JPH0954931A - 浮動型磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents

浮動型磁気ヘッド及びその製造方法

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JPH0954931A
JPH0954931A JP7224775A JP22477595A JPH0954931A JP H0954931 A JPH0954931 A JP H0954931A JP 7224775 A JP7224775 A JP 7224775A JP 22477595 A JP22477595 A JP 22477595A JP H0954931 A JPH0954931 A JP H0954931A
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JP
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slider
magnetic head
coil
groove
joined
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JP7224775A
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Shigeyuki Adachi
重之 足立
Toshihiro Horiuchi
敏弘 堀内
Kazuyuki Kurita
和幸 栗田
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Minebea Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/60Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
    • G11B5/6005Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
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    • Y10T29/49021Magnetic recording reproducing transducer [e.g., tape head, core, etc.]
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    • Y10T29/49041Fabricating head structure or component thereof including measuring or testing with significant slider/housing shaping or treating

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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな強度を有し、かつ生産性の向上を図る
ことができる浮動型磁気ヘッド及びその製造方法を提供
する。 【解決手段】 磁気ヘッドコア6が接合される第1のス
ライダー用ボディ2Aの一端側に、磁気ヘッドコア6と
共にコイルが巻回される第1、第2の柱部12,13を
残してコイルを配置させるための第1、第2のコイル用
孔10,11を形成し、第2のスライダー用ボディ2B
の第1のスライダー用ボディ2Aとの接合面部に、コイ
ルを収納可能に溝14を形成した。第1、第2の柱部1
2,13が溝14を架橋することになり、溝14形成に
伴い突出した状態になる第2のスライダー用ボディ2B
の側面部を補強し、強度向上を図ることができる。単体
で構成されるスライダーにコイル用溝及びこれを架橋す
る補強部材を設ける場合に比して、製作を容易に行えて
生産性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置等の
磁気記録装置に用いられる浮動型磁気ヘッド及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の浮動型磁気ヘッドの一例として、
図4に示すように隅部に三角形状の切欠1を形成したス
ライダー2を備え、スライダー2の一側面部に記録再生
用の磁気ヘッドコア(図示省略)を接合したものがあ
る。この浮動型磁気ヘッドでは、磁気ヘッドコアに巻回
されるコイル(図示省略)を切欠1に収納してスライダ
ー2に干渉しないようにしている。
【0003】ところで、近年、浮動型磁気ヘッドの小型
化が進み、スライダー2に形成する、例えば上述した切
欠1のようなコイル用溝の占める割合が大きくなり、ス
ライダー2ひいては装置全体の強度が弱いものになって
きている。このため、浮動型磁気ヘッドの組立、及び加
工作業中等において機械的力が作用したような場合、ス
ライダー2や磁気ヘッドコアが損傷したり、破壊を受け
やすくなったりするという問題点があった。
【0004】上述した問題点に対して、特開平6−76
224号公報に示されるように、スライダーに、コイル
用溝に架橋される補強部を形成した浮動型磁気ヘッドと
することが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−76224号公報に示される浮動型磁気ヘッドで
