JPH0951412A - ファクシミリ装置及びその制御方法 - Google Patents

ファクシミリ装置及びその制御方法

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JPH0951412A
JPH0951412A JP7221165A JP22116595A JPH0951412A JP H0951412 A JPH0951412 A JP H0951412A JP 7221165 A JP7221165 A JP 7221165A JP 22116595 A JP22116595 A JP 22116595A JP H0951412 A JPH0951412 A JP H0951412A
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JP7221165A
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Koichiro Otsuka
広一郎 大塚
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像メモリに空きが無い場合であっても画像
データを受信および格納できるファクシミリ装置および
ファクシミリ制御方法を提供する。 【解決手段】 外部ファクシミリ装置からの着呼があっ
た場合に記録紙が無く(ステップS201)、且つ画像
メモリに空きがなかったときは(ステップS203)、
既に画像メモリに格納されている画像データの解像度が
落とされ、空メモリが作られる(ステップS204)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信側のファクシ
ミリ装置等から受信された画像データを一旦画像メモリ
に蓄積し、該蓄積された画像データを記録紙に出力する
ファクシミリ装置及びその制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、送信側(以下「発呼側」とも
いう)のファクシミリ装置等から受信された画像データ
を出力する上で、受信された画像データを一旦蓄積する
ための画像メモリ等を備えたファクシミリ装置が知られ
ている。
【0003】このファクシミリ装置では、発呼側のファ
クシミリ装置等から、着呼があり、次にこの着呼に続い
て画像データが受信される。受信された画像データは、
記録紙が有る場合には画像メモリを介さず受信と同時に
直接記録紙に出力され、一方、記録紙が無い場合には一
旦画像メモリに蓄積されて、記録紙が補充されてから上
記画像メモリに蓄積された画像データが出力されるよう
に構成されている。
【0004】また、記録紙が有る場合でも、受信された
画像データが強制的に画像メモリに蓄積されて(いわゆ
る強制代行受信)、後で適当な時に出力されるように構
成されたものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のファクシミリ装置では、画像メモリの画像データの
蓄積量が大きくなり、空き容量が全く無い状態または画
像1ページ分を十分に受信できるのに必要な規定量に満
たない状態(以下「メモリフル」という)となると、上
記画像メモリによる画像データの蓄積はできなくなる。
その場合に記録紙も無かったときは、記録紙への受信と
同時の出力もできなくなる。また、ファクシミリ装置は
無人で受信が行われることが多く、操作者による対処は
常には期待できない。
【0006】従って、記録紙が無く、且つ画像メモリが
メモリフルである場合には、画像データの受信が全くで
きなくなってしまうという問題があった。
【0007】一方、上記強制代行受信を行っている場合
にメモリフルになったときは、記録紙の有無にかかわら
ず、直ちに画像データの受信ができなくなってしまうと
いう問題があった。
【0008】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、画像メモリに空
きが無い場合であっても画像データを受信及び格納でき
るファクシミリ装置およびファクシミリ制御方法を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、送信側装置から受信した画像データを蓄積
する画像メモリと、該画像メモリの残容量を検出する残
容量検出手段と、前記画像メモリの残容量が所定値以下
である場合に画像データの受信を行うときは前記画像メ
モリにすでに蓄積された画像データを縮減するデータ縮
減手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のファ
クシミリ装置を提供する。
【0010】本発明はさらに、上記請求項1の構成に、
前記画像メモリに蓄積された画像データを記録紙に出力
する出力手段と、該出力手段に前記記録紙が有るか否か
を検出する記録紙有無検出手段とを加え、前記データ縮
減手段は、前記出力手段に前記記録紙が無く且つ前記画
像メモリの残容量が所定値以下である場合に画像データ
の受信を行うときは前記画像メモリに蓄積された画像デ
ータを縮減することを特徴とする請求項2記載のファク
シミリ装置を提供する。
【0011】本発明はさらに、上記請求項1または2の
構成の内、データ縮減手段に、前記画像メモリに蓄積さ
れた画像データに係る画像解像度を低減する低減手段お
よび前記蓄積された画像データに係る画像サイズを縮小
する縮小手段の少なくとも一方を加えたことを特徴とす
る請求項3記載のファクシミリ装置を提供する。
【0012】本発明はさらに、上記請求項3の低減手段
は、前記蓄積された画像データに係る画像の内、最も画
像解像度の高い画像から順に画像解像度を低減すること
を特徴とする請求項4記載のファクシミリ装置を提供す
る。
【0013】本発明はさらに、上記請求項3の低減手段
は、前記蓄積された画像データに係る画像の内、受信時
期が最も古い画像から順に画像解像度を低減させること
を特徴とする請求項5記載のファクシミリ装置を提供す
る。
【0014】本発明はさらに、上記請求項3の縮小手段
は、前記蓄積された画像データに係る画像の内、最も大
きなサイズの画像から順に画像サイズを縮小することを
特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置を提供す
る。
【0015】本発明はさらに、上記請求項3の縮小手段
は、前記蓄積された画像データに係る画像の内、受信時
期が最も古い画像から順に画像サイズを縮小することを
特徴とする請求項7記載のファクシミリ装置を提供す
る。
【0016】本発明はさらに、上記請求項1〜7のいず
れか1項の構成に、前記データ縮減手段による前記縮減
の実行中に、前記送信側装置からの受信処理を遅延させ
る遅延手段を加えたことを特徴とする請求項8記載のフ
ァクシミリ装置を提供する。
【0017】本発明はさらに、上記請求項8の遅延手段
