JPH09512067A - 変形可能な屋根の水切り材料およびかかる材料の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 変形可能なシート材料は、例えば、実質上互いに直交する２つの方向（Ａ，Ｂ）に連続波形形状に圧延することにより、波形にされるシート材料または金属箔から少なくとも部分的になる。シート材料は圧延前に、例えばアルミニウムからなる中間層が２つの材料層間に配置され得る長手方向に折り畳まれるリボンまたは帯片として設計された０．０５ないし０．４ｍｍの間の厚さを有するアルミニウム箔からなつても良い。

Description

【発明の詳細な説明】 屋根の水切り目的用の変形可能なシート材料およびかかる材料の製造方法 本発明は連続波形形状に波形にされた金属シートまたは金属箔から少なくとも 部分的になる屋根窓および同様な屋根貫通建物構造に関連して屋根の水切り目的 用の変形可能な材料に関する。 かかる変形可能なシート材料は屋根貫通建物構造、とくに屋根窓、とタイルま たは波形被覆材料の他の形状からなり得る周囲屋根ふき材との間の耐水および耐 雪適合を設けるのにしばしば使用される。 単なる手作業の変形により周囲屋根被覆の形状にかかる水切り材料を適合させ るために、鉛から作られる上述した型の波形の屋根ふき材料またはドイツ連邦共 和国実用新案Ｇ８２０００１９．０に開示されたような変形可能な他の形状の金 属材料箔の使用は時間の経過でまた１〜２ｍｍの厚さを有しかつこの目的のため に最初に知られる平らな鉛スカートを交換することが提案されている。 環境の増加する重要性と同時に、さらに、鉛の使用に関連付けられる汚染の問 題を回避するために、本出願人のデンマーク特許第１４８，０６４号、ヨーロツ パ特許第０１２３１４１号およびデンマーク特許１６５０１４号に開示された材 料を含む多数の種々のサンドイツチまたは複合材料を使用することが示唆されて いる。 しかしながら、かかるサンドイツチ材料は規定通りに純粋な鉛の水切りよりか なり高価であった。そのうえ、それ自体および部分的に弾力のある材料とともに サンドイツチ材料のそれらの組み合わせの結果として、使用される金属箔は一定 の残留弾力弾性のため常に所定の持続変形特性を持たなかった。 ドイツ連邦共和国実用新案を基礎にして、本発明の目的は低価格で製造される ことができかつ最良のサンドイツチ材料の変形特性の標準まで十分に変形特性を 有する水切り材料の新規な設計を獲得することにある。 このために、本発明による上述した型の水切り材料は該材料が実質上互いに直 交する２つの方向に連続波形形状に波形にされることにより特徴付けられる。 本発明による水切り材料の二重の波形は仕上がった水切り材料の単位面積当た りの金属シートまたは箔の面積が実質上増加されることを必然的に伴い、それは その箔材料を必ず伸張するかまたは突き出すことなく波形の頂部と谷部の伸張に よる軽い手による変形性に絶対に重要である。 本発明による適切な箔材料として、好ましくは０．０５ないし０．４ｍｍの間 の厚さを有するアルミニウム箔が使用され得る。しかしながら、良好な塑性変形 特性を有する金属箔の他の形状、例えば、銅または亜鉛もまた使用され得る。 そのうえ、本発明によれば、とくに実際上弾力なしの良好な持続変形特性およ び同時に改善された強度および堅牢性が比較的薄い厚さを有する２つの折り畳ま れた箔層を使用することにより得られることが可能である。 シート材料が、その１つの長い辺が屋根貫通建物構造との接続に向けられる、 リボンまたは帯片として設計される好適な実施例は、それゆえ、本発明によれば 、前記波形形状の波形付けの前に、リボンまたは帯片が２つの対向長辺間の実質 上半分に配置された折り畳み線に沿って長手方向に折り畳まれることによって特 徴付けられる。 そのうえさらに、本発明は上記で示されたような変形可能なシート材料の製造 方法に関し、本発明によるその方法は、第１の連続波形の製造のために第１方向 に圧延後、少なくとも部分的に金属シートまたは金属箔からなるリボンまたは帯 片が前記第１方向に対して実質上直交する第２の方向に圧延することにより第１ の波形に対して実質上直交する第２の波形形状に波形が付けられることにより特 徴付けられる。 