JPH0957757A - 成形品及びその製造方法並びに成形用金型装置 - Google Patents

成形品及びその製造方法並びに成形用金型装置

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JPH0957757A
JPH0957757A JP7324616A JP32461695A JPH0957757A JP H0957757 A JPH0957757 A JP H0957757A JP 7324616 A JP7324616 A JP 7324616A JP 32461695 A JP32461695 A JP 32461695A JP H0957757 A JPH0957757 A JP H0957757A
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molding
ion nitriding
molding surface
nitriding treatment
mold
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JP7324616A
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English (en)
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Masanobu Senda
昌伸 千田
Yasuhiko Ogisu
康彦 荻巣
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】成形品の表面の低グロス化を図り、当該低グロ
ス化された成形品を容易に、かつ、長期に渡って安定し
て得られる製造方法等を提供する。 【解決手段】可動型2の成形面3は、予めシボ加工が施
されているとともに、その上からさらにイオン窒化処理
が施される。成形面3には所定のイオンが衝突し、その
運動エネルギーや拡散層の形成等によって成形面3の表
面が粗化されることとなる。従って、その粗化状態は非
常に微細なものとなり、かかる成形面3により転写成形
された樹脂成形品は、いわゆるつや消しの表面を有する
とともに、その表面は低グロス化されたものとなる。ま
た、窒素イオン等が可動型2の表層内に拡散してゆくた
め、成形面3表層の硬度が高められ、磨滅されにくくな
る。さらに、イオンの衝突に伴う化学反応により、成形
面3の表面に窒化層が形成され、表面が酸化されにくい
ものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形品に係り、特
に、樹脂成形品において、その表面の光沢の程度の低
い、いわゆるつや消しの成形品(低グロス成形品)及び
その製造方法並びに当該成形品を得るための成形用金型
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような低グロス成形品を得る
ための技術として、グリッドブラスト、又はサンドブラ
ストと称されるブラスト処理法を挙げることができる。
このブラスト処理法においては、金型の成形面に対し、
金属粗粒、砂、或いは研磨材が投射される。そして、上
記粒子の運動エネルギーによって成形面が削られ、表面
が粗化される。このように、成形面表面が粗化された金
型が用いられることによって、いわゆるつや消しの表面
を有する成形品が転写成形される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、以下に示すような問題があった。すなわ
ち、上記技術では、投射する粒子として最も粒径の小さ
い砂を用いた場合であっても、その粒径は数μmのもの
であった。このため、図10に示すように、金型51の
成形面52の粗化を図るのにも限界があり、それ以上低
グロスの製品を得るのは困難であった。
【0004】また、同図に示すように、粗化された金型
51の成形面52が剥き出しとなっているため、金型5
1を構成する素材によっては、すぐに錆が生じたり腐食
が起こったりしてしまうおそれがあった。従って、金型
装置の非使用時には、防錆剤を成形面52に塗布してお
く必要があった。
【0005】さらに、成形面52の粗化された部分は、
非常に脆く、樹脂等の当接により摩滅されやすかった。
そのため、成形を繰り返すうちに、成形面52の微細な
凹凸が削られて消滅してしまい、当初期待していた低グ
