JPH0951393A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JPH0951393A
JPH0951393A JP7201042A JP20104295A JPH0951393A JP H0951393 A JPH0951393 A JP H0951393A JP 7201042 A JP7201042 A JP 7201042A JP 20104295 A JP20104295 A JP 20104295A JP H0951393 A JPH0951393 A JP H0951393A
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JP
Japan
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image
correction
processing
image reading
ccd
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Pending
Application number
JP7201042A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Toyoda
哲也 豊田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH0951393A publication Critical patent/JPH0951393A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/11Scanning of colour motion picture films, e.g. for telecine

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  • Facsimiles In General (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Image Input (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像読み取り中にその画像の内容を容易に確
認できる画像読み取り装置を提供すること。 【解決手段】 原稿としてのフィルム3を照明する光源
2と、このフィルム上の画像を走査するCCD4とこの
CCD上に画像を結像させるためのレンズ5と、光源を
点灯させてCCDを駆動させる等の制御をRISC(Red
uced InstructionSet Computer)によって行う制御部8
と、上記CCDからの出力を受け、輝度反転等の比較的
簡単な画像補正処理を行う第1補正手段11と、色補
正、エッジ強調など比較的複雑な補正処理を行う第2補
正手段13と、表示装置上に表示出力するための画像信
号を第1補正手段または第2補正手段のいずれかから受
け取り切り替える表示切替手段14とによってカラー用
の画像読み取り装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透過または反射原
稿に記録された画像をセンサ手段で走査する画像読み取
り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、透過原稿や反射原稿に撮像された
画像を読み取るための画像読み取り装置は、その画像の
読み取り動作を行っている最中にはその画像内容を一切
表示せず、この読み取り動作処理が終了した後に、LU
T(Look Up Table) を参照したり所定の演算処理を行っ
て、色変換や階調変換などの各種画像変換処理を施して
からやっとモニタ等に画像表示するような方式になって
いる。
【0003】このような方式は、参照するLUTの記憶
容量がかなり大きく、しかも関連する演算処理が複雑で
あるなどの理由から、その画像変換処理に多くの時間が
かかり、当該画像を読み取りながらのいわゆる「リアル
タイム」で画像変換を施しつつ表示出力を行うことが極
めて困難である理由に起因するところが大きかった。
【0004】また、読み取りの前に前もって1度「プリ
スキャン」を行い縮小粗画像を表示する方式の機種があ
るが、これは、この縮小粗画像を基にして読取り範囲を
指示したり、または読み取る際の露光条件を決定したり
するための機能であったにすぎない。
【0005】また、特開平6−152953号公報に
は、常に一定のカラーバランスを得るためにオレンジベ
ース画像のフィルム原稿を入力してシェーディング補正
を施す画像読み取り装置が提案されている。しかし、そ