以下に本発明を概略図を参照してより詳細に説明する。 第１図は屋根窓用の帯片形状の水切り材料の１部分を示す斜視図、 第２図および第３図は第１図の線ＩＩ−ＩＩおよびＩＩＩ−ＩＩＩに沿う拡大 断面図、 第４図は第３図の断面図に示した波形形状の変形を示す図、および 第５図および第６図は、それぞれ、第３図および第４図に対応する平面図であ る。 図面に示される実施例において、本発明による水切り材料は、例えば本出願人 のデンマーク特許第１５１，１１２号において説明されるような通常の屋根窓に 固定されるように例えば１５〜２０ｃｍの幅を有するリボンまたは帯片１の形状 に形作られた、好ましくは０．０５ないし０．４ｍｍ、例えば０．１ｍｍの厚さ を有するアルミニウム箔からなる。 本発明によれば、この箔材料は第１図に矢印ＡおよびＢによって示される方向 に２つの連続圧延作業により互いに直交する２つの方向に連続波形形状に波形が 作られる。 リボンまたは帯片１の好ましくは交差方向である方向Ａへの第１圧延作業によ り、図示実施例の材料は１またはそれ以上の部分圧延ステーシヨンを通過すると き第２図に示されるように波の頂部２を備えた実質上Ｓ−形状の波を有する連続 波形形状に波形が付けられる。 好ましくはリボン１の長手方向である方向Ｂへの次の圧延が、同一または対応 する圧延設備において、すなわち第３図に示されるような波の頂部３を備えた波 形外観の同一の形状で実施され得る。 一方または両方の圧延作業により発生される考え得る冷間硬化はアニーリング により比較的容易に除去される。 しかしながら、２つの圧延作業の波形付けは同一である必要はない。かくして 、例えば第４図に示されるように、第１圧延作業におけるよりも他の振幅および 波長のを有する非対称波形形状が第２の圧延作業において設けられ得る。 図示実施例により、リボンまたは帯片形状は、圧延作業前に、折り畳まれた水 切りが、第２図ないし第４図から明らかなように、２つの折り畳まれた箔層５か らなるような方法においてリボンの２つの対向長辺間のほぼ中間で折り畳み線４ に沿って折り畳まれる。最初に、折り畳み線において完全に閉止された自由下方 縁部がかくして屋根窓の帯片形状の水切りのために得られる。第２に、手による 変形可能性が二重の厚さを有する１層に代わって２つの比較的薄い折り畳まれた 箔層を使用することにより改善されるようになつた。そのうえ、かかる折り畳ま れた水切り材料は実際上弾力がなくかつしたがつてその表面形状から独立して周 囲屋根ふき材と十分に密接当接に持ち来される。 波形付けは屋根ふき材に対する水切りの形成に関連して２つの折り畳まれた箔 層５および６間に一定の錠止作用を発生するので、改善された剛性がさらに得ら れる。とくに第２の圧延作業は、波の頂部が箔層が第３図および第４図において 符号８で印が付けられた波の頂部の一端で後方に折り畳まれるように圧延方向に 変形されるので、箔層間の十分な錠止を結果として生じる。 第４図に示されるように、中間層７が２つの折り畳まれた箔層５および６間に 配置され得る。かかる中間層は層５および６と同一またはそれより他の厚さを有 するアルミニウム箔にすることができるかまたは完全に異なる材料、例えば接着 または非接着熱可塑性材料からなることもできる。本発明による水切り材料はこ れにより例えば強度、変形可能性および重量に関して所定の特性で製造され得る 。 完成した水切り材料は耐候性かつ例えば周囲に対する着色適合性を得るために 通常の方法においてラツカーが塗布されるかまたは他の方法で被覆され得る。

