JPH0343533B2 - - Google Patents

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JPH0343533B2
JPH0343533B2 JP12550082A JP12550082A JPH0343533B2 JP H0343533 B2 JPH0343533 B2 JP H0343533B2 JP 12550082 A JP12550082 A JP 12550082A JP 12550082 A JP12550082 A JP 12550082A JP H0343533 B2 JPH0343533 B2 JP H0343533B2
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JP
Japan
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heat
air
wall surface
eaves
piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP12550082A
Other languages
English (en)
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JPS5915728A (ja
Inventor
Toshio Abe
Hiroshi Ishikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Research Institute of Electric Power Industry
Original Assignee
Central Research Institute of Electric Power Industry
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Filing date
Publication date
Application filed by Central Research Institute of Electric Power Industry filed Critical Central Research Institute of Electric Power Industry
Priority to JP12550082A priority Critical patent/JPS5915728A/ja
Publication of JPS5915728A publication Critical patent/JPS5915728A/ja
Publication of JPH0343533B2 publication Critical patent/JPH0343533B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/007Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel constructed mainly of ceramic components

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は熱遮断体片による高熱曝露壁面の熱遮
断構造、特に高熱曝露壁面を被覆しながら熱遮断
用空気フイルムを形成できる熱遮断構造に関する
ものである。
(従来技術とその問題点) 高熱に曝露される壁面を有する装置、例えばガ
スタービンの燃焼器においては、壁面を高熱から
保護して機械的強度を維持することが必要であ
る。そこで例えば第1図a,bに示す断面図およ
び部分断面斜視図のように、内筒1と尾筒2の外
周に同軸状に外筒3を設けてその間に尾筒2の方
向、即ちガスの流通方向に冷却用空気を流して内
筒などを冷却したり、更には内筒1と尾筒2に設
けた空気放出孔4と、冷却用空気を内筒1の壁面
6に沿つて流すためのひさし筒5、即ち上流端の
外径が内筒1の内径とほぼ同等、下流端の外径が
内筒1の内径より小さく、しかも上流端と下流端
が曲面で連なるひさし筒5を、空気放出孔4の上
流側に位置させて内筒1の壁面6に同心状に設け
て、内筒などの壁面に空気フイルムを形成して壁
面を高温から保護する方法が提案されている。
しかしこれらの方法では高効率化の要求により
ガスの温度が高められた場合(例えば1500℃以
上)には、熱からの保護が不十分である。そこで
最近このような隘路を打開して高温高負荷燃焼器
を実現するため、例えば第2図a〜eに示す部分
断面斜視図、部分拡大断面図のように、流通ガス
の温度に耐せる高温強度を有する内筒1の曲面に
対応した面を形状をもつ角形平板状の熱遮断体片
7、例えば耐熱性および高温強度に優れる炭化ケ
イ素、窒化ケイ素等を焼結して作られたセラミツ
クブロツク(燃焼器の発生ガスの温度が低く、熱
遮断体片の温度が900℃以下の場合にはハステロ
イのような耐熱合金でも使用が可能である。)(以
下セラミツクブロツクと云う)によつて内筒1の