の補正処理速度とユーザーにとっての使い易さとしての
表示の早さについては何んら考慮されてはいなかった。
【0006】以上のように通常の従来のフィルムスキャ
ナでは、読み取り動作中におけるその画像表示出力は同
時には行うことができなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のプリスキャンを
行うような方式の読み取り装置に関しては、そのプリス
キャンの結果表示される画像からは、読み取る画像内容
として例えば被写体などのような内容を確認することが
できるので、ユーザーが意図した画像以外の画像をスキ
ャンしてしまう恐れはない。しかし、プリスキャンとそ
の後の「本スキャン」の計2回の走査動作を行う必要が
あり、その作業開始から終了までにはどうしても時間が
多くかかってしまう傾向にあった。
【0008】また、プリスキャンを行わず一度で読み取
りを完了させたい場合、読み取り動作が終了して当該画
像が表示出力されるまではその読み取り画像の内容を確
認することができない故に、ユーザーが間違った画像を
スキャンしてしまう可能性があり得る。
【0009】一方、スキャン中に随時画像変換を施しな
がら順に表示出力していくような場合は、画像の内容を
スキャン中に確認することはできるが、「色変換」や
「階調変換」など複雑な変換処理はその演算処理自体に
時間がかかりすぎ、結果として撮像してから表示出力す
るまでの時間(但し、ユーザーにとってはスキャン時
間)が長くなってしまうという使用上の不具合があっ
た。
【0010】また、従来の画像読み取り装置ではそれら
の処理用および制御用マイコンとしてCISC(Comprex
ed Instruction Set Computer)を用いるのが一般的であ
った。しかし、CISCは1命令実行するのに動作周波
数の4クロック分の時間を要してしまうという原理的な
問題がその根本にある。
【0011】一方、画像を高速でスキャンするために
は、ラインセンサの各ライン毎の積分を連続的に高速で
行うのが理想的であるが、CCDの積分処理時間と画像
補正に要する処理時間を1画素当たりで比較してみる
と、補正処理時間の方が積分処理時間よりも長く、した
がって、CISCを使用して積分を連続的に行いつつリ
アルタイムに処理することは事実上不可能であることが
わかる。
【0012】一方、RISC(Reduced Instruction Set
Computer)は1クロックで1命令実行できるので、同じ
動作周波数で比較した場合においても1ステップの処理
時間がCISCの4倍と速く高速処理に適していること
がわかる。
【0013】ここで、図10には、CISCとRISC
の1ステップの処理時間および一画素当たりのCCDの
積分時間中に行えるステップ数の比較が表で示されてい
る。例えば、「輝度反転」などの簡単な処理でさえ30
ステップ程度は必要になるが、この図10からもわかる
ように、CISCではCCDの露光時間中にリアルタイ
ムで画像補正を行いその補正画像を表示することは処理
ステップ数の少なさから不可能である。よって、補正処
理が終了するまで次のCCDの積分を待つ、といったシ
ーケンスが必要となり、その結果として、スキャン時間
がさらに長くなってしまう。
【0014】一方、RISCでは、簡単な補正処理であ
れば、CCDの積分時間内に行うことが可能なステップ
数を確保でき、結果として、リアルタイムでの補正処理
が可能になる。図7(a), (b)には補正処理時間と
積分処理時間とのタイミングの違いを概念的に図示して
いる。詳しくは、これらの図中の各ステップはラインセ
ンサの1ライン毎の補正処理およびCCDの積分処理を
示している。
【0015】RISCの場合は、図7(a)に示すよう
に、第1補正手段による補正処理時間がCCDの積分時
間よりも短いので、CCDの積分を連続的に行うことが
でき、スキャン時間を短縮することができる。
【0016】しかし、一方のCISCの場合は、図7
(b)に示すように、第1補正手段による補正処理時間
がCCDの積分時間よりも長いので、CCDの積分を連
続的に行うことができず、無駄な待ち時間が発生してし
まうことがわかるので、RISC等の速い処理能力のデ
バイスを採用するなどして従来装置より優れたものが待
たれていた。
【0017】そこで、本発明の目的は、画像読み取り中
にその画像の内容を容易にしかも早く確認できるような
画像読み取り装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した事実
を鑑がみて成されたものであり、上記の課題を解決し目
的を達成するために、次のような手段を講じている。す
