JPH095792A - アクティブマトリクス表示装置 - Google Patents

アクティブマトリクス表示装置

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JPH095792A
JPH095792A JP17421195A JP17421195A JPH095792A JP H095792 A JPH095792 A JP H095792A JP 17421195 A JP17421195 A JP 17421195A JP 17421195 A JP17421195 A JP 17421195A JP H095792 A JPH095792 A JP H095792A
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JP
Japan
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light
metal film
display device
shielding portion
active matrix
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JP17421195A
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Fumiaki Abe
文明 阿部
Hiroyuki Ikeda
裕幸 池田
Takuo Sato
拓生 佐藤
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オンチップブラック構造のブラックマトリク
スを複合化して画素開口率を改善する。 【構成】 アクティブマトリクス表示装置の駆動基板に
は行状のゲート配線1、列状の信号配線2及び両配線の
交差部に配した画素が設けられている。画素はゲート配
線1及び信号配線2に接続した薄膜トランジスタTrと
これに接続した画素電極3とからなる。画素電極3の周
辺はブラックマトリクスにより遮光される。このブラッ
クマトリクスは第1遮光部ないし第3遮光部とが互いに
相補的に重なった複合構造を有する。第1遮光部はゲー
ト配線1の少なくとも上部を構成する金属膜からなる。
第2遮光部は第1層間絶縁膜を介してゲート配線1より
上方に位置する信号配線2を構成する金属膜からなる。
第3遮光部は第2層間絶縁膜を介して信号配線2より上
方に位置し且つ画素毎に分かれて画素電極3に接続した
金属膜7からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマトリクス状に配列した
画素を有するアクティブマトリクス表示装置に関する。
より詳しくは、画素間を遮光するブラックマトリクス構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に従来のアクティブマトリクス表示
装置の一般的な構成を示す。アクティブマトリクス表示
装置は所定の間隙を介して接合した駆動基板101及び
対向基板(図示せず)と、間隙に保持された液晶等の電
気光学物質(図示せず)とを備えている。対向基板には
全面的に対向電極が形成されている。駆動基板101に
は行状のゲート配線102、列状の信号配線103及び
両配線の交差部に配した画素104を含んでいる。画素
104はゲート配線102及び信号配線103に接続し
た薄膜トランジスタTrと、薄膜トランジスタに接続し
た画素電極とからなる。画素電極と対向電極との間に微
細な液晶セルLCが規定される。さらに、液晶セルLC
と並列に補助容量Csが接続されている。かかる構成を
有する画素104の周囲はブラックマトリクス(図示せ
ず)により被覆され、外光を遮光する。なお、ゲート配
線102は垂直走査回路105に接続し、信号配線10
3は画像信号供給スイッチ106に接続する。画像信号
供給スイッチ106は水平走査回路107により駆動さ
れる。これら垂直走査回路105、画像信号供給スイッ
チ106、水平走査回路107には外部から電源電圧、
クロック信号、画像信号等が適宜供給される。
【0003】ブラックマトリクスは駆動基板側に形成す
る方式(オンチップブラック構造)と対向基板側に設け
る方式とがある。アクティブマトリクス表示装置の画素
開口率を改善して高輝度化を図ったり、画素の配列ピッ
チを縮小して高解像度化を図る場合、オンチップブラッ
ク構造が有利であり、現在盛んに開発されている。オン
チップブラック構造では、ブラックマトリクスの材料と
して遮光性を有する有機物や金属が用いられる。しかし
ながら、有機物は一般に遮光性が低い為、2〜3μm程
度に厚膜化してブラックマトリクスを形成する必要があ