ロス製品が得られなくなってしまうおそれがあった。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、表面の低グロス化が図
られた成形品を提供するとともに、当該低グロス化され
た成形品が容易に、かつ、長期に渡って安定して得られ
る成形品の製造方法を提供することにある。さらには、
本発明の別の目的は、かかる低グロス化された成形品を
得るための成形用金型装置において、耐食性、耐久性の
向上を図ることのできる成形用金型装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、少なくとも2つ
の金属製の分割型を備え、各分割型に形成された成形面
の少なくとも一部には、イオン窒化処理により微細な凹
凸が形成されるとともに、表層部に窒化層が形成されて
なる成形用金型装置が用いられることにより得られた成
形品をその要旨としている。
【0008】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載の成形品において、前記イオン窒化処理は、前
記成形面のうちの、ブラスト加工及びシボ加工の少なく
とも一方が施された面に対して施されていることをその
要旨としている。
【0009】さらに、請求項3に記載の発明では、請求
項1又は2に記載の成形品において、前記成形品は樹脂
材料よりなることをその要旨としている。併せて、請求
項4に記載の発明では、請求項1〜3のいずれかに記載
の成形品において、前記分割型は、SC系鋼材により構
成されるとともに、前記イオン窒化処理は、530℃以
上で行われることをその要旨としている。
【0010】加えて、請求項5に記載の発明では、請求
項1〜3のいずれかに記載の成形品において、前記分割
型は、SCM系鋼材により構成されるとともに、前記イ
オン窒化処理は、520℃以上で行われることをその要
旨としている。
【0011】また、請求項6に記載の発明においては、
少なくとも2つの金属製の分割型を備え、各分割型に形
成された成形面により成形品を成形するための成形用金
型装置であって、前記成形面の少なくとも一部にイオン
窒化処理により微細な凹凸を形成するとともに、表層部
に窒化層を形成した成形用金型装置をその要旨としてい
る。
【0012】さらに、請求項7に記載の発明では、請求
項6に記載の成形用金型装置において、前記イオン窒化
処理は、前記成形面のうちの、ブラスト加工及びシボ加
工の少なくとも一方が施された面に対して施されている
ことをその要旨としている。
【0013】併せて、請求項8に記載の発明では、請求
項6又は7に記載の成形用金型装置において、前記分割
型は、SC系鋼材により構成されるとともに、前記イオ
ン窒化処理は、530℃以上で行われることをその要旨
としている。
【0014】加えて、請求項9に記載の発明では、請求
項6又は7に記載の成形用金型装置において、前記分割
型は、SCM系鋼材により構成されるとともに、前記イ
オン窒化処理は、520℃以上で行われることを特徴と
する。
【0015】また、請求項10に記載の発明では、請求
項8に記載の成形用金型装置において、前記イオン窒化
処理は、一酸化炭素が導入された上で行われることをそ
の要旨としている。
【0016】さらに、請求項11に記載の発明では、請
求項6〜10のいずれかに記載の成形用金型装置の前記
成形面により形成されてなるキャビティ内に可塑化され
た樹脂材料を充填する工程と、前記樹脂材料を固化させ
たものを、前記成形用金型装置から取り出す工程とを備
えた成形品の製造方法をその要旨としている。
【0017】但し、上記のうち、請求項4,5,8,
9,10に記載の発明において、イオン窒化処理の温度
は、金型の焼き入れが行われた場合には、当該焼き入れ
温度よりも低い温度で処理する必要がある。これは、金
型を構成する金属組成が変成を起こしてしまうおそれが
あるからである。
【0018】(作用)上記の発明、特に、請求項6に記
載の発明によれば、成形用金型装置の成形面の少なくと
も一部にイオン窒化処理が施される。このため、上記成
形面には、所定のイオンが衝突し、エッチング作用によ
り表面が粗化され、微細な凹凸が形成される。また、こ
れとともに、イオンの衝突に伴い、型の表面温度が上昇
し、窒素原子が分割型の表層内に拡散してゆく。さら
に、イオンの衝突に伴う化学反応により、成形面の表面
に窒化層が形成される。従って、これらの作用があいま
って、表面の粗化状態は非常に微細なものとなる。
【0019】併せて、上記の化学反応により、成形面の
