JPH0956923A - 景品獲得ゲーム機 - Google Patents

景品獲得ゲーム機

Info

Publication number
JPH0956923A
JPH0956923A JP7240469A JP24046995A JPH0956923A JP H0956923 A JPH0956923 A JP H0956923A JP 7240469 A JP7240469 A JP 7240469A JP 24046995 A JP24046995 A JP 24046995A JP H0956923 A JPH0956923 A JP H0956923A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prize
game machine
premium
capturing
shovel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7240469A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2814365B2 (ja
Inventor
Takashi Hamano
隆 浜野
Yuichiro Sagawa
祐一郎 寒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konami Group Corp
Original Assignee
Konami Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konami Corp filed Critical Konami Corp
Priority to JP7240469A priority Critical patent/JP2814365B2/ja
Priority to US08/703,291 priority patent/US5741013A/en
Priority to EP96113765A priority patent/EP0763375B1/en
Priority to DE69616921T priority patent/DE69616921D1/de
Publication of JPH0956923A publication Critical patent/JPH0956923A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2814365B2 publication Critical patent/JP2814365B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F9/00Games not otherwise provided for
    • A63F9/30Capturing games for grabbing or trapping objects, e.g. fishing games

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Toys (AREA)
  • Coin-Freed Apparatuses For Hiring Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 景品捕獲及び景品落下という2つの動作によ
り景品を獲得する形式を保持しつつ、さらに興趣に富ん
だゲームを実現可能にする。 【解決手段】 景品が載置された景品テーブル5からこ
の景品を捕獲し、景品取出口40から外部に取り出して
景品を獲得する景品獲得ゲーム機において、景品テーブ
ル5上にある景品を捕獲し、捕獲した景品を所定の景品
落下位置まで移送してこの景品落下位置で落下させる景
品捕獲手段20、21と、景品取出口40に通じる景品
獲得位置と、景品落下位置との間で少なくとも往復動す
る移送板9とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、菓子、縫いぐるみ
等の景品が載置された景品テーブルからこの景品を獲得
することを競う景品獲得ゲーム機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の景品獲得ゲーム機としては、例
えば実公平3−45751号公報に開示されたゲーム機
がある。このゲーム機では、回転するディスプレイ台上
に乗せられた景品をショベルにより拾い上げ、景品落下
位置でこの景品を落下させると、景品落下位置下方に配
置された固定テーブル及び移動テーブルの相対移動によ
り景品が景品獲得口に押し出され、ゲーム機外に取り出