なわち、 (1) 透過または反射原稿に記録された画像を撮像手
段で読み取る画像読み取り装置において、前記撮像手段
で撮像された画像信号を1ライン走査する毎に所定の補
正処理を行うための第1補正手段と、撮像すべき画像領
域を全て撮像した後に画像信号を補正処理するための第
2補正手段とを備える画像読み取り装置を提供する。
【0019】(2) 前記第1補正手段での補正処理
は、RISC上で行うことを特徴とする上記(1)に記
載の画像読み取り装置を提供する。
【0020】(3) 前記第1補正手段での補正処理
は、画像の輝度を反転する輝度反転処理であり、前記第
2補正手段での補正処理は、画像の色調のバランスを補
正する画像の色調補正処理であることを特徴とする上記
(1)に記載の画像読み取り装置を提供する。
【0021】つまり、スキャンされた画像信号に対して
第1補正手段により処理の簡単な画像補正を施しつつ表
示装置に表示し、スキャンが終了した後に第2補正手段
により複雑な画像補正を施し最終画像を得るようにする
ことにより、スキャン中に画像の内容を随時確認するこ
とができるようになるので、ユーザーの意図した画像と
異なる画像を間違えてスキャンしてしまうことがなくな
る。また、プリスキャンを必要としないので、スキャン
時間を短縮し省電力化を図ることができる。
【0022】また、第1の補正手段による画像補正をR
ISC上で行うことにより、CISC上では不可能であ
ったリアルタイムの画像の補正処理が可能になり、スキ
ャン時間を理想的なスキャン時間(即ち、CCDの積分
時間と画素数との積)とほぼ変わらないレベルまで短縮
することができる。
【0023】また、原稿として例えばネガフィルム上の
画像をスキャンした場合、スキャンされた画像はそのま
まではネガ画像になっており、被写体の確認が非常にし
にくいので、RISC上に構成される第1補正手段によ
って可能になる「輝度反転処理」を施すことによって、
そのネガ画像をポジ画像に変換して、元の画像の内容を
容易に確認しやすくする。
【0024】更に、輝度を反転させただけではネガフィ
ルムのオレンジベース色の影響や撮影光源の影響などに
よって例えば「カラーバランス」が崩れているので、第
2補正手段によって所定の色調補正を施すことにより、
カラーバランスの崩れを補正して、最終的に色調の整っ
た画像を出力する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係わる複数の実施
形態を挙げて本発明の要旨を説明する。
【0026】(第1実施形態例)図1には、本発明装置
の基本的な構成をブロック図で示している。
【0027】本実施形態の装置は、特にカラーの画像読
み取り装置であり、次の各要素から構成されている。す
なわち、図示しないスイッチのON操作により原稿(特
に、本例では透過原稿としてのフィルム3)を照明する
光源2と、このフィルム3上の画像を走査するためのC
CD4と、このCCD上に画像を結像させるためのレン
ズ5と、上記光源を点灯させ上記CCDを駆動させる制
御部8と、上記CCDからの出力を受け、「輝度反転」
などの比較的簡単な画像補正処理を行う第1補正手段1
1と、「色補正」、「エッジ強調」など比較的複雑な補
正処理を行う第2補正手段13と、図示しない表示装置
上に表示出力するための画像信号を上記の第1補正手段
または第2補正手段のいずれかから受け取り、その画像
信号を切り替える表示切替手段14とから主に構成され
ている。
【0028】図示のように、本発明の第1実施形態とし
ての装置の光学系を構成する要素の位置関係は、例えば
ネガフィルム等の「透過原稿」のためのものである。つ
まり、光源2の前に置かれたフィルム3にネガ画像は照
明光を透過してその後方のレンズ5を介してCCD4に
供給されて対応する画像信号となる。この得られた画像
信号に対し、ネガ画像であるための前述の必要な補正お
よび変換処理が第1、第2補正手段11,13によって
施され後、表示切り替え手段14を介してユーザーが確
認し易いような形式で表示出力される。
【0029】次に図2を参照しながら、もう少し詳しく
その内容を説明する。
【0030】この図2には、本発明に係わるカラー画像
読み取り装置の一実施形態例がブロック図で示されてい
る。
【0031】このカラー画像読み取り装置は、走査動作
を開始させるためのスタートスイッチ(START SW)1によ
って原稿を照明するための光源2と、原稿としての画像
が撮像されているネガフィルム3と、このネガフィルム
3上の画像を走査し、R,G,Bの三色に分解された電
気的信号に変換するラインセンサ4と、このラインセン
サの受光部にフィルム画像を結像させるためのレンズ5
と、上記ネガフィルムを保持し走査のために移動させる