表面に窒化層が形成されることから、表面が酸化されに
くいものとなるとともに、分割型の表層の硬度が高めら
れる。
【0020】また、請求項7に記載の発明によれば、請
求項6に記載の発明の作用に加えて、成形面の所定の箇
所に、ブラスト加工及びシボ加工の少なくとも一方が施
される。そして、その加工の施された面に対してイオン
窒化処理が施される。このため、一旦、ブラスト加工や
シボ加工でもって比較的大まかに粗化された成形面は、
上記イオン窒化処理にてさらに微細な粗化処理がなされ
ることとなる。
【0021】さらに、請求項8に記載の発明によれば、
上記作用に加えて、分割型は、SC系鋼材により構成さ
れるとともに、前記イオン窒化処理は、530℃以上で
行われる。このため、上記エッチング作用及び窒化層の
形成作用がより確実に行われることとなり、表面の粗化
状態はより一層微細なものとなる。
【0022】これに対し、請求項9に記載の発明では、
分割型がSCM系鋼材により構成されるとともに、前記
イオン窒化処理が、520℃以上で行われる。このた
め、請求項8に記載したのと同等の作用が奏される。
【0023】加えて、請求項10に記載の発明では、請
求項8に記載の発明において、前記イオン窒化処理は、
一酸化炭素が導入された上で行われる。従って、窒化層
の形成作用がより促進される。
【0024】一方、請求項1に記載の発明によれば、上
記請求項6に記載の発明の作用を奏する成形用金型装置
が用いられることから、成形品は、その成形面に転写さ
れた表面形状を有することとなる。従って、成形品の表
面は、光沢の程度の低い、低グロス化されたものとな
る。
【0025】また、請求項2に記載の発明によれば、上
記請求項7に記載の発明の作用を奏する成形用金型装置
が用いられることから、上記請求項1に記載の発明の作
用に加えて、さらに質感の飛躍的な向上が図られうる。
【0026】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
請求項1又は2に記載の発明の作用に加えて、成形品は
樹脂材料よりなり、このようにして得られる樹脂成形品
は、防眩性に優れたものとなる。
【0027】併せて、請求項4、5に記載の発明によれ
ば、請求項8、9に記載の発明の作用を奏する成形用金
型装置が用いられることから、より一層確実に低グロス
化を図ることができる。
【0028】さらにまた、請求項11に記載の発明によ
れば、請求項6〜10に記載の成形用金型装置の前記成
形面により形成されてなるキャビティ内に可塑化された
樹脂材料が充填され、その樹脂材料が固化したものが、
成形用金型装置から取り出され、樹脂成形品が得られ
る。従って、かかる金型装置を用いるのみで、容易に上
述の作用を奏する成形品を得ることが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図面等に基づいて説明する。図1に示すよう
に、本実施の形態における成形用金型装置1は、分割型
を構成する可動型2及び図示しない固定型を備えてい
る。可動型2及び固定型の一部には、所定の樹脂製品を
成形するための成形面3が形成されている。この成形面
3は、固定型の成形面とともに、所定の樹脂製品を成形
するためのキャビティを構成している。また、成形面3
は、予めシボ加工が施されているとともに、その上から
さらにイオン窒化処理が施されている。
【0030】かかるイオン窒化処理に際しては、図2に
示すようなイオン窒化装置4が使用される。すなわち、
イオン窒化装置4は、炉壁5を有するとともに、該炉壁
5内に台座状の直流電極6が設置されている。また、炉
壁5には減圧パイプ7が設けられ、該パイプ7は図示し
ない真空ポンプに連結されている。さらに、前記炉壁5
内には、少なくとも窒素ガスと水素ガスの混合されてな
る原料ガスが供給されるようになっている。
【0031】次に、上記のイオン窒化装置4を用いた、
可動型2の成形面3のイオン窒化処理方法の一例につい
て、説明する。まず、図3に示すように、成形面3が予
めシボ加工されてなる可動型2を用意し、前処理として
アセトン、イソプロピルアルコール等を用いて可動型2
の成形面3の脱脂処理をする。
【0032】次に、前処理工程を経た可動型2を、上記
直流電極6上に載置固定する。そして、真空ポンプにて
炉壁5内を所定圧力(例えば26.6Pa)まで減圧し
た後原料ガス[例えば、ガス圧…260〜400Pa、
流量…5L/min、ガス流量比…N2 :H2 :N