【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９６年６月６日 【補正内容】 明細書 変形可能な屋根の水切り材料およびかかる材料の製造方法 本発明は、その１つの長辺が屋根貫通建物構造との接続に向けられる、リボン または帯片の形の金属シートまたは金属箔から少なくとも部分的になり、前記リ ボンまたは帯片が連続波形形状に波形にされている、屋根窓および同様な屋根貫 通建物構造に関連して使用する変形可能な屋根の水切り材料に関する。 かかる変形可能なシート材料は屋根貫通建物構造、とくに屋根窓、とタイルま たは波形被覆材料の他の形状からなり得る周囲屋根ふき材との間の耐水および耐 雪適合を設けるのにしばしば使用される。 単なる手作業の変形により周囲屋根被覆の形状にかかる水切り材料を適合させ るために、鉛から作られる上述した型の波形の屋根ふき材料またはとくにドイツ 連邦共和国実用新案Ｇ８２０００１９．０に開示されたような変形可能な他の形 状の金属材料箔の使用は時間の経過でまた１〜２ｍｍの厚さを有しかつこの目的 のために最初に知られる平らな鉛スカートを交換することが提案されている。 環境の増加する重要性と同時に、さらに、鉛の使用に関連付けられる汚染の問 題を回避するために、本出願人のデンマーク特許第１４８，０６４号および同第 １６５，０１４号およびヨーロツパ特許第００３８２２２号および同第０１２３ １４１号に開示された材料を含む多数の種々のサンドイツチまたは複合材料を使 用することが示唆されている。 しかしながら、かかるサンドイツチ材料は規定通りに純粋な鉛の水切りよりか なり高価であつた。そのうえ、それ自体および部分的に弾力のある材料とともに サンドイツチ材料のそれらの組み合わせの結果として、使用される金属箔は一定 の残留弾力弾性のため常に所定の持続変形特性を持たなかつた。 上記ドイツ連邦共和国実用新案に開示された波形の水切り材料を基礎にして、 本発明の目的は低価格で製造されることができかつ最良のサンドイツチ材料の変 形特性の標準まで十分に変形特性を有する水切り材料の新規な設計を獲得するこ とにある。 このために、本発明による上述した型の水切り材料は前記リボンまたは帯片が 実質上互いに直交する２つの方向に連続波形形状に波形にされることにより特徴 付けられる。 本発明による水切り材料の二重の波形は仕上がった水切り材料の単位面積当た りの金属シートまたは箔の面積が実質上増加されることを必然的に伴い、それは その箔材料を必ず伸張するかまたは突き出すことなく波形の頂部と谷部の伸張に よる軽い手による変形性に絶対に重要である。 本発明による適切な箔材料として、好ましくは０．０５ないし０．４ｍｍの間 の厚さを有するアルミニウム箔が使用され得る。しかしながら、良好な塑性変形 特性を有する金属箔の他の形状、例えば、銅または亜鉛もまた使用され得る。 そのうえ、本発明によれば、とくに実際上弾力なしの良好な持続変形特性およ び同時に改善された強度および堅牢性が比較的薄い厚さを有する２つの折り畳ま れた箔層を使用することにより得られることが可能である。 好適な実施例はそれゆえ本発明によれば前記波形形状の波形付けの前に、リボ ンまたは帯片が２つの対向長辺間の実質上半分に配置された折り畳み線に沿って 長手方向に折り畳まれることによつて特徴付けられる。 この発明が関連する型の容易に変形可能な水切り材料と違って、低い正味重量 および熱膨張の結果として限定された運動を吸収するような一定の能力と組み合 わせて高い強度および剛性に重きが置かれねばならない屋根ふき材用のシート材 料において、互いに直交する方向に二重波形を有するシート材料を設けることは それ自体スエーデン公告特許第１９５９８２４号、ドイツ連邦共和国公開特許第 １１８０９８７８号およびフランス特許第９５９８２４号から知られている。 この従来技術を基礎にして本発明はそのうえさらに上記で示されたような変形 可能なシート材料の製造方法に関し、本発明によるその方法において、金属シー トまたは金属箔から少なくとも部分的になるリボンまたは帯片は第１の連続波形 の製造のために第１方向に圧延により波形にされる。本発明によれば、前記方法 は前記第１方向への圧延後前記リボンまたは帯片が前記第１方向に対して実質上 直交する第２の方向に圧延することにより第１の波形に対して実質上直交する第 ２の波形形状に波形が付けられることにより特徴付けられる。 以下に本発明を概略図を参照してより詳細に説明する。 