JPH0960530A - ダクト用伸縮継手 - Google Patents

ダクト用伸縮継手

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Publication number
JPH0960530A
JPH0960530A JP7218557A JP21855795A JPH0960530A JP H0960530 A JPH0960530 A JP H0960530A JP 7218557 A JP7218557 A JP 7218557A JP 21855795 A JP21855795 A JP 21855795A JP H0960530 A JPH0960530 A JP H0960530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
expansion joint
corrugated plate
metallic
metal frame
duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7218557A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Hashimoto
幸弘 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP7218557A priority Critical patent/JPH0960530A/ja
Publication of JPH0960530A publication Critical patent/JPH0960530A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/12Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の伸縮継手においては金属製フレームに
温度差が発生して熱変形が生じる。この熱変形により角
型の金属製フレームのコーナー部には連続性を保つため
に大きな曲げ応力が負荷される。即ち、非金属性ベロー
の取付け部と金属製フレームとの周方向への熱伸び量に
差を生じて金属製フレームのコーナー部に熱変形による
過大な熱応力が集中し、伸縮継手の寿命を著しく低下さ
せている。 【解決手段】 1対の金属製フレーム間に非金属性ベロ
ーが取付けられて熱伸びを吸収するダクト用伸縮継手に
おける金属製フレームに周方向の熱伸び差を吸収する波
板部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【本発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービンの
排気などに適用されるダクト用伸縮継手に関する。
【0002】
【従来の技術】図3はガスタービンの排気ダクトなどに
使用されている従来の伸縮継手の説明図である。図にお
いて、本伸縮継手104はガスタービン出口101から
排出される高温のガスをボイラ入口103まで運ぶ排気
ダクト102の途中に設けられており、高温のガスによ
って生ずる排気ダクト102の熱伸びを吸収するように
なっている。伸縮継手には金属型と非金属型とがある
が、一般には軸に対して直角方向の熱伸びも吸収が容易
に行える非金属型の伸縮継手104が多く用いられてい
る。本伸縮継手104は非金属型の伸縮継手で、一対の
金属製フレーム202とその間を継ぐ非金属性ベロー2
03などとから成り立っている。
【0003】非金属性ベロー203は気密性、耐熱性を
保たせるためにテフロンをベースに作られており、金属
性ベローに比べて同じダクト面間距離において熱伸びの
吸収量が大きく取れる利点があるが、耐熱温度が250
℃以下であるために非金属性ベロー203の取付部20
8における温度を250℃以下に制限しなければならな
い。このため、排気ダクト102のフランジ201から
非金属性ベロー203の取付部208までの間で大きな
温度降下が要求され、保温材207の厚み、金属製フレ
ーム202の高さなどによって温度のコントロールが行
われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の伸縮継手においては金属製フレーム202
に温度差が発生して図に示すような熱変形が生じる。こ
の熱変形により角型の金属製フレーム202のコーナー
部には連続性を保つために大きな曲げ応力が負荷され
る。即ち、非金属性ベロー203の取付け部208と金
属製フレーム202との周方向への熱伸び量に差を生じ
て金属製フレーム202のコーナー部に熱変形による過
大な熱応力が集中し、伸縮継手104の寿命を著しく低
下させている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るダクト用伸
縮継手は上記課題の解決を目的にしており、1対の金属
製フレーム間に非金属性ベローが取付けられて熱伸びを
吸収するダクト用伸縮継手において、上記金属製フレー
ムに周方向の熱伸び差を吸収する波板部を設けた構成を
特徴とする。即ち、本発明に係るダクト用伸縮継手にお
いては、1対の金属製フレーム間に非金属性ベローが取
付けられて熱伸びを吸収するダクト用伸縮継手における
金属製フレームに周方向の熱伸び差を吸収する波板部が
設けられており、金属製フレームに設けられた波板部に
より金属製フレームの温度差によって生じる熱伸び差が
吸収されて金属製フレームに生じる熱曲げ変形が低減さ
れる。これにより、金属製フレームのコーナー部に集中
する熱応力が大幅に緩和される。
【0006】
【発明の実施の形態】図1および図2は本発明の実施の
一形態に係る伸縮継手の説明図である。図において、本
実施の形態に係る伸縮継手はガスタービンの排気ダクト
などに使用されるもので、図1(a)に示すように本伸
縮継手104はガスタービン入口101から排出される
高温のガスをボイラ入口103まで運ぶ排気ダクト10
2の途中に設けられており、高温のガスによって生ずる
排気ダクト102の熱伸びを吸収するようになってい
る。本伸縮継手104は非金属型で、金属型よりも軸に
対して直角方向の熱伸びの吸収が容易に行える。非金属
型の伸縮継手は一対の金属製フレーム202とその間を
継ぐ非金属性ベローなどとから成り立っている。非金属
性ベローは気密性、耐熱性を保たせるためにテフロンを
ベースに作られており、金属性ベローに比べて同じダク
ト面間距離において熱伸びの吸収量が大きく取れる利点
がある。
【0007】また、同図(b)に示すように本伸縮継手
