JPH0960159A - 壁パネルの連結構造 - Google Patents

壁パネルの連結構造

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Publication number
JPH0960159A
JPH0960159A JP21597595A JP21597595A JPH0960159A JP H0960159 A JPH0960159 A JP H0960159A JP 21597595 A JP21597595 A JP 21597595A JP 21597595 A JP21597595 A JP 21597595A JP H0960159 A JPH0960159 A JP H0960159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall panel
pin
reinforcing frame
fitted
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21597595A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Sumi
芳文 角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd, Okayama Sekisui Industry Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP21597595A priority Critical patent/JPH0960159A/ja
Publication of JPH0960159A publication Critical patent/JPH0960159A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユニット上部に隙間がない場合であっても壁パ
ネルを簡単確実に連結する。 【解決手段】壁パネル11の一方の補強フレーム13に
外方に突出するように付勢されたピン143を有する連
結部材14を設けるとともに、他方の補強フレーム13
に前述の連結部材14のピン143が嵌合可能な開口を
形成し、隣接する一対の壁パネル11,11において、
一方の壁パネル11に設けた連結部材14のピン143
を、他方の壁パネル11に形成された開口に嵌合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室ユニットなど
の壁パネルの連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、図3に示すような浴室ユニット
が知られている。この浴室ユニット1は、浴槽2と、こ
の浴槽2が嵌合される浴槽受け部材3と、この浴槽受け
部材3に連結可能な隣接床パン4と、この浴槽受け部材
3の、隣接床パン4に面する一辺を除く他辺の周縁およ
び隣接床パン4の、浴槽受け部材3に面する一辺を除く
他辺の周縁に立設された壁パネル5(図示せず)と、こ
れらの壁パネル5によって形成される上方開口部を覆う
天井パネル(図示せず)から構成されている。
【0003】そして、前述した壁パネル5は、詳細には
図示しないが、ケイ酸カルシウム板などの表面材と、こ
の表面材の裏面に接着剤を介して貼着された石膏ボード
と、表面材の裏面周縁に取り付けられたアルミなどで形
成された補強フレームからなり、隣接する一対の壁パネ
ル5を連結する場合には、それらの補強フレーム間に上
方からジョイント材を挿入することにより、壁パネル5
を連結するようにしている(例えば、実開平1−114
712号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した壁
パネルの連結構造では、ジョイント材を上方から落とし
込むため、壁パネルの上方に手や顔を出して作業する必
要がある。したがって、ユニット上部と躯体天井面との
隙間がない場合には、例えば、壁組工法で組み立てられ
た建物の場合には、前述したような連結構造を採用する
ことはできない。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、ユニット上部との間に隙間がない場合であ
っても、壁パネルを簡単確実に連結することのできる壁
パネルの連結構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも表
面材と、この表面材の裏面の左右側端縁に取り付けられ
た補強フレームからなり、この左右一方の補強フレーム
に左右側端縁から外方に突出するように付勢されたピン
を有する1個もしくは複数個の連結部材を設けるととも
に、他方の補強フレームに連結部材のピンが嵌合可能な
開口を形成し、隣接する一対の壁パネルにおいて、一方
の壁パネルに設けた連結部材のピンを他方の壁パネルに
形成された開口に嵌合することを特徴とするものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。
【0008】図1および図2には、本発明の壁パネルの
連結構造が示されている。壁パネル11は、前述したよ
うに、ケイ酸カルシウム板などの表面材12と、この表
面材12の裏面の左右側端縁に固定された補強フレーム
13と、表面材12の裏面に接着剤を介して接合された
石膏ボード(図示せず)から構成されている。そして、
補強フレーム13は、鋼材、アルミあるいは樹脂などに
よって断面略C字状に形成され、その開口部13aが互
いに対向するように表面材12に取り付けられている。
【0009】一方、このような壁パネル11を連結する
ため、一方の補強フレーム13には、上下に間隔をおい
て一対の連結部材14が設けられている。この連結部材
14は、図2にその詳細を示すように、金属もしくは樹
脂で形成された筒状のホルダー141と、このホルダー
141内に抜け出しが防止されて摺動自在に嵌挿され、
常時スプリング142を介して外方に突出するように付
勢された金属製もしくは樹脂製のピン143からなり、
壁パネル11の側端縁からピン143が突出するよう
に、壁パネル11における一方の補強フレーム13にホ
ルダー141が嵌め込まれて固定されている。また、壁
パネル11を構成する他方の補強フレーム13には、前
