JPH0961458A - 液晶表示パネルの検査装置 - Google Patents

液晶表示パネルの検査装置

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JPH0961458A
JPH0961458A JP21340195A JP21340195A JPH0961458A JP H0961458 A JPH0961458 A JP H0961458A JP 21340195 A JP21340195 A JP 21340195A JP 21340195 A JP21340195 A JP 21340195A JP H0961458 A JPH0961458 A JP H0961458A
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal display
display panel
inspection
drive signal
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JP21340195A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Yoshimura
哲夫 吉村
Kiyoshi Nakazawa
清 中沢
Kazuhiro Shibata
和宏 柴田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication of JPH0961458A publication Critical patent/JPH0961458A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 今後さらに駆動信号入力端子長の縮小化及び
その端子ピッチの微細化される液晶表示パネルの点灯検
査を行うことができない。また、このような液晶表示パ
ネルにはバンプ方式が適しているが、点灯信号入力が困
難になる。 【課題解決手段】 液晶表示パネル1の各駆動信号入力
端子2と検査信号を入力するための各プローブピン7の
一端とを接触させて表示検査を行う液晶表示パネルの検
査装置において、各駆動信号入力端子2と同ピッチの導
電パターン12を有し、各導電パターン12の先端の裏
面にスルーホールにより設けられたバンプ13を有する
プレート9を形成し、すべての隣り合うプローブピン7
が導電パターン12に対して直行する直線上に位置しな
いように、各導電パターン12と各プローブピン7の一
端とを接続し、各駆動信号入力端子2と各バンプ13と
を接触させて表示検査を行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示パネルの
パネル点灯表示検査工程において、液晶表示パネルの不
良検査・修正に用いる液晶表示パネルの検査装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】液晶の電気光学効果をテレビ画像に利用
した表示素子として、液晶表示パネルが提供されてい
る。この液晶表示パネルは、行列状に配列された多数の
絵素電極とそれに印加された電圧に応じて光を変調する
液晶層とを備えている。近年、このような液晶表示パネ
ルの高品位化に伴い、各絵素電極にスイッチング素子を
付加し、このスイッチング素子を介して絵素電極に映像
信号を印加する方法が用いられている。
【0003】ところが、スイッチング素子の製造工程は
複雑であるため、絵素の不良や、走査線及び信号線の断
線或いはショート、さらにスイッチング素子の不良等の
各種の不良が発生し易く、この種の不良状態の検査及び
解析が、最終製品の表示品位向上を目指す上で特に重要
となってくる。
【0004】不良検査の方法としては、被検査体である
液晶表示パネルの複数の駆動信号入力端子に、検査用の
電気信号、つまり検査信号を、プローブピンを接触させ
て印加させる方法が主流となっている。
【0005】以下、図9及び図10を参照しながら、液
晶表示パネルの検査装置を用いて検査方法を説明する。
図9及び図10において、液晶表示パネル21の各駆動
信号入力端子22と各プローブピン27の一端とが直接
接触させた状態を示しており、従来の各駆動信号入力端
子22の端子長L0、その端子ピッチP0ならば、プロ
ーブピン27を多段(図中では5段)の千鳥配列するこ
とで、各駆動信号入力端子22と直接接触させることが
できた。現在、10インチクラスの大型液晶表示パネル
は、表示画面以外の縮小化が要望されているため、外周
占有率の削減が必要となる。
【0006】また、表示画面の高精細化の要望により、
VGA(Video Grahics Array)方式から、S−VGA
(Super-Video Grahics Array)、XGA(Extended Gr
ahics Array)方式の採用が高まっている。
【0007】その結果、駆動入力信号端子22の端子長
の縮小化(L<L0)、微細ピッチ化(P<P0)が必
要となる。つまり、プローブピン27の千鳥配列を行う
ための十分のエリアを確保できなくなったりして、プロ
ーブピン27による駆動信号入力端子22への直接接触
は難しくなる。具体的な例を示すと、従来の液晶表示パ
ネル21では、端子長L0は3mm、端子ピッチP0は
100μmとなっており、プローブピン27を5段の千
鳥配列であると、プローブピン27のピッチは約757
μm、また、プローブピン27の最短ピッチは500μ
mとなり、現状のプローブピン27の加工技術でも対応
できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ような液晶表示パネルの検査装置では、図10及び図1
