JPH0952582A - 車両のトランクルーム構造 - Google Patents

車両のトランクルーム構造

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JPH0952582A
JPH0952582A JP20636995A JP20636995A JPH0952582A JP H0952582 A JPH0952582 A JP H0952582A JP 20636995 A JP20636995 A JP 20636995A JP 20636995 A JP20636995 A JP 20636995A JP H0952582 A JPH0952582 A JP H0952582A
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JP
Japan
Prior art keywords
spare tire
trunk room
partition panel
reinforcement member
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP20636995A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeteru Ide
薫輝 井手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スペアタイヤの前方に対応するパーティショ
ンパネル部分の強度の向上を図り得て、スペアタイヤが
前方へ不測に移動されてパーティションパネルに当接し
たとしてもパーティションパネルの変形を防止でき、し
かもトランクルーム内の空間を有効利用できてスペアタ
イヤ収納領域を充分に確保することができるような構成
の車両のトランクルーム構造を提供する。 【解決手段】 車両の後部に設けられるトランクルーム
5とキャビン10との間を仕切るパーティションパネル
11の一部分であって、かつ、トランクルーム5内に収
納されるスペアタイヤ12に対向する箇所に、屈曲パネ
ルから成るリーンフォースメント部材15を取付けるこ
とにより、パーティションパネル11とリーンフォース
メント部材15とで閉断面形状部19を形成してこの閉
断面形状部19をスペアタイヤ12の前方側の近傍箇所
に配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のトランクル
ーム構造に関し、さらに詳しくは、スペアタイヤを内部
に収納するようにした形式のトランクルーム構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】車体後部に配設されたトランクルーム内
にスペアタイヤを収納しておき、装着タイヤの破損時に
このスペアタイヤを使用するようにした型式の四輪自動
車が知られている。この種の四輪自動車にあっては、ト
ランクルームとキャビンとの間はパーティションパネル
にて仕切られており、トランクルームの底面を構成する
リヤフロアパネル上にスペアタイヤを設置した状態で蝶
ねじ等の適宜な保持手段にてこのスペアタイヤをトラン
クルームの所定箇所に保持するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来のトランクルーム構造では、トランクルーム内
に収納されたスペアタイヤに前方に向かう方向の過大な
力が不測に加わった場合に、スペアタイヤが保持手段に
よる保持力に抗して前方側に向けて移動してしまうおそ
れがある。そして、このようにスペアタイヤが前方に移
動してしまうと、これに伴ってスペアタイヤがパーティ
ションパネルに当接してこれを押圧するため、パーティ
ションパネルが変形してしまうおそれがある。
【0004】本発明は、このような実状に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、スペアタイヤの前方に対
応するパーティションパネル部分の強度の向上を図り得
て、スペアタイヤが前方へ不測に移動されてパーティシ
ョンパネルに当接したとしてもパーティションパネルの
変形を防止でき、しかもトランクルーム内の空間を有効
利用できてスペアタイヤ収納領域を充分に確保すること
ができるような構成の車両のトランクルーム構造を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、車両の後部に設けられるトランクル
ームとキャビンとの間を仕切るパーティションパネルの
一部分であって、かつ、前記トランクルーム内に収納さ
れるスペアタイヤに対向する箇所に、屈曲パネルから成
るリーンフォースメント部材を取付けることにより、前
記パーティションパネルとリーンフォースメント部材と
で閉断面形状部を形成してこの閉断面形状部を前記スペ
アタイヤの前方側の近傍箇所に配設するようにしてい
る。
【0006】また、本発明では、前記閉断面形状部を構
成するリーンフォースメント部材に、前記スペアタイヤ
の外周面の一部分に対応する形状の凹部を形成し、前記
凹部内に前記スペアタイヤの外周面の一部分を収容した
状態で前記スペアタイヤを前記トランクルーム内に収納
配置するようにしている。
【0007】
【作用】スペアタイヤに対応するパーティションパネル
箇所にリーンフォースメント部材を取付けてこれらにて