第１図は屋根窓用の帯片形状の水切り材料の１部分を示す斜視図、 第２図および第３図は第１図の線ＩＩ−ＩＩおよびＩＩＩ−ＩＩＩに沿う拡大 断面図、 第４図は第３図の断面図に示した波形形状の変形を示す図、および 第５図および第６図は、それぞれ、第３図および第４図に対応する平面図であ る。 図面に示される実施例において、本発明による水切り材料は、例えば本出願人 のデンマーク特許第１５１，１１２号において説明されるような通常の屋根窓に 固定されるように例えば１５〜２０ｃｍの幅を有するリボンまたは帯片１の形状 に形作られた、好ましくは０．０５ないし０．４ｍｍ、例えば０．１ｍｍの厚さ を有するアルミニウム箔からなる。 本発明によれば、この箔材料は第１図に矢印ＡおよびＢによつて示される方向 に２つの連続圧延作業により互いに直交する２つの方向に連続波形形状に波形が 作られる。 リボンまたは帯片１の好ましくは交差方向である方向Ａへの第１圧延作業によ り、図示実施例の材料は１またはそれ以上の部分圧延ステーシヨンを通過すると き第２図に示されるように波の頂部２を備えた実質上Ｓ−形状の波を有する連続 波形形状に波形が付けられる。 好ましくはリボン１の長手方向である方向Ｂへの次の圧延が、同一または対応 する圧延設備において、すなわち第３図に示されるような波の頂部３を備えた波 形外観の同一の形状で実施され得る。 一方または両方の圧延作業により発生される考え得る冷間硬化はアニーリング により比較的容易に除去される。 しかしながら、２つの圧延作業の波形付けは同一である必要はない。かくして 、例えば第４図に示されるように、第１圧延作業におけるよりも他の振幅および 波長のを有する非対称波形形状が第２の圧延作業において設けられ得る。 請求の範囲 １．その１つの長辺が屋根貫通建物構造との接続ら向けられる、リボンまたは 帯片の形の金属シートまたは金属箔から少なくとも１部分になり、前記リボンま たは帯片が連続波形形状に波形にされる、屋根窓および同様な屋根貫通建物構造 に関連して使用するための変形可能な屋根の水切り材料において、前記リボンま たは帯片が実質上互いに直交する２つの方向（Ａ，Ｂ）に連続波形形状に波形に されることを特徴とする変形可能な屋根の水切り材料。 ２．波形形状への波形付けの前に、前記リボンまたは帯片が２つの対向長辺間 の実質上半分に配置された折り畳み線（４）に沿って長手方向に折り畳まれるこ とを特徴とする請求の範囲第１項に記載の変形可能な屋根の水切り材料。 ３．中間層（７）が改善された強度または変形特性または増加された重量を得 るために前記折り畳まれたシート材料の２つの材料層（５，６）間に配置される ことを特徴とする請求の範囲第２項に記載の変形可能な屋根の水切り材料。 ４．互いに実質上直交する２つの方向の波形形状は実質上同一の振幅および波 長を有する（第２図、第３図）ことを特徴とする請求の範囲第１項、第２項また は第３項の記載の変形可能な屋根の水切り材料。 ５．２つの方向の一方の波形形状が他の方向の波形形状から非対称でかつ異な る（第４図）ことを特徴とする請求の範囲第１項、第２項または第３項に記載の 変形可能な屋根の水切り材料。 ６．アルミニウム箔からなることを特徴とする請求の範囲前項いずれか１項に 記載の変形可能な屋根の水切り材料。 ７．前記シートまたは箔が０．０５〜０．４ｍｍの厚さを有することを特徴と する請求の範囲前項いずれか１項に記載の変形可能な屋根の水切り材料。 ８．前記中間層（７）がまたアルミニウム箔からなることを特徴とする請求の 範囲第３項および第６項に記載の変形可能な屋根の水切り材料。 ９．耐候および／または着色適合表面被覆を備えることを特徴とする請求の範 囲前項いずれか１項に記載の変形可能な屋根の水切り材料。 １０．金属シートまたは金属箔から少なくとも部分的になるリボンまたは帯片 （１）が第１連続波形形状の製造のために第１方向（Ａ）に圧延することにより 波形にされる、請求の範囲前項いずれか１項に記載の屋根の水切り材料として使 用のシート材料の製造方法において、前記第１方向に圧延後、前記リボンまたは 帯片が前記第１方向に対して実質上直交する第２の方向（Ｂ）に圧延することに より第１の波形に対して実質上直交する第２の波形形状に波形が付けられること を特徴とするシート材料の製造方法。 １１．