2 (80%)+CO(20%)=2:1:1]を炉壁5
内に導入する。
【0033】さらに、上記直流電極6を陽極とし、炉壁
5を陰極として、例えば直流電流8A(電圧500V)
にてプラズマを発生させ、可動型2を約30分間で57
5℃まで昇温せしめる。その後、可動型2の温度をその
一定値に保持し、所定時間(例えば3時間)、イオン窒
化処理を施す[このときの電流は例えば約4A(電圧約
600V)]。そして、所定時間経過後、放電のみを停
止させ、一定時間(例えば1時間)冷却した後、可動型
2を炉壁5から取り出す。
【0034】このようにして得られた可動型2は、成形
面3にイオン窒化処理が施されるため、上記成形面3に
は、所定のイオン(窒素イオン、水素イオン等)が衝突
し、その運動エネルギーによるエッチング作用により表
面が粗化され、微細な凹凸が形成される。また、これと
ともに、イオンの衝突に伴い、可動型2の表面温度が上
昇し、窒素原子が分割型の表層内に拡散してゆく。さら
に、イオンの衝突に伴う化学反応により、成形面3の表
面に窒化層が形成される。従って、これらの作用があい
まって、表面の粗化状態は非常に微細なものとなる。
【0035】さらに、上記化学反応により、可動型2の
表面温度が上昇し、窒素原子が可動型2の表層内に拡散
してゆく。従って、可動型2の表層の硬度が高められ
る。その結果、成形面3の微細な凹凸の磨滅を抑制する
ことができ、金型装置1の耐久性の向上を図ることがで
きる。
【0036】また、イオンの衝突に伴う化学反応によ
り、成形面3の表面に窒化層(Fe2N,Fe3 N,F
4 N)が形成される。従って、かかる窒化層の存在に
より、表面が酸化されにくいものとなる。その結果、防
錆剤等を成形面に塗布する必要がなくなり、その分だけ
生産性の向上及びコストダウンを図ることができる。
【0037】(確認実験1)上述した効果を確認するべ
く、従来技術のブラスト処理を施した金型のサンプル
と、本実施の形態のイオン窒化処理を施した金型のサン
プルとを用意し、硬度及び耐腐食性を測定した。なお、
金型サンプルを構成する素材として、機械構造用炭素鋼
(S55C:SC系)を使用した。
【0038】まず、硬度に関しては、従来技術のサンプ
ルの場合の硬度は300Hv.であったのに対し、本実
施の形態のサンプルの場合の硬度は600Hv.であっ
た。また、耐腐食性の評価については、各サンプル[従
来技術のサンプル(未処理)、0.3時間処理のサンプ
ル、1時間処理のサンプル、3時間処理のサンプル、3
1時間処理のサンプル]に対し、塩水を噴霧したときの
錆の発生度合いを観察した。その結果を表1に示す。
【0039】
【表1】 上記表1に示すように、本実施の形態のサンプルについ
ては錆がほとんど発生せず、従来技術のサンプルに対し
て飛躍的に耐腐食性を向上させることができた。
【0040】次に、上記のようにして得られた可動型2
等を用いて、樹脂成形品を射出成形した場合の効果につ
いて説明する。本実施の形態によれば、可動型2は、成
形面3にイオン窒化処理が施されるため、上記成形面3
の粗化状態は非常に微細なものとなる。このため、かか
る成形面3により転写成形された樹脂成形品は、いわゆ
るつや消しの表面を有するとともに、その表面は低グロ
ス化されたものとなる。
【0041】(確認実験2)表2は、従来の金型装置で
得た成形品と、本実施の形態の金型装置で得た成形品と
について、種々の角度から測定した光沢度合いを示すも
のである。なお、光沢度合いの評価に際してはデジタル
変角光沢計UGV−5K及びSMカラーコンピュータS
M−5を使用し、JIS Z8741に従って測定し
た。また、成形品は、ポリプロピレンよりなり、公知の
射出成形法により得られたものである。
【0042】
【表2】 表2に示すように、本実施の形態の金型装置を用いて成
形した成形品によれば、いかなる角度から見ても光沢度
合いが低く、いわゆる低グロスのものであるということ
ができる。
【0043】また、本実施の形態では、特に、予めシボ
加工が施された可動型2を用いているので、一旦、シボ
加工でもって比較的大まかに粗化された成形面3は、上
記イオン窒化処理にてさらに微細な粗化処理がなされる
こととなる。このため、得られる成形品の質感の飛躍的
な向上が図られうる。すなわち、図4に示すように、単
に低グロスの成形品が得られるものならず、その際の明
度も低いものとなる。なお、図中、従来サンプルAは、
限りなく本皮に近いシボ加工を施した後にブラスト処理
を施した金型を用いた場合の成形品サンプルであり、従