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のゲーム
機では、景品をショベルで拾い上げる動作と景品をショ
ベルから落下させるという2つの動作により景品を獲得
しており、単純に景品をクレーン等で吊り上げる形式の
ゲーム機に比較して景品獲得までの動作が複雑で興趣に
富んだゲームが提供できるという利点があるが、景品落
下時における固定テーブルと移動テーブルとの相対的位
置関係によっては景品が景品獲得口に向かって押し出さ
れず、折角ショベルにより景品を拾い上げることができ
ても景品を最終的に獲得することができず、ゲームの興
趣を損なう可能性があった。
【0004】本発明は上述した問題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、景品捕獲及び景品
落下という2つの動作により景品を獲得する形式を保持
しつつ、さらに興趣に富んだゲームが実現可能な景品獲
得ゲーム機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
発明は、景品が載置された景品テーブルからこの景品を
捕獲し、景品取出口から外部に取り出して景品を獲得す
る景品獲得ゲーム機に適用される。
【0006】そして、上述の課題は、景品テーブル上に
ある景品を捕獲し、捕獲した景品を所定の景品落下位置
まで移送してこの景品落下位置で落下させる景品捕獲手
段と、景品取出口に通じる景品獲得位置と、景品落下位
置との間で少なくとも往復動する移送板とを備えたこと
により達成される。
【0007】景品捕獲手段は、上述のように景品テーブ
ル上にある景品を捕獲し、そして景品を落下させる機能
と、景品を景品テーブル近傍から景品落下位置まで移送
する機能とを有する。従って、景品捕獲手段は、一般的
にショベル、爪など景品をすくい上げ、拾い上げあるい
は吸引して任意に保持できる機構と、保持した景品を移
送するアーム、クレーン等の移送機構とを備えることが
好ましい。但し、景品捕獲手段は、捕獲すべき景品の形
状、重量等により適切な手段が選択される。一例とし
て、ぬいぐるみ等の大型の景品であれば景品を拾い上げ
または吸引する構成も可能であるが、菓子等の小型の景
品であれば景品をすくい上げる構成のほうが効率よく景
品を捕獲でき、興趣あるゲームが提供できる。
【0008】また、移送板は、上述のように景品獲得位
置と景品落下位置との間で少なくとも往復動する機能を
有するため、一例として、クランク機構等の回転−直線
運動変換機構を介してモータ等の回転駆動機構により駆
動される板部材が含まれる。あるいは、リニアモータ等
の直線駆動機構により直接駆動される板部材であっても
良い。移送板の往復動の速度は常に一定である必要はな
く、一例として景品落下位置近傍で高速に移動すれば落
下タイミングを把握しにくくなり、興趣に富んだゲーム
が実現できる。
【0009】以上の構成により、景品捕獲手段により景
品テーブル上から捕獲された景品が景品落下位置で落下
され、その時点で景品落下位置に移送板が位置していれ
ば景品が移送板上に落下し、移送板の往復動に連れて景
品獲得位置に案内され、景品取出口を介して外部に取り
出し可能になる。
【0010】また、請求項2の発明は、景品獲得位置に
おいて移送板上に載置された景品を景品取出口に向けて
送出する送出手段を備えたようなものである。送出手段
は、景品獲得位置において景品を積極的に送出するよう
な構成、一例として移送板上の景品を押し出しアーム等
により景品取出口に向けて押し出す構成のみならず、ゲ
ーム機本体側に移送板に近接して固定部材を設け、移送
板の往復動に連れてその上にある景品が固定部材に当接
することにより景品をかき取って景品取出口に案内する
ような構成も含まれる。
【0011】さらに、請求項3の発明は、景品捕獲手段
における景品捕獲タイミング及び景品落下タイミングを
プレーヤーが指示するためのタイミング指示手段を備え
たようなものである。タイミング指示手段は、一例とし
てボタン等により景品捕獲手段の始動タイミングを指示
するような構成、あるいは、ボタン等により駆動指示し
ている間だけ景品捕獲手段の動作が行われるような構成
が含まれる。上述のように景品捕獲手段がショベル等と
アーム等とで構成される場合は、ショベル等の駆動を指
示する手段とアーム等の駆動を指示する手段とを独立さ
せても良い。
【0012】さらに、請求項4の発明は、景品捕獲手段
の景品捕獲部の幅を景品落下位置における移送板の幅以
上に形成したようなものである。従って、景品捕獲部に
より捕獲された景品を景品落下位置で落下させた場合、
移送板がこの景品捕獲部直下にいたとしても全ての景品
が移送板上に落下するとは限らなくなる。
【0013】そして、請求項5の発明は、景品捕獲手段