の金属製フレーム202には波板部210が設けられて
おり、排気ダクト102のフランジ201側と非金属性
ベロー203の取付部208側とで温度が違うことよっ
て生ずる熱伸び差を吸収するようになっている。波板部
210はその上部に非金属性ベロー取付け用のフランジ
212を有しているが、このフランジ212部分の変形
を容易にするためにフランジ212には変形吸収用の切
欠211が設けられている。この熱伸び差を吸収する波
板部210はそれぞれ金属製フレーム202のコーナー
部近傍に設置されている。これは、コーナー部の剛性が
非コーナー部に比べて高く、変形し難いために熱伸び差
を吸収する信頼性を高くするためである。即ち、変形し
易い非コーナー部に波板部210を配置すると周方向の
面外変形を生じ、この面外変形が熱伸び差の吸収を妨げ
るためである。
【0008】波板部210によりコーナー部に負荷され
る変位の荷重は、波板部210の曲率半径Rにより次式
のように表わされる。
【0009】
【数1】
【0010】一般の排気ダクトの寸法では荷重の比率が
P/PF =0.1となり、荷重は1/10程度となる。
実際には、熱曲げ変形を生じるためにこの効果は減少す
るが、熱応力は大きく低減されて排気ダクト210の寿
命が大幅に伸びる。
【0011】従来の伸縮継手においては金属製フレーム
に温度差が発生して熱変形が生じる。この熱変形により
角型の金属製フレームのコーナー部には連続性を保つた
めに大きな曲げ応力が負荷される。即ち、非金属性ベロ
ーの取付け部と金属製フレームとの周方向への熱伸び量
に差を生じて金属製フレームのコーナー部に熱変形によ
る過大な熱応力が集中し、伸縮継手の寿命を著しく低下
させている。このような金属製フレーム202と非金属
性ベローとから成り立っている伸縮継手104の寿命を
延長させるためには金属製フレーム202における周方
向の伸び差を低減させることが重要であるが、本伸縮継
手104においては周方向の熱伸び差を吸収するために
金属製フレーム202に1段の波板部210を配置して
周方向の熱伸び差により金属製フレーム202のコーナ
ー部へ熱変形が集中するのを緩和している。この金属製
フレーム202に設けられた波板部210が金属製フレ
ーム202の上下に発生する温度差によって生じる熱伸
び差を吸収することにより、金属製フレーム202に生
じる熱曲げ変形を防止して金属製フレーム202のコー
ナー部へ集中する変形が緩和される。このように金属製
フレーム202のコーナー部における熱応力が大幅に低
減されることにより、伸縮継手104の寿命が格段に延
びる。
【0012】
【発明の効果】本発明に係るダクト用伸縮継手は前記の
ように構成されており、金属製フレームのコーナー部に
集中する熱応力が大幅に緩和されるので、ダクト用伸縮
継手の寿命が格段に延びる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の実施の一形態に係る伸縮
継手の正面図、同図(b)は断面図である。
【図2】図2はその要部詳細図である。
【図3】図3(a)は従来の伸縮継手の断面図、同図
(b)はその要部詳細図、同図(c)はその作用説明図
である。
【符号の説明】
101 ガスタービン出口 102 排気ダクト 103 ボイラ入口 104 伸縮継手 201 ダクト接合用のフランジ 202 金属製フレーム 203 非金属性ベロー 204 押え板 205 ボルト 206 ナット 207 保温材 208 非金属性ベローの取付け部 210 波板部 211 変形吸収用の切欠 212 非金属性ベローの取付け部のフランジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対の金属製フレーム間に非金属性ベロ
    ーが取付けられて熱伸びを吸収するダクト用伸縮継手に
    おいて、上記金属製フレームに周方向の熱伸び差を吸収
    する波板部を設けたことを特徴とするダクト用伸縮継
    手。
JP7218557A 1995-08-28 1995-08-28 ダクト用伸縮継手 Withdrawn JPH0960530A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7218557A JPH0960530A (ja) 1995-08-28 1995-08-28 ダクト用伸縮継手

Applications Claiming Priority (1)

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JP7218557A JPH0960530A (ja) 1995-08-28 1995-08-28 ダクト用伸縮継手

Publications (1)

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JPH0960530A true JPH0960530A (ja) 1997-03-04

Family

ID=16721816

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JP7218557A Withdrawn JPH0960530A (ja) 1995-08-28 1995-08-28 ダクト用伸縮継手

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JP (1) JPH0960530A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006307733A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン排気ディフューザ
CN109595941A (zh) * 2019-01-16 2019-04-09 上海上创超导科技有限公司 一种金属炉管热胀变形可控的高温热处理管式炉

Cited By (2)

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JP2006307733A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン排気ディフューザ
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Legal Events

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Effective date: 20021105