来サンプルBは、限りなく本皮に近いシボ加工を施した
金型を用い、成形品の表面に塗装を施した場合のサンプ
ルである。また本実施の形態のサンプルは、限りなく本
皮に近いシボ加工を施した後にイオン窒化処理を3時間
施した金型を用いた場合の成形品サンプルである。一般
には、グロスが低下すれば、明度は増大してしまうので
あるが、同図に示すように、本実施の形態では、グロス
及び明度の双方の低減を同時に図ることができるのであ
る。かかる点からも、成形品の質感の飛躍的な向上を図
ることができるといえる。
【0044】(確認実験3)次に、上記の可動型2等を
用いて、図5に示すように、インストルメントパネル2
1のアウタピース22を成形した場合について説明す
る。すなわち、アウタピース22を公知の射出成形法を
用い、ポリプロピレンによって製造することとした。か
かるアウタピース22は、一般に、図示しないフロント
ガラス近傍に位置するため、フロントガラスへの映り込
み防止の要請が高い内装品である。
【0045】本実施の形態によれば、可動型2の成形面
3にイオン窒化処理が施されるため、上述した如く、成
形面3の粗化状態は非常に微細なものとなる。このた
め、かかる成形面3により転写成形された樹脂成形品
(アウタピース22)は、いわゆるつや消しの表面を有
するとともに、その表面は低グロス化されたものとする
ことができる。
【0046】また、この例においても、特に、予めシボ
加工が施された可動型2を用いているので、一旦、シボ
加工でもって比較的大まかに粗化された成形面3は、上
記イオン窒化処理にてさらに微細な粗化処理がなされ
る。このため、得られる成形品(インストルメントパネ
ル21のアウタピース22)の質感の飛躍的な向上が図
られうる。すなわち、単に低グロスの成形品(アウタピ
ース22)が得られるものならず、その際の明度も低い
ものとなる。
【0047】また、成形品(アウタピース22)の防眩
性についての実験をも行った。すなわち、従来の金型装
置で得た成形品と、本実施の形態の金型装置で得た成形
品とを、車両内部において、フロントガラス側に配設さ
れるインストルメントパネル21のアウタピース22と
して用いた場合についての防眩性を評価した。図6はそ
のときの実験装置を示す図である。同図に示すように、
台座11上にインストルメントパネルに相当する成形品
12(アウタピース22に相当する)を載置し、当該成
形品12に対し鋭角状にフロントガラスに相当するウイ
ンドシールド13を設置した。また、ウインドシールド
13の外側においては、成形品12に対し45°の入射
角でもって光が当たるよう、キセノンランプ14を配置
した。さらに、台座11の前方には壁15を立設し、そ
の所定の位置にターゲットマーク16を取着した。
【0048】そして、ウインドシールド13の内側の、
運転席に相当する位置から6人の専任パネラーがターゲ
ットマーク16を目視したときに、成形品の残像がウイ
ンドシールド13に映る「映り込み」の程度を平均評価
点(映り込みが全くない場合には満点の「5点」を与え
ることとした)にて評価した。そのときの結果を図7に
示す。なお、図中、比較例1〜7は、従来技術に相当す
る金型装置(シボ加工+ブラスト処理)により得られた
成形品の場合についての評価結果であり、参考例は、比
較例1の成形品に防眩塗装を施した成形品の場合につい
ての評価結果である。
【0049】同図に示すように、比較例1〜7の成形品
は評価結果がさほど揮わないのに対し、本実施の形態の
成形品12は、参考例の成形品と同等若しくはそれ以上
の防眩性を有していることがわかった。これらのことか
らも、本実施の形態の成形品によれば、優れた防眩性を
奏し、特に、自動車の内装品(例えばインストルメント
パネル)として使用した場合には、ガラス等への映り込
みによる不具合を解消することができるという効果を奏
する。
【0050】(確認実験4)続いて、イオン窒化処理に
際しての処理条件のうち、特に処理温度等について検討
した結果について説明することとする。
【0051】まず、SC系鋼材(日本高周波鋼業株式会
社製 商品名:KPM−1)よりなるテストピース及び
SCM系鋼材(大同特殊鋼株式会社製 商品名:PX−
5)よりなるテストピースをそれぞれ用意し、前処理と
してアセトン、イソプロピルアルコール等を用いて表面
の脱脂処理をした。但し、いずれのテストピースについ
ても、予め600℃で焼き入れを施しておいた。
【0052】次に、前処理工程を経た各テストピース
