JPH0956908A - 遊技機用管理装置 - Google Patents

遊技機用管理装置

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Publication number
JPH0956908A
JPH0956908A JP23600495A JP23600495A JPH0956908A JP H0956908 A JPH0956908 A JP H0956908A JP 23600495 A JP23600495 A JP 23600495A JP 23600495 A JP23600495 A JP 23600495A JP H0956908 A JPH0956908 A JP H0956908A
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input
management device
voltage
gaming machine
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JP23600495A
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Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】遊技機の情報出力線が電圧出力と接点出力のど
ちらの出力形式であっても、接続を変えるだけで簡単に
対応できる遊技機用管理装置を提供する。 【構成】遊技機用管理装置は、遊技機からの情報出力信
号を入力端子から入力し、入力電圧の変化として検出す
る入力インターフェース回路と、外部への制御信号を出
力端子から出力する出力インターフェース回路と、遊技
機の接点出力に対して電圧を供給する電圧出力端子32
5と、電圧出力端子325に接続する分配コネクタ32
dとを有し、遊技機からの情報出力が電圧出力である場
合は、その出力信号線をそのまま入力端子に接続し、遊
技機からの情報出力が接点出力である場合は、分配コネ
クタの出力信号線を遊技機の接点出力端子を介して入力
インターフェース回路に接続するようにして、電圧出力
と接点出力の両方を入力可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパチンコ機
のような遊技機の遊技データを中央の管理コンピュータ
側に伝送したり、中央の管理コンピュータからの制御情
報を遊技機に送出したりする遊技機用管理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】複数の遊技機を有する遊技ホールでは、
各遊技機について複数の遊技データを検出し、警報ある
いは集計処理等を行う必要がある。このため、各遊技機
の近傍に遊技機用管理装置を設け、各遊技機からの情報
出力信号を入力し、集計処理等を行い、中央の管理コン
ピュータ側にデータを送信していた。
【0003】遊技機の情報出力には、電圧信号を出力す
るものと、接点信号を出力するものとがある。これは、
遊技機のメーカによって異なっている。これに対応して
遊技機用管理装置も、入力インターフェース回路が電圧
信号用のものと接点信号用のものとの2種類を用意して
おき、遊技機の種類に応じて遊技機用管理装置も変更し
なければならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】遊技ホールでは、複数
のメーカの遊技機が混在し、また、しばしば遊技機が新
機種に入れ換えられる。それぞれの遊技機の情報出力形
式の種類に応じて、遊技機用管理装置の種類を変更する
作業は非常に繁雑なものであり、間違いも起こり易かっ
た。また、遊技機用管理装置を2種類用意しなければな
らないため、コストが高くなっていた。
【0005】そこで、本発明は、遊技機の情報出力形式
がどちらの出力形式であっても、接続を変えるだけで簡
単に対応できる遊技機用管理装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における遊技機用管理装置は、遊技機の稼働
状況を示す遊技データを収集して中央の管理コンピュー
