JPH0958921A - 粘着テ−プ貼着切断装置 - Google Patents
粘着テ−プ貼着切断装置Info
- Publication number
- JPH0958921A JPH0958921A JP23926395A JP23926395A JPH0958921A JP H0958921 A JPH0958921 A JP H0958921A JP 23926395 A JP23926395 A JP 23926395A JP 23926395 A JP23926395 A JP 23926395A JP H0958921 A JPH0958921 A JP H0958921A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- blade
- holder
- main body
- adhesive tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カッタ−刃を露出、非露出とするために、保
護片とその保護片を上下動させるための機構を必須の構
成要件としているので、部品点数が多く、それ故に、部
品代が高くつき、また、部品点数が多いということは、
組み立てることにも費用を費やさなければならず、結果
として、製品が高価なものとなってしまっていた。 【解決手段】 巻回粘着テ−プを保持することのできる
テ−プ保持部と引き出したテ−プを切断することのでき
る刃部とを有する手に把持できる大きさの本体を備えた
粘着テ−プ貼着切断装置において、前記刃部を上下動可
能なホルダ−の前方に固定すると共に、刃部の両端にガ
イド突起を形成し、そのガイド突起は、指が入らない程
度の幅を有してなり、また、前記刃部はホルダ−によっ
て、略半分程度が被覆されている粘着テ−プ貼着切断装
置。
護片とその保護片を上下動させるための機構を必須の構
成要件としているので、部品点数が多く、それ故に、部
品代が高くつき、また、部品点数が多いということは、
組み立てることにも費用を費やさなければならず、結果
として、製品が高価なものとなってしまっていた。 【解決手段】 巻回粘着テ−プを保持することのできる
テ−プ保持部と引き出したテ−プを切断することのでき
る刃部とを有する手に把持できる大きさの本体を備えた
粘着テ−プ貼着切断装置において、前記刃部を上下動可
能なホルダ−の前方に固定すると共に、刃部の両端にガ
イド突起を形成し、そのガイド突起は、指が入らない程
度の幅を有してなり、また、前記刃部はホルダ−によっ
て、略半分程度が被覆されている粘着テ−プ貼着切断装
置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻回粘着テ−プを
保持することのできるテ−プ保持部と引き出したテ−プ
を切断することのできる刃部とを有する手に把持できる
大きさの本体を備えた粘着テ−プ貼着切断装置に関す
る。
保持することのできるテ−プ保持部と引き出したテ−プ
を切断することのできる刃部とを有する手に把持できる
大きさの本体を備えた粘着テ−プ貼着切断装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】巻回粘着テ−プを保持することのできる
テ−プ保持部と引き出したテ−プを切断することのでき
る刃部とを有する手に把持できる大きさの本体を備えた
粘着テ−プ貼着切断装置の1例として、特開平1−23
1763号公報が知られている。該公報の特許請求の範
囲の第1項には、「ロ−ルテ−プを回転自在に保持する
手段をもつ保持器本体と、前記保持器本体におけるテ−
ブル引出方向の一部に刃を上方に向けて固定されたカッ
タ−片と、前記カッタ−片に沿うように設けられ、上下
動自在で、かつ上動付勢されてその上端がカッタ−片の
刃よりも上方に位置された保護片と、前記保護片の下動
を規制する下動規制体を備え、前記ロ−ルテ−プの引出
し部の緊張により前記下動規制体の規制を解除し、保護
片を下動可能にしてなるロ−ルテ−プ保持器。」と記載
されており、更に、第2項には、「ロ−ルテ−プを回転
自在に保持する手段をもつ保持器本体と、前記保持器本
体におけるテ−ブル引出方向の一部に刃を上方に向けて
固定されたカッタ−片と、前記カッタ−片に沿うように
設けられ、上下動自在で、かつ上動付勢されてその上端
がカッタ−片の刃よりも上方に位置された保護片と、前
記保護片の下動を規制する下動規制体を備え、前記保護
片は途中に水平部を有し、下動規制体はカムにより形成