は、ITU−T勧告T.30で定義される伝送フェーズ
Bにて、ITU−T勧告T.30で定義されるDCS信
号、トレーニング指示信号およびTCF信号の少なくと
も一つを所定回数無視することを特徴とする請求項9記
載のファクシミリ装置を提供する。
【0018】本発明はさらに、上記請求項8の遅延手段
は、前記伝送フェーズBにて、ITU−T勧告T.30
で定義されるFTT信号を前記送信側装置に送信するこ
とを特徴とする請求項10記載のファクシミリ装置を提
供する。
【0019】本発明はさらに、上記請求項8の遅延手段
は、前記伝送フェーズBにて、ITU−T勧告T.30
で定義されるDCS信号、トレーニング指示信号および
TCF信号の少なくとも一つを所定回数無視した後、I
TU−T勧告T.30で定義されるFTT信号を前記送
信側装置に送信することを特徴とする請求項11記載の
ファクシミリ装置を提供する。
【0020】本発明はさらに、上記請求項9または11
の所定回数は、2回以内であることを特徴とする請求項
12記載のファクシミリ装置を提供する。
【0021】本発明はさらに、上記請求項8の遅延手段
は、ITU−T勧告T.30で定義されるEOM信号お
よびMPS信号のいずれか一方を受信した場合にITU
−T勧告T.30で定義されるRTP信号を前記送信側
装置に送信することを特徴とする請求項13記載のファ
クシミリ装置を提供する。
【0022】本発明はさらに、上記請求項1〜13の前
記データ縮減手段は、前記送信側装置から発呼があった
ときに前記縮減を行うことを特徴とする請求項14記載
のファクシミリ装置を提供する。
【0023】本発明はさらに、送信側装置から受信した
画像データを蓄積する画像メモリと、該画像メモリの残
容量を検出する残容量検出手段と、前記画像メモリの残
容量が所定値以下である場合に画像データを受信すると
きは前記送信側装置から送信される画像データの容量を
前記送信側装置に縮減させるデータ縮減手段とを備えた
ことを特徴とする請求項15記載のファクシミリ装置を
提供する。
【0024】本発明はさらに、上記請求項15の構成
に、前記画像メモリに蓄積された画像データを記録紙に
出力する出力手段と、該出力手段に前記記録紙が有るか
否かを検出する記録紙有無検出手段とを加え、前記デー
タ縮減手段は、前記出力手段に前記記録紙が無く且つ前
記画像メモリの残容量が所定値以下である場合に画像デ
ータの受信を行うときは前記送信される画像データの容
量を前記送信側装置に縮減させることを特徴とする請求
項16記載のファクシミリ装置を提供する。
【0025】本発明はさらに、上記請求項15または1
6の構成に、前記送信側装置により縮減されて送信され
た画像データを、前記画像メモリに蓄積する前にさらに
縮減するデータ再縮減手段を加えたことを特徴とする請
求項17記載のファクシミリ装置を提供する。
【0026】本発明はさらに、上記請求項15〜17の
構成のうち前記データ縮減手段は、当該ファクシミリ装
置が低解像度の受信能力しかないことを前記送信側装置
に通知する解像度通知手段および当該ファクシミリ装置
が最小の記録幅能力しかないことを前記送信側装置に通
知する記録幅通知手段の少なくとも一方を備えたことを
特徴とする請求項18記載のファクシミリ装置を提供す
る。
【0027】本発明はさらに、上記請求項18の前記解
像度通知手段及び前記記録幅通知手段は、ITU−T勧
告T.30で定義されるDIS信号で宣言することによ
り前記通知を行うことを特徴とする請求項19記載のフ
ァクシミリ装置を提供する。
【0028】本発明はさらに、上記請求項15〜19の
いずれか1項の前記データ縮減手段は、前記送信側装置
から発呼があったときに前記縮減を行うことを特徴とす
る請求項20記載のファクシミリ装置を提供する。
【0029】本発明はさらに、送信側装置から受信した
画像データを蓄積する画像メモリを有するファクシミリ
装置の制御方法において、前記画像メモリの残容量が所
定値以下である場合に前記送信側装置から画像データを
受信するときは前記画像メモリにすでに蓄積された画像
データを縮減することを特徴とする請求項21記載のフ
ァクシミリ装置の制御方法を提供する。
【0030】本発明はさらに、送信側装置から受信した
画像データを蓄積する画像メモリを有するファクシミリ
装置の制御方法において、前記画像メモリの残容量が所
定値以下である場合に前記送信側装置から画像データを
受信するときは前記送信される画像データの容量を前記
送信側装置に縮減させることを特徴とする請求項22記
載のファクシミリ装置の制御方法を提供する。
【0031】本発明はさらに、送信側装置から受信した
画像データを蓄積する画像メモリと、該画像メモリの残
容量を検出する残容量検出手段と、前記画像メモリの残
容量が所定値以下である場合に画像データを受信すると
きは受信した画像データの容量を縮減するデータ縮減手
段とを備えたことを特徴とする請求項23記載のファク
シミリ装置を提供する。
【0032】本発明はさらに、送信側装置から受信した
画像データを蓄積する画像メモリを有するファクシミリ
装置の制御方法において、前記画像メモリの残容量が所
定値以下である場合に前記送信側装置から画像データを
受信するときは受信した画像データの容量を縮減するこ
とを特徴とする請求項24記載のファクシミリ装置の制
御方法を提供する。
【0033】ここで、請求項9および11における「無
視」とは、信号を受け付けないことのほか、信号を受け
付けてもその命令に従わないことを意味する。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0035】以下に、本発明に係る実施の第1の形態を
図1〜図3を用いて説明する。
【0036】図1は、本実施の形態に係るファクシミリ
装置の全体構成を示すブロック図である。
【0037】同図中、1はCPU(中央制御部)であ
り、CPU1にはROM(読み出し専用メモリ)2、S
RAM(スタテックランダムアクセスメモリ)3、変復
調部(MODEM)4、パネル制御ゲートアレイ(OP
−CNT)6、読み取り制御ゲートアレイ(R−CN
T)10、記録制御ゲートアレイ(W−CNT)11、
および画像メモリ(DRAM)13が接続されている。
【0038】ROM2には制御プログラムが格納され、
CPU1は、この制御プログラムの内容に従ってファク
シミリ装置全体を制御する。SRAM3には操作者によ
り設定される内容が登録されており、CPU1による装
置全体の制御に際し、この登録内容も参照される。
【0039】読み取り制御ゲートアレイ10に接続され
たコンタクトセンサ9により、原稿が読み取られると、
読み取られた原稿データは、読み取り制御ゲートアレイ
10を通じて符号化され、ダイナミックラム等で構成さ
れた画像メモリ13に画像データとして格納される。格
納された画像データは、記録制御ゲートアレイ11によ
って復号化され、記録制御ゲートアレイ11に接続され