タ側に伝送し、また中央の管理コンピュータからの制御
情報を遊技機に送出する遊技機用管理装置において、遊
技機からの情報出力信号を入力端子から入力し、入力電
圧の変化として検出する入力インターフェース回路と、
外部への制御信号を出力端子から出力する出力インター
フェース回路と、遊技機の接点出力に対して電圧を供給
する電圧出力端子と、電圧出力端子に接続する分配コネ
クタとを有し、遊技機からの情報出力が電圧出力である
場合は、その出力信号線をそのまま入力端子に接続し、
遊技機からの情報出力が接点出力である場合は、分配コ
ネクタの出力信号線を遊技機の接点出力端子を介して入
力インターフェース回路に接続するようにして、電圧出
力と接点出力の両方を入力可能とすることを特徴とする
ものである。
【0007】また、上記遊技機用管理装置の前記入力イ
ンターフェース回路は、入力極性の正負にかかわらず検
出可能な回路とすることが好ましい。
【0008】さらに、上記遊技機用管理装置の前記出力
インターフェース回路は、外部への制御信号として、接
点出力と電圧出力とを切り換え可能な回路とすることが
できる。
【0009】上記課題を解決するための手段の具体例を
説明する。遊技機としては、パチンコ機4やスロットマ
シンがある。遊技機用管理装置としては、島管理装置2
や台管理装置3がある。入力インターフェース回路は、
入出力インターフェース回路321、221中に含まれ
ており、図6のような回路構成のものが使用できる。入
力端子としては、コネクタ32cが使用できる。出力イ
ンターフェース回路は、入出力インターフェース回路3
21、221中に含まれており、例えば図7のような接
点出力と電圧出力とを切換可能な回路構成のものが使用
できる。電圧出力端子は、コネクタ32c中の電圧出力
端子325が使用できる。分配コネクタとしては、3分
配型の分配コネクタ32dが使用できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明をパチンコホールに適
用した場合のシステム全体図である。パチンコホールに
は多数のパチンコ機やスロットマシン等の遊技機が設置
されているが、それらは遊技機設置島と呼ばれる遊技機
群に分かれており、その遊技機設置島が複数集まってパ
チンコホールを形成している。
【0011】中央の管理コンピュータ1は通信ケーブル
中継基板11を介して通信ケーブル10と接続されてい
る。複数の島管理装置2はその通信ケーブル10により
管理コンピュータ1にバス方式により接続されている。
島管理装置2は最大24台まで管理コンピュータ1に接
続可能である。また、それぞれの島管理装置2には別の
通信ケーブル10を介して複数の台管理装置3がバス方
式により接続されている。島管理装置1台あたりに最大
31台の台管理装置が接続可能である。通信ケーブルと
しては2線式ツイストペアシールド線を使用する。ま
た、通信インターフェースとしてはRS−485(EI
A規格)を採用している。
【0012】遊技機設置島のパチンコ機4の近傍に取り
付けられた台管理装置3は、パチンコ機4からの種々の
遊技データを入力インターフェースを通して取得し、台
管理装置3内部のメモリに記憶しておく。遊技データに
は、補給玉数、打込玉数、磁石検出信号、電波検出信
号、大当たり信号、当たり信号等が含まれる。なお、補
給玉数、打込玉数は、それぞれ補給信号、打込信号のカ
ウント値から求められる。
【0013】台管理装置3には、文字データまたは図形
データを出力する表示出力端子が設けられている。表示
出力端子からパチンコ機4ごとの、打止回数、特賞回
数、出玉率等の情報をパチンコ機4あるいはパチンコ機
近傍の表示装置5に文字や図形として表示させれば、客
がその情報に基づいて遊技機を選択することができ、客
へのサービスを向上させることができる。
【0014】また、パチンコ機の故障修理、調整等の際
には、作業者は、この表示装置5に故障内容、故障位
置、遊技データ、集計データ等を表示させることによ
り、故障修理、調整等の作業を容易かつ確実に行うこと
ができる。
【0015】表示装置5としては、CRT、液晶表示
板、発光ダイオードマトリクス表示板等の表示器に駆動