されるとともに、前記保護片の水平部の下部にその外周
が接するように配置され、ロ−リテ−プの引出し部に引
き出したテ−プの緊張で下動するロ−ラ−を設け、前記
ロ−ラ−をレバ−を介して前記下動規制体に連結し、前
記ロ−ラ−の下動により下動規制体を規制解除する回動
を行わせるように構成したロ−ルテ−プ保持器。」と記
載されている。つまり、保護片の上下動により、カッタ
−刃を露出、非露出の状態とし、不使用時には、カッタ
−刃を非露出の状態とすることによって、安全性を図っ
たものである。
テ−プ保持部と引き出したテ−プを切断することのでき
る刃部とを有する手に把持できる大きさの本体を備えた
粘着テ−プ貼着切断装置の1例として、特開平1−23
1763号公報が知られている。該公報の特許請求の範
囲の第1項には、「ロ−ルテ−プを回転自在に保持する
手段をもつ保持器本体と、前記保持器本体におけるテ−
ブル引出方向の一部に刃を上方に向けて固定されたカッ
タ−片と、前記カッタ−片に沿うように設けられ、上下
動自在で、かつ上動付勢されてその上端がカッタ−片の
刃よりも上方に位置された保護片と、前記保護片の下動
を規制する下動規制体を備え、前記ロ−ルテ−プの引出
し部の緊張により前記下動規制体の規制を解除し、保護
片を下動可能にしてなるロ−ルテ−プ保持器。」と記載
されており、更に、第2項には、「ロ−ルテ−プを回転
自在に保持する手段をもつ保持器本体と、前記保持器本
体におけるテ−ブル引出方向の一部に刃を上方に向けて
固定されたカッタ−片と、前記カッタ−片に沿うように
設けられ、上下動自在で、かつ上動付勢されてその上端
がカッタ−片の刃よりも上方に位置された保護片と、前
記保護片の下動を規制する下動規制体を備え、前記保護
片は途中に水平部を有し、下動規制体はカムにより形成
されるとともに、前記保護片の水平部の下部にその外周
が接するように配置され、ロ−リテ−プの引出し部に引
き出したテ−プの緊張で下動するロ−ラ−を設け、前記
ロ−ラ−をレバ−を介して前記下動規制体に連結し、前
記ロ−ラ−の下動により下動規制体を規制解除する回動
を行わせるように構成したロ−ルテ−プ保持器。」と記
載されている。つまり、保護片の上下動により、カッタ
−刃を露出、非露出の状態とし、不使用時には、カッタ
−刃を非露出の状態とすることによって、安全性を図っ
たものである。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技
術にあっては、カッタ−刃を露出、非露出とするため
に、保護片とその保護片を上下動させるための機構を必
須の構成要件にしている。よって、部品点数が多く、そ
れ故に、部品代が高くつき、また、部品点数が多いとい
うことは、組み立てることにも費用を費やさなければな
らず、結果として、製品が高価なものとなってしまって
いた。
術にあっては、カッタ−刃を露出、非露出とするため
に、保護片とその保護片を上下動させるための機構を必
須の構成要件にしている。よって、部品点数が多く、そ
れ故に、部品代が高くつき、また、部品点数が多いとい
うことは、組み立てることにも費用を費やさなければな
らず、結果として、製品が高価なものとなってしまって
いた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点に
鑑みてなされたものであり、巻回粘着テ−プを保持する
ことのできるテ−プ保持部と引き出したテ−プを切断す
ることのできる刃部とを有する手に把持できる大きさの
本体を備えた粘着テ−プ貼着切断装置において、前記刃
部を上下動可能なホルダ−の前方に固定すると共に、刃
部の両端にガイド突起を形成し、そのガイド突起は、指
が入らない程度の幅を有してなり、また、前記刃部はホ
ルダ−によって、略半分程度が被覆されていることを、
その要旨とするものである。
鑑みてなされたものであり、巻回粘着テ−プを保持する
ことのできるテ−プ保持部と引き出したテ−プを切断す
ることのできる刃部とを有する手に把持できる大きさの
本体を備えた粘着テ−プ貼着切断装置において、前記刃
部を上下動可能なホルダ−の前方に固定すると共に、刃
部の両端にガイド突起を形成し、そのガイド突起は、指
が入らない程度の幅を有してなり、また、前記刃部はホ
ルダ−によって、略半分程度が被覆されていることを、
その要旨とするものである。
【0005】
【実施例】粘着テ−プ貼着切断装置Dの本体1は、全体
として偏平な容器状である。上蓋体2と下蓋体3とより