は、スライダーが、コイル用溝に架橋される補強部を有
する構造であるため、生産性が低いものになってしま
い、適切な改善策になり得ていないというのが実情であ
った。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、大きな強度を有し、かつ生産性の向上を図ることが
できる浮動型磁気ヘッド及びその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気記録媒体
上で浮上力を発生するレールが設けられるスライダーの
側面に、記録再生用の磁気ヘッドコアが接合される浮動
型磁気ヘッドにおいて、スライダーを互いに接合される
非磁性セラミックス製の第1、第2のスライダー用ボデ
ィから構成し、前記磁気ヘッドコアが接合される第1の
スライダー用ボディの一端側に、前記磁気ヘッドコアと
共にコイルが巻回される柱部を残して前記コイルを配置
させるためのコイル用孔を形成し、前記第2のスライダ
ー用ボディの前記第1のスライダー用ボディとの接合面
部に、前記コイルを収納可能に溝を形成したことを特徴
とする。
【0008】本発明方法は、磁気記録媒体上で浮上力を
発生するレールが設けられるスライダーの側面に、記録
再生用の磁気ヘッドコアが接合される浮動型磁気ヘッド
の製造方法において、非磁性セラミックス製のそれぞれ
薄板状、厚板状の第1、第2のスライダー用母体を有
し、前記第2のスライダー用母体の一面側に複数状の溝
を平行に形成し、この第2のスライダー用母体の一面側
に前記第1のスライダー用母体を接合する工程と、前記
第1のスライダー用母体に、前記溝に臨む複数の孔を前
記溝に沿って所定間隔で形成する工程と、互いに接合さ
れた前記第1、第2のスライダー用母体を前記孔に対応
させて切断し複数個のスライダーを得る工程とを含むこ
とを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態の浮
動型磁気ヘッド及びその製造方法を図1及び図2に基づ
いて説明する。図1に示す浮動型磁気ヘッド3は、磁気
記録媒体(図示省略)上で浮上力を発生する第1、第2
の一対のレール4,5が設けられるスライダー2の側面
に、記録再生用の磁気ヘッドコア6を接合した構造にな
っている。
【0010】磁気ヘッドコア6は、略C字形の第1、第
2の一対のコア体7,8を端部を接合させて略環状に形
成したものである。磁気ヘッドコア6の一端側の接合部
には記録再生用の磁気ギャップ9が形成されている。磁
気ヘッドコア6は、磁気ギャップ9を一対のレール4,
5側に配置してスライダー2の第1のスライダー用ボデ
ィ2Aに接合されている。第1、第2のコア体7,8に
は、磁気ギャップ9に記録再生機能を発揮させるための
コイル(図示省略)が後述するように巻回されるように
なっている。
【0011】前記スライダー2は、互いに接合される非
磁性セラミックス製の第1、第2のスライダー用ボディ
2A,2Bから大略構成されている。前記磁気ヘッドコ
ア6が接合される第1のスライダー用ボディ2Aの一端
側には、図2に示すように長手方向に沿って矩形の第
1、第2の孔(以下、第1、第2のコイル用孔とい
う。)10,11が形成されている。第1、第2のコイ
ル用孔10,11を形成することに伴い、第1のスライ
ダー用ボディ2Aの端部側、及び第1、第2のコイル用
孔10,11の間には、第1、第2の柱部12,13が
形成されている。
【0012】第1、第2の柱部12,13の幅S1 ,S
2 は、第1、第2のコア体7,8のそれぞれの幅T1
2 寸法と同等に設定され、かつ第1のコイル用孔10
の長さは磁気ヘッドコア6体に形成されている孔6aの
長さと同等に設定されている。第1、第2の柱部12,
13と、第1、第2のコア体7,8とは、それぞれ接合
されている。互いに接合された第1の柱部12と第1の
コア体7、及び接合された第2の柱部13と第2のコア
体8にはそれぞれ、前記コイルが巻回されており、両コ
イルがバランス巻きに接続された(コイルに外部磁界が
作用して誘導起電力を発生した際この誘導起電力を打ち
消すように巻回した)ものになっている。
【0013】前記第2のスライダー用ボディ2Bにおけ
る第1のスライダー用ボディ2Aとの接合面部には、第
1のレール4に沿って延びる溝14が形成されている。
この溝14を形成したことにより、スライダー2に接合
される磁気ヘッドコア6の前記コイルの一部を収納し得
るようになっている。
【0014】上述したように、磁気ヘッドコア6が接合
される第1のスライダー用ボディ2Aの一端側に、磁気
ヘッドコア6と共にコイルが巻回される第1、第2の柱
部12,13を残して第1、第2のコイル用孔10,1
1を形成し、第2のスライダー用ボディ2Bの第1のス
ライダー用ボディ2Aとの接合面部に、コイルを収納可
能に溝14を形成したので、第1のスライダー用ボディ
2Aの第1、第2の柱部12,13が第2のスライダー
用ボディ2Bの溝14を架橋することになり、溝14形
成に伴い突出した状態になる第2のスライダー用ボディ
2Bの側面部を補強する。このため、スライダー2の強
度が大きくなり、組立、加工作業時等にスライダー2及
びこれに接合される磁気ヘッドコア6が損傷、破壊を受
け難くなる。また、スライダー2の強度が大きくなるこ
とにより、スライダー2が変形するようなことを抑制で