回路を組み込んだものが使用できる。台管理装置3から
の表示データを表示器用のデータに変換して、文字また
は図形を表示する。表示装置5の形態としては、持ち運
びできる携帯型のものでも良いし、パチンコ機4の上部
に発光ダイオードマトリクス表示板を設け、これを使用
しても良いし、パチンコ機4の中央の画像表示装置45
を利用しても良い。
【0016】パチンコ機4の上部に発光ダイオードマト
リクス表示板を設ける場合は、打止表示、大当たり表示
等の表示と共用することができる。パチンコ機4の裏面
に選択スイッチを設け、表示を切り換えるようにしても
よい。
【0017】図2は、パチンコ機4の前面を示す図であ
る。前面枠41がパチンコ機4の前面に取り付けられて
いる。前面枠41の裏面側に設けられる遊技盤42は、
木合板の表面にメラミン樹脂等で作られ図柄が印刷され
た化粧板が接着されており、その表面に各種部品が配置
されている。遊技盤42の中央部は、帯状の板金材で作
られた区画レール43によって仕切られ、円形状の遊技
領域44とされている。
【0018】遊技領域44の中央部には画像表示装置4
5が固定配置されている。画像表示装置45の第1表示
部45aは、カラー液晶表示板からなり、スロットマシ
ン状の変動停止可能な図柄等の遊技に係る情報を表示す
る。画像表示装置45の下部には始動入賞口47が配置
されている。始動入賞口47に玉が入る確率は、この始
動入賞口47の直上の複数本の入賞調整釘49の微調整
により変更することができる。始動入賞口47に入った
パチンコ玉は、始動入賞玉検出器48により検出され
る。
【0019】始動入賞玉検出器48がパチンコ玉を検出
すると、景品玉としてのパチンコ玉を予め決められた規
定数だけ払い出す。この払い出しと同時に、第1表示部
45aは、スロットマシンの3個の回転体の図柄表示
(特別図柄)が回転するかのような動画を表示する。回
転体の回転が停止し、その図柄が特定の組み合わせに一
致すると、大当たりとなる。
【0020】ここで、「大当たり」とは、第1表示部4
5aの表示が予め決められた特定の組み合わせに一致
し、第1可変入賞口装置411の第1開閉板412が開
いて大入賞口となり、その大入賞口から多くのパチンコ
玉が入る確率の大きい状態、すなわち大当たり状態にな
ることをいう。第1開閉板412は、開いた後所定時間
例えば30秒経過するかまたは所定個数例えば10個の
パチンコ玉が大入賞口から入るかどちらか早い方の時点
で閉まる。
【0021】画像表示装置45の両側方に通過口413
が設けられている。通過口413に玉が入る確率は、こ
の通過口413の直上の複数本の入賞調整釘414の微
調整により変更される。通過口413をパチンコ玉が通
過すると、画像表示装置45に設けられた第2表示部4
5bの普通図柄が変動する。普通図柄が、特定の図柄に
一致すると当たりとなる。
【0022】ここで、「当たり」とは、第2表示部45
bの表示する図柄が予め定められたものになり、始動入
賞口47の直下の第2可変入賞口装置416の第2開閉
板417が開き、パチンコ玉がそこから入賞玉として入
りうる状態となることをいい、この入賞口に玉が入るこ
とは始動入賞口47に玉がはいることと同じ結果を導く
ことになる。
【0023】遊技領域44には、また、固定入賞口42
1,422,423が設けられている。固定入賞口42
1は画像表示装置45の頭頂部に、固定入賞口422は
可変入賞口装置411の左右両側に、固定入賞口423
は固定入賞口422の直上さらに両側方にそれぞれ設け
られている。
【0024】第2表示部45bの両側には、始動記憶表
示器425が設けられている。始動記憶表示器425
は、始動入賞口47に入賞し、かつ、まだ第1表示部4
5aの変動表示を始動していないパチンコ玉を記憶する
ための表示手段であり、最高4個まで記憶される始動記
憶数を表示できる。
【0025】第2表示部45bの上側には、通過玉記憶
表示器430が設けられている。これは、通過口413
を通過し、かつ、まだ第2表示部45bの変動表示を始
動していないパチンコ玉の数を記憶表示するものであ
る。
【0026】サイドランプ426は、パチンコ玉が固定
入賞口421,422,423や始動入賞口47に入っ