の景品捕獲部による景品の移送方向と移送板の往復動方
向とを略同一にしたようなものである。このように、景
品の移送方向と移送板の往復動方向とが略同一であれ
ば、景品移送に伴う景品捕獲部の移動範囲が移送板の移
動範囲と重複する部分が多くなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実
施形態である景品獲得ゲーム機を示す斜視図、図2は同
正面図、図3は同平面図、図4は図3のA−A線に沿う
矢視断面図である。これらの図において、1はゲーム機
本体であり、図3に詳細に示すように、上方から見て正
方形の四隅を隅切した略八角形状に形成されている。本
実施形態の景品獲得ゲーム機は、最大で4人のプレーヤ
ーが同時にかつ個々に景品獲得を競うことができるゲー
ム機である。2は、このゲーム機本体1上部の各辺に合
計4箇所設けられた操作部であり、各々の操作部2に
は、景品すくい上げ及び景品落下のそれぞれの動作を個
々のプレーヤーが指示するためのボタン3a、3bがそ
れぞれ設けられている。ボタン3a、3bが押し下げら
れた時の動作については後述する。
【0015】ゲーム機本体1の上部中央には、上方から
見て円形の凹部4が形成されている。この凹部4は、景
品展示及び景品すくい上げ、景品落下の各動作が行われ
る展示部とされる。展示部4には、図3及び図4に詳細
に示すように、断面略半円状に形成された環状の皿部材
5が、展示部4の中央を中心として回転自在に収納され
ている。より詳細には、皿部材5は環状の支持板6上に
載置されており、支持板6はローラ、キャスター等の転
動機構により展示部4の中央を中心として回転自在な状
態でこの展示部4の底面上に載置されている。これによ
り、皿部材5が展示部4の中央を中心として回転自在に
支持される。また、支持板6の外周には図略のベルトが
巻回され、このベルトが同様に図略の回転駆動機構、一
例としてモータにより回転駆動されることにより、皿部
材5が展示部4内において支持板6とともに回転駆動さ
れる。皿部材5には、菓子、ぬいぐるみ等の景品(図示
略)が載置されている。
【0016】7は展示部4の中央部に立設された機構
部、8は機構部7の側面に形成された凹部であり、この
凹部8は各々の操作部2に対向する位置に設けられてい
る。9は各々の凹部8に対応して設けられた板状の舌部
材であり、この舌部材9は、凹部8の背面に形成された
スリット8a(図4参照)を通して出没自在に設けられ
ている。
【0017】舌部材9の詳細を図7を参照してより詳細
に説明する。10a、10bは同一形状の載置板であ
り、この載置板10a、10bは、略長方形状に形成さ
れた基部11の左右に上述の舌部材9、9が延設されて
形成され、基部11の中央部にはその長手方向に沿って
長穴12が穿設されている。各々の載置板10a、10
bは機構部7内に設けられたローラ13、14(図1〜
図4では図示略)により舌部材9の長手方向に沿って往
復動自在に、かつ水平に支持されている。それぞれの載
置板10a、10bは、その長穴12の長手方向が互い
に直交するように機構部7内に設けられている。
【0018】15はモータ、16はこのモータの駆動軸
15aに基部が連結されたクランク、17はクランク1
6の先端部に回動自在に固定されたローラである。この
ローラ17は各々の載置板10a、10bの長穴12に
嵌合されている。従って、モータ15によりクランク1
6が回転駆動されるとローラ17が長穴12内で往復動
し、結果として載置板10a、10bが舌部材9の長手
方向に沿って往復動することで、舌部材9が機構部7内
及びその前方の所定位置(長穴12の寸法によって定ま
る)との間で水平支持された状態で往復動し、凹部8の
スリット8aから出没する。
【0019】なお、図7では明確に図示されていない
が、本実施形態では、双方の載置板10a、10bの長
穴12の略中央にローラ17が位置するようにそれぞれ
の載置板10a、10bが配置されている。従って、各
々の載置板10a、10bの往復動の位相は互いに90
゜ずれて往復動している。これにより、ある瞬間にはい
ずれか1つの舌部材9のみ凹部8から突出するようにな
っている。
【0020】図1〜図4に戻って、20は各々の操作部
2に対応して(従って凹部8、舌部材9にも対応して)
設けられたアームであり、その基部が機構部7に揺動自
在に設けられている。21はアーム20の先端に回転自
在に設けられ、図4に示すように板部材を断面鈎状に折
曲形成してなるショベルである。アーム20は図略の駆
動機構により機構部7に対して揺動駆動され、ショベル
21は同様に図略の駆動機構によりアーム20に対して
回転駆動される。
【0021】アーム20の揺動軸は、その先端にあるシ