閉断面形状部を構成することによって、パーティション
パネルの強度(剛性)の向上が図られる。従って、スペ
アタイヤが不測に前方に移動されてもパーティションパ
ネルの高強度の閉断面形状部にて受け止められるため、
パーティションパネルの変形が防止される。また、スペ
アタイヤに対応するパーティションパネルの閉断面形状
部分に設けられた凹部内にスペアタイヤの一部を収容す
るようにしたことにより、トランクルーム内におけるス
ペアタイヤの収納スペースが充分に確保される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図1〜図4を参照して説明する。
【0009】図1は本発明に係るトランクルーム構造を
備えた四輪自動車1を示すものであって、本例の四輪自
動車1は左右一対の着脱可能なハッチルーフ2,3を有
するTバールーフ型の自動車(Tバールーフ車)であ
る。
【0010】上述の四輪自動車1の後部には、図2に示
すように、跳ね上げ式のトランクリッド4にて開閉され
るトランクルーム5が設けられている。このトランクル
ーム5は、車体フロアの後部部分であるリヤフロアパネ
ル6と、リヤフロアパネル6の左右両側部にそれぞれ配
設された左右一対のサイドパネル7と、リヤフロアパネ
ル6の後部に配設されたリヤパネル8とにより画成され
ており、四輪自動車1のキャビン10とトランクルーム
5との間はパーティションパネル11にて仕切られてい
る。そして、本例のトランクルーム5内にはスペアタイ
ヤ12が収納されて固定保持されるように構成されてい
る。
【0011】すなわち、前記リヤフロアパネル6には、
スペアタイヤ12に対応する形状の収容用凹部から成る
タイヤハウス部13が屈曲成形されており、図2及び図
3に示すようにこのタイヤハウス部13内にスペアタイ
ヤ12が収容配置された状態の下でこのスペアタイヤ1
2が蝶ねじ等(図示せず)にてリヤフロアパネル6上に
固定保持されるようになっている。
【0012】また本例においては、図2及び図3に示す
ように、パーティションパネル11のトランクルーム5
側の内面11aであって、かつ、タイヤハウス部13内
に保持されるスペアタイヤ12の前方に対応する箇所
に、リーンフォースメント部材15が取付けられてい
る。このリーンフォースメント部材15は、一枚の帯状
の金属パネル材を屈曲成形して成る一体成形部品であっ
て、図4に明示するように、矩形の周縁に沿って延びる
平板状の外枠部16と、この外枠部16によって取り囲
まれた部分において一方側に凸状に屈曲された突設部1
7とから構成されている。さらに、上述の突設部17の
所定箇所(例えば、左右方向の一端側の下部側の箇所)
には、突設部17の突出方向とは逆の方向に向けて窪ん
だ凹部18が形成されている。なお、この凹部18の形
状は、スペアタイヤ12の外周面の一部分に対応する形
状に成形されている。
【0013】上述のリーンフォースメント部材15はタ
イヤハウス部13の前方位置に配置され、その外枠部1
6がパーティションパネル11の内面11aに当てがわ
れてスポット溶接等にて結合されている。かくして、パ
ーティションパネル11の一部とリーンフォースメント
部材15とにより強度向上のための閉断面形状部19が
構成されると共に、この閉断面形状部19がスペアタイ
ヤ収納箇所の前方側の近傍に配置されるようになってい
る(図3参照)。また、このようにしてリーンフォース
メント部材15がパーティションパネル11に取付けら
れた状態の下では、リーンフォースメント部材15の凹
部18は、スペアタイヤ12の収納位置の前方箇所に配
置され、スペアタイヤ12がタイヤハウス部13内に収
容保持された状態の下では、スペアタイヤ12の外周部
が前記凹部18の面から僅かに離れた近傍位置でこの凹
部18内に収容されるように構成されている(図3及び
図4参照)。
【0014】このような構成のトランクルーム構造によ
れば、リーンフォースメント部材15をパーティション
パネル11に取付けて閉断面形状部19を構成するよう
にしているので、この閉断面形状部19の存在によりパ
ーティションパネル11の強度、特にスペアタイヤ12
に対応するパーティションパネル11の部分の強度を大
幅に向上させることができる。従って、トランクルーム
5のタイヤハウス部13内に収容保持したスペアタイヤ
12に過大な力が作用するのに伴ってスペアタイヤ12
が前方に向けて不測に移動された場合でも、このスペア
タイヤ12の前方への移動を高強度の閉断面形状部19
にて受け止めることができ、パーティションパネル11
の変形を抑えることができる。
【0015】しかも、本例によれば、閉断面形状部19
の一部分にスペアタイヤ12の一部を収容するための凹
部18を設けてその内部にスペアタイヤ12の一部分を
収容した状態でスペアタイヤ12をトランクルーム5内
に収納するようにしたので、トランクルーム5内のスペ
ースを有効に利用することができ、限られたトランクル
ーム5のスペース内にスペアタイヤ収納用領域を充分に
確保することが可能となる。
【0016】以上、本発明の一実施例につき述べたが、
本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能であ
る。例えば、リーンフォースメント部材15の形状は図
4に示す如き形状に限定されることなく、パーティショ