たときに点滅する飾りランプである。風車427は、パ
チンコ玉がこれに衝突したときに回転して、パチンコ玉
の落下速度、落下方向に変化を与えるものである。
【0027】パチンコ機4の下部には、遊技ハンドル4
31が回転自在に設けられている。遊技ハンドル431
は、これを回転させてパチンコ玉を電動で発射すること
ができる。打球供給皿432は、遊技ハンドル431の
操作で打ち出す玉を多数貯留しておくための容器であ
る。打球供給皿432には、入賞したとき払い出される
賞球も入るように構成されている。
【0028】賞球玉で打球供給皿432が満杯になる
と、賞球は自動的に打球供給皿432の下部に配置され
た下皿434に払い出される。また、上皿玉抜レバー4
33を横移動させることにより、打球供給皿432のパ
チンコ玉を下皿434に移動させることができる。下皿
434のパチンコ玉を抜き取るには、下皿玉抜レバー4
35を横移動させて、パチンコ玉を別途用意した容器
(図示せず)に落下させる。
【0029】下皿434の横に配置された灰皿436は
遊技者が遊技中に吸うタバコの灰を入れるためのもので
ある。灰皿436の上方に、スピーカ437が設けられ
ている。スピーカ437は、音楽、音声等を出力する。
遊技機42前面側の前面枠41にはガラス枠が設けら
れ、故障の修理、釘の調整時に鍵438を解除して開く
ことができる。
【0030】図8は、本発明の遊技機用管理装置の実施
例である台管理装置3全体の等測投影図である。このカ
バー35内には図9に示すように、台管理装置3の回路
を構成する制御基板31と入出力制御基板32が、シャ
ーシ33に2階立て構造で固定されている。2階立て構
造とすることにより、台管理装置3が小形化され、特に
一枚基板で構成した場合に比べて取付面積が小さくなる
ため取付場所の自由度が向上する。
【0031】図3が台管理装置3の制御基板31の回路
構成を表すブロック図である。基本回路311はCPU
回路と、ROMおよびRAMからなるメモリ回路によっ
て構成され、メモリ回路に記憶されたプログラムに従っ
て、台管理装置3に対応するパチンコ機4の遊技データ
を収集してメモリ回路のRAMに記憶しておく。また、
基本回路311は、通信回路312を制御し、島管理装
置2からのコマンドを受信し、そのコマンドのアドレス
が自分自身の台管理装置3のアドレスと一致すれば、メ
モリ回路に記憶されたプログラムに従って、必要な処理
を行い、応答データを島管理装置2に送信する。
【0032】クロック用発振回路314は、CPU用の
クロック信号および通信回路用のクロック信号を発生す
るための基本クロック信号を出力する。アドレス設定回
路313は、台管理装置3の固有のアドレスを設定する
ためのロータリースイッチおよびディップスイッチから
なる回路であり、このアドレスがパチンコ機のアドレス
となる。島管理装置2はこのアドレスによって、島の中
の複数のパチンコ機から特定のパチンコ機を選択する。
【0033】アドレスデコード回路315は、CPUの
アドレスバスのデコードを行い、それによって入出力制
御基板32へのチップセレクト信号を作成する。初期リ
セット回路318は電源オン時のCPU等のリセットを
行うための回路である。電源回路316は外部からの交
流電源電圧を整流、定電圧化し、非常時には電源を遮断
する。RAMバックアップ電源317は、電源電圧を監
視して電圧が低下した場合でも、RAMバックアップの
ための電源電圧を確保する。このため、RAMに記憶さ
れたパチンコ機の遊技データが事故等によって消失する
ことがない。
【0034】ボード間コネクタ31aは、制御基板31
と入出力制御基板32を連結するコネクタである。この
コネクタにより、台管理装置3の回路は制御基板31と
入出力制御基板32とに分割され、それぞれ独立に変
更、交換が可能となっている。電源コネクタ31bは外
部からの交流電圧に接続される。
【0035】通信用コネクタ31cは通信ケーブル10
に接続され、その通信ケーブル10は島管理装置2に接
続される。もう一つの通信用コネクタ31dには、接続
ケーブルを介して表示装置5が接続される。すなわち、
通信用コネクタ31dが表示出力端子として機能してい