き、これにより浮上量を低くするような場合にも確実に
対処できることになる。
【0015】上述したようにスライダー2が大きな強度
を得られることを、次のような試験を行って検証した。
すなわち、図2のスライダー2及び従来技術の図4のス
ライダー2を対象にして破壊強度を調べる実験を行っ
た。この実験では、図2、図4に示すようにスライダー
2の隅部に、直径0.3mmの金属ピンで矢印の方向の
力Fを加え、破壊するまでの耐加重を測定した。この実
験によれば、表1のデータが得られ、本願発明の図2の
スライダー2が従来技術の図4のスライダー2に比して
1.75倍の破壊強度を有している結果を得ることがで
きた。
【0016】
【0017】上述した浮動型磁気ヘッド3は、コイル収
納用の溝14を形成した第2のスライダー用ボディ2B
に第1のスライダー用ボディ2Aを接合してスライダー
2を構成する。このため、スライダー2へのコイル収納
用の溝14の形成を容易に行える。すなわち、上述した
特開平6−76224号公報に示される浮動型磁気ヘッ
ドでは、スライダーに、コイル用溝及びこのコイル用溝
に架橋する補強部を設ける構造であるため、スライダー
ひいては装置全体の生産性が低いものになってしまう
が、これに比して本願発明の図1及び図2の浮動型磁気
ヘッド3では、上述したように第2のスライダー用ボデ
ィ2Bにコイル収納用の溝14を形成する一方、第1の
スライダー用ボディ2Aに補強用の第1、第2の柱部1
2,13が残されるので、製作を容易に行え、その分だ
け生産性が優れたものになる。
【0018】なお、上記実施の形態では、第1のスライ
ダー用ボディ2Aの一端側に、第1、第2の柱部12,
13を残して第1、第2のコイル用孔10,11を形成
し、互いに接合された第1の柱部12と第1のコア体
7、及び接合された第2の柱部13と第2のコア体8に
それぞれ、コイルを巻回するように構成する場合を例に
したが、これに限らず、例えば第1のスライダー用ボデ
ィ2Aの一端側に、第1の柱部12を残して第1のコイ
ル用孔10を形成し、互いに接合された第1の柱部12
と第1のコア体7にコイルを巻回するように構成しても
よい。
【0019】
【実施例】次に本発明方法の実施例を図3に基づき、図
1及び図2を参照して説明する。
【0020】図3において、20,21は、それぞれ第
1、第2のスライダー用ボディ2A,2Bの元となる第
1、第2のスライダー用母体であり、非磁性セラミック
ス製で、かつそれぞれ薄板状、厚板状に形成されてい
る。まずステップ(1)で、第2のスライダー用母体2
1の一面側に複数状の溝14を平行に形成し、第1、第
2のスライダー用母体20,21の一面側に対して鏡面
になるまでポリッシング加工を施す。
【0021】次のステップ(2)で、第1、第2のスラ
イダー用母体20,21におけるポリッシング加工され
た面に、作業温度980℃のガラスをスパッタリングに
て膜厚0.4μmのガラス膜22を形成する。
【0022】続いて、ステップ(3)で、第1、第2の
スライダー用母体20,21を突き合わせ、5gf/m
2 以上の力を加え、空気中において980℃で熱処理
を施し接合する。なお、本実施例では、作業温度980
℃のガラスを用いたが、これは信頼性を考慮したためで
あり、これに限るものではない。また、本実施例では、
ガラスを介した接合方法を例にしたが、これに限らず、
例えば第1、第2のスライダー用母体20,21を突き
合わせ、それぞれの軟化温度付近の温度で熱圧着処理し
材料間接合により接合するようにしてもよい。
【0023】次に、ステップ(4)で、第1のスライダ
ー用母体21における前記溝14に臨む部分に、レーザ
ー加工(YAGレーザー:波長266nm)により、前
記溝14に沿って対をなす第1、第2の孔10,11を
所定間隔で複数対形成する。この第1、第2の孔10,
11は、図1及び図2の第1、第2のコイル用孔10,
11を形成するものであり、以下、第1、第2のコイル
用孔10,11という。
【0024】本実施例では、第1、第2のコイル用孔1
0,11をレーザー加工により形成した場合を例にした
が、これに限らず、超音波カッターやイオンエッチング
等により第1、第2のコイル用孔10,11を形成する
ようにしてもよい。
【0025】続いて、ステップ(5)で、第1、第2の
コイル用孔10,11を含むように第1、第2のスライ
ダー用母体20,21の接合面に交差する方向(X,
Y)に分断し、図2に示すのと同等のスライダー2を複
数個、得る(ステップ(6))。次に、第1のスライダ
ー用母体21の一面側に対して鏡面になるまでポリッシ
ング加工を施し、磁気ヘッドコア6の接合に対処する。
【0026】この後、磁気ヘッドコア6の接合及びコイ
ルの巻回等を行って浮動型磁気ヘッド3を得る。
【0027】上述したように、第2のスライダー用母体
21の一面側に複数状の溝14を平行に形成し、この第
2のスライダー用母体21の一面側に第1のスライダー
用母体21を接合する工程と、第1のスライダー用母体
21の前記溝14に臨む部分に第1、第2のコイル用孔
10,11を溝14に沿って所定間隔で複数対形成する
工程と、互いに接合された第1、第2のスライダー用母
体20,21を第1、第2のコイル用孔10,11に対
応させて切断し複数個のスライダー2を得る工程とを含
むので、スライダー2へのコイル収納用の溝14の形成
を極めて容易に行える。さらに、第1、第2のスライダ