ョベル21が皿部材5の略上方位置と舌部材9の略上方
位置との間で揺動するように定められている。加えて、
アーム20によるショベル21の揺動方向は舌部材9の
往復動方向に略一致している。
【0022】アーム20及びショベル21を揺動・回転
させる機構の詳細を図5を参照して説明する。22は機
構部7内に設けられた支持ブラケットであり、この支持
ブラケット22には、アーム20の基部に固設された揺
動軸23が軸受24を介して揺動自在に支持されてい
る。25は、図略の回転駆動機構(一例としてモータの
駆動軸26)に連結された円板カム機能を持つクラン
ク、27はリンクであり、リンク27の一端部はアーム
20の基部にピン結合されているとともに、リンク27
の他端部にはリンク27の長手方向に延在する長穴28
が穿設され、この長穴28にはクランク25の前面に突
設されたフォロアピン29が遊嵌されている。
【0023】従って、図略の回転駆動機構によりクラン
ク25が回転駆動されると、図6に示すように、フォロ
アピン29の取付位置及びリンク27の全長で規定され
る角度範囲だけアーム20が揺動軸23を中心として揺
動し、また、景品やゲーム機の他の機構等との衝突によ
りアーム20に上方に揺動する力が作用しても、長穴2
8の長さ分だけアーム20は上方に揺動可能であるた
め、回転駆動機構等に無理な力が加わるおそれがない。
【0024】本実施形態では、図6に示すようにアーム
20は3位置で停止するように制御される。すなわち、
符号P1で示す待機位置、待機位置P1よりアーム20
が下方に揺動され、ショベル21が皿部材5の直上方に
位置する捕獲位置P2、及び、待機位置P1よりアーム
20が上方に揺動され、ショベル21が舌部材9の直上
方に位置する落下位置P3の3位置である。
【0025】これら3位置の検出のため、クランク25
の側方には2つのリミットスイッチ30a、30bが設
けられている。そして、クランク25の側面は、これら
3位置をリミットスイッチ30a、30bとの離接によ
り検出し得るように、いわゆる円板カム状に形成されて
いる。すなわち、本実施形態では、待機位置P1から捕
獲位置P2へアーム20が揺動すると、クランク25の
側面が一方のリミットスイッチ30aから離間してこの
リミットスイッチ30aがオフし、待機位置P1から落
下位置P3へアームが揺動すると、クランク25の側面
が一方のリミットスイッチ30aに近接してこのリミッ
トスイッチ30aがオンする。また、捕獲位置P2及び
落下位置P3から待機位置P1へアーム20が戻ると他
方のリミットスイッチ30bがオンまたはオフする。従
って、これらリミットスイッチ30a、30bのオン/
オフを検出することにより3位置が検出できる。
【0026】また、図5において、31はアーム先端に
設けられ、図略の回転駆動機構(一例としてモータの駆
動軸)に連結された回転軸であり、ショベル21はこの
回転軸31に固設されている。ショベル21は後述のよ
うに1回転して所定位置(図5に示す位置)Pに停止す
るように制御される。このため、回転軸31に固設され
た円板カム32と、ショベル21が所定位置Pに到達し
た際に円板カム32の側面と離接することでオン/オフ
するリミットスイッチ33(図6参照)とが設けられ、
このリミットスイッチ33のオン/オフにより位置検出
がなされる。
【0027】なお、本実施形態では、図3に示すよう
に、ショベル21の幅は舌部材9の幅よりも広く形成さ
れている。従って、ショベル21によって景品をすくい
上げると比較的多量の景品をすくい上げることができ、
その視覚的効果によりプレーヤーに一定の満足感を与え
ることができる。加えて、比較的多量の景品をすくい上
げて、後述するように好適なタイミングで景品を落下さ
せたとしても、ショベル21によりすくい上げた全ての
景品が舌部材9上に落下するわけではない。このため、
景品捕獲動作により捕獲した景品の量と最終的に取り出
せる景品の量との間に差が生じ、結果としてプレーヤー
がより多くの景品を取り出すことに熱中することにな
り、さらに興趣に富んだゲームをプレーヤーに提供する
ことができる。
【0028】また、本実施形態のように、ショベル21
の移動方向(つまりアーム20の揺動方向)と舌部材9
の往復動方向を略一致させると、ショベル21の移動範
囲と舌部材9の移動範囲とが相当共通することになる。
従って、本実施形態のようにショベル21の幅を舌部材
9の幅より広く形成した場合でも、ショベル21移動の
ためのスペースを大きく取る必要がなく、省スペース化
を図ることができる。
【0029】すなわち、上述した従来の景品獲得ゲーム
機では、移動テーブルの移動方向とショベルの移動方向
とは略直交しており、ショベルの移動範囲と移動テーブ