ためのフィルムステージ6と、上記ラインセンサでこの
フィルム画像を走査するために上記フィルムステージを
移動させるための副走査モーター7と、上記光源の点
灯、上記副走査モーターの駆動、上記ラインセンサおよ
び後述の表示切替手段14の制御を行うための制御部8
と、上記ラインセンサの出力信号を増幅したり、「γ変
換」および8bit「A/D変換」処理するためのアナ
ログ処理手段10と、このアナログ処理手段からの画像
信号に対して「輝度反転処理」を行う第1補正手段11
と、この第1補正手段により輝度反転された画像信号を
一画像分記憶しておくためのフレームメモリ12と、当
該フレームメモリに記憶された一画像分の画像信号に
「色補正」および「エッジ強調処理」を施す第2補正手
段13と、画像のスキャン中に上記第1補正手段からの
画像信号を、画像のスキャン後に上記第2補正手段から
の画像信号をそのまま出力する表示切替手段14と、こ
の表示切替手段からの画像信号を図示しない外部の画像
表示装置に適合する画像信号に変換するためのインター
フェイス回路15から構成されている。
【0032】透過原稿用の光学系を経由してラインセン
サ4で得られた画像信号R,G,Bは、図示のように接
続された各構成要素間を分解された三色別の信号毎(R
1〜R5,G1〜G5,B1〜B5)に、前述したそれ
ぞれの処理を施され、インターフェース15を経由して
図示しない表示モニタに出力される。
【0033】また、前記の制御部8および第1補正手段
11は、処理の高速化を図るためにRISC(Reduced I
nstruction Set Computer)16上に構成されており、前
述した各種の補正処理のみならず、光学系の調整、ライ
ンセンサ(例えばCCD)4に関する所定の積分処理等
を行いながら、表示出力の制御も行っている。
【0034】なお、ストップスイッチ(STOP SW) 9の操
作によれば、開始された当該読み取り動作を所望により
中断することもできる。
【0035】図3には、本カラー画像読み取り装置の光
学系における各構成要素の光学的な関係の概要を示して
いる。
【0036】当図が示すように、レンズ5の光軸上には
光源2およびラインセンサ4が配置されている。このレ
ンズ5は読み取り対象であるネガフィルム3上の画像が
上記ラインセンサ4の受光面に結像する位置に配置され
ている。また、上記ネガフィルム3はこのレンズ5の光
軸に垂直な方向に配置され、このフィルム3を着脱自在
に端持するフィルムフォルダー20によってフィルムス
テージ6に固定されている。
【0037】さらに上記のフィルムステージ6は、回転
する軸の方向に可動するようにリードスクリュー21に
係合されており、当該リードスクリュー21はギヤ列2
2を介して副走査モーター7に係合されている。このモ
ーター7は図示しない制御部8の指令により稼働する。
したがって、この副走査モーター7の回転駆動力が上記
リードスクリュー21を回転させることにより、フィル
ムステージ6が矢印の双方向に微動可能に構成されてい
る。
【0038】そして、読み取り対象の原稿であるフィル
ム3上の画像は、各構成要素に対して最適な位置関係に
なるように調整されながら、当該フィルム面の有効範囲
内でスキャニングされる。光源2の照射を受けた画像イ
メージはレンズ5を通過してピントの合った状態でライ
ンセンサ4に到達されると、このラインセンサ4から図
示しないアナログ処理手段10にそれに対応する画像信
号を出力する。
【0039】次に図4のフローチャートを参照して、本
発明のカラー画像読み取り装置の動作手順を説明する。
この装置の主要な処理としては、まずネガフィルム上の
ネガ画像を走査しながら同時に輝度反転が施され、外部
表示装置にポジ画像が随時表示されるいわゆる「プレビ
ュー」が行われる。続いて、プレビューされた画像に対
して色調変換やエッジ強調が施された画像が表示される
「表示」処理が行われるが、その詳細手順は次の通りで
ある。すなわち、上記スタートスイッチ1をON状態に
することにより、当該動作のシーケンスがスタートす
る。この時点では、上記の表示切替手段14のデータ入
力方向は上記の第1補正手段11にセットされている。
まず「プレビュー」を行うために上記制御部8により上
記光源2が点灯される(ステップS1)。
【0040】続いてステップS2「撮像処理」がサブル
ーチンCallによって行われるが、その詳細は、図6に示
すサブルーチン「撮像処理」のフローチャートに示すと
おりである。すなわち、上記ラインセンサ4による撮像
が始まり、所定の露光時間の後、撮像された画像信号は
上記アナログ処理手段10に転送される(ステップS3
0)。
【0041】続いて、転送された画像信号は上記アナロ