なり、テ−プ4を内蔵している。しかし、テ−プ4の巻
回部を露出するようなテ−プ保持部5を有するものであ
ってもよい。この本体1には、テ−プ押圧部6を有する
テ−プ押圧部材7が別体として設けてある。テ−プ押圧
部材7は、本体1に対する嵌合固定部8、9を両脇に有
し(図1参照)、摺動部材とはなっていないが、嵌合固
定部8、9を支点とし材質的弾性による揺動性を幾分有
するものとなっている。特に、テ−プ4を貼着するとき
の押圧力のバラツキを抑制するために、テ−プ押圧部6
には押圧力とともに適度の弾力性を発揮できるような薄
肉性を付与してある。また、前記テ−プ押圧部6は、そ
の押圧面に対して突出するよう湾曲形成されている。
として偏平な容器状である。上蓋体2と下蓋体3とより
なり、テ−プ4を内蔵している。しかし、テ−プ4の巻
回部を露出するようなテ−プ保持部5を有するものであ
ってもよい。この本体1には、テ−プ押圧部6を有する
テ−プ押圧部材7が別体として設けてある。テ−プ押圧
部材7は、本体1に対する嵌合固定部8、9を両脇に有
し(図1参照)、摺動部材とはなっていないが、嵌合固
定部8、9を支点とし材質的弾性による揺動性を幾分有
するものとなっている。特に、テ−プ4を貼着するとき
の押圧力のバラツキを抑制するために、テ−プ押圧部6
には押圧力とともに適度の弾力性を発揮できるような薄
肉性を付与してある。また、前記テ−プ押圧部6は、そ
の押圧面に対して突出するよう湾曲形成されている。
【0006】前記テ−プ押圧部材7は、本体1内でテ−
プ4を90°ひねって引き出すようになっている。な
お、ひねられたテ−プ4は、テ−プ押圧部材7の導出路
10に形成されたコ型の抑え部11により直線状に案内
され引き出される。さらに、前記テ−プ4を切断する刃
部12も、本体1と別体の刃ホルダ−13に設けてあ
り、その刃ホルダ−13は、テ−プ押圧部材7に対する
摺動性を有する。また、刃ホルダ−13は、軸支部14
に取り付けられているねじりコイルバネ15によりテ−
プ押圧部材7と連結している。そして、テ−プ押圧部材
7は嵌合固定部8、9のところで本体1に対して固定し
ている。それゆえ、テ−プ保護部16を紙等の被貼着物
に当接させたとき、力の反作用によって、刃ホルダ−1
3は弾性的に揺動し摺動もするし、テ−プ押圧部6のと
ころも揺動する。この揺動性は上述したテ−プ押圧部材
7の揺動性よりも大きい。前記テ−プ保護部16は、刃
ホルダ−13の前端に形成されており、テ−プ4の両側
に位置し、テ−プ4のガイド役を果たしていると共に、
指などが入らない程度の幅を有している。具体的には、
約6.5mm程度の幅を有する突起17、18から形成
している。また、刃ホルダ−13の刃部12は斜めにし
てあり、その刃部12の半分程度が刃ホルダ−13によ
って覆われている。図示例のものにおいては、刃ホルダ
−13の前端面の傾斜角度と刃部12との取り付け角度
を異ならしめることにより刃部12を半分程度突出させ
ているが、この例に限ったものではなく、刃ホルダ−1
3の前端面に刃部12をお横断部などを形成して刃部1
2を半分程度突出させてもよい。そして、さらに、刃部
12の刃ホルダ−13からの突出量は、きわめて少なく
設定されている。具体的な突出量は、約0.5mm程度
であり、テ−プ切断力を小さくするとともに、万が一、
指などが刃部12に触れた場合の損傷度をできるだけ少
なくするためになされた手段である(図3、図4参
照)。
プ4を90°ひねって引き出すようになっている。な
お、ひねられたテ−プ4は、テ−プ押圧部材7の導出路
10に形成されたコ型の抑え部11により直線状に案内
され引き出される。さらに、前記テ−プ4を切断する刃
部12も、本体1と別体の刃ホルダ−13に設けてあ
り、その刃ホルダ−13は、テ−プ押圧部材7に対する
摺動性を有する。また、刃ホルダ−13は、軸支部14
に取り付けられているねじりコイルバネ15によりテ−
プ押圧部材7と連結している。そして、テ−プ押圧部材
7は嵌合固定部8、9のところで本体1に対して固定し
ている。それゆえ、テ−プ保護部16を紙等の被貼着物
に当接させたとき、力の反作用によって、刃ホルダ−1
3は弾性的に揺動し摺動もするし、テ−プ押圧部6のと
ころも揺動する。この揺動性は上述したテ−プ押圧部材
7の揺動性よりも大きい。前記テ−プ保護部16は、刃
ホルダ−13の前端に形成されており、テ−プ4の両側
に位置し、テ−プ4のガイド役を果たしていると共に、
指などが入らない程度の幅を有している。具体的には、