を、上記の場合と同様、直流電極6上に載置固定した。
そして、真空ポンプにて炉壁5内を所定圧力(例えば
2.7hPa)まで減圧した後、原料ガス[ガス圧…2
60〜400Pa、流量…5L/min、ガス流量比…
2 :H2 :CO=2.8:1:0.2(SC系鋼材の
場合)、N2 :H2 :CO=1:1:0(SCM系鋼材
の場合)]を炉壁5内に導入した。さらに、上記直流電
極6を陽極とし、炉壁5を陰極として、電流、電圧を調
整しつつプラズマを発生させ、各テストピースを所定の
温度まで昇温せしめた。その後、各テストピースの温度
をその一定値に保持し、所定時間(1時間、3時間、1
0時間)、イオン窒化処理を施した。さらに、所定時間
経過後、放電のみを停止させ、一定時間(例えば1時
間)冷却した後、各テストピースを炉壁5から取り出し
た。そして、このようにして得られたテストピースにつ
いて、上記と同様、分光光度計を用いて型グロス(測定
角度60°)を測定した。その際の測定結果、すなわ
ち、処理温度に対する型グロスの関係を図8,9に示
す。
【0053】図8は、SC系鋼材よりなるテストピース
についての処理温度に対する型グロスの関係を示すグラ
フである。同図に示すように、SC系鋼材の場合には、
530℃以上で処理した場合に、一層の低グロス化を図
ることができることがわかる。これは、高温の方がエッ
チング作用及び窒化層の形成作用がより確実に行われる
こととなり、表面の粗化状態がより一層微細なものにな
るからであると考えられる。
【0054】また、図9は、SCM系鋼材よりなるテス
トピースについての処理温度に対する型グロスの関係を
示すグラフである。同図に示すように、SCM系鋼材の
場合には、より高温で処理した場合に低グロス化を図る
ことができ、より所望とする低グロス化を図るためには
520℃以上で処理するのが望ましいことがわかる。こ
れは、上記同様の理由によるものと考えられる。
【0055】さらに、SC系鋼材の場合には、イオン窒
化処理に際して、一酸化炭素を導入することにより、そ
うでない場合に比べてより一層の低グロス化を図ること
ができることが分かった。すなわち、上記とほぼ同条件
(処理温度 575℃、処理時間 3時間)で、N2
2 :CO=2.8:1:0とした場合には、型グロス
(60°)が「17」であったのに対し、N2 :H2
CO=2.8:1:0.2とした場合には、型グロス
(60°)が「8」まで低下することがわかった。ま
た、N2 :H2 :CO=4.0:1:0とした場合に
は、型グロス(60°)が「23」であったのに対し、
2 :H2 :CO=4.0:1:0.2とした場合に
は、型グロス(60°)が「15」まで低下することが
わかった。このように、SC系鋼材の場合には、イオン
窒化処理に際して一酸化炭素を導入することにより、よ
り一層の低グロス化を図ることができる。
【0056】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではなく、例えば次の如く構成してもよい。 (1)前記実施の形態では、樹脂成形品を得る場合に具
体化したが、例えば金属等のその他の成形品を成形する
場合に使用される金型装置に具体化してもよい。
【0057】(2)前記実施の形態では、可動型2の成
形面3にイオン窒化処理を施す場合に具体化したが、固
定型、その他の分割型の成形面にイオン窒化処理を施す
場合に具体化することもできる。また、成形面3の全て
をイオン窒化処理する必要はなく、少なくとも一部に処
理を施した場合であってもよい。
【0058】(3)イオン窒化処理に際しての処理条件
は、上記実施の形態の具体的数値に拘束されるものでは
ない。 (4)前記実施の形態の前半部では、予めシボ加工を施
した成形面3にイオン窒化処理を施すようにしたが、上
記シボ加工を省略してもよい。また、シボ加工の代わり
にブラスト処理を施してもよい。かかる処理を施した場
合にも、シボ加工と同等の質感の向上を図ることができ
る。さらに、シボ加工とブラスト処理を併用した上で本
発明の処理を施すようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の成形品及
びその製造方法によれば、表面の低グロス化が図られた
成形品を得ることができるとともに、当該低グロス化さ
れた成形品が容易に、かつ、長期に渡って安定して得ら
れるという優れた効果を奏する。
【0060】また、本発明の成形用金型装置によれば、
上記低グロス化された成形品を得ることができるととも
