JPH0959933A - 充填被覆形鋼管コンクリート構造及び施工法 - Google Patents
充填被覆形鋼管コンクリート構造及び施工法Info
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- JPH0959933A JPH0959933A JP21462695A JP21462695A JPH0959933A JP H0959933 A JPH0959933 A JP H0959933A JP 21462695 A JP21462695 A JP 21462695A JP 21462695 A JP21462695 A JP 21462695A JP H0959933 A JPH0959933 A JP H0959933A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 鉄筋組立の省力化が図られ、工程が短縮さ
れ、構造的には耐震性が優れた充填被覆形鋼管コンクリ
ート構造及び施工法を提供する。 【解決手段】 基礎部に建込まれ、且つ高強度、高流動
コンクリート５が充填された充填型鋼管１を鋼製部材２
で接続し、同鋼製部材及び同部材を介して接合された前
記充填型鋼管を鉄筋４が配筋された被覆コンクリート６
で被覆した。
れ、構造的には耐震性が優れた充填被覆形鋼管コンクリ
ート構造及び施工法を提供する。 【解決手段】 基礎部に建込まれ、且つ高強度、高流動
コンクリート５が充填された充填型鋼管１を鋼製部材２
で接続し、同鋼製部材及び同部材を介して接合された前
記充填型鋼管を鉄筋４が配筋された被覆コンクリート６
で被覆した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は橋脚、煙突等塔状構
造物に適用される充填被覆形鋼管コンクリート構造及び
その施工法に係るものである。
造物に適用される充填被覆形鋼管コンクリート構造及び
その施工法に係るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の橋脚の構造は直径３２ｍｍ、ある
いは５１ｍｍの主筋を１５０ｍｍ間隔で、ダブル配筋し
た鉄筋コンクリート構造で主体を構成し、また直径１６
〜２５ｍｍの帯鉄筋が１５０ｍｍ間隔で配筋されてい
る。一部、Ｈ鋼を鉄筋の断面に換算して鉄筋と組合せた
ＳＲＣ構造の橋脚がみられるが、この場合も帯筋が必要
となる。
いは５１ｍｍの主筋を１５０ｍｍ間隔で、ダブル配筋し
た鉄筋コンクリート構造で主体を構成し、また直径１６
〜２５ｍｍの帯鉄筋が１５０ｍｍ間隔で配筋されてい
る。一部、Ｈ鋼を鉄筋の断面に換算して鉄筋と組合せた
ＳＲＣ構造の橋脚がみられるが、この場合も帯筋が必要
となる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来構造において
は、太径の主筋が１５０ｍｍ間隔でダブルに配筋される
ため、継手の施工に多くの時間を要し、また主筋の間隔
が狭いとコンクリートの施工に多大の手間を要する。ま
た帯筋が必要であり、この帯筋の組立に多くの時間を要
する。
は、太径の主筋が１５０ｍｍ間隔でダブルに配筋される
ため、継手の施工に多くの時間を要し、また主筋の間隔
が狭いとコンクリートの施工に多大の手間を要する。ま
た帯筋が必要であり、この帯筋の組立に多くの時間を要
する。
【０００４】更に橋脚の施工において工程的に時間がか
かり、特に鉄筋組立作業に工程的に多大の時間と手間を
要す。本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提
案されたもので、その目的とするところは、鉄筋組立の
省力化が図られ、工程が短縮化され、構造的には耐震性
に優れた充填被覆形鋼管コンクリート構造及び施工法を
提供する点にある。
かり、特に鉄筋組立作業に工程的に多大の時間と手間を
要す。本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提
案されたもので、その目的とするところは、鉄筋組立の
省力化が図られ、工程が短縮化され、構造的には耐震性
に優れた充填被覆形鋼管コンクリート構造及び施工法を
提供する点にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る充填被覆形鋼管コンクリート構造は、
基礎部に建込まれ、且つ高強度、高流動コンクリートが
充填された充填型鋼管を鋼製部材で接続し、同鋼製部材
及び同部材を介して接合された前記充填型鋼管を鉄筋コ
ンクリート構造で被覆している。
め、本発明に係る充填被覆形鋼管コンクリート構造は、
基礎部に建込まれ、且つ高強度、高流動コンクリートが
充填された充填型鋼管を鋼製部材で接続し、同鋼製部材