グ処理手段10で増幅、γ変換、A/D変換処理が順次
行われる(ステップS31)。
【0042】そして、8bitのデジタル画像信号R
1,G1,B1として前期の第1補正手段11にデータ
転送され(ステップS32)、画像1ライン分の撮像処
理としての当該ステップS2「撮像処理」ルーチンが終
了し、Callされたステップの次にReturnする。
【0043】この後、転送された画像信号R1,G1,
B1に対してこの「プレビュー処理」が施され、輝度反
転された画像が表示されるが、その詳細については後に
説明する。
【0044】続いて、ユーザーにより前記のストップス
イッチ9が押されていた場合(即ち、ステップS3でY
ESの場合)は、一連の処理は中断され本シーケンスは
強制的に終了する。
【0045】一方、ストップスイッチ9が押されていな
い場合(即ち、ステップS3でNOの場合)は、次ステ
ップS4へ進む。ここで、撮像領域について走査が終了
していない場合(ステップS4でNOの場合)は、前記
の制御部8により副走査モーター7が制御されて、ネガ
フィルム3が1ライン分駆動され(ステップS5)、そ
して処理が上記のステップS2に再び戻される。
【0046】走査が終了した場合(即ち、ステップS4
のYESの場合)、上記の制御部8によって光源2が消
灯され(ステップS6)、次のステップS7〜S11へ
処理が進行される。
【0047】ここで、図5を用いて「プレビュー処理」
のシーケンスについて説明する。前記したステップS3
2にて転送された画像信号R1,G1,B1は、第1補
正手段で輝度のみが反転される。すなわち、 R2 = 255−R1 G2 = 255−G1 B2 = 255−B1 という画像信号R2,G2,B2に各々コード変換され
る(ステップS20)。
【0048】続いて、画像信号R2,G2,B2は前記
のフレームメモリ12に転送され、1ライン分の画像信
号が記憶される。また、R2,G2,B2は前記した表
示切替手段14を介してインターフェイス回路15にも
転送される(ステップS21)。すなわち、ここでは次
のような関係が成り立つ。
【0049】R5 = R2 G5 = G2 B5 = B2 上記のインターフェイス回路15では画像信号R5,G
5,B5は図示しない外部表示装置に適合した信号形態
に変換され(ステップS22)、輝度反転のみが施され
た画像が外部表示装置に表示され(ステップS23)、
いわゆる「プレビュー処理」は終了する。
【0050】上述のように、この「プレビュー処理」が
撮像領域において繰り返され、その結果として、フレー
ムメモリ12には撮像領域全体の画像信号が記憶、蓄積
されることとなる。
【0051】以上でフィルム画像の走査が終了し、続い
て「表示」のための処理に移行する。上記フレームメモ
リ12に記憶されている撮像領域全体の画像信号R3,
G3,B3は上記第2補正手段13に転送される上記第
2補正手段13では、色調補正(ステップS7)および
エッジ強調(ステップS8)が施され、上記ステップS
23で表示された画像に比較して画質の向上した画像信
号が得られる。
【0052】次に、前記の制御部8により表示切替手段
14のデータ入力方向が第2補正手段に切り替えられ、
所定の画像補正された画像信号R4,G4,B4はこの
表示切替手段14を通過して前述のインターフェイス回
路15へ転送される(ステップS9)。
【0053】すなわち、ここでは、次のような関係が成
り立つ。
【0054】R5 = R4 G5 = G4 B5 = B4 転送された画像信号R5,G5,B5は外部表示装置に
合わせてインターフェイス処理され(ステップS1
0)、上記ステップS23で表示された画像の代わりに
再表示されて(ステップS11)、この一連の表示シー
ケンスは終了する。
【0055】ここで、図8(a)〜(c)に示すタイミ
ングチャートを参照しながら、上記ステップS30から
ステップS32までの「撮像処理」、上記ステップS5
「フィルム駆動」および、上記ステップS20〜S23
までの「プレビュー処理」の各処理のタイミングを比較
する。
【0056】このタイミングチャートによれば、図8
(a)の1ライン目の「撮像処理」が終了した後(t1
)、図8(b)の「フィルム駆動」および、図8
(c)の「プレビュー処理」が開始されることがわか
る。そして、「プレビュー処理」は2ライン目の「撮像
処理」が終了する時間(t3 )より以前(t2 )に完了
することがわかる。つまり、 t2 −t1 < t3 −t1 を満たしている。
【0057】このように、「プレビュー処理」を高速で
処理し早期に完了することができる理由は、この「プレ
ビュー処理」の中のステップS20「輝度反転」を特に