ルの移動範囲との間に共通する部分は小さい。このよう
な構成の場合、ショベルの幅を広くして多量の景品をす
くい上げられるようにすると、ショベル、移動テーブル
の移動ストロークを確保するためにゲーム機自体の大型
化を招く。しかし、本実施形態では、ショベル21の移
動範囲と舌部材9の移動範囲との共通部分が大きいの
で、ショベル21の幅を広くしても移動ストローク確保
のためにゲーム機自体が大型化する割合が小さくて済
み、省スペース化を図ることができる。
【0030】図1〜図4に戻って、40は各操作部2の
下方に相当する位置のゲーム機本体1に形成された景品
取出口である。また、機構部7の凹部8の下面は開口さ
れ、凹部8及び景品取出口40は、機構部7内に形成さ
れた空洞部41及び空洞部41と景品取出口40とをつ
なぐスロープ42により連通されている。さらに、43
はコイン投入口、44はコイン返却用レバー、45はコ
イン返却口、46は展示部4の上方を覆う略四角錐状の
透明カバーである。透明カバー46は、図3に示すよう
に一底辺部がヒンジ部材47によりゲーム機本体1にヒ
ンジ結合されており、このヒンジ部材47を中心として
上方にはね上げることができる。従って、景品補給は透
明カバー46を上方にはね上げて展示部4を露出した状
態で行えばよい。
【0031】次に、図1〜図7を参照して、本実施形態
の景品獲得ゲーム機の動作について説明する。
【0032】景品を皿部材5上に載置した状態で図略の
本体電源スイッチを投入すると、図略の回転駆動機構に
より皿部材5が一方向に回転駆動される。この状態でプ
レーヤーがコイン投入口43からコインを投入すると、
景品獲得ゲームが開始する。
【0033】プレーヤーがボタン3a、3bのいずれも
押し下げていない状態では、アーム20は待機位置P1
の位置にある(図6参照)。獲得したい景品が所定位置
に来たとプレーヤーが判断した時点でこのプレーヤーが
ボタン3aを押し下げると、図略の回転駆動機構により
アーム20が捕獲位置P2まで揺動されてショベル21
が皿部材5の直上方まで下降する。これと同時に、図略
の回転駆動機構によりショベル21が図5、図6におい
て反時計回り方向に1回転し、ショベル21の先端が皿
部材5に沿って移動することにより、タイミングが合え
ばショベル21により景品がすくい上げられる。この
後、回転駆動機構によりアーム20が落下位置P3まで
揺動されてショベル21が舌部材9の直上方まで上昇す
る。
【0034】往復動して凹部8から出没する舌部材9が
所定位置に来たとプレーヤーが判断した時点でこのプレ
ーヤーがボタン3bを押し下げると、回転駆動機構によ
りショベル21が図5、図6において反時計回り方向に
1回転する。従って、タイミングが合えばショベル21
によりすくい上げられた景品は舌部材9上に落下し、こ
の舌部材9上に載置された状態で凹部8内に引き込ま
れ、凹部8の背面に当接して舌部材9が機構部7内に没
した時点で下方に落下し、空洞部41及びスロープ42
を通って景品取出口40からゲーム機外に取り出され
る。この後、回転駆動機構によりアーム20が待機位置
P1まで揺動され、景品獲得動作待機状態に戻る。
【0035】従って、本実施形態によれば、景品を舌部
材9上に落下させれば確実に景品を獲得することができ
るので、景品すくい上げ及び景品落下という2動作によ
り景品を獲得する形式を保持しつつ景品獲得の確実性を
向上させることができ、興趣に富んだゲームをプレーヤ
ーに提供することができる。
【0036】以上説明した実施形態において、皿部材5
は景品テーブルを、アーム20及びショベル21は景品
捕獲手段を、ショベル21は景品捕獲部を、舌部材9は
移送板をそれぞれ構成する。
【0037】なお、本発明の景品獲得ゲーム機は、その
詳細が上述の一実施形態に限定されず、種々の変形が可
能である。一例として、一実施形態では同時に4人のプ
レーヤーが景品獲得ゲームを楽しむことができたが、人
数には限定がなく、同時プレー可能人数の多少によりア
ーム、ショベル等の景品捕獲手段を設ければよい。ま
た、一実施形態では2つのボタン3a、3bにより景品
捕獲及び景品落下動作をそれぞれ指示していたが、景品
捕獲→景品落下動作は順次行われるものであるため、こ
れら2動作を共通のボタンでそれぞれ指示するようにし
てもよい。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明によれば、景品捕獲手段により捕獲され、景品落下
位置において移送板上に落下された景品は確実に景品取
出口に取り出されるので、景品すくい上げ及び景品落下
という2動作により景品を獲得する形式を保持しつつ景
品獲得の確実性を向上させることができ、興趣に富んだ