たレーザプリンタ(LBP)12によって、図示しない
記録紙に印字出力される。または、格納された画像デー
タは、変復調部4によってPM−AM変調された後、変
復調部4に接続されたNCU(網制御装置)5を通じて
回線に送出される。
【0040】一方、外部ファクシミリ装置等から受信さ
れた画像データは、NCU5を通じて変復調部4に入力
された後、復調され、復号化されて画像データの誤りが
検査される。そして、画像データが正しければ符号化さ
れて画像メモリ13に格納される。格納された画像デー
タは、記録制御ゲートアレイ11によって復号化され、
レーザプリンタ12によって記録紙に印字出力される。
【0041】また、操作者は、キー(KEY)8を押下
することにより、パネル制御ゲートアレイ6を通じて各
種の指示/設定を行うことができ、その内容は、SRA
M3に格納され記憶保持される。また、その内容はパネ
ル制御ゲートアレイ6に接続された表示部(LCD)7
に表示され、操作者は確認することができる。この他に
もCPU1は、パネル制御ゲートアレイ6を通じてキー
8による入力データを検出し、表示部7に必要なデータ
を表示させる。
【0042】図2は、本実施の形態に係るファクシミリ
装置における、画像データ受信処理のフローチャートで
ある。本処理は、外部ファクシミリ装置からの着呼があ
る度に実行される。
【0043】まず、記録紙がレーザプリンタ12の図示
しない給紙部に有るか否かがCPU1により判別され
(ステップS201)、記録紙が有る場合には、画像デ
ータが受信され、受信された画像データは画像メモリに
格納されることなく、レーザプリンタ12により直接記
録紙に印字出力されて(ステップS202)、ステップ
S206へ進む。
【0044】一方、前記ステップS201で、記録紙が
無い場合には、画像メモリ13がメモリフルであるか否
かがCPU1により判別され(ステップS203)、メ
モリフルでない場合には、画像データが受信され、受信
された画像データは、そのまま画像メモリ13に格納さ
れて(ステップS205)、ステップS206へ進む。
一方、前記ステップS203で、画像メモリ13がメモ
リフルである場合には、後述する方法により画像メモリ
内の画像データの解像度が落とされて空メモリが作られ
(ステップS204)、ステップS205へ進む。
【0045】ステップS206では、ITU−T勧告
T.30で定義されるEOP信号が受信されたか否かが
判別され、EOP信号が受信されていない場合は前記ス
テップS201へ戻る一方、EOP信号が受信されてい
る場合は本処理を終了する。
【0046】ここで、図3を用いて、前記ステップS2
04で実行される画像メモリ内の空メモリ作成処理方法
を説明する。
【0047】同図では、Aから順にDまで、画素数また
は走査線密度を低下させることにより画像解像度が落と
されていく様子が示されている。
【0048】同図によれば、A〜DではサイズがA4サ
イズであり、主走査方向の画素数は、Aでは3456画
素、B,C,Dでは1728画素である。また、主走査
方向の走査線長は、A,B,C,D全て215mmであ
る。副走査方向の走査線密度は、A,Bでは15.4ラ
イン/mmであり、Cでは7.7ライン/mm、Dでは
3.85ライン/mmである。
【0049】ITU−T勧告T.30に従って、段階的
に画像解像度を落とすことを考える。例えば画像データ
の要素がAに示すものであれば、画素数を3456画素
から1728画素に低下させることにより画像解像度を
落とす。また、画像データの要素がBに示すものであれ
ば、副走査方向の走査線密度を15.4ライン/mmか
ら7.7ライン/mmに低下させることにより、画像解
像度を落とす。同様に、画像データの要素がCに示すも
のであれば、副走査方向の走査線密度を7.7ライン/
mmから3.85ライン/mmに低下させることによ
り、画像解像度を落とす。
【0050】このように画像解像度を段階的に落とすこ
とにより、効率よく画像メモリ13の空メモリを作るこ
とができる。
【0051】図2、図3の処理により、外部ファクシミ
リ装置からの着呼があったときには、画像メモリ13の
空きを容易に確保できるので、レーザプリンタ12に記
録紙が無く、且つ画像メモリ13に空きがない場合であ
っても、画像データを受信および格納できる。
【0052】(実施の第2の形態)以下に、本発明に係
る実施の第2の形態を図4を用いて説明する。本実施の
形態に係るファクシミリ装置の構成、および空メモリ作
成処理は実施の第1の形態と同一であるので、図1、3
を流用して説明する。
【0053】図4は、本実施の第2の形態に係るファク
シミリ装置における画像データ受信処理のフローチャー
トである。
【0054】同図中、ステップS401,S402,S
403は、図2のステップS201,S202,S20
3と同様であり、また、図4中、ステップS405〜S
407は図2のステップS204〜S206と同様であ
るので、その説明を省略する。図4の処理では、図2の
ステップS203とステップS204との間にステップ
S404の処理を追加した点のみが図2の処理と異な
る。
【0055】図4のステップS404では、記録紙が無
く、且つ画像メモリ13がメモリフルである場合に、C
PU1が画像メモリ13に格納された画像データの中か
ら最も解像度の高い画像データを選択し、もし、選択さ
れた画像データの内、同一の高解像度の画像データが複
数あるときは、さらにその中から最も受信時期が古い画
像データを選択する。そして、ステップS405以下の
処理を行う。
【0056】本処理により、画像メモリ13の空メモリ
を作成する上で、解像度の高い順に解像度が低下される
ので、より効率よく空メモリを作成することができる。
【0057】また、受信時期の古い順に解像度低下処理
が行われるので、最新の画像データに与える影響を最小
限に抑えつつ、空メモリを作成できる。
【0058】(実施の第3の形態)以下に、本発明に係
る実施の第3の形態を図5を用いて説明する。本実施の
形態に係るファクシミリ装置の構成は実施の第1の形態
と同一であるので、図1を流用して説明する。
【0059】図5は、本実施の第3の形態に係るファク
シミリ装置における、画像データ受信処理のフローチャ
ートである。
【0060】同図中、ステップS501,S502,S
503は、図2のステップS201,S202,S20
3と同様であり、また、図5中、ステップS505,S
506は図2のステップS205,S206と同様であ
るので、その説明を省略する。
【0061】図5中、ステップS504では、画像メモ
リ13に格納された画像データに係るサイズを縮小す
る。具体的には、画像1ページを本ファクシミリ装置で
記録可能な最小記録紙サイズに縮小することにより、空
メモリを作り、ステップS505以下の処理を行う。な
お、縮小するサイズは必ずしも最小の記録紙サイズに限
