JPH09548A - 歯科診療装置 - Google Patents
歯科診療装置Info
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- JPH09548A JPH09548A JP17541695A JP17541695A JPH09548A JP H09548 A JPH09548 A JP H09548A JP 17541695 A JP17541695 A JP 17541695A JP 17541695 A JP17541695 A JP 17541695A JP H09548 A JPH09548 A JP H09548A
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- water
- oral cavity
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 吸引手段のフィルタ等を効果的に減菌、脱臭
することができる歯科診療装置を提供する。 【構成】 歯科の治療器具、うがい用のコップに水を供
給する水供給手段と、患者の口腔内の水、血液、唾液、
切削物等を吸引して排出すると共に、フィルタで切削物
等の粒子の大きいものを捕集し、排水分離器で気体と水
分を分離して排出する吸引手段とを備えた歯科診療装置
において、オゾンを発生するオゾン発生装置を備え、前
記オゾン発生装置のオゾンを少なくとも水供給手段の管
路内の水に混入することを特徴とする。前記オゾンは、
少なくとも吸引手段の管路内に供給するようにしてもよ
い。また、前記オゾンを前記吸引手段における排水分離
器で分離して排出される気体や水分に混入してもよい
し、水供給手段の管路、吸引手段の管路の両方に供給し
てもよい。
することができる歯科診療装置を提供する。 【構成】 歯科の治療器具、うがい用のコップに水を供
給する水供給手段と、患者の口腔内の水、血液、唾液、
切削物等を吸引して排出すると共に、フィルタで切削物
等の粒子の大きいものを捕集し、排水分離器で気体と水
分を分離して排出する吸引手段とを備えた歯科診療装置
において、オゾンを発生するオゾン発生装置を備え、前
記オゾン発生装置のオゾンを少なくとも水供給手段の管
路内の水に混入することを特徴とする。前記オゾンは、
少なくとも吸引手段の管路内に供給するようにしてもよ
い。また、前記オゾンを前記吸引手段における排水分離
器で分離して排出される気体や水分に混入してもよい
し、水供給手段の管路、吸引手段の管路の両方に供給し
てもよい。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、病院、歯科診療等の
医療施設で使用されて、患者の歯を治療する歯科診療装
置に関し、詳しくは、オゾンによる診療環境の改善対策
に関する。
医療施設で使用されて、患者の歯を治療する歯科診療装
置に関し、詳しくは、オゾンによる診療環境の改善対策
に関する。
【０００２】
【従来の技術】歯科診療施設は、医者が患者の口を開け
た状態で歯を切削等して治療するため、その診療行為の
性格により診療中に患者の口から血液、唾液、切削粉、
さらには口腔内に存在する種々の雑菌が口腔外に出る。
そして、これら汚染物質が直接医師にかかったり、診療
室に浮遊することが多く、このため診療室の環境が汚染
されて、医師や助手の健康を損うことが指摘されてい
る。
た状態で歯を切削等して治療するため、その診療行為の
性格により診療中に患者の口から血液、唾液、切削粉、
さらには口腔内に存在する種々の雑菌が口腔外に出る。
そして、これら汚染物質が直接医師にかかったり、診療
室に浮遊することが多く、このため診療室の環境が汚染
されて、医師や助手の健康を損うことが指摘されてい
る。
【０００３】従来、この種の歯科診療装置には、歯を切
削するエアタービンに水の噴霧手段が付設されている。
また、口腔内の水等を除去する吸引手段が設けられてい
る。水の噴霧手段は、エアタービンを冷却するととも
に、切削物が粉になって飛散するのを防止している。吸
引手段は、口腔内に挿入する吸引器具が、ホース、フィ
ルタ、排水分離器等を介して吸引ブロワに連設され、口
腔内に噴霧した水、切削物を、唾液、血液、口腔内に存
在する種々の雑菌と一緒に吸引して排出する。そして、
汚染防止対策としては、切削物等の粒子の大きいものを
フィルタで捕獲除去し、分離器で気体と水分を分離して
排出するようになっている。
削するエアタービンに水の噴霧手段が付設されている。
また、口腔内の水等を除去する吸引手段が設けられてい
る。水の噴霧手段は、エアタービンを冷却するととも
に、切削物が粉になって飛散するのを防止している。吸
引手段は、口腔内に挿入する吸引器具が、ホース、フィ
ルタ、排水分離器等を介して吸引ブロワに連設され、口