ゲームをプレーヤーに提供することができる。
【0039】また、請求項3の発明によれば、景品捕獲
タイミング及び景品落下タイミングをプレーヤー側が指
示する構成にしたので、プレーヤーが景品捕獲動作自体
をコントロールでき、さらに興趣に富んだゲームをプレ
ーヤーに提供することができる。
【0040】さらに、請求項4の発明によれば、景品捕
獲部により多量の景品をすくい上げることができ、その
視覚的効果によりプレーヤーに一定の満足感を与えるこ
とができる。加えて、景品捕獲動作により捕獲した景品
の量と最終的に取り出せる景品の量との間に差が生じ、
結果としてプレーヤーがより多くの景品を取り出すこと
に熱中することになり、さらに興趣に富んだゲームをプ
レーヤーに提供することができる。
【0041】そして、請求項5の発明によれば、景品捕
獲部の移動範囲と移送板の移動範囲との共通部分を大き
くすることができ、景品捕獲部の幅を移送板の幅より広
く形成した場合でもゲーム機の大型化を抑制することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である景品獲得ゲーム機を
示す斜視図である。
【図2】景品獲得ゲーム機の正面図である。
【図3】景品獲得ゲーム機の平面図である。
【図4】図3のA−A線に沿う矢視断面図である。
【図5】アーム及びショベルの駆動機構の概略を示す機
構図である。
【図6】アームの揺動位置を説明するための図である。
【図7】舌部材の駆動機構の概略を示す機構図である。
【符号の説明】
P1 待機位置 P2 捕獲位置 P3 落下位置 1 ゲーム機本体 2 操作部 3a、3b ボタン 4 展示部 5 皿部材 7 機構部 8 凹部 9 舌部材 20 アーム 21 ショベル 40 景品取出口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 景品が載置された景品テーブルからこの
    景品を捕獲し、景品取出口から外部に取り出して前記景
    品を獲得する景品獲得ゲーム機において:前記景品テー
    ブル上にある前記景品を捕獲し、捕獲した前記景品を所
    定の景品落下位置まで移送してこの景品落下位置で落下
    させる景品捕獲手段と;前記景品取出口に通じる景品獲
    得位置と、前記景品落下位置との間で少なくとも往復動
    する移送板とを備えたことを特徴とする景品獲得ゲーム
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の景品獲得ゲーム機にお
    いて:前記景品獲得位置において前記移送板上に載置さ
    れた前記景品を前記景品取出口に向けて送出する送出手
    段を備えたことを特徴とする景品獲得ゲーム機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の景品獲得ゲー
    ム機において:前記景品捕獲手段における前記景品捕獲
    タイミング及び前記景品落下タイミングをプレーヤーが
    指示するためのタイミング指示手段を備えたことを特徴
    とする景品獲得ゲーム機。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の景品獲
    得ゲーム機において:前記景品捕獲手段の景品捕獲部の
    幅は前記景品落下位置における前記移送板の幅以上に形
    成されていることを特徴とする景品獲得ゲーム機。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の景品獲得ゲーム機にお
    いて:前記景品捕獲手段の景品捕獲部による前記景品の
    移送方向と前記移送板の往復動方向とが略同一であるこ
    とを特徴とする景品獲得ゲーム機。
JP7240469A 1995-08-28 1995-08-28 景品獲得ゲーム機 Expired - Fee Related JP2814365B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7240469A JP2814365B2 (ja) 1995-08-28 1995-08-28 景品獲得ゲーム機
US08/703,291 US5741013A (en) 1995-08-28 1996-08-26 Prize catching game machine
EP96113765A EP0763375B1 (en) 1995-08-28 1996-08-28 A prize catching game machine
DE69616921T DE69616921D1 (de) 1995-08-28 1996-08-28 Greifspielautomat