及び同部材を介して接合された前記充填型鋼管を鉄筋コ
ンクリート構造で被覆している。
【０００６】また本発明に係る充填被覆形鋼管コンクリ
ート構造の施工法によれば、基礎部に複数の鋼管を植立
し、横方向に相隣る同各鋼管を鋼製部材で接合し、前記
各鋼管の周囲に鉄筋を配筋し、前記各鋼管に高強度、高
流動コンクリートを充填したのち前記各鋼管を囲繞する
型枠を組立てて被覆コンクリートを打設するものであ
る。
ート構造の施工法によれば、基礎部に複数の鋼管を植立
し、横方向に相隣る同各鋼管を鋼製部材で接合し、前記
各鋼管の周囲に鉄筋を配筋し、前記各鋼管に高強度、高
流動コンクリートを充填したのち前記各鋼管を囲繞する
型枠を組立てて被覆コンクリートを打設するものであ
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】図面は本発明の好ましい実施の形
態を示すもので、基礎部より所要位置毎に鋼管１を建て
込み、横方向に相隣る同鋼管１間を等辺山型鋼より構成
されたトラス状鋼製部材２で継接する。図中３は同部材
２のボルト継手を示す。次いで前記鋼管１群の周囲に鉄
筋４を配筋したのち、前記鋼管１に高強度、高流動コン
クリート５を充填し、前記トラス状鋼製部材２で継接さ
れた鋼管１群及び鉄筋４を囲繞する型枠を組立て被覆コ
ンクリート６を打設する。
態を示すもので、基礎部より所要位置毎に鋼管１を建て
込み、横方向に相隣る同鋼管１間を等辺山型鋼より構成
されたトラス状鋼製部材２で継接する。図中３は同部材
２のボルト継手を示す。次いで前記鋼管１群の周囲に鉄
筋４を配筋したのち、前記鋼管１に高強度、高流動コン
クリート５を充填し、前記トラス状鋼製部材２で継接さ
れた鋼管１群及び鉄筋４を囲繞する型枠を組立て被覆コ
ンクリート６を打設する。
【０００８】なお前記鋼管１は溶接継手７を介して継接
される。
される。
【０００９】
【発明の効果】本発明に係る充填被覆形鋼管コンクリー
ト構造によれば前記したように、基礎部に建込まれた鋼
管に高強度、高流動コンクリートが充填されて、同各鋼
管が鋼製部材で接続されているので、終局耐力と靱性が
確保され、更にまた鋼製部材で接続された同鋼管群が鉄
筋コンクリートで被覆されているので、水平剛性が確保
され、振動特性が改善され、地震時の安全性が確保され
る。また前記コンクリート充填鋼管群によって鉄筋量が
低減され、配筋作業等の省力化が図られる。
ト構造によれば前記したように、基礎部に建込まれた鋼
管に高強度、高流動コンクリートが充填されて、同各鋼
管が鋼製部材で接続されているので、終局耐力と靱性が
確保され、更にまた鋼製部材で接続された同鋼管群が鉄
筋コンクリートで被覆されているので、水平剛性が確保
され、振動特性が改善され、地震時の安全性が確保され
る。また前記コンクリート充填鋼管群によって鉄筋量が
低減され、配筋作業等の省力化が図られる。
【００１０】また本発明に係る充填被覆形鋼管コンクリ
ート施工法によれば、前記基礎部に建込まれた鋼管に高
強度、高流動コンクリートが充填されることによって、
前記したように構造耐力や剛性が高く、鉄筋にかわる機
能を発揮し、工程的に手間のかかる鉄筋の配筋作業が省
力化され、しかも終局耐力と靱性が確保され、地震時の
安全性が確保される。
ート施工法によれば、前記基礎部に建込まれた鋼管に高
強度、高流動コンクリートが充填されることによって、
前記したように構造耐力や剛性が高く、鉄筋にかわる機
能を発揮し、工程的に手間のかかる鉄筋の配筋作業が省
力化され、しかも終局耐力と靱性が確保され、地震時の
安全性が確保される。
【図１】本発明に係る充填被覆形鋼管コンクリート構造
の一実施例を示す平断面図である。
の一実施例を示す平断面図である。
【図２】図１の矢視イ−イ図である。
１ 鋼管 ２ トラス状鋼製部材 ３ ボルト継手 ４ 鉄筋 ５ 高強度、高流動コンクリート ６ 被覆コンクリート ７ 溶接継手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０４Ｈ 12/28 Ｅ０４Ｈ 12/28 Ｂ
Claims (2)
- 【請求項１】 基礎部に建込まれ、且つ高強度、高流動
コンクリートが充填された充填型鋼管を鋼製部材で接続
し、同鋼製部材及び同部材を介して接合された前記充填
型鋼管を鉄筋コンクリート構造で被覆してなることを特
徴とする充填被覆形鋼管コンクリート構造。 - 【請求項２】 基礎部に複数の鋼管を植立し、横方向に
相隣る同各鋼管をトラス状鋼製部材で接合し、前記各鋼
管の周囲に鉄筋を配筋し、前記各鋼管に高強度、高流動
コンクリートを充填したのち前記各鋼管を囲繞する型枠
を組立てて被覆コンクリートを打設することを特徴とす