るものでなく、元の画像1ページより小さいサイズであ
ればよい。
【0062】本処理によっても、実施の第1の形態と同
様の効果を得ることができる。
【0063】(実施の第4の形態)以下に、本発明に係
る実施の第4の形態を図6を用いて説明する。本実施の
形態に係るファクシミリ装置の構成は、実施の第1の形
態と同一であるので、図1を流用して説明する。
【0064】図6は、本実施の第4の形態に係るファク
シミリ装置における画像データ受信処理のフローチャー
トである。
【0065】同図中、ステップS601,S602,S
603は、図2のステップS201,S202,S20
3と同様であり、また、図6中、ステップS406,S
407は図2のステップS205,S206と同様であ
るので、その説明を省略する。
【0066】図6中、ステップS604では、画像メモ
リ13に格納された画像データの中から、最も大きい画
像サイズに係る画像データをCPU1が選択し、もしそ
れが複数ある場合は、さらにその中から最も受信時期が
古い画像データを選択して、ステップS605へ進む。
ステップS605で図5のステップS504と同様の処
理を行い、ステップS606以下の処理を行う。
【0067】本処理により、実施の第2の形態と同様の
効果を得ることができる。
【0068】(実施の第5の形態)以下に、本発明に係
る実施の第5の形態を図7を用いて説明する。本実施の
形態に係るファクシミリ装置の構成および空メモリ作成
処理は実施の第1の形態と同一であるので、図1、3を
流用して説明する。
【0069】図7は、本実施の第2形態に係るファクシ
ミリ装置における画像データ受信処理のフローチャート
である。
【0070】同図中、ステップS701,S702,S
703は、図2のステップS201,S202,S20
3と同様であり、また、図7中、ステップS705,S
706は図2のステップS205,S206と同様であ
るので、その説明を省略する。
【0071】図7中、ステップS704では、画像メモ
リ13に格納された画像データの中で最も解像の高い画
像データについて、画像1ページの解像度をCPU1が
低下させて、空メモリを作る一方、ITU−T勧告T.
30で定義されるDIS信号を発呼側の外部ファクシミ
リ装置へNCU5により送出し、ビット番号の設定を知
らせることにより、低解像度の受信能力しかないことを
宣言する。
【0072】ここで、DIS信号において、ビット番号
15,41,43は、それぞれ解像度の「ファイン」、
「スーパーファイン」、「ウルトラファイン」に対応
し、「ウルトラファイン」が最も高解像度であることを
示す。DIS信号で画像解像度を宣言するに際し、上記
ビット番号の設定は「0」で無効、「1」で有効となる
ので、該当するビット番号を「1」に設定することによ
り、そのビットに係る解像度を発呼側の外部ファクシミ
リ装置に知らせることができる。
【0073】続いてステップS705以下の処理を行
う。
【0074】本処理により、外部ファクシミリ装置から
の着呼があったときには、外部ファクシミリ装置から画
像データが送信される段階で該画像データの解像度が本
ファクシミリ装置の受信能力の範囲内の解像度に制限さ
れるので、送信される画像データの容量が適当に縮減さ
れる。その結果、レーザプリンタ12に記録紙が無く、
且つ画像メモリ13に空きが無い場合であっても、画像
データの受信および格納がより確実にできるようにな
る。
【0075】(実施の第6の形態)以下に、本発明に係
る実施の第6の形態を図8を用いて説明する。本実施の
形態に係るファクシミリ装置の構成は実施の第1の形態
と同一であるので、図1を流用して説明する。
【0076】図8は、本実施の第6形態に係るファクシ
ミリ装置における画像データ受信処理のフローチャート
である。
【0077】同図中、ステップS801,S802,S
803は、図2のステップS201,S202,S20
3と同様であり、また、図8中、ステップS805,S
806は図2のステップS205,S206と同様であ
るので、その説明を省略する。
【0078】図8中、ステップS804では、画像メモ
リ13に格納された画像データの中で、最小の画像サイ
ズに係る画像データについて、画像1ページを本ファク
シミリ装置で記録可能な最小の記録紙サイズにCPU1
が縮小することにより、空メモリを作る一方、DIS信
号をNCU5により発呼側の外部ファクシミリ装置に送
出し、本ファクシミリ装置が最小の記録幅能力しかない
ことを宣言する。続いてステップS805以下の処理を
行う。
【0079】本処理により、外部ファクシミリ装置によ
る画像データの送信段階で、該画像データに係る記録幅
が本ファクシミリで記録可能な記録幅に制限されるの
で、送信される画像データの容量が適当に縮減される。
その結果、実施の第5の形態と同様の効果を得ることが
できる。
【0080】(実施の第7の形態)以下に、本発明に係
る実施の第7の形態を図9を用いて説明する。本実施の
形態に係るファクシミリ装置の構成および空メモリ作成
処理は実施の第1の形態と同一であるので、図1、3を
流用して説明する。
【0081】図9は、本実施の形態に係るファクシミリ
装置における、画像データ受信処理のフローチャートで
ある。本処理は、外部ファクシミリ装置からの着呼があ
る度に実行される。
【0082】まず、記録紙がレーザプリンタ12の図示
しない給紙部に有るか否かがCPU1により判別され
(ステップS901)、記録紙が有る場合には、画像デ
ータが受信され、受信された画像データは画像メモリ1
3に格納されることなく、レーザプリンタ12により直
接記録紙に印字出力されて(ステップS902)、ステ
ップS907へ進む。
【0083】一方、前記ステップS901で、記録紙が
無い場合には、画像メモリ13がメモリフルであるか否
かがCPU1により判別され(ステップS903)、メ
モリフルでない場合には、画像データがそのまま受信さ
れると共にそのまま画像メモリに格納され(ステップS
906)、EOP信号が受信されたか否かが判別される
(ステップS907)。
【0084】一方、前記ステップS903で、画像メモ
リ13がメモリフルである場合には、ステップS904
へ進み、前述した図7のステップS704と同様の処理
を行うことにより画像データの解像度が受信前の段階で
低減され、続くステップS905で、後述する方法によ
り、解像度が低減された状態で画像データが受信される
と共に、上記受信された画像データの解像度がさらに低
減されて、画像メモリ13に蓄積される。
【0085】続いてステップS907へ進み、前述した
図2のステップS206と同様の処理を行って本処理を
終了する。
【0086】図10は、図9のステップS905で実行
される受信画像データの解像度低減処理の一例を示す図
であり、各数字の意味は、図3のものと同一である。
【0087】図10によれば、Dに示す画像データの要
素のうち、走査線密度を3.85ライン/mmから1.