本発明としてRISC上においてその高速性能を利用し
高速処理していることによる。
【0058】ここで、「プレビュー」および「表示」そ
れぞれで表示出力される画像の違いについて述べる。
【0059】上記ステップS30「CCD撮像」では、
カラー画像の場合、オレンジ色のベースを有すネガフィ
ルム上の画像を撮像している故に画像信号R1,G1,
B1はかなりオレンジ色に片寄った画像信号になってい
る。また、上記ステップS20「輝度反転」では輝度の
みが反転されるので、反転された画像信号R2,G2,
B2はポジ画像になるが、色調はかなり「水色っぽく」
なる。
【0060】しかし、ここでの「プレビュー」はスキャ
ン中にほぼリアルタイムで画像を表示し、画像の被写体
が何なのかといった画像の内容を確認できるようにする
ことが目的である。よって、ここの段階では輝度のみの
反転で十分と考え、特に色再現にこだわらない。
【0061】読み取りが終了した後、上記ステップS7
「色調補正」で色の補正処理が行われるが、これはネガ
ベースの影響で水色っぽくなっている画像信号R2,G
2,B2をネガベースの影響を排除した正しい色調に補
正するためのステップである。 このようにして色調補
正された画像信号は、上記「画像表示」ステップS23
により表示出力されている水色っぽい画像に代わって、
正しい色調の画像として表示装置に出力される。
【0062】(第2実施形態例)図9には、本発明に係
わる画像読み取り装置の他の実施形態例の概念を示すブ
ロック図を例示している。本第2実施形態は、特に、紙
等の記録媒体にポジ画像として記録された画像等のいわ
ゆる「反射原稿」を光学的に読み取るための装置につい
て説明する。
【0063】上述のような図中の反射原稿3’を読み取
る装置の構造的な特徴としては、図示の如く、2個の光
源2を、レンズ5と上記反射原稿3’を結んだ光路の側
方に、この反射原稿を例えば左右または上下から照明可
能な向きに配設していることである。そしてこれら複数
の光源2は、RISCマイコンを用いた制御部8によっ
てその光の照度および点滅が制御されている。
【0064】また、前述した第1実施形態例で示した構
成と同様に、CCD4により得られた画像信号は、第1
補正手段11に供給される。この第1補正手段11では
前述の第1実施形態例のような「透過原稿」としてのネ
ガフィルム等を原稿としたことにより必要であった「輝
度反転処理」を行うことは不要であるので、この第2実
施形態例における第1補正手段11は、原稿上のポジ画
像に関する「画像色調」補正処理のみを行うことを本例
のもう1つの特徴としている。一方、第2補正手段13
ではその他の画像処理として、さらに例えば「エッジ強
調補正処理」を行っている。
【0065】(作用効果2)したがって、この第2実施
形態例においては、「反射原稿」を読み取ることができ
ると共に反転処理を行わないのでさらに高速に処理でき
る。その他の構成および作用効果としては、前説の第1
実施形態例とほぼ同様である。
【0066】つまり、本第2実施形態例によれば、通常
の画像が印刷等によって原稿にポジ画像として記録され
ているものであれば、それを光源2で照らし出しその反
射画像をレンズ5を介しCCD4により読み取りが可能
である。
【0067】また、第1補正手段11は、読み取ったポ
ジ画像に関する「画像色調」補正処理だけを行えばよい
ので、処理にかかる時間をさらに短縮できることにな
る。
【0068】(変形実施形態)なお、本発明の画像読み
取り装置についての以上の説明では、画像を撮像する手
段として特にCCDを用いたものを例示したが、この撮
像手段として用いるCCD以外にもその代わりとして、
例えば、CMDまたはMOS等の光学的な撮像手段を同
様に採用してもよい。
【0069】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
あれば、種々の変形実施も可能であることは言うまでも
ない。
【0070】以上、本発明の実施形態に基づいて説明し
たが、本明細書中には以下の発明が含まれている。
【0071】(1) 透過または反射原稿に記録された
画像を撮像手段で読み取る画像読み取り装置において、
前記撮像手段で撮像された画像信号を1ライン走査する
毎に所定の補正処理を行うための第1補正手段と、撮像
すべき画像領域を全て撮像した後に画像信号を補正処理
するための第2補正手段と、を具備することを特徴とす
る画像読み取り装置。
【0072】(2) 前記第1補正手段での補正処理
は、RISC(Reduced InstructionSet Computer) 上で
行うことを特徴とする(1)に記載の画像読み取り装
置。