1に示すように、例えば、縮小化が進んだ端子長Lは
1.5mm、微細化が進んだ端子ピッチPを60μmと
すると、プローブピン27を5段の千鳥配列した場合、
プローブピン27のピッチは約380μm、また、プロ
ーブピン27の最短ピッチは300μmとなる。
【0009】また、5段の千鳥配列を減らし、端子長L
に対応するために3段の千鳥配列をしたとしても、プロ
ーブピン27のピッチは約500μmとなるが、プロー
ブピン27の最短ピッチは180μmとなり、現状のプ
ローブピン27の加工技術では、駆動信号入力端子22
にプローブピン27を配列することが困難である。
【0010】このような微細化が進んだピッチの駆動信
号入力端子22への接触にはバンプ方式が適している
が、バンプ33の加工が施されたプレート29は、駆動
信号入力端子22と同ピッチの導電パターン32を有し
ているため、液晶表示パネル21の点灯用信号の入力が
困難になる。
【0011】本発明の液晶表示パネルの検査装置は上記
のような問題点を解決したもので、液晶表示パネルの生
産工程であるパネル点灯表示検査工程において、今後さ
らに駆動信号入力端子長の縮小化及びその端子ピッチの
微細化される液晶表示パネルの表示検査を行うことがで
きる液晶表示パネルの検査装置を提供することを目的と
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、液晶表示パネルの各駆動信号
入力端子と検査信号を入力するための各プローブピンの
一端とを接触させて表示検査を行う液晶表示パネルの検
査装置において、上記各駆動信号入力端子と同ピッチの
導電パターンを有し、該各導電パターン先端の裏面にス
ルーホールにより設けられたバンプを有するプレートを
形成し、すべての少なくとも隣り合う上記プローブピン
が上記導電パターンに対して直行する直線上に位置しな
いように、上記各導電パターンと上記各プローブピンの
一端とを接続し、上記各駆動信号入力端子と上記各バン
プとを接触させて表示検査を行うものである。
【0013】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記検査信号が色の三原色(R、G、
B)毎に入力可能なパターンを有する基板と上記各プロ
ーブピンの他端とを接続するものである。
【0014】以上の構成のように、請求項1記載の発明
は、液晶表示パネルの生産工程であるパネル点灯表示検
査工程において、従来のように各駆動信号入力端子と各
プローブピンの一端とを直接接触させずに、プレートを
介在して接触させることにより、駆動信号入力端子長よ
りプレートを長く取ることができ、プローブピンの配列
エリアを十分に取ることができる。
【0015】請求項2記載の発明は、検査信号が色の三
原色(R、G、B)毎に入力可能なパターンを有する基
板と各プローブピンの他端とを接続することにより、駆
動信号入力端子間のリーク検査、各種単色点灯検査等の
表示検査を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の液晶表示パネルの
検査装置の実施形態を図1乃至図8と共に説明する。本
実施形態の液晶表示パネルの検査装置は図1乃至図5に
示すように構成するものであり、図1において、まず液
晶表示パネル1は、その隣接する二辺端部に複数の駆動
信号入力端子2が配列されており、液晶表示パネル1の
対角線上の二辺端部に80μm角の位置合わせマーク3
が設けられている。
【0017】次に、本実施形態の液晶表示パネルの検査
装置は、液晶表示パネル1を載置する載置台4を有する
下部ステージ5が備えられている。載置台4は図1に示
す矢印X、Y、θ方向に移動可能となっている。下部ス
テージ5の上方にはそれと対向するように上部ステージ
6が備えられている。
【0018】上記上部ステージ6には、その裏面に、複
数のプローブピン7を有するフレキシブル基板8と、プ
レート9とが配設され、また、その表面には2つの位置
合わせカメラ10が配設されており、その位置合わせカ
メラ10により上部ステージ6の開口6aから位置合わ
せマーク3を取り込んで、画像処理することができる。
【0019】また、検査信号を各駆動信号入力端子2に
入力するための電気的な接続関係は、図2に示すよう
に、まず、フレキシブル基板8と検査用点灯信号生成回
路11とが電気的に接続されている。プレート9の表面
には駆動信号入力端子2と同ピッチの導電パターン12
を有し、それと各プローブピン7とが電気的に接続され
ている。
【0020】また、駆動信号入力端子2とプレート9と
の接続関係は、特に図3に示すように、プレート9の各
導電パターン12の一端の裏面にはスルホールにより金
メッキを施した凸状のバンプ13が設けられ、それと各
駆動信号入力端子2とが電気的に接触させている。
【0021】次に、各導電パターン12と接続されるプ
ローブピン7の配列は、特に図4に示すように、プレー
ト9の表面にプローブピン7を6段の千鳥状に配列し、
各プローブピン7の一端と各導電パターン12とを電気
的に接続している。
【0022】また、各プローブピン7の他端には、フレ
キシブル基板8の6列のストレートパターン14が導電
パターン12に対して直行するように電気的に接続され
ている。そして、このようにプローブピン7を接続させ
ることで、プローブピン7を、赤色点灯用端子の偶数番
(14a)、その奇数番(14b)、緑色点灯用端子の
偶数番(14c)、その奇数番(14d)、青色点灯用
端子の偶数番(14e)、その奇数番(14f)のよう
に、各ストレートパターン14a〜f毎に6つのグルー
プに分けることができる。
【0023】次に、各ストレートパターン14a〜fと
リレー回路15とを接続し、リレー回路15を用いて、