925ライン/mmに低下させることにより、Eに示す
ように画像解像度が低減される。なお、画素数および走
査線長は同図では変更されていない。
【0088】図9の処理によれば、画像データが受信前
および受信後で低解像度化されるので、画像データの受
信および画像メモリ13への格納がより容易になる。
【0089】(実施の第8の形態)以下に、本発明に係
る実施の第8の形態を図11を用いて説明する。本実施
の形態に係るファクシミリ装置の構成および空メモリ作
成処理は実施の第1の形態と同一であるので、図1、3
を流用して説明する。
【0090】図11は、本実施の第8の形態に係るファ
クシミリ装置における、画像データ受信処理のフローチ
ャートである。本処理は、外部ファクシミリ装置からの
着呼がある度に実行される。
【0091】同図中、ステップS1101,S110
2,S1111,S1112では、前述した図2のステ
ップS201,S202,S205,S206と同一の
処理を行う。
【0092】ステップS1103では、ITU−T勧告
T.30で定義されるDCS信号を無視した回数を示す
カウンタ値Ciが0にセットされ、続くステップS11
04で、画像メモリ13がメモリフルであるか否かがC
PU1により判別される。その判別の結果、メモリフル
である場合は画像メモリ13の空メモリを作る処理が行
われ(ステップS1105)、発呼側の外部ファクシミ
リ装置からDCS信号が受信される前に上記空メモリ作
成処理が完了したか否かがCPU1により判別される
(ステップS1106)。その結果、前記ステップS1
104で画像メモリがメモリフルでないとき、およびス
テップS1106でDCS信号が受信される前に空メモ
リ作成処理が完了したときは、ステップS1111へ進
む一方、ステップS1106でDCS信号が受信される
前に空メモリ作成処理が完了していないときは、ステッ
プS1107に進み、カウンタ値Ciが2より小さいか
否かがCPU1により判別される。
【0093】ステップS1107で判別の結果、Ci<
2が成立する場合には、ITU−T勧告T.30で定義
される伝送フェーズBにて、DCS信号が無視され(ス
テップS1108)、カウンタ値Ciが1だけインクリ
メントされて新たなカウンタ値Ciとされ(ステップS
1110)、ステップS1104へ戻る。
【0094】一方、前記ステップS1107でCi≧2
が成立する場合には、発呼側の外部ファクシミリ装置か
らITU−T勧告T.30で定義されるDCS信号、ト
レーニング信号およびTCF信号が受信された後に、同
勧告で定義されるFTT信号が上記外部ファクシミリ装
置に送出され(ステップS1109)、ステップS11
04へ戻る。このFTT信号により、リトレーニング指
示がなされ、時間を稼ぐことができる。
【0095】ここでDCS信号の無視回数を2回までと
したのは、3回以上になると通信エラー等により受信が
できなくなる場合があるからである。
【0096】なお、前記ステップS1105における空
メモリ作成処理は、前述した解像度低減処理または画像
サイズ縮小処理のいずれかまたは双方によってもよい。
【0097】なお、無視する信号は、DCS信号に限る
ものでなく、トレーニング信号またはTCF信号を同様
に無視するようにしてもよい。
【0098】本処理により、画像メモリ13の空メモリ
作成処理に手間取り、メモリフルの状態が解消しにくい
場合であっても、伝送フェーズ13にて、DCS信号の
無視を繰り返す間、上記空メモリ作成のための時間を稼
ぐことができ、画像データの受信および格納をより容易
にすることができる。
【0099】(実施の第9の形態)以下に、本発明に係
る実施の第9の形態を図12を用いて説明する。本実施
の形態に係るファクシミリ装置の構成および空メモリ作
成処理は実施の第1の形態と同一であるので、図1、3
を流用して説明する。
【0100】図12は、本実施の第9の形態に係るファ
クシミリ装置における画像データ受信処理のフローチャ
ートである。
【0101】図12中、ステップS1201〜S121
1では、図10のステップS1101〜S1111と同
様の処理を行う。
【0102】ステップS1212では、伝送フェーズD
にて、EOP信号が受信されたか否かがCPU1により
判別され、EOP信号が受信された場合には本処理を終
了する。一方、EOP信号ではなく、ITU−T勧告
T.30で定義されるMPS信号またはEOM信号が受
信された場合には、画像メモリ13が依然としてメモリ
フルであるか否かがCPU1により判別され(ステップ
S1213)、メモリフルでない場合には、直ちにステ
ップS1201へ戻る一方、メモリフルである場合に
は、ITU−T勧告T.30で定義されるRTP信号が
発呼側の外部ファクシミリ装置に送出されてから(ステ
ップS1214)ステップSS1201へ戻る。
【0103】このように、RTP信号を送出することに
より、通信は伝送フェースBへ戻ることになり、DCS
信号、トレーニング信号およびTCF信号を再度外部フ
ァクシミリ装置に送信させることができるので、時間を
稼ぐことができる。
【0104】本処理によれば、実施の第8の形態と同様
の効果をより効率的に得ることができる。
【0105】なお、画像メモリ13の空メモリを作成す
る上で、実施の第1の形態等では解像度を低減させ、実
施の第3形態等では画像を縮小するようにしたが、上述
した全ての実施の形態において、これらの手法を組み合
わせるようにしてもよい。
【0106】また、上記空メモリの作成と、実施の第5
形態で示した画像データ容量の送信段階での制限と、実
施の第7形態で示した受信画像データの容量低減とを、
上述した全ての実施の形態において適当に組合わせるよ
うにしてもよい。
【0107】以上、本発明の実施の形態の説明で明らか
にしたように、本発明の請求項1に係るファクシミリ装
置によれば、受信された画像データが画像メモリに蓄積
され、該画像メモリの残容量が検出され、前記画像メモ
リの残容量が所定値以下である場合に画像データの受信
を行うときは前記画像メモリにすでに蓄積された画像デ
ータがデータ縮減手段により縮減される。
【0108】本発明の請求項2に係るファクシミリ装置
によれば、受信された画像データが前記画像メモリに蓄
積され、該画像メモリの残容量が検出され、前記蓄積さ
れた画像データを出力手段により出力する記録紙が該出
力手段に有るか否かが検出され、前記出力手段に前記記
録紙が無く且つ前記画像メモリの残容量が所定値以下で
ある場合に画像データの受信を行うときは前記画像メモ
リに蓄積された画像データがデータ縮減手段により縮減
される。
【0109】本発明の請求項3に係るファクシミリ装置
によれば、前記画像メモリに蓄積された画像データに係
る画像解像度を低減させる低減手段および前記蓄積され
た画像データに係る画像サイズを縮小する縮小手段の少
なくとも一方により前記画像データが縮減される。
【0110】本発明の請求項4に係るファクシミリ装置
によれば、前記蓄積された画像データに係る画像の内、
最も画像解像度の高い画像から順に画像解像度が低減さ
れる。
【0111】本発明の請求項5に係るファクシミリ装置