内壁面6やひさし筒5の表面を被覆する方法が本
発明によつて提案された。
第2図aの方法は内壁面6の軸方向の表面に楔
状の支持条溝8を設け、ここに楔条の支持突起9
を底面にもつセラミツクブロツク7を嵌めこん
で、内筒1の内壁面6を被覆する方法である。ま
た第2図bのものはセラミツクブロツク7と内壁
面6の間に、熱遮断用空〓10を形成したもので
ある。また更に第2図c,d,eのものはセラミ
ツクブロツクの製作と、内壁面への組立ての容易
化の促進から、支持突起9と支持条溝8との間に
〔がた〕をもたせると同時に、内筒1に設けた貫
通孔11により冷却空気圧を利用してセラミツク
ブロツク7を押上げて熱遮断用空〓10を作りな
がら固定したり、ばね12やセラミツク柱体1
3,14は弾性を有する断熱パツキン)を締付ね
じ15により押上げて固定する方法である。これ
らの方法によれば、熱の遮断効果は大きく向上し
燃焼器のガス温度を大幅に上昇できる。
しかしこの方法を第1図に示すひさし筒5の被
覆に用いた場合、特に内筒1への取付部5aの付
近のように、曲がりが大きい部分の被覆に使用さ
れるセラミツクブロツク7は、複雑な曲面に対応
させた形状としなければならないため、セラミツ
クブロツクの製作が難しく出来たとしても高価に
なる。
またひさし筒5の表面へのセラミツクブロツク
の固定に当たつては、第2図fに示す斜視図のよ
うにひさし筒5の外壁側に、セラミツクブロツク
7の底面に設けた楔状支持突起9が入る、支持条
溝8を設ける必要がある。このため支持条溝8の
厚さ分だけ内筒1の厚さが大となり、更にこの上
にセラミツクブロツクの厚さが加わる。従つてセ
ラミツクブロツク7による被覆のない場合に比べ
てひさし筒5は厚いものとなり、内筒1の壁面6
に大きな突出ブロツクを作ることになる。その結
果、ガス流を乱したり、局部加熱の発生を招くた
め保護効果を大きく低下する。
(発明の目的) 本発明は従来のように空気フイルム形成用のひ
さし筒を設けたりすることなく、セラミツクブロ
ツクのみによつて内筒の内壁面にガス流通方向の
空気フイルムを形成しながら、被覆できる熱遮断
構造を提供し、上記のような欠点を一挙に除去し
て高温高負荷燃焼器などの実現を可能としたもの
である。
(問題点を解決するための本発明の手段) (構造) 第3図は本発明の一実施例を示す部分拡大斜視
図であつて、その特徴とするところは次の点にあ
る。即ち本発明においてはセラミツクブロツクの
前後両端の厚さを変えて熱曝露面を傾斜させると
同時に、その厚い端部の上側を延長して薄いひさ
し部16aを設け、また厚さの小さい端部の厚さ
を隣接セラミツクブロツクのひさし部16aと重
ね合わせた時、空気流通空〓17をを作りうるよ
うに選定した角形平板状のセラミツクブロツク1
6を作る。そしてひさし部16aが例えばガスタ
ービン入口側(尾筒2の出口側)に位置させなが
ら、ひさし部16aの下面と隣接セラミツクブロ
ツクの厚さの薄い端部の上面との間に空気流通空
〓17を作り、かつ隣接セラミツクブロツク16
のひさし部16aの設置端面と厚さの薄い端部
面、即ちひさし部非設置端面との間にガス流通方
向とほぼ直角な方向の空気供給間〓18を作るよ
うに、ひさし部16aと隣接セラミツクブロツク
16とを重ね合わせて、例えば前記第2図eに示
した方法、即ち楔状支持条溝8、楔条支持突起
9、セラミツク柱体13、断熱パツキン14、締
付ねじ15などにより、内筒1の内壁面6との間
に熱遮断空〓10をもたせて内壁面6に固定して
被覆する。一方内筒や尾筒1,2には空気供給孔
19を設けて、ここから前記外筒との間に流され
る冷却用空気を送りこみ、上記空気供給間〓18
と空気流通間〓17を介して隣接セラミツクブロ
ツク16の表面に沿つてタービン入口方向に冷却
用空気を吹き出して、空気フイルムを形成するよ
うにしたことを特徴とするものである。
以上のように本発明では角形平板状の厚さの薄
いひさし部と、隣接セラミツク部のひさし部非設
置端とを重ね合わせて熱遮断体を形成するので、
ガスとの接触面はほぼ平坦になる。従つてひさし
筒を用いる従来のようにガス流を乱したり局部加
熱を生じたりするおそれがなく、しかもセラミツ
クブロツクは角形平板状であつて、従来のひさし
筒の場合のように複雑な曲面をもたせる必要がな
いので、製作が容易となり低価額となる。
(変形例) 以上本発明を一実施例により説明したが、第4
図a,bに示す部分拡大断面図(裏から見た図)
および側面図のようにひさし部16aの形成端側
の適宜の長さに亘つて、楔状支持突起9の両側の
冷却用空気通路と連通する幅の広い空気供給路1
6bを設けて、空気供給間〓18を介して空気流
通空〓17からセラミツクブロツク7の熱曝露表
面に均一に空気を吹き出せるようにするのがよ
い。また第4図bに示すように、セラミツクブロ
ツク16の厚さの薄い端部即ちひさし部非設置端
部の下面付近に、空気抑止突部16cを設けて、
各セラミツクブロツク毎に設けた空気供給孔19
からの冷却空気が、他のセラミツクブロツク16
と内壁面6間の熱遮断用空〓10に入りこむのを
極力少なくして、各空気流通空〓17から均等に