前記圧延作業前に、前記リボンまたは帯片が２つの対向長辺の間の実質 上中間の折り畳み線（４）に沿ってその長手方向に折り畳まれることを特徴とす る請求の範囲第１０項に記載のシート材料の製造方法。 １２．中間層（７）が改善された強度または変形特性または増加された重量を 得るために前記折り畳まれたリボンまたは帯片の２つの材料層（５，６）間に配 置されることを特徴とする請求の範囲第１１項に記載のシート材料の製造方法。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)， ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，Ｃ Ｈ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ， ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，Ｍ Ｎ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＴ， ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．連続波形形状に波形にされた金属シートまたは金属箔から少なくとも部分 的になる屋根窓および同様な屋根貫通建物構造に関連して屋根の水切り目的用の 変形可能な材料において、該材料が実質上互いに直交する２つの方向（Ａ，Ｂ） に連続波形形状に波形にされることを特徴とする変形可能なシート材料。 ２．シート材料が、その１つの長い辺が屋根貫通建物構造との接続に向けられ る、リボンまたは帯片として設計され、前記波形形状の波形付けの前に、前記リ ボンまたは帯片が２つの対向長辺間の実質上半分に配置された折り畳み線（４） に沿って長手方向に折り畳まれることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の変 形可能なシート材料。 ３．中間層（７）が改善された強度または変形特性または増加された重量を得 るために前記折り畳まれたシート材料の２つの材料層（５，６）間に配置される ことを特徴とする請求の範囲第２項に記載の変形可能なシート材料。 ４．互いに実質上直交する２つの方向の波形形状は実質上同一の振幅および波 長を有する（第２図および第３図）ことを特徴とする請求の範囲第１項、第２項 または第３項の記載の変形可能なシート材料。 ５．２つの方向の一方の波形形状が他の方向の波形形状から非対称でかつ異な る（第４図）ことを特徴とする請求の範囲第１項、第２項または第３項に記載の 変形可能なシート材料。 ６．アルミニウム箔からなることを特徴とする請求の範囲前項いずれか１項に 記載の変形可能なシート材料。 ７．前記シートまたは箔が０．０５〜０．４ｍｍの厚さを有することを特徴と する請求の範囲前項いずれか１項に記載の変形可能なシート材料。 ８．前記中間層（７）がまたアルミニウム箔からなることを特徴とする請求の 範囲第３項および第６項に記載の変形可能なシート材料。 ９．耐候および／または着色適合表面被覆を備えることを特徴とする請求の範 囲前項いずれか１項に記載の変形可能なシート材料。 １０．請求の範囲前項いずれか１項に記載のシート材料の製造方法において、 第１の連続波形の製造のために第１方向（Ａ）に圧延後、少なくとも部分的に金 属シートまたは金属箔からなるリボンまたは帯片（１）が前記第１方向に対して 実質上直交する第２の方向（Ｂ）に圧延することにより第１の波形に対して実質 上直交する第２の波形形状に波形が付けられることを特徴とするシート材料の製 造方法。 １１．前記リボンまたは帯片が、前記圧延作業前に、２つの対向長辺の間の実 質上中間の折り畳み線（４）に沿ってその長手方向に折り畳まれることを特徴と する請求の範囲第１０項に記載のシート材料の製造方法。 １２．中間層（７）が改善された強度または変形特性または増加された重量を 得るために前記折り畳まれたリボンまたは帯片の２つの材料層（５，６）間に配 置されることを特徴とする請求の範囲第１０項または第１１項に記載の製造方法 。