る。
【0036】図3の台管理装置3の制御基板31の回路
構成は、島管理装置2の制御基板21とほとんど共通で
ある。ただ、島管理装置2の制御基板21の二つ通信用
コネクタの一方は管理コンピュータ1に接続され、他方
は台管理装置3に接続される。台管理装置3の制御基板
31は、RAMの容量等の僅かな変更により、島管理装
置2の制御基板21となる。基板のプリントパターンは
共通のため、部品の共通化により製造コストを下げるこ
とができる。
【0037】図4は、台管理装置3の入出力制御基板3
2の回路構成を表すブロック図である。入出力インター
フェース回路321は、パチンコ機4からの情報出力信
号を入力するための電圧信号検出用の入力インターフェ
ース回路と、出力ポートの信号をパチンコ機4へ出力す
るための出力インターフェース回路とを含んでいる。入
力インターフェース回路は、制御基板31中のアドレス
デコード回路315からのチップセレクト信号により、
各種センサからの入力信号すなわち遊技データを切り換
えることができるように構成されている。CPUからみ
れば、異なるアドレスをアクセスすることによって、異
なる遊技データを読み取ることができる。制御基板31
中の基本回路311は、一定時間ごとにこれらの遊技デ
ータを読み込んで、RAMに記憶しておくようプログラ
ムされている。
【0038】パチンコ機4からの情報出力信号として
は、特別図柄有効始動情報(始動入賞口47または第2
可変入賞口装置416に入賞した入賞玉が、第1表示部
45aの変動表示に有効に利用された旨を表す情報)、
特別図柄始動入賞情報(始動入賞口47または第2可変
入賞口装置416に入賞した旨を表す情報)、A情報
(例えば始動入賞口47に入賞した旨を表す情報、ある
いは第1可変入賞口装置411の大入賞口内の特定入賞
口としてのVポケットに入賞して第1開閉板412が再
度所定時間経過か所定個数入賞するまで開放する条件が
成立した旨を表す情報)、B情報(例えば第2可変入賞
口装置416に入賞した旨を表す情報、あるいは第1可
変入賞口装置411の大入賞口内の特定入賞口としての
Vポケットに入賞した旨を表す情報)、C情報(例えば
第1可変入賞口装置411の大入賞口に入賞した旨を表
す情報)、普通図柄有効始動情報(通過口413を通過
した通過玉が、第2表示部45bの変動表示に有効に利
用された旨を表す情報)、普通図柄始動入賞情報(通過
口413を打玉が通過した旨を表す情報)、特別図柄大
当り情報(第1表示部45aの表示結果が特定の表示結
果となり大当りが発生した旨を表す情報)、普通図柄当
り情報(第2表示部45bの表示結果が特定の表示結果
となり当たりが発生した旨を表す情報)、確率変動情報
(第1表示部45aおよび/または第2表示部45bの
表示結果が特定の表示結果となる確率が向上している旨
を表す情報)などがある。
【0039】入力インターフェース回路は、図6のよう
な回路になっている。コネクタ32cの入力端子1A,
1Bの直後に整流器ブリッジP1の交流入力端子が接続
されており、その出力を入力パルスとしているため、無
極性の入力端子となっている。プラス、マイナスどちら
の極性のパルスでも同じように検出することができるた
め、コネクタの結線ミス等による誤動作がなくなる。
【0040】入力パルスは、さらにツェナーダイオード
P2、三端子レギュレータP3を介してフォトカプラP
4を定電流で駆動する。このため、信号経路はフォトカ
プラP4によって絶縁されており、雑音信号等の影響を
受けにくくなる。また、この構成により入力インターフ
ェース回路の入力端子の入力電圧は、DC12V〜38
Vまで対応できる。このため、パチンコ機4の情報出力
線の電圧がメーカによって異なる場合であっても電圧信
号を検出できるようになっている。入力電圧が12V〜
38Vの範囲を外れる場合および入力端子数を増やす必
要が生じた場合には、入出力制御基板32を交換するこ
とにより対応する。
【0041】また、コネクタ32bの端子1A,1B
は、パチンコ機4への打止出力であるが、これは図7の
ような切換回路が付いている。パチンコ機4は、メーカ
によって打止信号(打球発射装置の電源を遮断するため