述した連結部材14のピン143の取付け位置に対応し
て該ピン143が嵌合可能な開口13bが形成されてい
る。
【0010】なお、ピン143は、後述するように、隣
接する壁パネル11の補強フレーム13を案内するた
め、先端角部が面取り加工されて円錐台形状に形成され
ている他、中実もしくは中空に形成されている。
【0011】したがって、この連結部材14を用いて壁
パネル11を連結するには、詳細には図示しないが、隣
接床パンの周縁に形成された壁パネル立設部に壁パネル
11を順次立設すればよい。すなわち、隣接床パンの壁
パネル立設部に一の壁パネル11を立設した後、その壁
パネル11の左右一方の側端縁に接するように、次の壁
パネル11を隣接床パンの壁パネル立設部に立設し、そ
れらの一対の壁パネル11,11において、一の壁パネ
ル11の補強フレーム13に設けられた連結部材14を
次の壁パネル11の補強フレーム13に形成された開口
13bに嵌合させ、もしくは、一の壁パネル11の補強
フレーム13に形成された開口13bに次の壁パネル1
1の補強フレーム13に設けられた連結部材14を嵌合
させることにより、両壁パネル11,11を連結するこ
とができる。
【0012】この場合、一方の壁パネル11に設けた連
結部材14のピン143の面取り加工された先端角部に
沿って他方の壁パネル11の補強フレーム13が案内さ
れることから、連結部材14のピン143は、スプリン
グ142の付勢力に抗して補強フレーム13によって押
し込まれる。そして、壁パネル11の立設によってピン
143が他方の壁パネル11の補強フレーム13に形成
された開口13bと対向すると、ピン143はスプリン
グ142の付勢力によって突出し、開口13bに嵌合さ
れるものである。
【0013】この結果、隣接する一対の壁パネル11,
11は、左右方向に突出するピン143を有する連結部
材14を介して連結されることから、ユニット上部との
間に隙間がない場合であっても簡単確実に連結すること
ができる。しかも、スプリング142によってピン14
3は常時外方に突出する方向に付勢されて補強フレーム
13の開口13bに嵌合されており、壁パネル11,1
1の外れは確実に防止されている。
【0014】なお、本実施形態においては、壁パネルの
連結構造を浴室ユニットに実施した場合について例示し
たが、浴室ユニットに限らず、シャワーユニットやトイ
レユニットなどを構成する壁パネルの連結にも利用する
ことができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、少なくと
も表面材と、この表面材の裏面の左右側端縁に取り付け
られた補強フレームからなり、この左右一方の補強フレ
ームに左右側端縁から外方に突出するように付勢された
ピンを有する1個もしくは複数個の連結部材を設けると
ともに、他方の補強フレームに連結部材のピンが嵌合可
能な開口を形成し、隣接する一対の壁パネルにおいて、
一方の壁パネルに設けた連結部材のピンを他方の壁パネ
ルに形成された開口に嵌合することにより、ユニット上
部との間に隙間がない場合であっても、壁パネルを簡単
確実に連結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の壁パネルの連結構造を一部省略して示
す分解斜視図である。
【図2】本発明の壁パネルの連結構造を一部省略して示
す断面図である。
【図3】浴室ユニットを示す斜視図である。
【符号の説明】
11 壁パネル 13 補強フレーム 13a 開口部 14 連結部材 141 ホルダー 142 スプリング 143 ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも表面材と、この表面材の裏面
    の左右側端縁に取り付けられた補強フレームからなり、
    この左右一方の補強フレームに左右側端縁から外方に突
    出するように付勢されたピンを有する1個もしくは複数
    個の連結部材を設けるとともに、他方の補強フレームに
    連結部材のピンが嵌合可能な開口を形成し、隣接する一
    対の壁パネルにおいて、一方の壁パネルに設けた連結部
    材のピンを他方の壁パネルに形成された開口に嵌合する
    ことを特徴とする壁パネルの連結構造。
JP21597595A 1995-08-24 1995-08-24 壁パネルの連結構造 Pending JPH0960159A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21597595A JPH0960159A (ja) 1995-08-24 1995-08-24 壁パネルの連結構造

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JP21597595A JPH0960159A (ja) 1995-08-24 1995-08-24 壁パネルの連結構造

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JPH0960159A true JPH0960159A (ja) 1997-03-04

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ID=16681346

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JP21597595A Pending JPH0960159A (ja) 1995-08-24 1995-08-24 壁パネルの連結構造

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JP (1) JPH0960159A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008045268A (ja) * 2006-08-10 2008-02-28 East Japan Railway Co ユニットパネルセット及びユニットパネル工法
JP2018053528A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 株式会社Lixil 壁パネル

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