約6.5mm程度の幅を有する突起17、18から形成
している。また、刃ホルダ−13の刃部12は斜めにし
てあり、その刃部12の半分程度が刃ホルダ−13によ
って覆われている。図示例のものにおいては、刃ホルダ
−13の前端面の傾斜角度と刃部12との取り付け角度
を異ならしめることにより刃部12を半分程度突出させ
ているが、この例に限ったものではなく、刃ホルダ−1
3の前端面に刃部12をお横断部などを形成して刃部1
2を半分程度突出させてもよい。そして、さらに、刃部
12の刃ホルダ−13からの突出量は、きわめて少なく
設定されている。具体的な突出量は、約0.5mm程度
であり、テ−プ切断力を小さくするとともに、万が一、
指などが刃部12に触れた場合の損傷度をできるだけ少
なくするためになされた手段である(図3、図4参
照)。
【0007】前記テ−プ4の巻回部は軸部材5に嵌着し
てあり、軸部材5は上蓋体2に設けた軸支部19に回転
自在に軸支してある。尚、軸部材5は中心部分とは異な
る部分で本体1(軸支部19)に取り付けてある。ま
た、前記刃ホルダ−13の後方に延設されるア−ム20
は、軸部材5の周縁からオフセットされた位置(連結部
5a)で連結ピン21により連結させてある。このア−
ム20と偏心した位置で回転・揺動自在に配置された軸
部材5との連結により、刃ホルダ−13の摺動に連動す
るア−ム20の揺動が更に軸部材5の回転と連動するよ
うになっている。
てあり、軸部材5は上蓋体2に設けた軸支部19に回転
自在に軸支してある。尚、軸部材5は中心部分とは異な
る部分で本体1(軸支部19)に取り付けてある。ま
た、前記刃ホルダ−13の後方に延設されるア−ム20
は、軸部材5の周縁からオフセットされた位置(連結部
5a)で連結ピン21により連結させてある。このア−
ム20と偏心した位置で回転・揺動自在に配置された軸
部材5との連結により、刃ホルダ−13の摺動に連動す
るア−ム20の揺動が更に軸部材5の回転と連動するよ
うになっている。
【0008】参照符号22は、刃ホルダ−13の揺動性
がア−ム20の部分に伝達しないよう設けた肉厚変化部
を示す。即ち、刃ホルダ−17を図面上方に移動する
と、軸部材5は時計回りに所定角度回転してテ−プ4を
弛ませ、テ−プ4の引き出しを終えた後、刃ホルダ−1
7を図面下方に移動すると、このときには、テ−プ押圧
部6と押圧受部23とがテ−プ4を再び挾持しているの
で、テ−プ4の先部を後退することなく軸部材5が反時
計回りに回転する訳である。実際に試してみると感じら
れるが、テ−プ4の引き出し初期はその後の引き出し過
程よりも強い力でテ−プ4を引っ張ることが必要なよう
である。しかも、被貼着物に最初貼着できるテ−プ4の
領域は決して広くない。それゆえ、ややもすると、テ−
プ4を引き出そうとして力を加えても最初に貼着したテ
−プ4の部分を引っ張り剥がすだけの結果に終わること
もある。しかし、この本例のものでは、テ−プ4の引き
出し初期においてテ−プ4を弛ませることができるの
で、このような懸念を十分に低減できる。また、前記刃
部12の上方で上蓋体2の先端部上方には角状の回転支
持部24が設けらており、上蓋体2の回転支持部24の
下方には当接支持部25を設けてある。
がア−ム20の部分に伝達しないよう設けた肉厚変化部
を示す。即ち、刃ホルダ−17を図面上方に移動する
と、軸部材5は時計回りに所定角度回転してテ−プ4を
弛ませ、テ−プ4の引き出しを終えた後、刃ホルダ−1
7を図面下方に移動すると、このときには、テ−プ押圧
部6と押圧受部23とがテ−プ4を再び挾持しているの
で、テ−プ4の先部を後退することなく軸部材5が反時
計回りに回転する訳である。実際に試してみると感じら
れるが、テ−プ4の引き出し初期はその後の引き出し過
程よりも強い力でテ−プ4を引っ張ることが必要なよう
である。しかも、被貼着物に最初貼着できるテ−プ4の
領域は決して広くない。それゆえ、ややもすると、テ−
プ4を引き出そうとして力を加えても最初に貼着したテ
−プ4の部分を引っ張り剥がすだけの結果に終わること
もある。しかし、この本例のものでは、テ−プ4の引き
出し初期においてテ−プ4を弛ませることができるの
で、このような懸念を十分に低減できる。また、前記刃
部12の上方で上蓋体2の先端部上方には角状の回転支
持部24が設けらており、上蓋体2の回転支持部24の
下方には当接支持部25を設けてある。
【0009】
【作用】テ−プ保護部16の突起17、18によって、
