とされ、前記右側搭載板は、前記右側スライド板と
対向する面側に、前記右側直線状縁辺に摺動自在に係合
させられた右側案内シューを備え、前記左側スライド板
の左側縁辺の少なくとも一部は前記左側観察光学系の光
軸に対して平行に延びた左側直線状縁辺とされ、前記左
側搭載板は、前記左側スライド板と対向する面側に、前
記左側直線状縁辺に摺動自在に係合させられた左側案内
シューを備えることを特徴とする双眼鏡。 - 【請求項2】 請求項1に記載の双眼鏡において、前記
右側案内シューは、前記右側直線状縁辺を前記右側観察
光学系の光軸と平行な軸周りに囲む形状をなし、前記左
側案内シューは、前記左側直線状縁辺を前記左側観察光
学系の光軸と平行な軸周りに囲む形状をなしていること
を特徴とする双眼鏡。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の双眼鏡におい
て、前記右側スライド板上には右側案内ロッドが前記右
側観察光学系の光軸に対して平行に設置され、前記右側
搭載板が前記右側案内ロッドに摺動自在に係合させら
れ、前記左側スライド板上には左側案内ロッドが前記左
側観察光学系の光軸に対して平行に設置され、前記左側
搭載板が前記左側案内ロッドに摺動自在に係合させられ
ることを特徴とする双眼鏡。 - 【請求項4】 請求項3に記載の双眼鏡において、前記
右側案内シューは前記右側搭載板の最右端に位置させら
れ、しかも前記右側観察光学系が載置される部分の最左
端近傍には前記右側案内ロッドを摺動自在に挿通させる
係合部が設けられ、一方前記左側案内シューは前記左側
搭載板の最左端に位置させられ、しかも前記左側観察光
学系が載置される部分の最右端近傍には前記左側案内ロ
ッドを摺動自在に挿通させる係合部が設けられることを
特徴とする双眼鏡。 - 【請求項5】 請求項1から3までのいずれ1項に記載
の双眼鏡において、前記右側及び左側搭載板を同期して
移動させるために、該右側及び左側搭載板が前記右側及
び左側スライド板の移動に応じて伸縮する連結手段によ
って相互に連結されることを特徴とする双眼鏡。 - 【請求項6】 請求項5に記載の双眼鏡において、前記
右側搭載板がその板厚さ方向で前記右側案内シューと前
記右側案内ロッドとの間に位置させられ、前記左側搭載
板がその板厚さ方向で前記左側案内シューと前記左側案
内ロッドとの間に位置させられることを特徴とする双眼
鏡。
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