【0073】(3) 前記第1補正手段での補正処理
は、画像の輝度を反転する輝度反転処理であり、前記第
2補正手段での補正処理は、画像の色調のバランスを補
正する画像の色調補正処理であることを特徴とする
(1)に記載の画像読み取り装置。
【0074】(4) 透過または反射原稿に記録された
画像を撮像手段で読み取る画像読み取り装置において、
前記撮像手段で撮像された画像信号を1ライン走査する
毎に補正するための第1補正手段と、撮像すべき画像領
域を全て撮像した後に画像信号を補正するための第2補
正手段と、前記撮像手段が駆動中は第1補正手段で処理
された画像信号を外部表示装置に出力し、撮像すべき画
像領域を全て撮像した後は第2補正手段で処理された画
像信号を外部表示装置に出力するための表示切替手段
と、を具備することを特徴とする画像読み取り装置。
【0075】(5) 透過または反射原稿に記録された
画像を撮像手段で読み取る画像読み取り装置において、
前記撮像手段で撮像された画像信号を1ライン走査する
毎に補正するための第1補正手段と、前記第1補正手段
で処理された画像信号を記憶しておく記憶手段と、前記
記憶手段に記憶された画像信号を補正するための第2補
正手段と、を具備することを特徴とする画像読み取り装
置。
【0076】(6) 透過または反射原稿に記録された
画像を撮像手段で読み取る画像読み取り装置において、
前記撮像手段で撮像された画像信号を1ライン走査する
毎に補正するための第1補正手段と、前記第1補正手段
で処理された画像信号を記憶しておく記憶手段と、前記
記憶手段に記憶された画像信号を補正するための第2補
正手段と、前記撮像手段が駆動中は第1補正手段で処理
された画像信号を外部表示装置に出力し、撮像すべき画
像領域を全て撮像した後は第2補正手段で処理された画
像信号を外部表示装置に出力するための表示切替手段
と、を有することを特徴とする画像読み取り装置。
【0077】(7) 前記第1補正手段での補正処理
は、RISC(Reduced InstructionSet Computer) 上で
行うことを特徴とする(4),(5)または(6)に記
載の画像読み取り装置。
【0078】(8) 前記第1補正手段での補正処理
は、画像の輝度を反転する輝度反転処理であり、前記第
2補正手段での補正処理は画像の色調のバランスを補正
する画像の色調補正処理であることを特徴とする
(1),(4),(5)または(6)に記載の画像読み
取り装置。
【0079】(9) 前記撮像手段は、CCD、CMD
またはMOSのいずれの光学的撮像手段であることを特
徴とする(1),(4),(5)または(6)に記載の
画像読み取り装置。
【0080】(10) 前記光学的撮像手段は、ライン
センサであることを特徴とする(9)に記載の画像読み
取り装置。
【0081】(11) 前記原稿は、撮像済みネガフィ
ルムであることを特徴とする(1),(4),(5)ま
たは(6)に記載の画像読み取り装置。
【0082】(12) 透過または反射原稿に記録され
た画像を撮像手段で読み取る画像読み取り装置におい
て、前記撮像手段で撮像された画像信号を1ライン走査
する毎に補正するための第1補正手段と、前記記憶手段
に記憶された画像信号を補正するための第2補正手段と
を有し、はじめに前記第1補正手段で処理された画像信
号を外部表示装置に出力し、次に前記第2補正手段で処
理された画像信号を前記外部表示装置に順次出力するこ
とを特徴とする画像読み取り装置。
【0083】
【発明の効果】請求項1の効果としては、スキャンされ
た画像信号に対して第1補正手段により処理の簡単な画
像補正を施しつつほぼリアルタイムに表示装置に表示
し、スキャンが終了した後に第2補正手段により複雑な
画像補正を施し最終画像を得るようにすることにより、
スキャン中に画像の内容を随時確認することができるよ
うになるので、ユーザーの意図した画像と異なる画像を
間違えてスキャンしてしまうことがなくなる。また、プ
リスキャンを必要としないので、スキャン時間を短縮し
省電力化を図ることが可能である。
【0084】請求項2の効果としては、第1の補正手段
による画像補正をRISC上で行うことにより、CIS
C上では不可能であったリアルタイムの画像の補正処理
が可能になり、スキャン時間を理想的なスキャン時間
(即ち、CCDの積分時間と画素数との積)とほぼ変わ
らないレベルまで短縮することが可能である。
【0085】また、請求項3の効果としては、RISC
上に構成される第1補正手段によって可能になる輝度反
転処理を施すことによって、ネガフィルム上の画像をス
キャンした場合にネガ画像がポジ画像に変換され、画像
の内容をユーザーが容易に確認することが可能になる。
更に、第2補正手段によって色調補正を施すことによ