ンパネル11とにより閉断面形状部を構成するような形
状であればどのような形状であっても良い。また、パー
ティションパネル11へのリーンフォースメント部材1
5の取付けは、スポット溶接に限らずボルト締め等の手
段にて行うようにしても良い。さらに、リーンフォース
メント部材15における凹部18の形成位置及び形状は
必要に応じて適宜に変更可能である。
【0017】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、車両の後部に設
けられるトランクルームとキャビンとの間を仕切るパー
ティションパネルにリーンフォースメント部材を取付け
ることにより、パーティションパネルとリーンフォース
メント部材とで閉断面形状部を形成してこの閉断面形状
部をスペアタイヤの前方側の近傍箇所に配設するように
したものであるから、閉断面形状部の存在にてパーティ
ションパネルの強度、特にスペアタイヤの前方に対応す
るパーティションパネル部分の強度を大幅に向上させる
ことができる。そのため、トランクルーム内の所定箇所
に収納保持されているスペアタイヤに過大な力が不測に
加わってこのスペアタイヤが前方へ移動されてしまう事
態を生じても、このスペアタイヤの前方への移動は前記
閉断面形状部において受け止められることなり、パーテ
ィションパネルに変形が発生するのを防止することがで
きる。
【0018】また、本発明によれば、閉断面形状部を構
成するリーンフォースメント部材に凹部を形成してこの
凹部内にスペアタイヤの外周面の一部分を収容するよう
にしたことにより、限られたトランクルーム内のスペー
スを有効利用することができてスペアタイヤ収納用領域
を充分に確保することが可能であり、スペアタイヤの収
納に支障を来すような不具合を生じるのを回避すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトランクルーム構造を備えた四輪
自動車(Tバールーフ車)の分解斜視図である。
【図2】上述の四輪自動車の後部に設けられたトランク
ルームを示す斜視図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】パーティションパネルに取り付けられたリーン
フォースメント部材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 四輪自動車(Tバールーフ車) 4 トランクリッド 5 トランクルーム 10 キャビン 11 パーティションパネル 12 スペアタイヤ 13 タイヤハウス部 15 リーンフォースメント部材 16 外枠部 17 突設部 18 凹部 19 閉断面形状部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の後部に設けられるトランクルーム
    とキャビンとの間を仕切るパーティションパネルの一部
    分であって、かつ、前記トランクルーム内に収納される
    スペアタイヤに対向する箇所に、屈曲パネルから成るリ
    ーンフォースメント部材を取付けることにより、前記パ
    ーティションパネルとリーンフォースメント部材とで閉
    断面形状部を形成してこの閉断面形状部を前記スペアタ
    イヤの前方側の近傍箇所に配設するようにしたことを特
    徴とする車両のトランクルーム構造。
  2. 【請求項2】 前記閉断面形状部を構成するリーンフォ
    ースメント部材に、前記スペアタイヤの外周面の一部分
    に対応する形状の凹部を形成し、前記凹部内に前記スペ
    アタイヤの外周面の一部分を収容した状態で前記スペア
    タイヤを前記トランクルーム内に収納配置するようにし
    たことを特徴とする請求項1に記載の車両のトランクル
    ーム構造。
JP20636995A 1995-08-14 1995-08-14 車両のトランクルーム構造 Pending JPH0952582A (ja)

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JP20636995A JPH0952582A (ja) 1995-08-14 1995-08-14 車両のトランクルーム構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6226588B1 (en) 1998-10-16 2001-05-01 Denso Corporation Informing apparatus for cruise control system
JP2017503299A (ja) * 2014-12-14 2017-01-26 ヴィア アライアンス セミコンダクター カンパニー リミテッド モードに応じてセットの1つ又は複数を選択的に選択するように動的に構成可能であるマルチモード・セット・アソシエイティブ・キャッシュ・メモリ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6226588B1 (en) 1998-10-16 2001-05-01 Denso Corporation Informing apparatus for cruise control system
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