腔内に噴霧した水、切削物を、唾液、血液、口腔内に存
在する種々の雑菌と一緒に吸引して排出する。そして、
汚染防止対策としては、切削物等の粒子の大きいものを
フィルタで捕獲除去し、分離器で気体と水分を分離して
排出するようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
歯科診療装置にあっては、水の噴霧手段が水道水等を単
に噴霧するだけであるから、積極的に減菌することはで
きない。また、吸引手段は、患者の口腔内の全てをまと
めて吸引して排出するため、フィルタには切削物以外に
唾液、血液、雑菌等が付着して汚染され易い。また、フ
ィルタで捕集された細菌は、繁殖条件が整うことで容易
に繁殖することが考えられ、このため清掃、交換等の際
には２次感染のおそれがあって、多くの人はこの作業に
危険を感じているのが現状である。また、排水分離器
も、内部に雑菌等が含まれるため、かなり不衛生である
等の問題がある。
歯科診療装置にあっては、水の噴霧手段が水道水等を単
に噴霧するだけであるから、積極的に減菌することはで
きない。また、吸引手段は、患者の口腔内の全てをまと
めて吸引して排出するため、フィルタには切削物以外に
唾液、血液、雑菌等が付着して汚染され易い。また、フ
ィルタで捕集された細菌は、繁殖条件が整うことで容易
に繁殖することが考えられ、このため清掃、交換等の際
には２次感染のおそれがあって、多くの人はこの作業に
危険を感じているのが現状である。また、排水分離器
も、内部に雑菌等が含まれるため、かなり不衛生である
等の問題がある。
【０００５】この発明はこのような点に鑑み、吸引手段
のフィルタ等を効果的に減菌、脱臭することができる歯
科診療装置を提供することを目的とする。
のフィルタ等を効果的に減菌、脱臭することができる歯
科診療装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明の請求項１に係る歯科診療装置は、歯科の
治療器具、うがい用のコップに水を供給する水供給手段
と、患者の口腔内の水、血液、唾液、切削物等を吸引し
て排出すると共に、フィルタで切削物等の粒子の大きい
ものを捕集し、排水分離器で気体と水分を分離して排出
する吸引手段とを備えた歯科診療装置であって、オゾン
を発生するオゾン発生装置を備え、前記オゾン発生装置
のオゾンを少なくとも水供給手段の管路内の水に混入す
ることを特徴とする。また、請求項２に係る歯科診療装
置は、歯科の治療器具、うがい用のコップに水を供給す
る水供給手段と、患者の口腔内の水、血液、唾液、切削
物等を吸引して排出すると共に、フィルタで切削物等の
粒子の大きいものを捕集し、排水分離器で気体と水分を
分離して排出する吸引手段とを備えた歯科診療装置であ
って、オゾンを発生するオゾン発生装置を備え、前記オ
ゾン発生装置のオゾンを少なくとも吸引手段の管路内に
供給することを特徴とする。また、請求項３に係る歯科
診療装置は、前記オゾン発生装置のオゾンを前記吸引手
段における排水分離器で分離して排出される気体や水分
に混入することを特徴とする。また、請求項４に係る歯
科診療装置は、前記オゾン発生装置のオゾンを、水供給
手段の管路、吸引手段の管路の両方に供給することを特
徴とする。
め、この発明の請求項１に係る歯科診療装置は、歯科の
治療器具、うがい用のコップに水を供給する水供給手段
と、患者の口腔内の水、血液、唾液、切削物等を吸引し
て排出すると共に、フィルタで切削物等の粒子の大きい
ものを捕集し、排水分離器で気体と水分を分離して排出
する吸引手段とを備えた歯科診療装置であって、オゾン
を発生するオゾン発生装置を備え、前記オゾン発生装置
のオゾンを少なくとも水供給手段の管路内の水に混入す
ることを特徴とする。また、請求項２に係る歯科診療装
置は、歯科の治療器具、うがい用のコップに水を供給す
る水供給手段と、患者の口腔内の水、血液、唾液、切削
物等を吸引して排出すると共に、フィルタで切削物等の
粒子の大きいものを捕集し、排水分離器で気体と水分を
分離して排出する吸引手段とを備えた歯科診療装置であ
って、オゾンを発生するオゾン発生装置を備え、前記オ
ゾン発生装置のオゾンを少なくとも吸引手段の管路内に
供給することを特徴とする。また、請求項３に係る歯科
診療装置は、前記オゾン発生装置のオゾンを前記吸引手
段における排水分離器で分離して排出される気体や水分
に混入することを特徴とする。また、請求項４に係る歯
科診療装置は、前記オゾン発生装置のオゾンを、水供給
手段の管路、吸引手段の管路の両方に供給することを特
徴とする。
【０００７】
【作用】従って、この発明の請求項１にあっては、歯科
の診療行為の際に治療器具の例えばエアタービンや噴射
器具を作動すると、水供給手段により水が噴霧または噴
射するが、これら水にオゾン発生装置のオゾンが混入さ
れる。このため患者の口腔内で例えばエアタービンによ
り水を噴霧しつつ歯の患部を切削治療すると、その患者
の口腔内で水に含まれるオゾンが血液や種々の雑菌に直
接触れて、その強酸化力により効果的に脱臭、減菌さ
れ、こうして汚染源の患者の口腔内の血液や雑菌による
汚染が、元から効果的に絶たれる。
の診療行為の際に治療器具の例えばエアタービンや噴射
器具を作動すると、水供給手段により水が噴霧または噴
射するが、これら水にオゾン発生装置のオゾンが混入さ
れる。このため患者の口腔内で例えばエアタービンによ
り水を噴霧しつつ歯の患部を切削治療すると、その患者
の口腔内で水に含まれるオゾンが血液や種々の雑菌に直
接触れて、その強酸化力により効果的に脱臭、減菌さ
れ、こうして汚染源の患者の口腔内の血液や雑菌による
汚染が、元から効果的に絶たれる。
【０００８】また、この発明の請求項２にあっては、治
療中に患者の口腔内の水、切削物、血液、唾液等は吸引
手段の管路を通過して排出されるが、この管路にオゾン
が混入されることで、このオゾンでさらに脱臭、減菌さ
れる。このためフィルタや排水分離器の汚染が少なくな
り、フィルタ清掃等の場合の２次感染等を生じなくな
る。また、この発明の請求項３にあっては、排水分離器
で分離して排出される気体と水分もオゾンで脱臭、減菌
され、このため特に排気による診療室の汚染等が確実に
防止される。また、この発明の請求項４にあっては、オ
ゾン発生装置のオゾンが、水供給手段の管路内の水に混
入されると共に、吸引手段の管路内にも供給されるため
に一層効果的な脱臭、減菌が得られる。
療中に患者の口腔内の水、切削物、血液、唾液等は吸引
手段の管路を通過して排出されるが、この管路にオゾン
が混入されることで、このオゾンでさらに脱臭、減菌さ
れる。このためフィルタや排水分離器の汚染が少なくな
り、フィルタ清掃等の場合の２次感染等を生じなくな
る。また、この発明の請求項３にあっては、排水分離器
で分離して排出される気体と水分もオゾンで脱臭、減菌
され、このため特に排気による診療室の汚染等が確実に
防止される。また、この発明の請求項４にあっては、オ
ゾン発生装置のオゾンが、水供給手段の管路内の水に混
入されると共に、吸引手段の管路内にも供給されるため
に一層効果的な脱臭、減菌が得られる。
【０００９】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図２において、歯科診療装置の一例の概略につ
いて説明する。歯科診療装置１は、装置本体２の上に患
者が載るチェアー３が搭載され、チェアー３の左右の一
方にドクタユニット４が配置され、その他方にウォータ
ユニット１５とアシスタントユニット２０が配置されて
いる。ドクタユニット４は、スタンド５に水平な作業ト
レイ６が取付けられ、作業トレイ６の手前のホルダ７に
治療器具として、切削用のエアタービン８、空気や水の
噴射器具９等がホース１０に接続して着脱可能に設けら
れ、医師がこれら治療器具を用いて患者の歯を治療する
ことが可能になっている。
明する。図２において、歯科診療装置の一例の概略につ
いて説明する。歯科診療装置１は、装置本体２の上に患
者が載るチェアー３が搭載され、チェアー３の左右の一
方にドクタユニット４が配置され、その他方にウォータ
ユニット１５とアシスタントユニット２０が配置されて
いる。ドクタユニット４は、スタンド５に水平な作業ト
レイ６が取付けられ、作業トレイ６の手前のホルダ７に
治療器具として、切削用のエアタービン８、空気や水の
噴射器具９等がホース１０に接続して着脱可能に設けら
れ、医師がこれら治療器具を用いて患者の歯を治療する
ことが可能になっている。
【００１０】ウォータユニット１５は、口径の大きい洗
口台１６を有し、洗口台１６にコップ１７が注水パイプ
１８により自動的に給水するように設けられ、患者がコ
ップ１７の水でうがいして口腔内を洗浄することが可能
になっている。アシスタントユニット２０は、洗口台１
６の前方のホルダ２１に空気や水の噴射器具２２、吸引
器具２３等がホース２４に接続して着脱可能に設けら
れ、医師や助手が治療中に患者の口腔内の切削物等を排
出するようになっている。
口台１６を有し、洗口台１６にコップ１７が注水パイプ
１８により自動的に給水するように設けられ、患者がコ
ップ１７の水でうがいして口腔内を洗浄することが可能
になっている。アシスタントユニット２０は、洗口台１
６の前方のホルダ２１に空気や水の噴射器具２２、吸引
器具２３等がホース２４に接続して着脱可能に設けら
れ、医師や助手が治療中に患者の口腔内の切削物等を排
出するようになっている。
【００１１】また、近年患者の口腔外に漏れる浮遊粉塵
を患者の口元でキャッチする口腔外バキューム装置が出
現している。そこで口腔外バキューム装置２５を使用す
る場合は、ラッパ状の吸入口２６を備えたホース２７や
多関節アーム２８が、チェアー３の近傍に配置されて、
吸入口２６を患者の口元に設置することが可能になって
いる。
を患者の口元でキャッチする口腔外バキューム装置が出
現している。そこで口腔外バキューム装置２５を使用す
る場合は、ラッパ状の吸入口２６を備えたホース２７や
多関節アーム２８が、チェアー３の近傍に配置されて、
吸入口２６を患者の口元に設置することが可能になって
いる。
【００１２】図１において、歯科診療装置１の水や空気
の供給系と排出系について説明すると、水供給手段３
０、空気供給手段３５、吸引手段４０を備える。水供給
手段３０は、水道管３１と接続する調圧手段３２を有
し、この調圧手段３２が管路３４、ホース１０等により
治療器具のエアタービン８に、タービン駆動時に水を一
緒に噴霧するように配管される。また、噴射器具９，２
２に水を所定の圧力で噴射し、注水パイプ１８により空
のコップ１７に水を供給するように配管される。空気供
給手段３５は、エアコンプレッサ３６を有し、このコン
プレッサ３６が管路３７、ホース１０により治療器具の
エアタービン８に空気流で駆動し、噴射器具９，２２に
空気を所定の圧力で噴射するように配管される。
の供給系と排出系について説明すると、水供給手段３
０、空気供給手段３５、吸引手段４０を備える。水供給
手段３０は、水道管３１と接続する調圧手段３２を有
し、この調圧手段３２が管路３４、ホース１０等により
治療器具のエアタービン８に、タービン駆動時に水を一
緒に噴霧するように配管される。また、噴射器具９，２
２に水を所定の圧力で噴射し、注水パイプ１８により空
のコップ１７に水を供給するように配管される。空気供
給手段３５は、エアコンプレッサ３６を有し、このコン
プレッサ３６が管路３７、ホース１０により治療器具の
エアタービン８に空気流で駆動し、噴射器具９，２２に
空気を所定の圧力で噴射するように配管される。
【００１３】吸引手段４０は、吸引器具２３のホース２
４が管路４１、フィルタ４２、排水分離器４３を介して
吸引ブロワ４４に配管され、吸引力で患者の口腔内の
水、唾液、切削物等を排出する。そして、フィルタ４２
により切削物等を捕集し、分離器４３で気体と水分を分
離し、吸引ブロワ４４から気体を排出するようになって
いる。また、洗口台１６で患者がうがいした水、分離器
４３の底に溜った水分を管路４５により排水トラップ４
６に貯えて排出するように配管される。
４が管路４１、フィルタ４２、排水分離器４３を介して
吸引ブロワ４４に配管され、吸引力で患者の口腔内の
水、唾液、切削物等を排出する。そして、フィルタ４２
により切削物等を捕集し、分離器４３で気体と水分を分
離し、吸引ブロワ４４から気体を排出するようになって
いる。また、洗口台１６で患者がうがいした水、分離器
４３の底に溜った水分を管路４５により排水トラップ４
６に貯えて排出するように配管される。
【００１４】口腔外バキューム装置２５の吸引手段５０
は、吸入口２６のホース２７が管路５１により吸引ブロ
ワ５２に、吸引力で患者の口腔外に漏れる浮遊物を吸引
除去するように配管され、管路５１の途中にフィルタ５
３が切削粉塵等を捕集するように設けられる。また、装
置停止時に作動するリターンボックス５４を有し、この
リターンボックス５４がリターン管路５５により管路５
１に負圧化を防止するように接続される。
は、吸入口２６のホース２７が管路５１により吸引ブロ
ワ５２に、吸引力で患者の口腔外に漏れる浮遊物を吸引
除去するように配管され、管路５１の途中にフィルタ５
３が切削粉塵等を捕集するように設けられる。また、装
置停止時に作動するリターンボックス５４を有し、この
リターンボックス５４がリターン管路５５により管路５
１に負圧化を防止するように接続される。
【００１５】ここで上記歯科診療装置１により患者を治
療する際には、口腔内で出血した血液が唾液等と混合し
て空気に触れることで、独特の悪臭を生じ易い。また、
治療中に口腔内の種々の雑菌が排出される。一方、非常
に強い酸化力を備えたオゾンが知られており、このオゾ
ンは空気中や水中で分解して酸素に戻るため残留毒性が
無く、空中に飛散しても一定の濃度以下であれば安全で
ある。そこでオゾンを使用すると、悪臭物質と反応して
脱臭でき、同時に雑菌と反応して減菌することが可能に
なる。
療する際には、口腔内で出血した血液が唾液等と混合し
て空気に触れることで、独特の悪臭を生じ易い。また、
治療中に口腔内の種々の雑菌が排出される。一方、非常
に強い酸化力を備えたオゾンが知られており、このオゾ
ンは空気中や水中で分解して酸素に戻るため残留毒性が
無く、空中に飛散しても一定の濃度以下であれば安全で
ある。そこでオゾンを使用すると、悪臭物質と反応して
脱臭でき、同時に雑菌と反応して減菌することが可能に
なる。
【００１６】このためオゾンを吸引手段４０，５０に導
入することが有効になる。ところで悪臭や雑菌の汚染源
は患者の口腔であり、この口腔の部分にオゾンを導入す
ることが汚染を元から絶つことができる。ここで口腔に
はエアタービン８、噴射器具９，２２、コップ１７によ
り水が供給されるため、水にオゾンを混入することで効
果的に口腔にオゾンを導入できる。
入することが有効になる。ところで悪臭や雑菌の汚染源
は患者の口腔であり、この口腔の部分にオゾンを導入す
ることが汚染を元から絶つことができる。ここで口腔に
はエアタービン８、噴射器具９，２２、コップ１７によ
り水が供給されるため、水にオゾンを混入することで効
果的に口腔にオゾンを導入できる。
【００１７】そこで、上記歯科診療装置１の脱臭、減菌
等の汚染防止対策として、歯科診療装置１に例えば高周
波沿面放電法、プラズマ共振法等により所定の濃度のオ
ゾンを安定して発生するオゾン発生装置６０が装着され
る。そして、オゾン発生装置６０が、図示の破線のよう
に水供給手段３０の管路３４内の水中にオゾンを混入す
るように接続され、吸引手段４０では水、血液、雑菌等
が通過する管路４１にオゾンを混入するように接続され
る。前記オゾンの混入は、管路３４であれば調圧手段３
２の直後であると、ホース１０の直前であるとを問わな
い。また、管路４１においては、ホース２４とフィルタ
４２の間に混入することが好ましいが、フィルタ４２と
排水分離器４３の間に混入してもよい。さらに、吸引ブ
ロワ４４の排気側、排水トラップ４６の排水側にもオゾ
ンを混入するように接続することができる。また、口腔
外バキューム装置２５において管路５１の途中、吸引ブ
ロワ５２の排気側、リターン管路５５にオゾンを混入す
るように接続される。
等の汚染防止対策として、歯科診療装置１に例えば高周
波沿面放電法、プラズマ共振法等により所定の濃度のオ
ゾンを安定して発生するオゾン発生装置６０が装着され
る。そして、オゾン発生装置６０が、図示の破線のよう
に水供給手段３０の管路３４内の水中にオゾンを混入す
るように接続され、吸引手段４０では水、血液、雑菌等
が通過する管路４１にオゾンを混入するように接続され
る。前記オゾンの混入は、管路３４であれば調圧手段３
２の直後であると、ホース１０の直前であるとを問わな
い。また、管路４１においては、ホース２４とフィルタ
４２の間に混入することが好ましいが、フィルタ４２と
排水分離器４３の間に混入してもよい。さらに、吸引ブ
ロワ４４の排気側、排水トラップ４６の排水側にもオゾ
ンを混入するように接続することができる。また、口腔
外バキューム装置２５において管路５１の途中、吸引ブ
ロワ５２の排気側、リターン管路５５にオゾンを混入す
るように接続される。
【００１８】次に、この実施例の作用について説明す
る。歯科診療時に医師が、ドクタユニット４から例えば
エアタービン８を取出し、装置本体２のチェアー３に載
っている患者の口腔内に挿入して作動する。するとエア
タービン８が水供給手段３０で水を口腔内に噴霧しつつ
空気供給手段３５により駆動して、歯の患部が切削治療
される。このときオゾン発生装置６０が作動して所定の
濃度のオゾンを発生し、このオゾンが水供給手段３０で
水に混入される。そこでエアタービン８により水を噴霧
する際に、水に含まれるオゾンが直接口腔内の歯の患部
の血液、雑菌等に触れる。そして血液等の悪臭物質がオ
ゾンの強酸化力で分解して脱臭される。また、オゾンが
その非常に強い酸化力で雑菌と反応して、雑菌が減少さ
れる。
る。歯科診療時に医師が、ドクタユニット４から例えば
エアタービン８を取出し、装置本体２のチェアー３に載
っている患者の口腔内に挿入して作動する。するとエア
タービン８が水供給手段３０で水を口腔内に噴霧しつつ
空気供給手段３５により駆動して、歯の患部が切削治療
される。このときオゾン発生装置６０が作動して所定の
濃度のオゾンを発生し、このオゾンが水供給手段３０で
水に混入される。そこでエアタービン８により水を噴霧
する際に、水に含まれるオゾンが直接口腔内の歯の患部
の血液、雑菌等に触れる。そして血液等の悪臭物質がオ
ゾンの強酸化力で分解して脱臭される。また、オゾンが
その非常に強い酸化力で雑菌と反応して、雑菌が減少さ
れる。
【００１９】また、噴射器具９または２２を作動して水
を歯の患部に噴射すると、切削物が飛散して除去され、
患者がコップ１７の水でうがいすると、口腔内に残った
細かい切削物等が排出するが、これらの場合も水に含ま
れるオゾンで、患者の口腔内が同様に脱臭、減菌され
る。こうして水を使用して歯科の診療行為を行う際に
は、汚染源の患者の口腔内の血液や雑菌による汚染が、
元から効果的に絶たれる。
を歯の患部に噴射すると、切削物が飛散して除去され、
患者がコップ１７の水でうがいすると、口腔内に残った
細かい切削物等が排出するが、これらの場合も水に含ま
れるオゾンで、患者の口腔内が同様に脱臭、減菌され
る。こうして水を使用して歯科の診療行為を行う際に
は、汚染源の患者の口腔内の血液や雑菌による汚染が、
元から効果的に絶たれる。
【００２０】上記診療時に助手がアシスタントユニット
２０から例えば吸引器具２３を取出し、患者の口腔内に
挿入して作動すると、吸引手段４０の吸引ブロワ４４に
より口腔内の水、唾液、血液、切削物、種々の雑菌が一
緒に吸引して排出される。これら水、切削物等は管路４
１を通過し、切削物等の粒子の大きいものはフィルタ４
２に付着して捕集され、気体と水は分離器４３に流入し
て分離される。
２０から例えば吸引器具２３を取出し、患者の口腔内に
挿入して作動すると、吸引手段４０の吸引ブロワ４４に
より口腔内の水、唾液、血液、切削物、種々の雑菌が一
緒に吸引して排出される。これら水、切削物等は管路４
１を通過し、切削物等の粒子の大きいものはフィルタ４
２に付着して捕集され、気体と水は分離器４３に流入し
て分離される。
【００２１】この場合に管路４１にオゾンが導入される
ことで、その管路４１を通過する血液、雑菌等が更にオ
ゾンと反応して脱臭、減菌される。このためフィルタ４
２で切削物と共に血液、雑菌等が捕集されても、その汚
染が非常に少なくなり、細菌が繁殖することが防止され
る。このためフィルタ４２を清掃、交換等の際の２次感
染の問題が解消される。また、分離器４３も、汚染が少
なくて衛生的なものになる。
ことで、その管路４１を通過する血液、雑菌等が更にオ
ゾンと反応して脱臭、減菌される。このためフィルタ４
２で切削物と共に血液、雑菌等が捕集されても、その汚
染が非常に少なくなり、細菌が繁殖することが防止され
る。このためフィルタ４２を清掃、交換等の際の２次感
染の問題が解消される。また、分離器４３も、汚染が少
なくて衛生的なものになる。
【００２２】そして、分離器４３で分離した気体は吸引
ブロワ４４から排出されるが、この排気がさらにオゾン
により同様に脱臭、減菌されて充分に清浄化される。こ
のためたとえブロワ排気が診療室に排出しても、診察室
内の汚染物質の浮遊、これによる院内感染等の問題を生
じなくなる。また排水トラップ４６から排出される水分
も、さらにオゾンにより脱臭、減菌され、これにより下
水等の汚染が少なくなる。
ブロワ４４から排出されるが、この排気がさらにオゾン
により同様に脱臭、減菌されて充分に清浄化される。こ
のためたとえブロワ排気が診療室に排出しても、診察室
内の汚染物質の浮遊、これによる院内感染等の問題を生
じなくなる。また排水トラップ４６から排出される水分
も、さらにオゾンにより脱臭、減菌され、これにより下
水等の汚染が少なくなる。
【００２３】以上により、医師が歯科診療装置１により
患者の歯科診療行為を行う場合には、血液等の悪臭、雑
菌等による汚染が、汚染源の元からそれらの処理工程、
処理した後の排出工程の全域でオゾンで脱臭、減菌さ
れ、このため悪臭が少なくて、雑菌による汚染も非常に
少なくなる。このためフィルタ清掃等での安全性が向上
し、診療室の環境が良くなって、医師等の健康を損うこ
とが少なくなる。
患者の歯科診療行為を行う場合には、血液等の悪臭、雑
菌等による汚染が、汚染源の元からそれらの処理工程、
処理した後の排出工程の全域でオゾンで脱臭、減菌さ
れ、このため悪臭が少なくて、雑菌による汚染も非常に
少なくなる。このためフィルタ清掃等での安全性が向上
し、診療室の環境が良くなって、医師等の健康を損うこ
とが少なくなる。
【００２４】また、口腔外バキューム装置２５を使用す
ると、吸引ブロワ５２の吸引力が吸入口２６に作用し
て、患者の口腔外に漏れる浮遊物が口元でキャッチさ
れ、その浮遊物が医師の顔面等に付着する１次汚染が防
止される。このとき浮遊物の切削粉塵等はフィルタ５３
により捕集される。また装置を停止させると暫時リター
ンボックス５４とリターン管路５５により管路５１の負
圧化が防止され、管内の残留物を運び去るようになって
いる。しかし、口腔外バキュームの吸引口などのシャッ
ターがゆっくりと閉じる機構をもっていれば、このリタ
ーンボックスやリターン配管はなくてもよい。
ると、吸引ブロワ５２の吸引力が吸入口２６に作用し
て、患者の口腔外に漏れる浮遊物が口元でキャッチさ
れ、その浮遊物が医師の顔面等に付着する１次汚染が防
止される。このとき浮遊物の切削粉塵等はフィルタ５３
により捕集される。また装置を停止させると暫時リター
ンボックス５４とリターン管路５５により管路５１の負
圧化が防止され、管内の残留物を運び去るようになって
いる。しかし、口腔外バキュームの吸引口などのシャッ
ターがゆっくりと閉じる機構をもっていれば、このリタ
ーンボックスやリターン配管はなくてもよい。
【００２５】そして、この口腔外バキューム装置２５の
管路５１やリターン管路５５にもオゾンが導入されるた
め、管路５１を通過する血液、雑菌等がオゾンと反応し
て脱臭、減菌され、フィルタ５３の汚染も少なくなる。
また、吸引ブロワ５２の排気もさらにオゾンで減菌さ
れ、このためブロワ排気が診察室に排出しても汚染が少
なくなる。
管路５１やリターン管路５５にもオゾンが導入されるた
め、管路５１を通過する血液、雑菌等がオゾンと反応し
て脱臭、減菌され、フィルタ５３の汚染も少なくなる。
また、吸引ブロワ５２の排気もさらにオゾンで減菌さ
れ、このためブロワ排気が診察室に排出しても汚染が少
なくなる。
【００２６】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の請求
項１に係る歯科診療装置では、オゾンを発生するオゾン
発生装置を備え、このオゾン発生装置のオゾンを水供給
手段の管路内の水に混入する構成であるから、歯科診療
の際に患者の口腔にオゾンを混入した水を使用して、血
液や雑菌による汚染の汚染源を元から効果的に絶つこと
ができる。また、この発明の請求項２に係る歯科診療装
置では、オゾンを吸引手段の水、血液、唾液、切削物等
が通過する管路に混入するので、オゾンにより有効に脱
臭、減菌することができて、フィルタや排水分離器の汚
染も少なくなる。また、この発明の請求項３に係る歯科
診療装置では、さらに、オゾンを排水分離器で分離して
排出される気体や水分に混入して脱臭、減菌するので、
特に排気による診療室の汚染等が確実に防止される。さ
らに、この発明の請求項４に係る歯科診療装置では、オ
ゾン発生装置のオゾンを水供給手段の管路、吸引手段の
管路の両方に供給するので、顕著な脱臭、減菌の効果が
得られる。
項１に係る歯科診療装置では、オゾンを発生するオゾン
発生装置を備え、このオゾン発生装置のオゾンを水供給
手段の管路内の水に混入する構成であるから、歯科診療
の際に患者の口腔にオゾンを混入した水を使用して、血
液や雑菌による汚染の汚染源を元から効果的に絶つこと
ができる。また、この発明の請求項２に係る歯科診療装
置では、オゾンを吸引手段の水、血液、唾液、切削物等
が通過する管路に混入するので、オゾンにより有効に脱
臭、減菌することができて、フィルタや排水分離器の汚
染も少なくなる。また、この発明の請求項３に係る歯科
診療装置では、さらに、オゾンを排水分離器で分離して
排出される気体や水分に混入して脱臭、減菌するので、
特に排気による診療室の汚染等が確実に防止される。さ
らに、この発明の請求項４に係る歯科診療装置では、オ
ゾン発生装置のオゾンを水供給手段の管路、吸引手段の
管路の両方に供給するので、顕著な脱臭、減菌の効果が
得られる。
【図１】この発明に係る歯科診療装置の実施例を示す配
管図である。
管図である。
【図２】歯科診療装置の全体の構成を示す説明用斜視図
である。
である。
４ ドクターユニット ８ エアタービン ９ 噴射器具 １０ ホース １５ ウォータユニット １７ コップ ２０ アシスタントユニット ２２ 噴射器具 ２３ 吸引器具 ２４ ホース ２５ 口腔外バキューム装置 ２６ 吸入口 ３０ 水供給手段 ３１ 水道管 ３４ 管路 ３７ 管路 ３５ 空気供給手段 ４０ 吸引手段 ４１ 管路 ４２ フィルタ ４３ 排水分離器 ４４ 吸引ブロワ ４５ 管路 ４６ 排水トラップ ５０ 吸引手段 ５１ 管路 ５３ フィルタ ６０ オゾン発生装置
Claims (4)
- 【請求項１】 歯科の治療器具、うがい用のコップに水
を供給する水供給手段と、患者の口腔内の水、血液、唾
液、切削物等を吸引して排出すると共に、フィルタで切
削物等の粒子の大きいものを捕集し、排水分離器で気体
と水分を分離して排出する吸引手段とを備えた歯科診療
装置において、 オゾンを発生するオゾン発生装置を備え、前記オゾン発
生装置のオゾンを少なくとも水供給手段の管路内の水に
混入することを特徴とする歯科診療装置。 - 【請求項２】 歯科の治療器具、うがい用のコップに水
を供給する水供給手段と、患者の口腔内の水、血液、唾
液、切削物等を吸引して排出すると共に、フィルタで切
削物等の粒子の大きいものを捕集し、排水分離器で気体
と水分を分離して排出する吸引手段とを備えた歯科診療
装置において、 オゾンを発生するオゾン発生装置を備え、前記オゾン発
生装置のオゾンを少なくとも吸引手段の管路内に供給す
ることを特徴とする歯科診療装置。 - 【請求項３】 前記オゾン発生装置のオゾンを前記吸引
手段における排水分離器で分離して排出される気体や水
分に混入することを特徴とする請求項２記載の歯科診療
装置。 - 【請求項４】 前記オゾン発生装置のオゾンを、水供給
手段の管路、吸引手段の管路の両方に供給することを特
徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載の歯科診療
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17541695A JPH09548A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 歯科診療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17541695A JPH09548A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 歯科診療装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09548A true JPH09548A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15995723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17541695A Pending JPH09548A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 歯科診療装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09548A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999064020A1 (en) * | 1998-06-08 | 1999-12-16 | Glencastle Enterprises Ltd. | Use of ozone for the preparation of medicaments for the treatment of dental caries |
| JP2002248116A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-03 | J Morita Tokyo Mfg Corp | 歯科用チェアユニットの排水処理装置 |
| JP2002253582A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-10 | J Morita Tokyo Mfg Corp | 歯科用チェアユニットの排水処理装置 |
| JP2012005658A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Ebara Jitsugyo Co Ltd | 歯科用オゾン水洗浄装置 |
| KR20190004885A (ko) * | 2017-07-05 | 2019-01-15 | (주)동명바이오 | 오존을 이용한 치과용 폐수 처리 장치 |
-
1995
- 1995-06-19 JP JP17541695A patent/JPH09548A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999064020A1 (en) * | 1998-06-08 | 1999-12-16 | Glencastle Enterprises Ltd. | Use of ozone for the preparation of medicaments for the treatment of dental caries |
| JP2002248116A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-03 | J Morita Tokyo Mfg Corp | 歯科用チェアユニットの排水処理装置 |
| JP2002253582A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-10 | J Morita Tokyo Mfg Corp | 歯科用チェアユニットの排水処理装置 |
| JP2012005658A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Ebara Jitsugyo Co Ltd | 歯科用オゾン水洗浄装置 |
| KR20190004885A (ko) * | 2017-07-05 | 2019-01-15 | (주)동명바이오 | 오존을 이용한 치과용 폐수 처리 장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041221 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050414 |