に、耐食性、耐久性の向上を図ることができるという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態における可動型の成形面を示す断
面模式図である。
【図2】イオン窒化処理装置を示す模式図である。
【図3】シボ加工を施した可動型を模式的に示す断面図
である。
【図4】成形品の明度とグロスとの関係を示すグラフで
ある。
【図5】成形品の防眩性を評価する際の装置を示す模式
図である。
【図6】成形品としてのインストルメントパネルを示す
斜視図である。
【図7】成形品の防眩性を評価結果を示すグラフであ
る。
【図8】SC系鋼材を用いた場合のイオン窒化処理温度
に対する型グロスの関係を示すグラフである。
【図9】SCM系鋼材を用いた場合のイオン窒化処理温
度に対する型グロスの関係を示すグラフである。
【図10】従来技術における金型を模式的に示す断面図
である。
【符号の説明】
1…成形用金型装置、2…分割型としての可動型、3…
成形面。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの金属製の分割型(2)
    を備え、各分割型(2)に形成された成形面(3)の少
    なくとも一部には、イオン窒化処理により微細な凹凸が
    形成されるとともに、表層部に窒化層が形成されてなる
    成形用金型装置が用いられることにより得られたことを
    特徴とする成形品。
  2. 【請求項2】 前記イオン窒化処理は、前記成形面
    (3)のうちの、ブラスト加工及びシボ加工の少なくと
    も一方が施された面に対して施されていることを特徴と
    する請求項1に記載の成形品。
  3. 【請求項3】 前記成形品は樹脂材料よりなることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の成形品。
  4. 【請求項4】 前記分割型(2)は、SC系鋼材により
    構成されるとともに、前記イオン窒化処理は、530℃
    以上で行われることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の成形品。
  5. 【請求項5】 前記分割型(2)は、SCM系鋼材によ
    り構成されるとともに、前記イオン窒化処理は、520
    ℃以上で行われることを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載の成形品。
  6. 【請求項6】 少なくとも2つの金属製の分割型(2)
    を備え、各分割型(2)に形成された成形面(3)によ
    り成形品を成形するための成形用金型装置であって、 前記成形面(3)の少なくとも一部にイオン窒化処理に
    より微細な凹凸を形成するとともに、表層部に窒化層を
    形成したことを特徴とする成形用金型装置。
  7. 【請求項7】 前記イオン窒化処理は、前記成形面
    (3)のうちの、ブラスト加工及びシボ加工の少なくと
    も一方が施された面に対して施されていることを特徴と
    する請求項6に記載の成形用金型装置。
  8. 【請求項8】 前記分割型(2)は、SC系鋼材により
    構成されるとともに、前記イオン窒化処理は、530℃
    以上で行われることを特徴とする請求項6又は7に記載
    の成形用金型装置。
  9. 【請求項9】 前記分割型(2)は、SCM系鋼材によ
    り構成されるとともに、前記イオン窒化処理は、520
    ℃以上で行われることを特徴とする請求項6又は7に記
    載の成形用金型装置。
  10. 【請求項10】 前記イオン窒化処理は、一酸化炭素が
    導入された上で行われることを特徴とする請求項8に記
    載の成形用金型装置。
  11. 【請求項11】 請求項6〜10のいずれかに記載の成
    形用金型装置の前記成形面(3)により形成されてなる
    キャビティ内に可塑化された樹脂材料を充填する工程
    と、前記樹脂材料を固化させたものを、前記成形用金型
    装置から取り出す工程とを備えたことを特徴とする成形
    品の製造方法。
JP7324616A 1995-03-27 1995-12-13 成形品及びその製造方法並びに成形用金型装置 Pending JPH0957757A (ja)

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