によれば、前記蓄積された画像データに係る画像の内、
受信時期が最も古い画像から順に画像解像度を低減され
る。
【0112】本発明の請求項6に係るファクシミリ装置
によれば、前記蓄積された画像データに係る画像の内、
最も大きなサイズの画像から順に画像サイズが縮小され
る。
【0113】本発明の請求項7に係るファクシミリ装置
によれば、前記蓄積された画像データに係る画像の内、
受信時期が最も古い画像から順に画像サイズが縮小され
る。
【0114】本発明の請求項8に係るファクシミリ装置
によれば、前記データ縮減手段による前記縮減の実行中
に、前記送信側装置からの受信処理が遅延される。
【0115】本発明の請求項9に係るファクシミリ装置
によれば、ITU−T勧告T.30で定義される伝送フ
ェーズBにて、ITU−T勧告T.30で定義されるD
CS信号、トレーニング指示信号およびTCF信号の少
なくとも一つが所定回数無視される。
【0116】本発明の請求項10に係るファクシミリ装
置によれば、前記伝送フェーズBにて、ITU−T勧告
T.30で定義されるFTT信号が前記送信側装置に送
信される。
【0117】本発明の請求項11に係るファクシミリ装
置によれば、前記伝送フェーズBにて、ITU−T勧告
T.30で定義されるDCS信号、トレーニング指示信
号およびTCF信号の少なくとも一つが所定回数無視さ
れた後、ITU−T勧告T.30で定義されるFTT信
号が前記送信側装置に送信される。
【0118】本発明の請求項12に係るファクシミリ装
置によれば、前記所定回数が2回以内に制限される。
【0119】本発明の請求項13に係るファクシミリ装
置によれば、ITU−T勧告T.30で定義されるEO
M信号およびMPS信号のいずれか一方を受信した場合
にITU−T勧告T.30で定義されるRTP信号が前
記発呼側装置に送信される。
【0120】本発明の請求項14に係るファクシミリ装
置によれば、前記送信側装置から発呼があったときに前
記蓄積された画像データの縮減が行われる。
【0121】本発明の請求項15に係るファクシミリ装
置によれば、受信された画像データが画像メモリに蓄積
され、該画像メモリの残容量が検出され、前記画像メモ
リの残容量が所定値以下である場合に画像データを受信
するときは前記送信側装置から送信される画像データの
容量がデータ縮減手段によって前記送信側装置により縮
減される。
【0122】本発明の請求項16に係るファクシミリ装
置によれば、受信された画像データが前記画像メモリに
蓄積され、該画像メモリの残容量が検出され、前記蓄積
された画像データを出力手段により出力する記録紙が該
出力手段に有るか否かが検出され、前記出力手段に前記
記録紙が無く且つ前記画像メモリの残容量が所定値以下
である場合に画像データの受信を行うときは前記送信さ
れる画像データの容量がデータ縮減手段によって前記送
信側装置により縮減される。
【0123】本発明の請求項17に係るファクシミリ装
置によれば、前記送信側装置により縮減されて送信され
た画像データが、前記画像メモリに蓄積される前にデー
タ再縮減手段によりさらに縮減される。
【0124】本発明の請求項18に係るファクシミリ装
置によれば、当該ファクシミリ装置が低解像度の受信能
力しかないことを前記送信側装置に通知する解像度通知
手段および当該ファクシミリ装置が最小の記録幅能力し
かないことを前記送信側装置に通知する記録幅通知手段
の少なくとも一方により前記画像データの容量が縮減さ
れる。
【0125】本発明の請求項19に係るファクシミリ装
置によれば、ITU−T勧告T.30で定義されるDI
S信号で宣言することにより、前記通知が行われる。
【0126】本発明の請求項20に係るファクシミリ装
置によれば、前記送信側装置から発呼があったときに前
記送信された画像データの縮減が行われる。
【0127】本発明の請求項21に係るファクシミリ装
置の制御方法によれば、前記画像メモリの残容量が所定
値以下である場合に前記送信側装置から画像データを受
信するときは前記画像メモリに蓄積された画像データが
縮減される。
【0128】本発明の請求項22に係るファクシミリ装
置の制御方法によれば、前記画像メモリの残容量が所定
値以下である場合に前記送信側装置から画像データを受
信するときは前記送信される画像データの容量が前記送
信側装置により縮減される。
【0129】本発明の請求項23に係るファクシミリ装
置によれば、前記画像メモリの残容量が所定値以下であ
る場合に画像データを受信するときは受信した画像デー
タの容量が縮減される。
【0130】本発明の請求項24に係るファクシミリ装
置の制御方法によれば、前記画像メモリの残容量が所定
値以下である場合に前記送信側装置から画像データを受
信するときは受信した画像データの容量が縮減される。
【0131】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係るファクシミリ装置によれば、画像データを受信す
る際は画像メモリの空きを容易に確保できる。その結
果、画像メモリに空きが無い場合であっても画像データ
を受信および格納できる。
【0132】本発明の請求項2に係るファクシミリ装置
によれば、画像データを受信する際に記録紙が無いとき
は画像メモリの空きを容易に確保できる。その結果、記
録紙が無く、且つ画像メモリに空きが無い場合であって
も画像データを受信および格納できる。
【0133】本発明の請求項4に係るファクシミリ装置
によれば、画像メモリの空きをより効率よく確保でき
る。
【0134】本発明の請求項5に係るファクシミリ装置
によれば、最新の画像データに与える影響を最小限に抑
えつつ画像メモリの空きを確保できる。
【0135】本発明の請求項6に係るファクシミリ装置
によれば、画像メモリの空きをより効率よく確保でき
る。
【0136】本発明の請求項7に係るファクシミリ装置
によれば、最新の画像データに与える影響を最小限に抑
えつつ画像メモリの空きを確保できる。
【0137】本発明の請求項8に係るファクシミリ装置
によれば、画像データを受信する際の画像メモリの空き
確保のための時間を稼ぐことができ、画像メモリに空き
が無い場合の画像データの受信および格納をより円滑化
できる。
【0138】本発明の請求項9に係るファクシミリ装置
によれば、前記伝送フェーズBにて、上記無視された信
号の送信が繰り返される間、画像メモリの空き確保のた
めの時間を稼ぐことができる。
【0139】本発明の請求項10に係るファクシミリ装
置によれば、リトレーニングの間、画像メモリの空き確
保のための時間を稼ぐことができる。
【0140】本発明の請求項11に係るファクシミリ装
置によれば、より効率良く画像メモリの空き確保のため
の時間を稼ぐことができる。
【0141】本発明の請求項12に係るファクシミリ装
置によれば、通信エラーを回避しつつ最も効率良く画像
メモリの空き確保のための時間を稼ぐことができる。
【0142】本発明の請求項13に係るファクシミリ装
置によれば、画像データを受信する際の画像メモリの空
き確保のための時間を稼ぐことができ、画像メモリに空