る。ところが、厚膜化すると駆動基板表面の凹凸が増大
し、液晶分子の配向異常等を招き問題が生じる。従っ
て、ブラックマトリクスの材料としては金属や合金が有
力である。
【0004】図8に、金属材料をブラックマトリクスに
用いたオンチップブラック構造の従来例を示す。駆動基
板201と対向基板202との間に液晶203が保持さ
れている。対向基板202の内面には対向電極204が
成膜されている。一方駆動基板201の内表面には半導
体薄膜205がパタニング形成されており、薄膜トラン
ジスタTrの活性層となる。同時に半導体薄膜205に
は補助容量Csも形成されている。薄膜トランジスタT
rはゲート電極Gとその両側に位置するソース領域S及
びドレイン領域Dを備えている。薄膜トランジスタTr
と補助容量Csは第1層間絶縁膜206により被覆され
ている。第1層間絶縁膜206の上にはソース領域Sに
接続する信号配線207とドレイン領域Dに接続するパ
ッド電極208がパタニング形成されている。信号配線
207とパッド電極208は第2層間絶縁膜209によ
り被覆されており、その上には金属膜210がパタニン
グ形成されブラックマトリクスを構成する。金属膜21
0が存在しない領域が開口部211となる。金属膜21
0は第3層間絶縁膜212により被覆され、その上に画
素電極213がパタニング形成される。画素電極213
は金属膜210及びパッド電極208を介してドレイン
領域Dに接続している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図8に示した従来例で
は金属膜210をブラックマトリクスとしてオンチップ
ブラック構造を実現している。しかしながら、この場合
でもブラックマトリクスが電気の良導体である事により
いくつかの解決すべき課題を残している。先ず問題とな
るのは、信号配線207と金属膜210との間に寄生容
量が生じ、信号配線207の電位又は画素電極213の
電位に悪影響を与え、表示のコントラストや均一性に支
障をきたしている。これを避ける為には第2層間絶縁膜
209又は第3層間絶縁膜212を厚膜化する必要があ
る。しかしながら層間絶縁膜は一般に燐珪酸ガラス(P
SG)等からなる。PSGを厚膜化すると表面平滑性を
損ない液晶203の配向異常を起しやすくなる。又、信
号配線207は通常低抵抗の金属膜を用いて形成する。
この金属膜も遮光性を有しているのでブラックマトリク
スの一部となり得る。従って、もともとブラックマトリ
クス用に形成した金属膜210は信号配線207以外の
画素電極213間を遮光すれば良い事なる。しかしなが
ら、漏れなく遮光する為には、金属膜210と画素電極
213との間に第3層間絶縁膜212を設けなければな
らない。即ち、金属膜210を画素電極213、信号配
線207、ゲート配線等から絶縁する必要がある。これ
ら層間絶縁膜206,209,212の層数が増加する
と、製造工程数が増える為コスト上昇を招く。又、層間
絶縁性を確保する上で不利になる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した従来の技術の課
題に鑑み、本発明は製造工程の複雑化及び構造の複雑化
を生じる事なくアクティブマトリクス表示装置の高輝度
化及び高解像度化を達成する事を目的とする。かかる目
的を達成する為に以下の手段を講じた。即ち本発明にか
かるアクティブマトリクス表示装置は基本的な構成とし
て、互いに所定の間隙を介して接合した駆動基板及び対
向基板と、該間隙に保持された電気光学物質とを備えて
いる。駆動基板は行状のゲート配線、列状の信号配線及
び両配線の交差部に配した画素を含む。対向基板は対向
電極を有する。各画素はゲート配線及び信号配線に接続
した薄膜トランジスタと、該薄膜トランジスタに接続し
た画素電極と、該画素電極の周辺を遮光するブラックマ
トリクスとを有している。本発明の特徴事項として、前
記ブラックマトリクスは第1遮光部、第2遮光部及び第
3遮光部とが互いに相補的に重なった複合構造を有す
る。第1遮光部はゲート配線の少なくとも上部を構成す
る金属膜からなる。第2遮光部は第1層間絶縁膜を介し
て該ゲート配線より上方に位置する該信号配線を構成す
る金属膜からなる。第3遮光部は第2層間絶縁膜を介し
て該信号配線より上方に位置し且つ画素毎に分かれて該
画素電極に接続した金属膜からなる。
【0007】好ましくは、前記第2層間絶縁膜は0.6
μm以上の厚みで成膜された平坦性を有する有機材料か
らなる。又、前記第1遮光部は該ゲート配線の少なくと
も上部を構成する金属膜に加え該ゲート配線と平行な補
助容量配線の少なくとも上部を構成する金属膜を含む。
前記ゲート配線は下部の低抵抗化された多結晶シリコン