の信号)として、電圧信号を必要とするものと、接点信
号を必要とするものがあるが、このいずれの機種にも対
応できる。切換スイッチP5をY側に設定すれば、出力
端子1A,1BはリレーP6の接点出力となる。切換ス
イッチP5をX側に設定すれば、出力端子1A,1Bは
+24Vの電圧出力となる。
【0042】平滑回路322は、出力用電源、入力用電
源のための回路である。表示素子323は、発光ダイオ
ードからなり、通信受信信号、通信送信信号、大当たり
表示ランプ、打ち止め表示ランプ等のモニタ用の表示器
として機能する。
【0043】ボード間コネクタ32aは、制御基板31
のボード間コネクタ31aと相互に接続することによ
り、制御基板31と入出力制御基板32との接続を行う
ものである。コネクタ32b,32cは、各種センサや
リードスイッチからの入力信号線、および各種出力用配
線と入出力制御基板32との接続を行うものである。
【0044】コネクタ32b,32cには、図14に示
すように電圧出力端子が設けられている。台管理装置3
と接続するパチンコ機4には、情報出力信号として電圧
信号を出力するものと、接点信号を出力するものがあ
り、パチンコ機メーカによって出力形式がまちまちであ
る。入出力制御基板32の入力インターフェース回路
は、電圧信号を検出するように構成されており、パチン
コ機4の情報出力線が電圧信号を出力する場合には、入
力端子1のようにそのまま接続する。
【0045】パチンコ機4の情報出力線が接点信号を出
力する場合は、コネクタ32b,32cの電圧出力端子
325に分配コネクタ32dを接続する。分配コネクタ
32dは、電圧出力の正負の端子をそれぞれ3つに分配
するものである。そして、分配コネクタ32dの分配正
端子を入力端子2の一方に接続し、分配コネクタ32d
の分配負端子をパチンコ機4の接点信号出力端子に接続
し、さらに接点信号出力端子を介して入力端子2の他方
に接続する。このように接続することによって、接点信
号を電圧信号に変換し、電圧信号検出用の入力インター
フェース回路により検出することができる。
【0046】電圧出力端子に分配コネクタ32dを1個
接続すれば、3個の接点信号出力端子対に対応できる
が、さらに多くの接点信号がある場合は、分配コネクタ
32dの分配端子にさらに分配コネクタを接続すること
により対応できる。
【0047】このようにしてパチンコ機4の情報出力線
が電圧信号と接点信号のどちらの出力形式であっても、
接続を変えるだけで簡単に対応できる。さらに、複数の
メーカのパチンコ機4を設置しているパチンコホールで
あっても、台管理装置3は1種類でよいので、設備コス
トを削減することができる。また、パチンコ機4の入れ
換えを行っても、台管理装置3を変える必要が無いの
で、パチンコ機4の入れ換えコストおよび時間を削減す
ることができる。
【0048】島管理装置2の制御基板21の回路構成
は、図3の台管理装置3の制御基板31と同じであり、
基本回路中のRAM容量、ROM中のプログラムが異な
る程度の違いである。島管理装置2の制御基板と台管理
装置3の制御基板31の回路構成を同じにすることによ
り、制御基板を共通化することができるので、コストを
極力おさえることができる。
【0049】図5は、島管理装置2の入出力制御基板2
2の回路構成を表すブロック図である。入出力インター
フェース回路221は、金庫、玉貸機、玉計数機等から
の入力信号をデータとして入力するための入力インター
フェース回路と、出力ポートの信号を出力するための出
力インターフェース回路とを含んでいる。
【0050】平滑回路222は、出力用電源、入力用電
源のための回路である。表示素子223は、発光ダイオ
ードからなり、通信受信信号、通信送信信号、出力ポー
トの状態等のモニタ用の表示器として機能する。
【0051】ボード間コネクタ22aは、制御基板のボ
ード間コネクタと相互に接続することにより、制御基板
と入出力制御基板22との接続を行うものである。コネ
クタ22bは、各種リードスイッチからの入力信号線、
および各種出力用配線と入出力制御基板22との接続を
行うものである。
【0052】次に、台管理装置3のパチンコ機4への取
付機構を説明する。図12は、台管理装置3をパチンコ