各ストレートパターン14a〜fを、14aと14b、
14cと14d、14eと14fのように組み合わせ、
その組み合わせパターンに検査用点灯信号を入力するこ
とで、単色点灯による複数並列の電極間の短絡を容易に
目視して検出することができ、また、複数並列の端子を
偶数番端子(14aと14cと14eとの組み合わせ)
と奇数番端子(14bと14dと14fとの組み合わ
せ)とに区別することで、電極間短絡の検出のための両
者間の抵抗値の測定が行える。
【0024】次に、本実施形態の検査装置を用いて液晶
表示パネルを検査方法について図1及び図6乃至図8と
共に詳細に説明する。
【0025】まず、位置合わせカメラ10に位置合わせ
マーク3の画像を取り込み、その取り込んだ画像を位置
合わせカメラ10により演算処理を行い、基準値との差
を下部ステージ5を図1に示す矢印X、Y、θ方向に微
動させることにより、液晶表示パネル1の各駆動信号入
力端子2とプレート9の各バンプ13とが電気的に接触
される。尚、本実施形態では、駆動信号入力端子2とバ
ンプ13との相対位置精度は±10μmである。
【0026】各駆動信号入力端子2とプローブピン7と
の接続は、従来のように各駆動信号入力端子2と各プロ
ーブピン7を直接接触させずに、プローブピン7とプレ
ート9の導電パターン12とを接続し、その接続したプ
レート9の各バンプ13と駆動信号入力端子2とを接触
させる構成であるため、プローブピン7の千鳥配列用エ
リアを十分取ることができる。従って、多様なプローブ
ピン7の配列が可能となり、検査目的にあったプローブ
ピン7の配列を行うことができて、液晶表示パネル1の
駆動信号入力端子2に検査信号を入力して表示検査を行
うことができる。
【0027】尚、本実施形態では、プローブピン7を6
段の千鳥配列して説明したが、今後一層パネルの高精細
化が進んだ場合、9段又は12段の千鳥配列も可能であ
る。
【0028】
【発明の効果】以上のような構成であるから、請求項1
記載の発明は、液晶表示パネルの生産工程であるパネル
点灯表示検査工程において、従来のように各駆動信号入
力端子と各プローブピンの一端とを直接接触させずに、
プレートを介在して接触させることにより、駆動信号入
力端子長よりプレートを長く取ることができ、プローブ
ピンの配列エリアを十分に取ることができるため、今後
さらに駆動信号入力端子長の縮小化及びその端子ピッチ
の微細化される液晶表示パネルの点灯検査が可能とな
る。また、多様なプローブピンの配列が可能となり、検
査目的にあわせたプローブピンの配列ができる。
【0029】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の効果に加えて、検査信号が色の三原色(R、G、B)
毎に入力可能なパターンを有する基板と各プローブピン
の他端とを接続することにより、駆動信号入力端子間の
リーク検査、各種単色点灯検査等の表示検査を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示パネルの検査装置の実施形態
を示す概略斜視図である。
【図2】本実施形態を示す液晶表示パネルと検査装置と
の接続関係の概略斜視図である。
【図3】図2に示すA部の拡大側面図である。
【図4】本実施形態を示すプレートとプローブピンとの
接続関係の平面図である。
【図5】本実施形態を示すフレキシブル基板とプローブ
ピンとの接続関係の平面図である。
【図6】本実施形態を示す液晶表示パネルとプローブピ
ンに接続されたプレートとの接続状態の平面図である。
【図7】図6に示す側面図である。
【図8】図7に示すB部の拡大図である。
【図9】従来の液晶表示パネルの駆動信号入力端子とプ
ローブピンとの接続関係を示す平面図である。
【図10】図9に示す側面図である。
【図11】液晶表示パネルの駆動信号入力端子とプロー
ブピンとの接続関係を示す平面図である。
【図12】図11の側面図である。
【符号の説明】
1、21 液晶表示パネル 2、22 駆動信号入力端子 3 位置合わせマーク 4 載置台 5 下部ステージ 6 上部ステージ 7、27 プローブピン 8 フレキシブル基板 9、29 プレート 10 位置合わせカメラ 11 検査用点灯信号発生回路 12、32 導電パターン 13、33 バンプ 14 ストレートパターン 15 リレー回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示パネルの各駆動信号入力端子と
    検査信号を入力するための各プローブピンの一端とを接
    触させて表示検査を行う液晶表示パネルの検査装置にお
    いて、 上記各駆動信号入力端子と同ピッチの導電パターンを有
    し、該各導電パターン先端の裏面にスルーホールにより
    設けられたバンプを有するプレートを形成し、 すべての少なくとも隣り合う上記プローブピンが上記導
    電パターンに対して直行する直線上に位置しないよう
    に、上記各導電パターンと上記各プローブピンの一端と
    を接続し、 上記各駆動信号入力端子と上記各バンプとを接触させて
    表示検査を行うことを特徴とする液晶表示パネルの検査
    装置。
  2. 【請求項2】 上記検査信号が色の三原色(R、G、
    B)毎に入力可能なパターンを有する基板と上記各プロ
    ーブピンの他端とを接続することを特徴とする請求項1
    記載の液晶表示パネルの検査装置。
JP21340195A 1995-08-22 1995-08-22 液晶表示パネルの検査装置 Pending JPH0961458A (ja)

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