きが無い場合の画像データの受信および格納をより円滑
化できる。
【0143】本発明の請求項14に係るファクシミリ装
置によれば、画像メモリの空きをより早期に確保でき
る。
【0144】本発明の請求項15に係るファクシミリ装
置によれば、画像データを受信する際は、送信側装置の
送信段階で画像データの容量を縮減させることができ
る。その結果、画像メモリに空きが無い場合であっても
画像データを受信および格納できる。
【0145】本発明の請求項16に係るファクシミリ装
置によれば、画像データを受信する際に記録紙がないと
きは、送信側装置の送信段階で画像データの容量を縮減
させることができる。その結果、記録紙が無く、且つ画
像メモリに空きが無い場合であっても画像データを受信
および格納できる。
【0146】本発明の請求項17に係るファクシミリ装
置によれば、記録紙が無く、且つ画像メモリに空きが無
い場合であっても、より確実に画像データを受信および
格納できる。
【0147】本発明の請求項18に係るファクシミリ装
置によれば、送信側装置の送信段階で画像データの容量
を容易に縮減させることができる。
【0148】本発明の請求項19に係るファクシミリ装
置によれば、送信側装置の送信段階で画像データの容量
を容易且つ確実に縮減させることができる。
【0149】本発明の請求項20に係るファクシミリ装
置によれば、送信段階における画像データの容量の縮減
をより早期に行うことができ、画像データの受信および
格納を円滑化できる。
【0150】本発明の請求項21に係るファクシミリ制
御方法によれば、画像データを受信する際は画像メモリ
の空きを容易に確保できる。その結果、画像メモリに空
きが無い場合であっても画像データを受信および格納で
きる。
【0151】本発明の請求項22に係るファクシミリ制
御方法によれば、画像データを受信する際は、送信側装
置の送信段階で画像データの容量を縮減させることがで
きる。その結果、画像メモリに空きが無い場合であって
も画像データを受信および格納できる。
【0152】本発明の請求項23に係るファクシミリ装
置によれば、記録紙が無く、且つ画像メモリに空きが無
い場合であっても、より確実に画像データを受信および
格納できる。
【0153】本発明の請求項24に係るファクシミリ装
置の制御右方によれば、記録紙が無く、且つ画像メモリ
に空きが無い場合であっても、より確実に画像データを
受信および格納できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係るファクシミリ装
置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態に係るファクシミリ装置におけ
る、画像データ受信処理のフローチャートである。
【図3】同実施の形態に係るファクシミリ装置におけ
る、画像メモリの空メモリ作成処理方法を説明するため
の図である。
【図4】本発明の実施の第2形態に係るファクシミリ装
置における画像データ受信処理のフローチャートであ
る。
【図5】本発明の実施の第3形態に係るファクシミリ装
置における画像データ受信処理のフローチャートであ
る。
【図6】本発明の実施の第4形態に係るファクシミリ装
置における画像データ受信処理のフローチャートであ
る。
【図7】本発明の実施の第5形態に係るファクシミリ装
置における画像データ受信処理のフローチャートであ
る。
【図8】本発明の実施の第6形態に係るファクシミリ装
置における画像データ受信処理のフローチャートであ
る。
【図9】本発明の実施の第7形態に係るファクシミリ装
置における画像データ受信処理のフローチャートであ
る。
【図10】同実施の形態に係る受信画像データの解像度
低減処理の一例を示す図である。
【図11】本発明の実施の第8形態に係るファクシミリ
装置における画像データ受信処理のフローチャートであ
る。
【図12】本発明の実施の第9形態に係るファクシミリ
装置における画像データ受信処理のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 CPU 4 変復調部(MODEM) 5 NCU 12 レーザプリンタ 13 画像メモリ(DRAM)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/41 H04N 1/41 Z

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側装置から受信した画像データを蓄
    積する画像メモリと、該画像メモリの残容量を検出する
    残容量検出手段と、前記画像メモリの残容量が所定値以
    下である場合に画像データの受信を行うときは前記画像
    メモリにすでに蓄積された画像データを縮減するデータ
    縮減手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記画像メモリに蓄積された画像データ
    を記録紙に出力する出力手段と、該出力手段に前記記録
    紙が有るか否かを検出する記録紙有無検出手段とを備
    え、前記データ縮減手段は、前記出力手段に前記記録紙
    が無く且つ前記画像メモリの残容量が所定値以下である
    場合に画像データの受信を行うときは前記画像メモリに
    蓄積された画像データを縮減することを特徴とする請求
    項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記データ縮減手段は、前記画像メモリ
    に蓄積された画像データに係る画像解像度を低減させる
    低減手段および前記蓄積された画像データに係る画像サ
    イズを縮小する縮小手段の少なくとも一方を備えたこと
    を特徴とする請求項1または2記載のファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記低減手段は、前記蓄積された画像デ
    ータに係る画像の内、最も画像解像度の高い画像から順
    に画像解像度を低減することを特徴とする請求項3記載
    のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記低減手段は、前記蓄積された画像デ
    ータに係る画像の内、受信時期が最も古い画像から順に
    画像解像度を低減することを特徴とする請求項3記載の
    ファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記縮小手段は、前記蓄積された画像デ
    ータに係る画像の内、最も大きなサイズの画像から順に
    画像サイズを縮小することを特徴とする請求項3記載の
    ファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 前記縮小手段は、前記蓄積された画像デ
    ータに係る画像の内、受信時期が最も古い画像から順に
    画像サイズを縮小することを特徴とする請求項3記載の
    ファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 前記データ縮減手段による前記縮減の実
    行中に、前記送信側装置からの受信処理を遅延させる遅
    延手段を備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれ
    か1項に記載のファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 前記遅延手段は、ITU−T勧告T.3
    0で定義される伝送フェーズBにて、ITU−T勧告
    T.30で定義されるDCS信号、トレーニング指示信
    号およびTCF信号の少なくとも一つを所定回数無視す
    ることを特徴とする請求項8記載のファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 前記遅延手段は、前記伝送フェーズB
    にて、ITU−T勧告T.30で定義されるFTT信号
    を前記送信側装置に送信することを特徴とする請求項8
    記載のファクシミリ装置。
  11. 【請求項11】 前記遅延手段は、前記伝送フェーズB
    にて、ITU−T勧告T.30で定義されるDCS信
    号、トレーニング指示信号およびTCF信号の少なくと
    も一つを所定回数無視した後、ITU−T勧告T.30
    で定義されるFTT信号を前記送信側装置に送信するこ
    とを特徴とする請求項8記載のファクシミリ装置。
  12. 【請求項12】 前記所定回数は、2回以内であること
    を特徴とする請求項9または11記載のファクシミリ装
    置。
  13. 【請求項13】 前記遅延手段は、ITU−T勧告T.
    30で定義されるEOM信号およびMPS信号のいずれ
    か一方を受信した場合にITU−T勧告T.30で定義
    されるRTP信号を前記送信側装置に送信することを特
    徴とする請求項8記載のファクシミリ装置。
  14. 【請求項14】 前記データ縮減手段は、前記送信側装
    置から発呼があったときに前記縮減を行うことを特徴と
    する請求項1〜13のいずれか1項に記載のファクシミ
    リ装置。
  15. 【請求項15】 送信側装置から受信した画像データを
    蓄積する画像メモリと、該画像メモリの残容量を検出す
    る残容量検出手段と、前記画像メモリの残容量が所定値
    以下である場合に画像データを受信するときは前記送信
    側装置から送信される画像データの容量を前記送信側装
    置に縮減させるデータ縮減手段とを備えたことを特徴と
    するファクシミリ装置。
  16. 【請求項16】 前記画像メモリに蓄積された画像デー
    タを記録紙に出力する出力手段と、該出力手段に前記記
    録紙が有るか否かを検出する記録紙有無検出手段とを備
    え、前記データ縮減手段は、前記出力手段に前記記録紙
    が無く且つ前記画像メモリの残容量が所定値以下である
    場合に画像データの受信を行うときは前記送信される画
    像データの容量を前記送信側装置に縮減させることを特
    徴とする請求項15記載のファクシミリ装置。
  17. 【請求項17】 前記送信側装置により縮減されて送信
    された画像データを、前記画像メモリに蓄積する前にさ
    らに縮減するデータ再縮減手段を備えたことを特徴とす
    る請求項15または16記載のファクシミリ装置。
  18. 【請求項18】 前記データ縮減手段は、当該ファクシ
    ミリ装置が低解像度の受信能力しかないことを前記送信
    側装置に通知する解像度通知手段および当該ファクシミ
    リ装置が最小の記録幅能力しかないことを前記送信側装
    置に通知する記録幅通知手段の少なくとも一方を備えた
    ことを特徴とする請求項15〜17のいずれか1項に記
    載のファクシミリ装置。
  19. 【請求項19】 前記解像度通知手段及び前記記録幅通
    知手段は、ITU−T勧告T.30で定義されるDIS
    信号で宣言することにより前記通知を行うことを特徴と
    する請求項18記載のファクシミリ装置。
  20. 【請求項20】 前記データ縮減手段は、前記送信側装
    置から発呼があったときに前記縮減を行うことを特徴と
    する請求項15〜19のいずれか1項に記載のファクシ
    ミリ装置。
  21. 【請求項21】 送信側装置から受信した画像データを
    蓄積する画像メモリを有するファクシミリ装置の制御方
    法において、前記画像メモリの残容量が所定値以下であ
    る場合に前記送信側装置から画像データを受信するとき
    は前記画像メモリにすでに蓄積された画像データを縮減
    することを特徴とするファクシミリ装置の制御方法。
  22. 【請求項22】 送信側装置から受信した画像データを
    蓄積する画像メモリを有するファクシミリ装置の制御方
    法において、前記画像メモリの残容量が所定値以下であ
    る場合に前記送信側装置から画像データを受信するとき
    は前記送信される画像データの容量を前記送信側装置に
    縮減させることを特徴とするファクシミリ装置の制御方
    法。
  23. 【請求項23】 送信側装置から受信した画像データを
    蓄積する画像メモリと、該画像メモリの残容量を検出す
    る残容量検出手段と、前記画像メモリの残容量が所定値
    以下である場合に画像データを受信するときは受信した
    画像データの容量を縮減するデータ縮減手段とを備えた
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  24. 【請求項24】 送信側装置から受信した画像データを
    蓄積する画像メモリを有するファクシミリ装置の制御方
    法において、前記画像メモリの残容量が所定値以下であ
    る場合に前記送信側装置から画像データを受信するとき
    は受信した画像データの容量を縮減することを特徴とす
    るファクシミリ装置の制御方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100325817B1 (ko) * 1999-08-30 2002-02-27 윤종용 메모리 잔량에 따른 해상도 변환방법
JP2008042634A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7898567B2 (en) 2004-12-09 2011-03-01 Lg Electronics Inc. Transmitting image using mobile terminal
JP2016163133A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 ブラザー工業株式会社 ファックス装置

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