空気フイルム形成用の空気が吹き出るようにする
ことができる。また第5図に示す側面図のように
ひさし部16aを先端に行く程薄くして壁面の凹
凸を更に少なくするようにしてもよい。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように本発明によれ
ば、角形平板状の熱遮断端片を用いてほぼ凹凸の
ない平坦な熱遮断体を高熱曝露壁面に形成でき、
しかも高温ガスと接触する熱遮断体の表面にガス
流方向の空気によるフイルムを形成できる。従つ
て従来のひさし筒による手段に比べて熱遮断体片
の製作の容易化、低価額が図られると同時に、熱
遮断体片で被覆されたひさし筒が大きな突出物と
なることにより生ずるガス流の乱れや、局部熱を
解決して、高温曝露壁面の保護効果を向上できる
すぐれた効果を奏するもので、ダスタービン用高
温高負荷燃焼器などの実現に極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の燃焼器説明図、第2図は熱遮断
体片による被覆方法の説明図、第3図は本発明の
一実施例の説明図、第4図および第5図は本発明
の変形例の説明図である。 1……燃焼器内筒、2……尾筒、3……外筒、
4……空気放出口、5……ひさし筒、6……内壁
面、7……熱遮断片(セラミツクブロツク)、8
……楔状支持条溝、9……楔条支持突起、10…
…熱遮断用空〓、11……貫通孔、12……ばね
体、13……耐熱性の例えばセラミツク柱体、1
4……耐熱性断熱パツキン例えばセラミツクウー
ルパツキン、15……締付ねじ、16……空気フ
イルム形成用セラミツクブロツク、16a……ひ
さし部、16b……空気供給路、16c……空気
抑止突部、17……空気流通空〓、18……空気
供給間〓、19……空気供給孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 両端の厚みを変えて形成した熱曝露傾斜面を
    上面にもち、かつ厚みの厚い一端上部を前記傾斜
    面の方向に延長して形成したひさし部をもつと共
    に、他端部の厚みを隣接熱遮断体片のひさし部下
    面との間にガス流通方向の空気流通空〓をもつ薄
    い厚みとした耐熱性と高温強度を備えた角形平板
    状の熱遮断体片を、前記一端部に設けたひさし部
    をガス流通方向の下流側に位置させながら、隣接
    熱遮断体片の薄い厚みの端部との間にガス流方向
    の空気流通空〓をもつと共にひさし部設置端面と
    隣接熱遮断体片の非ひさし部設置端面との間に前
    記空気流通空〓と連通する空気供給間〓をもち、
    かつ空気供給孔を設けた高熱曝露壁面との間に熱
    遮断用空〓をもつように高熱曝露壁面上に隣接固
    定して、高熱曝露壁面を熱遮断体片により熱遮断
    しながら空気供給孔からの空気を前記空気流通空
    〓から熱遮断体片の表面上に沿つて吹き出すよう
    にしたことを特徴とする高熱曝露壁面の熱遮断構
    造。
JP12550082A 1982-07-19 1982-07-19 高熱曝露壁面の熱遮断構造 Granted JPS5915728A (ja)

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JPS5915728A JPS5915728A (ja) 1984-01-26
JPH0343533B2 true JPH0343533B2 (ja) 1991-07-02

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JP3099087B2 (ja) * 1989-03-03 2000-10-16 株式会社日立製作所 燃焼器
JP2519193B2 (ja) * 1990-07-17 1996-07-31 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 高温ガス誘導用の内側領域を備えた管材、特に炎管
RU2076275C1 (ru) * 1990-07-17 1997-03-27 Сименс АГ Отрезок трубы, в частности жаровая труба с внутренним объемом для направления горячего газа и теплозащитным экраном
FR2918444B1 (fr) * 2007-07-05 2013-06-28 Snecma Deflecteur de fond de chambre, chambre de combustion le comportant et moteur a turbine a gaz en etant equipe

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JPS5915728A (ja) 1984-01-26

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