膜とその上部に重ねられた少なくとも一層の金属膜から
なる積層構造を有する。前記第3遮光部を構成する金属
膜は画素電極の直上に接して設けてある。あるいは、前
記第3遮光部を構成する金属膜は画素電極の直下に接し
て設けても良い。前記第2遮光部と前記第3遮光部は互
いに重なり合う部分の寸法が0.2μm以上で且つ2μ
m以下に限定されている。
【0008】
【作用】本発明によれば、ブラックマトリクスは夫々別
の層に属する3種類の金属膜からなる第1遮光部ないし
第3遮光部を組み合わせて複合的且つ相補的に構成され
ている。従って、オンチップブラック構造で略完全な遮
光性を有するブラックマトリクスが実現できる。三層の
第1遮光部ないし第3遮光部は二層の層間絶縁膜により
互いに隔てられている。特に、画素電極と接続する第3
遮光部と信号配線からなる第2遮光部との間に介在する
第2層間絶縁膜は0.6μm以上の厚みで成膜された平
坦性を有する有機材料(平坦化膜)からなり、寄生容量
を抑制すると共に層間絶縁性を確保し且つ駆動基板の表
面を平坦化している。第1遮光部はゲート配線及び補助
容量配線に含まれる金属膜を利用し、第2遮光部は金属
膜からなる信号配線を利用し、第3遮光部は画素毎に分
離した金属膜を利用している。これらは互いに相補的に
重なり合い全体としてブラックマトリクスを構成する。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して本発明の好適な実施例を
詳細に説明する。図1は本発明にかかるアクティブマト
リクス表示装置の第1実施例を示す模式的な平面図であ
る。図示を簡略化する為駆動基板の平面構造のみを表わ
している。駆動基板の表面には行状のゲート配線1、列
状の信号配線2及び両配線の交差部に配した画素が形成
されている。各画素はゲート配線1及び信号配線2に接
続した薄膜トランジスタTrと、これに接続した画素電
極3とからなる。薄膜トランジスタTrは多結晶シリコ
ン等からなる半導体薄膜4を活性層とする。信号配線2
は半導体薄膜4に形成されたソース領域Sに接続し、画
素電極3は同じく半導体薄膜4に形成されたドレイン領
域Dに接続する。又、ゲート配線1の一部はゲート電極
Gを構成し半導体薄膜4のチャネル領域と重なる。又、
ゲート配線1と平行に補助容量配線5がパタニング形成
されており、半導体薄膜4の一部と重なって、補助容量
Csを構成する。
【0010】画素電極3は中央の開口部6を除いて周辺
がブラックマトリクスにより遮光されている。本発明の
特徴事項としてこのブラックマトリクスは第1遮光部、
第2遮光部及び第3遮光部とが互いに相補的に重なった
複合構造を有する。第1遮光部はゲート配線1の少なく
とも上部を構成する金属膜からなる。第2遮光部は第1
層間絶縁膜を介してゲート配線1より上方に位置する信
号配線2を構成する金属膜からなる。第3遮光部は第2
層間絶縁膜を介して信号配線2より上方に位置し且つ画
素毎に分かれて画素電極3に接続した金属膜7からな
る。なお本例では、第1遮光部はゲート配線1の少なく
とも上部を構成する金属膜に加え、ゲート配線1と平行
な補助容量配線5の少なくとも上部を構成する金属膜を
含んでいる。以上の説明から理解される様に、ブラック
マトリクスはゲート配線1及び補助容量配線5(第1遮
光部)と信号配線2(第2遮光部)と金属膜7(第3遮
光部)とが互いに重なり合った部分からなり、複合構造
を有している。第1遮光部ないし第3遮光部に属する金
属膜は夫々別層に属し、且つ相補的に重なり合って画素
電極3の周囲を遮閉している。
【0011】図2は、図1に示したアクティブマトリク
ス表示装置の構造を表わしており、図1のα−β線に沿
った断面図である。図示する様に本表示装置は所定の間
隙を介して互いに接合した駆動基板10及び対向基板1
1からなるパネル構造となっている。対向基板11の内
表面には対向電極12が形成されている。一方駆動基板
10の内表面には多結晶シリコン等からなる半導体薄膜
4がアイランド状にパタニング形成されている。前述し
た様にこの半導体薄膜4には薄膜トランジスタTrと補
助容量Csが形成されている。薄膜トランジスタTrは
ゲート電極Gとソース領域Sとドレイン領域Dとを備え
ている。ゲート電極Gはゲート配線の一部を構成してい
る。又補助容量側のCs電極は補助容量配線の一部を構
成している。ゲート電極GやCs電極は第1遮光部に属
し、PSG等からなる第1層間絶縁膜13より被覆され
ている。第1層間絶縁膜13の上にはアルミニウム等の
金属膜からなる信号配線2がパタニング形成されてお
り、第2遮光部を構成する。この第2遮光部は第2層間
絶縁膜14により被覆されている。第2層間絶縁膜14
は0.6μm以上の厚みで成膜された平坦性を有するア