る充填被覆形鋼管コンクリート構造の施工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21462695A JP3676442B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | 充填被覆形鋼管コンクリート構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21462695A JP3676442B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | 充填被覆形鋼管コンクリート構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0959933A true JPH0959933A (ja) | 1997-03-04 |
| JP3676442B2 JP3676442B2 (ja) | 2005-07-27 |
Family
ID=16658856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21462695A Expired - Fee Related JP3676442B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | 充填被覆形鋼管コンクリート構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3676442B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007146636A (ja) * | 2006-10-31 | 2007-06-14 | Toyo Constr Co Ltd | コンクリート構造物の構築工法 |
| CN102758555A (zh) * | 2012-07-31 | 2012-10-31 | 安徽省电力公司超高压公司 | 输电线路跨越塔和锚塔的安全防护装置 |
| JP2016186219A (ja) * | 2016-07-19 | 2016-10-27 | 李 文聰Ｌｉ Ｗｅｎｃｏｎｇ | Ｃｆｔ式メガ主筋 |
| CN106639500A (zh) * | 2016-12-22 | 2017-05-10 | 广西建工集团第建筑工程有限责任公司 | 高风压下方形变截面多层平台烟囱一次滑模施工方法 |
| CN106758786A (zh) * | 2016-11-11 | 2017-05-31 | 重庆大学 | 一种预制装配式中空夹层钢管混凝土格构式桥墩 |
| CN107254835A (zh) * | 2017-08-03 | 2017-10-17 | 四川交通职业技术学院 | 一种整体墩梁嵌固的连接构造及其施工方法 |
-
1995
- 1995-08-23 JP JP21462695A patent/JP3676442B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007146636A (ja) * | 2006-10-31 | 2007-06-14 | Toyo Constr Co Ltd | コンクリート構造物の構築工法 |
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| CN102758555B (zh) * | 2012-07-31 | 2015-03-04 | 国家电网公司 | 输电线路跨越塔和锚塔的安全防护装置 |
| JP2016186219A (ja) * | 2016-07-19 | 2016-10-27 | 李 文聰Ｌｉ Ｗｅｎｃｏｎｇ | Ｃｆｔ式メガ主筋 |
| CN106758786A (zh) * | 2016-11-11 | 2017-05-31 | 重庆大学 | 一种预制装配式中空夹层钢管混凝土格构式桥墩 |
| CN106639500A (zh) * | 2016-12-22 | 2017-05-10 | 广西建工集团第建筑工程有限责任公司 | 高风压下方形变截面多层平台烟囱一次滑模施工方法 |
| CN106639500B (zh) * | 2016-12-22 | 2019-01-11 | 广西建工集团第一建筑工程有限责任公司 | 高风压下方形变截面多层平台烟囱一次滑模施工方法 |
| CN107254835A (zh) * | 2017-08-03 | 2017-10-17 | 四川交通职业技术学院 | 一种整体墩梁嵌固的连接构造及其施工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3676442B2 (ja) | 2005-07-27 |
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