ー用母体20,21を切断し複数個のスライダー2を得
るので、多数個のスライダー2の迅速な製造が可能にな
る。
【0028】上述した特開平6−76224号公報に示
される浮動型磁気ヘッドでは、スライダーに、コイル用
溝に架橋される補強部を設ける構造であるため、補強部
形成のための工程を別個に設ける必要がある上、複数個
のスライダーの一括製造を行えず生産性が低いものにな
ってしまうが、これに比して本願発明方法では、上述し
たようにスライダー2へのコイル収納用の溝14の形成
を容易に行えるため、その分だけ生産性が優れたものに
なり、かつ複数個のスライダー2の一括製造に伴い、更
に生産性が優れたものになる。
【0029】
【発明の効果】本発明は、磁気ヘッドコアが接合される
第1のスライダー用ボディの一端側に、磁気ヘッドコア
と共にコイルが巻回される第1、第2の柱部を残してコ
イル収納用の孔を形成し、第2のスライダー用ボディの
第1のスライダー用ボディとの接合面部に、コイルを収
納可能に溝を形成したので、第1のスライダー用ボディ
の第1、第2の柱部が第2のスライダー用ボディの溝を
架橋することになり、溝形成に伴い突出した状態になる
第2のスライダー用ボディの側面部を補強する。このた
め、スライダーの強度が大きくなり、組立、加工作業時
等にスライダー及びこれに接合される磁気ヘッドコアが
損傷、破壊を受け難くなる。また、スライダーの強度が
大きくなることにより、スライダーが変形するようなこ
とを抑制でき、これにより浮上量を低くするような場合
にも確実に対処できることになる。また、単体で構成さ
れるスライダーにコイル用溝及びこれを架橋する補強部
材を設ける場合に比して、第2のスライダー用ボディに
コイル収納用の溝が形成される一方、第1のスライダー
用ボディに柱部が形成されるので、製作を容易に行えて
生産性を向上できる。
【0030】本発明方法は、第2のスライダー用母体の
一面側に複数状の溝を平行に形成し、この第2のスライ
ダー用母体の一面側に第1のスライダー用母体を接合す
る工程と、第1のスライダー用母体の前記溝に臨む部分
に第1、第2のコイル用孔を溝に沿って所定間隔で複数
対形成する工程と、互いに接合された第1、第2のスラ
イダー用母体を第1、第2のコイル用孔に対応させて切
断し複数個のスライダーを得る工程とを含むので、単体
で構成されるスライダーにコイル用溝及びこれを架橋す
る補強部材を設ける場合に比して、製作を容易に行えて
生産性を向上できる。さらに、第1、第2のスライダー
用母体を切断し複数個のスライダーを得るので、多数個
のスライダーの迅速な製造が可能になり、この分、生産
性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の浮動型磁気ヘッドを示
す斜視図である。
【図2】同浮動型磁気ヘッドのスライダーを示す斜視図
である。
【図3】同浮動型磁気ヘッドの製造方法を示す工程図で
ある。
【図4】浮動型磁気ヘッドのスライダーの一例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
2 スライダー 2A,2B 第1、第2のスライダー用ボディ 3 浮動型磁気ヘッド 4,5 第1、第2のレール 6 磁気ヘッドコア 12,13 第1、第2の柱部 14 溝 20,21 第1、第2のスライダー用母体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体上で浮上力を発生するレー
    ルが設けられるスライダーの側面に、記録再生用の磁気
    ヘッドコアが接合される浮動型磁気ヘッドにおいて、ス
    ライダーを互いに接合される非磁性セラミックス製の第
    1、第2のスライダー用ボディから構成し、前記磁気ヘ
    ッドコアが接合される第1のスライダー用ボディの一端
    側に、前記磁気ヘッドコアと共にコイルが巻回される柱
    部を残して前記コイルを配置させるためのコイル用孔を
    形成し、前記第2のスライダー用ボディの前記第1のス
    ライダー用ボディとの接合面部に、前記コイルを収納可
    能に溝を形成したことを特徴とする浮動型磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 磁気記録媒体上で浮上力を発生するレー
    ルが設けられるスライダーの側面に、記録再生用の磁気
    ヘッドコアが接合される浮動型磁気ヘッドの製造方法に
    おいて、非磁性セラミックス製のそれぞれ薄板状、厚板
    状の第1、第2のスライダー用母体を有し、前記第2の
    スライダー用母体の一面側に複数状の溝を平行に形成
    し、この第2のスライダー用母体の一面側に前記第1の
    スライダー用母体を接合する工程と、前記第1のスライ
    ダー用母体に、前記溝に臨む複数の孔を前記溝に沿って
    所定間隔で形成する工程と、互いに接合された前記第
    1、第2のスライダー用母体を前記孔に対応させて切断
    し複数個のスライダーを得る工程とを含むことを特徴と
    する浮動型磁気ヘッドの製造方法。
JP7224775A 1995-08-09 1995-08-09 浮動型磁気ヘッド及びその製造方法 Pending JPH0954931A (ja)

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