クリル樹脂等の有機材料からなり、平坦化膜と呼ばれ
る。この平坦化膜の上にはITO等からなる画素電極3
がパタニング形成されている。さらにその上には金属膜
7がパタニング形成されている。この金属膜7は第3遮
光部に属し、画素電極3に接続すると共に画素毎に分離
している。なお画素電極3と対向電極12との間に液晶
15等の電気光学物質が保持される。かかる構成におい
て、画素電極3は開口部6を除いて複合的なブラックマ
トリクスにより遮光されている。即ち、ゲート電極Gを
含むゲート配線及びCs電極を含む補助容量配線からな
る第1遮光部、信号配線2からなる第2遮光部及び金属
膜7からなる第3遮光部の三層のうち何れか一層以上に
よって画素電極3の周辺を遮光する様にしている。駆動
基板10の垂直方向から見て、各層の端部が重なる様に
パタンをレイアウトする。
【0012】以下各層の具体的な構成を詳細に説明す
る。ゲート電極G及びCs電極は同時に形成される膜で
あり、下層から低抵抗化された多結晶シリコン(DOP
OS)16、アルミニウムからなる金属膜17、チタン
からなる金属膜18を順に重ねた積層構造を有する。D
OPOS16の厚みは例えば200nmに設定され、アル
ミニウム金属膜17の厚みは50nmに設定され、チタン
金属膜18の厚みは50nmに設定される。ゲート電極G
及びCs電極に電気の良導体であるアルミニウム及びチ
タンを使用する事により低抵抗化が可能となり、表示画
質の均一性を改善できる。信号配線2は例えば600nm
の厚みを有するアルミニウム金属膜からなる。画素電極
3は例えば140nmの厚みを有するITOからなる。画
素電極3の直上にパタニング形成された金属膜7は10
0nmの厚みを有するアルミニウムからなる。このアルミ
ニウム金属膜7は画素毎に分離し、且つ画素電極3と接
続している。画素電極3間の遮光は信号配線2と金属膜
7とゲート電極GとCs電極によって相補的に行なわれ
る。信号配線2と画素電極3の層間絶縁は、表面平坦性
を有する感光性透明有機膜からなる平坦化膜14を用い
る。平坦化膜14の厚みは例えば2μmに設定され、信
号配線2と画素電極3間の寄生容量を低減している。
又、金属膜7と信号配線2の重なり幅は例えば0.5μ
mとし、遮光性を確保しつつ寄生容量の増加を防ぐ。一
般に第2遮光部に属する信号配線2と第3遮光部に属す
る金属膜7は、互いに重なり合う部分の寸法が0.2μ
m以上で且つ2μm以下に限定される。
【0013】図3は本発明にかかるアクティブマトリク
ス表示装置の第2実施例を示す模式的な断面図であり、
駆動基板側のみを示している。基本的には図2に示した
第1実施例と同様であり、対応する部分には対応する参
照番号を付して理解を容易にしている。本例では、ゲー
ト電極Gは低抵抗化された多結晶シリコン16とその上
に形成した金属膜19の二層構造となっている。なお、
補助容量側のCs電極も同一の二層構造である。金属膜
19としてはアルミニウム、チタン、モリブデン、タン
タル、タングステン、クロム等を用いる事ができる。
【0014】図4は本発明にかかるアクティブマトリク
ス表示装置の第3実施例を示す断面図である。基本的に
は図3に示した第2実施例と同様の構造を有しており、
対応する部分には対応する参照番号を付して理解を容易
にしている。本例では、ゲート電極Gが単層の金属膜2
0からなる。なお、補助容量Cs側のCs電極も同様に
単層の金属膜20からなる。
【0015】図5は本発明にかかるアクティブマトリク
ス表示装置の第4実施例を示す模式的な断面図である。
基本的には図3に示した第2実施例と同一の構造を有し
ており、対応する部分には対応する参照番号を付して理
解を容易にしている。本例では第3遮光部を構成する金
属膜7が画素電極3の直下に形成されている。この様に
すると画素電極3と薄膜トランジスタTrのドレイン領
域Dとが金属膜7を介在して電気接続される。この金属
膜7の材質を適当に選択する事で、画素電極3と薄膜ト
ランジスタTrの電気接続を良好なものにできる。
【0016】図6は本発明にかかるアクティブマトリク
ス表示装置の第5実施例を示す模式的な断面図である。
基本的には図2に示した第1実施例と同一の構造を有し
ており、対応する部分には対応する参照番号を付して理
解を容易にしている。本例では、ドレイン領域Dと直接
接する様にパッド電極21を設けている。このパッド電
極21はソース領域S側の信号配線2と同時にパタニン
グ形成される。画素電極3はこのパッド電極21を介し
てドレイン領域Dに電気接続している。この構成では平
坦化膜14に対してコンタクトホールを開口する際のパ
タニングが容易になる。
【0017】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、ア