機4や遊技機設置島のパチンコ機4の近傍に取り付ける
ための取付金具34の構造を示している。この取付金具
34を例えばパチンコ機4の裏面の所定の位置に固定す
る。台管理装置3のシャーシ33は、図11のような構
造であり、その突起および穴が、取付金具34の穴およ
び突起とはまりあうように構成されている。図10は、
シャーシ33を取付金具34に取り付けた状態での図8
のX−X線で切断した断面図である。
【0053】また、カバー35は図13のような構造で
あり、その側面の穴358,359に、シャーシ33の
側面の突起331,332が係合するように構成されて
いる。カバー35をシャーシ33に取り付け、図11に
示す取付ネジ37をネジ孔351,337に取付けるこ
とによってカバー35をシャーシ33に固定することが
できる。取付ネジ37を取り外せば、カバー35を取り
外すことができる。
【0054】カバー35には、アドレス設定回路313
のロータリースイッチおよびディップスイッチを切り換
えてアドレスを設定するためのアドレス設定穴353,
354が設けられている。このため、カバー35を外さ
なくとも台管理装置3のアドレスを設定あるいは確認す
ることができる。アドレス設定後は、アドレス設定値が
表示された透明または半透明の粘着シールにより、アド
レス設定穴353,354を封印する。このアドレス設
定作業およびシール貼付け作業を、台管理装置3の製造
時に行うようにすれば、遊技場に設置する時にアドレス
が順序通りでなかったり同じアドレスを設定してしまう
ようなことがなくなるとともに、アドレス設定値の確認
も容易に行えるようになるので設定時の作業性が向上す
る。
【0055】カバー35の角穴355は、コネクタ32
bのためのものであり、角穴356はコネクタ32cの
ためのものである。また、角穴357は、電源コネクタ
31b、通信用コネクタ31c,31dのための穴であ
る。
【0056】取付金具34にシャーシ33を取り付ける
と、シャーシ33の突起333,334が取付金具34
の穴341,342にちょうど係合し、また、取付金具
34の突起343,344がシャーシ33の穴335,
336に係合する。この状態で取付ネジ36を締める
と、図10に示すように、取付金具34の突起343、
344がシャーシ33の底面に係止して、シャーシ33
は取付金具34から外れなくなる。
【0057】取付ネジ36を緩めると、取付金具34の
突起343、344のシャーシ33底面に対する係止が
解除され、シャーシ33は取付金具34から取り外せる
ようになる。この場合、取付ねじ36をシャーシ33か
ら取り外してしまう必要はなく、単に、突起343、3
44のシャーシ33底面に対する係止が解除される程度
まで緩めればよい。
【0058】シャーシ33に制御基板31および入出力
制御基板32およびカバー35を取り付け、そのシャー
シ33を取付金具34に取り付けて、取付ネジ36によ
って固定すると図8の状態になる。取付ネジ36を緩め
れば、取付金具34から台管理装置3本体を取り外すこ
とができる。取付ネジ36は、シャーシ33から取り外
さなくとも、緩めることにより、また、取付ネジ36を
緩めた状態で取付けることにより、台管理装置3本体を
取付金具34から取り外したり取付金具34に取付けた
りすることができるので、作業時に取付ネジ36をパチ
ンコ機4内あるいは遊技機設置島内に落としてしまうよ
うなこともない。しかも、取付ネジ36には操作部36
aが形成されているため、工具を使用することなく素手
で台管理装置3の取付けや取外しができるので作業性が
向上する。
【0059】また、簡単に台管理装置3本体およびカバ
ー35を取り外すことができるので、調整や修理等のメ
インテナンス作業が容易に行える。
【0060】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次のような効果を奏する。
【0061】遊技機用管理装置に電圧出力端子を設け、
分配コネクタで電圧を供給できるようにしたので、遊技
機の情報出力線が電圧信号と接点信号のどちらの出力形
式であっても、接続を変えるだけで簡単に対応できる。