指などの刃への接触が防止され、また、仮に接触したと
しても、刃のホルダ−からの突出量により指の表面の損
傷が極力防止される。
指などの刃への接触が防止され、また、仮に接触したと
しても、刃のホルダ−からの突出量により指の表面の損
傷が極力防止される。
【0010】次ぎに使用例について説明する。図5は、
突起17、18によって形成されるテ−プ保護部16を
被貼着物に当接し始めた状態を示す。テ−プ押圧部6
は、テ−プ4を既に被貼着物に押圧している。この状態
から更に押圧力を加えると、図6に示すように、当接支
持部25も被貼着物に当接するようになる。また、押圧
力を加えた状態では、前記テ−プ押圧部材7は、本体1
に固定された嵌合固定部8(9)を支点とし弾性的に揺
動する。この揺動動作により、テ−プ押圧部6と押圧受
部23とにより挾持されていたテ−プ4が開放される。
開放されたテ−プ4は、テ−プ押圧部材7の導出路10
に形成されたコ型の抑え部11により直線状に案内さ
れ、本体1を移動させることによりテ−プ押圧部6に押
圧されながら順次本体1より引き出される。その後は、
テ−プ4の貼着操作中に押圧力が変化しても、テ−プ保
護部16やテ−プ押圧部6に加わる力の変化はこの当接
支持部25がこれを吸収する。十分に安定した貼着力で
テ−プ4を貼着できる訳である。しかも、回転支持部2
4が被貼着物から浮いた状態でテ−プ4の貼着操作をし
てもよいが、回転支持部25も被貼着物に当接した状態
でテ−プ4の貼着操作をすることもできる。これは、使
用者にテ−プ4の貼着操作にあたっての好ましい本体1
の把持角度を意識させることなく与えることができるこ
とを意味する。
突起17、18によって形成されるテ−プ保護部16を
被貼着物に当接し始めた状態を示す。テ−プ押圧部6
は、テ−プ4を既に被貼着物に押圧している。この状態
から更に押圧力を加えると、図6に示すように、当接支
持部25も被貼着物に当接するようになる。また、押圧
力を加えた状態では、前記テ−プ押圧部材7は、本体1
に固定された嵌合固定部8(9)を支点とし弾性的に揺
動する。この揺動動作により、テ−プ押圧部6と押圧受
部23とにより挾持されていたテ−プ4が開放される。
開放されたテ−プ4は、テ−プ押圧部材7の導出路10
に形成されたコ型の抑え部11により直線状に案内さ
れ、本体1を移動させることによりテ−プ押圧部6に押
圧されながら順次本体1より引き出される。その後は、
テ−プ4の貼着操作中に押圧力が変化しても、テ−プ保
護部16やテ−プ押圧部6に加わる力の変化はこの当接
支持部25がこれを吸収する。十分に安定した貼着力で
テ−プ4を貼着できる訳である。しかも、回転支持部2
4が被貼着物から浮いた状態でテ−プ4の貼着操作をし
てもよいが、回転支持部25も被貼着物に当接した状態
でテ−プ4の貼着操作をすることもできる。これは、使
用者にテ−プ4の貼着操作にあたっての好ましい本体1
の把持角度を意識させることなく与えることができるこ
とを意味する。
【0011】このようにしてテ−プ4の貼着を所望の長
さにわたって行った後、テ−プ4の切断操作に移る。本
体1をわざわざ浮かせるようにしなくても構わない。回
転支持部24を被貼着物に当接した状態のまま本体1を
回転させればよい。まず、テ−プ押圧部6が浮かんでテ
−プ4を被貼着物に押圧する力を解除し、やがて、テ−
プ保護部16も被貼着物から離れるようになる。本体1
の回転をよほどゆっくり行うような場合はともかく、テ
−プ保護部16が被貼着物から離れるときは、ある程度
の勢いをもって移動するものとなる。この動作でテ−プ
4の切断が行われる。
さにわたって行った後、テ−プ4の切断操作に移る。本
体1をわざわざ浮かせるようにしなくても構わない。回
転支持部24を被貼着物に当接した状態のまま本体1を
回転させればよい。まず、テ−プ押圧部6が浮かんでテ
−プ4を被貼着物に押圧する力を解除し、やがて、テ−
プ保護部16も被貼着物から離れるようになる。本体1
の回転をよほどゆっくり行うような場合はともかく、テ
−プ保護部16が被貼着物から離れるときは、ある程度
の勢いをもって移動するものとなる。この動作でテ−プ
4の切断が行われる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、巻回粘着テ−プを保持するこ
とのできるテ−プ保持部と引き出したテ−プを切断する
ことのできる刃部とを有する手に把持できる大きさの本
体を備えた粘着テ−プ貼着切断装置において、前記刃部