り、ネガベース色や影響光源などの影響によるカラーバ
ランスの崩れが補正され、最終的に色調の整った画像を
出力することが可能となる。
【0086】以上のように、本発明の課題でだったとこ
ろの、ユーザーが、スキャニングして画像読み取り中に
その画像の内容を容易にしかも早く確認できるような画
像読み取り装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係わる第1実施形態としての
カラー画像読み取り装置の基本的構成を示す構成ブロッ
ク図。
【図2】図2は、第1実施形態例のカラー画像読み取り
装置の一実施形態例を示す詳細なブロック図。
【図3】図3は、第1実施形態例のカラー画像読み取り
装置における光学系要素の関係を示す説明図。
【図4】図4は、本発明のカラー画像読み取り装置の主
要な処理動作手順を示すフローチャート。
【図5】図5は、「プレビュー処理」のシーケンスにつ
いて説明するフローチャート。
【図6】図6は、図4中のサブルーチン「撮像処理」に
関する詳細フローチャート。
【図7】図7(a), (b)は、リアルタイムな処理が
可能なことを説明する図であり、図7(a)は、RIS
Cが行う補正時間と積分時間を示す図、図7(b)は、
CISCが行う補正時間と積分時間を示す図。
【図8】図8(a)〜(c)は、各処理のタイミングを
比較するためのチャートであり、図8(a)は、「撮像
処理」のタイミングチャート、図8(b)は、「フィル
ム駆動」のタイミングチャート、図8(c)は、「プレ
ビュー処理」のタイミングチャート。
【図9】図9は、本発明に係わる第2実施形態としての
カラー画像読み取り装置の基本的構成を示す構成ブロッ
ク図。
【図10】図10は、CISCとRISCの1ステップ
の処理時間および1画素当たりのCCDの積分時間中に
行えるステップ数の比較表。
【符号の説明】
1…スタートSW,2…光源,3…透過原稿(ネガフィ
ルム),3' …反射原稿(ポジフィルム),4…CCD
(センサ),5…レンズ,6…フィルムステージ,7…
モーター,8…制御部,9…ストップSW,10…アナ
ログ処理手段,11…第1補正手段,12…フレームメ
モリ,13…第2補正手段,14…表示切替手段,15
…インタフェース,16…RISC,20…フィルムフ
ォルダー,21…リードスクリュー,22…ギヤ列,S
1〜S11…基本動作シーケンス,S2…「撮像処理」
サブルーチン,S20〜S23…「プレビュー処理」シ
ーケンス,S30〜S32…「撮像処理」シーケンス。
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】図10は、CISCとRISCの1ステップ
の処理時間および1画素当たりのCCDの積分時間中に
行えるステップ数の比較図表。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H04N 9/11 H04N 1/40 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透過または反射原稿に記録された画像を
    撮像手段で読み取る画像読み取り装置において、 前記撮像手段で撮像された画像信号を1ライン走査する
    毎に所定の補正処理を行うための第1補正手段と、 撮像すべき画像領域を全て撮像した後に画像信号を補正
    処理するための第2補正手段と、を具備することを特徴
    とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記第1補正手段での補正処理は、RI
    SC(Reduced Instruction Set Computer)上で行うこと
    を特徴とする、請求項1に記載の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記第1補正手段での補正処理は、画像
    の輝度を反転する輝度反転処理であり、 前記第2補正手段での補正処理は、画像の色調のバラン
    スを補正する画像の色調補正処理であることを特徴とす
    る、請求項1に記載の画像読み取り装置。
JP7201042A 1995-08-07 1995-08-07 画像読み取り装置 Pending JPH0951393A (ja)

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JP7201042A JPH0951393A (ja) 1995-08-07 1995-08-07 画像読み取り装置

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