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7240469A JP2814365B2 (ja) 1995-08-28 1995-08-28 景品獲得ゲーム機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0956923A true JPH0956923A (ja) 1997-03-04
JP2814365B2 JP2814365B2 (ja) 1998-10-22

Family

ID=17059983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7240469A Expired - Fee Related JP2814365B2 (ja) 1995-08-28 1995-08-28 景品獲得ゲーム機

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5741013A (ja)
EP (1) EP0763375B1 (ja)
JP (1) JP2814365B2 (ja)
DE (1) DE69616921D1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4470548B2 (ja) * 2003-12-25 2010-06-02 株式会社セガ 物品取得ゲーム装置
JP4551342B2 (ja) * 2006-02-15 2010-09-29 株式会社バンダイナムコゲームス 景品払出機構及び遊戯装置
JP4787124B2 (ja) * 2006-10-12 2011-10-05 株式会社アガツマ 家庭用クレーンゲーム機
JP2012024335A (ja) * 2010-07-23 2012-02-09 Agatsuma:Kk ゲーム玩具
CN108211341A (zh) * 2018-03-05 2018-06-29 成都看客网络技术有限公司 远程娃娃机

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0345751U (ja) * 1989-09-14 1991-04-26
JPH07323144A (ja) * 1994-06-01 1995-12-12 Sega Enterp Ltd 景品取得遊戯機

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8816055D0 (en) * 1988-07-06 1988-08-10 Greaves Amusement Supplies Arcade game
JPH0833182B2 (ja) * 1990-06-29 1996-03-29 日本ラインツ株式会社 シールリングとその組み付け方法
WO1992008530A1 (en) * 1990-11-12 1992-05-29 Vendtron, Inc. Amusement device
JP3115943B2 (ja) * 1992-04-16 2000-12-11 株式会社ナムコ ショベル型ゲーム装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0345751U (ja) * 1989-09-14 1991-04-26
JPH07323144A (ja) * 1994-06-01 1995-12-12 Sega Enterp Ltd 景品取得遊戯機

Also Published As

Publication number Publication date
EP0763375A3 (en) 1997-12-10
EP0763375A2 (en) 1997-03-19
DE69616921D1 (de) 2001-12-20
EP0763375B1 (en) 2001-11-14
US5741013A (en) 1998-04-21
JP2814365B2 (ja) 1998-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5415417A (en) Robotic amusement gaming machine
US11113931B2 (en) Arcade game with rotating container for captured prizes with RFID tags
JP2814365B2 (ja) 景品獲得ゲーム機
JP2537613B2 (ja) 弾球遊技機の入賞球装置
US3834713A (en) Amusement and game board with automatic dice casting means
JP3059379B2 (ja) 景品獲得ゲーム装置
TW303304B (en) Prize game machine
JP3454185B2 (ja) 遊技機
JP2599242Y2 (ja) ショベル型ゲーム装置
JPH0642706Y2 (ja) パチンコ機におけるファール球処理装置
JP3004175B2 (ja) 景品獲得ゲーム機
JP4209031B2 (ja) ゲーム装置
JP2001157773A (ja) 景品獲得補助装置
JPH0345751Y2 (ja)
JP2833514B2 (ja) 景品取得ゲーム装置
JP3074969U (ja) 板面遊技機の得点遊技球計数回収機構
CN219676657U (zh) 一种通过触碰礼品杆获得礼品的游戏机
JP7305149B2 (ja) 家庭用クレーンゲーム機
JP3002905U (ja) 景品パックンゲーム機
JPH0429646Y2 (ja)
JP2557660Y2 (ja) 景品釣上ゲーム装置
JPH08224363A (ja) 娯楽装置
JP4428657B2 (ja) 景品獲得ゲーム装置
JP2004073574A (ja) 景品獲得ゲーム機
JPH0565383U (ja) 娯楽機の景品送出機構

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090814

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090814

Year of fee payment: 11

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090814

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090814

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100814

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110814

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110814

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130814

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130814

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140814

Year of fee payment: 16

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees