JPH0954626A - 操作レバー用樹脂製カバー - Google Patents
操作レバー用樹脂製カバーInfo
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- JPH0954626A JPH0954626A JP20602595A JP20602595A JPH0954626A JP H0954626 A JPH0954626 A JP H0954626A JP 20602595 A JP20602595 A JP 20602595A JP 20602595 A JP20602595 A JP 20602595A JP H0954626 A JPH0954626 A JP H0954626A
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- Japan
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- cover
- resin
- operating lever
- lever
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/0278—Constructional features of the selector lever, e.g. grip parts, mounting or manufacturing
Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 木目あるいはカーボン等によるデザインを任
意に容易に付与できるようにした操作レバー用樹脂製カ
バーを提供する。 【解決手段】 自動車用手動変速機または自動変速機の
クラッチまたはブレーキを切換えるシフトレバー１のノ
ブ部３は、その表面に前面カバー６と後面カバー７が被
覆されてねじ固定される。前面カバー６および後面カバ
ー７は、樹脂成形された硬質プラスチックで形成され
る。この前面カバー６および後面カバー７は、あらかじ
めこのプラスチック表面に印刷等により木目模様やカー
ボン等による任意のデザインを施すことができる。また
さらにこの任意のデザインの上に塗装することにより例
えば高価な木目シフトレバーに近い外観を作ることがで
きる。この塗装の種類に応じて前面カバー６および後面
カバー７の表面に消費者ニーズに対応する美観あるいは
デザインをもつ模様あるいは色彩を施すことができる。
意に容易に付与できるようにした操作レバー用樹脂製カ
バーを提供する。 【解決手段】 自動車用手動変速機または自動変速機の
クラッチまたはブレーキを切換えるシフトレバー１のノ
ブ部３は、その表面に前面カバー６と後面カバー７が被
覆されてねじ固定される。前面カバー６および後面カバ
ー７は、樹脂成形された硬質プラスチックで形成され
る。この前面カバー６および後面カバー７は、あらかじ
めこのプラスチック表面に印刷等により木目模様やカー
ボン等による任意のデザインを施すことができる。また
さらにこの任意のデザインの上に塗装することにより例
えば高価な木目シフトレバーに近い外観を作ることがで
きる。この塗装の種類に応じて前面カバー６および後面
カバー７の表面に消費者ニーズに対応する美観あるいは
デザインをもつ模様あるいは色彩を施すことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作レバーの外周
部を被覆する樹脂製カバーに関するものである。
部を被覆する樹脂製カバーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より自動車の変速機操作用シフトノ
ブのカバーは、合成皮革、塩化ビニル等の柔らかい材料
により作られていた。これは、自動車の運転者がシフト
ノブを操作するときの手触りや操作感触を運転者に心地
良く与えるためのひとつの選択された材料である。
ブのカバーは、合成皮革、塩化ビニル等の柔らかい材料
により作られていた。これは、自動車の運転者がシフト
ノブを操作するときの手触りや操作感触を運転者に心地
良く与えるためのひとつの選択された材料である。
【０００３】また従来の自動車用シフトレバーのカバー
として、実公平１−３８６６６号公報に開示されるカバ
ーは、変速機操作用のシフトノブにシフトボタンとオー
バードライブボタンが装着されている構成において、カ
バーを取り付け可能にする構成が開示されている。この
シフトレバーのカバーでは、シフトノブにカバーを紐等
の固定手段により固定している。またカバーを構成する
帯辺部、カバー部および舌片部からなる各部分は、その
材質が布、レザー、皮等の軟質材料よりなっていること
が開示されている。
として、実公平１−３８６６６号公報に開示されるカバ
ーは、変速機操作用のシフトノブにシフトボタンとオー
バードライブボタンが装着されている構成において、カ
バーを取り付け可能にする構成が開示されている。この
シフトレバーのカバーでは、シフトノブにカバーを紐等
の固定手段により固定している。またカバーを構成する
帯辺部、カバー部および舌片部からなる各部分は、その
材質が布、レザー、皮等の軟質材料よりなっていること
が開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の操作レ
バー用カバーにおいては、シフトレバーのカバーが例え
ば合成皮革、天然皮革、あるいは塩化ビニル材料等の柔
らかな材料からなるため、このような柔らかな軟質カバ
ー材料の表面に木目やカーボン等の印刷を行なうことは
できない。消費者ニーズによっては、操作レバーのカバ
ーに木目やカーボン等の印刷を施すような意匠を求める
場合がある。このような意匠デザインを要求する消費者
に対しては、従来はシフトノブそのものをその材質に交
換する必要があった。
バー用カバーにおいては、シフトレバーのカバーが例え
ば合成皮革、天然皮革、あるいは塩化ビニル材料等の柔
らかな材料からなるため、このような柔らかな軟質カバ
ー材料の表面に木目やカーボン等の印刷を行なうことは
できない。消費者ニーズによっては、操作レバーのカバ
ーに木目やカーボン等の印刷を施すような意匠を求める
場合がある。このような意匠デザインを要求する消費者
に対しては、従来はシフトノブそのものをその材質に交
換する必要があった。
【０００５】消費者ニーズの多様化に伴い操作レバーを
覆うカバーの材質については、ソフトな感触を与える柔
らかな材料からハードな感触を与える硬質材料のものま
で広く、老若男女を問わず各個人の趣味、趣好に応じて
種々のものが求められている。このようなニーズの多様
化に対応して本考案においては、シフトノブ等の操作レ
バーのカバーを、任意のデザインを容易に付与可能な硬
質樹脂により形成したものである。
覆うカバーの材質については、ソフトな感触を与える柔
らかな材料からハードな感触を与える硬質材料のものま
で広く、老若男女を問わず各個人の趣味、趣好に応じて
種々のものが求められている。このようなニーズの多様
化に対応して本考案においては、シフトノブ等の操作レ
バーのカバーを、任意のデザインを容易に付与可能な硬
質樹脂により形成したものである。
【０００６】本発明の目的は、表面に、木目あるいはカ
ーボン等によるデザインを任意に容易に付与できるよう
にした操作レバー用樹脂製カバーを提供することにあ
る。本発明の他の目的は、シフト操作時にカバーが外れ
にくくシフト感覚を良好にする操作レバー用樹脂製カバ
ーを提供することにある。
ーボン等によるデザインを任意に容易に付与できるよう
にした操作レバー用樹脂製カバーを提供することにあ
る。本発明の他の目的は、シフト操作時にカバーが外れ
にくくシフト感覚を良好にする操作レバー用樹脂製カバ
ーを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１記載の
操作レバー用樹脂製カバーは、操作レバーのノブ部の表
面に被せるカバーであって、このカバーが複数部品から
なる硬質プラスチックのカバー部材からなることを特徴
とする。本発明の請求項２記載の操作レバー用樹脂製カ
バーは、請求項１記載の操作レバー用樹脂製カバーにお
いて、前記カバー部材は、表面に所望の模様または色彩
またはこれらの結合からなる形態を備えることを特徴と
する。
操作レバー用樹脂製カバーは、操作レバーのノブ部の表
面に被せるカバーであって、このカバーが複数部品から
なる硬質プラスチックのカバー部材からなることを特徴
とする。本発明の請求項２記載の操作レバー用樹脂製カ
バーは、請求項１記載の操作レバー用樹脂製カバーにお
いて、前記カバー部材は、表面に所望の模様または色彩
またはこれらの結合からなる形態を備えることを特徴と
する。
【０００８】本発明の請求項３記載の操作レバー用樹脂
製カバーは、請求項１または２記載の操作レバー用樹脂
製カバーにおいて、前記カバー部材は、その表面に塗装
が施されていることを特徴とする。本発明の請求項４記
載の操作レバー用樹脂製カバーは、自動車用手動変速機
または自動変速機のクラッチまたはブレーキを切換える
手動用操作レバーのノブ部を被覆するカバーであって、
このカバーが複数部品からなる硬質プラスチックのカバ
ー部材からなることを特徴とする。
製カバーは、請求項１または２記載の操作レバー用樹脂
製カバーにおいて、前記カバー部材は、その表面に塗装
が施されていることを特徴とする。本発明の請求項４記
載の操作レバー用樹脂製カバーは、自動車用手動変速機
または自動変速機のクラッチまたはブレーキを切換える
手動用操作レバーのノブ部を被覆するカバーであって、
このカバーが複数部品からなる硬質プラスチックのカバ
ー部材からなることを特徴とする。
【０００９】本発明の請求項５記載の操作レバー用樹脂
製カバーは、請求項４記載の操作レバー用樹脂製カバー
において、カバー部材の一つは、操作レバーの一方面か
ら他方面にまわり込む形状になっていることを特徴とす
る。
製カバーは、請求項４記載の操作レバー用樹脂製カバー
において、カバー部材の一つは、操作レバーの一方面か
ら他方面にまわり込む形状になっていることを特徴とす
る。
【００１０】
【作用および発明の効果】請求項１記載の操作レバー用
樹脂製カバーによると、操作レバーのノブ部を交換する
ことなしに、操作レバーのノブ部の上に操作者の趣好に
あった硬質の滑らかな感触をもつカバーを容易に取り付
けることができる。請求項２記載の操作レバー用樹脂製
カバーによると、消費者ニーズに応じた所望のデザイン
を施したカバーを被せることにより、安価で手軽に任意
のデザインをもつ操作レバーに容易に変更することがで
きる。このため、自動車の物を移送する運搬機能に加
え、運転する楽しさを運転者に与えるというアミューズ
メント機能を操作レバーのカバーが運転者に与えてくれ
る。
樹脂製カバーによると、操作レバーのノブ部を交換する
ことなしに、操作レバーのノブ部の上に操作者の趣好に
あった硬質の滑らかな感触をもつカバーを容易に取り付
けることができる。請求項２記載の操作レバー用樹脂製
カバーによると、消費者ニーズに応じた所望のデザイン
を施したカバーを被せることにより、安価で手軽に任意
のデザインをもつ操作レバーに容易に変更することがで
きる。このため、自動車の物を移送する運搬機能に加
え、運転する楽しさを運転者に与えるというアミューズ
メント機能を操作レバーのカバーが運転者に与えてくれ
る。
【００１１】請求項３記載の操作レバー用樹脂製カバー
によると、カバー部材の表面に塗装が施されているた
め、光沢やデザインの保護が行われ、デザインの長期寿
命が確保される効果がある。請求項４記載の操作レバー
用樹脂製カバーによると、自動車用手動変速機または自
動変速機のクラッチまたはブレーキを切換える手動用操
作レバーのノブ部に適用した。このため、操作レバーの
ノブ部を交換することなしに、操作レバーのノブ部の上
に運転者の趣好にあったデザインの硬質の滑らかな感触
をもつカバーを容易に取り付けることができる。従っ
て、自動車の物を移送する運搬機能に加え、運転する楽
しさを運転者に与えるというアミューズメント機能を操
作レバーのカバーが運転者に与えてくれる。
によると、カバー部材の表面に塗装が施されているた
め、光沢やデザインの保護が行われ、デザインの長期寿
命が確保される効果がある。請求項４記載の操作レバー
用樹脂製カバーによると、自動車用手動変速機または自
動変速機のクラッチまたはブレーキを切換える手動用操
作レバーのノブ部に適用した。このため、操作レバーの
ノブ部を交換することなしに、操作レバーのノブ部の上
に運転者の趣好にあったデザインの硬質の滑らかな感触
をもつカバーを容易に取り付けることができる。従っ
て、自動車の物を移送する運搬機能に加え、運転する楽
しさを運転者に与えるというアミューズメント機能を操
作レバーのカバーが運転者に与えてくれる。
【００１２】請求項５記載の操作レバー用樹脂製カバー
によると、樹脂製のカバー部材の一つは操作レバーの一
方面から他方面にまわり込む形状になっているため、引
っ掛かりができるため、シフト操作時にカバー部材がノ
ブ部から外れるのが防止される。
によると、樹脂製のカバー部材の一つは操作レバーの一
方面から他方面にまわり込む形状になっているため、引
っ掛かりができるため、シフト操作時にカバー部材がノ
ブ部から外れるのが防止される。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。 （第１実施例）乗用車の運転席の側部に配置したアンダ
ーフロア型変速機用操作レバーに本考案を適用した樹脂
製カバーの一実施例を図１および図２に基づいて説明す
る。
づいて説明する。 （第１実施例）乗用車の運転席の側部に配置したアンダ
ーフロア型変速機用操作レバーに本考案を適用した樹脂
製カバーの一実施例を図１および図２に基づいて説明す
る。
【００１４】シフトレバー１は、図示しない自動変速機
の油圧切換え弁を駆動するシフトレバー１が運転者の側
方に上方に突き出している。このシフトレバー１は、レ
バー部２と、このレバー部の上部に運転者の手でつかみ
易くした形状のノブ部３とからなっている。このノブ部
３は掌につかみ易いように凹凸形状の少ない曲面の表面
をもち、手を握ったときにちょうど掌の平部に接触した
ときの感触が良好になるように丸みを帯びた形状になっ
ている。このノブ部３は、硬質の金属あるいは硬質のそ
の他の材料あるいは表面に合成皮革あるいは本皮あるい
は塩化ビニル等の軟質材料のカバーが覆われてできてい
る。
の油圧切換え弁を駆動するシフトレバー１が運転者の側
方に上方に突き出している。このシフトレバー１は、レ
バー部２と、このレバー部の上部に運転者の手でつかみ
易くした形状のノブ部３とからなっている。このノブ部
３は掌につかみ易いように凹凸形状の少ない曲面の表面
をもち、手を握ったときにちょうど掌の平部に接触した
ときの感触が良好になるように丸みを帯びた形状になっ
ている。このノブ部３は、硬質の金属あるいは硬質のそ
の他の材料あるいは表面に合成皮革あるいは本皮あるい
は塩化ビニル等の軟質材料のカバーが覆われてできてい
る。
【００１５】このノブ部３の表面に前面カバー６と後面
カバー７が被覆されてノブ部３にこれら前面カバー６と
後面カバー７がねじ固定される。前面カバー６および後
面カバー７は、硬質プラスチックで形成され、例えば樹
脂成形により成形加工されることにより、製作される。
この前面カバー６および後面カバー７は、あらかじめこ
のプラスチック表面に印刷等により木目模様やカーボン
等による任意のデザインを施すことができる。またさら
にこの任意のデザインの上に塗装することにより例えば
高価な木目シフトレバーに近い外観を作ることができ
る。この塗装の種類に応じて前面カバー６および後面カ
バー７の表面に消費者ニーズに対応する美観あるいはデ
ザインをもつ模様あるいは色彩を施すことができる。さ
らには前面カバー６および後面カバー７の形状を工夫す
ることにより運転者の要望に沿う形状にすることもでき
る。
カバー７が被覆されてノブ部３にこれら前面カバー６と
後面カバー７がねじ固定される。前面カバー６および後
面カバー７は、硬質プラスチックで形成され、例えば樹
脂成形により成形加工されることにより、製作される。
この前面カバー６および後面カバー７は、あらかじめこ
のプラスチック表面に印刷等により木目模様やカーボン
等による任意のデザインを施すことができる。またさら
にこの任意のデザインの上に塗装することにより例えば
高価な木目シフトレバーに近い外観を作ることができ
る。この塗装の種類に応じて前面カバー６および後面カ
バー７の表面に消費者ニーズに対応する美観あるいはデ
ザインをもつ模様あるいは色彩を施すことができる。さ
らには前面カバー６および後面カバー７の形状を工夫す
ることにより運転者の要望に沿う形状にすることもでき
る。
【００１６】この第１実施例によると、樹脂製カバーを
前面カバー６と後面カバー７の二部品に分離し、二部品
を組み合わせねじ止めすることにより、シフトレバー１
の上に所望の外観ならびに形状、模様、色彩あるいはこ
れらの組み合わせからなる意匠をもつ硬質プラスチック
を被覆することができる。これにより、つるつるしたし
かも滑らないまた水分等の染み込まない汗ばみのない操
作のし易い操作レバーにすることができる。
前面カバー６と後面カバー７の二部品に分離し、二部品
を組み合わせねじ止めすることにより、シフトレバー１
の上に所望の外観ならびに形状、模様、色彩あるいはこ
れらの組み合わせからなる意匠をもつ硬質プラスチック
を被覆することができる。これにより、つるつるしたし
かも滑らないまた水分等の染み込まない汗ばみのない操
作のし易い操作レバーにすることができる。
【００１７】前面カバー６と後面カバー７との取り付け
は、例えば図１に示すように前面カバー６の一部にスナ
ップフィット嵌合部１１を形成し、このスナップフィッ
ト嵌合部１１に後面カバー７側のスナップフィット被嵌
合部１２を弾性嵌合することにより容易に嵌込み固定す
ることができる。またさらには、図２に示すように、ス
ナップフィット嵌合部１１またはスナップフィット被嵌
合部１２に接着剤９をあらかじめ塗布し、嵌合すれば嵌
合後に前面カバー６および後面カバー７をシフトレバー
１に確実に固着することができる。
は、例えば図１に示すように前面カバー６の一部にスナ
ップフィット嵌合部１１を形成し、このスナップフィッ
ト嵌合部１１に後面カバー７側のスナップフィット被嵌
合部１２を弾性嵌合することにより容易に嵌込み固定す
ることができる。またさらには、図２に示すように、ス
ナップフィット嵌合部１１またはスナップフィット被嵌
合部１２に接着剤９をあらかじめ塗布し、嵌合すれば嵌
合後に前面カバー６および後面カバー７をシフトレバー
１に確実に固着することができる。
【００１８】（第２実施例）本発明の第２実施例を図３
および図４に示す。図３および図４に示す第２実施例
は、カバーの外れ防止を工夫した樹脂製カバーである。
シフトレバーのノブ部３には、その側面にシフトレバー
操作時にオンするシフトボタン１３と、その下方にオー
バードライブをオンオフするＯＤボタン１４が設けられ
ている。このノブ部３の前面と後面にそれぞれ前面カバ
ー１５と後面カバー２６が取り付けられる。前面カバー
１５と後面カバー２６は、合成樹脂材料からなる成形品
である。
および図４に示す。図３および図４に示す第２実施例
は、カバーの外れ防止を工夫した樹脂製カバーである。
シフトレバーのノブ部３には、その側面にシフトレバー
操作時にオンするシフトボタン１３と、その下方にオー
バードライブをオンオフするＯＤボタン１４が設けられ
ている。このノブ部３の前面と後面にそれぞれ前面カバ
ー１５と後面カバー２６が取り付けられる。前面カバー
１５と後面カバー２６は、合成樹脂材料からなる成形品
である。
【００１９】前面カバー１５は、ノブ部３の前面から後
面にかけて握り部を回り込む形状になっており、この回
り込み部１５ａがノブ部３の後面側に引っ掛かる形状と
なっている。これにより、シフト操作時の前面カバー１
５の外れを防止している。また前面カバー１５の前面か
ら側面に延びる部分には、後面カバー２６と嵌合する鍵
状の嵌合部１５ｂ、１５ｃがレバー軸方向に延びてい
る。これらの嵌合部１５ｂ、１５ｃは、後述する後面カ
バー２６の嵌合部２６ｂ、２６ｃと嵌合する。また前面
カバー１５の内壁面には、この前面カバー１５をノブ部
３の前面に接着する両面テープ１６、１７、または、前
面カバー１５とノブ部３の前面との隙間を埋めるクッシ
ョン材３９、４０が接着されている。さらに両面テープ
あるいはクッション材は１本でも３本以上でも有効であ
る。
面にかけて握り部を回り込む形状になっており、この回
り込み部１５ａがノブ部３の後面側に引っ掛かる形状と
なっている。これにより、シフト操作時の前面カバー１
５の外れを防止している。また前面カバー１５の前面か
ら側面に延びる部分には、後面カバー２６と嵌合する鍵
状の嵌合部１５ｂ、１５ｃがレバー軸方向に延びてい
る。これらの嵌合部１５ｂ、１５ｃは、後述する後面カ
バー２６の嵌合部２６ｂ、２６ｃと嵌合する。また前面
カバー１５の内壁面には、この前面カバー１５をノブ部
３の前面に接着する両面テープ１６、１７、または、前
面カバー１５とノブ部３の前面との隙間を埋めるクッシ
ョン材３９、４０が接着されている。さらに両面テープ
あるいはクッション材は１本でも３本以上でも有効であ
る。
【００２０】後面カバー２６は、ノブ部３の後面を被覆
するもので、前記前面カバー１５の嵌合部１５ｂ、１５
ｃに嵌合する嵌合部２６ｂ、２６ｃを有する。また後面
カバー２６の内壁面にはノブ部３に接着される両面テー
プ１８、１９または後面カバー２６とノブ部３の後面と
の隙間を埋めるクッション材４１、４２が接着されてい
る。これら両面テープあるいはクッション材は１本でも
３本以上でも有効である。
するもので、前記前面カバー１５の嵌合部１５ｂ、１５
ｃに嵌合する嵌合部２６ｂ、２６ｃを有する。また後面
カバー２６の内壁面にはノブ部３に接着される両面テー
プ１８、１９または後面カバー２６とノブ部３の後面と
の隙間を埋めるクッション材４１、４２が接着されてい
る。これら両面テープあるいはクッション材は１本でも
３本以上でも有効である。
【００２１】モール２０は、前面カバー１５と後面カバ
ー２６との嵌合部１５ｂと２６ｂとの間にできる溝なら
びに嵌合部１５ｃと２６ｃとの間にできる溝を埋める部
品で、接着剤により嵌合部１５ｂ、２６ｂと嵌合部１５
ｃ、２６ｃとに嵌められる。モール２０が接着剤により
嵌合部１５ｂ、２６ｂと嵌合部１５ｃ、２６ｃの溝に埋
められると、このモール２０により前面カバー１５と後
面カバー２６との境界部分の接合を良好にし、シフト操
作時の手の引っ掛かりを防止する役割がある。
ー２６との嵌合部１５ｂと２６ｂとの間にできる溝なら
びに嵌合部１５ｃと２６ｃとの間にできる溝を埋める部
品で、接着剤により嵌合部１５ｂ、２６ｂと嵌合部１５
ｃ、２６ｃとに嵌められる。モール２０が接着剤により
嵌合部１５ｂ、２６ｂと嵌合部１５ｃ、２６ｃの溝に埋
められると、このモール２０により前面カバー１５と後
面カバー２６との境界部分の接合を良好にし、シフト操
作時の手の引っ掛かりを防止する役割がある。
【００２２】この第２実施例によると、前面カバー１５
および後面カバー２６の表面に模様、色彩またはこれら
の組み合わせの形態を任意のデザインで施すことができ
る。また前面カバー１５と後面カバー２６との装着が嵌
合部１５ｂ、２６ｂならびに嵌合部１５ｃ、２６ｃによ
り確実になされるため、シフト操作時のカバーの外れが
防止される。またシフトカバーの前面カバー１５と後面
カバー２６との間の境界部がモール２０により接着剤で
接着されているため、シフト操作時の手の引っ掛かりが
防止されるのでシフトカバーの外れが確実に防止され
る。
および後面カバー２６の表面に模様、色彩またはこれら
の組み合わせの形態を任意のデザインで施すことができ
る。また前面カバー１５と後面カバー２６との装着が嵌
合部１５ｂ、２６ｂならびに嵌合部１５ｃ、２６ｃによ
り確実になされるため、シフト操作時のカバーの外れが
防止される。またシフトカバーの前面カバー１５と後面
カバー２６との間の境界部がモール２０により接着剤で
接着されているため、シフト操作時の手の引っ掛かりが
防止されるのでシフトカバーの外れが確実に防止され
る。
【００２３】（第３実施例）本発明の第３実施例を図５
に示す。図５に示す第３実施例は、前面カバーと後面カ
バーの外れ防止を他の方法により図った例である。図５
に示すように、前面カバー２５と後面カバー３６のそれ
ぞれの嵌合部２５ｂと３６ｂとの間ならびに嵌合部２５
ｃと３６ｃとの間には両面テープ３７、３８が設けられ
ている。この両面テープ３７、３８により前面カバー２
５と後面カバー３６とが接着されている。また前面カバ
ー２５と後面カバー３６の嵌合部にはモール３０が埋め
られている。モール３０は、断面がＴ字状で嵌合部２５
ｂ、３６ｂ、２５ｃ、３６ｃの隙間を埋め、前面カバー
２５と後面カバー３６のそれぞれの嵌合部２５ｂ、３６
ｂ、２５ｃ、３６ｃに接着されている。嵌合部の隙間を
埋めることにより、シフト操作時の手の引っ掛かりが防
止されるようになっている。
に示す。図５に示す第３実施例は、前面カバーと後面カ
バーの外れ防止を他の方法により図った例である。図５
に示すように、前面カバー２５と後面カバー３６のそれ
ぞれの嵌合部２５ｂと３６ｂとの間ならびに嵌合部２５
ｃと３６ｃとの間には両面テープ３７、３８が設けられ
ている。この両面テープ３７、３８により前面カバー２
５と後面カバー３６とが接着されている。また前面カバ
ー２５と後面カバー３６の嵌合部にはモール３０が埋め
られている。モール３０は、断面がＴ字状で嵌合部２５
ｂ、３６ｂ、２５ｃ、３６ｃの隙間を埋め、前面カバー
２５と後面カバー３６のそれぞれの嵌合部２５ｂ、３６
ｂ、２５ｃ、３６ｃに接着されている。嵌合部の隙間を
埋めることにより、シフト操作時の手の引っ掛かりが防
止されるようになっている。
【００２４】この第３実施例によっても、前面カバー２
５および後面カバー３６は硬質プラスチックからなりこ
れらの表面に任意のデザインを施すことができる。さら
にはモール３０により隙間が埋められることにより、シ
フト操作時の手の引っ掛かりを防止できるという効果が
ある。また本発明のモールの断面形状は、Ｌ字状でもよ
い。
５および後面カバー３６は硬質プラスチックからなりこ
れらの表面に任意のデザインを施すことができる。さら
にはモール３０により隙間が埋められることにより、シ
フト操作時の手の引っ掛かりを防止できるという効果が
ある。また本発明のモールの断面形状は、Ｌ字状でもよ
い。
【図１】本発明の第１実施例による操作レバー用樹脂製
カバーの部品組立分解斜視図である。
カバーの部品組立分解斜視図である。
【図２】第１実施例の変形例の後面カバーの断面図であ
る。
る。
【図３】本発明の第２実施例による操作レバー用樹脂製
カバーの部品組立分解斜視図である。
カバーの部品組立分解斜視図である。
【図４】図３に示すVI−VI線断面図である。
【図５】本発明の第３実施例を示すもので、図４に対応
する断面図である。
する断面図である。
１ シフトレバー（操作レバー） ２ レバー部 ３ ノブ部 ６ 前面カバー（カバー部材） ７ 後面カバー（カバー部材） １１ スナップフィット嵌合部 １２ スナップフィット被嵌合部 １５ 前面カバー（カバー部材） １６、１７ 両面テープ １８、１９ 両面テープ ２０ モール ２６ 後面カバー（カバー部材） ２５ 前面カバー（カバー部材） ３０ モール ３６ 後面カバー（カバー部材）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大村 浩三 愛知県豊田市トヨタ町１番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (5)
- 【請求項１】 操作レバーのノブ部の表面に被せるカバ
ーであって、 このカバーが複数部品からなる硬質プラスチックのカバ
ー部材からなることを特徴とする操作レバー用樹脂製カ
バー。 - 【請求項２】 前記カバー部材は、表面に所望の模様ま
たは色彩またはこれらの結合からなる形態を備えること
を特徴とする請求項１記載の操作用樹脂製カバー。 - 【請求項３】 前記カバー部材は、その表面に塗装が施
されていることを特徴とする請求項１または２記載の操
作レバー用樹脂製カバー。 - 【請求項４】 自動車用手動変速機または自動変速機の
クラッチまたはブレーキを切換える手動用操作レバーの
ノブ部を被覆するカバーであって、 このカバーが複数部品からなる硬質プラスチックのカバ
ー部材からなることを特徴とする操作レバー用樹脂製カ
バー。 - 【請求項５】 請求項４において、カバー部材の一つ
は、操作レバーの一方面から他方面にまわり込む形状に
なっていることを特徴とする操作レバー用樹脂製カバ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20602595A JP3798830B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 操作レバー用樹脂製カバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20602595A JP3798830B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 操作レバー用樹脂製カバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0954626A true JPH0954626A (ja) | 1997-02-25 |
| JP3798830B2 JP3798830B2 (ja) | 2006-07-19 |
Family
ID=16516656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20602595A Expired - Lifetime JP3798830B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 操作レバー用樹脂製カバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3798830B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100655412B1 (ko) * | 2005-10-10 | 2006-12-08 | 현대자동차주식회사 | 자동 변속기 선택레버의 노브 구조 |
| JP2012141684A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | 作業車両用のレバーグリップ |
| EP3165797A1 (en) * | 2015-11-05 | 2017-05-10 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Shift device |
| JP2017167850A (ja) * | 2016-03-16 | 2017-09-21 | 株式会社ホンダアクセス | カバー部材の取付構造と取付方法 |
| RU208338U1 (ru) * | 2021-02-11 | 2021-12-14 | Андрей Геннадьевич Алексеев | Кожух рукоятки селектора коробки передач |
-
1995
- 1995-08-11 JP JP20602595A patent/JP3798830B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| EP3165797A1 (en) * | 2015-11-05 | 2017-05-10 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Shift device |
| US20170130821A1 (en) * | 2015-11-05 | 2017-05-11 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Shift device |
| US10359109B2 (en) | 2015-11-05 | 2019-07-23 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Shift device |
| JP2017167850A (ja) * | 2016-03-16 | 2017-09-21 | 株式会社ホンダアクセス | カバー部材の取付構造と取付方法 |
| RU208338U1 (ru) * | 2021-02-11 | 2021-12-14 | Андрей Геннадьевич Алексеев | Кожух рукоятки селектора коробки передач |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3798830B2 (ja) | 2006-07-19 |
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