を上下動可能なホルダ−の前方に固定すると共に、刃部
の両端にガイド突起を形成し、そのガイド突起は、指が
入らない程度の幅を有してなり、また、前記刃部はホル
ダ−によって、略半分程度が被覆されているので、刃部
による指などの損傷を極力防止することができる。
とのできるテ−プ保持部と引き出したテ−プを切断する
ことのできる刃部とを有する手に把持できる大きさの本
体を備えた粘着テ−プ貼着切断装置において、前記刃部
を上下動可能なホルダ−の前方に固定すると共に、刃部
の両端にガイド突起を形成し、そのガイド突起は、指が
入らない程度の幅を有してなり、また、前記刃部はホル
ダ−によって、略半分程度が被覆されているので、刃部
による指などの損傷を極力防止することができる。
【図1】本発明の実施例を示す、下蓋を取り除いた底面
図。
図。
【図2】図1に相当するA−A線断面図。
【図3】図1に相当する刃ホルダ−を示す要部斜視図。
【図4】図3に相当する正面図。
【図5】本発明の使用例を示す要部縦断面図。
【図6】図5における使用例を示す要部縦断面図。
【図7】図5における使用例を示す要部縦断面図。
1 本体 2 上蓋 3 下蓋 4 テ−プ 5 テ−プ保持部 6 テ−プ押圧部 7 テ−プ押圧部材 8 嵌合固定部 9 嵌合固定部 10 導出路 11 抑え部 12 刃部 13 刃ホルダ− 14 軸支部 15 コイルバネ 16 テ−プ保護部 17 突起 18 突起 19 軸支部 20 ア−ム 21 連結ピン 22 肉厚変化部 23 押圧受部 24 回転支持部 25 当接支持部 D 粘着テ−プ貼着切断装置
Claims (1)
- 【請求項1】 巻回粘着テ−プを保持することのできる
テ−プ保持部と引き出したテ−プを切断することのでき
る刃部とを有する手に把持できる大きさの本体を備えた
粘着テ−プ貼着切断装置において、前記刃部を上下動可
能なホルダ−の前方に固定すると共に、刃部の両端にガ
イド突起を形成し、そのガイド突起は、指が入らない程
度の幅を有してなり、また、前記刃部はホルダ−によっ
て、略半分程度が被覆されていることを特徴とする粘着
テ−プ貼着切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23926395A JPH0958921A (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 粘着テ−プ貼着切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23926395A JPH0958921A (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 粘着テ−プ貼着切断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0958921A true JPH0958921A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=17042169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23926395A Pending JPH0958921A (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 粘着テ−プ貼着切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0958921A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007039194A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Hokuto:Kk | 粘着テープ切断装置及びこれによるテープ切断方法 |
-
1995
- 1995-08-24 JP JP23926395A patent/JPH0958921A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007039194A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Hokuto:Kk | 粘着テープ切断装置及びこれによるテープ切断方法 |
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