クティブマトリクス型表示装置のオンチップブラック構
造において、ブラックマトリクスは金属ゲート配線から
なる第1遮光部と、金属信号配線からなる第2遮光部
と、画素電極に接続した金属膜からなる第3遮光部とが
互いに相補的に重なった複合構造となっている。かかる
構成により、画素開口率が増大し、高輝度の画像表示が
可能になる。層構造の簡略化により製造工程数及び製造
コストが低減できる。又、画素ピッチが縮小化でき高精
細な画像表示が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるアクティブマトリクス表示装置
の第1実施例を示す模式的な平面図である。
【図2】同じく第1実施例を示す断面図である。
【図3】本発明にかかるアクティブマトリクス表示装置
の第2実施例を示す断面図である。
【図4】本発明にかかるアクティブマトリクス表示装置
の第3実施例を示す断面図である。
【図5】本発明にかかるアクティブマトリクス表示装置
の第4実施例を示す断面図である。
【図6】本発明にかかるアクティブマトリクス表示装置
の第5実施例を示す断面図である。
【図7】従来のアクティブマトリクス表示装置の回路構
成を示す模式図である。
【図8】従来のアクティブマトリクス表示装置のブラッ
クマトリクス構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ゲート配線(第1遮光部) 2 信号配線(第2遮光部) 3 画素電極 4 半導体薄膜 5 補助容量配線(第1遮光部) 6 開口部 7 金属膜(第3遮光部)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行状のゲート配線、列状の信号配線及び
    両配線の交差部に配した画素を含む駆動基板と、対向電
    極を有し所定の間隙を介して該駆動基板に接合した対向
    基板と、該間隙に保持された電気光学物質とを備えたア
    クティブマトリクス表示装置であって、 各画素は、ゲート配線及び信号配線に接続した薄膜トラ
    ンジスタと、該薄膜トランジスタに接続した画素電極
    と、該画素電極の周辺を遮光するブラックマトリクスと
    を有しており、 前記ブラックマトリクスは、該ゲート配線の少なくとも
    上部を構成する金属膜からなる第1遮光部と、第1層間
    絶縁膜を介して該ゲート配線より上方に位置する該信号
    配線を構成する金属膜からなる第2遮光部と、第2層間
    絶縁膜を介して該信号配線より上方に位置し且つ画素毎
    に分かれて該画素電極に接続した金属膜からなる第3遮
    光部とが互いに相補的に重なった複合構造を有する事を
    特徴とするアクティブマトリクス表示装置。
  2. 【請求項2】 前記第2層間絶縁膜は、0.6μm以上
    の厚みで成膜された平坦性を有する有機材料からなる事
    を特徴とする請求項1記載のアクティブマトリクス表示
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第1遮光部は、該ゲート配線の少な
    くとも上部を構成する金属膜に加え該ゲート配線と平行
    な補助容量配線の少なくとも上部を構成する金属膜を含
    む事を特徴とする請求項1記載のアクティブマトリクス
    表示装置。
  4. 【請求項4】 前記ゲート配線は、下部の低抵抗化され
    た多結晶シリコン膜とその上部に重ねられた少なくとも
    一層の金属膜からなる積層構造を有する事を特徴とする
    請求項1記載のアクティブマトリクス表示装置。
  5. 【請求項5】 前記第3遮光部を構成する金属膜は、画
    素電極の直上に接して設ける事を特徴とする請求項1記
    載のアクティブマトリクス表示装置。
  6. 【請求項6】 前記第3遮光部を構成する金属膜は、画
    素電極の直下に接して設ける事を特徴とする請求項1記
    載のアクティブマトリクス表示装置。
  7. 【請求項7】 前記第2遮光部と前記第3遮光部は、互
    いに重なり合う部分の寸法が0.2μm以上で且つ2μ
    m以下に限定されている事を特徴とする請求項1記載の
    アクティブマトリクス表示装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9207506B2 (en) 2012-10-05 2015-12-08 Samsung Display Co., Ltd. Liquid crystal display

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