【0062】複数のメーカの遊技機を設置している遊技
ホールであっても、遊技機用管理装置は1種類でよいの
で、設備コストを削減することができる。また、遊技機
の入れ換えを行っても、遊技機用管理装置を変える必要
が無いので、遊技機の入れ換えコストおよび時間を削減
することができる。
【0063】また、遊技機用管理装置の入力インターフ
ェース回路を、入力極性の正負にかかわらず検出可能な
回路としたので、遊技機と遊技機用管理装置の接続作業
が簡単になり、接続ミスも減少する。
【0064】さらに、遊技機用管理装置の出力インター
フェース回路を、接点出力と電圧出力とを切り換え可能
な回路としたので、様々な情報入力形式の遊技機等に接
続が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明をパチンコホールに適用した場
合のシステム全体図である。
【図2】図2は、本発明を適用するパチンコ機の一例の
前面からの正面図である。
【図3】図3は、台管理装置3の制御基板31の回路構
成を表すブロック図である。
【図4】図4は、台管理装置3の入出力制御基板32の
回路構成を表すブロック図である。
【図5】図5は、島管理装置2の入出力制御基板22の
回路構成を表すブロック図である。
【図6】図6は、台管理装置3の入出力制御基板32の
入力インターフェース回路を表す回路図である。
【図7】図7は、台管理装置3の入出力制御基板32の
出力切換回路を表す回路図である。
【図8】図8は、台管理装置3の等測投影図である。
【図9】図9は、台管理装置3のシャーシ33に取り付
けられた回路基板を示す図である。
【図10】図10は、台管理装置3のシャーシ33を取
付金具34に取り付けた状態での図8のX−X線の断面
図である。
【図11】図11は、台管理装置3のシャーシ33を示
す等測投影図である。
【図12】図12は、台管理装置3の取付金具34を示
す等測投影図である。
【図13】図13は、台管理装置3のカバー35を示す
等測投影図である。
【図14】図14は、本発明の台管理装置3の入力端子
への接続を示す図である。
【符号の説明】
1…管理コンピュータ 2…島管理装置 3…台管理装置 4…パチンコ機 10…通信ケーブル 11…通信ケーブル中継基板 22…入出力制御基板 31…制御基板 32…入出力制御基板 32d…分配コネクタ 325…電圧出力端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技機の稼働状況を示す遊技データを収集
    して中央の管理コンピュータ側に伝送し、また中央の管
    理コンピュータからの制御情報を遊技機に送出する遊技
    機用管理装置において、 遊技機からの情報出力信号を入力端子から入力し、入力
    電圧の変化として検出する入力インターフェース回路
    と、 外部への制御信号を出力端子から出力する出力インター
    フェース回路と、 遊技機の接点出力に対して電圧を供給する電圧出力端子
    と、 電圧出力端子に接続する分配コネクタとを有し、 遊技機からの情報出力が電圧出力である場合は、その出
    力信号線をそのまま入力端子に接続し、 遊技機からの情報出力が接点出力である場合は、分配コ
    ネクタの出力信号線を遊技機の接点出力端子を介して入
    力インターフェース回路に接続するようにして、電圧出
    力と接点出力の両方を入力可能とすることを特徴とする
    遊技機用管理装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した遊技機用管理装置であ
    って、前記入力インターフェース回路は、入力極性の正
    負にかかわらず検出可能な回路である遊技機用管理装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載した遊技機用管理装置であ
    って、前記出力インターフェース回路は、外部への制御
    信号として、接点出力と電圧出力とを切り換え可能な回
    路である遊技機用管理装置。
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